■悪魔みたいにキミは立ってた (かみ田)
★まんがデーター [15.0/20.0]
・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●◎○
・漫画 :●●●◎○
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] ロリ、リボン、ブラック、積極的
・構成 : 初単行本、7話収録。
・おまけ: あとがき、ゲストページ、
カバー裏にラフ絵・あとがき。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「かみ田(かみた)」センセの「悪魔みたいにキミは立ってた」です。
※小悪魔みたいな同じアパートの娘さん
【 構成・絵柄 】
収録は全て短編での構成。
7話でページ量は普通なため、成年系ではやや薄めだと感じます。
くくりそのままのロリ系統。
可愛らしいヒロイン画ですが、タイトルにはちょっと不穏な色がありますよね。
はい、全てではないものの、ブラックな色があり。
だいたいは、エロスに積極的なヒロインらに翻弄されていきます。
やや漫画っぽいかな。
特に後半収録のエピソード群は、黒々しかったですね。
ただし、いわゆるロリ系の王道にあった、直接・ハードというほどではないため、あまり期待し過ぎないように。
ラブコメっぽいのがお好きな方は応相談という印象です。
強い黒色の作画。
描き込みは過不足なく、全体はデジタルな色味でしっかり。
コマ割りは変化あって、重なり頻繁。
いわゆる空いたスペースが少なく、原稿たっぷり描かれています。
そんな訳で、コッテリとした味わい。
背景や小物は正直そこそこでしたが、色彩がためかあまり気になりません。
引き絵とか小コマも同様。
バランス具合が巧いため、細かい部分が気にならない、得する画風であると思います。
また、それを大きく支えているのが、ロリっと可愛いヒロインたち。
鮮やかな黒髪と大きい黒目で実にキュートな仕上がり。
だいたい皆さんリボンとか髪飾りを付けているんですが、良くお似合いでした。
↓表紙などカラー絵でもだいたい問題ないのですが、色彩ならではのポジティブさが強く。
紹介帯のカット絵と共に確認するのがベストでしょう。
【 収録話 】 7話収録
005:「Attention,more more!」
「八木」の昔馴染みの娘「船橋ひまり」
三人での旅行は、彼が仕事で遅れたことで、2人して先行することとなったのですが。
撮影に協力するよう、彼女からお願いされていたのでした。
露出趣味だそうです。
ううむ、彼女に何があったのか…。
バレエはやっていたそうなんですけどね。
また、こうした漫画なので、当然ながら単に自らが露出するだけでなく。
えっち知識もしっかりあるようでした。
後半というか、メインは露天風呂風景。
なるほど、彼女にとっては最高の舞台ですわね。
ただ、もうかなりギリギリだと思う。
※左:「船橋ひまり」、右:社長の娘「伊波碧唯」
029:「わるいこだれだ」
営業の傍ら、社長の娘「伊波碧唯(いなみ・あおい)」の送迎も任されていた「藤田」
その日は突然の豪雨で、彼女もずぶ濡れになっており。
また、運悪く道は通行止めであったため、とりあえず近場の銭湯に駆け込んだのでした。
どっかの絵本みたいなタイトルですね。
エロい展開にはなっていくものの、切っ掛けは完全に偶然が重なったため。
また、そのチャンスをガッチリ掴んでいったのも、「藤田くん」ではなく「碧唯ちゃん」の方でした。
あの、よく分かってない体でずるずるえっちに引き込んでいくテクニックは見事。
「わるい子なんです」
…だって。
なるほどなー。
他でわるい事していないか、ちょっと心配。
055:「だれも知らない花」
兄夫婦の旅行中、姪「ありす」・「るな」の面倒を見る主人公。
彼女らはなにやらネット配信をしており、今夜の生放送を見るよう促されていたのですが。
その内容は驚くべきものだったのです。
そんな訳で、双子に翻弄されていくお話。
なにゆえ、あーなってしまったやら。
漫画開始時点で既に完成されていて。
もう、彼の立場では、仕方ないことと思います。
いかに親族とはいえ、たかが旅行でほいほい預けていくのも、なんだか無責任に感じるなぁ。
087:「rain drops」
向かいの家に住む、ピアノ弾く女の子。
母親から厳しく教えられているようで、1人で練習の際には退屈そうにしていたのですが。
ふと彼女が独りでシテいたところを目撃してしまい。
そんな彼女と目線が合ってしまったのでした。
全然違いますが、ざっくりでは裏窓とかボディ・ダブルみたいなお話。(※映画ね)
黒髪のヒロインが可愛いです。
主人公の男性は仕事をクビになっていて、家賃も払えなくなる~という、ドン底な状態。
窓・道を隔てて見ている2人。
お互いの状況なんて、詳しくは分からないのが普通だと思います。
ただ、見下ろす彼女の姿はバッチリ確認でき。
見上げる側でも、少なくとも彼の顔色、あるいは雰囲気は掴めていたと考えられ。
そうすると、わざわざ重要な日に訪ねてきたのは、なんらか察したのでは、と。
ブラック色が抑えられていて、ラストには希望も見えるなかなか良いお話。
こんなん好きです。
109:「POISON LOLITA COMPLEX」
「萱野心優(かやの・みゆ)」を教えるバイトの家庭教師。
彼女は素直で優秀な生徒で、良い娘なのですが。
あと見掛けたアルバムには、衝撃な写真が収められていたのでした。
成年漫画なので仕方ないこととはいえ。
なにゆえ、この単行本にはマトもな女の子がいないのか(笑)
股間に手を伸ばしたところ、ふと背後に立っている場面はなかなかのホラー感。
「心優ちゃん」の台詞が真実であるならば、既に何度かお誘いだけはしていた様子。
優等生であるがため、周囲は彼女を信じるだろうし…。
質悪いですね。
こちらの家庭教師くんは、「心優ちゃん」の期待通りな人物。
オチ前にて、ハッキリその立場を示されていました。
なんかあったら、バッサリ切り捨てられるでしょう。
もしかして…彼女にとって煮え切らない父親が最初の犠牲者だったりしたのかな、とか。
131:「悪魔みたいにキミは立ってた」
下校する姿を窓からエロい目線で眺めるのを日課としていたところ。
同じアパートの子にバレてしまったのでした。
こちらが表題作。
リボンが可愛い↓表紙の娘も当然こちらのヒロインです。
…で。
可愛らしい雰囲気とは裏腹に、タイトル通りの小悪魔みたいな娘さん。
見る限り、エロ方面は知識だけでなく経験もあるようで。
彼との関係では完全に優位に立ち、場を思い通りにコントロールしていました。
どういう育ち方をしたのやら。
漫画のオチはああした結果ですね。
なんというか…彼女が飽きないうちは安泰かな。
ずっとは続かないだろうけど。
※左:ピアノ弾く女の子、右:山際美玲
151:「うつくしいあさをきみと」
誘拐されたアイドル「黒咲かのん」こと「山際美玲」
後に発見はされたものの、大変な状態でした。
それがため両親は離婚、親権は母親が放棄したため、父親が持つこととなったのです。
…といったあらすじが、漫画の約半分ほどの状況。
大変な状態、ってぼかしましたが、成年漫画なのでだいたい分かるかしら。
その時点でも十分酷い状態なのですが、漫画のメインはそれを踏まえた後の風景。
冒頭シーンで父親がどんなんかは既に分かっていると思います。
問題はそれに対する「美玲ちゃん」
なんというか…最後の1撃を食らわせた、みたいな感じか。
「ほんと、最低…」
うん、その通りだ。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「かみ田」センセでした。
こちらが初単行本とのこと。
おめでとうございます!
センセ曰く「方向性が固まった」というヒロイン。
↓表紙の娘に釣りあげられました。
見えてるバストにぎりぎりの下半身。
背負うランドセルで彼女がどんなんか示されており、頭のリボンがキュート。
そんな彼女を挟むタイトルの配置が絶妙でした。
こりゃー、セールスいけるんではないでしょうか。
悪魔みたいにキミは立ってた (TENMAコミックス) コミック 2022/6/28 かみ田 (著)
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・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●◎○
・漫画 :●●●◎○
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] ロリ、リボン、ブラック、積極的
・構成 : 初単行本、7話収録。
・おまけ: あとがき、ゲストページ、
カバー裏にラフ絵・あとがき。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「かみ田(かみた)」センセの「悪魔みたいにキミは立ってた」です。
※小悪魔みたいな同じアパートの娘さん
【 構成・絵柄 】
収録は全て短編での構成。
7話でページ量は普通なため、成年系ではやや薄めだと感じます。
くくりそのままのロリ系統。
可愛らしいヒロイン画ですが、タイトルにはちょっと不穏な色がありますよね。
はい、全てではないものの、ブラックな色があり。
だいたいは、エロスに積極的なヒロインらに翻弄されていきます。
やや漫画っぽいかな。
特に後半収録のエピソード群は、黒々しかったですね。
ただし、いわゆるロリ系の王道にあった、直接・ハードというほどではないため、あまり期待し過ぎないように。
ラブコメっぽいのがお好きな方は応相談という印象です。
強い黒色の作画。
描き込みは過不足なく、全体はデジタルな色味でしっかり。
コマ割りは変化あって、重なり頻繁。
いわゆる空いたスペースが少なく、原稿たっぷり描かれています。
そんな訳で、コッテリとした味わい。
背景や小物は正直そこそこでしたが、色彩がためかあまり気になりません。
引き絵とか小コマも同様。
バランス具合が巧いため、細かい部分が気にならない、得する画風であると思います。
また、それを大きく支えているのが、ロリっと可愛いヒロインたち。
鮮やかな黒髪と大きい黒目で実にキュートな仕上がり。
だいたい皆さんリボンとか髪飾りを付けているんですが、良くお似合いでした。
↓表紙などカラー絵でもだいたい問題ないのですが、色彩ならではのポジティブさが強く。
紹介帯のカット絵と共に確認するのがベストでしょう。
【 収録話 】 7話収録
005:「Attention,more more!」
「八木」の昔馴染みの娘「船橋ひまり」
三人での旅行は、彼が仕事で遅れたことで、2人して先行することとなったのですが。
撮影に協力するよう、彼女からお願いされていたのでした。
露出趣味だそうです。
ううむ、彼女に何があったのか…。
バレエはやっていたそうなんですけどね。
また、こうした漫画なので、当然ながら単に自らが露出するだけでなく。
えっち知識もしっかりあるようでした。
後半というか、メインは露天風呂風景。
なるほど、彼女にとっては最高の舞台ですわね。
ただ、もうかなりギリギリだと思う。
※左:「船橋ひまり」、右:社長の娘「伊波碧唯」
029:「わるいこだれだ」
営業の傍ら、社長の娘「伊波碧唯(いなみ・あおい)」の送迎も任されていた「藤田」
その日は突然の豪雨で、彼女もずぶ濡れになっており。
また、運悪く道は通行止めであったため、とりあえず近場の銭湯に駆け込んだのでした。
どっかの絵本みたいなタイトルですね。
エロい展開にはなっていくものの、切っ掛けは完全に偶然が重なったため。
また、そのチャンスをガッチリ掴んでいったのも、「藤田くん」ではなく「碧唯ちゃん」の方でした。
あの、よく分かってない体でずるずるえっちに引き込んでいくテクニックは見事。
「わるい子なんです」
…だって。
なるほどなー。
他でわるい事していないか、ちょっと心配。
055:「だれも知らない花」
兄夫婦の旅行中、姪「ありす」・「るな」の面倒を見る主人公。
彼女らはなにやらネット配信をしており、今夜の生放送を見るよう促されていたのですが。
その内容は驚くべきものだったのです。
そんな訳で、双子に翻弄されていくお話。
なにゆえ、あーなってしまったやら。
漫画開始時点で既に完成されていて。
もう、彼の立場では、仕方ないことと思います。
いかに親族とはいえ、たかが旅行でほいほい預けていくのも、なんだか無責任に感じるなぁ。
087:「rain drops」
向かいの家に住む、ピアノ弾く女の子。
母親から厳しく教えられているようで、1人で練習の際には退屈そうにしていたのですが。
ふと彼女が独りでシテいたところを目撃してしまい。
そんな彼女と目線が合ってしまったのでした。
全然違いますが、ざっくりでは裏窓とかボディ・ダブルみたいなお話。(※映画ね)
黒髪のヒロインが可愛いです。
主人公の男性は仕事をクビになっていて、家賃も払えなくなる~という、ドン底な状態。
窓・道を隔てて見ている2人。
お互いの状況なんて、詳しくは分からないのが普通だと思います。
ただ、見下ろす彼女の姿はバッチリ確認でき。
見上げる側でも、少なくとも彼の顔色、あるいは雰囲気は掴めていたと考えられ。
そうすると、わざわざ重要な日に訪ねてきたのは、なんらか察したのでは、と。
ブラック色が抑えられていて、ラストには希望も見えるなかなか良いお話。
こんなん好きです。
109:「POISON LOLITA COMPLEX」
「萱野心優(かやの・みゆ)」を教えるバイトの家庭教師。
彼女は素直で優秀な生徒で、良い娘なのですが。
あと見掛けたアルバムには、衝撃な写真が収められていたのでした。
成年漫画なので仕方ないこととはいえ。
なにゆえ、この単行本にはマトもな女の子がいないのか(笑)
股間に手を伸ばしたところ、ふと背後に立っている場面はなかなかのホラー感。
「心優ちゃん」の台詞が真実であるならば、既に何度かお誘いだけはしていた様子。
優等生であるがため、周囲は彼女を信じるだろうし…。
質悪いですね。
こちらの家庭教師くんは、「心優ちゃん」の期待通りな人物。
オチ前にて、ハッキリその立場を示されていました。
なんかあったら、バッサリ切り捨てられるでしょう。
もしかして…彼女にとって煮え切らない父親が最初の犠牲者だったりしたのかな、とか。
131:「悪魔みたいにキミは立ってた」
下校する姿を窓からエロい目線で眺めるのを日課としていたところ。
同じアパートの子にバレてしまったのでした。
こちらが表題作。
リボンが可愛い↓表紙の娘も当然こちらのヒロインです。
…で。
可愛らしい雰囲気とは裏腹に、タイトル通りの小悪魔みたいな娘さん。
見る限り、エロ方面は知識だけでなく経験もあるようで。
彼との関係では完全に優位に立ち、場を思い通りにコントロールしていました。
どういう育ち方をしたのやら。
漫画のオチはああした結果ですね。
なんというか…彼女が飽きないうちは安泰かな。
ずっとは続かないだろうけど。
※左:ピアノ弾く女の子、右:山際美玲
151:「うつくしいあさをきみと」
誘拐されたアイドル「黒咲かのん」こと「山際美玲」
後に発見はされたものの、大変な状態でした。
それがため両親は離婚、親権は母親が放棄したため、父親が持つこととなったのです。
…といったあらすじが、漫画の約半分ほどの状況。
大変な状態、ってぼかしましたが、成年漫画なのでだいたい分かるかしら。
その時点でも十分酷い状態なのですが、漫画のメインはそれを踏まえた後の風景。
冒頭シーンで父親がどんなんかは既に分かっていると思います。
問題はそれに対する「美玲ちゃん」
なんというか…最後の1撃を食らわせた、みたいな感じか。
「ほんと、最低…」
うん、その通りだ。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「かみ田」センセでした。
こちらが初単行本とのこと。
おめでとうございます!
センセ曰く「方向性が固まった」というヒロイン。
↓表紙の娘に釣りあげられました。
見えてるバストにぎりぎりの下半身。
背負うランドセルで彼女がどんなんか示されており、頭のリボンがキュート。
そんな彼女を挟むタイトルの配置が絶妙でした。
こりゃー、セールスいけるんではないでしょうか。
悪魔みたいにキミは立ってた (TENMAコミックス) コミック 2022/6/28 かみ田 (著)
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