■わたしと一緒に… （江鳥）
★まんがデーター ［１７．０／２０．０］
・絵柄 ：●●●●○
・お話 ：●●●●◎
・漫画 ：●●●●○
・独創性：●●●●◎
・属性 ： ［成年］ ファンタジー、ショタ、ブラック
・構成 ： ９話収録（全て表題作・１巻完結）
・おまけ： あとがき・４コマ。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「江鳥（えとり）」センセの「わたしと一緒に…」です。
※騎士「ルビー」
【 構成・絵柄 】
収録は９話の短編。
実は全て同一世界でのお話になっていて。
それぞれ個別で語られていたエピソードが、最終章と言うべき残り３話にて決着する～、みたいな感じ。
（※厳密に各短編が決着していくんではなく、舞台の裏側でどんな事が起こっていたのか～が描かれているのです）
漫画はファンタジーでショタ系。
ちょっと特殊ですね。
男性はひたすらに可愛らしく描かれ。
それに対し、女性は凛々しかったり、毒々しかったりしていて～。
強い攻め手というイメージ。
ファンタジーなので、そうした描写もあったりしています。
個人的な物差しでは…雰囲気とは違って、そう振り切れていませんね。
触手とか異形の怪物ら～みたいなんもなかったです。
本当に多少ですが、甘さもあったりします。
強めな線での作画。
デジタルな色彩はやや濃い目です。
コマ割りはちょっとした変化があり、はみ出し頻繁。
全体はコッテリとした仕上がりでした。
漫画は乱れ飛ぶ擬音など、派手な表現。
可愛らしくコメディーちっくです。
それがため、恐怖・狂気な描写はもう一歩という印象でした。
背景や小物はなかなか良く、お話をしっかり支えています。
人物画は幅広でユルっとした輪郭と横長目が特徴。
デフォルメ強く、可愛らしく漫画っぽいもの。
カラーはその良さがあるので…。
判断は紹介帯のカット絵と共にどうぞ。
【 収録話 】 ９話収録
とある王国のお話。
その城の地下にはとある魔女を閉じ込めた封印の門があり。
ふとした切っ掛けからそれは解かれてしまい。
以後、国のあちこちで妙な事件が起こるようになっていくのです。
ザックリではそんな感じ。
とある王国での事件を描く、長編ストーリー。
前述もしておりますが…。
個別の話に見せかけて、実は全て同一世界でのエピソードです。
おおむね、６話までは個別の短編っぽい印象。
７話目から別話のキャラが登場し始めていき…。
作品の裏側、
”この国に何が起こっているか、何があったのか”
～その切っ掛けなども描かれていき、壮大なサーガのようになっていました。
それぞれの各話は成年系ショタ漫画。
剣と魔法に怪物も当然な世界であるものの、バトルっぽい描写とかほぼありません。
だいたいえっちなんで決着してますねー。
ジャンルがため、女性陣のが（良い・悪い関係なく）上位となっていて。
男性らはただ蹂躙されていく存在です。
そのため、そっち趣味ない方はえっち描写は合わないかもしれません。
…はい、ひでるさんがソレでした。
ぶっちゃけ、個人的に好みからは大きく外れるネタではあるのですが。
前述したように、”個別な各話が後半に集約され、壮大なストーリーが見えてくる～”というのは面白かったです。
単行本ではかなりの登場人物がいるので、いつものようにプログ書く際にまとめた総覧をそのまま残します。
ネタバレとか見たくない方は、この後進まぬようにしてください。
※左：獣人「ジルシェ」、右：カラスの魔物「ムニフ」
【 わたしと一緒に… 登場人物総覧 】
「ロア」 男：聖職者
お忍び旅行に出ていた、国の王子。
戦争終結のため、敵国の姫と結婚する予定だった。
「ルビー」 女：騎士
王子付きの従者。もともとはその教育係だった。
その恋心を利用され、結果として国に重大な影響を与えることとなる。
お忍び旅行に同行しており、騎士・癒し手として噂になっていた。
「ニエル」 男：盗賊
盗む目的で倒れていた「ジルジェ」を助ける。
「ジルシェ」 女：獣人
王宮に仕えていた。行方不明の王子を探す命令を受けている。
本性は狂暴。
「メアリー」 女：聖職者
昔「オルヴィオ」の面倒を見ていた。彼にとって憧れの存在。
「オルヴィオ」 男：聖職者
大教会に仕える僧侶。元孤児で「メアリー」と接点あった。
「？？」 女：悪魔
教会に巣くっていた悪魔。３人がかりで「オルヴィオ」と対峙。
「ディオン」 男：騎士
国に仕えていた騎士。王子に格闘術の指南もしていた。
戦場で敗れた際に、「ムニフ」に助けられていた。
「ムニフ」 女：カラスの魔物
倒れていた「ディオン」を助け、若返らせていた。
その能力があるため、人から崇められてもいる。
実は過去に彼と関係があった。
「？？」 女：錬金術師
作中では先生と呼ばれる。魔法も仕える様子。
もともと国の王国研究室に所属していた。管理責任を問われて失職する。
「ウィラ」 男：村人
病気だったところ先生に救われ、以後交流を持っていた。
「？？」 女：悪魔
作中でアクマさんと呼ばれる。は宿屋を経営。ツインテール。
「？？」 男：奴隷
作中でドレイ様と呼ばれる。混乱に乗じて脱走してきた元奴隷。
「ウェアデラ」 女：魔女
過去「ルビー」の前に出て、事の切っ掛けとなっていた。
その際、彼女に弱いと見抜かれていた。人の願いを具現化する魔法を使う。
実はさらに昔にて国の乗っ取りに失敗し、地下に封印されていて…。
「アスカ」 男：王子
兄王子。弟と比べてだいぶ弱気だった。
実際に魔女と対峙した際は、彼を助けて犠牲になっている。
「ヒオネ」 男：国王
弟王子。兄より優秀。
兄を無理に誘って地下の封印を見に行き、全ての切っ掛けを作ることとなる。
現在は王となっている。激務のため、あっという間に老けこんでしまったらしい。
それでは各話について簡単に。
005：「それが王子のために」
お話の切っ掛けは、王子「ロア」が失踪する経緯を描いたもの。
↓表紙の２人ですね。
冒頭での一般人との接し方にて、性格の差がよく表現されています。
「ルビー」は…この漫画で最も思い通りに事を運べた一人でしょう。
027：「嘘つきはご用心」
その王子探索の命を受けた「ジルシェ」、彼女を助けた「ニエル」のお話。
なにげに前話、その後のエピソードです。
後の「ジルシェさん」は…この時に命中したのかな。
単行本では珍しく、男性側が切っ掛けとなっています。
047：「祝福の鐘がナる」
とある教会でのエピソード。
冒頭の女性は…ひょっとして…………かな。
聖職者「オルヴィオ」が活躍していますが…多勢に無勢か。
この話は、教会みたいな最後の安全地帯にも魔の手が浸食していた、という感じなんでしょうか。
069：「カラスの恩返し」
戦場で倒れた騎士「ディオン」
ふと目覚めると、カラスの魔物「ムニフ」に助けられていたのです。
男性・女性で、完全にすれ違っているのがポイント。
ああした一方的なんは魔物っぽいですね。
オチで語られる、切っ掛けとなる部分は甘いのですが。
089：「これはクラウン・クラウンの所為」
元王国研究室の女性と一般男性「ウィラ」のお話。
褐色肌で黒ぶち眼鏡な先生のキャラが独特。
実は収録で唯一ブラック要素ない、ラブコメ・カップルなのでした。
※左：錬金術師？「先生」、右：宿屋のアクマさん
111：「アクマの宿屋にようこそ！」
奴隷であった主人公が逃げた先、宿屋は悪魔が経営する宿だったのです。
「アクマの宿屋にようこそ」
そう出迎えていて、悪魔であることを隠そうともしていない彼女。
奴隷だった彼が逃げ切っているところも踏まえ、それだけ国が混乱しているってことなのかな。
相手は悪魔であるものの、彼にとってはこっちのが幸せか。
133：「それが私の為に」
157：「王国の礎」
179：「それが貴方の為に」
ここからが本番。
前述したとおり、これまで登場していたキャラたちがちらほら顔を見せてくれます。
まず「それが私の為に」は「ルビーさん」の前日譚。
あの真面目そうな彼女が、なにゆえあーなってしまったのか、が語られます。
「王国の礎」はさらに過去のお話。
先のエピソードで「ルビーさん」と交渉していた魔女「ウェアデラ」がいかにして誕生したのか、が描かれます。
これが結構重いもの。
比較的あっさり描かれてはいたんですがね。
そして最終話「それが貴方の為に」に繋がっていきます。
先の補完もあり、よりその心情が分かるようになっていました。
成年漫画でファンタジー系は、えっち要素のためブラックに流れること珍しくはないのですが。
こちらの墜ちっぷりは凄いですね。
ちょっと震えました。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「江鳥」センセでした。
こちらが２冊目でいいのかな。
ひでるさんは今回が初見。
ぶっちゃけ、店頭で↓表紙を見た際には…。
勝手に２人とも女の子だと思っていました。
ブログでアレコレ書いてるものの、当人は紹介帯とか全然見てないですね（笑）
前述しているように、えっちネタは刺さらなかったものの。
お話は凄かったです。
まさかあんな事になるとは。
わたしと一緒に… (GOT COMICS) コミック, 2022/12/27 [アダルト] 江鳥 (著)
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・絵柄 ：●●●●○
・お話 ：●●●●◎
・漫画 ：●●●●○
・独創性：●●●●◎
・属性 ： ［成年］ ファンタジー、ショタ、ブラック
・構成 ： ９話収録（全て表題作・１巻完結）
・おまけ： あとがき・４コマ。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「江鳥（えとり）」センセの「わたしと一緒に…」です。
※騎士「ルビー」
【 構成・絵柄 】
収録は９話の短編。
実は全て同一世界でのお話になっていて。
それぞれ個別で語られていたエピソードが、最終章と言うべき残り３話にて決着する～、みたいな感じ。
（※厳密に各短編が決着していくんではなく、舞台の裏側でどんな事が起こっていたのか～が描かれているのです）
漫画はファンタジーでショタ系。
ちょっと特殊ですね。
男性はひたすらに可愛らしく描かれ。
それに対し、女性は凛々しかったり、毒々しかったりしていて～。
強い攻め手というイメージ。
ファンタジーなので、そうした描写もあったりしています。
個人的な物差しでは…雰囲気とは違って、そう振り切れていませんね。
触手とか異形の怪物ら～みたいなんもなかったです。
本当に多少ですが、甘さもあったりします。
強めな線での作画。
デジタルな色彩はやや濃い目です。
コマ割りはちょっとした変化があり、はみ出し頻繁。
全体はコッテリとした仕上がりでした。
漫画は乱れ飛ぶ擬音など、派手な表現。
可愛らしくコメディーちっくです。
それがため、恐怖・狂気な描写はもう一歩という印象でした。
背景や小物はなかなか良く、お話をしっかり支えています。
人物画は幅広でユルっとした輪郭と横長目が特徴。
デフォルメ強く、可愛らしく漫画っぽいもの。
カラーはその良さがあるので…。
判断は紹介帯のカット絵と共にどうぞ。
【 収録話 】 ９話収録
とある王国のお話。
その城の地下にはとある魔女を閉じ込めた封印の門があり。
ふとした切っ掛けからそれは解かれてしまい。
以後、国のあちこちで妙な事件が起こるようになっていくのです。
ザックリではそんな感じ。
とある王国での事件を描く、長編ストーリー。
前述もしておりますが…。
個別の話に見せかけて、実は全て同一世界でのエピソードです。
おおむね、６話までは個別の短編っぽい印象。
７話目から別話のキャラが登場し始めていき…。
作品の裏側、
”この国に何が起こっているか、何があったのか”
～その切っ掛けなども描かれていき、壮大なサーガのようになっていました。
それぞれの各話は成年系ショタ漫画。
剣と魔法に怪物も当然な世界であるものの、バトルっぽい描写とかほぼありません。
だいたいえっちなんで決着してますねー。
ジャンルがため、女性陣のが（良い・悪い関係なく）上位となっていて。
男性らはただ蹂躙されていく存在です。
そのため、そっち趣味ない方はえっち描写は合わないかもしれません。
…はい、ひでるさんがソレでした。
ぶっちゃけ、個人的に好みからは大きく外れるネタではあるのですが。
前述したように、”個別な各話が後半に集約され、壮大なストーリーが見えてくる～”というのは面白かったです。
単行本ではかなりの登場人物がいるので、いつものようにプログ書く際にまとめた総覧をそのまま残します。
ネタバレとか見たくない方は、この後進まぬようにしてください。
※左：獣人「ジルシェ」、右：カラスの魔物「ムニフ」
【 わたしと一緒に… 登場人物総覧 】
「ロア」 男：聖職者
お忍び旅行に出ていた、国の王子。
戦争終結のため、敵国の姫と結婚する予定だった。
「ルビー」 女：騎士
王子付きの従者。もともとはその教育係だった。
その恋心を利用され、結果として国に重大な影響を与えることとなる。
お忍び旅行に同行しており、騎士・癒し手として噂になっていた。
「ニエル」 男：盗賊
盗む目的で倒れていた「ジルジェ」を助ける。
「ジルシェ」 女：獣人
王宮に仕えていた。行方不明の王子を探す命令を受けている。
本性は狂暴。
「メアリー」 女：聖職者
昔「オルヴィオ」の面倒を見ていた。彼にとって憧れの存在。
「オルヴィオ」 男：聖職者
大教会に仕える僧侶。元孤児で「メアリー」と接点あった。
「？？」 女：悪魔
教会に巣くっていた悪魔。３人がかりで「オルヴィオ」と対峙。
「ディオン」 男：騎士
国に仕えていた騎士。王子に格闘術の指南もしていた。
戦場で敗れた際に、「ムニフ」に助けられていた。
「ムニフ」 女：カラスの魔物
倒れていた「ディオン」を助け、若返らせていた。
その能力があるため、人から崇められてもいる。
実は過去に彼と関係があった。
「？？」 女：錬金術師
作中では先生と呼ばれる。魔法も仕える様子。
もともと国の王国研究室に所属していた。管理責任を問われて失職する。
「ウィラ」 男：村人
病気だったところ先生に救われ、以後交流を持っていた。
「？？」 女：悪魔
作中でアクマさんと呼ばれる。は宿屋を経営。ツインテール。
「？？」 男：奴隷
作中でドレイ様と呼ばれる。混乱に乗じて脱走してきた元奴隷。
「ウェアデラ」 女：魔女
過去「ルビー」の前に出て、事の切っ掛けとなっていた。
その際、彼女に弱いと見抜かれていた。人の願いを具現化する魔法を使う。
実はさらに昔にて国の乗っ取りに失敗し、地下に封印されていて…。
「アスカ」 男：王子
兄王子。弟と比べてだいぶ弱気だった。
実際に魔女と対峙した際は、彼を助けて犠牲になっている。
「ヒオネ」 男：国王
弟王子。兄より優秀。
兄を無理に誘って地下の封印を見に行き、全ての切っ掛けを作ることとなる。
現在は王となっている。激務のため、あっという間に老けこんでしまったらしい。
それでは各話について簡単に。
005：「それが王子のために」
お話の切っ掛けは、王子「ロア」が失踪する経緯を描いたもの。
↓表紙の２人ですね。
冒頭での一般人との接し方にて、性格の差がよく表現されています。
「ルビー」は…この漫画で最も思い通りに事を運べた一人でしょう。
027：「嘘つきはご用心」
その王子探索の命を受けた「ジルシェ」、彼女を助けた「ニエル」のお話。
なにげに前話、その後のエピソードです。
後の「ジルシェさん」は…この時に命中したのかな。
単行本では珍しく、男性側が切っ掛けとなっています。
047：「祝福の鐘がナる」
とある教会でのエピソード。
冒頭の女性は…ひょっとして…………かな。
聖職者「オルヴィオ」が活躍していますが…多勢に無勢か。
この話は、教会みたいな最後の安全地帯にも魔の手が浸食していた、という感じなんでしょうか。
069：「カラスの恩返し」
戦場で倒れた騎士「ディオン」
ふと目覚めると、カラスの魔物「ムニフ」に助けられていたのです。
男性・女性で、完全にすれ違っているのがポイント。
ああした一方的なんは魔物っぽいですね。
オチで語られる、切っ掛けとなる部分は甘いのですが。
089：「これはクラウン・クラウンの所為」
元王国研究室の女性と一般男性「ウィラ」のお話。
褐色肌で黒ぶち眼鏡な先生のキャラが独特。
実は収録で唯一ブラック要素ない、ラブコメ・カップルなのでした。
※左：錬金術師？「先生」、右：宿屋のアクマさん
111：「アクマの宿屋にようこそ！」
奴隷であった主人公が逃げた先、宿屋は悪魔が経営する宿だったのです。
「アクマの宿屋にようこそ」
そう出迎えていて、悪魔であることを隠そうともしていない彼女。
奴隷だった彼が逃げ切っているところも踏まえ、それだけ国が混乱しているってことなのかな。
相手は悪魔であるものの、彼にとってはこっちのが幸せか。
133：「それが私の為に」
157：「王国の礎」
179：「それが貴方の為に」
ここからが本番。
前述したとおり、これまで登場していたキャラたちがちらほら顔を見せてくれます。
まず「それが私の為に」は「ルビーさん」の前日譚。
あの真面目そうな彼女が、なにゆえあーなってしまったのか、が語られます。
「王国の礎」はさらに過去のお話。
先のエピソードで「ルビーさん」と交渉していた魔女「ウェアデラ」がいかにして誕生したのか、が描かれます。
これが結構重いもの。
比較的あっさり描かれてはいたんですがね。
そして最終話「それが貴方の為に」に繋がっていきます。
先の補完もあり、よりその心情が分かるようになっていました。
成年漫画でファンタジー系は、えっち要素のためブラックに流れること珍しくはないのですが。
こちらの墜ちっぷりは凄いですね。
ちょっと震えました。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「江鳥」センセでした。
こちらが２冊目でいいのかな。
ひでるさんは今回が初見。
ぶっちゃけ、店頭で↓表紙を見た際には…。
勝手に２人とも女の子だと思っていました。
ブログでアレコレ書いてるものの、当人は紹介帯とか全然見てないですね（笑）
前述しているように、えっちネタは刺さらなかったものの。
お話は凄かったです。
まさかあんな事になるとは。
わたしと一緒に… (GOT COMICS) コミック, 2022/12/27 [アダルト] 江鳥 (著)
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■シスターガーデン 姉の膣内に射精して、妹の膣内にも射精した。 （あおやまきいろ。）
★まんがデーター ［１３．５／２０．０］
・絵柄 ：●●●◎○
・お話 ：●●●◎○
・漫画 ：●●●○○
・独創性：●●●◎○
・属性 ： ［成年］ 近親、ラブコメ
・構成 ： カラー（４Ｐ）、９話収録（うち「シスターガーデン」×４）
・おまけ： あとがき。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「あおやまきいろ。」センセの「シスターガーデン 姉の膣内に射精して、妹の膣内にも射精した。」です。
※妹「みくに」
【 構成・絵柄 】
収録は９話あり、うち４話がメイン中編。
表題はそのメインからですね。
前中後編の３話、カラー原稿の後日談ショート、という組み合わせです。
長めのエピソードという印象でした。
なお、ほか短編群もキッチリ近親で揃っており。
数えてみたところ、姉２人、妹２人、双子（どっちか不明）が１人、という実にバランス良い組み合わせでした。
（※メインは姉・妹どっちも登場する、Ｗヒロインものです）
ジャンルはラブコメ。
収録のほとんどはそんなんでしたが、最終話だけブラック展開になっています。
甘い感じでここまで来て、最後に落とされました。
なんで最後に持ってきたんだろう？？
ともかく、近親ネタで色々なパターンがあり、どちらも楽しめました。
そんなんお好きな方は良いでしょう。
裏表紙にて詳しくメイン漫画の説明あったので、とりあえず見てみるのが良いと思います。
強めでしっかりとした線での作画。
白比率が高く、全体の色付きは控えめ。
濃淡も全体的に淡く、黒色自体が少なかったです。
コマ割りは変化ほぼなく、たまに重なり。
収まり良く、枠間はあらかた確保されていました。
細めな擬音の控えめ傾向な漫画で、表現はコメディーっぽいところちらほら。
表情に優れている反面、引き絵・小コマなどバランスが気になります。
背景や小物はサッパリ気味。
服装などはフェチ感に繋がるので、もうひと頑張り欲しい印象でした。
原稿は２０から２２年で、極端に落差を感じる回はありません。
人物画はしっかり鼻を描かれていて、リアル・漫画での中間くらい。
適度なデフォルメがされていて、可愛らしく仕上がっています。
アップの絵とか、ぞくぞくっとするくらいに良いコマもありました。
変な話、そうした良さが故に…ちょっとした崩れが目立ってしまうんですね。
その点では損するタイプでしょう。
もうひと安定すれば、上の段を飛び越えていきそうです。
判断については、お話でも説明した裏表紙がベスト。
【 収録話 】 ９話収録
003：「シスターガーデン ～姉妹と作る不純家庭～」 ４話 カラー原稿あり
家が火事になってしまい。
姉「和奏（わかな）」、妹「沙月」の２人は弟「秋野孝輔」の部屋に泊まることとしたのでした。
ごく簡単ですが、そうしたオープニングです。
こちらの家庭はかなりオープンらしく。
親切っ掛けで、「孝輔くん」は姉「和奏さん」とえっち関係になっていくのですが…実際のところ、どうなんでしょう。
漫画であったように、仲良い故の行為であることを説明する、のは良いと思います。
ただ、あーして見せつけるのは違うと思うけれどなぁ…。
ともかく、それで性についてオープンになった２人は以降ちょくちょくえっちしていたようでしたが。
今回の再会は数年ぶり。（お姉ちゃんは寮に入ってたりもした）
さすがに色々知識を得ていた「孝輔くん」は抵抗するものの～という流れ。
まぁ、ヤル気満々な女性が身近うろうろしてたら…年頃の彼はもたないだろうなぁ。
※左：姉「和奏」・妹「沙月」、右：姉「真帆」
前編のオチから直接続く中編。
トイレえっちが妹「沙月さん」にバレた後の風景です。
奔放な姉と違い、彼女は真面目で努力家、生徒会などもしていたタイプ。
ただ、「孝輔くん」のイメージより、「和奏さん」が言ってた彼女のが的を得ているかなぁ。
お話は彼女とのデート、電車内での接触が切っ掛け。
そのデートに至るくだり、うっかり着替えに鉢合わせ～、というラッキースケベな展開があるのですが。
この際の、背中を向けた「沙月さん」が妙なまでにエロかったので、必見。
なお、彼女とはお尻プレイです。
そして最終となる後編。
両親が新居を決めたため、同棲生活が終わることとなる、といったもの。
ちょっとドキドキ。
Ｗヒロインものの定番な流れでしたよ。
なお、冒頭のカラー原稿４ページもそうしたもの。
カラーでのえっちが見れます。
083：「モヤモヤ」
お兄ちゃんとシテしまった「ユズ」
それでもまだ好きかどうかモヤモヤしていたところ。
友人らの助言「もう１回ヤってみれば？」を実践してみることとしたのでした。
確かにそんなんかもしれませんが…。
まぁ、既に１回しちゃっているのだし、この２人ならばいずれ再度えっち発展していきそう。
友人からのチャットが楽しい。
107：「大好きだから孕んでほしい」
結婚してから２年振りに帰省した「真帆」
まだ子がなく、姑との仲は微妙で、弟「ナオ」に思わず愚痴っていたところ～というもの。
酔っ払ったお姉ちゃんが可愛いです。
缶ビールのくだり。
ひでるさんはシラフで似たような事をやりました。
もう、どうにもならんですね（笑）
もともと好意を持っていた弟が、姉の現状に思い切る～といった流れ。
お姉ちゃんがイイキャラでした。
オチの表情は抜群。
133：「においばこ」
遺伝子的には、家族のにおいを嫌うように出来ている。
好きなアイドルの発言に、「みくに」は兄とのえっちを止めると言い出したのですが。
この兄妹は物心ついた頃から、お互いのにおいが大好きだったのです。
そんな訳で、既に関係していた兄妹が逆にそれを我慢するパターン。
なるほど、面白い。
ちなみに、においの件を検索したところ、どっちもあり得るようで。
”性的に刺さるのは遺伝子遠いもの、安心感得るのは遺伝子近いもの”
～という説明がしっくりきました。
（※当然、例外もあるんでしょうし）
えっちしない、とか言い出した「みくにちゃん」
その時点で半泣き、彼のまくらを抱えているような状態だったので、すぐに音を上げると見ていたところ。
なんと、５日もの間耐えており、お兄ちゃんがやって来る～、という展開です。
タイトル「においばこ」というのは、”最後に平気かどうか試してみよう”～ということで、２人してダンボール箱の中に入ったため。
（※複数繋げて、ちゃんと２人入れるようにしてます）
すでにビショ濡れな「みくにちゃん」がキュートでした。
まぁ、よく頑張ったと思います。
そうしたオモシロ漫画なんですが、オチでのやり取りはちょっとイイ話ちっく。
なるほど。
159：「ふたごむ！」
母親が亡くなって、双子「真白」・「真弘」は父親と共に暮らしていました。
小さい工場を経営する父。
そこで作っているというゴムはなにかと生活に便利なため、日常のあちこちで使っていたのですが…。
父親から、実際にそれはどう使うのが正しいのか、調べてみるよう言われたのでした。
「身近すぎて全然結びつかなかった！」
とか言ってました。
わはは。
ただ、まぁ…実際にこんなんありそう。
たぶんね、あれ母親が同じように日常使いをしていたのだと思います。
（程度の違いはあったとしても）
そんなんをどっちかが見ていたため、亡くなった後も真似して使うようになったのだと考えました。
調べたのを切っ掛けに、”では使ってみよう”ってなるパターン。
あっさり下着見せてくれる「真白ちゃん」
まぁ、双子だとそんなもんか。
えっちに至る際の解釈が楽しい。
アンタら…もう１回保健体育の授業を受けなおしてね。
※左：妹「ユズ」、右：双子「真白」
185：「プレゼント」
姉「リリ」とは年齢異なるものの誕生日は同じ日付。
それがため、誕生会にはプレゼント交換をすることとなっていたのですが…。
彼女のセンスは微妙で、毎年変なものをもらっていたのでした。
兄弟で誕生日が同日、ってーのは凄いですね。
試しに検索したところ、実際にも例がちらほらあるようです。
まぁ、当然か。
凄いには違いないコトではあるのだけど。
お姉ちゃんが変なプレゼントを渡してくる理由。
うーん、思春期とかに漫画のような事あるかもしれませんが。
ここまで、というのは極端な気がしますね…。
親がどっちかに肩入れしてた、～とかならばあり得るか。
これまでの漫画は巧くいってましたが、収録最終話にて撃沈。
ブラックな展開・オチとなっていました。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「あおやまきいろ。」センセでした。
こちらが初単行本とのこと。
おめでとうございます！
前述しましたが。
この単行本の裏表紙は非常に良かったです。
あれは分かり易い！
スタンダードな１枚絵のパターンイイは良いので、迷うところですが…。
こんなん増えても良いですね。
収録で、ひでるさんは「においばこ」が最もお気に入り
フェチでしたねー。
匂いうんぬんはひでるさん考える男女関係とも合致しているので、より良かったです。
シスターガーデン 姉の膣内に射精して、妹の膣内にも射精した。 真激COMICS コミック, 2022/10/7 [アダルト] あおやまきいろ。 (著)
(※現在アマゾン登録なし2022/10/16、2023/02/26)
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・絵柄 ：●●●◎○
・お話 ：●●●◎○
・漫画 ：●●●○○
・独創性：●●●◎○
・属性 ： ［成年］ 近親、ラブコメ
・構成 ： カラー（４Ｐ）、９話収録（うち「シスターガーデン」×４）
・おまけ： あとがき。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「あおやまきいろ。」センセの「シスターガーデン 姉の膣内に射精して、妹の膣内にも射精した。」です。
※妹「みくに」
【 構成・絵柄 】
収録は９話あり、うち４話がメイン中編。
表題はそのメインからですね。
前中後編の３話、カラー原稿の後日談ショート、という組み合わせです。
長めのエピソードという印象でした。
なお、ほか短編群もキッチリ近親で揃っており。
数えてみたところ、姉２人、妹２人、双子（どっちか不明）が１人、という実にバランス良い組み合わせでした。
（※メインは姉・妹どっちも登場する、Ｗヒロインものです）
ジャンルはラブコメ。
収録のほとんどはそんなんでしたが、最終話だけブラック展開になっています。
甘い感じでここまで来て、最後に落とされました。
なんで最後に持ってきたんだろう？？
ともかく、近親ネタで色々なパターンがあり、どちらも楽しめました。
そんなんお好きな方は良いでしょう。
裏表紙にて詳しくメイン漫画の説明あったので、とりあえず見てみるのが良いと思います。
強めでしっかりとした線での作画。
白比率が高く、全体の色付きは控えめ。
濃淡も全体的に淡く、黒色自体が少なかったです。
コマ割りは変化ほぼなく、たまに重なり。
収まり良く、枠間はあらかた確保されていました。
細めな擬音の控えめ傾向な漫画で、表現はコメディーっぽいところちらほら。
表情に優れている反面、引き絵・小コマなどバランスが気になります。
背景や小物はサッパリ気味。
服装などはフェチ感に繋がるので、もうひと頑張り欲しい印象でした。
原稿は２０から２２年で、極端に落差を感じる回はありません。
人物画はしっかり鼻を描かれていて、リアル・漫画での中間くらい。
適度なデフォルメがされていて、可愛らしく仕上がっています。
アップの絵とか、ぞくぞくっとするくらいに良いコマもありました。
変な話、そうした良さが故に…ちょっとした崩れが目立ってしまうんですね。
その点では損するタイプでしょう。
もうひと安定すれば、上の段を飛び越えていきそうです。
判断については、お話でも説明した裏表紙がベスト。
【 収録話 】 ９話収録
003：「シスターガーデン ～姉妹と作る不純家庭～」 ４話 カラー原稿あり
家が火事になってしまい。
姉「和奏（わかな）」、妹「沙月」の２人は弟「秋野孝輔」の部屋に泊まることとしたのでした。
ごく簡単ですが、そうしたオープニングです。
こちらの家庭はかなりオープンらしく。
親切っ掛けで、「孝輔くん」は姉「和奏さん」とえっち関係になっていくのですが…実際のところ、どうなんでしょう。
漫画であったように、仲良い故の行為であることを説明する、のは良いと思います。
ただ、あーして見せつけるのは違うと思うけれどなぁ…。
ともかく、それで性についてオープンになった２人は以降ちょくちょくえっちしていたようでしたが。
今回の再会は数年ぶり。（お姉ちゃんは寮に入ってたりもした）
さすがに色々知識を得ていた「孝輔くん」は抵抗するものの～という流れ。
まぁ、ヤル気満々な女性が身近うろうろしてたら…年頃の彼はもたないだろうなぁ。
※左：姉「和奏」・妹「沙月」、右：姉「真帆」
前編のオチから直接続く中編。
トイレえっちが妹「沙月さん」にバレた後の風景です。
奔放な姉と違い、彼女は真面目で努力家、生徒会などもしていたタイプ。
ただ、「孝輔くん」のイメージより、「和奏さん」が言ってた彼女のが的を得ているかなぁ。
お話は彼女とのデート、電車内での接触が切っ掛け。
そのデートに至るくだり、うっかり着替えに鉢合わせ～、というラッキースケベな展開があるのですが。
この際の、背中を向けた「沙月さん」が妙なまでにエロかったので、必見。
なお、彼女とはお尻プレイです。
そして最終となる後編。
両親が新居を決めたため、同棲生活が終わることとなる、といったもの。
ちょっとドキドキ。
Ｗヒロインものの定番な流れでしたよ。
なお、冒頭のカラー原稿４ページもそうしたもの。
カラーでのえっちが見れます。
083：「モヤモヤ」
お兄ちゃんとシテしまった「ユズ」
それでもまだ好きかどうかモヤモヤしていたところ。
友人らの助言「もう１回ヤってみれば？」を実践してみることとしたのでした。
確かにそんなんかもしれませんが…。
まぁ、既に１回しちゃっているのだし、この２人ならばいずれ再度えっち発展していきそう。
友人からのチャットが楽しい。
107：「大好きだから孕んでほしい」
結婚してから２年振りに帰省した「真帆」
まだ子がなく、姑との仲は微妙で、弟「ナオ」に思わず愚痴っていたところ～というもの。
酔っ払ったお姉ちゃんが可愛いです。
缶ビールのくだり。
ひでるさんはシラフで似たような事をやりました。
もう、どうにもならんですね（笑）
もともと好意を持っていた弟が、姉の現状に思い切る～といった流れ。
お姉ちゃんがイイキャラでした。
オチの表情は抜群。
133：「においばこ」
遺伝子的には、家族のにおいを嫌うように出来ている。
好きなアイドルの発言に、「みくに」は兄とのえっちを止めると言い出したのですが。
この兄妹は物心ついた頃から、お互いのにおいが大好きだったのです。
そんな訳で、既に関係していた兄妹が逆にそれを我慢するパターン。
なるほど、面白い。
ちなみに、においの件を検索したところ、どっちもあり得るようで。
”性的に刺さるのは遺伝子遠いもの、安心感得るのは遺伝子近いもの”
～という説明がしっくりきました。
（※当然、例外もあるんでしょうし）
えっちしない、とか言い出した「みくにちゃん」
その時点で半泣き、彼のまくらを抱えているような状態だったので、すぐに音を上げると見ていたところ。
なんと、５日もの間耐えており、お兄ちゃんがやって来る～、という展開です。
タイトル「においばこ」というのは、”最後に平気かどうか試してみよう”～ということで、２人してダンボール箱の中に入ったため。
（※複数繋げて、ちゃんと２人入れるようにしてます）
すでにビショ濡れな「みくにちゃん」がキュートでした。
まぁ、よく頑張ったと思います。
そうしたオモシロ漫画なんですが、オチでのやり取りはちょっとイイ話ちっく。
なるほど。
159：「ふたごむ！」
母親が亡くなって、双子「真白」・「真弘」は父親と共に暮らしていました。
小さい工場を経営する父。
そこで作っているというゴムはなにかと生活に便利なため、日常のあちこちで使っていたのですが…。
父親から、実際にそれはどう使うのが正しいのか、調べてみるよう言われたのでした。
「身近すぎて全然結びつかなかった！」
とか言ってました。
わはは。
ただ、まぁ…実際にこんなんありそう。
たぶんね、あれ母親が同じように日常使いをしていたのだと思います。
（程度の違いはあったとしても）
そんなんをどっちかが見ていたため、亡くなった後も真似して使うようになったのだと考えました。
調べたのを切っ掛けに、”では使ってみよう”ってなるパターン。
あっさり下着見せてくれる「真白ちゃん」
まぁ、双子だとそんなもんか。
えっちに至る際の解釈が楽しい。
アンタら…もう１回保健体育の授業を受けなおしてね。
※左：妹「ユズ」、右：双子「真白」
185：「プレゼント」
姉「リリ」とは年齢異なるものの誕生日は同じ日付。
それがため、誕生会にはプレゼント交換をすることとなっていたのですが…。
彼女のセンスは微妙で、毎年変なものをもらっていたのでした。
兄弟で誕生日が同日、ってーのは凄いですね。
試しに検索したところ、実際にも例がちらほらあるようです。
まぁ、当然か。
凄いには違いないコトではあるのだけど。
お姉ちゃんが変なプレゼントを渡してくる理由。
うーん、思春期とかに漫画のような事あるかもしれませんが。
ここまで、というのは極端な気がしますね…。
親がどっちかに肩入れしてた、～とかならばあり得るか。
これまでの漫画は巧くいってましたが、収録最終話にて撃沈。
ブラックな展開・オチとなっていました。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「あおやまきいろ。」センセでした。
こちらが初単行本とのこと。
おめでとうございます！
前述しましたが。
この単行本の裏表紙は非常に良かったです。
あれは分かり易い！
スタンダードな１枚絵のパターンイイは良いので、迷うところですが…。
こんなん増えても良いですね。
収録で、ひでるさんは「においばこ」が最もお気に入り
フェチでしたねー。
匂いうんぬんはひでるさん考える男女関係とも合致しているので、より良かったです。
シスターガーデン 姉の膣内に射精して、妹の膣内にも射精した。 真激COMICS コミック, 2022/10/7 [アダルト] あおやまきいろ。 (著)
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■新芽取り （丑露ムキ）
★まんがデーター ［１５．０／２０．０］
・絵柄 ：●●●◎○
・お話 ：●●●●○
・漫画 ：●●●◎○
・独創性：●●●●○
・属性 ： ［成年］ ロリ、ブラック、複数
・構成 ： カラー（６Ｐ）、８話収録（うち「籠女籠ノ中」×２、「ｔｏ Ｆ，ｉｎ Ｄ」×２）
・おまけ： あとがき
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「丑露ムキ（うしろ・むき）」センセの「新芽取り」です。
※現在試行錯誤中につき、いつもと書き方を変えています。
★★単行本構成、ほか ★★★
収録は８話で、連続モノが２つ。
エピソードとしては計６本となってます。
おまけはあとがきのみ。
あの↓表紙から察せられるそのまま、ラブコメとかでなく。
読んでげんなりするだろう、ブラックなお話ばかりとなってます。
ロリっと可愛らしいヒロインらは登場するのですが、ぺかぺかと明るいものではないので…。
ジャンル得意でない方は気を付けて。
※左：「霞」・「朧」、右：「楢崎魅亜」
★★絵柄について ★★★
全体の白、そしてところどころに黒。
動物だとパンダのようなイメージね。
他では見られない、独特な仕上がりでした。
極細線は柔らか・しなやか、でどこか儚げ。
コマ割りは変化大きめで自由。
背景や小物などもサッパリとた書き方でした。
色彩としては圧倒的に白が目立っていて、明るめだったのですが。
前述した線の具合、たまの濃い黒色、太めのぼってりとした擬音、勢いに優れた漫画表現…などの効果によって、淫靡かつ緊張感ある空気が漂っています。
個人的に、バランス面など気になるところあったものの。
その特徴的な作画がため、普通に読むにはほぼ問題ないと思います。
★★収録話について ★★★ ８話収録
003：「籠女籠ノ中」 前後編、カラー原稿あり
電波も入らないような田舎。
義父「金丸」の屋敷に住んでいる少女「朧（おぼろ）」・「霞（かすみ）」の個別指導をするよう呼ばれた「石神」
集会場では２人の驚くべき姿を目撃することとなったのです。
前後編の長編ストーリー。
ぶっちゃけ、単行本収録の各話は…ブラックなものばかり。
こちらもほとんど同様なのですが。
実は、とある秘密を持つ「石神くん」は、収録で本当に数少ないマトも（？）な男性で～。
それがため、お話の方向を変えていました。
ヒロイン「朧」・「霞」は↓表紙の２人。
ショートカットで活発・バスト大き目な「朧ちゃん」、ロングで大人しく控えめサイズの「霞さん」と容姿・個性とも違っていて。
特にオチでのくだりが良かったです。
059：「飽食」
刺激を求めていた男性。
ＳＮＳで人気の女性を誘い出し、拉致したのでした。
さすがに可愛らしいヒロインが…トコトン酷い目にあってしまうエピソード。
最後もまた酷いんですね。
あちこち証拠残っているようなので、せいぜい奴にはこの後地獄へ墜ちてもらえれば幸い。
087：「９時間数分」
学校でいじめにあって、引き籠りとなっていた「さな」
家に独りでいたところ、電力会社を名乗る男性がやってきたのです。
お話の流れで、あーでしたが。
彼女の現状を見る限り、部屋から出てこないのではないかしら。
オチが悲しい。
113：「Ｓａｍｓａｒａ」
何処から来たのか、何者かは不明。
「天使」と呼ばれるようになった彼女らは、顔の造形、身体のサイズなど、その男性好みの伴侶があてがわれ…。
いつしか、世界から童貞が消失したのでした。
８ページのショート。
こうした場合、普通ならぱ男性だけでなく、女性陣にも好みの相手が出現するのではないかなー、って思いました。
まぁ、どんな目的で出現したのか、不明なんですけどね。
途中のコマとか見る限り。
彼女らは…人類を絶滅させようとしてる、のかしら。
「天使」らはなんちゃら耳のある薄着な女性陣。
アレはあれで…その人は幸せだろうなぁ。
※天使たち
121：「ｔｏ Ｆ，ｉｎ Ｄ」 前後編
空手を習っていた「楢崎魅亜（ならさき・みあ）」
街中で女性を助けようとしたのですが、複数の男性にはかなわなかったのです。
前後編にて、「魅亜ちゃん」が変な方向に成長していく様がじっくり描かれてました。
冒頭は格好良く。
たぶん、普通の漫画ならぱキッチリ助けることができたのでしょうけど…。
残念ながら、こちらロリ系成年漫画なのでした。
まー、出て来る野郎が次々にクズばかりで。
げんなりするくらい「魅亜ちゃん」が可哀そうだったので。
オチ付近での描写は、いくらかああして取り返してもらえばいいかなー、って思いました。
173：「生存権」
僅かな金額を手に、酷い親のもとから逃げてきた少女。
どうにか食べれそうなものを探していたところ。
そのあたりに居た、大人らに捕まってしまうのでした。
ううむ、この単行本に出て来る男性陣は本当にロクなのいないなぁ…。
冒頭では警官から逃げていましたが。
あれ、保護してもらった方が良かったんでは。
食事シーンがどうにも…重い。
後半も酷いですね。
どうにかいい男性に会えればいいのですけれど。
★★リンクほか ★★★
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・絵柄 ：●●●◎○
・お話 ：●●●●○
・漫画 ：●●●◎○
・独創性：●●●●○
・属性 ： ［成年］ ロリ、ブラック、複数
・構成 ： カラー（６Ｐ）、８話収録（うち「籠女籠ノ中」×２、「ｔｏ Ｆ，ｉｎ Ｄ」×２）
・おまけ： あとがき
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「丑露ムキ（うしろ・むき）」センセの「新芽取り」です。
※現在試行錯誤中につき、いつもと書き方を変えています。
★★単行本構成、ほか ★★★
収録は８話で、連続モノが２つ。
エピソードとしては計６本となってます。
おまけはあとがきのみ。
あの↓表紙から察せられるそのまま、ラブコメとかでなく。
読んでげんなりするだろう、ブラックなお話ばかりとなってます。
ロリっと可愛らしいヒロインらは登場するのですが、ぺかぺかと明るいものではないので…。
ジャンル得意でない方は気を付けて。
※左：「霞」・「朧」、右：「楢崎魅亜」
★★絵柄について ★★★
全体の白、そしてところどころに黒。
動物だとパンダのようなイメージね。
他では見られない、独特な仕上がりでした。
極細線は柔らか・しなやか、でどこか儚げ。
コマ割りは変化大きめで自由。
背景や小物などもサッパリとた書き方でした。
色彩としては圧倒的に白が目立っていて、明るめだったのですが。
前述した線の具合、たまの濃い黒色、太めのぼってりとした擬音、勢いに優れた漫画表現…などの効果によって、淫靡かつ緊張感ある空気が漂っています。
個人的に、バランス面など気になるところあったものの。
その特徴的な作画がため、普通に読むにはほぼ問題ないと思います。
★★収録話について ★★★ ８話収録
003：「籠女籠ノ中」 前後編、カラー原稿あり
電波も入らないような田舎。
義父「金丸」の屋敷に住んでいる少女「朧（おぼろ）」・「霞（かすみ）」の個別指導をするよう呼ばれた「石神」
集会場では２人の驚くべき姿を目撃することとなったのです。
前後編の長編ストーリー。
ぶっちゃけ、単行本収録の各話は…ブラックなものばかり。
こちらもほとんど同様なのですが。
実は、とある秘密を持つ「石神くん」は、収録で本当に数少ないマトも（？）な男性で～。
それがため、お話の方向を変えていました。
ヒロイン「朧」・「霞」は↓表紙の２人。
ショートカットで活発・バスト大き目な「朧ちゃん」、ロングで大人しく控えめサイズの「霞さん」と容姿・個性とも違っていて。
特にオチでのくだりが良かったです。
059：「飽食」
刺激を求めていた男性。
ＳＮＳで人気の女性を誘い出し、拉致したのでした。
さすがに可愛らしいヒロインが…トコトン酷い目にあってしまうエピソード。
最後もまた酷いんですね。
あちこち証拠残っているようなので、せいぜい奴にはこの後地獄へ墜ちてもらえれば幸い。
087：「９時間数分」
学校でいじめにあって、引き籠りとなっていた「さな」
家に独りでいたところ、電力会社を名乗る男性がやってきたのです。
お話の流れで、あーでしたが。
彼女の現状を見る限り、部屋から出てこないのではないかしら。
オチが悲しい。
113：「Ｓａｍｓａｒａ」
何処から来たのか、何者かは不明。
「天使」と呼ばれるようになった彼女らは、顔の造形、身体のサイズなど、その男性好みの伴侶があてがわれ…。
いつしか、世界から童貞が消失したのでした。
８ページのショート。
こうした場合、普通ならぱ男性だけでなく、女性陣にも好みの相手が出現するのではないかなー、って思いました。
まぁ、どんな目的で出現したのか、不明なんですけどね。
途中のコマとか見る限り。
彼女らは…人類を絶滅させようとしてる、のかしら。
「天使」らはなんちゃら耳のある薄着な女性陣。
アレはあれで…その人は幸せだろうなぁ。
※天使たち
121：「ｔｏ Ｆ，ｉｎ Ｄ」 前後編
空手を習っていた「楢崎魅亜（ならさき・みあ）」
街中で女性を助けようとしたのですが、複数の男性にはかなわなかったのです。
前後編にて、「魅亜ちゃん」が変な方向に成長していく様がじっくり描かれてました。
冒頭は格好良く。
たぶん、普通の漫画ならぱキッチリ助けることができたのでしょうけど…。
残念ながら、こちらロリ系成年漫画なのでした。
まー、出て来る野郎が次々にクズばかりで。
げんなりするくらい「魅亜ちゃん」が可哀そうだったので。
オチ付近での描写は、いくらかああして取り返してもらえばいいかなー、って思いました。
173：「生存権」
僅かな金額を手に、酷い親のもとから逃げてきた少女。
どうにか食べれそうなものを探していたところ。
そのあたりに居た、大人らに捕まってしまうのでした。
ううむ、この単行本に出て来る男性陣は本当にロクなのいないなぁ…。
冒頭では警官から逃げていましたが。
あれ、保護してもらった方が良かったんでは。
食事シーンがどうにも…重い。
後半も酷いですね。
どうにかいい男性に会えればいいのですけれど。
★★リンクほか ★★★
新芽取り： セラフィンコミックス コミック, 2023/2/21 [アダルト] 丑露ムキ (著)
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■巨乳純情剣 紗希 （八月薫）
★まんがデーター ［１７．０／２０．０］
・絵柄 ：●●●●◎
・お話 ：●●●●○
・漫画 ：●●●●◎
・独創性：●●●●○
・属性 ： ［一般］ アクション、剣劇、江戸時代、巨乳
・構成 ： 原作「鈴木涼生」、６話収録、現在１巻まで発売中。
・おまけ：
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「八月薫（はづき・かおる）」センセの「巨乳純情剣 紗希 １巻」です。
※現在試行錯誤中につき、いつもと書き方を変えています。
★★単行本構成、ほか ★★★
２巻以降へと続いていく、長編ストーリー。
収録は６話で、おまけなどの類はありません。
”痛快！ たわわな女人剣”
今回は、そうした紹介帯に釣り上げられました（笑）
うーん、たまには時代劇もいいなぁ、みたいに。
（※刺さった部分は”たわわ”の方でしたが）
文字は小さいですが、紹介帯の裏面にはあらすじが書かれていて。
気になった人はそちらで判断するのも良いでしょう。
※強いぞ「紗希さん」
★★絵柄について ★★★
収録の雑誌「乱」は時代劇画、とのことで。
しっかりとした劇画調の作画。
まんが・漫画していないので、好き・嫌いが分かれるものだと思います。
細かめなコマ割りで、収まりは良く。
…黒いです（笑）
表情とか表現など、コメディーちっくになることもありました。
適度なくらいに写実的ですね。
ほか、背景や小物ほかあちこち描写もお上手。
ちゃんと時代劇してました。
★★収録話について ★★★ ６話収録
信州木谷藩の中老「真野寛兵衛（まや・かんべえ）」
その娘「紗希」の婿候補として、「統一郎」を招き入れました。
文武両道な彼は「寛兵衛」の秘書役として活躍し、その信任を得ていたのですが…。
幕府より下されてた普請の際、借り入れた二万両を奪って逃走。
責任を負わされた寛兵衛は自害し、その妻「静江」も後を追ってしまいました。
こうして両親を失った「紗希」は仇を討つ決心をし、叔父「真野重蔵」、若党「忠助」らと共に江戸へ逃れた「統一郎」を追うのでした。
ざっくりでは、そうした導入部。
剣士なヒロイン「紗希さん」の敵討ちストーリー。
変な話ですが、かなりキチンとしてました（笑）
自害を決意した母に対する「紗希さん」の言動とか、野望を持って暗躍する「統一郎」など、引っ掛かるところはなかったです。
オープニングや旅の目的は重いものでしたが…。
主人公「紗希さん」の性格もあってか、全体的に悲壮感漂うものではなく。
高いテンションで、それなりに旅、決闘についても楽しんでいるようでした。
漫画のメイン、対決シーン。
逃走した「統一郎」は部下「玄斎」に命じて、道中に刺客を配置させています。
「紗希さん」はそれら、一風変わった相手と勝負を繰り広げるのでした。
不気味な刺客らは、いわゆるファンタジーな存在でなく。
ギリあり得るくらいな容姿・能力です。
今回、１巻にて闘う描写は４回。
２話は山賊６名。
この際は風呂後で全裸、手拭い２本だけという絶対不利な状況でしたが…。
冒頭ではまだ未熟なところもあった彼女でしたが、しっかり修行したためか。
この程度の相手では勝負にならないですね。
女性ながら、相当な手練れになったことが伺えます。
３話は丸木橋を守る刺客「鬼吉」
小さい身体で大剣を持つ、奇妙な武芸者です。
４話は宿泊させた客人を狙う「婆」と大男「寛太」
この２人は刺客でなく、たまたま会っただけ。
油断もあって、「紗希さん」は全裸で縛り上げられていて、「忠助」は牢屋という絶体絶命のピンチです。
（※「重蔵」は通行手形を得るため、別行動）
６話は倍ほどの背丈ある魔人「テヅルモヅル」
魔人、と名乗ってましたが、しっかり人間。
…これ、なんとなく想像つく人、いるかもしれないなぁ。
収録のラストなためか、これまでの対決で最も緊張感ある闘い。
どうなるのか、お楽しみに。
※真野紗希
ちらほら書きましたが…。
男性陣が剣劇よりも気になるだろう、たわわとかそっち方面の話。
まず、直接行為シーンはありません。
いまの所、それに近い描写もなかったです。
ただし、１話目からしっかりバストを見せてくれています。
…というか、あの時代の大らかさもあってか、「紗希さん」のバストサイズがためか、普通にしていても谷間がしっかり見えていて。
（※そこに犬「跳丸」がいたりもする。…ちっ）
風呂描写も頻繁でガンガン脱いでいたほか、ポロリもありました。
なにしろ、対決シーンでちゃんと服着ていたのは「鬼吉」との３話だけでしたよ。
わはは。
バストトップも描かれる一般系。
サービスカットはかなり頻繁ではあったものの、軽めですかね。
★★リンクほか ★★★
巨乳純情剣 紗希 1 (SPコミックス) コミック 2022/12/27 八月 薫 (著)
☆「八月薫」センセの漫画紹介記事 ☆
「ホテルで抱きしめて 悶絶セレブ編」
「浮世艶草子」
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・絵柄 ：●●●●◎
・お話 ：●●●●○
・漫画 ：●●●●◎
・独創性：●●●●○
・属性 ： ［一般］ アクション、剣劇、江戸時代、巨乳
・構成 ： 原作「鈴木涼生」、６話収録、現在１巻まで発売中。
・おまけ：
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「八月薫（はづき・かおる）」センセの「巨乳純情剣 紗希 １巻」です。
※現在試行錯誤中につき、いつもと書き方を変えています。
★★単行本構成、ほか ★★★
２巻以降へと続いていく、長編ストーリー。
収録は６話で、おまけなどの類はありません。
”痛快！ たわわな女人剣”
今回は、そうした紹介帯に釣り上げられました（笑）
うーん、たまには時代劇もいいなぁ、みたいに。
（※刺さった部分は”たわわ”の方でしたが）
文字は小さいですが、紹介帯の裏面にはあらすじが書かれていて。
気になった人はそちらで判断するのも良いでしょう。
※強いぞ「紗希さん」
★★絵柄について ★★★
収録の雑誌「乱」は時代劇画、とのことで。
しっかりとした劇画調の作画。
まんが・漫画していないので、好き・嫌いが分かれるものだと思います。
細かめなコマ割りで、収まりは良く。
…黒いです（笑）
表情とか表現など、コメディーちっくになることもありました。
適度なくらいに写実的ですね。
ほか、背景や小物ほかあちこち描写もお上手。
ちゃんと時代劇してました。
★★収録話について ★★★ ６話収録
信州木谷藩の中老「真野寛兵衛（まや・かんべえ）」
その娘「紗希」の婿候補として、「統一郎」を招き入れました。
文武両道な彼は「寛兵衛」の秘書役として活躍し、その信任を得ていたのですが…。
幕府より下されてた普請の際、借り入れた二万両を奪って逃走。
責任を負わされた寛兵衛は自害し、その妻「静江」も後を追ってしまいました。
こうして両親を失った「紗希」は仇を討つ決心をし、叔父「真野重蔵」、若党「忠助」らと共に江戸へ逃れた「統一郎」を追うのでした。
ざっくりでは、そうした導入部。
剣士なヒロイン「紗希さん」の敵討ちストーリー。
変な話ですが、かなりキチンとしてました（笑）
自害を決意した母に対する「紗希さん」の言動とか、野望を持って暗躍する「統一郎」など、引っ掛かるところはなかったです。
オープニングや旅の目的は重いものでしたが…。
主人公「紗希さん」の性格もあってか、全体的に悲壮感漂うものではなく。
高いテンションで、それなりに旅、決闘についても楽しんでいるようでした。
漫画のメイン、対決シーン。
逃走した「統一郎」は部下「玄斎」に命じて、道中に刺客を配置させています。
「紗希さん」はそれら、一風変わった相手と勝負を繰り広げるのでした。
不気味な刺客らは、いわゆるファンタジーな存在でなく。
ギリあり得るくらいな容姿・能力です。
今回、１巻にて闘う描写は４回。
２話は山賊６名。
この際は風呂後で全裸、手拭い２本だけという絶対不利な状況でしたが…。
冒頭ではまだ未熟なところもあった彼女でしたが、しっかり修行したためか。
この程度の相手では勝負にならないですね。
女性ながら、相当な手練れになったことが伺えます。
３話は丸木橋を守る刺客「鬼吉」
小さい身体で大剣を持つ、奇妙な武芸者です。
４話は宿泊させた客人を狙う「婆」と大男「寛太」
この２人は刺客でなく、たまたま会っただけ。
油断もあって、「紗希さん」は全裸で縛り上げられていて、「忠助」は牢屋という絶体絶命のピンチです。
（※「重蔵」は通行手形を得るため、別行動）
６話は倍ほどの背丈ある魔人「テヅルモヅル」
魔人、と名乗ってましたが、しっかり人間。
…これ、なんとなく想像つく人、いるかもしれないなぁ。
収録のラストなためか、これまでの対決で最も緊張感ある闘い。
どうなるのか、お楽しみに。
※真野紗希
ちらほら書きましたが…。
男性陣が剣劇よりも気になるだろう、たわわとかそっち方面の話。
まず、直接行為シーンはありません。
いまの所、それに近い描写もなかったです。
ただし、１話目からしっかりバストを見せてくれています。
…というか、あの時代の大らかさもあってか、「紗希さん」のバストサイズがためか、普通にしていても谷間がしっかり見えていて。
（※そこに犬「跳丸」がいたりもする。…ちっ）
風呂描写も頻繁でガンガン脱いでいたほか、ポロリもありました。
なにしろ、対決シーンでちゃんと服着ていたのは「鬼吉」との３話だけでしたよ。
わはは。
バストトップも描かれる一般系。
サービスカットはかなり頻繁ではあったものの、軽めですかね。
★★リンクほか ★★★
巨乳純情剣 紗希 1 (SPコミックス) コミック 2022/12/27 八月 薫 (著)
☆「八月薫」センセの漫画紹介記事 ☆
「ホテルで抱きしめて 悶絶セレブ編」
「浮世艶草子」
「女子アナ七瀬」
「タイケン交差点Ｘ ～ホントにあった赤裸々秘話～」
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■ふしだらワーキング （れぐでく）
★まんがデーター ［１６．０／２０．０］
・絵柄 ：●●●●○
・お話 ：●●●●○
・漫画 ：●●●●○
・独創性：●●●●○
・属性 ： ［成年］ ラブコメ、むちむち、
・構成 ： ９話収録。
・おまけ： あとがき、カバー裏にラフ絵、加筆修正あり。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「れぐでく」センセの「ふしだらワーキング」です。
※現在試行錯誤中につき、いつもと書き方を変えています。
★★単行本構成、ほか ★★★
収録は９話と、最近ではやや多め。
連続話、関連したお話などはなく、全て独立したものでした。
センセも書かれていたように、色々なお話群です。
おまけはあとがき、カバー裏のラフ絵。
だいたい↓表紙とかカバーでの判断そのままで良いと思います。
※死神さん
★★絵柄について ★★★
深い黒目の可愛らしいお姉さん、という印象。
巨乳、も確かにそうなんですが。
全体的に肉付き良く、むっちりといった風情です。
作画・漫画には大きいマイナス点なく、基本的に完成度高い仕上がり。
細かーいところでは…。
多少、台詞と表現、コマの流れとか配置など、ちょっと気になるところもありました。
もう、ひとはっちゃけしても良いかも。
背景や小物はそれなり。
各ヒロインの下着などは結構しっかりデザインされていて。
特にブラジャーは皆さん着用されてたのがよく見え、視覚的に楽しかったです。
★★収録話について ★★★ ９話収録
収録はざっくり、読み易いラブコメ群。
だいたいスタンダードなものでしたが、一部「死神」とか、変わったエピソードも収録されていたので、お楽しみに。
001：「ねぎらいレシピ」
講師「天春（あまかす）」の存在もあり、やや居心地微妙な料理教室に通い続ける「右田」
ふと、配送のトラブルに巻き込まれていた彼女と鉢合わせしたため。
荷物持ちがてら、彼女のサポートをすることとしたのでした。
積極的だったのは「天春さん」
実際にそうしたものかなぁ。
お口後の台詞は料理人してました。
わはは。
オチはあーしたものでしたが、それ前ページの一言は余計。
何か別の台詞にすべきだと思うよ、「天春さん」…。
021：「おもちゃでおしごと」
「蔵元」の付き合う彼女「蒔村（まきむら）」は成年系漫画家。
届いた宅配を代わりに受け取った彼は、それを開封したところ。
彼女の想像と違い、中身は資料用の大人の玩具だったのです。
裏表紙が「蒔村さん」で、届いたのはそんなん。
こうなると…試してみようとなるのは、セオリー。
「黙って見てないで、なにか言って」
…とか言われてましたが。
まぁ、見ちゃうわね（笑）
せっかく成年系漫画家という設定あったので、最中とか前後にそれっぽい言動があっても良かったですかね。
043：「ナースのお汁事」
健康診断で病院に来ていた「宮藤英喜」
しかし、血液に弱かった彼は、採血の時にうっかり見てしまい。
そのまま倒れてしまったのでした。
↓表紙をゲットした、看護師「三条」とのお話。
「宮藤くん」がうっかり採血を見てしまったのは…。
ふにゅ、と「三条さん」のおっぱいが乗っかったため。
ううむ、大きいからなぁ。
（※現実にはそこまで前かがみにはならんよね）
ただ、この「三条さん」は特殊な趣味があり。
そうした行動も、そっちの気が無意識に行動させてるのかも。
エロいナース、はよく目にしますが、こうしてちゃんと理由あるのは説得力ありますね。
しっかりオチにも生かされてましたよ。
061：「リモート」
「珠沙（みさ）」は色々あって恋人らしいことが出来なかった彼氏「山岸敬人」の部屋に突然やって来たのでした。
基本的には、リモート飲み会する彼氏にちょっかい出すというもの。
…なのですが……。
この話、ちょっとした仕掛けがあり。
最後にあっと言わせられる、良く出来たお話です。
２周目でよーく見ていくと、ちらほら気になる言葉も出てましたねー。
冒頭のＴＶも巧いフェイク。
081：「ムリな先輩」
飲みつつ、不満を先輩「希島」にぶつけていた「野条」
ベロベロになっていた彼女は、男性として対象外だった彼に持ち帰られ。
変に絡んだ結果、えっちしてしまったのでした。
翌日目覚めた場面がオープニング。
口では無理無理言ってたのですが。
ある程度の好意はあり、信頼もしていたかな。
漫画のメインは再戦風景。
シャワーしていた「野条さん」に続き、「希島くん」が風呂場へ入ってくるというもの。
なんとなーい、２人のやり取りがいいですね。
ドキドキします。
結局こうしたまま付き合っていきそう。
103：「ＳＬＹ」
激しい雨で、テニス部の練習は取りやめに。
しかし、「須河（すごう）」はそうした中で１人練習を続けており。
コーチ「御幡」は彼女と交渉し、部屋の中でフォームのチェックをする、こととなったのでした。
元プロという、コーチ「御幡くん」は、それを鼻にかけない、柔軟な考えの持ち主。
どうやら性格のようでしたが、部員らにも人気あったみたい。
「須河さん」もその１人で、独り占めする機会を狙っていた、と迫ってきたのでした。
練習段階ですが、皆さんキチンとユニフォームを着ており…。
ふりふりなアンダースコートがイイ感じ。
脱いだ時は…下着ともども重ねたのか、はたまた直穿きだったのかな。
ショートカットの「須河さん」が可愛らしく、収録で好きな１つです。
※左：テニス部「須河さん」、右：女医「門倉理恵」
125：「かたヌキ☆エン女医」
男性自身の違和感で病院に行った「米井」
対応してくれた女医「門倉理恵」は…個人的な相談、をこっそり耳打ちしてきたのです。
タイトル、「かたヌキ」はなんじゃらホイ、と思いましたが。
なるほど。
前半にていじって大きくさせてたのも、それ見極めるためだったかな。
ドえろい下着がいいですね。
趣味と実益を兼ねてて、幸せそう。
143：「キャロット＆スティック」
急用で夜の会社に戻ってきた「白崎」
ドアを開けると…主任「宮野川」の着替えに鉢合わせしてしまったのでした。
まぁ、んなとこで着替えてる方が悪いわね。
なお、着替え中と言ってもスカート上げてる（下げた？）とこ。
服ほぼ着てたので、さして問題無いのですが…「白崎くん」は真面目な男子。
土下座とかしてましたよ。
…逆にめんどくさいね。
で、そんなんなのに、えっちへのくだりは、はっちゃけたもの。
そんな趣味か。
案外相性良さそうでした。
161：「タナトスの誘戯」
主人公が夜中に目を覚ますと、目前に見知らぬ女性が…。
大きな鎌を持った彼女は、自らを「死神」と名乗ったのです。
ヘソ出し、ホットパンツ姿で、頭にはリボンつけてたりしていて。
なかなか見ない、ちょっと変わったデザインの「死神さん」です。
可愛らしくて、えっちへの期待が高まります（笑）
オチもまたあまり見ないものでしたが、面白いアイデア。
もう少し肉付けすれば、シリーズものにできそう。
★★リンクほか ★★★
ふしだらワーキング (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL) コミック, 2023/1/31 [アダルト] れぐでく (著)
(※現在アマゾン登録なし23/2/12)
☆「れぐでく」センセの漫画紹介記事 ☆
「気まぐれ花びら」
「みだらすいっち」
「純愛ぱらどっくす」
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・絵柄 ：●●●●○
・お話 ：●●●●○
・漫画 ：●●●●○
・独創性：●●●●○
・属性 ： ［成年］ ラブコメ、むちむち、
・構成 ： ９話収録。
・おまけ： あとがき、カバー裏にラフ絵、加筆修正あり。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「れぐでく」センセの「ふしだらワーキング」です。
※現在試行錯誤中につき、いつもと書き方を変えています。
★★単行本構成、ほか ★★★
収録は９話と、最近ではやや多め。
連続話、関連したお話などはなく、全て独立したものでした。
センセも書かれていたように、色々なお話群です。
おまけはあとがき、カバー裏のラフ絵。
だいたい↓表紙とかカバーでの判断そのままで良いと思います。
※死神さん
★★絵柄について ★★★
深い黒目の可愛らしいお姉さん、という印象。
巨乳、も確かにそうなんですが。
全体的に肉付き良く、むっちりといった風情です。
作画・漫画には大きいマイナス点なく、基本的に完成度高い仕上がり。
細かーいところでは…。
多少、台詞と表現、コマの流れとか配置など、ちょっと気になるところもありました。
もう、ひとはっちゃけしても良いかも。
背景や小物はそれなり。
各ヒロインの下着などは結構しっかりデザインされていて。
特にブラジャーは皆さん着用されてたのがよく見え、視覚的に楽しかったです。
★★収録話について ★★★ ９話収録
収録はざっくり、読み易いラブコメ群。
だいたいスタンダードなものでしたが、一部「死神」とか、変わったエピソードも収録されていたので、お楽しみに。
001：「ねぎらいレシピ」
講師「天春（あまかす）」の存在もあり、やや居心地微妙な料理教室に通い続ける「右田」
ふと、配送のトラブルに巻き込まれていた彼女と鉢合わせしたため。
荷物持ちがてら、彼女のサポートをすることとしたのでした。
積極的だったのは「天春さん」
実際にそうしたものかなぁ。
お口後の台詞は料理人してました。
わはは。
オチはあーしたものでしたが、それ前ページの一言は余計。
何か別の台詞にすべきだと思うよ、「天春さん」…。
021：「おもちゃでおしごと」
「蔵元」の付き合う彼女「蒔村（まきむら）」は成年系漫画家。
届いた宅配を代わりに受け取った彼は、それを開封したところ。
彼女の想像と違い、中身は資料用の大人の玩具だったのです。
裏表紙が「蒔村さん」で、届いたのはそんなん。
こうなると…試してみようとなるのは、セオリー。
「黙って見てないで、なにか言って」
…とか言われてましたが。
まぁ、見ちゃうわね（笑）
せっかく成年系漫画家という設定あったので、最中とか前後にそれっぽい言動があっても良かったですかね。
043：「ナースのお汁事」
健康診断で病院に来ていた「宮藤英喜」
しかし、血液に弱かった彼は、採血の時にうっかり見てしまい。
そのまま倒れてしまったのでした。
↓表紙をゲットした、看護師「三条」とのお話。
「宮藤くん」がうっかり採血を見てしまったのは…。
ふにゅ、と「三条さん」のおっぱいが乗っかったため。
ううむ、大きいからなぁ。
（※現実にはそこまで前かがみにはならんよね）
ただ、この「三条さん」は特殊な趣味があり。
そうした行動も、そっちの気が無意識に行動させてるのかも。
エロいナース、はよく目にしますが、こうしてちゃんと理由あるのは説得力ありますね。
しっかりオチにも生かされてましたよ。
061：「リモート」
「珠沙（みさ）」は色々あって恋人らしいことが出来なかった彼氏「山岸敬人」の部屋に突然やって来たのでした。
基本的には、リモート飲み会する彼氏にちょっかい出すというもの。
…なのですが……。
この話、ちょっとした仕掛けがあり。
最後にあっと言わせられる、良く出来たお話です。
２周目でよーく見ていくと、ちらほら気になる言葉も出てましたねー。
冒頭のＴＶも巧いフェイク。
081：「ムリな先輩」
飲みつつ、不満を先輩「希島」にぶつけていた「野条」
ベロベロになっていた彼女は、男性として対象外だった彼に持ち帰られ。
変に絡んだ結果、えっちしてしまったのでした。
翌日目覚めた場面がオープニング。
口では無理無理言ってたのですが。
ある程度の好意はあり、信頼もしていたかな。
漫画のメインは再戦風景。
シャワーしていた「野条さん」に続き、「希島くん」が風呂場へ入ってくるというもの。
なんとなーい、２人のやり取りがいいですね。
ドキドキします。
結局こうしたまま付き合っていきそう。
103：「ＳＬＹ」
激しい雨で、テニス部の練習は取りやめに。
しかし、「須河（すごう）」はそうした中で１人練習を続けており。
コーチ「御幡」は彼女と交渉し、部屋の中でフォームのチェックをする、こととなったのでした。
元プロという、コーチ「御幡くん」は、それを鼻にかけない、柔軟な考えの持ち主。
どうやら性格のようでしたが、部員らにも人気あったみたい。
「須河さん」もその１人で、独り占めする機会を狙っていた、と迫ってきたのでした。
練習段階ですが、皆さんキチンとユニフォームを着ており…。
ふりふりなアンダースコートがイイ感じ。
脱いだ時は…下着ともども重ねたのか、はたまた直穿きだったのかな。
ショートカットの「須河さん」が可愛らしく、収録で好きな１つです。
※左：テニス部「須河さん」、右：女医「門倉理恵」
125：「かたヌキ☆エン女医」
男性自身の違和感で病院に行った「米井」
対応してくれた女医「門倉理恵」は…個人的な相談、をこっそり耳打ちしてきたのです。
タイトル、「かたヌキ」はなんじゃらホイ、と思いましたが。
なるほど。
前半にていじって大きくさせてたのも、それ見極めるためだったかな。
ドえろい下着がいいですね。
趣味と実益を兼ねてて、幸せそう。
143：「キャロット＆スティック」
急用で夜の会社に戻ってきた「白崎」
ドアを開けると…主任「宮野川」の着替えに鉢合わせしてしまったのでした。
まぁ、んなとこで着替えてる方が悪いわね。
なお、着替え中と言ってもスカート上げてる（下げた？）とこ。
服ほぼ着てたので、さして問題無いのですが…「白崎くん」は真面目な男子。
土下座とかしてましたよ。
…逆にめんどくさいね。
で、そんなんなのに、えっちへのくだりは、はっちゃけたもの。
そんな趣味か。
案外相性良さそうでした。
161：「タナトスの誘戯」
主人公が夜中に目を覚ますと、目前に見知らぬ女性が…。
大きな鎌を持った彼女は、自らを「死神」と名乗ったのです。
ヘソ出し、ホットパンツ姿で、頭にはリボンつけてたりしていて。
なかなか見ない、ちょっと変わったデザインの「死神さん」です。
可愛らしくて、えっちへの期待が高まります（笑）
オチもまたあまり見ないものでしたが、面白いアイデア。
もう少し肉付けすれば、シリーズものにできそう。
★★リンクほか ★★★
ふしだらワーキング (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL) コミック, 2023/1/31 [アダルト] れぐでく (著)
(※現在アマゾン登録なし23/2/12)
☆「れぐでく」センセの漫画紹介記事 ☆
「気まぐれ花びら」
「みだらすいっち」
「純愛ぱらどっくす」
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■未熟なからだと誘惑ぱんつ （Ｒｉｃｏ）
★まんがデーター ［１６．５／２０．０］
・絵柄 ：●●●●◎
・お話 ：●●●◎○
・漫画 ：●●●●◎
・独創性：●●●●○
・属性 ： ［成年］ ロリ、ラブコメ、近親
・構成 ： ９話収録（※２話は同一世界もの）
・おまけ： あとがき。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「Ｒｉｃｏ（りこ）」センセの「未熟なからだと誘惑ぱんつ」です。
※きらりちゃん
【 構成・絵柄 】
収録は全て短編での構成。
うち２話は同一世界モノで、同じキャラが登場していました。
あぶれてしまったキャラの救済（？）みたいに感じましたよ。
単行本はくくりそのまま、ロリ系。
紹介帯の文言、
「小っちゃい子７作、中くらい２作です！！」
…はなかなか親切。
ただ、読んだ感覚としては、中くらい～の１人はそれっぽくはなく。
あまり気にしないでいいかな、と思いました。
ジャンルはラブコメ。
それなりに、はっちゃけた展開とかもあったのですが。
なんのかんのと甘く着地する、読み易いお話群となっていました。
クッキリ線での作画。
全体の色付きはそこそこ、白比率は多め。
黒色はそう濃くなく、淡い濃淡です。
コマ割りは中小で細かめ。
重なり多く、それなりにはみ出してもいたのですが～。
それなりに収まりは良かった印象です。
枠間はおおむね横ラインにて確保され、縦スペースは少な目でした。
漫画は軽く崩れる・ＳＤっぽくなる、というコメディー調。
漫符や擬音・文字なども可愛らしーく仕上がってます。
動きのある絵など、多少引っ掛かる所もあるにはあるのですが…。
画風、全体の可愛らしさがために悪目立ちしない、得なタイプだと思います。
原稿時期にはそれなりの差があり、巻末収録の同人誌発表の１話についてはちょっと差を感じると思います。
（※基本的にはあまり目立たないです）
人物画は横に広い、まんじゅうちっくな輪郭。
丸い目にほぼ点の鼻、ふっくら頬という、やたらに可愛らしいもの。
どの娘もそりゃーキュートに描かれてました。
カラーでもほぼ変わらないので、判断は↓表紙・裏表紙で問題ないでしょう。
【 収録話 】 ９話収録
005：「お兄ちゃんをひとりじめ
歳の離れた兄を持つ「彩花」
友人らの仲でも話題になることあるのですが、詳しく語らないのは…。
好きな兄を独り占めするためだったのです。
どことなく、カースト上位っぽい雰囲気のある「彩花さん」
漫画にて、お兄ちゃんがあっさり陥落したのは、彼女の普段の言動がそーしたもの（＝遊んでそうなので、手を出しやすい）だったのかな、って思いました。
実際はそんなんでなく、ぐるぐる目になってる様が実にキュートでした。
オチでのお兄ちゃんが面白い。
充実している男子の余裕かな。
029：「かわエロリっ娘に煽られて」
従兄に好意をもっていた「きらり」
彼の仕事がえっちな漫画描きであることを知り、それを交渉材料としたのでした。
こちらの「きらりちゃん」もカースト上位っぽい、可愛らしい娘さん。
言動もなかなかマセており、ドキドキしつつも彼を煽っていました。
この経験で…カースト順位をさらに確固としたものにしてくんだろうなぁ。
果たして、これで彼の漫画は良くなっていくのか。
妄想が現実になることで、勢い失ってなければいいのだけど。
※左：妹「彩花」、右：義妹「愛菜」
049：「義妹ちゃんは縛られたいっ」
ちょっと変わった趣味の義妹「愛菜」
なぜか、縛られる事に興奮するようで、そうした遊びを続けていたところ。
「優斗」は彼女と２人きりという機会を得てしまったのでした。
収録の後にＳっ娘が出てきますが、彼女はＭちっく。
いちおう、妙なプレイを見たとかでなく。
彼女の脳内では、捕らわれたお姫様なイメージからの緊縛のようでした。
ああ、なるほど。
彼女の今後がちょっと心配です。
「優斗くん」は行為をエスカレートさせないように。
067：「パパのお留守にナイショの結婚」
093：「娘の居ぬ間に秘密の逢瀬」
これら２話は同一キャラの登場する、世界観を同じにしたエピソード群となっています。
親友「陸斗（りくと）」の急な出張のため。
「水貴（みずき）」は彼の娘「心美（ここみ）」と留守番することとなったのでした。
そんなんが前者「パパのお留守にナイショの結婚」です。
ハッキリ言って、あーも軽々しく親友の娘にお手付きするそのズ太い神経が信じられませんが…。
まぁ、成年漫画だからなぁ。
母親の影がまったく感じられず、色々あった後なのかな。
「水貴くん」はほぼ家族というくらいな間柄、ということで、事はサクサク進んでおりました。
オチあーでしたが、露骨過ぎてすぐバレそう。
後者「娘の居ぬ間に秘密の逢瀬」は「ここみん」こと「心美ちゃん」の友人「れみ」が登場。
非常に親しい２人。
しかし、意中の相手を「れみ」はどうしても話せない訳があったのです。
はい、こちらは前話で気の毒だった父親「陸斗くん」をメインとしたお話。
彼氏が出来たという「ここみん」がため、「れみちゃん」も想いを溢れさせてしまうのでした。
えー、コッチもですが。
娘の親友だという娘に…、あーも軽々しくお手付きできるのは、ハッキリ言ってその神経を疑ってしまうわ。
そりゃー、色々と溜まってはいたのだろうけど。
これ成年漫画なので、そんなんも当然なんでしょーけどね。
それぞれ事が露見した際に、どーなるかな。
全て一気・一発でバレたなら、案外巧く行きそうにも思います。
117：「小悪魔トラップ」
133：「ＪＣ妹Ｓモード」
収録でこちらの２話はどちらも眼鏡ヒロインです。
前者「小悪魔トラップ」は眼鏡の縁が太く、ツインテールで個性的。
先輩が巧くいったという方法、家庭教師の掲示をスーパーにしたところ。
数カ月後、連絡を受けて「小松心菜（こまつ・ここな）」を教えることとなったのです。
まさに希望通りな娘だったのですが、彼女もしたたかで。
しっかり取り引きを持ち掛けられていたのでした。
まぁ、それくらいの駆け引きできる方が安全でしょうね。
彼もまた、そんなんに付き合ってあげている、お人好しなのは良かった。
イイ思いもしてはいますからね。
お話のメインは関係が続いた後の風景。
テスト満点だったそうです。
ちゃんと勉強もしてはいたのかな。
冒頭では今後が不安なイメージでしたが。
いちおう、後半があーで…なんだか安心しました。
後者「ＪＣ妹Ｓモード」は眼鏡の縁が細く、美人顔。
中くらい、にあたる娘かな。
とあるアニメキャラにハマっていた「紗菜」
推しキャラのため購入したモノを兄に発見されてしまい～。
そちらからの提案で、”お互いの欲を満たす遊び”をすることとなったのです。
あれは恥ずかしいわね…。
そんなんを踏まえて、ああした事を言い出した兄も凄い。
ヤル気だわね。
ただ、まぁ…こちらの「紗菜ちゃん」はああした妙なプレイを受け入れても良いくらいな可愛さでした。
オチはあーでしたが、コレ実際だったら中身役が続くことになるだろうなぁ。
※左：紗菜、右：「舞原琴音」
153：「秘密の恋愛個別指導」
その厳しさがため、生徒から敬遠されがちな体育教師「イワオ」
しかし、「舞原琴音」だけはなぜか付きまとってきており…。
とある切っ掛けにて、その素を見せたのでした。
「指導する？」
普段は半開き目の、ちょっと変わった娘さん。
あちこちの言動には、なんとなーく計算が感じられ。
いい大人な教師を、手玉に取っていました。
ぱっと感情変化させれるのは凄い。
冒頭では、「人間離れしているから」とか言ってました。
あの掴みどころない娘に気に入られているうちはいいかな。
ヘタすると、あっさり見限られそう。
なお、雰囲気違いますが、「琴音ちゃん」も中くらい、だと思います。
175：「イキすぎ！エッチなレスリング」
同人誌からの収録で、１７年の原稿。
前述したように、他とちょっと作画面での差を感じます。
プロレス好きで大会に向けて特訓をしていた「萌菜（もな）」
やって来た「進」は彼女に稽古を付けることとなったのです。
ヒロインがプロレス好き、という成年漫画な設定。
何につけても、巧い事繋がっていきますね…。
当人としては真面目に頑張っている「萌菜ちゃん」が可愛い。
そのため、オチがあーなるのも納得です。
～というか、あの程度で済んでまだ良かったんでは。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「Ｒｉｃｏ」センセです。
こちらのブログでは「はちゅ・えち」、「好きスキｋｉｓｓ」、「甘えんぼ」、「世界で一番愛してりゅ」、「小さな彼女のメスイッチ」～などを紹介していました。
成年系だけでなく、一般でも描かれていて。
既に１５冊以上はリリースされてるようでした。
すごい。
今回は冒頭の２人、「彩花」・「きらり」が印象的でした。
あーした、イケてるっぽい娘はよく合ってると思います。
あとは…「琴音ちゃん」かな。
彼女のあーした独特なテンションに今後心乱されまくるのではないかなぁ。
ずっと勝てないと思う。
未熟なからだと誘惑ぱんつ (TENMA COMICS LO) コミック 2022/9/28 Rico (著)
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・絵柄 ：●●●●◎
・お話 ：●●●◎○
・漫画 ：●●●●◎
・独創性：●●●●○
・属性 ： ［成年］ ロリ、ラブコメ、近親
・構成 ： ９話収録（※２話は同一世界もの）
・おまけ： あとがき。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「Ｒｉｃｏ（りこ）」センセの「未熟なからだと誘惑ぱんつ」です。
※きらりちゃん
【 構成・絵柄 】
収録は全て短編での構成。
うち２話は同一世界モノで、同じキャラが登場していました。
あぶれてしまったキャラの救済（？）みたいに感じましたよ。
単行本はくくりそのまま、ロリ系。
紹介帯の文言、
「小っちゃい子７作、中くらい２作です！！」
…はなかなか親切。
ただ、読んだ感覚としては、中くらい～の１人はそれっぽくはなく。
あまり気にしないでいいかな、と思いました。
ジャンルはラブコメ。
それなりに、はっちゃけた展開とかもあったのですが。
なんのかんのと甘く着地する、読み易いお話群となっていました。
クッキリ線での作画。
全体の色付きはそこそこ、白比率は多め。
黒色はそう濃くなく、淡い濃淡です。
コマ割りは中小で細かめ。
重なり多く、それなりにはみ出してもいたのですが～。
それなりに収まりは良かった印象です。
枠間はおおむね横ラインにて確保され、縦スペースは少な目でした。
漫画は軽く崩れる・ＳＤっぽくなる、というコメディー調。
漫符や擬音・文字なども可愛らしーく仕上がってます。
動きのある絵など、多少引っ掛かる所もあるにはあるのですが…。
画風、全体の可愛らしさがために悪目立ちしない、得なタイプだと思います。
原稿時期にはそれなりの差があり、巻末収録の同人誌発表の１話についてはちょっと差を感じると思います。
（※基本的にはあまり目立たないです）
人物画は横に広い、まんじゅうちっくな輪郭。
丸い目にほぼ点の鼻、ふっくら頬という、やたらに可愛らしいもの。
どの娘もそりゃーキュートに描かれてました。
カラーでもほぼ変わらないので、判断は↓表紙・裏表紙で問題ないでしょう。
【 収録話 】 ９話収録
005：「お兄ちゃんをひとりじめ
歳の離れた兄を持つ「彩花」
友人らの仲でも話題になることあるのですが、詳しく語らないのは…。
好きな兄を独り占めするためだったのです。
どことなく、カースト上位っぽい雰囲気のある「彩花さん」
漫画にて、お兄ちゃんがあっさり陥落したのは、彼女の普段の言動がそーしたもの（＝遊んでそうなので、手を出しやすい）だったのかな、って思いました。
実際はそんなんでなく、ぐるぐる目になってる様が実にキュートでした。
オチでのお兄ちゃんが面白い。
充実している男子の余裕かな。
029：「かわエロリっ娘に煽られて」
従兄に好意をもっていた「きらり」
彼の仕事がえっちな漫画描きであることを知り、それを交渉材料としたのでした。
こちらの「きらりちゃん」もカースト上位っぽい、可愛らしい娘さん。
言動もなかなかマセており、ドキドキしつつも彼を煽っていました。
この経験で…カースト順位をさらに確固としたものにしてくんだろうなぁ。
果たして、これで彼の漫画は良くなっていくのか。
妄想が現実になることで、勢い失ってなければいいのだけど。
※左：妹「彩花」、右：義妹「愛菜」
049：「義妹ちゃんは縛られたいっ」
ちょっと変わった趣味の義妹「愛菜」
なぜか、縛られる事に興奮するようで、そうした遊びを続けていたところ。
「優斗」は彼女と２人きりという機会を得てしまったのでした。
収録の後にＳっ娘が出てきますが、彼女はＭちっく。
いちおう、妙なプレイを見たとかでなく。
彼女の脳内では、捕らわれたお姫様なイメージからの緊縛のようでした。
ああ、なるほど。
彼女の今後がちょっと心配です。
「優斗くん」は行為をエスカレートさせないように。
067：「パパのお留守にナイショの結婚」
093：「娘の居ぬ間に秘密の逢瀬」
これら２話は同一キャラの登場する、世界観を同じにしたエピソード群となっています。
親友「陸斗（りくと）」の急な出張のため。
「水貴（みずき）」は彼の娘「心美（ここみ）」と留守番することとなったのでした。
そんなんが前者「パパのお留守にナイショの結婚」です。
ハッキリ言って、あーも軽々しく親友の娘にお手付きするそのズ太い神経が信じられませんが…。
まぁ、成年漫画だからなぁ。
母親の影がまったく感じられず、色々あった後なのかな。
「水貴くん」はほぼ家族というくらいな間柄、ということで、事はサクサク進んでおりました。
オチあーでしたが、露骨過ぎてすぐバレそう。
後者「娘の居ぬ間に秘密の逢瀬」は「ここみん」こと「心美ちゃん」の友人「れみ」が登場。
非常に親しい２人。
しかし、意中の相手を「れみ」はどうしても話せない訳があったのです。
はい、こちらは前話で気の毒だった父親「陸斗くん」をメインとしたお話。
彼氏が出来たという「ここみん」がため、「れみちゃん」も想いを溢れさせてしまうのでした。
えー、コッチもですが。
娘の親友だという娘に…、あーも軽々しくお手付きできるのは、ハッキリ言ってその神経を疑ってしまうわ。
そりゃー、色々と溜まってはいたのだろうけど。
これ成年漫画なので、そんなんも当然なんでしょーけどね。
それぞれ事が露見した際に、どーなるかな。
全て一気・一発でバレたなら、案外巧く行きそうにも思います。
117：「小悪魔トラップ」
133：「ＪＣ妹Ｓモード」
収録でこちらの２話はどちらも眼鏡ヒロインです。
前者「小悪魔トラップ」は眼鏡の縁が太く、ツインテールで個性的。
先輩が巧くいったという方法、家庭教師の掲示をスーパーにしたところ。
数カ月後、連絡を受けて「小松心菜（こまつ・ここな）」を教えることとなったのです。
まさに希望通りな娘だったのですが、彼女もしたたかで。
しっかり取り引きを持ち掛けられていたのでした。
まぁ、それくらいの駆け引きできる方が安全でしょうね。
彼もまた、そんなんに付き合ってあげている、お人好しなのは良かった。
イイ思いもしてはいますからね。
お話のメインは関係が続いた後の風景。
テスト満点だったそうです。
ちゃんと勉強もしてはいたのかな。
冒頭では今後が不安なイメージでしたが。
いちおう、後半があーで…なんだか安心しました。
後者「ＪＣ妹Ｓモード」は眼鏡の縁が細く、美人顔。
中くらい、にあたる娘かな。
とあるアニメキャラにハマっていた「紗菜」
推しキャラのため購入したモノを兄に発見されてしまい～。
そちらからの提案で、”お互いの欲を満たす遊び”をすることとなったのです。
あれは恥ずかしいわね…。
そんなんを踏まえて、ああした事を言い出した兄も凄い。
ヤル気だわね。
ただ、まぁ…こちらの「紗菜ちゃん」はああした妙なプレイを受け入れても良いくらいな可愛さでした。
オチはあーでしたが、コレ実際だったら中身役が続くことになるだろうなぁ。
※左：紗菜、右：「舞原琴音」
153：「秘密の恋愛個別指導」
その厳しさがため、生徒から敬遠されがちな体育教師「イワオ」
しかし、「舞原琴音」だけはなぜか付きまとってきており…。
とある切っ掛けにて、その素を見せたのでした。
「指導する？」
普段は半開き目の、ちょっと変わった娘さん。
あちこちの言動には、なんとなーく計算が感じられ。
いい大人な教師を、手玉に取っていました。
ぱっと感情変化させれるのは凄い。
冒頭では、「人間離れしているから」とか言ってました。
あの掴みどころない娘に気に入られているうちはいいかな。
ヘタすると、あっさり見限られそう。
なお、雰囲気違いますが、「琴音ちゃん」も中くらい、だと思います。
175：「イキすぎ！エッチなレスリング」
同人誌からの収録で、１７年の原稿。
前述したように、他とちょっと作画面での差を感じます。
プロレス好きで大会に向けて特訓をしていた「萌菜（もな）」
やって来た「進」は彼女に稽古を付けることとなったのです。
ヒロインがプロレス好き、という成年漫画な設定。
何につけても、巧い事繋がっていきますね…。
当人としては真面目に頑張っている「萌菜ちゃん」が可愛い。
そのため、オチがあーなるのも納得です。
～というか、あの程度で済んでまだ良かったんでは。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「Ｒｉｃｏ」センセです。
こちらのブログでは「はちゅ・えち」、「好きスキｋｉｓｓ」、「甘えんぼ」、「世界で一番愛してりゅ」、「小さな彼女のメスイッチ」～などを紹介していました。
成年系だけでなく、一般でも描かれていて。
既に１５冊以上はリリースされてるようでした。
すごい。
今回は冒頭の２人、「彩花」・「きらり」が印象的でした。
あーした、イケてるっぽい娘はよく合ってると思います。
あとは…「琴音ちゃん」かな。
彼女のあーした独特なテンションに今後心乱されまくるのではないかなぁ。
ずっと勝てないと思う。
未熟なからだと誘惑ぱんつ (TENMA COMICS LO) コミック 2022/9/28 Rico (著)
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■雨上がりにもう一度 （ミキトアモン）
★まんがデーター ［１２．５ ／２０．０］
・絵柄 ：●●●○○
・お話 ：●●●◎○
・漫画 ：●●○○○
・独創性：●●●●○
・属性 ： ［成年］ 恋愛話、ラブコメ、ノスタルジー
・構成 ： 初単行本、カラー（４Ｐ）、９話収録。
・おまけ： あとがき、カバー裏に作品解説、集合ヒロイン画、
ＢＯＮＵＳ漫画（９Ｐ）、加筆修正あり。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ミキトアモン」センセの「雨上がりにもう一度」です。
※左：「山川結月」、右：「前原心愛」
【 構成・絵柄 】
収録は全て短編での構成。
１ページほどですが、各話にはおまけ漫画（※イラストもある）が描き下ろしされていて。
後日談だったり、前日譚だったり、ストーリーをより楽しめるようになっていました。
また、カバー裏にはセンセの詳しい解説もあり。
豊富なおまけ要素で、たっぷり楽しめる１冊です。
漫画はラブコメもあるのですが、目立っていたのは恋愛話。
派手さはないものの、じんわり来るようなエピソード多く。
読みたい人にオススメです。
柔らかな線での作画。
白比率高く、全体の色付きはそこそこ。
濃淡具合は淡く、サッパリとした印象です。
コマ割りは細かく、そこそこ変化。
だいたい枠間は確保されていて、収まり良い方でした。
漫画は表現から表情、アクションなど微妙。
特に表現…動きのある絵などは全体の空気感と違い、妙にコメディーちっくなことがありました。
無論、良く描かれたコマもあったものの、ぎこちない感じのが多く。
あちこち不安定気味。
ただ、背景や小物はどちらも良く、雰囲気を作っていました。
人物画はどちらかと言うとリアル寄り。
目は丸く大きめで、漫画らしい可愛さもあります。
こちらも…まだ、カチっと定まっていないようなイメージ。
また、一部男性についてはデフォルメ大きく、悪目立ちしています。
人物画は好き嫌いありそう。
判断については、裏表紙の方が白黒絵と合っていると思います。
【 収録話 】 ９話収録
003：「彼岸過カラ」 カラー原稿あり
お彼岸に帰省した主人公。
出迎えた従姉「須永千春」は初恋の相手で、現在もごく親しい仲。
単位も足りており、彼女とだらだら過ごしていたのですが…というもの。
これがラブコメ漫画であれば、結末は違っていたでしょう。
ただ、まぁ…従姉で、５歳違いの相手。
現実には難しいだろうなー。
カラー部分は秋祭りを背景にしたえっち。
なるほど、これはいいアイデアですね。
※従姉「須永千春」
025：「ランドリー・ランデヴー」
「山川結月」がコインランドリーで知り合った「月山」は、同じアパートの住人でした。
そのうち洗濯機を購入した彼女は利用しなくなっていたのですが。
ふと通りがかった際、店が閉店することを知ったのでした。
軽いやり取りをしていた相手と深い関係になっていくラブコメ。
出会った当初から下ネタを言っており、それに彼女もなんのかんの応じていて。
まぁ、その頃からイチャイチャしていた、って感じです。
ロングスカートをダイレクトに覗くシーンが好き。
そんなん許してくれる（しかも部屋で２人きり）という時点で、ほぼＯＫみたいなもんですわね。
「結月さん」はなかなか面白い娘だったので、羨ましいかぎり。
047：「金曜日の恋人」
大学の新人歓迎会で酔い潰れた「立花」
介抱してくれた「田村優香」曰く、”土下座でお願いされた”ということでえっちをしていたようで…。
それならば、と思い切って告白してみたところ、
「金曜日の夜だけは好きなことする時間にしてるから～」
…と、金曜限定の恋人となったのでした。
だいたい、付き合うと言っても週末だけ会うみたいなのは多いと思うので。
それなら、普通に付き合うでも良かったのでは…。
ただ、まぁ…他に何もせず金曜にえっちばかりしていたようなので。
彼がモヤモヤするのは仕方ないか。
台詞から、色々と制約も課せられていたようだしね。
そんなんがため、あーしたのは結果として良かったかも。
067：「陽炎」
お盆にふらりと歩いていた「山崎」を見つけた「里中結衣香」
聞くと、エアコンが壊れたのに修理する金がない、ということで。
時期がため、修理は受付すらやってなく。
「結衣香」は途方に暮れていた彼を、部屋に招くこととしたのでした。
会話中にもえっちシーン混じっていましたが。
かなりあっさりと関係した様子。
「襲われて犯罪者にしちゃうより～」なんて台詞もありました。
まぁ、そもそもどーでもない相手に声は掛けないだろうし、好きでもない野郎を部屋には上げないですわね。
漫画のほとんどはえっちシーンで、「結衣香さん」は冒頭の数ページ以外ずっとおっぱい丸出し状態でしたよ。
089：「Ｗｈｏ Ⅰｓ Ｔｈｉｓ Ｂｉｔｃｈ、Ａｎｙｗａｙ？」
夜半に「前原さつき」を訪ねて、部屋にやってきた「前原心愛（まえばら・ここあ）」
その彼女は前の借主。
家出してきた、という彼女は他にアテなく、現在住む「圭介」に泊めてもらうよう交渉してきたのでした。
あるいは、実際にあるかもしれないようなエピソード。
ただし、見知らぬ男性宅に泊まる、見知らぬ女性を泊める、という高いリスクを現実には突破できないか。
いかに可愛い娘だったとしても。
切っ掛けそんなんで、漫画はヒロインとの同居モノ。
これが前後編とかだったら、もう少しじっくり描けたかな。
109：「月とクジラと逃避行」
駆け落ちのように、知り合った男性と突然出掛けた「丹野ゆり」
十数年ほど住んでいた町を飛び出したのには、とある理由があったのでした。
えー、ちょっと面白いので詳細伏せます。
当初はなんらかの比喩表現とかかなー、って思ったんですが、まんまソレでした。
成年漫画なので、もっとゲスい意味でのチョイスかと思った（笑）んですが、そうした表現なかったですね…。
あれー。
131：「Ｔｈｅ Ｐｈａｎｔｏｍ Ｔｈｉｅｆ」
私腹を肥やす悪党から様々な物を盗み出し、莫大な寄付をしているという怪盗Ｋ。
そんな彼が目をつけたのは、久遠コーポレーションでした。
社長令嬢「久遠遥花」はそんな彼に憧れており…。
追い詰められた彼を匿うのでした。
センセご自身でも書かれていたように、他短編とかなり空気感異なるファンタジー話。
おそらく、読んだ皆さんも色々思うところあると思いますが。
まぁ、細かい突っ込みは野暮ですわね…。
おまけ漫画はコメディーでしたが、案外「遥花さん」は結構な特訓にも耐えてサポート役とかできそうに感じました。
※左：社長令嬢「久遠遥花」、右：「山辺詩」
151：「雨とひかり」
引っ越した近所にあった、千段の石段で有名な神社。
始めてそちらに訪れた際、売店の女性「千歳ひかり」と会いました。
彼女の綺麗さもあり、翌日に再度向かった彼は無事彼女と再会できたのですが。
２日連続でやってきた理由を”御百度参り”としてしまったため、良くも悪くも毎日通うこととなってしまったのでした。
まぁ、「ひかりさん」と仲良くなるだめには、なかなかいい口実だと思います。
実際、どんどん親しくなってましたからねー。
頑張った。
結果あーでしたが、彼女にもイイ影響を与えたようなので…これで良かったのでは。
171：「映画はいつまでたっても完成しない」
温泉旅館へ旅行でやってきた男女。
男性は映画を撮ろうとしているようなのですが…。
２人の空気感は、どことなく普通とは違っていたのでした。
ざっくりとしたあらすじにしてみました。
こちらの「山辺詩（やまのべ・うた）」は独特な空気感をもつヒロイン。
↓表紙は「詩ちゃん」かな。
一方、男性は…なにやら色々と語ってましたが…うじうじハッキリせず頼りなさげ。
コイツの何がいいんだろう…。
後部座席の物を取る際のパンチラがいいですね。
【 その他 】
以上、本日は「ミキトアモン」センセでした。
こちらが初単行本とのこと。
おめでとうございます！
ああした↓表紙から、ある程度内容は予想していましたが。
予想より、もう一歩深い印象。
ただ、軽いのはトコトンだったので、差が激しいですわね…。
ちょっとガチャガチャしてるかなぁ。
個人的に「ランドリー・ランデヴー」みたいなのは好きなんですが。
雨上がりにもう一度 (エンジェルコミックス) コミック, 2021/3/17 [アダルト] ミキトアモン (著)
※現在Kindle版のみ(22/09/18、23/02/20)
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・絵柄 ：●●●○○
・お話 ：●●●◎○
・漫画 ：●●○○○
・独創性：●●●●○
・属性 ： ［成年］ 恋愛話、ラブコメ、ノスタルジー
・構成 ： 初単行本、カラー（４Ｐ）、９話収録。
・おまけ： あとがき、カバー裏に作品解説、集合ヒロイン画、
ＢＯＮＵＳ漫画（９Ｐ）、加筆修正あり。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ミキトアモン」センセの「雨上がりにもう一度」です。
※左：「山川結月」、右：「前原心愛」
【 構成・絵柄 】
収録は全て短編での構成。
１ページほどですが、各話にはおまけ漫画（※イラストもある）が描き下ろしされていて。
後日談だったり、前日譚だったり、ストーリーをより楽しめるようになっていました。
また、カバー裏にはセンセの詳しい解説もあり。
豊富なおまけ要素で、たっぷり楽しめる１冊です。
漫画はラブコメもあるのですが、目立っていたのは恋愛話。
派手さはないものの、じんわり来るようなエピソード多く。
読みたい人にオススメです。
柔らかな線での作画。
白比率高く、全体の色付きはそこそこ。
濃淡具合は淡く、サッパリとした印象です。
コマ割りは細かく、そこそこ変化。
だいたい枠間は確保されていて、収まり良い方でした。
漫画は表現から表情、アクションなど微妙。
特に表現…動きのある絵などは全体の空気感と違い、妙にコメディーちっくなことがありました。
無論、良く描かれたコマもあったものの、ぎこちない感じのが多く。
あちこち不安定気味。
ただ、背景や小物はどちらも良く、雰囲気を作っていました。
人物画はどちらかと言うとリアル寄り。
目は丸く大きめで、漫画らしい可愛さもあります。
こちらも…まだ、カチっと定まっていないようなイメージ。
また、一部男性についてはデフォルメ大きく、悪目立ちしています。
人物画は好き嫌いありそう。
判断については、裏表紙の方が白黒絵と合っていると思います。
【 収録話 】 ９話収録
003：「彼岸過カラ」 カラー原稿あり
お彼岸に帰省した主人公。
出迎えた従姉「須永千春」は初恋の相手で、現在もごく親しい仲。
単位も足りており、彼女とだらだら過ごしていたのですが…というもの。
これがラブコメ漫画であれば、結末は違っていたでしょう。
ただ、まぁ…従姉で、５歳違いの相手。
現実には難しいだろうなー。
カラー部分は秋祭りを背景にしたえっち。
なるほど、これはいいアイデアですね。
※従姉「須永千春」
025：「ランドリー・ランデヴー」
「山川結月」がコインランドリーで知り合った「月山」は、同じアパートの住人でした。
そのうち洗濯機を購入した彼女は利用しなくなっていたのですが。
ふと通りがかった際、店が閉店することを知ったのでした。
軽いやり取りをしていた相手と深い関係になっていくラブコメ。
出会った当初から下ネタを言っており、それに彼女もなんのかんの応じていて。
まぁ、その頃からイチャイチャしていた、って感じです。
ロングスカートをダイレクトに覗くシーンが好き。
そんなん許してくれる（しかも部屋で２人きり）という時点で、ほぼＯＫみたいなもんですわね。
「結月さん」はなかなか面白い娘だったので、羨ましいかぎり。
047：「金曜日の恋人」
大学の新人歓迎会で酔い潰れた「立花」
介抱してくれた「田村優香」曰く、”土下座でお願いされた”ということでえっちをしていたようで…。
それならば、と思い切って告白してみたところ、
「金曜日の夜だけは好きなことする時間にしてるから～」
…と、金曜限定の恋人となったのでした。
だいたい、付き合うと言っても週末だけ会うみたいなのは多いと思うので。
それなら、普通に付き合うでも良かったのでは…。
ただ、まぁ…他に何もせず金曜にえっちばかりしていたようなので。
彼がモヤモヤするのは仕方ないか。
台詞から、色々と制約も課せられていたようだしね。
そんなんがため、あーしたのは結果として良かったかも。
067：「陽炎」
お盆にふらりと歩いていた「山崎」を見つけた「里中結衣香」
聞くと、エアコンが壊れたのに修理する金がない、ということで。
時期がため、修理は受付すらやってなく。
「結衣香」は途方に暮れていた彼を、部屋に招くこととしたのでした。
会話中にもえっちシーン混じっていましたが。
かなりあっさりと関係した様子。
「襲われて犯罪者にしちゃうより～」なんて台詞もありました。
まぁ、そもそもどーでもない相手に声は掛けないだろうし、好きでもない野郎を部屋には上げないですわね。
漫画のほとんどはえっちシーンで、「結衣香さん」は冒頭の数ページ以外ずっとおっぱい丸出し状態でしたよ。
089：「Ｗｈｏ Ⅰｓ Ｔｈｉｓ Ｂｉｔｃｈ、Ａｎｙｗａｙ？」
夜半に「前原さつき」を訪ねて、部屋にやってきた「前原心愛（まえばら・ここあ）」
その彼女は前の借主。
家出してきた、という彼女は他にアテなく、現在住む「圭介」に泊めてもらうよう交渉してきたのでした。
あるいは、実際にあるかもしれないようなエピソード。
ただし、見知らぬ男性宅に泊まる、見知らぬ女性を泊める、という高いリスクを現実には突破できないか。
いかに可愛い娘だったとしても。
切っ掛けそんなんで、漫画はヒロインとの同居モノ。
これが前後編とかだったら、もう少しじっくり描けたかな。
109：「月とクジラと逃避行」
駆け落ちのように、知り合った男性と突然出掛けた「丹野ゆり」
十数年ほど住んでいた町を飛び出したのには、とある理由があったのでした。
えー、ちょっと面白いので詳細伏せます。
当初はなんらかの比喩表現とかかなー、って思ったんですが、まんまソレでした。
成年漫画なので、もっとゲスい意味でのチョイスかと思った（笑）んですが、そうした表現なかったですね…。
あれー。
131：「Ｔｈｅ Ｐｈａｎｔｏｍ Ｔｈｉｅｆ」
私腹を肥やす悪党から様々な物を盗み出し、莫大な寄付をしているという怪盗Ｋ。
そんな彼が目をつけたのは、久遠コーポレーションでした。
社長令嬢「久遠遥花」はそんな彼に憧れており…。
追い詰められた彼を匿うのでした。
センセご自身でも書かれていたように、他短編とかなり空気感異なるファンタジー話。
おそらく、読んだ皆さんも色々思うところあると思いますが。
まぁ、細かい突っ込みは野暮ですわね…。
おまけ漫画はコメディーでしたが、案外「遥花さん」は結構な特訓にも耐えてサポート役とかできそうに感じました。
※左：社長令嬢「久遠遥花」、右：「山辺詩」
151：「雨とひかり」
引っ越した近所にあった、千段の石段で有名な神社。
始めてそちらに訪れた際、売店の女性「千歳ひかり」と会いました。
彼女の綺麗さもあり、翌日に再度向かった彼は無事彼女と再会できたのですが。
２日連続でやってきた理由を”御百度参り”としてしまったため、良くも悪くも毎日通うこととなってしまったのでした。
まぁ、「ひかりさん」と仲良くなるだめには、なかなかいい口実だと思います。
実際、どんどん親しくなってましたからねー。
頑張った。
結果あーでしたが、彼女にもイイ影響を与えたようなので…これで良かったのでは。
171：「映画はいつまでたっても完成しない」
温泉旅館へ旅行でやってきた男女。
男性は映画を撮ろうとしているようなのですが…。
２人の空気感は、どことなく普通とは違っていたのでした。
ざっくりとしたあらすじにしてみました。
こちらの「山辺詩（やまのべ・うた）」は独特な空気感をもつヒロイン。
↓表紙は「詩ちゃん」かな。
一方、男性は…なにやら色々と語ってましたが…うじうじハッキリせず頼りなさげ。
コイツの何がいいんだろう…。
後部座席の物を取る際のパンチラがいいですね。
【 その他 】
以上、本日は「ミキトアモン」センセでした。
こちらが初単行本とのこと。
おめでとうございます！
ああした↓表紙から、ある程度内容は予想していましたが。
予想より、もう一歩深い印象。
ただ、軽いのはトコトンだったので、差が激しいですわね…。
ちょっとガチャガチャしてるかなぁ。
個人的に「ランドリー・ランデヴー」みたいなのは好きなんですが。
雨上がりにもう一度 (エンジェルコミックス) コミック, 2021/3/17 [アダルト] ミキトアモン (著)
※現在Kindle版のみ(22/09/18、23/02/20)
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■田舎の膣の少女たち （齋藤燕）
★まんがデーター ［１５．５／２０．０］
・絵柄 ：●●●◎○
・お話 ：●●●●○
・漫画 ：●●●◎○
・独創性：●●●●◎
・属性 ： ［成年］ ロリ、コメディー、ノスタルジー
・構成 ： １０話収録（うち「田舎ちゃん」×５）
・おまけ： 描き下ろし「田舎ちゃん・番外編」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「齋藤燕（さいとう・つばめ）」センセの「田舎の膣の少女たち」です。
※左：花染シキビ、右：公園の女の子
【 構成・絵柄 】
収録は描き下ろし短編も含めて１０話。
うち、半分の５話は連続ものでした。
そちらは１話完結のシリーズもの、というタイプ。
↓表紙の娘さんですね。
コメディー色が強めなラブコメ、といった雰囲気です。
そのほか、収録の短編もだいたいはコメディーちっく。
ただ、明るく楽しい漫画群～という訳でもなく。
一部については、濃い目なブラック色となってます。
先のシリーズものにもありましたが、ややハード目なプレイもあったりしてました。
また、表題にもあるように、ロリっとした登場ヒロインらも特徴。
どちらも凝ったお話で楽しめるものの、一般的なラブコメ漫画とは大きく違っており。
好みで評価は大きく変わるだろうと思います。
スッキリ細線のサッパリとした絵柄。
全体の色付きは軽めなのですが、濃淡は強め。
白黒が両極端。
コマ割りは細かめで、だいたい枠間は確保されていて。
多少はみ出したりしているものの、収まり良かったです。
表現はコメディーちっくで、崩し・デフォルメなどあります。
素朴なタッチで、そう成年っぽくない雰囲気。
個人的には、日常・イイ話系のようなイメージでした。
あまり見られない独特なタイプですね。
メリハリありますが、基本的に背景・小物などの描写は素晴らしく。
ノスタルジーを感じられると思います。
人物画は逆にあっさりとしていて、だいぶ漫画ちっくなもの。
ヒロインは頭大きく華奢なスタイルという、ロリっとしたパランス。
また、単行本に収録された登場している男性陣は…ちょっと悪目立ち気味。
あちこち独特な色が強いため、お話と同じく好き嫌いはあると思います。
↓表紙などの彩色絵は、普通っぽいのですが。
白黒絵になると、もう２、３歩どっちか寄った感じなので、それを踏まえて判断するのが良いでしょう。
【 収録話 】 １０話収録
001：「田舎ちゃん」 ４話（２～５話）
181：「田舎ちゃん・番外編」 描き下ろし
とある田舎町に住む女の子、通称「田舎ちゃん」のエピソード群。
地味目な彼女でしたが、付き合う男子は容姿端麗、運動神経抜群という人気者。
既にえっちも済ませており、彼女自身もそれを楽しむようになっていたのでした。
ざっくり、そんな感じ。
収録２話目からですが、切っ掛けも描かれていて。
おそらく、ですがソッチ見なくてもあまり支障ないと思います（たぶん）
付き合う彼氏は、実に男前でしたよー。
あんなん言われたら、それまでどーとも思ってなくても、惚れるでしょうね。
お話は、とある寒い日に水たまりでずぶ濡れになった、という彼がやって来るもの。
ちょうど両親は不在であったので…えっち展開に。
田舎町、ではあるものの団地のようなところに彼女は住んでおり、盛り上がった２人はベランダに。
ああ、あーしたところ目立つだろうなぁ。
※田舎ちゃん
３話目は彼氏宅。
ゲームの対戦に勝利した彼が、色々しちゃうというもの。
身体に文字書くのは、ひでるさんの苦手なプレイ。
また、彼が結構な変態っぷりを発揮して、妙ちくりんなことをさせてましたよ。
（※自ら変態神とか名乗っていた）
あとはお尻ね。
かなり独特な流れの４話目。
駅にて電車を待つ「田舎ちゃん」は、居合わせた元駅員と名乗る中年から声を掛けられたのでした。
ぽちぽち、イイ話っぽいコマも差し込まれていたのですが、そうしたのをコメディー描写で飲み込む、みたいな印象。
なんというか…目が白黒させられます。
オチの展開にもまた驚き。
ここで、彼氏でない野郎にあーしたことで、なんというか「田舎ちゃん」のイイ所、というか方向性がそれまでから変化したように感じました。
そして５話目。
熱中症で倒れてしまった「田舎ちゃん」
通りかかった同級生の男子に救助されたのでした、という流れ。
なのですが。
こちらでは熱中症から回復したてで、意識朦朧とした彼女が勘違いする、というもの。
前話も彼氏以外の男性でしたが、こちらも同様。
可愛いです。
なんだか、田舎版の「あいちゃん」に見えてきましたよ。
（※「あいちゃん」→「The Great Escape／尾崎未来」）
今後もちゃんと彼氏いながら～、のこっち路線で描いて欲しいな。
巻末に位置する、描き下ろし「田舎ちゃん・番外編」
文化祭で喫茶店をすることとなったのですが、なぜか（笑）彼女の衣装は裸エプロンのようなもので…。
集まった教師・生徒らに色々されてしまう、というもの。
４、５話の流れからのこちらで、また良いですね。
あーした結末ではありましたが。
１１ページと結構長く、本編に負けないエロ展開で楽しめると思います。
オチ後がちょっと気になる。
081：「花染シキビのおもてなし」
知る人ぞ知る秘温泉を持つ老舗旅館「花染」
そちらの娘「花染シキビ」にトンデモな出迎えをされた主人公。
彼女曰く、古くから伝わる伝統風俗がため…その奉仕を受けることとなったのでした。
「お姉ちゃんはもう閉店」だそうです。
そっちの可能性もあったのかな。
「シキビちゃん」はテンション高い、エロい娘で。
楽しそうに色々とシテくれていました。
いい娘だ。
…とか思っていたら、オチでやってくれました。
え、そんな終わり方！？
101：「ご令嬢お嫁に行く」
日本屈指という富豪「真田」家。
そちらに引けを取らない富豪家「堤」グループは、そちらの会長の誕生日に訪ねておりました。
堤の令嬢「堤玲奈」は、許嫁との初対面だったのです。
車で森へ入り込んで４０分。
一軒のボロ屋に１人降ろされた彼女は、そこで相手「一之介」と会ったのです。
なんというか、色々トンデモないお話。
口内炎の舌、という時点だけでぞわぞわしますよ。
なんじゃそりゃ。
どうなってしまうか、と思っていた所…ああ、まぁ…そうか。
良い・悪いは置いといて、いちおう読後感は悪くはないと思います。
オチのあれもまた凄いですね。
121：「そうだ公園に行こう」
公園でぼんやり佇むのを日課としていた主人公。
しかし、外出禁止令がため、やって来る者はなく。
すっかり寂しげになっていたのですが…ふと女の子が話しかけてきたのでした。
ヒロインは裏表紙の彼女。
どういう目的で彼が公園に来ていたのか、よく理解しており。
そっち展開になっていくのを誘い、また受け入れておりました。
漫画では終始笑顔でしたが、実際は色々あるんだろうなぁ。
かなりマセた娘だったので、やや現実感に乏しいですけどね。
あれ、全て妄想だったりして。
141：「円城さんのエロ漫画講座」
元漫研部の友人から、職場を見学させてほしい、と依頼された漫画家「安田」
やってきたのは、現役漫研メンバーの女生徒「円城」１人だけ。
とりあえず彼女を招き入れたものの。
「安田」の描くソレは、成人向けだったのです。
まぁ、成年向けでも漫画家は漫画家ですからねー。
ただし、あらかじめ説明しておくべき事項だとは思います。
勝手に人のＰＣ見ないように。
こうしたシチュエーションでは、照れて隙を見せるか、積極的に前のめりになるか、のどっちか、でしょうか。
「円城さん」は後者。
タイトル通りによくよく知っていて、
「私をよく見て触って感じ取ってください」
…とかなんとか、お約束なまでに協力的でした。
わはは。
なかなか「円城さん」イイキャラクターで、ほか色々考えられるので…。
また別のエピソード見てみたいですね。
オチでああした呼び方になってるのは…デビューしたため、なのかな。
※左：漫研の「円城さん」、右：椎名亜里沙
161：「イノセント」
３回遅刻となった「椎名亜里沙」は罰ゲームで教室掃除をすることとなったのですが。
悪めな転校生「足立」も罰ゲームとなっていたのでした。
ショートカットとおデコの可愛い「亜里沙ちゃん」
前半での急展開なアレは置いといて。
それ以降の色々が絶望的で驚きます。
ああしたオチはまた意外なものでしたけれど…。
もう、感覚とか１周回っちゃった感じなのかしら。
【 その他 】
以上、本日は「齋藤燕」センセでした。
こちら２冊目くらいだと思います。
センセには「ばにこー」という別名義がある様子で。
こちらに収録されていたシリーズ「田舎ちゃん」の１話目は、そっち名義の単行本に収録されてました。
いいですね、「田舎ちゃん」シリーズ。
前述もしてますが、彼氏との２・３話より、４・５・番外編な展開のが彼女の魅力を引き出していたように感じました。
自ら積極的に～ともまた違うと思われ、シチュエーション難しいのですが、ぜひ彼氏ではない男性らと絡んで欲しいですね。
（あ、当然ＮＴＲでもなく）
田舎の膣の少女たち (MUJIN COMICS) コミック, 2022/9/15 [アダルト] 齋藤燕 (著)
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・絵柄 ：●●●◎○
・お話 ：●●●●○
・漫画 ：●●●◎○
・独創性：●●●●◎
・属性 ： ［成年］ ロリ、コメディー、ノスタルジー
・構成 ： １０話収録（うち「田舎ちゃん」×５）
・おまけ： 描き下ろし「田舎ちゃん・番外編」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「齋藤燕（さいとう・つばめ）」センセの「田舎の膣の少女たち」です。
※左：花染シキビ、右：公園の女の子
【 構成・絵柄 】
収録は描き下ろし短編も含めて１０話。
うち、半分の５話は連続ものでした。
そちらは１話完結のシリーズもの、というタイプ。
↓表紙の娘さんですね。
コメディー色が強めなラブコメ、といった雰囲気です。
そのほか、収録の短編もだいたいはコメディーちっく。
ただ、明るく楽しい漫画群～という訳でもなく。
一部については、濃い目なブラック色となってます。
先のシリーズものにもありましたが、ややハード目なプレイもあったりしてました。
また、表題にもあるように、ロリっとした登場ヒロインらも特徴。
どちらも凝ったお話で楽しめるものの、一般的なラブコメ漫画とは大きく違っており。
好みで評価は大きく変わるだろうと思います。
スッキリ細線のサッパリとした絵柄。
全体の色付きは軽めなのですが、濃淡は強め。
白黒が両極端。
コマ割りは細かめで、だいたい枠間は確保されていて。
多少はみ出したりしているものの、収まり良かったです。
表現はコメディーちっくで、崩し・デフォルメなどあります。
素朴なタッチで、そう成年っぽくない雰囲気。
個人的には、日常・イイ話系のようなイメージでした。
あまり見られない独特なタイプですね。
メリハリありますが、基本的に背景・小物などの描写は素晴らしく。
ノスタルジーを感じられると思います。
人物画は逆にあっさりとしていて、だいぶ漫画ちっくなもの。
ヒロインは頭大きく華奢なスタイルという、ロリっとしたパランス。
また、単行本に収録された登場している男性陣は…ちょっと悪目立ち気味。
あちこち独特な色が強いため、お話と同じく好き嫌いはあると思います。
↓表紙などの彩色絵は、普通っぽいのですが。
白黒絵になると、もう２、３歩どっちか寄った感じなので、それを踏まえて判断するのが良いでしょう。
【 収録話 】 １０話収録
001：「田舎ちゃん」 ４話（２～５話）
181：「田舎ちゃん・番外編」 描き下ろし
とある田舎町に住む女の子、通称「田舎ちゃん」のエピソード群。
地味目な彼女でしたが、付き合う男子は容姿端麗、運動神経抜群という人気者。
既にえっちも済ませており、彼女自身もそれを楽しむようになっていたのでした。
ざっくり、そんな感じ。
収録２話目からですが、切っ掛けも描かれていて。
おそらく、ですがソッチ見なくてもあまり支障ないと思います（たぶん）
付き合う彼氏は、実に男前でしたよー。
あんなん言われたら、それまでどーとも思ってなくても、惚れるでしょうね。
お話は、とある寒い日に水たまりでずぶ濡れになった、という彼がやって来るもの。
ちょうど両親は不在であったので…えっち展開に。
田舎町、ではあるものの団地のようなところに彼女は住んでおり、盛り上がった２人はベランダに。
ああ、あーしたところ目立つだろうなぁ。
※田舎ちゃん
３話目は彼氏宅。
ゲームの対戦に勝利した彼が、色々しちゃうというもの。
身体に文字書くのは、ひでるさんの苦手なプレイ。
また、彼が結構な変態っぷりを発揮して、妙ちくりんなことをさせてましたよ。
（※自ら変態神とか名乗っていた）
あとはお尻ね。
かなり独特な流れの４話目。
駅にて電車を待つ「田舎ちゃん」は、居合わせた元駅員と名乗る中年から声を掛けられたのでした。
ぽちぽち、イイ話っぽいコマも差し込まれていたのですが、そうしたのをコメディー描写で飲み込む、みたいな印象。
なんというか…目が白黒させられます。
オチの展開にもまた驚き。
ここで、彼氏でない野郎にあーしたことで、なんというか「田舎ちゃん」のイイ所、というか方向性がそれまでから変化したように感じました。
そして５話目。
熱中症で倒れてしまった「田舎ちゃん」
通りかかった同級生の男子に救助されたのでした、という流れ。
なのですが。
こちらでは熱中症から回復したてで、意識朦朧とした彼女が勘違いする、というもの。
前話も彼氏以外の男性でしたが、こちらも同様。
可愛いです。
なんだか、田舎版の「あいちゃん」に見えてきましたよ。
（※「あいちゃん」→「The Great Escape／尾崎未来」）
今後もちゃんと彼氏いながら～、のこっち路線で描いて欲しいな。
巻末に位置する、描き下ろし「田舎ちゃん・番外編」
文化祭で喫茶店をすることとなったのですが、なぜか（笑）彼女の衣装は裸エプロンのようなもので…。
集まった教師・生徒らに色々されてしまう、というもの。
４、５話の流れからのこちらで、また良いですね。
あーした結末ではありましたが。
１１ページと結構長く、本編に負けないエロ展開で楽しめると思います。
オチ後がちょっと気になる。
081：「花染シキビのおもてなし」
知る人ぞ知る秘温泉を持つ老舗旅館「花染」
そちらの娘「花染シキビ」にトンデモな出迎えをされた主人公。
彼女曰く、古くから伝わる伝統風俗がため…その奉仕を受けることとなったのでした。
「お姉ちゃんはもう閉店」だそうです。
そっちの可能性もあったのかな。
「シキビちゃん」はテンション高い、エロい娘で。
楽しそうに色々とシテくれていました。
いい娘だ。
…とか思っていたら、オチでやってくれました。
え、そんな終わり方！？
101：「ご令嬢お嫁に行く」
日本屈指という富豪「真田」家。
そちらに引けを取らない富豪家「堤」グループは、そちらの会長の誕生日に訪ねておりました。
堤の令嬢「堤玲奈」は、許嫁との初対面だったのです。
車で森へ入り込んで４０分。
一軒のボロ屋に１人降ろされた彼女は、そこで相手「一之介」と会ったのです。
なんというか、色々トンデモないお話。
口内炎の舌、という時点だけでぞわぞわしますよ。
なんじゃそりゃ。
どうなってしまうか、と思っていた所…ああ、まぁ…そうか。
良い・悪いは置いといて、いちおう読後感は悪くはないと思います。
オチのあれもまた凄いですね。
121：「そうだ公園に行こう」
公園でぼんやり佇むのを日課としていた主人公。
しかし、外出禁止令がため、やって来る者はなく。
すっかり寂しげになっていたのですが…ふと女の子が話しかけてきたのでした。
ヒロインは裏表紙の彼女。
どういう目的で彼が公園に来ていたのか、よく理解しており。
そっち展開になっていくのを誘い、また受け入れておりました。
漫画では終始笑顔でしたが、実際は色々あるんだろうなぁ。
かなりマセた娘だったので、やや現実感に乏しいですけどね。
あれ、全て妄想だったりして。
141：「円城さんのエロ漫画講座」
元漫研部の友人から、職場を見学させてほしい、と依頼された漫画家「安田」
やってきたのは、現役漫研メンバーの女生徒「円城」１人だけ。
とりあえず彼女を招き入れたものの。
「安田」の描くソレは、成人向けだったのです。
まぁ、成年向けでも漫画家は漫画家ですからねー。
ただし、あらかじめ説明しておくべき事項だとは思います。
勝手に人のＰＣ見ないように。
こうしたシチュエーションでは、照れて隙を見せるか、積極的に前のめりになるか、のどっちか、でしょうか。
「円城さん」は後者。
タイトル通りによくよく知っていて、
「私をよく見て触って感じ取ってください」
…とかなんとか、お約束なまでに協力的でした。
わはは。
なかなか「円城さん」イイキャラクターで、ほか色々考えられるので…。
また別のエピソード見てみたいですね。
オチでああした呼び方になってるのは…デビューしたため、なのかな。
※左：漫研の「円城さん」、右：椎名亜里沙
161：「イノセント」
３回遅刻となった「椎名亜里沙」は罰ゲームで教室掃除をすることとなったのですが。
悪めな転校生「足立」も罰ゲームとなっていたのでした。
ショートカットとおデコの可愛い「亜里沙ちゃん」
前半での急展開なアレは置いといて。
それ以降の色々が絶望的で驚きます。
ああしたオチはまた意外なものでしたけれど…。
もう、感覚とか１周回っちゃった感じなのかしら。
【 その他 】
以上、本日は「齋藤燕」センセでした。
こちら２冊目くらいだと思います。
センセには「ばにこー」という別名義がある様子で。
こちらに収録されていたシリーズ「田舎ちゃん」の１話目は、そっち名義の単行本に収録されてました。
いいですね、「田舎ちゃん」シリーズ。
前述もしてますが、彼氏との２・３話より、４・５・番外編な展開のが彼女の魅力を引き出していたように感じました。
自ら積極的に～ともまた違うと思われ、シチュエーション難しいのですが、ぜひ彼氏ではない男性らと絡んで欲しいですね。
（あ、当然ＮＴＲでもなく）
田舎の膣の少女たち (MUJIN COMICS) コミック, 2022/9/15 [アダルト] 齋藤燕 (著)
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■常識改変活動記録 （角煮煮）
★まんがデーター ［１４．０／２０．０］
・絵柄 ：●●◎○○
・お話 ：●●●●○
・漫画 ：●●◎○○
・独創性：●●●●●
・属性 ： ［成年］ チート、ファンタジー、ハーレム
・構成 ： 初単行本、１６話収録（全て表題作・１巻完結）
・おまけ： あとがき、カバー裏にラフ画。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「角煮煮（かくにに）」センセの「常識改変活動記録」です。
※現在試行錯誤中につき、いつもと書き方を変えています。
★★単行本構成、ほか ★★★
実は全て表題作という単行本。
もともとはｗｅｂ公開だったようで。
全１６話は、８から１２とページ量は多くはなく、通常と違ってやや変則気味。
かと言ってショート、というほど少なくもなく…。
収録話数が通常のものと比べて多い（約１．５倍くらいでしょうか）ためか、差し引きでボリューム感はとんとんくらいでした。
なお、最終の「エピローグ」のみ４ページのショート漫画です。
（※あとがき絵にも繋がってる）
ジャンルが難しいですね。
とりあえず、裏表紙にも書かれていた「チート」としてみました。
詳細は後ほど。
センセのあとがきは長くなくもしっかり書かれていて、興味深く読ませて頂きました。
※左：九条マリア、右：コンビニ店員さん
★★絵柄について ★★★
良く言うと素朴な絵柄。
そうではないと、ちょっと…不安になってしまうくらいの印象。
特に漫画部分は、表現微妙なものでした。
正直、画力には牽引できるほどのパワーありません。
ただし、こちらお話の常識外なところが、妙に絵柄とマッチしていて。
読んでいて、引っ掛かるところはなかったです。
（※違和感ある、という極端なものない）
じんわり、徐々に染みわたってくるような感じ。
後半になれば、ほぼ気にならなくなっていると思います。
裏表紙のカット絵が判断に良いでしょう。
★★収録話について ★★★ １６話収録
基本的には、１話完結のオムニバス調。
たまに前のお話でのことが示唆されたり、直接繋がるものがあったり。
また、その後ヒロインがどうなったのか描かれる、番外編みたいなものもありました。
各エピソードの中心になっている、頻繁に登場していた白パーカーの男性。
（※ほぼ全話出演。ヒロインの後日談にて例外あり）
ただし、彼は主人公という立ち位置でなく。
第一人者の目線も多くはありません。
読者視点は、たいてい第三者からだったり、ヒロイン側のそれで進んでいました。
お話は…他であまり見られないタイプ。
合意あるような、ないような…？？
初対面なヒロインらと、さも当然のように、即えっちを繰り返していく～不思議な男性と、彼に関わってしまった女性陣らのストーリー。
場所すらも選ぶことなく。
普通に、往来で、出会ったその現場で、”普通にシテてしまう”のです。
完全に羞恥心がない世界、という訳でなく。
かと言って「如月群真」センセが得意とされてる、
”そうしたものなので、内心照れつつも堂々とえっちしている”～でもなく。
チート能力、と称される妙な力によって、それがさも当然であるかのように、周囲の女性陣らは自動的に彼に従わされてしまうのでした。
タイトル「常識改変」はそれがため。
まさしく、常識があぶない、ですねー。
ちらほら、その力についての言及はされていて。
ラスト付近になると、かなり緊迫した予想外な展開になったりもしていました。
面白いです。
ちょっとでも興味出た方は、ぜひ手に取ってほしい１冊です。
003：「何でもアタリマエ撮影現場」
013：「なかよしカラオケ大会」
023：「俺だけヤリまくりランド」
基本となる、オープニング話。
冒頭は野外で撮影していたアイドル「宮園さつき」
そんな彼女の胸にいきなり触っていました。
反応を見る限り、この頃はまだ回数重ねてないくらい～なのかな。
それから３ページ後にはえっち始まっています。
メイクとかもその最中にしてましたね。
オチで出来上がったそれは、普通に流通され、別の切っ掛けに繋がることとなるのでした。
２話目はカラオケボックスの女子３名、３話目は遊園地の着ぐるみ女の子です。
033：「セックス専用車両」
043：「おもてなしお宅訪問」
この２話は登場するヒロイン視点。
特に「専用車両」では、パーカーの彼の行動について違和感をおぼえる娘が登場。
ずっとこれまでのように進むかと思っていたので、かなり意外。
ただし、そんな彼女「花村ももか」も、
「当たり前なんですよね…？」
～と、結局その餌食になってしまうのでした。
「お宅訪問」はとある家庭の母娘。
娘「菊乃」は先の「ももかちゃん」の続き、みたいな雰囲気です。
053：「セックス接客マニュアル」
063：「お客様ご来店」
コンビニ店員のエピソード。
「温めますか」からの発想ですかね。
続く「お客様ご来店」は店員さんの後日談。
白パーカーの男性は登場しない、珍しいエピソードです。
周囲に彼が居ないにも関わらず、影響は出続けているようで…見知らぬサラリーマンとのえっちでした。
刹那的なものでなく、ずっと影響残るのね…。
071：「暴かれた常識改変」
こちらは雑誌社「大鰐出版」でのひと場面。
真ん中くらいなためか、前半の総括みたいなお話。
ちょっとホラーみたいな展開で、なかなか楽しい。
※「大鰐出版」の先輩と「麻里」
081：「肉便器のつくりかた」
093：「肉便器のつかいかた」
こちらは学園話。
クラスメイト「咲山美亜」に想いを寄せていた「鹿野」が主人公です。
周囲にほか男性もいたので、そっちにも効果はあるようなのですが。
「鹿野くん」には効き目が弱い、のかな。
ただ、あの後は…彼にも影響が出てきていたようでした。
先のコンビニの店員さんとかもそうでしたが、皆さん誰かしらとえっち関係になってるのではないかなぁ。
103：「大好きなお兄ちゃん」
113：「バスに揺られて」
前話は妹「もみじ」の兄となってる彼。
オチ部分がちょっとブラックっぽいですね。
後者は次の最終章に繋がる、バス内で引っ掛けるお話です。
123：「朝の生ハメ放送」
133：「特別ゲストはご主人様」
143：「返り討ち」
155：「エピローグ」
テレビ曲にで向いての放送、あたりから最終章ですかね。
朝の生放送番組にやって来て、女子アナ、歌手「ユリね」らとシテました。
さて、不穏なタイトルに気付いた方も多いかと思いますが…。
「返り討ち」から目の話せない展開に。
不思議なお話でした。
★★リンクほか ★★★
常識改変活動記録(WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL) コミック, 2023/2/15 [アダルト] 角煮煮 (著)
(※現在アマゾン登録なし23/02/18)
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・絵柄 ：●●◎○○
・お話 ：●●●●○
・漫画 ：●●◎○○
・独創性：●●●●●
・属性 ： ［成年］ チート、ファンタジー、ハーレム
・構成 ： 初単行本、１６話収録（全て表題作・１巻完結）
・おまけ： あとがき、カバー裏にラフ画。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「角煮煮（かくにに）」センセの「常識改変活動記録」です。
※現在試行錯誤中につき、いつもと書き方を変えています。
★★単行本構成、ほか ★★★
実は全て表題作という単行本。
もともとはｗｅｂ公開だったようで。
全１６話は、８から１２とページ量は多くはなく、通常と違ってやや変則気味。
かと言ってショート、というほど少なくもなく…。
収録話数が通常のものと比べて多い（約１．５倍くらいでしょうか）ためか、差し引きでボリューム感はとんとんくらいでした。
なお、最終の「エピローグ」のみ４ページのショート漫画です。
（※あとがき絵にも繋がってる）
ジャンルが難しいですね。
とりあえず、裏表紙にも書かれていた「チート」としてみました。
詳細は後ほど。
センセのあとがきは長くなくもしっかり書かれていて、興味深く読ませて頂きました。
※左：九条マリア、右：コンビニ店員さん
★★絵柄について ★★★
良く言うと素朴な絵柄。
そうではないと、ちょっと…不安になってしまうくらいの印象。
特に漫画部分は、表現微妙なものでした。
正直、画力には牽引できるほどのパワーありません。
ただし、こちらお話の常識外なところが、妙に絵柄とマッチしていて。
読んでいて、引っ掛かるところはなかったです。
（※違和感ある、という極端なものない）
じんわり、徐々に染みわたってくるような感じ。
後半になれば、ほぼ気にならなくなっていると思います。
裏表紙のカット絵が判断に良いでしょう。
★★収録話について ★★★ １６話収録
基本的には、１話完結のオムニバス調。
たまに前のお話でのことが示唆されたり、直接繋がるものがあったり。
また、その後ヒロインがどうなったのか描かれる、番外編みたいなものもありました。
各エピソードの中心になっている、頻繁に登場していた白パーカーの男性。
（※ほぼ全話出演。ヒロインの後日談にて例外あり）
ただし、彼は主人公という立ち位置でなく。
第一人者の目線も多くはありません。
読者視点は、たいてい第三者からだったり、ヒロイン側のそれで進んでいました。
お話は…他であまり見られないタイプ。
合意あるような、ないような…？？
初対面なヒロインらと、さも当然のように、即えっちを繰り返していく～不思議な男性と、彼に関わってしまった女性陣らのストーリー。
場所すらも選ぶことなく。
普通に、往来で、出会ったその現場で、”普通にシテてしまう”のです。
完全に羞恥心がない世界、という訳でなく。
かと言って「如月群真」センセが得意とされてる、
”そうしたものなので、内心照れつつも堂々とえっちしている”～でもなく。
チート能力、と称される妙な力によって、それがさも当然であるかのように、周囲の女性陣らは自動的に彼に従わされてしまうのでした。
タイトル「常識改変」はそれがため。
まさしく、常識があぶない、ですねー。
ちらほら、その力についての言及はされていて。
ラスト付近になると、かなり緊迫した予想外な展開になったりもしていました。
面白いです。
ちょっとでも興味出た方は、ぜひ手に取ってほしい１冊です。
003：「何でもアタリマエ撮影現場」
013：「なかよしカラオケ大会」
023：「俺だけヤリまくりランド」
基本となる、オープニング話。
冒頭は野外で撮影していたアイドル「宮園さつき」
そんな彼女の胸にいきなり触っていました。
反応を見る限り、この頃はまだ回数重ねてないくらい～なのかな。
それから３ページ後にはえっち始まっています。
メイクとかもその最中にしてましたね。
オチで出来上がったそれは、普通に流通され、別の切っ掛けに繋がることとなるのでした。
２話目はカラオケボックスの女子３名、３話目は遊園地の着ぐるみ女の子です。
033：「セックス専用車両」
043：「おもてなしお宅訪問」
この２話は登場するヒロイン視点。
特に「専用車両」では、パーカーの彼の行動について違和感をおぼえる娘が登場。
ずっとこれまでのように進むかと思っていたので、かなり意外。
ただし、そんな彼女「花村ももか」も、
「当たり前なんですよね…？」
～と、結局その餌食になってしまうのでした。
「お宅訪問」はとある家庭の母娘。
娘「菊乃」は先の「ももかちゃん」の続き、みたいな雰囲気です。
053：「セックス接客マニュアル」
063：「お客様ご来店」
コンビニ店員のエピソード。
「温めますか」からの発想ですかね。
続く「お客様ご来店」は店員さんの後日談。
白パーカーの男性は登場しない、珍しいエピソードです。
周囲に彼が居ないにも関わらず、影響は出続けているようで…見知らぬサラリーマンとのえっちでした。
刹那的なものでなく、ずっと影響残るのね…。
071：「暴かれた常識改変」
こちらは雑誌社「大鰐出版」でのひと場面。
真ん中くらいなためか、前半の総括みたいなお話。
ちょっとホラーみたいな展開で、なかなか楽しい。
※「大鰐出版」の先輩と「麻里」
081：「肉便器のつくりかた」
093：「肉便器のつかいかた」
こちらは学園話。
クラスメイト「咲山美亜」に想いを寄せていた「鹿野」が主人公です。
周囲にほか男性もいたので、そっちにも効果はあるようなのですが。
「鹿野くん」には効き目が弱い、のかな。
ただ、あの後は…彼にも影響が出てきていたようでした。
先のコンビニの店員さんとかもそうでしたが、皆さん誰かしらとえっち関係になってるのではないかなぁ。
103：「大好きなお兄ちゃん」
113：「バスに揺られて」
前話は妹「もみじ」の兄となってる彼。
オチ部分がちょっとブラックっぽいですね。
後者は次の最終章に繋がる、バス内で引っ掛けるお話です。
123：「朝の生ハメ放送」
133：「特別ゲストはご主人様」
143：「返り討ち」
155：「エピローグ」
テレビ曲にで向いての放送、あたりから最終章ですかね。
朝の生放送番組にやって来て、女子アナ、歌手「ユリね」らとシテました。
さて、不穏なタイトルに気付いた方も多いかと思いますが…。
「返り討ち」から目の話せない展開に。
不思議なお話でした。
★★リンクほか ★★★
常識改変活動記録(WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL) コミック, 2023/2/15 [アダルト] 角煮煮 (著)
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■おもちゃの人生 （野際かえで）
★まんがデーター ［１６．０／２０．０］
・絵柄 ：●●●●○
・お話 ：●●●●○
・漫画 ：●●●●○
・独創性：●●●●○
・属性 ： ［成年］ ロリ、凌辱、学園
・構成 ： ７話収録（うち「わるいこ」×３）
・おまけ： あとがき、作品解説、合間にイラスト、
折り返しに作者コメント。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「野際かえで（のぎわ・かえで）」センセの「おもちゃの人生」です。
※「優子」・「雫」
【 構成・絵柄 】
１つ中編、ほかは短編という構成。
単純に話数は７つなのですが、ページは２４０ほどあり…。
結構なボリューム感ある単行本です。
お好きな方には良いでしょう。
あまり得意でない方は…センセのコメントそのまま「いや～な気分」が結構長く続くため、自分の精神状態と相談しつつ読み進めてください。
くくり、ＬＯということでロリ系単行本。
…で、↓表紙から察せられるとは思いますが。
イメージそのまま（まぁ、当然ですわね）のハードなものです。
そっち系での王道ですかね。
紹介帯には、
”かわいそう。だから抜ける”
～などと書かれていましたが…。
いや、抜けんよ。
そんな訳で、今回は合わないと承知の上で、購入しています。
（※後述するレビューもそんな感じになってると思います）
ヒロイン画は抜群に可愛いんですよね…。
あ、いちおう…たいていは悪い大人に翻弄されるヒロインなのですが、中編のメインは…なんというか、”今風”のキャラクターです。
（ああしたカバー絵で、唯一全力の笑顔でした…）
あとはその娘が刺さるかどうか、でしょうか。
すっきりとした細線での作画。
白比率は高く、濃淡もそう濃くはありません。
コマ割りは変化そこそこ。
だいたい枠間は確保されていて、収まりそれなりに良く。
こうしたジャンルでは、かなりサッパリとした仕上がりです。
通常なら、画面の明るさは、漫画にマイナスな作用してしまいそうですが。
こちらについては、タイトル通り”まるで玩具のように好き勝手扱われる様”、と繋がっているように感じられました。
（暗く秘めたるものでなく、日中でも遠慮なく～みたいな）
通常シーンにはラブコメっぽい表現もあったりするため、よりそんなん際立っていた印象です。
背景や小物は…白め。
ロリっとした絵とのバランスは良く、違和感ありません。
人物画は横に広めな輪郭と、まんまるな目の可愛らしいもの。
頭大きめで華奢なスタイルの、それっぽいデフォルメ。
一方の男性陣、特に大人らは表情の無い無機質な描かれ方で、ヒロインらの恐怖感が伝わってくるようでした。
判断については、紹介帯のカット絵が見易いのでそちらが良いと思います。
【 収録話 】 ７話収録
003：「ここより楽園」
ド田舎に転勤して１年。
教師「行定」は適当な理由をつけ、係と称して生徒らに自らの相手をさせていたのでした。
「雫」・「優子」のＷヒロインです。
後半は「優子ちゃん」視点となっていて…。
その悲劇を見せられることとなってます。
爽やかな冒頭ページからの落ちっぷりが凄い。
なお、直接の繋がりはないのですが、センセは次のエピソードの前日譚としてこちらを描いたそうです。（原稿は次のが早いらしい）
なるほど、「すーごい田舎」って発言してますね。
035：「迷子になって帰れない」
事件がため、進学と共に引っ越していた「日野侑莉花（ひの・ゆりか）」
いちおう、普通の生活には戻れていたものの。
植え付けられた感覚は消えてなく、ちょっとした不注意を切っ掛けにまた同じような状態になってしまうのでした。
ううむ、なにゆえ彼女周辺の野郎はクズばかりなのか…。
こうした漫画なので多少仕方ないとは思いますが。
さして年齢の変わらない（漫画での切っ掛けは上級生らしい）異性が、いかに集団でいたとはいえ、即あーなるとは考え難いんですよね。
彼女あれだけ可愛くてエロいなら、誰かしら独占しようとするんではないかなぁ。
（※逆に言えば、可愛いから狙われやすいのかな）
※左：日野侑莉花、右：留佳
069：「ずっとおうちで暮らしたい」
叔父に引き取られた「留佳」のエピソード。
おそらくは両親に不幸があり、裕福な彼の家で暮らすこととなったようなのですが。
まぁ、こうした単行本なので、「留佳ちゃん」がどんな扱いをされるか、想像し易いでしょう。
この漫画のポイントは、冒頭などでちらと見える友人らの存在。
彼女にとって何にも代え難い、救いとなる存在なのですが…。
それが故に～となる、もの凄い話。
ただ、もしかしたら…。
いずれ事は判明するだろうと思うので、「留佳ちゃん」を知った彼らの頑張りに期待、したい。
091：「わるいこ」 前中後編
生徒「汐留珠音（しおどめ・たまね）」から、彼氏が出来た、と報告された教師。
委員長「蔵内ユウキ」とのカップルを当初は微笑ましく見守っていたのですが。
次にやって来た彼女は、驚くべき発言をしたのでした。
収録では唯一の連続モノ。
ほか、「香」・「澪」という別カップルも関わって、まさにドロ沼な発展をしていくという、恐怖エピソード。
あるいはニュースになっている一部は…実際こんなんではないか、とか思ったりして。
教師の皆さんはくれぐれもご注意を。
まぁ、漫画はかなりデフォルメされてるでしょうけどね。
この漫画の最大のポイント、元凶たる「珠音ちゃん」
明るく元気な可愛らしい娘。
あのぺかーとした表情は、ずっと最後まで変わることなく。
可愛い、がだんだん恐ろしく見えてきますね…。
どこか、ぶっ壊れてるんだろうな。
すげえ。
おそらく、彼女の発言は全て嘘ではないのでしょう。
たぶん、「ユウキくん」のことも心底好きなのはそうだと思います。
だから、あーしたオチに繋がっていくんでしょうし。
ちょっと荷が勝ちすぎる気もしますが、「ユウキくん」頑張れ。
「澪ちゃん」とこは…はぁ。
また別の漫画とかになったりしてね。
お話にはひと仕掛けあり、中編オチから後編にてぱーんと弾けます。
ネタバレになるので伏せますが、結構なインパクト。
このお話でのおもちゃ、はヒロインではないですね。
※左：汐留珠音と澪、右：生徒会長「黛玲乃」
197：「僕たちなかま入り」
「将来政治家になりたいの」
そう微笑む生徒会長「黛玲乃（まゆずみ・れいの）」は理想を実現するべく奮闘する、まぶしい存在。
…でしたが。
クラスメイト「田宮」・「戸塚」の２人は意外なものを目撃するのでした。
開始５ページから急転直下。
タイトルの仲間入り、した同級生２人も含めて、ゲスい野郎しか登場なく。
本当に単行本の巻末話にて、どすーん、と嫌な気分にさせてくれるエピソード。
特に中盤以降の絶望感がハンバないですね。
はぁ。
【 その他 】
以上、本日は「野際かえで」センセでした。
初単行本「弟専用」はこちらのブログで紹介しています。
ほか、一般向け単行本もあるようなので…。
こちらは５冊目くらいかな。
そのままって感じの↓表紙に対し、服・マネキンが並ぶ裏表紙が実に異様な雰囲気でぞくぞくしました。
（※いちおう「留佳ちゃん」いますけどね）
そんなカバーをめくると、カバー裏が文学小説ようでまた可笑しい。
その裏にて、ＬＯがチラ見えしてましたよ…。
前述したような王道ロリ系なため、お好きな人はぜひどうぞ。
おもちゃの人生 (TENMA COMICS) コミック 2022/8/29 野際かえで (著)
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・絵柄 ：●●●●○
・お話 ：●●●●○
・漫画 ：●●●●○
・独創性：●●●●○
・属性 ： ［成年］ ロリ、凌辱、学園
・構成 ： ７話収録（うち「わるいこ」×３）
・おまけ： あとがき、作品解説、合間にイラスト、
折り返しに作者コメント。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「野際かえで（のぎわ・かえで）」センセの「おもちゃの人生」です。
※「優子」・「雫」
【 構成・絵柄 】
１つ中編、ほかは短編という構成。
単純に話数は７つなのですが、ページは２４０ほどあり…。
結構なボリューム感ある単行本です。
お好きな方には良いでしょう。
あまり得意でない方は…センセのコメントそのまま「いや～な気分」が結構長く続くため、自分の精神状態と相談しつつ読み進めてください。
くくり、ＬＯということでロリ系単行本。
…で、↓表紙から察せられるとは思いますが。
イメージそのまま（まぁ、当然ですわね）のハードなものです。
そっち系での王道ですかね。
紹介帯には、
”かわいそう。だから抜ける”
～などと書かれていましたが…。
いや、抜けんよ。
そんな訳で、今回は合わないと承知の上で、購入しています。
（※後述するレビューもそんな感じになってると思います）
ヒロイン画は抜群に可愛いんですよね…。
あ、いちおう…たいていは悪い大人に翻弄されるヒロインなのですが、中編のメインは…なんというか、”今風”のキャラクターです。
（ああしたカバー絵で、唯一全力の笑顔でした…）
あとはその娘が刺さるかどうか、でしょうか。
すっきりとした細線での作画。
白比率は高く、濃淡もそう濃くはありません。
コマ割りは変化そこそこ。
だいたい枠間は確保されていて、収まりそれなりに良く。
こうしたジャンルでは、かなりサッパリとした仕上がりです。
通常なら、画面の明るさは、漫画にマイナスな作用してしまいそうですが。
こちらについては、タイトル通り”まるで玩具のように好き勝手扱われる様”、と繋がっているように感じられました。
（暗く秘めたるものでなく、日中でも遠慮なく～みたいな）
通常シーンにはラブコメっぽい表現もあったりするため、よりそんなん際立っていた印象です。
背景や小物は…白め。
ロリっとした絵とのバランスは良く、違和感ありません。
人物画は横に広めな輪郭と、まんまるな目の可愛らしいもの。
頭大きめで華奢なスタイルの、それっぽいデフォルメ。
一方の男性陣、特に大人らは表情の無い無機質な描かれ方で、ヒロインらの恐怖感が伝わってくるようでした。
判断については、紹介帯のカット絵が見易いのでそちらが良いと思います。
【 収録話 】 ７話収録
003：「ここより楽園」
ド田舎に転勤して１年。
教師「行定」は適当な理由をつけ、係と称して生徒らに自らの相手をさせていたのでした。
「雫」・「優子」のＷヒロインです。
後半は「優子ちゃん」視点となっていて…。
その悲劇を見せられることとなってます。
爽やかな冒頭ページからの落ちっぷりが凄い。
なお、直接の繋がりはないのですが、センセは次のエピソードの前日譚としてこちらを描いたそうです。（原稿は次のが早いらしい）
なるほど、「すーごい田舎」って発言してますね。
035：「迷子になって帰れない」
事件がため、進学と共に引っ越していた「日野侑莉花（ひの・ゆりか）」
いちおう、普通の生活には戻れていたものの。
植え付けられた感覚は消えてなく、ちょっとした不注意を切っ掛けにまた同じような状態になってしまうのでした。
ううむ、なにゆえ彼女周辺の野郎はクズばかりなのか…。
こうした漫画なので多少仕方ないとは思いますが。
さして年齢の変わらない（漫画での切っ掛けは上級生らしい）異性が、いかに集団でいたとはいえ、即あーなるとは考え難いんですよね。
彼女あれだけ可愛くてエロいなら、誰かしら独占しようとするんではないかなぁ。
（※逆に言えば、可愛いから狙われやすいのかな）
※左：日野侑莉花、右：留佳
069：「ずっとおうちで暮らしたい」
叔父に引き取られた「留佳」のエピソード。
おそらくは両親に不幸があり、裕福な彼の家で暮らすこととなったようなのですが。
まぁ、こうした単行本なので、「留佳ちゃん」がどんな扱いをされるか、想像し易いでしょう。
この漫画のポイントは、冒頭などでちらと見える友人らの存在。
彼女にとって何にも代え難い、救いとなる存在なのですが…。
それが故に～となる、もの凄い話。
ただ、もしかしたら…。
いずれ事は判明するだろうと思うので、「留佳ちゃん」を知った彼らの頑張りに期待、したい。
091：「わるいこ」 前中後編
生徒「汐留珠音（しおどめ・たまね）」から、彼氏が出来た、と報告された教師。
委員長「蔵内ユウキ」とのカップルを当初は微笑ましく見守っていたのですが。
次にやって来た彼女は、驚くべき発言をしたのでした。
収録では唯一の連続モノ。
ほか、「香」・「澪」という別カップルも関わって、まさにドロ沼な発展をしていくという、恐怖エピソード。
あるいはニュースになっている一部は…実際こんなんではないか、とか思ったりして。
教師の皆さんはくれぐれもご注意を。
まぁ、漫画はかなりデフォルメされてるでしょうけどね。
この漫画の最大のポイント、元凶たる「珠音ちゃん」
明るく元気な可愛らしい娘。
あのぺかーとした表情は、ずっと最後まで変わることなく。
可愛い、がだんだん恐ろしく見えてきますね…。
どこか、ぶっ壊れてるんだろうな。
すげえ。
おそらく、彼女の発言は全て嘘ではないのでしょう。
たぶん、「ユウキくん」のことも心底好きなのはそうだと思います。
だから、あーしたオチに繋がっていくんでしょうし。
ちょっと荷が勝ちすぎる気もしますが、「ユウキくん」頑張れ。
「澪ちゃん」とこは…はぁ。
また別の漫画とかになったりしてね。
お話にはひと仕掛けあり、中編オチから後編にてぱーんと弾けます。
ネタバレになるので伏せますが、結構なインパクト。
このお話でのおもちゃ、はヒロインではないですね。
※左：汐留珠音と澪、右：生徒会長「黛玲乃」
197：「僕たちなかま入り」
「将来政治家になりたいの」
そう微笑む生徒会長「黛玲乃（まゆずみ・れいの）」は理想を実現するべく奮闘する、まぶしい存在。
…でしたが。
クラスメイト「田宮」・「戸塚」の２人は意外なものを目撃するのでした。
開始５ページから急転直下。
タイトルの仲間入り、した同級生２人も含めて、ゲスい野郎しか登場なく。
本当に単行本の巻末話にて、どすーん、と嫌な気分にさせてくれるエピソード。
特に中盤以降の絶望感がハンバないですね。
はぁ。
【 その他 】
以上、本日は「野際かえで」センセでした。
初単行本「弟専用」はこちらのブログで紹介しています。
ほか、一般向け単行本もあるようなので…。
こちらは５冊目くらいかな。
そのままって感じの↓表紙に対し、服・マネキンが並ぶ裏表紙が実に異様な雰囲気でぞくぞくしました。
（※いちおう「留佳ちゃん」いますけどね）
そんなカバーをめくると、カバー裏が文学小説ようでまた可笑しい。
その裏にて、ＬＯがチラ見えしてましたよ…。
前述したような王道ロリ系なため、お好きな人はぜひどうぞ。
おもちゃの人生 (TENMA COMICS) コミック 2022/8/29 野際かえで (著)
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