■チチオトメ (たかのゆき)
★まんがデーター [14.0/20.0]
・絵柄 :●●●◎○
・お話 :●●●◎○
・漫画 :●●●◎○
・独創性:●●●◎○
・属性 : [成年] ラブコメ、近親、妹、姉
・構成 : カラー(6P)、短編×8(うち「妹だってヨメになりたい!」×3)
・おまけ: あとがき。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「たかのゆき」センセの「チチオトメ」です。
※左:保健医「橘しおり」、右:蜂須賀咲
【 構成・絵柄 】
収録は中編と短編。
3話ほどの中編は軽いストーリーもの。
繋がりはそこそこです。
妹との近親話になっており、タブー感はあるものの成年漫画らしくラブコメちっく。
ただ、単にラブいだけでないポイントもあるため。
よくある軽い近親モノとはまた一味違う、心地よい読後感がありました。
逆に姉とのエピソードが多い短編群。
個人的には、冒頭の問題を巧い事解決しているような、近親モノでないお話のが良かったです。
なお、収録のうち1話はショートの宣伝漫画でしたよ。
しっかりとした線での作画。
濃淡・描き込みは可もなく不可もなく。
白すぎず、見易さもあって丁度良いくらいだと思います。
ページ全体の描き込みも同様。
比較的コマも大きめで、綺麗にまとまっていました。
大きな乱れはないものの、バランス面ではたまに目につく部分があり。
背景・小物もそんな印象がありました。
人物絵の良さもあり、そう引っ掛かるほどではないんですが。
また詳しくは後述しますが、途中で若干絵柄を変更しているようです。
比率で言えば、6割以上は最近で変更後のもの。
2010年から2014年という時期で、差は小さくないです。
ただし、古い原稿も綺麗にまとまっているため、こちらも大きな問題ではないでしょう。
カラーとはやや異なるものの、判断は↓表紙で良いと思います。
【 収録話 】 8話収録
003:「トランシット」 カラー原稿あり
合コンへ行った姉「小清水綾乃」を心配するあまり、変な夢まで見てしまう弟「竜二」
しかし、自らの気持ちに気付いていない彼は本人の前では素直でなく。
見かねた友人「ヒロ」・「ハル」は一計を案じ、「綾乃」に告白をするのでした。
こちらが冒頭話。
姉弟の近親モノですが、ストレートな後の短編と違って変化球なエピソードです。
まぁ、弟の目前で始めるというのはだいぶ異常な感じですね。
しかも2人を相手にしてたりして。
友人らはむろん「竜二くん」のためでしょうけど、なかなかの役得。
ガッツリしておりました。
なお、ラストページの「綾乃さん」が凶悪。
あの後も何かとどぎまぎさせられ続けるんだろうなぁ。
※左:姉「小清水綾乃」、右:義妹「アンジェリカ」
029:「妹だってヨメになりたい!」 前中後編
海外へ単身赴任していた父親から再婚したと連絡を受けた「羽二重憂郎(はぶたえ・ういろう)」
相手にも連れ子「アンジェリカ」がおり、彼女は日本で暮らすこととなっていて。
「華乃子(かのこ)」・「萌茄花(もなか)」という妹に加え、さらに年上の義妹ができたのでした。
そんな感じで、妹まみれな近親話。
外人な彼女のが性的に進んでいて、その主導でのえっち展開というのがセオリー。
しかし、こちらの場合は妹2人と既に関係をもっていて、その状況に「アンジェリカさん」が驚くというものになっていました。
「憂郎くん」も決して真面目な男ではなく。
1話目では、日本式なお風呂に戸惑う彼女を巧い事誘い、一緒のお風呂を実現しておりました。
いきなり全裸をいただきました。
そうした状況に不安を感じた「華乃子」・「萌茄花」がコスプレでえっちを迫るのが後半。
バスト部分がハート型に切り取られている、かなり面積少ない格好です。
えろいと思いますが、風情はないなぁ。
慣れた相手との複数展開でした。
「アンジェリカさん」が気付いてるものの、妹らとのえっちを繰り返している2話目。
こちらは皆で遊園地へと出掛けるもの。
前話でも台詞にありましたが、幸せそうな「アンジェリカさん」が心地よいです。
そんな彼女が指摘した近親えっちに対する「憂郎くん」が、なかなかの最低っぷりでした。
故あってえっちを承諾したため、観覧車から色々な羞恥プレイが楽しめます。
詳しくは伏せますが、最終3話はひと波乱あるオープニング。
とある秘密も明らかになっていて。
はっちゃけ話ではあるものの、そう悪い気もしません。
ここにきてなんとなく「憂郎くん」が株を上げたような印象。
良かったです。
なお、えっちは当然ながら複数プレイでした。
119:「なかだし・おかわり!」
こちらは4ページのショートもの。
前巻とタイトルが合致しており、台詞からその宣伝漫画のようでした。
そのため、詳しくは読んでいる方でないと分かりません。
ツインテールな娘とのえっちです。
123:「リトル・ウィング」
保健医「橘しおり」は教師「桜井」から婚約破棄をされていました。
彼女の親は教育委員会にコネクションを持っており。
真面目な性格が逆に幸いし、圧力をかけたのでは、などと学校内で噂になっていたのです。
そうした状況でも、生徒「青山ヒロアキ」だけはいつも通りに明け透けな好意を見せていたのでした。
だいたいそんなん。
まぁ、眼鏡美人ですからね。
縞模様な下着を着けていたりして、なかなか可愛らしさもありました。
良いと思います(笑)
えっちはやや強引なものでしたが…まぁ、あーした環境で彼の存在は大きいものには違いなく。
チャラさはあったものの、良いお話ですね。
とりあえず「しおりさん」が楽しそうで何よりでしたけど、あの後また揉めそうな気もします。
147:「お手てつないで」
「太田正」・「蜂須賀咲」は幼馴染み。
しかし、「咲」は大人しかった昔と違って日焼けなギャルと化しており。
”頼めば誰でもヤラせてくれる”
そんな噂もあったのでした。
お話はクラスメイトらに脅された彼がえっちを頼むというもの。
あのクラス皆が聞く中で言わされたのは気の毒ですが…それを受けて承諾する彼女が男前。
下着を脱ぎかけた中コマが迫力あっていい感じ。
しかし、ちゃんとえっちさせてくれるんですねー。
なんだか意外。
後半のくだりを見ると、色々あったんだろうなぁって思いました。
良い読後感のエピソードでしたよ。
うまく行けばいいね。
※姉「さやか」
171:「おとなのあねもね」
あとがきによると、こちらの漫画から絵柄を若干変えたとのこと。
(※「なかだし・おかわり!」~「お手てつないで」までがこれ以前の原稿)
なるほど、巧く表現できませんが、ぱっと明るくなったような印象。
丁度イイくらいの具合で今風のテイストを取り入れれたかな。
確かに良いと思います。
お話は姉「さやか」と弟「大牙(たいが)」の近親モノ。
良識ある弟とは裏腹に、姉「さやかさん」は彼にラブラブでえっちを狙っていたのでした。
泣いて頼んでいるのが可笑しいですね。
そんな彼女に押され、なんのかんの「大牙くん」は承諾してしまうのです。
まぁ、あのお姉さんならば役得ですわね。
ちょーっと変でしたが。
オチはいかにも成年漫画のラブコメというものです。
【 その他 】
そんなこんなで「たかのゆき」センセでした。
こちらで3冊目。
ひでるさんは今回が初見となります。
↓表紙が良かったですね。
バストとあちこちのバランス具合が。
ただ、最終的に背中を押してきたのは、実は裏表紙。
おそらく「蜂須賀咲さん」だと思いますが、褐色肌な彼女の”股のぞき”に引っ張られました。
あんな黒かったんですね。
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・絵柄 :●●●◎○
・お話 :●●●◎○
・漫画 :●●●◎○
・独創性:●●●◎○
・属性 : [成年] ラブコメ、近親、妹、姉
・構成 : カラー(6P)、短編×8(うち「妹だってヨメになりたい!」×3)
・おまけ: あとがき。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「たかのゆき」センセの「チチオトメ」です。
※左:保健医「橘しおり」、右:蜂須賀咲
【 構成・絵柄 】
収録は中編と短編。
3話ほどの中編は軽いストーリーもの。
繋がりはそこそこです。
妹との近親話になっており、タブー感はあるものの成年漫画らしくラブコメちっく。
ただ、単にラブいだけでないポイントもあるため。
よくある軽い近親モノとはまた一味違う、心地よい読後感がありました。
逆に姉とのエピソードが多い短編群。
個人的には、冒頭の問題を巧い事解決しているような、近親モノでないお話のが良かったです。
なお、収録のうち1話はショートの宣伝漫画でしたよ。
しっかりとした線での作画。
濃淡・描き込みは可もなく不可もなく。
白すぎず、見易さもあって丁度良いくらいだと思います。
ページ全体の描き込みも同様。
比較的コマも大きめで、綺麗にまとまっていました。
大きな乱れはないものの、バランス面ではたまに目につく部分があり。
背景・小物もそんな印象がありました。
人物絵の良さもあり、そう引っ掛かるほどではないんですが。
また詳しくは後述しますが、途中で若干絵柄を変更しているようです。
比率で言えば、6割以上は最近で変更後のもの。
2010年から2014年という時期で、差は小さくないです。
ただし、古い原稿も綺麗にまとまっているため、こちらも大きな問題ではないでしょう。
カラーとはやや異なるものの、判断は↓表紙で良いと思います。
【 収録話 】 8話収録
003:「トランシット」 カラー原稿あり
合コンへ行った姉「小清水綾乃」を心配するあまり、変な夢まで見てしまう弟「竜二」
しかし、自らの気持ちに気付いていない彼は本人の前では素直でなく。
見かねた友人「ヒロ」・「ハル」は一計を案じ、「綾乃」に告白をするのでした。
こちらが冒頭話。
姉弟の近親モノですが、ストレートな後の短編と違って変化球なエピソードです。
まぁ、弟の目前で始めるというのはだいぶ異常な感じですね。
しかも2人を相手にしてたりして。
友人らはむろん「竜二くん」のためでしょうけど、なかなかの役得。
ガッツリしておりました。
なお、ラストページの「綾乃さん」が凶悪。
あの後も何かとどぎまぎさせられ続けるんだろうなぁ。
※左:姉「小清水綾乃」、右:義妹「アンジェリカ」
029:「妹だってヨメになりたい!」 前中後編
海外へ単身赴任していた父親から再婚したと連絡を受けた「羽二重憂郎(はぶたえ・ういろう)」
相手にも連れ子「アンジェリカ」がおり、彼女は日本で暮らすこととなっていて。
「華乃子(かのこ)」・「萌茄花(もなか)」という妹に加え、さらに年上の義妹ができたのでした。
そんな感じで、妹まみれな近親話。
外人な彼女のが性的に進んでいて、その主導でのえっち展開というのがセオリー。
しかし、こちらの場合は妹2人と既に関係をもっていて、その状況に「アンジェリカさん」が驚くというものになっていました。
「憂郎くん」も決して真面目な男ではなく。
1話目では、日本式なお風呂に戸惑う彼女を巧い事誘い、一緒のお風呂を実現しておりました。
いきなり全裸をいただきました。
そうした状況に不安を感じた「華乃子」・「萌茄花」がコスプレでえっちを迫るのが後半。
バスト部分がハート型に切り取られている、かなり面積少ない格好です。
えろいと思いますが、風情はないなぁ。
慣れた相手との複数展開でした。
「アンジェリカさん」が気付いてるものの、妹らとのえっちを繰り返している2話目。
こちらは皆で遊園地へと出掛けるもの。
前話でも台詞にありましたが、幸せそうな「アンジェリカさん」が心地よいです。
そんな彼女が指摘した近親えっちに対する「憂郎くん」が、なかなかの最低っぷりでした。
故あってえっちを承諾したため、観覧車から色々な羞恥プレイが楽しめます。
詳しくは伏せますが、最終3話はひと波乱あるオープニング。
とある秘密も明らかになっていて。
はっちゃけ話ではあるものの、そう悪い気もしません。
ここにきてなんとなく「憂郎くん」が株を上げたような印象。
良かったです。
なお、えっちは当然ながら複数プレイでした。
119:「なかだし・おかわり!」
こちらは4ページのショートもの。
前巻とタイトルが合致しており、台詞からその宣伝漫画のようでした。
そのため、詳しくは読んでいる方でないと分かりません。
ツインテールな娘とのえっちです。
123:「リトル・ウィング」
保健医「橘しおり」は教師「桜井」から婚約破棄をされていました。
彼女の親は教育委員会にコネクションを持っており。
真面目な性格が逆に幸いし、圧力をかけたのでは、などと学校内で噂になっていたのです。
そうした状況でも、生徒「青山ヒロアキ」だけはいつも通りに明け透けな好意を見せていたのでした。
だいたいそんなん。
まぁ、眼鏡美人ですからね。
縞模様な下着を着けていたりして、なかなか可愛らしさもありました。
良いと思います(笑)
えっちはやや強引なものでしたが…まぁ、あーした環境で彼の存在は大きいものには違いなく。
チャラさはあったものの、良いお話ですね。
とりあえず「しおりさん」が楽しそうで何よりでしたけど、あの後また揉めそうな気もします。
147:「お手てつないで」
「太田正」・「蜂須賀咲」は幼馴染み。
しかし、「咲」は大人しかった昔と違って日焼けなギャルと化しており。
”頼めば誰でもヤラせてくれる”
そんな噂もあったのでした。
お話はクラスメイトらに脅された彼がえっちを頼むというもの。
あのクラス皆が聞く中で言わされたのは気の毒ですが…それを受けて承諾する彼女が男前。
下着を脱ぎかけた中コマが迫力あっていい感じ。
しかし、ちゃんとえっちさせてくれるんですねー。
なんだか意外。
後半のくだりを見ると、色々あったんだろうなぁって思いました。
良い読後感のエピソードでしたよ。
うまく行けばいいね。
※姉「さやか」
171:「おとなのあねもね」
あとがきによると、こちらの漫画から絵柄を若干変えたとのこと。
(※「なかだし・おかわり!」~「お手てつないで」までがこれ以前の原稿)
なるほど、巧く表現できませんが、ぱっと明るくなったような印象。
丁度イイくらいの具合で今風のテイストを取り入れれたかな。
確かに良いと思います。
お話は姉「さやか」と弟「大牙(たいが)」の近親モノ。
良識ある弟とは裏腹に、姉「さやかさん」は彼にラブラブでえっちを狙っていたのでした。
泣いて頼んでいるのが可笑しいですね。
そんな彼女に押され、なんのかんの「大牙くん」は承諾してしまうのです。
まぁ、あのお姉さんならば役得ですわね。
ちょーっと変でしたが。
オチはいかにも成年漫画のラブコメというものです。
【 その他 】
そんなこんなで「たかのゆき」センセでした。
こちらで3冊目。
ひでるさんは今回が初見となります。
↓表紙が良かったですね。
バストとあちこちのバランス具合が。
ただ、最終的に背中を押してきたのは、実は裏表紙。
おそらく「蜂須賀咲さん」だと思いますが、褐色肌な彼女の”股のぞき”に引っ張られました。
あんな黒かったんですね。
チチオトメ (セラフィンコミックス) (2014/02/18) たかの ゆき 商品詳細を見る |
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