■オバサンと、蕩々。 （えれ２エアロ）
★まんがデーター ［１７．５／２０．０］
・絵柄 ：●●●●○
・お話 ：●●●●○
・漫画 ：●●●●◎
・独創性：●●●●●
・属性 ： ［成年］ 人妻、むちむち、スワッピング
・構成 ： １０話収録（うち「いじめ撲滅スワッピング」×５）
・おまけ： あとがき、カバー裏に別絵・ラフ絵。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「えれ２エアロ」センセの「オバサンと、蕩々。」です。
★★単行本構成、ほか ★★★
収録はメインシリーズと短編群です。
表題と合致するのは、連続話と短編の１つです。
そのほかは、お隣さん、生徒の母、付き合う女教師、会社同僚…などでした。
後半の２話は人妻ですらないですね。
ただし、なんというか…お話に漂う空気感はそう変化なく（※良い意味で）
同じような感じで楽しめるものだと思います。
色々と問題はある、ありそうなのですが、ブラック展開には流れず。
どちらも明るいつくりで、読み易く仕上がっておりました。
おまけは、あとがき、カバー裏です。
カバー裏での１面は↓表紙のラフ。
もう１面・コスプレさんは、収録最終話のヒロインだと思います。
本編後の風景ですかね。
※母「天沢理香」
★★絵柄について ★★★
カバー絵そのまま、非常に特徴的なヒロイン画。
輪郭に対して、各顔パーツは小さめ。
まつ毛の長い横長目（可愛さある方は丸めです）
鼻・口は、たまにリアルっぽくなったりしていました。
頭は小さく、体は豊かなバストを支える大きめなもの。
どっかりスタイルですね。
巨大なバストがため、ややバランスに影響していたと思います
線は強く、色彩はデジタルの淡い中間色。
濃淡はしっかりしていて、深さがありました。
コマ割りは細かく変化があり、斜め割り多め。
はみ出し・ぶち抜き・重なりなど、賑やかな仕上がりです。
小さいコマも丁寧で、背景や小物などもお上手。
漫画はあちこち派手目で、コメディーっぽい表現もちらほらありました。
カラーもまた良い雰囲気なのですが、さして白黒絵と変化はなく。
判断はそのままで問題ないでしょう。
★★収録話について ★★★ １０話収録
005：「いじめ撲滅スワッピング」 ４話
197：「いじめ撲滅スワッピング 後日談」
滝嶋・天沢のそれぞれ母親は友人関係にあったものの。
同級生である子供「滝嶋凱人」は「天沢優吾」をいじめていたのです。
子供らのやり取りから、息子「凱人」のそれを看破した母「滝嶋清美」は、「優吾」に優しく接し。
過ちを償う、という名目から、関係を持っていったのですが。
その現場に鉢合わせ、ショックを受けた「凱人」は、逆に彼の母「天沢理香」をターゲットとしたのでした。
ザックリですが、そうしたお話。
あのタイトルは、短い言葉でストーリーをまとめた、見事なもの。
それぞれヒロインらの優しさ、愛情によって、結果全てを丸く収めていて。
事の良し悪しあるでしょうけれど、なかなかいいお話でした。
なお、スワッピング、という刺激的な単語はありましたが。
元のそれぞれは、いわゆる性的なパートナーでないためか、想像されるようなドロ臭さはありません。
誤解・期待通りでないかもしれませんので、お気をつけて。
また、どっちも旦那の存在は示唆されるものの、お話にはまったく絡みません。
そうしたややこしいコト度外視の、明るいストーリーになっています。
１話目は「清美」・「優吾」のカップルから。
↓表紙のうち、右側の美人が「清美さん」
いかにもカースト高そうで、悠々人生を送ってきていそうな彼女でしたが。
なかなかに敏く・観察眼もあり、いち早く子供らの問題に気付いておりました。
また、「優吾くん」の要望を受け、過度に介入しないことも約束しており。
ストーリーの切っ掛けになったとはいえ、非常にい良い方でした。
えっちでは、「夫にもしたことない」～なんてモノローグがあり。
ここになって、自らの性癖を発見しちゃったのかな。
２話目は「凱人」・「理香」のカップル。
↓表紙のうち、左側の可愛らしいのが「理香さん」
彼女は対照的に物事に疎く、こちらでもあっさり騙されていました。
（あれ、「凱人くん」の言うことが真実だったら、単独で向かっても被害者増えるだけですよね）
先の２人とは違って、合意ないままの展開。
ただ、彼女もまた底抜けに優しく。
彼の奥底に秘めていたモノを理解し、しっかり受け入れておりました。
それぞれ関係ができた後の３話目。
このころには、子供らの関係は変化していました。
最初は合意なかった「凱人」・「理香」らが安定していた半面、切っ掛けがため「清美」・「優吾」らは逆に不安定になっていて。
なるほど、ああした展開になるのも納得。
最終話は↓表紙にもあるように、温泉旅行に出かけるというもの。
冒頭、ヒロイン２人の露天風呂シーンは必見です。
特に「理香さん」ね。
ここは…スワップというより、複数プレイです。
（しっかり元の組み合わせでもシテました）
後日談は４ページ。
ややこしい事は特に語られず、最終話のような複数プレイになってます。
093：「オバサンの逆レした言い訳」
幼少期のかすかな記憶から、伯母「ゆきこ」を苦手にしていた「ゆうじ」
しかし、８年振りに再会した彼女は変な雰囲気なく、モヤモヤしていたところ。
お風呂場で鉢合わせた「ゆきこ」から、過去に何があったか正確に思い出したのです。
実際にああした事があったなら…。
「ゆうじくん」同様、トラウマになっちゃいそうですね。
もう、子供相手に、ちょっとは欲望抑えなさいよ…。
まぁ、ガッツリ根付いた性癖がため、抗い難いのもあるんでしょうけれど。
しかし、母親「なつみ」は細身だったので、似てない姉妹。
（むちむちだったらややこしいか）
115：「ああ！勝利の女神さまっ」
体育大学に通う「間藤わたる」の隣に引っ越してきた関谷母娘。
母「関村さあや」は栄養士の資格をもっており。
彼の体、部屋の状況から、スポーツをやっているのに栄養偏っていると見抜き…。
彼の食事面のサポートをすることとなったのでした。
ラストはあんな感じでしたが…。
お互いウィンウィンの関係で、収録では珍しくほぼ問題のないエピソード。
ただ、娘「えりな」ちゃんの存在が、ちょっと気になったんですけれども。
小さいうちは手空きの部員らが面倒みてくれそうだし、大丈夫か。
コマの端々にて、マイペースな雰囲気が伺えていて可愛い。
あるいは、成長後は彼女が母と共に、なーんて妄想しました。
137：「ママは性欲モンペ」
前の学校で問題を起こしていた、という翠野親子。
その子「ゆうと」の家庭訪問をした担任教師「吉屋」は、母親「翠野れい」と対面したのでした。
まぁ、こうした漫画で、タイトルあんなん（笑）なので…。
ヒロイン「れいさん」がどんな方なのか、想像し易いでしょう。
これですね。
既に成人である彼女はいいのですが。
そんなんを目前で冷静に見ている「ゆうとくん」の今後が凄く心配。
同級生の女子にもちょっかい出しているようだったので…。
おそらく、ロクな大人にならないと思う。
また、下着かぶってた「吉屋くん」は悔い改めるように。
※左：伯母「ゆきこ」、右：教師「新村かおり」
155：「プロポーズ大作戦～騙し騙され恋い焦がれ～」
教師「新村かおり」と付き合う「弦弓たける」
しかし、「たける」はとある悩み・問題を抱えており…。
友人カップル「亜麻音みゆ」・「猪鹿倉たいき」らの協力を得て、「かおり」へのプロポーズを決意したのでした。
まぁ、ザックリはタイトル通りなのですが。
こちらもスワッピングですわね。
「たけるくん」の抱えている性癖は、通常は受け入れられないようなものなので…。
変な話ですが、良い友人、パートナーに恵まれましたね。
これは幸せなこと。
そうした、深刻さある友人カップルとは裏腹に。
欲望全開な「たいき」、煽る「みゆ」の２人が楽しい。
特に「みゆちゃん」は、収録で唯一の控え目バストなので、えっちシーンは必見です。
177：「ハメ撮りハマってる系女子」
スマホゲームを切っ掛けに、社の同僚「守上みほ」と仲良くなった「小和田」
彼女からのアピールは強く、ホテルインしたところ…その素が判明したのでした。
恐ろしいですね。
「小和田くん」は頑張っており、最終的にはオチのような結果に至ったようなのですが。
荷が勝ちすぎるので、まぁ、関係切った方がいいと思います。
★★リンクほか ★★★
テーマ : 成年コミック・マンガ
ジャンル : アダルト
