■まどろみと生活以外のぜんぶ (rca)
★まんがデーター [16.5/20.0]
・絵柄 :●●●◎○
・お話 :●●●●◎
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●●◎
・属性 : [成年] ラブコメ、幼馴染み
・構成 : 7話収録(うち「花蜜と毒」×2)
・おまけ: あとがき、加筆修正あり。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「rca(あーるしーえー)」センセの「まどろみと生活以外のぜんぶ」です。
※現在試行錯誤中につき、いつもと書き方を変えています。
★★単行本構成、ほか ★★★
収録は7話。
うち2話は連続話で、1話は描き下ろしです。
なお、描き下ろしはどっかの続きとかでなく、完全に別エピソードの短編(たぶん)でした。
上記、属性部分ではいちおうラブコメとしていますが…。
↓表紙などカバー絵から、なんとなーく感じられるだろうそのまま、落ち着いた物腰のお話群でペカペカとした軽いテイストではありません。
色々な男女関係を描いたカップル話、ですかね。
これで、あとがきが一言だけだったのは、ちょっと残念。
少し各作品についてひとコメント欲しかったなぁ。
なお、裏表紙の下部分には、収録話の内容が書かれているのですが…。
ひとネタバレしちゃっていたので、先に見ない方が良いと思います。
※左:「花蜜と毒」の先輩、右:「学校の風景」の「赤坂さん」
★★絵柄について ★★★
過ぎない程度のリアル感で、サッパリとしたもの。
黒色はちょっと強めで効果的。
収録は19から22年となっているのですが、特に冒頭からの2話は他より高いレベルの完成度で…。
劇画というまで堅苦しくないほどのリアルさがあり、なんというか、”社会派”みたいなイメージでした。
その他は、もう少しくだけていた印象です。
人物は無論のこと、背景から小物までお上手。
表現など漫画面も基本的に巧いのですが。
たまに、明らかに力加減が弱いコマが散見され、引っ掛かりました。
コメディー的、あるいは幼さの表現、みたいなの以外にもそんなんがちらほらと。
もうひと丁寧さが欲しく感じました。
★★収録話について ★★★ 7話収録
003:「花蜜と毒」
023:「混毒」
大学の新歓祭にて知り合った先輩。
いきなり来て何日も泊まったかと思えば、何週間も音信不通になったりする自由人。
匂いに敏感な主人公は彼女からのやけに良い・甘いソレを感じていたのでした。
そんな導入部の、自由な先輩との交流話。
実は、こちら次のエピソード「混毒」と繋がる連続話。
ひとつ、大きなネタが仕掛けられていて。
2話目のそっちは解決編みたいな感じ。
(※冒頭が先輩視線なのです)
これがなかなか面白く完成度が高かったので、ぜひ新鮮な頭で見るのをオススメ。
先にちらと書いた、裏表紙のテキスト見ないほうが~というのがココ。
ひでるさん、カバー外して見る癖があるので、大変楽しめました。
そうなのかー。
あらためて2周目で見てみると、ちょっとした前フリみたいなんもありましたね。
成年漫画で良くみるこうしたネタなのですが、こうしたアプローチは初めて。
また、そうした前話を踏まえた、2話目「混毒」の展開、そしてオチも非常に良かったです。
049:「三人」
「悠人」・「克樹」らは幼馴染みという間柄の「しず」こと「友永雫」
あまりに近しいため、彼氏が出来ても長続きしなかったのです。
いつものように3人でダベっていたところ、ふとした「しず」の言葉から…揃ってホテルへ行く流れになってしまったのでした。
男女幼馴染みのエピソード。
収録のうち、ストーリーが良かったのは先の「花蜜と毒」シリーズ。
成年漫画としてのお気に入りはコチラです。
これまでまったく異性として見ていなかった相手とのえっち展開。
実際にありそうですよねー。
男子2名、女子1名といった構成で、複数展開になっちゃうのは…成年漫画的か。
積極的だったのは「悠人くん」
彼女はともかく、男子2人は…多少なりとも女性として見ていたのではないかなぁ。
最初は目一杯引いていた「しずちゃん」でしたが、結構イイ具合であるのが楽しい。
「やっっ…ちゃった~」という心の声がイイですね(笑)
続いて、当初はその気なさそうだった「克樹くん」も参戦。
最終的には複数プレイになってました。
これで…「しずちゃん」はもう完全に他の男子と付き合えなくなっちゃうだろうなぁ。
この後どうなるんだろう。
077:「アザーサイド」
向かい同士の部屋で育った幼馴染み「カナタ」・「コタロー」のお話。
お互いの親が旅行に出掛け、夏休みに2人きりになる機会を得たので。
この際に、ガッチリえっちすることとなったのでした。
先の3名と違い、こちらは開始時点で既にカップル。
ただし、お互いに告白とかしていない、というのがポイントです。
まあね、この2人はこのまま過ごして、なんとなく籍入れてそう。
親も仲良しでしたからね。
097:「学校の風景」
クラスの女子「赤坂」に告白した「山下」
いちおうOKはされたものの、条件付きであり。
以後、学校のあちこちでえっちすることとなってしまったのでした。
普通っぽい「赤坂さん」が実にエロくて素敵。
教室での全裸えっちがメインですね。
彼女は…ちょっと露出的な趣味があるんだろうなぁ。
なんらか切っ掛けありそう。
「山下くん」もそうした考えにうまく合わせれていたので、当面は巧くいきそうですが。
…卒業してからが勝負かな。
※「しず」こと「友永雫」
117:「楽園」
「ハル姉」・「ター坊」という、幼馴染みカップル。
拾ってきたガラクタを置いている、もと工場の部屋には彼女が自由に使っていて。
2人の交流スペースとなっていたのです。
あの、色々な物が置かれた部屋で、中央にどーんと置かれたベッド。
いかにも…という感じで、えっちでした。
何も聞かずにシテくれる「ハル姉」が優しい。
こうした相手がいるのは心強いですね。
139:「ふたりの子午線」 描き下ろし
冬休み・大晦日となった学生街。
「堺」は仲良くなっていた、同じ学科の先輩の部屋にて過ごすこととしたのでした。
こちら、描き下ろし…と言っても20ページほどもある、キチンとした短編です。
センセ、お疲れさまでした。
学校から近い先輩の部屋には誰かしらいるため、こうしてガッツリ人のいなくなるチャンスはあまり無く。
今回も「堺さん」にとっては遠慮なくえっちできる、貴重な機会だったのです。
「……本格的にムラムラしてきたな」
食事がひと段落した後の、彼女がじわじわエロスに持ち込む描写がいいですね。
センセはコタツ内の足の動きとセリフにて表現されていました。
ほっこりする、素敵なオチでしたよ。
★★リンクほか ★★★
※1冊目 「ネイキッドスイーツ」
まどろみと生活以外のぜんぶ (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL) コミック, 2023/2/1 [アダルト] rca (著)
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・絵柄 :●●●◎○
・お話 :●●●●◎
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●●◎
・属性 : [成年] ラブコメ、幼馴染み
・構成 : 7話収録(うち「花蜜と毒」×2)
・おまけ: あとがき、加筆修正あり。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「rca(あーるしーえー)」センセの「まどろみと生活以外のぜんぶ」です。
※現在試行錯誤中につき、いつもと書き方を変えています。
★★単行本構成、ほか ★★★
収録は7話。
うち2話は連続話で、1話は描き下ろしです。
なお、描き下ろしはどっかの続きとかでなく、完全に別エピソードの短編(たぶん)でした。
上記、属性部分ではいちおうラブコメとしていますが…。
↓表紙などカバー絵から、なんとなーく感じられるだろうそのまま、落ち着いた物腰のお話群でペカペカとした軽いテイストではありません。
色々な男女関係を描いたカップル話、ですかね。
これで、あとがきが一言だけだったのは、ちょっと残念。
少し各作品についてひとコメント欲しかったなぁ。
なお、裏表紙の下部分には、収録話の内容が書かれているのですが…。
ひとネタバレしちゃっていたので、先に見ない方が良いと思います。
※左:「花蜜と毒」の先輩、右:「学校の風景」の「赤坂さん」
★★絵柄について ★★★
過ぎない程度のリアル感で、サッパリとしたもの。
黒色はちょっと強めで効果的。
収録は19から22年となっているのですが、特に冒頭からの2話は他より高いレベルの完成度で…。
劇画というまで堅苦しくないほどのリアルさがあり、なんというか、”社会派”みたいなイメージでした。
その他は、もう少しくだけていた印象です。
人物は無論のこと、背景から小物までお上手。
表現など漫画面も基本的に巧いのですが。
たまに、明らかに力加減が弱いコマが散見され、引っ掛かりました。
コメディー的、あるいは幼さの表現、みたいなの以外にもそんなんがちらほらと。
もうひと丁寧さが欲しく感じました。
★★収録話について ★★★ 7話収録
003:「花蜜と毒」
023:「混毒」
大学の新歓祭にて知り合った先輩。
いきなり来て何日も泊まったかと思えば、何週間も音信不通になったりする自由人。
匂いに敏感な主人公は彼女からのやけに良い・甘いソレを感じていたのでした。
そんな導入部の、自由な先輩との交流話。
実は、こちら次のエピソード「混毒」と繋がる連続話。
ひとつ、大きなネタが仕掛けられていて。
2話目のそっちは解決編みたいな感じ。
(※冒頭が先輩視線なのです)
これがなかなか面白く完成度が高かったので、ぜひ新鮮な頭で見るのをオススメ。
先にちらと書いた、裏表紙のテキスト見ないほうが~というのがココ。
ひでるさん、カバー外して見る癖があるので、大変楽しめました。
そうなのかー。
あらためて2周目で見てみると、ちょっとした前フリみたいなんもありましたね。
成年漫画で良くみるこうしたネタなのですが、こうしたアプローチは初めて。
また、そうした前話を踏まえた、2話目「混毒」の展開、そしてオチも非常に良かったです。
049:「三人」
「悠人」・「克樹」らは幼馴染みという間柄の「しず」こと「友永雫」
あまりに近しいため、彼氏が出来ても長続きしなかったのです。
いつものように3人でダベっていたところ、ふとした「しず」の言葉から…揃ってホテルへ行く流れになってしまったのでした。
男女幼馴染みのエピソード。
収録のうち、ストーリーが良かったのは先の「花蜜と毒」シリーズ。
成年漫画としてのお気に入りはコチラです。
これまでまったく異性として見ていなかった相手とのえっち展開。
実際にありそうですよねー。
男子2名、女子1名といった構成で、複数展開になっちゃうのは…成年漫画的か。
積極的だったのは「悠人くん」
彼女はともかく、男子2人は…多少なりとも女性として見ていたのではないかなぁ。
最初は目一杯引いていた「しずちゃん」でしたが、結構イイ具合であるのが楽しい。
「やっっ…ちゃった~」という心の声がイイですね(笑)
続いて、当初はその気なさそうだった「克樹くん」も参戦。
最終的には複数プレイになってました。
これで…「しずちゃん」はもう完全に他の男子と付き合えなくなっちゃうだろうなぁ。
この後どうなるんだろう。
077:「アザーサイド」
向かい同士の部屋で育った幼馴染み「カナタ」・「コタロー」のお話。
お互いの親が旅行に出掛け、夏休みに2人きりになる機会を得たので。
この際に、ガッチリえっちすることとなったのでした。
先の3名と違い、こちらは開始時点で既にカップル。
ただし、お互いに告白とかしていない、というのがポイントです。
まあね、この2人はこのまま過ごして、なんとなく籍入れてそう。
親も仲良しでしたからね。
097:「学校の風景」
クラスの女子「赤坂」に告白した「山下」
いちおうOKはされたものの、条件付きであり。
以後、学校のあちこちでえっちすることとなってしまったのでした。
普通っぽい「赤坂さん」が実にエロくて素敵。
教室での全裸えっちがメインですね。
彼女は…ちょっと露出的な趣味があるんだろうなぁ。
なんらか切っ掛けありそう。
「山下くん」もそうした考えにうまく合わせれていたので、当面は巧くいきそうですが。
…卒業してからが勝負かな。
※「しず」こと「友永雫」
117:「楽園」
「ハル姉」・「ター坊」という、幼馴染みカップル。
拾ってきたガラクタを置いている、もと工場の部屋には彼女が自由に使っていて。
2人の交流スペースとなっていたのです。
あの、色々な物が置かれた部屋で、中央にどーんと置かれたベッド。
いかにも…という感じで、えっちでした。
何も聞かずにシテくれる「ハル姉」が優しい。
こうした相手がいるのは心強いですね。
139:「ふたりの子午線」 描き下ろし
冬休み・大晦日となった学生街。
「堺」は仲良くなっていた、同じ学科の先輩の部屋にて過ごすこととしたのでした。
こちら、描き下ろし…と言っても20ページほどもある、キチンとした短編です。
センセ、お疲れさまでした。
学校から近い先輩の部屋には誰かしらいるため、こうしてガッツリ人のいなくなるチャンスはあまり無く。
今回も「堺さん」にとっては遠慮なくえっちできる、貴重な機会だったのです。
「……本格的にムラムラしてきたな」
食事がひと段落した後の、彼女がじわじわエロスに持ち込む描写がいいですね。
センセはコタツ内の足の動きとセリフにて表現されていました。
ほっこりする、素敵なオチでしたよ。
★★リンクほか ★★★
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まどろみと生活以外のぜんぶ (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL) コミック, 2023/2/1 [アダルト] rca (著)
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