■肉巫女の宴 夢 (ひぐちいさみ)
★まんがデーター [13.5/20.0]
・絵柄 :●●●○○
・お話 :●●●○○
・漫画 :●●●◎○
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] ファンタジー、人外、複数
・構成 : 16話収録(うち「肉巫女の宴」×7、
「魔法少女巴」×3、「魔法少女静流」×2)
・おまけ: あとがき、合間にキャラデザイン。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ひぐちいさみ」センセの「肉巫女の宴 夢」です。
※左:オカルト研究会「萌岐芳美」、右:「苦ヶ宮ウメ」
【 構成・絵柄 】
著者の集大成となる超豪華単行本!!
…といった紹介文は伊達ではなく。
ショートはなく、収録は16話で、282ページくらいという大ボリューム単行本。
昔の「信長の野望武将FILE」を彷彿とさせるくらいの厚さ、重さがありました。
これで定価1,650円。
…どうでしょう?
おおむね2冊分と考えれば、ややお得でしょうか。
収録は表題作シリーズ、ほかシリーズに短編といった構成。
裏表紙には紹介文があり…。
ちゃんとそちらまで読めば分かるのですが、これ表題シリーズだけではないのです。
また、それぞれ完結でもありません。
(※まだ続いていくみたい)
読者的には、そっちのが問題。
収録の連続モノは4本あるのですが、全て未完。
中には前後編漫画の前編だけが収録されていて、ちょっと乱暴な印象です。
よく言えば、これまでの漫画が一気に読める、お手頃な単行本。
悪く言えば、ちょっと中途半端…になっちゃうかなー。
ジャンルもあってか、複数えっちが多く。
プレイとしては、なかなかのハード展開。
触手とか怪物、人ではなさそうなモノなど…相手も人外が多めです。
また、収録ラストあたりの短編群になると、逆に甘さあるラブコメ的漫画となっていて。
お話としては、なかなかの落差がありました。
しっかりとした線での作画。
描き込みは細かめで黒色強く。
ジャンルもあって、コッテリとした印象です。
枠線も太く・濃く、ちらほらはみ出し。
ざっとめくっていくと、某少年漫画雑誌のような濃いい色彩でした。
コマは比較的大きいものの、擬音・漫符が入り乱れていて賑やか。
(※えらく細かいコマ割りのページもありました)
派手でパンチ力があります。
収録各話は原稿時期に開きがあるようで、各話で差を感じます。
けっこうハッキリ違っていたので、気になる人は不安定に思うでしょう。
人物は丸い黒目の可愛らしい漫画らしい絵。
むちむちっとしたスタイルがまたイイ感じ。
また、いわゆる怪物、触手みたいなんが出て来るのですが…。
この人物のクオリティであれば、もう…プラス質感があれば良かったかもしれません。
前述したように収録話で差はあるものの、表題のメインシリーズは良く。
判断はだいたい↓表紙で問題ないでしょう。
【 収録話 】 16話収録
006:「肉巫女の宴 壱」
024:「肉巫女の宴 弐 ~濡れ堕ちの贄~」
046:「肉巫女の宴 参 ~妖幻の淫囚~」
072:「肉巫女の宴 肆 ~彷徨の縛卯~」
090:「肉巫女の宴 伍 ~禍堕ちの邪贄~」
108:「肉巫女の宴 陸 ~幽愁の弧羊~」
130:「肉巫女の宴 漆 ~肉巫女達の休日~」
単行本では約半分を占める、表題シリーズ。
奇妙な話、都市伝説みたいな、和風・えっちストーリー。
メインヒロイン「榊露乃」が性癖を切っ掛けとして肉巫女となり…。
その友人、オカルト研究会の「萌岐芳美」が彼女を探しつつ、オカルト趣味を発揮していくことで、その世界に片足を突っ込んでいく~みたいなお話群でした。
※亥の眷属「榊露乃」
基本的に3話までは「露乃さん」を中心としたお話。
それ以降は話数が進むごとに新キャラ、色々な事情を持つ肉巫女らが登場していき…。
その周囲の設定が明らかになり、また広がっておりました。
まぁ、たいがいはエロい事ばっかりなんですけどね(笑)
「露乃さん」は、儀式でなんというか…超常な存在になってしまうので…。
それ以降は最も読者目線に近いだろう、普通の人間である「芳美ちゃん」がお話を牽引するような役割となってます。
友人とはいえ、「露乃さん」を探すために露出プレイをしていたほか、肉巫女らと関わることで、頻繁にエロい事をされてしまうのでした。
それでも皆と接する態度・言動などは変わることなく、なかなかの器量。
イイ娘さん。
機転を利かせて、皆のピンチを救ったりもしていました。
面白い娘でしたね。
…と、褒めておいてなんなんですが……。
読んでいて特に気になったのは、各キャラのビジュアル。
巫女設定がためか、映えるロングヘアな娘が多く、またその髪型もほぼ変わらず。
ざっくり読むと、誰が誰やら分からなくなります。
唯一のショートカットである「瑠香ちゃん」あたりは見分け付きやすいですね。
登場は遅いのですが、性格が極端な「ウメさん」は主人公格「露乃さん」とのセットで収まり良いらしく、6、7話ではパートナーみたいに描かれていました。
以下に人物総覧を残します。
ちょっとネタバレも含むので、見たくない人はここで回避お願いします。
【 肉巫女の宴 人物総覧 】 ※名前の右はえっちに関わる話数。
「榊露乃」 さかき・つゆの 壱、弐、参、伍、漆
黒髪ロングの美少女。頭の左に花飾り。
雨の降る深夜に全裸で街中走るのが好き、という変態。
廃神社で見つけた張形を切っ掛けに肉巫女(亥の眷属)となる。
「萌岐芳美」 もえぎ・よしみ 参、肆、伍、漆
薄い色の髪でロング。
オカルト研究会という同好会をやっている。
失踪した友人「露乃」を探してからそちらの世界に関わる。
「李兎」 りと 肆、伍
黒髪ロングの美少女。ちょっとタレ目気味。頭の右に花飾り。
登場は肆から。
山崩れがため力が弱まっていたところを襲われていた。
「露乃」の助けを借り、肉巫女(卯の眷属)として復活する。
「苦ヶ宮ウメ」 にがみや・うめ 伍、陸、漆
薄い色の髪でロング。目が細め。頭の左に花飾り。
登場は伍から。
「芳美」のクラスに転校してくる。なぜか失踪した「露乃」の存在を知っていた。
後に肉巫女(巳の眷属)となる。
「志喜屋瑠香」 しきや・るか 陸
普段は眼鏡でショートカット。頭の左右に花飾り。
登場は陸から。
クオーター。廃墟のようなアパートで中年と暮らしている。裏本に出演していた。
後に肉巫女(未の眷属)となる。
「遊馬凜」 あすま・りん
ツインテールでツリ目。
隣県のK女学院生徒らしい。
弓を使い、付喪神を浄化することができる。
肉巫女の存在を知っている。
「宇迦野」 うかの
薄い色の髪でロング・眼鏡あり。すこぶる巨乳。
新任教師で臨海学校に同行する。
何やら秘密がある様子(苗字でちょっとネタバレ感ありますが)
「納戸一郎」 のと・いちろう
眼鏡の小太り。
納戸兄妹(双子)の兄。「芳美」のオカルト研究会に入会。
「納戸ニ郎」 のと・じろう
眼鏡の小太り。
納戸兄妹(双子)の弟。「芳美」のオカルト研究会に入会。
151:「淫塊の贋身 前編」
考古学研究部に所属する「関谷乃愛」
同じく考古学研究部で、数日の間行方不明だった「川瀬和奏(かわせ・わかな)」が戻ってきてから様子がおかしい事に気付いたのでした。
「乃愛」には思い当たる事があったのです。
タイトル異なりますが、祠に張形…と、先の「肉巫女の宴」と同シリーズだと思うのですが…。
何しろこれから、って時に終わってしまうので、よく分かりませんでした。
165:「魔法少女巴」 3話
203:「魔法少女静流」 前後編
魔法を使う住人が住む都市エーテルランド。
そちらから遥か東方にある「イズモ」も同様でした。
3年前、一部の上級魔法使いらが人の思念を求めて人間界に入るようになり…。
イズモ女帝は討伐隊を組織したのです。
友人「知子」と共に襲われていた「設楽巴」は、彼らを追う「甘露」と鉢合わせ。
資質のあった彼女は契約し、魔法少女となったのでした。
ざっくりではそんな感じ。
魔法少女シリーズは全5話で2シリーズ。
こちらの「魔法少女巴」は「巴ちゃん」を主人公としたエピソード。
祖母が巫女の血筋~ということで、変身後も巫女っぽいデザインです。
(※サポートする「甘露」もそんなん)
1、2話は直接繋がる長いお話で、ピンチになりつつも撃退していたのですが。
3話目では友人「知子」を盾にされ、2人揃って触手えっち展開に。
…で、どうなる、どうする!?
とハラハラしたそのまま…終わり。
えー、うそーん。
まだ続きを描かれるのかな…。
前後編「魔法少女静流」は…設定は繋がってるようですが、また完全に別のエピソード。エーテルランド女王の命で、魔法少女の候補者を探す「エミット」
色々あって、現在は「村上静流」の家にお世話になっており。
候補者の要素がある彼女を説得している状況で開始します。
「私のメリットは何かしら?」
そう聞き返していた「静流さん」
まぁ、当然ですわね…。
(※前話では魔法使いらに賞金がありましたが、こちらには賞金設定ないみたい)
襲われていた娘を助けるべく、契約して魔法少女になるという王道展開。
変身後の姿は先のシリーズと違い、ちょっと洋風でした。
ちなみに前編は変身したところで終了。
その後を描く後編では…みなさん待望だろう展開に(笑)
続きが気になる、単純でないオチは良かったんですが…収録はこれまで。
先の「巴ちゃん」はこの後での連載で、続きは描かれるのかな?
※左:魔法少女巴、右:魔法少女静流
233:「小悪魔☆シスターズ」
249:「アネ、癖ニナル?」
265:「ムキダシカノジョ」
その他短編の3話は「キルタイム社」以外で発表されたものです。
全て2011年と、かなり前になります。
「小悪魔☆シスターズ」は1つ屋根の下で暮らす「ヒデユキ」と姉妹「佳代」・「千代」のお話。
海外出張した親に預けられたそうです。
ロリロリっとしていながら、積極的にえっち仕掛けてくる2人とのラブコメ話。
宴シリーズとの落差が大きい(笑)
「アネ、癖ニナル?」は1つ年上の「ユキ姉」とのえっち話。
どうやら実姉のようですが、彼の行為を受け入れてくれており。
良い・悪いは置いといて、優しいお姉さん。
そんな彼女に…弟「ヒデ」はだんだん行為をエスカレートしていくのでした。
オチが凄い。
「ムキダシカノジョ」は野外えっちから始まる露出プレイ漫画。
初キスをした屋上でスルのが好きだった「美宇」
そんな彼女に「ユウキ」は夜の公園でのプレイを提案するというもの。
驚いていたものの、次のページでは全裸でぱっくりしていて…。
もうちょっと焦らして欲しかったなぁ。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「ひぐちいさみ」センセでした。
なんかお名前に覚えがあったような気もするんですが。
こちらが初見かもしれません。
今回は話数も多く、肉巫女シリーズでかなーり時間を要してしまい…。
各話紹介については、あっさりになってしまいました。
すみません。
また、収録がためデータでの点数は厳しめになってしまいましたが、肉巫女シリーズは好みな系統。
そもそも、この単行本を手にとったのも、エロ巫女云々の紹介帯に釣りあげられたためでした(笑)
あ、お話がバッサリ切られてしまうのは…ひでるさん不確かな事がモヤモヤ頭に残り易いタイブなんで、ちょっと残念な点でした。
肉巫女の宴 夢 (二次元ドリームコミックス) 単行本 , 2022/2/17 [アダルト] ひぐちいさみ (著)
※現在アマゾン登録なし(22/3/6、22/12/16)
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・絵柄 :●●●○○
・お話 :●●●○○
・漫画 :●●●◎○
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] ファンタジー、人外、複数
・構成 : 16話収録(うち「肉巫女の宴」×7、
「魔法少女巴」×3、「魔法少女静流」×2)
・おまけ: あとがき、合間にキャラデザイン。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ひぐちいさみ」センセの「肉巫女の宴 夢」です。
※左:オカルト研究会「萌岐芳美」、右:「苦ヶ宮ウメ」
【 構成・絵柄 】
著者の集大成となる超豪華単行本!!
…といった紹介文は伊達ではなく。
ショートはなく、収録は16話で、282ページくらいという大ボリューム単行本。
昔の「信長の野望武将FILE」を彷彿とさせるくらいの厚さ、重さがありました。
これで定価1,650円。
…どうでしょう?
おおむね2冊分と考えれば、ややお得でしょうか。
収録は表題作シリーズ、ほかシリーズに短編といった構成。
裏表紙には紹介文があり…。
ちゃんとそちらまで読めば分かるのですが、これ表題シリーズだけではないのです。
また、それぞれ完結でもありません。
(※まだ続いていくみたい)
読者的には、そっちのが問題。
収録の連続モノは4本あるのですが、全て未完。
中には前後編漫画の前編だけが収録されていて、ちょっと乱暴な印象です。
よく言えば、これまでの漫画が一気に読める、お手頃な単行本。
悪く言えば、ちょっと中途半端…になっちゃうかなー。
ジャンルもあってか、複数えっちが多く。
プレイとしては、なかなかのハード展開。
触手とか怪物、人ではなさそうなモノなど…相手も人外が多めです。
また、収録ラストあたりの短編群になると、逆に甘さあるラブコメ的漫画となっていて。
お話としては、なかなかの落差がありました。
しっかりとした線での作画。
描き込みは細かめで黒色強く。
ジャンルもあって、コッテリとした印象です。
枠線も太く・濃く、ちらほらはみ出し。
ざっとめくっていくと、某少年漫画雑誌のような濃いい色彩でした。
コマは比較的大きいものの、擬音・漫符が入り乱れていて賑やか。
(※えらく細かいコマ割りのページもありました)
派手でパンチ力があります。
収録各話は原稿時期に開きがあるようで、各話で差を感じます。
けっこうハッキリ違っていたので、気になる人は不安定に思うでしょう。
人物は丸い黒目の可愛らしい漫画らしい絵。
むちむちっとしたスタイルがまたイイ感じ。
また、いわゆる怪物、触手みたいなんが出て来るのですが…。
この人物のクオリティであれば、もう…プラス質感があれば良かったかもしれません。
前述したように収録話で差はあるものの、表題のメインシリーズは良く。
判断はだいたい↓表紙で問題ないでしょう。
【 収録話 】 16話収録
006:「肉巫女の宴 壱」
024:「肉巫女の宴 弐 ~濡れ堕ちの贄~」
046:「肉巫女の宴 参 ~妖幻の淫囚~」
072:「肉巫女の宴 肆 ~彷徨の縛卯~」
090:「肉巫女の宴 伍 ~禍堕ちの邪贄~」
108:「肉巫女の宴 陸 ~幽愁の弧羊~」
130:「肉巫女の宴 漆 ~肉巫女達の休日~」
単行本では約半分を占める、表題シリーズ。
奇妙な話、都市伝説みたいな、和風・えっちストーリー。
メインヒロイン「榊露乃」が性癖を切っ掛けとして肉巫女となり…。
その友人、オカルト研究会の「萌岐芳美」が彼女を探しつつ、オカルト趣味を発揮していくことで、その世界に片足を突っ込んでいく~みたいなお話群でした。
※亥の眷属「榊露乃」
基本的に3話までは「露乃さん」を中心としたお話。
それ以降は話数が進むごとに新キャラ、色々な事情を持つ肉巫女らが登場していき…。
その周囲の設定が明らかになり、また広がっておりました。
まぁ、たいがいはエロい事ばっかりなんですけどね(笑)
「露乃さん」は、儀式でなんというか…超常な存在になってしまうので…。
それ以降は最も読者目線に近いだろう、普通の人間である「芳美ちゃん」がお話を牽引するような役割となってます。
友人とはいえ、「露乃さん」を探すために露出プレイをしていたほか、肉巫女らと関わることで、頻繁にエロい事をされてしまうのでした。
それでも皆と接する態度・言動などは変わることなく、なかなかの器量。
イイ娘さん。
機転を利かせて、皆のピンチを救ったりもしていました。
面白い娘でしたね。
…と、褒めておいてなんなんですが……。
読んでいて特に気になったのは、各キャラのビジュアル。
巫女設定がためか、映えるロングヘアな娘が多く、またその髪型もほぼ変わらず。
ざっくり読むと、誰が誰やら分からなくなります。
唯一のショートカットである「瑠香ちゃん」あたりは見分け付きやすいですね。
登場は遅いのですが、性格が極端な「ウメさん」は主人公格「露乃さん」とのセットで収まり良いらしく、6、7話ではパートナーみたいに描かれていました。
以下に人物総覧を残します。
ちょっとネタバレも含むので、見たくない人はここで回避お願いします。
【 肉巫女の宴 人物総覧 】 ※名前の右はえっちに関わる話数。
「榊露乃」 さかき・つゆの 壱、弐、参、伍、漆
黒髪ロングの美少女。頭の左に花飾り。
雨の降る深夜に全裸で街中走るのが好き、という変態。
廃神社で見つけた張形を切っ掛けに肉巫女(亥の眷属)となる。
「萌岐芳美」 もえぎ・よしみ 参、肆、伍、漆
薄い色の髪でロング。
オカルト研究会という同好会をやっている。
失踪した友人「露乃」を探してからそちらの世界に関わる。
「李兎」 りと 肆、伍
黒髪ロングの美少女。ちょっとタレ目気味。頭の右に花飾り。
登場は肆から。
山崩れがため力が弱まっていたところを襲われていた。
「露乃」の助けを借り、肉巫女(卯の眷属)として復活する。
「苦ヶ宮ウメ」 にがみや・うめ 伍、陸、漆
薄い色の髪でロング。目が細め。頭の左に花飾り。
登場は伍から。
「芳美」のクラスに転校してくる。なぜか失踪した「露乃」の存在を知っていた。
後に肉巫女(巳の眷属)となる。
「志喜屋瑠香」 しきや・るか 陸
普段は眼鏡でショートカット。頭の左右に花飾り。
登場は陸から。
クオーター。廃墟のようなアパートで中年と暮らしている。裏本に出演していた。
後に肉巫女(未の眷属)となる。
「遊馬凜」 あすま・りん
ツインテールでツリ目。
隣県のK女学院生徒らしい。
弓を使い、付喪神を浄化することができる。
肉巫女の存在を知っている。
「宇迦野」 うかの
薄い色の髪でロング・眼鏡あり。すこぶる巨乳。
新任教師で臨海学校に同行する。
何やら秘密がある様子(苗字でちょっとネタバレ感ありますが)
「納戸一郎」 のと・いちろう
眼鏡の小太り。
納戸兄妹(双子)の兄。「芳美」のオカルト研究会に入会。
「納戸ニ郎」 のと・じろう
眼鏡の小太り。
納戸兄妹(双子)の弟。「芳美」のオカルト研究会に入会。
151:「淫塊の贋身 前編」
考古学研究部に所属する「関谷乃愛」
同じく考古学研究部で、数日の間行方不明だった「川瀬和奏(かわせ・わかな)」が戻ってきてから様子がおかしい事に気付いたのでした。
「乃愛」には思い当たる事があったのです。
タイトル異なりますが、祠に張形…と、先の「肉巫女の宴」と同シリーズだと思うのですが…。
何しろこれから、って時に終わってしまうので、よく分かりませんでした。
165:「魔法少女巴」 3話
203:「魔法少女静流」 前後編
魔法を使う住人が住む都市エーテルランド。
そちらから遥か東方にある「イズモ」も同様でした。
3年前、一部の上級魔法使いらが人の思念を求めて人間界に入るようになり…。
イズモ女帝は討伐隊を組織したのです。
友人「知子」と共に襲われていた「設楽巴」は、彼らを追う「甘露」と鉢合わせ。
資質のあった彼女は契約し、魔法少女となったのでした。
ざっくりではそんな感じ。
魔法少女シリーズは全5話で2シリーズ。
こちらの「魔法少女巴」は「巴ちゃん」を主人公としたエピソード。
祖母が巫女の血筋~ということで、変身後も巫女っぽいデザインです。
(※サポートする「甘露」もそんなん)
1、2話は直接繋がる長いお話で、ピンチになりつつも撃退していたのですが。
3話目では友人「知子」を盾にされ、2人揃って触手えっち展開に。
…で、どうなる、どうする!?
とハラハラしたそのまま…終わり。
えー、うそーん。
まだ続きを描かれるのかな…。
前後編「魔法少女静流」は…設定は繋がってるようですが、また完全に別のエピソード。エーテルランド女王の命で、魔法少女の候補者を探す「エミット」
色々あって、現在は「村上静流」の家にお世話になっており。
候補者の要素がある彼女を説得している状況で開始します。
「私のメリットは何かしら?」
そう聞き返していた「静流さん」
まぁ、当然ですわね…。
(※前話では魔法使いらに賞金がありましたが、こちらには賞金設定ないみたい)
襲われていた娘を助けるべく、契約して魔法少女になるという王道展開。
変身後の姿は先のシリーズと違い、ちょっと洋風でした。
ちなみに前編は変身したところで終了。
その後を描く後編では…みなさん待望だろう展開に(笑)
続きが気になる、単純でないオチは良かったんですが…収録はこれまで。
先の「巴ちゃん」はこの後での連載で、続きは描かれるのかな?
※左:魔法少女巴、右:魔法少女静流
233:「小悪魔☆シスターズ」
249:「アネ、癖ニナル?」
265:「ムキダシカノジョ」
その他短編の3話は「キルタイム社」以外で発表されたものです。
全て2011年と、かなり前になります。
「小悪魔☆シスターズ」は1つ屋根の下で暮らす「ヒデユキ」と姉妹「佳代」・「千代」のお話。
海外出張した親に預けられたそうです。
ロリロリっとしていながら、積極的にえっち仕掛けてくる2人とのラブコメ話。
宴シリーズとの落差が大きい(笑)
「アネ、癖ニナル?」は1つ年上の「ユキ姉」とのえっち話。
どうやら実姉のようですが、彼の行為を受け入れてくれており。
良い・悪いは置いといて、優しいお姉さん。
そんな彼女に…弟「ヒデ」はだんだん行為をエスカレートしていくのでした。
オチが凄い。
「ムキダシカノジョ」は野外えっちから始まる露出プレイ漫画。
初キスをした屋上でスルのが好きだった「美宇」
そんな彼女に「ユウキ」は夜の公園でのプレイを提案するというもの。
驚いていたものの、次のページでは全裸でぱっくりしていて…。
もうちょっと焦らして欲しかったなぁ。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「ひぐちいさみ」センセでした。
なんかお名前に覚えがあったような気もするんですが。
こちらが初見かもしれません。
今回は話数も多く、肉巫女シリーズでかなーり時間を要してしまい…。
各話紹介については、あっさりになってしまいました。
すみません。
また、収録がためデータでの点数は厳しめになってしまいましたが、肉巫女シリーズは好みな系統。
そもそも、この単行本を手にとったのも、エロ巫女云々の紹介帯に釣りあげられたためでした(笑)
あ、お話がバッサリ切られてしまうのは…ひでるさん不確かな事がモヤモヤ頭に残り易いタイブなんで、ちょっと残念な点でした。
肉巫女の宴 夢 (二次元ドリームコミックス) 単行本 , 2022/2/17 [アダルト] ひぐちいさみ (著)
※現在アマゾン登録なし(22/3/6、22/12/16)
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