■深淵戦隊クトゥルンジャー (からすま弐式)
★まんがデーター [15.0/20.0]
・絵柄 :●●●◎○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●○○
・独創性:●●●●◎
・属性 : [成年] 戦隊モノ、触手、お姉さん、ショタ
・構成 : 短編×12話収録(うち「深淵戦隊クトゥルンジャー」×9)
・おまけ: あとがき、作品解説、「深淵戦隊クトゥルンジャー超全集」、
カバー裏にカラー別絵、加筆修正あり。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「からすま弐式(からすま・にしき)」センセの「深淵戦隊クトゥルンジャー」です。
※「クトゥピンク(櫻庭ミコト)」
【 構成・絵柄 】
収録は表題作の中編と、短編が3つほど。
連続話はタイトルそのまま、いわゆる5色・5名が揃う戦隊ヒーローもの。
もはや日本の文化みたいなものですわねー。
ストーリー漫画となっていて、「キルタイムコミュニケーション」さんお得意の触手描写もありました。
そのほか短編は、研究所の室長、塾講師…と、凛々しさあるお姉さんヒロインでまとめられています。
もう1話はセンセが挿絵を担当された小説からのもの。
キチンと紹介・解説ページがあり、親切。
ショートなのでおまけ程度ではありましたが。
こちらも軍人さんなので、凛々しさある女性ですわね。
詳しくは後述しますが、表題作はセンセもお好きらしく、高い完成度な作品でした。
しっかりとした強い線での作画。
描き込みはだいたい適度なくらい。
濃淡は濃いめで、全体の色づきはしっかりな印象です。
コマ割りはそう変化ないものの、はみ出し・ぶち抜きは多く。
ネタもあってか、全体的に派手目にまとまっていました。
服装・触手などは、もう1段階上が目指せそうですが、悪くはなく。
人物絵は頭身ありつつも可愛くまとまったお姉さん絵。
各お話群と合ったヒロイン像です。
バランス面では、正直ちらほら気になるところもありましたが。
漫画にパワーと勢いがあるので、そう引っ掛かるほどではありません。
おおむねカラーでの判断で問題ないので、↓表紙・裏表紙で大丈夫。
あるいは、「キルタイムコミュニケーション」さんのサイトで多くの原稿サンプルが見れるので、そちらがオススメです。
【 収録話 】 12話収録
005:「深淵戦隊クトゥルンジャー」
047:「深淵戦隊クトゥルンジャーぷてぃっと」 描きおろし
頭足類の調査に来ていた大学生「櫻庭ミコト」
そこでタコが持っていた宝珠”サンジュエル”を取ったことで、彼女は「深淵戦隊クトゥルンジャー」のピンクに選ばれたのでした。
当初は拒否していたものの、よく「アビスベース」に顔を出していた男の子「ハカセ」こと「古屋博士」の戦う姿を見た彼女は、その一員になることを決断するのです。
…と、大雑把にはそんな感じ。
いわゆる戦隊モノのえっち漫画。
単発ではちらほら見かけますが、連続話タイプは…あまり見かけないですね。
確か「中華なると」センセが描かれてたかな。
ひでるさん好きなネタなので、発売前の紹介から楽しみにしていました。
こちらの良い点は、そうあからさまではない所。
戦隊員らは全員女性とかでなく紅一点で、コスチュームも”全身タイツみたいで恥ずかしい”とは感じていたものの露出過多なものではなく。
巻末に超全集なんてコーナーもあり、なかなか凝ったつくり。
こうしたネタがお好きであれば、間違いなくオススメな1冊です。
005:「第1章 :~暗澹たる怪イカとの姦淫!~」
物語の主人公「櫻庭ミコト」こと、「クトゥピンク」の誕生話。
既に他メンバーは揃っており、彼女が最後のメンバー。
初出撃は…「体験出動」とかなんとか、結構な強引さ。
そんなんで世界の平和を守っちゃダメだろう(笑)
なお、変身前の「ミコトさん」は「ペギー松山」さんを彷彿とさせる黒のホットパンツ姿です。
余談ですが…これ書く際にネット検索したところ…色は黒だけでなく、紺・黄・白と様々着用されていましたね。
脳内イメージは黒オンリーでした。
話を本編に戻します。
敵はまだ素人の彼女が見ても「格が違う」と感じさせた、金の風を纏うもの「ハスタード」
確かに戦闘員を含めて複数いたものの。
「体験出動」とか言ってた割りに、誰もフォローに回らず、あっさり拘束されてしまうのでした。
まぁ、裸みたいな~というスーツ姿はピチピチで、そりゃあーした目立つ所が狙われるのは当然。
成年漫画ですしね。
「ハスタード」もノーマークだったらしく、彼女の記念すべき初体験相手となっています。
023:「第1.5章:~暗潮に潜みし稚イカの群れ!~」 描きおろし
こちらは「ハカセくん」との水泳教室風景。
やっぱりヒロインは水着にならなければ(笑)
そこにハスタード軍の魔の手が、という流れなんですが、いちおう基本的には何事もなく。
あれは…単にえっちな事したかっただけ??
小さいイカらに翻弄される「ミコトさん」を堪能ください。
※マスクなしバージョンの「クトゥピンク」
029:「第2章 :~厭らしき巨大ダコは陰核脚を食む~」
「ハカセくん」との会話が楽しい冒頭。
年下の男の子にからかわれて本気にならないように。
こちらは通う大学に、ハスタード軍の手先となった巨大なタコ怪人(?)が襲撃してくる流れ。
前回に比べたら善戦していたものの、安定の弱さ。
まぁ、ちょっと前まで「ミコトさん」は普通の学生さんですからね。
タコ型ともあって、完全な触手えっちが描かれておりました。
(※1話はそれっぽいものの、やや違うのです)
こちらの話のポイントは、彼女の所属する大学内での戦闘で、周囲に顔見知りが多いという点。
マスクを外され、正体バラされつつのえっちとなってます。
ここは最も読者が期待するような展開ではないでしょうか。
047:「第2.5章:~陰謀は花落ちる間に拡散す!~」 描きおろし
前回描きおろしと違い、こちらは日常コメディー回。
日常服で戦闘シーンはなかったので、やはりコラージュなのかな。
もっと恥ずかしい状態をあちこちで晒してるんですけどね、彼女。
なお、サービスカットでシャワー浴びる「ミコトさん」も見れます。
051:「第3章 :~海山羊はぬめる下半身で丸呑む~」
台詞にもあったそのまま、水着回です。
いつもの競泳水着姿で海に来た「ミコトさん」
しかし、ビキニを期待していた男性陣らにはえらく不評であり。
彼らの出したお金で水着を買うこととなるのでした。
合計で8千円くらい。
ネットで調べたりなんだりしたところ、その金額だと結構微妙。
(※当然、ピンキリありますが)
こちらの敵は、その水着ショップの店員に扮していた、仄白む主婦なる海山羊「ニグラシア」
なんと、「ハスタード」の妻でした。
こちらはセンセ曰く”丸飲みレズ”なえっち。
いちおう女性同士ですからねー。
そのため、危機脱出もそれならでは、というものでした。
ただ…「ハカセくん」を逃がす役なんて1人いれば十分だろうに、他メンバーは何やってたのだか。
周囲で眺めてたりして。
069:「第3.5章:~永劫届かぬ想い~」 描きおろし
こちらは描きおろしでのシリアス回。
前話オチから、「ミコト」の足手まといとなっていることを悩んでいた「ハカセくん」
その心に付け込む「ハスタード」という図で、次話の前フリ的なショートです。
ショタ好きな方向けです。
073:「第4章 :~悍ましき触手寄生スーツ!!~」
ルル異本を読み解いた「ハカセくん」
最後のサンジュエルを求めて、とある祠にやってきた一行は、そこでハスタード軍と鉢合わせたのでした。
こちらはスーツを乗っ取られるというパターン。
1話目などで示されていたそのまま、あれ細胞塊生物「ショゴゴ」に覆われた姿なので。
なるほど、それ自体をハッキングするというのは、実に良い戦術。
また「ミコトさん」のスーツに侵入したソレはよく分かっているらしく(笑)、大事な部分がキッチリ露出されるよう、形を失っておりました。
こちらの相手は、なんとなく想像できるかもしれませんが、いちおう秘密。
最終エピソードの前段階というお話でした。
089:「第5章 :~姦濫!正気を失った仲間たち~」
107:「第6章 :~銀河爆ぜる!!胸臆に秘めた桜花~」
さて、前話の結果として変身能力を失ってしまった「深淵戦隊クトゥルンジャー」の面々。
しかし、そんな状態でも「ミコトさん」らは敵に立ち向かうことを諦めなかったのでした。
完全顕現を目指す「ハスタード」との最終決着話。
5話目は…タイトルそのまま、って感じ。
いままで怪物とばかりえっちしてきた「ミコトさん」
ここは珍しく(笑)、人間とのえっち展開。
存在薄かった他メンバー、「茨戸焔侍(赤)」、「藤木京(青)」、「蒲田広英(黄)」、「佐々譲琉(緑)」らとの複数プレイでした。
なお、相手は敵でないため、変身前コスチュームでしたよ。
ちょうど裏表紙みたいな風情ね。
助けてくれとかなんとか言いつつ、前後キッチリえっちしちゃう展開を堪能ください。
6話が最終決戦です。
こちらでも当然ながら触手。
最後まであっさりえっちされちゃう「ミコトさん」が実に素敵。
さて、このお話しがどういった結末となるか、ご期待ください。
ずっと描かれていた「ハカセくん」と行く末もちゃんと描かれます。
いいなぁ、彼。
最後ページの1枚ネタが楽しいです。
なお、巻末にも1ページほどこちらの漫画があり。
女幹部「ニグラシア」が再登場するコメディー回となってます。
あとがきページにまで続いてましたよ。
131:「E.M.S. 電気刺激における恋愛不全治療レポート」
こちらはタイトル通りに電気責め話。
研究所の開発室長「鳴川理架」に告白した「上妻徹」くん。
見事付き合うこととなったものの…イマイチ彼女を満足させられていなかったのでした。
切っ掛けは独りプレイをしていた「理架さん」を目撃したため。
室長なんて肩書なのに、会社で何やってんだ。
ただ、あんなん見せられた「徹くん」は…まぁ、頑張るしかないわね。
そんな訳でアイテムえっち。
怒っていつつも、素直な彼女がキュートでした。
あれは定期的にヤルでしょ。
※左:開発室長「鳴川理架」、右:塾講師「菊井雛子」
155:「塾講師 菊井雛子の輪姦レクチュア」
えっち漫画で複数プレイを見た教師「菊井雛子」
現実感なかったものの、興味を持ってしまった彼女は専用SNSにアクセス。
「カスミ」と名乗る人物と会うこととしたのでした。
掲載されたのが、ショタおねアンソロジーとのことで。
彼女も驚いてましたが、待ち合わせに来たのはごく幼い男性3名でした。
しかし、少なくとも彼女より技術あるらしく、念願の複数プレイに発展。
後半では塾にてスーツ脱がせないままのえっちが見れます
181:「軍属麗奴ツバキぷてぃっと」
ノベルに掲載されていた漫画を収録してくれたようです。
まぁ、そっちの宣伝も兼ねて、ってことかな。
女軍人「ツバキ」、「リリィ」、「サイネリア」という3名で、1キャラ2ページづつの漫画。
うーん、眼鏡の「リリィさん」はいいんですが。
残るの2人が帽子取ってしまっていて、ビジュアル的に残念なものでした。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「からすま弐式」センセでした。
こちらが3冊目の単行本。
ブログでは「oct-edge」を紹介しています。
↑上でも書きましたが、期待していた1冊。
近頃の「キルタイムコミュニケーション」さんは先日の「超昂天使エスカレイヤー THE COMIC/時丸佳久」など、好み続きでいい感じ。
今回はまた触手多めで、薄皮1枚みたいなピンクのコスチュームも良く。
まさ期待通りな仕上がりでした。
カバー裏のカラー絵、特に「雛子先生」は凛々しいパンツスーツから見える、可愛い下着がキュートでした。
もし機会あれば、どちらも続きが見たい作品です。
なお、上で出版社さんのHPが判断にオススメ、と書きましたが。
ふらと立ち寄ってみたところ、センセのHP(ブログも)が実に詳細。
長期連載ともあって、紹介とかイラストなどが豊富。
読む前、読んだ後のどちらでも楽しめるだろう仕上がりです。
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・絵柄 :●●●◎○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●○○
・独創性:●●●●◎
・属性 : [成年] 戦隊モノ、触手、お姉さん、ショタ
・構成 : 短編×12話収録(うち「深淵戦隊クトゥルンジャー」×9)
・おまけ: あとがき、作品解説、「深淵戦隊クトゥルンジャー超全集」、
カバー裏にカラー別絵、加筆修正あり。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「からすま弐式(からすま・にしき)」センセの「深淵戦隊クトゥルンジャー」です。
※「クトゥピンク(櫻庭ミコト)」
【 構成・絵柄 】
収録は表題作の中編と、短編が3つほど。
連続話はタイトルそのまま、いわゆる5色・5名が揃う戦隊ヒーローもの。
もはや日本の文化みたいなものですわねー。
ストーリー漫画となっていて、「キルタイムコミュニケーション」さんお得意の触手描写もありました。
そのほか短編は、研究所の室長、塾講師…と、凛々しさあるお姉さんヒロインでまとめられています。
もう1話はセンセが挿絵を担当された小説からのもの。
キチンと紹介・解説ページがあり、親切。
ショートなのでおまけ程度ではありましたが。
こちらも軍人さんなので、凛々しさある女性ですわね。
詳しくは後述しますが、表題作はセンセもお好きらしく、高い完成度な作品でした。
しっかりとした強い線での作画。
描き込みはだいたい適度なくらい。
濃淡は濃いめで、全体の色づきはしっかりな印象です。
コマ割りはそう変化ないものの、はみ出し・ぶち抜きは多く。
ネタもあってか、全体的に派手目にまとまっていました。
服装・触手などは、もう1段階上が目指せそうですが、悪くはなく。
人物絵は頭身ありつつも可愛くまとまったお姉さん絵。
各お話群と合ったヒロイン像です。
バランス面では、正直ちらほら気になるところもありましたが。
漫画にパワーと勢いがあるので、そう引っ掛かるほどではありません。
おおむねカラーでの判断で問題ないので、↓表紙・裏表紙で大丈夫。
あるいは、「キルタイムコミュニケーション」さんのサイトで多くの原稿サンプルが見れるので、そちらがオススメです。
【 収録話 】 12話収録
005:「深淵戦隊クトゥルンジャー」
047:「深淵戦隊クトゥルンジャーぷてぃっと」 描きおろし
頭足類の調査に来ていた大学生「櫻庭ミコト」
そこでタコが持っていた宝珠”サンジュエル”を取ったことで、彼女は「深淵戦隊クトゥルンジャー」のピンクに選ばれたのでした。
当初は拒否していたものの、よく「アビスベース」に顔を出していた男の子「ハカセ」こと「古屋博士」の戦う姿を見た彼女は、その一員になることを決断するのです。
…と、大雑把にはそんな感じ。
いわゆる戦隊モノのえっち漫画。
単発ではちらほら見かけますが、連続話タイプは…あまり見かけないですね。
確か「中華なると」センセが描かれてたかな。
ひでるさん好きなネタなので、発売前の紹介から楽しみにしていました。
こちらの良い点は、そうあからさまではない所。
戦隊員らは全員女性とかでなく紅一点で、コスチュームも”全身タイツみたいで恥ずかしい”とは感じていたものの露出過多なものではなく。
巻末に超全集なんてコーナーもあり、なかなか凝ったつくり。
こうしたネタがお好きであれば、間違いなくオススメな1冊です。
005:「第1章 :~暗澹たる怪イカとの姦淫!~」
物語の主人公「櫻庭ミコト」こと、「クトゥピンク」の誕生話。
既に他メンバーは揃っており、彼女が最後のメンバー。
初出撃は…「体験出動」とかなんとか、結構な強引さ。
そんなんで世界の平和を守っちゃダメだろう(笑)
なお、変身前の「ミコトさん」は「ペギー松山」さんを彷彿とさせる黒のホットパンツ姿です。
余談ですが…これ書く際にネット検索したところ…色は黒だけでなく、紺・黄・白と様々着用されていましたね。
脳内イメージは黒オンリーでした。
話を本編に戻します。
敵はまだ素人の彼女が見ても「格が違う」と感じさせた、金の風を纏うもの「ハスタード」
確かに戦闘員を含めて複数いたものの。
「体験出動」とか言ってた割りに、誰もフォローに回らず、あっさり拘束されてしまうのでした。
まぁ、裸みたいな~というスーツ姿はピチピチで、そりゃあーした目立つ所が狙われるのは当然。
成年漫画ですしね。
「ハスタード」もノーマークだったらしく、彼女の記念すべき初体験相手となっています。
023:「第1.5章:~暗潮に潜みし稚イカの群れ!~」 描きおろし
こちらは「ハカセくん」との水泳教室風景。
やっぱりヒロインは水着にならなければ(笑)
そこにハスタード軍の魔の手が、という流れなんですが、いちおう基本的には何事もなく。
あれは…単にえっちな事したかっただけ??
小さいイカらに翻弄される「ミコトさん」を堪能ください。
※マスクなしバージョンの「クトゥピンク」
029:「第2章 :~厭らしき巨大ダコは陰核脚を食む~」
「ハカセくん」との会話が楽しい冒頭。
年下の男の子にからかわれて本気にならないように。
こちらは通う大学に、ハスタード軍の手先となった巨大なタコ怪人(?)が襲撃してくる流れ。
前回に比べたら善戦していたものの、安定の弱さ。
まぁ、ちょっと前まで「ミコトさん」は普通の学生さんですからね。
タコ型ともあって、完全な触手えっちが描かれておりました。
(※1話はそれっぽいものの、やや違うのです)
こちらの話のポイントは、彼女の所属する大学内での戦闘で、周囲に顔見知りが多いという点。
マスクを外され、正体バラされつつのえっちとなってます。
ここは最も読者が期待するような展開ではないでしょうか。
047:「第2.5章:~陰謀は花落ちる間に拡散す!~」 描きおろし
前回描きおろしと違い、こちらは日常コメディー回。
日常服で戦闘シーンはなかったので、やはりコラージュなのかな。
もっと恥ずかしい状態をあちこちで晒してるんですけどね、彼女。
なお、サービスカットでシャワー浴びる「ミコトさん」も見れます。
051:「第3章 :~海山羊はぬめる下半身で丸呑む~」
台詞にもあったそのまま、水着回です。
いつもの競泳水着姿で海に来た「ミコトさん」
しかし、ビキニを期待していた男性陣らにはえらく不評であり。
彼らの出したお金で水着を買うこととなるのでした。
合計で8千円くらい。
ネットで調べたりなんだりしたところ、その金額だと結構微妙。
(※当然、ピンキリありますが)
こちらの敵は、その水着ショップの店員に扮していた、仄白む主婦なる海山羊「ニグラシア」
なんと、「ハスタード」の妻でした。
こちらはセンセ曰く”丸飲みレズ”なえっち。
いちおう女性同士ですからねー。
そのため、危機脱出もそれならでは、というものでした。
ただ…「ハカセくん」を逃がす役なんて1人いれば十分だろうに、他メンバーは何やってたのだか。
周囲で眺めてたりして。
069:「第3.5章:~永劫届かぬ想い~」 描きおろし
こちらは描きおろしでのシリアス回。
前話オチから、「ミコト」の足手まといとなっていることを悩んでいた「ハカセくん」
その心に付け込む「ハスタード」という図で、次話の前フリ的なショートです。
ショタ好きな方向けです。
073:「第4章 :~悍ましき触手寄生スーツ!!~」
ルル異本を読み解いた「ハカセくん」
最後のサンジュエルを求めて、とある祠にやってきた一行は、そこでハスタード軍と鉢合わせたのでした。
こちらはスーツを乗っ取られるというパターン。
1話目などで示されていたそのまま、あれ細胞塊生物「ショゴゴ」に覆われた姿なので。
なるほど、それ自体をハッキングするというのは、実に良い戦術。
また「ミコトさん」のスーツに侵入したソレはよく分かっているらしく(笑)、大事な部分がキッチリ露出されるよう、形を失っておりました。
こちらの相手は、なんとなく想像できるかもしれませんが、いちおう秘密。
最終エピソードの前段階というお話でした。
089:「第5章 :~姦濫!正気を失った仲間たち~」
107:「第6章 :~銀河爆ぜる!!胸臆に秘めた桜花~」
さて、前話の結果として変身能力を失ってしまった「深淵戦隊クトゥルンジャー」の面々。
しかし、そんな状態でも「ミコトさん」らは敵に立ち向かうことを諦めなかったのでした。
完全顕現を目指す「ハスタード」との最終決着話。
5話目は…タイトルそのまま、って感じ。
いままで怪物とばかりえっちしてきた「ミコトさん」
ここは珍しく(笑)、人間とのえっち展開。
存在薄かった他メンバー、「茨戸焔侍(赤)」、「藤木京(青)」、「蒲田広英(黄)」、「佐々譲琉(緑)」らとの複数プレイでした。
なお、相手は敵でないため、変身前コスチュームでしたよ。
ちょうど裏表紙みたいな風情ね。
助けてくれとかなんとか言いつつ、前後キッチリえっちしちゃう展開を堪能ください。
6話が最終決戦です。
こちらでも当然ながら触手。
最後まであっさりえっちされちゃう「ミコトさん」が実に素敵。
さて、このお話しがどういった結末となるか、ご期待ください。
ずっと描かれていた「ハカセくん」と行く末もちゃんと描かれます。
いいなぁ、彼。
最後ページの1枚ネタが楽しいです。
なお、巻末にも1ページほどこちらの漫画があり。
女幹部「ニグラシア」が再登場するコメディー回となってます。
あとがきページにまで続いてましたよ。
131:「E.M.S. 電気刺激における恋愛不全治療レポート」
こちらはタイトル通りに電気責め話。
研究所の開発室長「鳴川理架」に告白した「上妻徹」くん。
見事付き合うこととなったものの…イマイチ彼女を満足させられていなかったのでした。
切っ掛けは独りプレイをしていた「理架さん」を目撃したため。
室長なんて肩書なのに、会社で何やってんだ。
ただ、あんなん見せられた「徹くん」は…まぁ、頑張るしかないわね。
そんな訳でアイテムえっち。
怒っていつつも、素直な彼女がキュートでした。
あれは定期的にヤルでしょ。
※左:開発室長「鳴川理架」、右:塾講師「菊井雛子」
155:「塾講師 菊井雛子の輪姦レクチュア」
えっち漫画で複数プレイを見た教師「菊井雛子」
現実感なかったものの、興味を持ってしまった彼女は専用SNSにアクセス。
「カスミ」と名乗る人物と会うこととしたのでした。
掲載されたのが、ショタおねアンソロジーとのことで。
彼女も驚いてましたが、待ち合わせに来たのはごく幼い男性3名でした。
しかし、少なくとも彼女より技術あるらしく、念願の複数プレイに発展。
後半では塾にてスーツ脱がせないままのえっちが見れます
181:「軍属麗奴ツバキぷてぃっと」
ノベルに掲載されていた漫画を収録してくれたようです。
まぁ、そっちの宣伝も兼ねて、ってことかな。
女軍人「ツバキ」、「リリィ」、「サイネリア」という3名で、1キャラ2ページづつの漫画。
うーん、眼鏡の「リリィさん」はいいんですが。
残るの2人が帽子取ってしまっていて、ビジュアル的に残念なものでした。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「からすま弐式」センセでした。
こちらが3冊目の単行本。
ブログでは「oct-edge」を紹介しています。
↑上でも書きましたが、期待していた1冊。
近頃の「キルタイムコミュニケーション」さんは先日の「超昂天使エスカレイヤー THE COMIC/時丸佳久」など、好み続きでいい感じ。
今回はまた触手多めで、薄皮1枚みたいなピンクのコスチュームも良く。
まさ期待通りな仕上がりでした。
カバー裏のカラー絵、特に「雛子先生」は凛々しいパンツスーツから見える、可愛い下着がキュートでした。
もし機会あれば、どちらも続きが見たい作品です。
なお、上で出版社さんのHPが判断にオススメ、と書きましたが。
ふらと立ち寄ってみたところ、センセのHP(ブログも)が実に詳細。
長期連載ともあって、紹介とかイラストなどが豊富。
読む前、読んだ後のどちらでも楽しめるだろう仕上がりです。
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■ココロソウサ (草野ゆぅ)
★まんがデーター [15.0/20.0]
・絵柄 :●●●◎○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●◎○
・属性 : [成年] 催眠、ショートカット、貧乳、学園
・構成 : 短編×13話収録
(うち「ココロソウサ」×11、「はじまるきゅれおしてぃ」×2)
・おまけ: あとがき、合間に別展開原稿、折り込み小ポスター。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「草野ゆぅ(くさの・ゆぅ)」センセの「ココロソウサ」です。
※左:風紀委員長「内間紅葉」、右:生徒会書記「加藤夏子」
【 構成・絵柄 】
収録はほぼ表題作ですが、同時収録の2話も連続モノ。
お話としては2本立てで、昔の映画みたいな感じでした。
メインは11話にも跨る中編。
うち1話は番外編という風情。
そのほかは、タイトルも異なっていた5話づつで、前後編という雰囲気です。
詳しくは後述しますが、表題そのままという分かり易い漫画。
調教ちっくな色があり、一部はハード目なプレイもあるので。
可愛い作画に惑わされぬように(笑)
もう1つの連続話は義妹とのえっち話。
こちらも調教、というか”相手を思う通りに流していく~”みたいな色があり。
いちおうラブ要素もありましたが、そう甘いものではないので、ジャンル違いにはくれぐれも注意。
許容範囲内な描写で…個人的には好きな系統でした。
やわらかな細線での作画。
濃淡は淡く、全体の色づきはそこそこ。
描き込み具合あっさりとしていて白比率もあり、全体ではサッパリとした味わい。
素朴なタッチで、それでも不足感はありません
コマ割はやや細かく、変化は少なめで安定。
表現にやや軽さあったものの、些細な程度なので大した問題ではないです。
広い輪郭で頭大きめな人物画。
皆さんスレンダーで、ロリっとした要素もある、漫画らしい可愛さでした。
表情は見事で、カワイイだけでないのはポイント。
全体と合ってはいましたが、背景や小物もさっぱりとしたもの。
同時にレベルアップすればいいなぁ。
カラーでもそう変化はないので、判断は↓表紙・裏表紙でどうぞ。
裏表紙のが白黒絵と近く、判断し易いと思います。
【 収録話 】 13話収録
009:「ココロソウサ」 5話
089:「ココロソウサ A little more」 5話
203:「生徒会長の性癖開発!?」
クラスメイト「苔寺日影」から告白された「梶浦」さん。
彼は女子連中の間で”さすがに無い”と噂される人物であり、当然それも断わったんですが。
また別の機会に手紙で呼ばれた先には、その「日影」がおり。
何故か、体が勝手に彼の命令に従ってしまうのでした。
だいたいそんなオープニング。
いわゆる催眠術えっちの連続話。
もともと前半の5話で終了する予定だったものを、延長したようです。
基本的に「日影くん」以外の主要キャラは女性で、ハーレム状態。
同意でないものの逆らえない、という意識そのものを捻じ曲げる術がため、えっち展開はごくスムーズ。
こうした成年漫画には最適なネタですね。
個人的には…オチがあーなので、彼がどう”催眠術”と接し、自分のものとしていったのか、過程部分を見たく思いました。
(ページ足りないのだろうけど)
※山中さん
そんな訳で、1話目は眼鏡がキュートな「梶浦さん」
体育倉庫へ呼び出された彼女は、催眠術によって自らえっちをしてまうのでした。
「日影くん」の趣味なのか、眼鏡外されてるのはまだいいんですが。
なんで黒タイツ脱がしちゃうかなー。
前半で彼女の意思は抵抗していましたが、後半はそれすらも揺るがされておりました。
あらすじで書いたように、冒頭ではいちおうキチンと告白しているんですが。
あれは、術の習得前なのか、後なのか…。
結構勇気いることなので、個人的には習得後だと思いましたが。
(※断わられても次の手段あるという自信がため。また、使わずに済めばプライドも満たされるだろうから…)
日常生活で、ふとした違和感を覚える2話目。
自ら記憶を戻すなど、「梶浦さん」はなかなかの抵抗を見せていましたが…残念ながら相手のが一枚上手。
保健室えっちとなっていました。
わざわざ最中に術を解く、ゲスい事してましたよ。
なお、こちらはキチンと眼鏡つけたままです。
そちらのオチより続く3話目は新キャラ「山中」さんのエピソード。
2人の行為を目撃し、それを「日影くん」に知られてしまったので…続く犠牲者となるのでした。
センセお得意なショートカットの美少女という雰囲気の「山中さん」
先の「梶浦さん」とは違い、実に見事な貧乳っぷりでした。
こちらは屋上でのえっち展開。
ちょっと露出っぽいシーンもあります。
オチで言っていた、「山中さん」をデートに連れ出す4話目。
当然ながら普通のそんなんでなく、目隠・半裸で男性トイレの個室に拘束されてしまうのです。
複数男子とのプレイとなってました。
あれは、ほか男性陣らも術にかけてるんですよね。
スタイルに合った、デザインっ気のない下着がそれっぽくて好き。
最終5話目は、再びメインが「梶浦さん」に。
「日影くん」からのアプローチなくなり、ちょっと安心していたところ…という流れ。
そう、「山中さん」を相手にしていた期間はほったらかしにされてたんですね。
ぱたっと突然何も接触なくなるというのは、安心感よりも不安のが増すような気もするんですが…。
日常生活が戻ってそこそこ期間何もなければ、普通は安心するかな。
すっかり調教終了したような「山中さん」が登場。
それぞれからえっちされる、まさに最終段階という展開になってました。
さて、そんな感じに好き勝手やっていたためか。
「日影くん」は風紀委員から目をつけられてしまうのでした。
そんなお話が、続く 「ココロソウサ A little more」の5話。
こちらは”VS生徒会”みたいなシリーズです。
呼びとめて来た風紀委員の2人を術によって返り討ちに。
2人からの情報で、「日影くん」は次のターゲットを風紀委員長「内間紅葉」としたのでした。
ううむ、確かにそっくり(笑)
「紅葉さん」は先の「山中さん」よりバストサイズあり(でも控えめ)、タイのデザインが異なっていました。
(※そのため、裏表紙で机上に座ってるのは「紅葉さん」で良い筈)
前シリーズでは、序盤はそれなりに抵抗していたんですが。
彼女に関しては、あっさり術にかかってました。
「日影くん」のスキル上がったというより、もともとそうした願望あったのかな。
えろい方面でなく、ラブコメ的な感じの。
この漫画では珍しい、かなり可愛らしい反応をしています。
なお、故あってお尻です。
2、3話目は生徒会書記「加藤夏子」さん。
↓表紙でヘアバンドをしている、目立つ彼女です。
副会長「福田」くんと交際しており、それもネタに巧妙に術を掛けれられてしまうのでした。
「梶浦」・「山中」のコンビ再登場。
こちらでは完全に彼の手先として行動していました。
ああした、やや回りくどい手段を取ったのは、先の「紅葉さん」との経験がためでしょう。
わざわざ疑いを持たれている自分の名を使ったのも見事。
あれは…術に上乗せされるので引っ掛かるだろうなぁ。
そんな訳で、普通のテンションで元彼氏「福田くん」にアレコレ語る3話目はエグい。
彼視点としたら、実に恐ろしいネトラレな展開。
さて、オチでスカートめくって誘っていた「夏子さん」に応じたかどうか…。
あ、風紀委員長「紅葉さん」とのやり取りが楽しいです。
さて、長く続いたシリーズですが、ついに最終エピソードというべき4、5話目。
最後に残ったのは、生徒会長「長井鳴海」
お尻くらいまである長髪で小さく可愛らしい彼女。
おそらく、「山中さん」よりも貧乳というロリ体型でした。
既に彼の言うままという書記「夏子さん」を利用して、直接術に落とし。
そんな容姿がためか、兄妹プレイとかやっています。
ああ、分かる気もする(笑)
生徒会室を飛び出し、階段でのプレイなどをしていました。
…が。
これだけでは終わらないんですね。
詳細は伏せますが、驚く最終話が待っていました。
いやぁ、すごい動機でしたよ。
こちら5話での言動がため、ダントツで好きなキャラとなりました。
「生徒会長の性癖開発!?」は生徒会長「鳴海さん」のほぼ単独エピソード。
術がため、廊下で単独プレイを楽しむというもの。
「誰も居ないし~」のコマが実に良い表情。
オチも楽しいものでしたよ。
089:「はじまるきゅれおしてぃ」 2話
両親の再婚でできた義妹「加奈」
第一印象は”大人しい娘”だった彼女ですが、生活が始まるとやたらに無防備で。
どうにも落ち着かなくなった主人公が、彼女の下着を片手に独りシテいたところ。
当人と鉢合わせしてしまったのです。
その場は何事もなかったものの、後に部屋を訪ねて来て…という流れ。
※左:生徒会長「長井鳴海」、右:義妹「加奈」
いちおう義理ですが、兄妹のえっち話。
大きめなパーカーをだぶっと着ている、黒髪ショートの「加奈ちゃん」
あらすじで述べたように、切っ掛けは兄の単独プレイを目撃された事なんですが。
「使い終わったら洗濯機入れといて!」
そう言い残して立ち去っていました。
…そうなんです。
普通は下着取り上げたりするものですが、”使う事”について彼女は了承してるんですね。
この漫画の主導権は、実は「加奈ちゃん」ではないか?という疑惑が。
1話目での行動ほか、2話目でも積極的で。
無防備だった、という点ついて、ワザとなのか、天然なのか…。
あれ、実際はどんなもんだろう。
冒頭の回想では、そう明らかに誘ってるほどではなく。
お兄ちゃんが意識し過ぎと言えば、そんな感じもありました。
むむむ。
えっちに誘う際は、
「どんな感じになるのかな?」
「じゃあ先っぽ、先っぽだけ…」
「それならセーフだよ」
…などなど、義理とはいえさすがに躊躇していた彼の後押しを、色々な台詞でしておりました。
タチ悪そうだなぁ。
2話目はその後の2人。
朝から寝所に潜り込んでくるほか、お風呂や学校でも誘われていて。
最終的には親が居ても構わず仕掛けてます。
「私がんばるから」
とか言っていて、その方面に前向き(笑)
なかなか面白い娘さんでした。
この後2人どうなっていくのか、続き見たいですが…難しいかなー。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「草野ゆぅ」センセでした。
ブログでの紹介は「発情彼女」、「全開露出少女」などを紹介しています。
こちらがひと区切りの5冊目でいいのかな。
だいたいタイトル通りのお話で、展開も想像通り。
最後あーなるのは、お話の結末基本2パターンのうちの1つですかね。
生徒会長が実に良いキャラでした。
ぶっちゃけ、登場ヒロインで最も好き。
巻末エピソードではまた違った面が見れて、幸せでした。
オチも明るく楽しいものでしたし。
あ、もくじの話数に誤植がありましたよ。
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・絵柄 :●●●◎○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●◎○
・属性 : [成年] 催眠、ショートカット、貧乳、学園
・構成 : 短編×13話収録
(うち「ココロソウサ」×11、「はじまるきゅれおしてぃ」×2)
・おまけ: あとがき、合間に別展開原稿、折り込み小ポスター。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「草野ゆぅ(くさの・ゆぅ)」センセの「ココロソウサ」です。
※左:風紀委員長「内間紅葉」、右:生徒会書記「加藤夏子」
【 構成・絵柄 】
収録はほぼ表題作ですが、同時収録の2話も連続モノ。
お話としては2本立てで、昔の映画みたいな感じでした。
メインは11話にも跨る中編。
うち1話は番外編という風情。
そのほかは、タイトルも異なっていた5話づつで、前後編という雰囲気です。
詳しくは後述しますが、表題そのままという分かり易い漫画。
調教ちっくな色があり、一部はハード目なプレイもあるので。
可愛い作画に惑わされぬように(笑)
もう1つの連続話は義妹とのえっち話。
こちらも調教、というか”相手を思う通りに流していく~”みたいな色があり。
いちおうラブ要素もありましたが、そう甘いものではないので、ジャンル違いにはくれぐれも注意。
許容範囲内な描写で…個人的には好きな系統でした。
やわらかな細線での作画。
濃淡は淡く、全体の色づきはそこそこ。
描き込み具合あっさりとしていて白比率もあり、全体ではサッパリとした味わい。
素朴なタッチで、それでも不足感はありません
コマ割はやや細かく、変化は少なめで安定。
表現にやや軽さあったものの、些細な程度なので大した問題ではないです。
広い輪郭で頭大きめな人物画。
皆さんスレンダーで、ロリっとした要素もある、漫画らしい可愛さでした。
表情は見事で、カワイイだけでないのはポイント。
全体と合ってはいましたが、背景や小物もさっぱりとしたもの。
同時にレベルアップすればいいなぁ。
カラーでもそう変化はないので、判断は↓表紙・裏表紙でどうぞ。
裏表紙のが白黒絵と近く、判断し易いと思います。
【 収録話 】 13話収録
009:「ココロソウサ」 5話
089:「ココロソウサ A little more」 5話
203:「生徒会長の性癖開発!?」
クラスメイト「苔寺日影」から告白された「梶浦」さん。
彼は女子連中の間で”さすがに無い”と噂される人物であり、当然それも断わったんですが。
また別の機会に手紙で呼ばれた先には、その「日影」がおり。
何故か、体が勝手に彼の命令に従ってしまうのでした。
だいたいそんなオープニング。
いわゆる催眠術えっちの連続話。
もともと前半の5話で終了する予定だったものを、延長したようです。
基本的に「日影くん」以外の主要キャラは女性で、ハーレム状態。
同意でないものの逆らえない、という意識そのものを捻じ曲げる術がため、えっち展開はごくスムーズ。
こうした成年漫画には最適なネタですね。
個人的には…オチがあーなので、彼がどう”催眠術”と接し、自分のものとしていったのか、過程部分を見たく思いました。
(ページ足りないのだろうけど)
※山中さん
そんな訳で、1話目は眼鏡がキュートな「梶浦さん」
体育倉庫へ呼び出された彼女は、催眠術によって自らえっちをしてまうのでした。
「日影くん」の趣味なのか、眼鏡外されてるのはまだいいんですが。
なんで黒タイツ脱がしちゃうかなー。
前半で彼女の意思は抵抗していましたが、後半はそれすらも揺るがされておりました。
あらすじで書いたように、冒頭ではいちおうキチンと告白しているんですが。
あれは、術の習得前なのか、後なのか…。
結構勇気いることなので、個人的には習得後だと思いましたが。
(※断わられても次の手段あるという自信がため。また、使わずに済めばプライドも満たされるだろうから…)
日常生活で、ふとした違和感を覚える2話目。
自ら記憶を戻すなど、「梶浦さん」はなかなかの抵抗を見せていましたが…残念ながら相手のが一枚上手。
保健室えっちとなっていました。
わざわざ最中に術を解く、ゲスい事してましたよ。
なお、こちらはキチンと眼鏡つけたままです。
そちらのオチより続く3話目は新キャラ「山中」さんのエピソード。
2人の行為を目撃し、それを「日影くん」に知られてしまったので…続く犠牲者となるのでした。
センセお得意なショートカットの美少女という雰囲気の「山中さん」
先の「梶浦さん」とは違い、実に見事な貧乳っぷりでした。
こちらは屋上でのえっち展開。
ちょっと露出っぽいシーンもあります。
オチで言っていた、「山中さん」をデートに連れ出す4話目。
当然ながら普通のそんなんでなく、目隠・半裸で男性トイレの個室に拘束されてしまうのです。
複数男子とのプレイとなってました。
あれは、ほか男性陣らも術にかけてるんですよね。
スタイルに合った、デザインっ気のない下着がそれっぽくて好き。
最終5話目は、再びメインが「梶浦さん」に。
「日影くん」からのアプローチなくなり、ちょっと安心していたところ…という流れ。
そう、「山中さん」を相手にしていた期間はほったらかしにされてたんですね。
ぱたっと突然何も接触なくなるというのは、安心感よりも不安のが増すような気もするんですが…。
日常生活が戻ってそこそこ期間何もなければ、普通は安心するかな。
すっかり調教終了したような「山中さん」が登場。
それぞれからえっちされる、まさに最終段階という展開になってました。
さて、そんな感じに好き勝手やっていたためか。
「日影くん」は風紀委員から目をつけられてしまうのでした。
そんなお話が、続く 「ココロソウサ A little more」の5話。
こちらは”VS生徒会”みたいなシリーズです。
呼びとめて来た風紀委員の2人を術によって返り討ちに。
2人からの情報で、「日影くん」は次のターゲットを風紀委員長「内間紅葉」としたのでした。
ううむ、確かにそっくり(笑)
「紅葉さん」は先の「山中さん」よりバストサイズあり(でも控えめ)、タイのデザインが異なっていました。
(※そのため、裏表紙で机上に座ってるのは「紅葉さん」で良い筈)
前シリーズでは、序盤はそれなりに抵抗していたんですが。
彼女に関しては、あっさり術にかかってました。
「日影くん」のスキル上がったというより、もともとそうした願望あったのかな。
えろい方面でなく、ラブコメ的な感じの。
この漫画では珍しい、かなり可愛らしい反応をしています。
なお、故あってお尻です。
2、3話目は生徒会書記「加藤夏子」さん。
↓表紙でヘアバンドをしている、目立つ彼女です。
副会長「福田」くんと交際しており、それもネタに巧妙に術を掛けれられてしまうのでした。
「梶浦」・「山中」のコンビ再登場。
こちらでは完全に彼の手先として行動していました。
ああした、やや回りくどい手段を取ったのは、先の「紅葉さん」との経験がためでしょう。
わざわざ疑いを持たれている自分の名を使ったのも見事。
あれは…術に上乗せされるので引っ掛かるだろうなぁ。
そんな訳で、普通のテンションで元彼氏「福田くん」にアレコレ語る3話目はエグい。
彼視点としたら、実に恐ろしいネトラレな展開。
さて、オチでスカートめくって誘っていた「夏子さん」に応じたかどうか…。
あ、風紀委員長「紅葉さん」とのやり取りが楽しいです。
さて、長く続いたシリーズですが、ついに最終エピソードというべき4、5話目。
最後に残ったのは、生徒会長「長井鳴海」
お尻くらいまである長髪で小さく可愛らしい彼女。
おそらく、「山中さん」よりも貧乳というロリ体型でした。
既に彼の言うままという書記「夏子さん」を利用して、直接術に落とし。
そんな容姿がためか、兄妹プレイとかやっています。
ああ、分かる気もする(笑)
生徒会室を飛び出し、階段でのプレイなどをしていました。
…が。
これだけでは終わらないんですね。
詳細は伏せますが、驚く最終話が待っていました。
いやぁ、すごい動機でしたよ。
こちら5話での言動がため、ダントツで好きなキャラとなりました。
「生徒会長の性癖開発!?」は生徒会長「鳴海さん」のほぼ単独エピソード。
術がため、廊下で単独プレイを楽しむというもの。
「誰も居ないし~」のコマが実に良い表情。
オチも楽しいものでしたよ。
089:「はじまるきゅれおしてぃ」 2話
両親の再婚でできた義妹「加奈」
第一印象は”大人しい娘”だった彼女ですが、生活が始まるとやたらに無防備で。
どうにも落ち着かなくなった主人公が、彼女の下着を片手に独りシテいたところ。
当人と鉢合わせしてしまったのです。
その場は何事もなかったものの、後に部屋を訪ねて来て…という流れ。
※左:生徒会長「長井鳴海」、右:義妹「加奈」
いちおう義理ですが、兄妹のえっち話。
大きめなパーカーをだぶっと着ている、黒髪ショートの「加奈ちゃん」
あらすじで述べたように、切っ掛けは兄の単独プレイを目撃された事なんですが。
「使い終わったら洗濯機入れといて!」
そう言い残して立ち去っていました。
…そうなんです。
普通は下着取り上げたりするものですが、”使う事”について彼女は了承してるんですね。
この漫画の主導権は、実は「加奈ちゃん」ではないか?という疑惑が。
1話目での行動ほか、2話目でも積極的で。
無防備だった、という点ついて、ワザとなのか、天然なのか…。
あれ、実際はどんなもんだろう。
冒頭の回想では、そう明らかに誘ってるほどではなく。
お兄ちゃんが意識し過ぎと言えば、そんな感じもありました。
むむむ。
えっちに誘う際は、
「どんな感じになるのかな?」
「じゃあ先っぽ、先っぽだけ…」
「それならセーフだよ」
…などなど、義理とはいえさすがに躊躇していた彼の後押しを、色々な台詞でしておりました。
タチ悪そうだなぁ。
2話目はその後の2人。
朝から寝所に潜り込んでくるほか、お風呂や学校でも誘われていて。
最終的には親が居ても構わず仕掛けてます。
「私がんばるから」
とか言っていて、その方面に前向き(笑)
なかなか面白い娘さんでした。
この後2人どうなっていくのか、続き見たいですが…難しいかなー。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「草野ゆぅ」センセでした。
ブログでの紹介は「発情彼女」、「全開露出少女」などを紹介しています。
こちらがひと区切りの5冊目でいいのかな。
だいたいタイトル通りのお話で、展開も想像通り。
最後あーなるのは、お話の結末基本2パターンのうちの1つですかね。
生徒会長が実に良いキャラでした。
ぶっちゃけ、登場ヒロインで最も好き。
巻末エピソードではまた違った面が見れて、幸せでした。
オチも明るく楽しいものでしたし。
あ、もくじの話数に誤植がありましたよ。
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■常春の少女たち (史鬼匠人)
★まんがデーター [14.5/20.0]
・絵柄 :●●●●◎
・お話 :●●●○○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●○○
・属性 : [成年] 遊郭、複数、緊縛
・構成 : カラー(4P)、短編×7話(うち「常春」×6)
・おまけ: あとがき、加筆修正あり
カラー描き下ろし「プロローグ」、描き下ろし「エピローグ」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「史鬼匠人(しき・たくと)」センセの「常春の少女たち」です。
※花魁「藍葉」
【 構成・絵柄 】
収録は中編漫画と短編。
メインの連続話はストーリーもの。
詳しくは後述しますが、プロローグと1話目だけ、ちょっと趣が異なっていました。
ここは良いかどうか、判断分かれるかな。
個人的には微妙に感じました。
詳しくは後述します。
短編はページ数あり、読み応えあるもの。
いかにも成年漫画という仕上がりでした。
メインの漫画がやや重めで、シリアスさもあり。
単行本全体としては、しっとりした風情です。
さらりと流すような線での作画。
描き込みは背景を含めて細かめ。
濃淡は黒が強いものの、全体の色づきは淡い感じ。
枠間ないこと多く、ごっちゃりとしていました。
それでもあちこちのバランスに優れていて、見辛さはありません。
人物はリアル気味ながら、漫画らしい可愛さもあるもの。
お姉さん的な仕上がりです。
ヒロインらと比べて、男性陣は独特な感じ。
なんというか、色が薄めでした。
あまり濃すぎるのも邪魔なんですけどね。
それなりに癖はあるため、好き嫌いあるかもしれません。
判断については、裏表紙のカット絵が参考になるでしょう。
【 収録話 】 7話収録
003:「常春 プロローグ」 カラー原稿・描き下ろし
007:「常春」 4話
153:「常春 エピローグ」 描き下ろし
行政指定風俗営業特区、通称「常春(とこはる)」
本当から離れた小島にあるこちらは、現代の巨大遊郭島というべきもの。
借金を背負う「長谷部」は、返済のため雑用係として働くこととなったのでした。
遊郭を舞台にしたストーリー漫画。
そもそもの舞台はそんなんで、成年漫画との相性はいい感じ。
舞台は現代で、行政指定とか島とか要素もあるんですが。
あまり特異な感じはありませんでした。
お話もよくありそうな恋愛モノ。
正直なところ、新鮮味はありません。
また、1話の主役は「長谷部くん」なんですが。
慣れぬ彼がウロウロすることで、舞台紹介をする役割のようでした。
実際、2話から始まるメインの「春風」・「雪霧」らのお話にはほぼ無関係。
急に主役が変わるような印象です。
※花魁「雪霧」・「朝日」
描き下ろし「プロローグ」は1話の後日談みたいな風情。
「長谷部くん」が「藍葉(あいは)」・「朝日」ら花魁にされる光景でした。
見開きページが派手なんですが、それがためコマ数は少ないです。
続く1話はそんな「長谷部くん」の島初体験話。
ここで、最低限の約束事として”遊女に手を出さない”というのがあったんですが。
…ガッツリ破っちゃってるじゃん。
”手を出される”
のはOKということ??
そこそこ規模広そうな割に、男女の入浴時間入れ替わりの誤解で、「藍葉さん」らと風呂を共にするのがそもそもの切っ掛け。
まぁ、ここでは意外にも直接行為にまで発展しないんですけどね。
えっちは部屋に呼ばれてから。
「朝日ちゃん」が可愛らしいです。
紹介帯には3000人の少女達が働く~なんてありましたが、実際のところ「藍葉さん」と次のヒロイン以外はほとんど出番ありません。
名前が判明する方も数名程度でした。
「長谷部くん」の乱交シーンは2話の前半まで続きます。
しかし、中ごろから本来のメインである若旦那「春風」が登場。
えっちシーン追加がためかもしれませんが、メイン変えるならば2話は最初から「春風くん」のが良かったのでは。
こちらはこの島で育った少女「雪霧」さんの初競り話。
彼女とは昔馴染みだったんですね。
評判になっていましたが、凛とした美人です。
これは緊張していたためかなー。
次からは可愛らしい表情を見せてくれますよ。
後半は彼女でなく、「藍葉さん」らの接客えっちとなっていました。
いちおうお披露目までなので。
「春風」・「雪霧」らの過去エピソードが描かれる3話目。
まぁ、たまんないわねー。
部屋に1人でいた「雪霧さん」
彼女を訪ねた「春風くん」は思わず押し倒してしまうのでした。
あれは仕方ないでしょう。
先と違って、本来の可愛らしさを見せていましたよ。
初々しい様を堪能下さい。
ただ…こちらでお手付きをしてしまったため。
続く最終話では大変なことに。
えっちは当然ながらハードなプレイが展開されます。
冒頭からずっとそんなんが続きます。
心配して駆け付ける「藍葉さん」が優しい。
彼女の存在は大きかったでしょう。
まぁ、大勢ではどうにもならず、2人揃ってのガッツリとしたプレイが描かれるのですが。
さて、この2人、そしてその切っ掛けを作ってしまった「春風くん」の結果がどうなるか。
ぜひ本編にてご確認ください。
なお、描き下ろし「エピローグ」はだいぶ時期が流れた後日談となってます。
159:「思春期妄想期間」
話数的には1話ですが、ページでは42とだいたい通常では2話くらいの風情です。
いきなりノーパンで教卓に座らされ、”保健体育の教材”となっている「町家心」
タイトル通り、それは彼女の妄想なんですが。
最近は日常生活に支障あるくらいに酷くなっていたのでした。
だいたいそんなん。
お話は大まかに、学校編、部活編、自宅編という3部構成です。
まず学校編は先のあらすじに書いたような、授業中の妄想。
どーでもいいですが、ネタが成年漫画ですね。
どこでそんなプレイを覚えたのか。
その後友人「美樹」ちゃん登場。
「心さん」とじゃれ合ってましたよ。
黒髪ショートカットの可愛らしい娘でした。
※町家心
放課後になって、部活に出た「心さん」
野球部のマネージャーなんですね。
そちらで部室の掃除をするんですが…という流れ。
まぁ、男子の部室なんてあんなもんですよねー。
普段は掃除とかしないのかな。
こちらでは、上はジャージで下はスパッツという格好。
とあるアイテムを発見してから妄想爆発させるんですが…。
さすがは「心さん」
授業中にあーんな妄想していただけあって、アレがなんだか知ってましたね。
そんなこんなで自宅編。
彼女には弟「進」くんがいるんですが。
独りえっちを見せつける~という、エグい行為をしておりました。
これがどういうオチに繋がるのか、ご期待ください。
個人的にはメイン中編よりも好みでした。
【 その他 】
そんなこんなで「史鬼匠人」センセでした。
こちらのブログでは、初単行本の「if ~時限の彼女~」を紹介してます。
こちらで2冊目。
和服とか花魁は魅力的なんですが。
前述したように、目新しさはなく普通。
どうせならば…普通に時代劇設定のが良かったのではないかなぁ。
あるいは、「雪霧さん」のエピソードをもっと短くして、各話ヒロインが異なるオムニバス形式とか。
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・絵柄 :●●●●◎
・お話 :●●●○○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●○○
・属性 : [成年] 遊郭、複数、緊縛
・構成 : カラー(4P)、短編×7話(うち「常春」×6)
・おまけ: あとがき、加筆修正あり
カラー描き下ろし「プロローグ」、描き下ろし「エピローグ」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「史鬼匠人(しき・たくと)」センセの「常春の少女たち」です。
※花魁「藍葉」
【 構成・絵柄 】
収録は中編漫画と短編。
メインの連続話はストーリーもの。
詳しくは後述しますが、プロローグと1話目だけ、ちょっと趣が異なっていました。
ここは良いかどうか、判断分かれるかな。
個人的には微妙に感じました。
詳しくは後述します。
短編はページ数あり、読み応えあるもの。
いかにも成年漫画という仕上がりでした。
メインの漫画がやや重めで、シリアスさもあり。
単行本全体としては、しっとりした風情です。
さらりと流すような線での作画。
描き込みは背景を含めて細かめ。
濃淡は黒が強いものの、全体の色づきは淡い感じ。
枠間ないこと多く、ごっちゃりとしていました。
それでもあちこちのバランスに優れていて、見辛さはありません。
人物はリアル気味ながら、漫画らしい可愛さもあるもの。
お姉さん的な仕上がりです。
ヒロインらと比べて、男性陣は独特な感じ。
なんというか、色が薄めでした。
あまり濃すぎるのも邪魔なんですけどね。
それなりに癖はあるため、好き嫌いあるかもしれません。
判断については、裏表紙のカット絵が参考になるでしょう。
【 収録話 】 7話収録
003:「常春 プロローグ」 カラー原稿・描き下ろし
007:「常春」 4話
153:「常春 エピローグ」 描き下ろし
行政指定風俗営業特区、通称「常春(とこはる)」
本当から離れた小島にあるこちらは、現代の巨大遊郭島というべきもの。
借金を背負う「長谷部」は、返済のため雑用係として働くこととなったのでした。
遊郭を舞台にしたストーリー漫画。
そもそもの舞台はそんなんで、成年漫画との相性はいい感じ。
舞台は現代で、行政指定とか島とか要素もあるんですが。
あまり特異な感じはありませんでした。
お話もよくありそうな恋愛モノ。
正直なところ、新鮮味はありません。
また、1話の主役は「長谷部くん」なんですが。
慣れぬ彼がウロウロすることで、舞台紹介をする役割のようでした。
実際、2話から始まるメインの「春風」・「雪霧」らのお話にはほぼ無関係。
急に主役が変わるような印象です。
※花魁「雪霧」・「朝日」
描き下ろし「プロローグ」は1話の後日談みたいな風情。
「長谷部くん」が「藍葉(あいは)」・「朝日」ら花魁にされる光景でした。
見開きページが派手なんですが、それがためコマ数は少ないです。
続く1話はそんな「長谷部くん」の島初体験話。
ここで、最低限の約束事として”遊女に手を出さない”というのがあったんですが。
…ガッツリ破っちゃってるじゃん。
”手を出される”
のはOKということ??
そこそこ規模広そうな割に、男女の入浴時間入れ替わりの誤解で、「藍葉さん」らと風呂を共にするのがそもそもの切っ掛け。
まぁ、ここでは意外にも直接行為にまで発展しないんですけどね。
えっちは部屋に呼ばれてから。
「朝日ちゃん」が可愛らしいです。
紹介帯には3000人の少女達が働く~なんてありましたが、実際のところ「藍葉さん」と次のヒロイン以外はほとんど出番ありません。
名前が判明する方も数名程度でした。
「長谷部くん」の乱交シーンは2話の前半まで続きます。
しかし、中ごろから本来のメインである若旦那「春風」が登場。
えっちシーン追加がためかもしれませんが、メイン変えるならば2話は最初から「春風くん」のが良かったのでは。
こちらはこの島で育った少女「雪霧」さんの初競り話。
彼女とは昔馴染みだったんですね。
評判になっていましたが、凛とした美人です。
これは緊張していたためかなー。
次からは可愛らしい表情を見せてくれますよ。
後半は彼女でなく、「藍葉さん」らの接客えっちとなっていました。
いちおうお披露目までなので。
「春風」・「雪霧」らの過去エピソードが描かれる3話目。
まぁ、たまんないわねー。
部屋に1人でいた「雪霧さん」
彼女を訪ねた「春風くん」は思わず押し倒してしまうのでした。
あれは仕方ないでしょう。
先と違って、本来の可愛らしさを見せていましたよ。
初々しい様を堪能下さい。
ただ…こちらでお手付きをしてしまったため。
続く最終話では大変なことに。
えっちは当然ながらハードなプレイが展開されます。
冒頭からずっとそんなんが続きます。
心配して駆け付ける「藍葉さん」が優しい。
彼女の存在は大きかったでしょう。
まぁ、大勢ではどうにもならず、2人揃ってのガッツリとしたプレイが描かれるのですが。
さて、この2人、そしてその切っ掛けを作ってしまった「春風くん」の結果がどうなるか。
ぜひ本編にてご確認ください。
なお、描き下ろし「エピローグ」はだいぶ時期が流れた後日談となってます。
159:「思春期妄想期間」
話数的には1話ですが、ページでは42とだいたい通常では2話くらいの風情です。
いきなりノーパンで教卓に座らされ、”保健体育の教材”となっている「町家心」
タイトル通り、それは彼女の妄想なんですが。
最近は日常生活に支障あるくらいに酷くなっていたのでした。
だいたいそんなん。
お話は大まかに、学校編、部活編、自宅編という3部構成です。
まず学校編は先のあらすじに書いたような、授業中の妄想。
どーでもいいですが、ネタが成年漫画ですね。
どこでそんなプレイを覚えたのか。
その後友人「美樹」ちゃん登場。
「心さん」とじゃれ合ってましたよ。
黒髪ショートカットの可愛らしい娘でした。
※町家心
放課後になって、部活に出た「心さん」
野球部のマネージャーなんですね。
そちらで部室の掃除をするんですが…という流れ。
まぁ、男子の部室なんてあんなもんですよねー。
普段は掃除とかしないのかな。
こちらでは、上はジャージで下はスパッツという格好。
とあるアイテムを発見してから妄想爆発させるんですが…。
さすがは「心さん」
授業中にあーんな妄想していただけあって、アレがなんだか知ってましたね。
そんなこんなで自宅編。
彼女には弟「進」くんがいるんですが。
独りえっちを見せつける~という、エグい行為をしておりました。
これがどういうオチに繋がるのか、ご期待ください。
個人的にはメイン中編よりも好みでした。
【 その他 】
そんなこんなで「史鬼匠人」センセでした。
こちらのブログでは、初単行本の「if ~時限の彼女~」を紹介してます。
こちらで2冊目。
和服とか花魁は魅力的なんですが。
前述したように、目新しさはなく普通。
どうせならば…普通に時代劇設定のが良かったのではないかなぁ。
あるいは、「雪霧さん」のエピソードをもっと短くして、各話ヒロインが異なるオムニバス形式とか。
常春の少女たち (MUJIN COMICS) (2014/11/07) 史鬼匠人 商品詳細を見る |
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■姉はぐ! Ane-Hagu (珠樹やよい)
★まんがデーター [14.5/20.0]
・絵柄 :●●●●◎
・お話 :●●●◎○
・漫画 :●●●○○
・独創性:●●●◎○
・属性 : [成年] ラブコメ、お姉さん、年上
・構成 : 初単行本、カラー(12P)、短編×11話収録
(うち「姉はぐ!」×5)
・おまけ: 合間に「姉はぐ!」キャラクター紹介。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「珠樹やよい(たまき・やよい)」センセの「姉はぐ! Ane-Hagu」です。
※必見・姉妹対決
【 構成・絵柄 】
収録は表題シリーズと短編。
メインの連続話はWヒロインで、そこそこ繋がりあるもの。
単独からラストは複数というお約束な流れです。
こちらには”ひと味あった”ので、詳しくは後述しますね。
そのほか短編も含め、ジャンルはラブコメ。
楽しく派手目に仕上がっておりました。
コメディーっぽいくだりも多かったです。
タイトル通りお姉ちゃんが多く、だいたいのヒロインも年上。
色っぽさというより可愛らしい娘さんが揃っています。
しなやかな線での作画。
黒色が綺麗です。
全体の色づき・濃淡は適度なくらい。
描き込みも過不足は感じません。
中小のコマ割り賑やかで、はみ出し・ぶち抜きも頻繁。
それでも枠間は比較的確保されていました。
表情豊かで、表現はやや大仰。
どことなくコメディーちっくに見えます。
服装ほか背景・小物も特に違和感はありません。
くりっとした目が特徴の人物絵。
身長あるものの、可愛くまとまっているお姉さん絵柄。
皆さん迫力あるスタイルとなっていました。
えっちシーンではちらほら内蔵描写あったので注意。
全体的に作画面はバランスの良い仕上がりでした。
唯一気になったのは、漫画の流れみたいな部分。
スムーズさに欠け、ガタカタとしたお話運び。
説明が難しいですが、丸ではなくて五角形、六角形が転がっているようなイメージです。
作画の判断については、↓表紙・裏表紙で問題ないでしょう。
【 収録話 】 11話収録
003:「姉はぐ!」 5話 カラー原稿あり
突然両親を亡くし、叔父宅に引き取られた「折原(ヒロ)」くん。
まだ現実を受け入れることができず、塞ぎ込んでいたんですが。
彼を心配した「陽姉」ちゃんは身体を張って慰めるのでした。
だいたいそんなんが冒頭話「姉はぐ!」
表題シリーズですね。
お話の流れとしては…
「つらい時はおっぱいだ」
そんな、こないだ読んだ漫画「BOX!-パンドラデイズ-/佐伯」の文言が思い出されるようなもの。
まぁ、思春期の男子(でなくても、か)を元気づけるのは、そうしたのが一番。
本当かどうか、除霊にもえっちが有効だという話もあり、元気の源なのでしょう。
彼が塞いでいた場所が、山奥の神社。
そちらでのえっち展開です。
「陽姉ちゃん」は”慰めれるだけのサイズ”の持ち主で、やや頑なであった彼を一発で篭絡していました。
次のエピソードが2度目の行為だったので、冒頭のカラー原稿部分はだいぶ後の風景なようです。
2話目「姉はぐ!!」は体操服姿の「陽姉ちゃん」を彼が半ば強引に体育用具室へと連れ出す冒頭。
こちらの学校はブルマらしく、髪をアップにした彼女はまた違った魅力があり。
そんな姿の彼女と、どうにか~という思考も、至極当然でしょう。
前述したよう、こちらが2回目のえっち。
「陽姉ちゃん」も”関係を盤石に”なんて考えており、多少のイレギュラーあったもののごくスムーズに展開していました。
後半の「ヒロくん」のお願いに注目。
そんな趣味か。
※左:陽姉、右:月姉
「月姉」こと「月音」さんがメインとなる3話目「姉はぐNEXT」
姉である「陽姉ちゃん」が彼とえっちしているのに勘付いた彼女が、夜這いをかける流れ。
ちょうど↓表紙みたいなネグリジェです。
長い黒髪と黒下着がえっち。
性格は「陽姉ちゃん」と全く異なり、そうしたイメージカラーそのままという感じ。
「ヒロくん」も冒頭話のようなトゲトゲしさなく、また寝込み襲われたこともあって、されるがままとなっていました。
そちらのオチから直接続く4話目「姉はぐFINAL」
こちらの冒頭が好き。
いやぁ、揉めてましたねー。
わははは。
そんな訳で、彼を巡っての姉妹バトルが見れます。
「ヒロくん」は止めるの早いよー。
まぁ、結局は複数えっちに発展していくんですが。
皆仲良く~みたいなセオリーと違って、リアルさあって楽しい。
それもあっさり流れることなく、「陽姉」・「月姉」の姉妹でのやり取りが良かった。
2人の性格がよく出てました。
もっとそんなん見たかったですね。
オチには衝撃(笑)な展開が。
漫画ではほぼ描かれなかったので、ちょっと残念でした。
シリーズ…あるかな?
あ、5話目の「姉はぐBunnyTime」もカラー原稿で8ページのショート。
「ヒロくん」の誕生日を、タイトルそのままバニーコスプレで祝うというもの。
既に冒頭から酔っぱらっていて、ノリノリな「陽姉ちゃん」が楽しいです。
111:「オシカケいもうと!」
表題そのまま、お姉ちゃんほか年上女性が多い中で珍しい年下ヒロインです。
独り暮らしをしていた兄のマンションへ押し掛けてきた妹「千晶」
近親ながらも相思相愛で、耐えられなくなったのが家を出た理由だったのです。
ああして育ってきたならば、普通はこうならないだろうなぁ。
妹「千晶ちゃん」はもう悩む時期を過ぎてふっ切れているようで、積極的にアプローチしています。
裸エプロンとかしてましたよー。
童顔な割りに立派なサイズで、そりゃー近くで暮らしていたら目の毒。
そもそも兄も好意を押し殺していたので、目出度くえっち発展するのでした。
なお、こうした展開もある意味納得なオチが待っています。
131:「ウェイトレスさんいただきます」
ファミレスでウェイトレスとして働く「杉田」さん。
店長の協力もあり、常連客でもある意中の彼「タニオ」にアプローチするのでした。
いわゆるオープン中、店内でのえっち。
どこまで予定通りかは不明ですが、この漫画ではキチンと店長の了解をもらっていて。
よくある他のえっち発展ものと違い、いちおう真っ当。
(※良いかどうかは別ね)
制服で有名な某店舗のようなコスチュームで、もともとの巨乳とポニーテールがよくお似合い。
ごく可愛らしい娘さんなんですが、このお話にはオチがあり。
コメディーちっくな結末となっていたものの、かなりバタバタとした急展開。
あれは、前フリがないと分からないですよ。
単に常連客にアピールした、ってので良かったのでは。
151:「新人クンと呼ばないで!」
新人「辻原」に大量な仕事を預け、残業させた先輩「アヤミネ」
実はその仕事は既に終わったもので、単に彼を居残らせるための方便だったのです。
その真意は…
”男性のサイズ当てが密かな特技”
という彼女に目をつけられたことだったのでした。
目視でのサイズ計測、なーんて特技はだいたい男性のものなんですが。
こちらの「アヤミネさん」は普段股間ばかり見ているのかしら。
ほか男性に忠告もされていたので、彼女のそうした行動は有名なものみたい。
新人「辻原くん」のソレは社長賞クラスのもので、お眼鏡に叶ったらしく、えっち発展。
彼はだいぶ可愛らしい事を言ってたものの、ちと荷が勝ち過ぎかと。
「アヤミネさん」を縛るのは無理だと思うよ。
171:「ワタシの男の娘」
理事長が父親だという「楓」
男子ながら、それを隠して女学校へ通っていたんですが。
女子寮で相部屋の先輩「京香」は、さすがその事実をなんとなく察していたのでした。
彼女…いや彼が体育授業中に倒れ。
それを聞いていた「京香さん」が部屋に戻って介抱しようとしたのが切っ掛け。
髪をみつ編みにしてる「楓」は、女の子でも全く疑われないような容姿。
大事に育てられたためか、男性自身を静める術を知らぬようでした。
まぁ、可愛らしいこと(笑)
そんな訳で、「京香さん」による指導えっちです。
”カタチ違うけどヤルことだいたい同じ”という思考が可笑しい。
まぁ、確かにそうだ。
体操服はブルマなようですし、モブの女生徒も可愛く。
シリーズで見たい作品でした。
191:「放課後の文絵センセイ」
教師・生徒のカップル。
単に付き合ってるというより、2人は既に夫婦のような親しさを感じました。
彼氏「近藤隆也」と親しい、女生徒「吉野」さん。
それに嫉妬する教師「西原文絵」という図が楽しい。
オチでの台詞も納得。
「文絵さん」は教師という立場を生かし、やんわり釘をさしたりしております。
生徒指導室でのプレイ。
2人きりになると、途端に可愛らしくなる「文絵さん」がキュートでした。
体育教師からもアプローチされてるようでしたが、それも納得な美人教師という彼女。
普段は強い態度なので、男子生徒から”密かな人気”がありそう。
えっちでは好意が暴走気味で、かなりのがっついてました。
※左:ウェイトレス「杉田さん」、右:教師「西原文絵」
211:「お姉ちゃんキュ~接近!」
「私にとっては法律よりも太一との約束の方がはるかに大切なのっ!!!」
そんな台詞が楽しい姉弟の近親系。
あのコマは良かったです。
なかなかブッ飛んだお姉ちゃんで、独りプレイを目撃されても平然としていました。
(※しかも、ネタは彼の下着)
そうしたお姉ちゃんでしたが…弟「太一」くんは真っ当。
クラスでからかわれていたらしく、そうした環境が常識的にしたのかも。
その点、お姉ちゃんは(良くも悪くも)他人の意見に耳を貸さなそう。
幼少期の約束もそうなんですけど、何があったのか彼に相当ベタ惚れで。
たまらなくなったお姉ちゃんからの誘いでえっち発展しております。
いちおう、直接行為どころかキスもこちらが初のこと。
「もう少し先の予定だった~」なんて台詞もあり。
彼が思春期なので遠慮していたのか、過程を楽しんでいたのか、って雰囲気でした。
【 その他 】
以上、本日は「珠樹やよい」センセでした。
こちらが初単行本とのこと。
おめでとうございます!
全体的に良い出来栄えでした。
基本明るめなラブコメながら、上でもちょろっと触れたそのまま姉妹対決シーンが心にグサリと差刺さり(笑)
もう少し、女同士の辛辣な交流が欲しい気もありましたが。
気になった漫画運びなどがスムーズに、テンポ良くなってくれば、好みにガッチリ合いそう。
個人的には教師「西原さん」も好き。
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・絵柄 :●●●●◎
・お話 :●●●◎○
・漫画 :●●●○○
・独創性:●●●◎○
・属性 : [成年] ラブコメ、お姉さん、年上
・構成 : 初単行本、カラー(12P)、短編×11話収録
(うち「姉はぐ!」×5)
・おまけ: 合間に「姉はぐ!」キャラクター紹介。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「珠樹やよい(たまき・やよい)」センセの「姉はぐ! Ane-Hagu」です。
※必見・姉妹対決
【 構成・絵柄 】
収録は表題シリーズと短編。
メインの連続話はWヒロインで、そこそこ繋がりあるもの。
単独からラストは複数というお約束な流れです。
こちらには”ひと味あった”ので、詳しくは後述しますね。
そのほか短編も含め、ジャンルはラブコメ。
楽しく派手目に仕上がっておりました。
コメディーっぽいくだりも多かったです。
タイトル通りお姉ちゃんが多く、だいたいのヒロインも年上。
色っぽさというより可愛らしい娘さんが揃っています。
しなやかな線での作画。
黒色が綺麗です。
全体の色づき・濃淡は適度なくらい。
描き込みも過不足は感じません。
中小のコマ割り賑やかで、はみ出し・ぶち抜きも頻繁。
それでも枠間は比較的確保されていました。
表情豊かで、表現はやや大仰。
どことなくコメディーちっくに見えます。
服装ほか背景・小物も特に違和感はありません。
くりっとした目が特徴の人物絵。
身長あるものの、可愛くまとまっているお姉さん絵柄。
皆さん迫力あるスタイルとなっていました。
えっちシーンではちらほら内蔵描写あったので注意。
全体的に作画面はバランスの良い仕上がりでした。
唯一気になったのは、漫画の流れみたいな部分。
スムーズさに欠け、ガタカタとしたお話運び。
説明が難しいですが、丸ではなくて五角形、六角形が転がっているようなイメージです。
作画の判断については、↓表紙・裏表紙で問題ないでしょう。
【 収録話 】 11話収録
003:「姉はぐ!」 5話 カラー原稿あり
突然両親を亡くし、叔父宅に引き取られた「折原(ヒロ)」くん。
まだ現実を受け入れることができず、塞ぎ込んでいたんですが。
彼を心配した「陽姉」ちゃんは身体を張って慰めるのでした。
だいたいそんなんが冒頭話「姉はぐ!」
表題シリーズですね。
お話の流れとしては…
「つらい時はおっぱいだ」
そんな、こないだ読んだ漫画「BOX!-パンドラデイズ-/佐伯」の文言が思い出されるようなもの。
まぁ、思春期の男子(でなくても、か)を元気づけるのは、そうしたのが一番。
本当かどうか、除霊にもえっちが有効だという話もあり、元気の源なのでしょう。
彼が塞いでいた場所が、山奥の神社。
そちらでのえっち展開です。
「陽姉ちゃん」は”慰めれるだけのサイズ”の持ち主で、やや頑なであった彼を一発で篭絡していました。
次のエピソードが2度目の行為だったので、冒頭のカラー原稿部分はだいぶ後の風景なようです。
2話目「姉はぐ!!」は体操服姿の「陽姉ちゃん」を彼が半ば強引に体育用具室へと連れ出す冒頭。
こちらの学校はブルマらしく、髪をアップにした彼女はまた違った魅力があり。
そんな姿の彼女と、どうにか~という思考も、至極当然でしょう。
前述したよう、こちらが2回目のえっち。
「陽姉ちゃん」も”関係を盤石に”なんて考えており、多少のイレギュラーあったもののごくスムーズに展開していました。
後半の「ヒロくん」のお願いに注目。
そんな趣味か。
※左:陽姉、右:月姉
「月姉」こと「月音」さんがメインとなる3話目「姉はぐNEXT」
姉である「陽姉ちゃん」が彼とえっちしているのに勘付いた彼女が、夜這いをかける流れ。
ちょうど↓表紙みたいなネグリジェです。
長い黒髪と黒下着がえっち。
性格は「陽姉ちゃん」と全く異なり、そうしたイメージカラーそのままという感じ。
「ヒロくん」も冒頭話のようなトゲトゲしさなく、また寝込み襲われたこともあって、されるがままとなっていました。
そちらのオチから直接続く4話目「姉はぐFINAL」
こちらの冒頭が好き。
いやぁ、揉めてましたねー。
わははは。
そんな訳で、彼を巡っての姉妹バトルが見れます。
「ヒロくん」は止めるの早いよー。
まぁ、結局は複数えっちに発展していくんですが。
皆仲良く~みたいなセオリーと違って、リアルさあって楽しい。
それもあっさり流れることなく、「陽姉」・「月姉」の姉妹でのやり取りが良かった。
2人の性格がよく出てました。
もっとそんなん見たかったですね。
オチには衝撃(笑)な展開が。
漫画ではほぼ描かれなかったので、ちょっと残念でした。
シリーズ…あるかな?
あ、5話目の「姉はぐBunnyTime」もカラー原稿で8ページのショート。
「ヒロくん」の誕生日を、タイトルそのままバニーコスプレで祝うというもの。
既に冒頭から酔っぱらっていて、ノリノリな「陽姉ちゃん」が楽しいです。
111:「オシカケいもうと!」
表題そのまま、お姉ちゃんほか年上女性が多い中で珍しい年下ヒロインです。
独り暮らしをしていた兄のマンションへ押し掛けてきた妹「千晶」
近親ながらも相思相愛で、耐えられなくなったのが家を出た理由だったのです。
ああして育ってきたならば、普通はこうならないだろうなぁ。
妹「千晶ちゃん」はもう悩む時期を過ぎてふっ切れているようで、積極的にアプローチしています。
裸エプロンとかしてましたよー。
童顔な割りに立派なサイズで、そりゃー近くで暮らしていたら目の毒。
そもそも兄も好意を押し殺していたので、目出度くえっち発展するのでした。
なお、こうした展開もある意味納得なオチが待っています。
131:「ウェイトレスさんいただきます」
ファミレスでウェイトレスとして働く「杉田」さん。
店長の協力もあり、常連客でもある意中の彼「タニオ」にアプローチするのでした。
いわゆるオープン中、店内でのえっち。
どこまで予定通りかは不明ですが、この漫画ではキチンと店長の了解をもらっていて。
よくある他のえっち発展ものと違い、いちおう真っ当。
(※良いかどうかは別ね)
制服で有名な某店舗のようなコスチュームで、もともとの巨乳とポニーテールがよくお似合い。
ごく可愛らしい娘さんなんですが、このお話にはオチがあり。
コメディーちっくな結末となっていたものの、かなりバタバタとした急展開。
あれは、前フリがないと分からないですよ。
単に常連客にアピールした、ってので良かったのでは。
151:「新人クンと呼ばないで!」
新人「辻原」に大量な仕事を預け、残業させた先輩「アヤミネ」
実はその仕事は既に終わったもので、単に彼を居残らせるための方便だったのです。
その真意は…
”男性のサイズ当てが密かな特技”
という彼女に目をつけられたことだったのでした。
目視でのサイズ計測、なーんて特技はだいたい男性のものなんですが。
こちらの「アヤミネさん」は普段股間ばかり見ているのかしら。
ほか男性に忠告もされていたので、彼女のそうした行動は有名なものみたい。
新人「辻原くん」のソレは社長賞クラスのもので、お眼鏡に叶ったらしく、えっち発展。
彼はだいぶ可愛らしい事を言ってたものの、ちと荷が勝ち過ぎかと。
「アヤミネさん」を縛るのは無理だと思うよ。
171:「ワタシの男の娘」
理事長が父親だという「楓」
男子ながら、それを隠して女学校へ通っていたんですが。
女子寮で相部屋の先輩「京香」は、さすがその事実をなんとなく察していたのでした。
彼女…いや彼が体育授業中に倒れ。
それを聞いていた「京香さん」が部屋に戻って介抱しようとしたのが切っ掛け。
髪をみつ編みにしてる「楓」は、女の子でも全く疑われないような容姿。
大事に育てられたためか、男性自身を静める術を知らぬようでした。
まぁ、可愛らしいこと(笑)
そんな訳で、「京香さん」による指導えっちです。
”カタチ違うけどヤルことだいたい同じ”という思考が可笑しい。
まぁ、確かにそうだ。
体操服はブルマなようですし、モブの女生徒も可愛く。
シリーズで見たい作品でした。
191:「放課後の文絵センセイ」
教師・生徒のカップル。
単に付き合ってるというより、2人は既に夫婦のような親しさを感じました。
彼氏「近藤隆也」と親しい、女生徒「吉野」さん。
それに嫉妬する教師「西原文絵」という図が楽しい。
オチでの台詞も納得。
「文絵さん」は教師という立場を生かし、やんわり釘をさしたりしております。
生徒指導室でのプレイ。
2人きりになると、途端に可愛らしくなる「文絵さん」がキュートでした。
体育教師からもアプローチされてるようでしたが、それも納得な美人教師という彼女。
普段は強い態度なので、男子生徒から”密かな人気”がありそう。
えっちでは好意が暴走気味で、かなりのがっついてました。
※左:ウェイトレス「杉田さん」、右:教師「西原文絵」
211:「お姉ちゃんキュ~接近!」
「私にとっては法律よりも太一との約束の方がはるかに大切なのっ!!!」
そんな台詞が楽しい姉弟の近親系。
あのコマは良かったです。
なかなかブッ飛んだお姉ちゃんで、独りプレイを目撃されても平然としていました。
(※しかも、ネタは彼の下着)
そうしたお姉ちゃんでしたが…弟「太一」くんは真っ当。
クラスでからかわれていたらしく、そうした環境が常識的にしたのかも。
その点、お姉ちゃんは(良くも悪くも)他人の意見に耳を貸さなそう。
幼少期の約束もそうなんですけど、何があったのか彼に相当ベタ惚れで。
たまらなくなったお姉ちゃんからの誘いでえっち発展しております。
いちおう、直接行為どころかキスもこちらが初のこと。
「もう少し先の予定だった~」なんて台詞もあり。
彼が思春期なので遠慮していたのか、過程を楽しんでいたのか、って雰囲気でした。
【 その他 】
以上、本日は「珠樹やよい」センセでした。
こちらが初単行本とのこと。
おめでとうございます!
全体的に良い出来栄えでした。
基本明るめなラブコメながら、上でもちょろっと触れたそのまま姉妹対決シーンが心にグサリと差刺さり(笑)
もう少し、女同士の辛辣な交流が欲しい気もありましたが。
気になった漫画運びなどがスムーズに、テンポ良くなってくれば、好みにガッチリ合いそう。
個人的には教師「西原さん」も好き。
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■母妻互姦 (杜若かなえ)
★まんがデーター [7.0/20.0]
・絵柄 :●●○○○
・お話 :●●○○○
・漫画 :●○○○○
・独創性:●●○○○
・属性 : [成年] 近親、母親、妹
・構成 : 初単行本、カラー(4P)、短編×6話収録
(うち「麗花艶花」×3、「母妻互姦」×3)
・おまけ: あとがき、キャラクター紹介、カラー描き下ろし「麗花艶花(泡沫)」。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「杜若かなえ(かきつばた・かなえ)」センセの「母妻互姦」です。
※母娘の図
【 構成・絵柄 】
収録は連続話のみという単行本。
3話づつの中編が2本という構成です。
描き下ろしの1話は後日談みたいなショートで、そちらがカラー原稿でした。
メインがバトンタッチするようなWヒロイン漫画ですわね。
表題作も同じく2名のヒロインが登場。
故あって協力関係にあったそちらと違い、対決みたいなのが楽しめます。
ジャンルは近親モノ。
成年漫画らしく、ほぼ躊躇なくえっちに発展しておりました。
収録のネタとしては母親押しなので、好みな方には良いでしょう。
そうしたお話はともかく、次の作画面が大きなマイナス。
成年漫画なので、小さくない問題だと思います。
読んでいてあちこち引っ掛かってしまったため、個人的にはお話自体をしっかり楽しめませんでした。
強く濃い線での作画。
全体の色づきはそこそこで、くっきりとした黒の目立つ色彩です。
描き込みはやや軽いものの、不足感はありません。
中小で大きめなコマ割りで、適度に枠間があります。
ぱっと見で強さあり、迫力ある漫画となってました。
目立つ線の乱れはないものの、崩れは頻繁で目立っていて。
特にコマ内配置でのバランスの悪さは致命的。
流れでの漫画カット絵にも、違和感を感じるところがちらほらありました。
引き絵も非常に弱く、途端に全体のサイズ比率が崩れる印象です。
しっかり鼻筋ある人物絵は、横長な目のリアル寄りな美人系。
むちっと豊かなスタイルでした。
やや鋭角的で表情は硬め。
バストアップ絵での手など、動きが加わるとまたバランス面が引っ掛かります。
前述したようなリアルさあるものなので、ちょっとした点が気になりやすい不利なタイプでしょう。
背景や小物も弱く、足を引っ張っている感じさえしました。
表現も同様。
もう少し…あちこち全般的に丁寧さが欲しいところです。
判断については、裏表紙のカット絵か、「ティーアイネット」さんHPが良いでしょう。
(ぱっと分かり辛いチョイスではありましたが)
【 収録話 】 6話収録
003:「麗花艶花(泡沫)」 カラー描き下ろし
007:「麗花艶花(一輪)」
045:「麗花艶花(双華)」
父親の再婚によって母・妹ができた「宮代拓也」
特に義妹「紗耶」とは近く、成長した彼女に女を感じるようになっており。
ふとした偶然から、彼女の風呂場を覗いていたところ。
義母「雪月」と鉢合わせしてしまったのでした。
だいたいそんな切っ掛け。
※左:義妹「紗耶」、右:義母「雪月」
想像もつかないですが、実際にそうした場面に遭遇した義母はどうするのが正解なんでしょう。
デリケートな年頃だし、ああした行動は非血縁ならではという感じで、真っ当な気もするし…。
ちなみに、初対面時「紗耶ちゃん」はある程度小さかった(低学年くらい?)ので。
少なくとも5、6年共に生活していた相手に、異性を感じるものか、どうか。
分かんないですね。
義妹「紗耶ちゃん」はショートカットのさっぱりとした健康的美人。
友人の台詞そのまま、良い具合に成長していました。
気になるのも当然か。
…で、先ほどの問題なんですが。
こちらの義母「雪月さん」は、苦しんでいる(笑)息子のため、お手伝いをするのでした。
「お父さんがずっと単身赴任でホントは苦しいの…」
なんて本音も。
わざわざソコまで言うこっちゃないと思いますが、まぁ漫画では些細な事。
2話目は「紗耶ちゃん」のターン。
やや漫画でが分かり辛いですが、「拓也くん」は先のエピソードで彼女の下着もネタにしていて。
それに気付いた「紗耶ちゃん」が、単独えっちを加速させる展開です。
もしかしたら、回想そのまま先にネタとしていたのは、彼女の方だったのかも。
そう考えると、クラスに顔を出したりする1話目の行動がまた可愛く見えますね。
いちおう漫画では、これ以前に「雪月さん」との行為を目撃しており、それが枷を壊したようになってましたが。
さて、ともかく思い悩む娘を助けたのは…母「雪月さん」
この漫画での最強キャラですわね。
「拓也くん」とのえっちが常習化していた「雪月さん」
彼に拘束・目隠しプレイを提案したのでした。
あとの展開は概ね想像とおり。
照れからか、下着そのままな「紗耶ちゃん」がキュートでした。
カラー描き下ろしの「麗花艶花(泡沫)」はお風呂場での複数プレイ。
なぜか2人とも競泳水着でしたよ。
085:「母妻互姦」
123:「母妻互姦(二枕)」
159:「母妻互姦(睦枕)」
隣に住む若い学生「平沼翼」の独りプレイを偶然目撃した人妻「羽崎巴」
彼がネタにしていた写真が自分のものだと知った「巴」は、彼の部屋を訪ねることとしたのでした。
ごく簡単にはそんなオープニング。
こちらが表題作。
窓開けたまま独りでしないように。
しかも、あんな窓際で、見てくれってアピールしてるみたい。
…あ、そもそもわざとなのか。
旦那いるものの、ご無沙汰で持て余していた「巴さん」が積極的。
誘いえっちでした。
お話は中盤からがメイン。
さて、写真の相手は誰だったんでしょうか?
まぁ…タイトルでバレバレだとは思いますが(笑)
※左:人妻「羽崎巴」、右:母「平沼色羽」
2話目は彼の母「平沼色羽」さんが登場。
台詞にあったそのまま、髪型から服装の雰囲気まで本当にそっくり。
漫画だねぇ。
いちおう、ホクロ位置で見分けつくようになっていました。
彼をああした要因であるため、「色羽さん」はなかなかぶっ飛んだキャラクター。
久しぶりだというえっちを堪能してます。
しかし、よくあれで独り暮らしとかさせたなぁ。
何を見せつけてるんだか…。
そんなこんなで、3話目。
こうしたWヒロイン漫画のセオリーそのまま。
ラストのえっち対決を含めた、色々なプレイが展開されていました。
2話目で、ああまでされていた「巴さん」
確かにご無沙汰ではあるようでしたが、旦那との関係も悪くなく(たぶん)
別に、それほど彼に執着する理由もあまりないと思うんですけどね。
ついでに言えば。
「色羽さん」はああまで溺愛している「翼くん」の近くに、わざわざ他の女性を置く理由がありません。
そもそも彼も「巴さん」に母親の姿を重ねていただけでしたし。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「杜若かなえ」センセでした。
こちらが初単行本とのこと。
おめでとうございますー。
ネットで見たところ、まだ日が浅いらしく。
出版社さんが押してるのかな。
ちょっと期待していたんですが、概ね前述した通り。
作画面は悪くない点もあったので、安定してくれれば…。
頑張って下さい。
お話的には母・妹の「麗花艶花」はもう少しだったので、今後良くなってくればいいですね。
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
・絵柄 :●●○○○
・お話 :●●○○○
・漫画 :●○○○○
・独創性:●●○○○
・属性 : [成年] 近親、母親、妹
・構成 : 初単行本、カラー(4P)、短編×6話収録
(うち「麗花艶花」×3、「母妻互姦」×3)
・おまけ: あとがき、キャラクター紹介、カラー描き下ろし「麗花艶花(泡沫)」。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「杜若かなえ(かきつばた・かなえ)」センセの「母妻互姦」です。
※母娘の図
【 構成・絵柄 】
収録は連続話のみという単行本。
3話づつの中編が2本という構成です。
描き下ろしの1話は後日談みたいなショートで、そちらがカラー原稿でした。
メインがバトンタッチするようなWヒロイン漫画ですわね。
表題作も同じく2名のヒロインが登場。
故あって協力関係にあったそちらと違い、対決みたいなのが楽しめます。
ジャンルは近親モノ。
成年漫画らしく、ほぼ躊躇なくえっちに発展しておりました。
収録のネタとしては母親押しなので、好みな方には良いでしょう。
そうしたお話はともかく、次の作画面が大きなマイナス。
成年漫画なので、小さくない問題だと思います。
読んでいてあちこち引っ掛かってしまったため、個人的にはお話自体をしっかり楽しめませんでした。
強く濃い線での作画。
全体の色づきはそこそこで、くっきりとした黒の目立つ色彩です。
描き込みはやや軽いものの、不足感はありません。
中小で大きめなコマ割りで、適度に枠間があります。
ぱっと見で強さあり、迫力ある漫画となってました。
目立つ線の乱れはないものの、崩れは頻繁で目立っていて。
特にコマ内配置でのバランスの悪さは致命的。
流れでの漫画カット絵にも、違和感を感じるところがちらほらありました。
引き絵も非常に弱く、途端に全体のサイズ比率が崩れる印象です。
しっかり鼻筋ある人物絵は、横長な目のリアル寄りな美人系。
むちっと豊かなスタイルでした。
やや鋭角的で表情は硬め。
バストアップ絵での手など、動きが加わるとまたバランス面が引っ掛かります。
前述したようなリアルさあるものなので、ちょっとした点が気になりやすい不利なタイプでしょう。
背景や小物も弱く、足を引っ張っている感じさえしました。
表現も同様。
もう少し…あちこち全般的に丁寧さが欲しいところです。
判断については、裏表紙のカット絵か、「ティーアイネット」さんHPが良いでしょう。
(ぱっと分かり辛いチョイスではありましたが)
【 収録話 】 6話収録
003:「麗花艶花(泡沫)」 カラー描き下ろし
007:「麗花艶花(一輪)」
045:「麗花艶花(双華)」
父親の再婚によって母・妹ができた「宮代拓也」
特に義妹「紗耶」とは近く、成長した彼女に女を感じるようになっており。
ふとした偶然から、彼女の風呂場を覗いていたところ。
義母「雪月」と鉢合わせしてしまったのでした。
だいたいそんな切っ掛け。
※左:義妹「紗耶」、右:義母「雪月」
想像もつかないですが、実際にそうした場面に遭遇した義母はどうするのが正解なんでしょう。
デリケートな年頃だし、ああした行動は非血縁ならではという感じで、真っ当な気もするし…。
ちなみに、初対面時「紗耶ちゃん」はある程度小さかった(低学年くらい?)ので。
少なくとも5、6年共に生活していた相手に、異性を感じるものか、どうか。
分かんないですね。
義妹「紗耶ちゃん」はショートカットのさっぱりとした健康的美人。
友人の台詞そのまま、良い具合に成長していました。
気になるのも当然か。
…で、先ほどの問題なんですが。
こちらの義母「雪月さん」は、苦しんでいる(笑)息子のため、お手伝いをするのでした。
「お父さんがずっと単身赴任でホントは苦しいの…」
なんて本音も。
わざわざソコまで言うこっちゃないと思いますが、まぁ漫画では些細な事。
2話目は「紗耶ちゃん」のターン。
やや漫画でが分かり辛いですが、「拓也くん」は先のエピソードで彼女の下着もネタにしていて。
それに気付いた「紗耶ちゃん」が、単独えっちを加速させる展開です。
もしかしたら、回想そのまま先にネタとしていたのは、彼女の方だったのかも。
そう考えると、クラスに顔を出したりする1話目の行動がまた可愛く見えますね。
いちおう漫画では、これ以前に「雪月さん」との行為を目撃しており、それが枷を壊したようになってましたが。
さて、ともかく思い悩む娘を助けたのは…母「雪月さん」
この漫画での最強キャラですわね。
「拓也くん」とのえっちが常習化していた「雪月さん」
彼に拘束・目隠しプレイを提案したのでした。
あとの展開は概ね想像とおり。
照れからか、下着そのままな「紗耶ちゃん」がキュートでした。
カラー描き下ろしの「麗花艶花(泡沫)」はお風呂場での複数プレイ。
なぜか2人とも競泳水着でしたよ。
085:「母妻互姦」
123:「母妻互姦(二枕)」
159:「母妻互姦(睦枕)」
隣に住む若い学生「平沼翼」の独りプレイを偶然目撃した人妻「羽崎巴」
彼がネタにしていた写真が自分のものだと知った「巴」は、彼の部屋を訪ねることとしたのでした。
ごく簡単にはそんなオープニング。
こちらが表題作。
窓開けたまま独りでしないように。
しかも、あんな窓際で、見てくれってアピールしてるみたい。
…あ、そもそもわざとなのか。
旦那いるものの、ご無沙汰で持て余していた「巴さん」が積極的。
誘いえっちでした。
お話は中盤からがメイン。
さて、写真の相手は誰だったんでしょうか?
まぁ…タイトルでバレバレだとは思いますが(笑)
※左:人妻「羽崎巴」、右:母「平沼色羽」
2話目は彼の母「平沼色羽」さんが登場。
台詞にあったそのまま、髪型から服装の雰囲気まで本当にそっくり。
漫画だねぇ。
いちおう、ホクロ位置で見分けつくようになっていました。
彼をああした要因であるため、「色羽さん」はなかなかぶっ飛んだキャラクター。
久しぶりだというえっちを堪能してます。
しかし、よくあれで独り暮らしとかさせたなぁ。
何を見せつけてるんだか…。
そんなこんなで、3話目。
こうしたWヒロイン漫画のセオリーそのまま。
ラストのえっち対決を含めた、色々なプレイが展開されていました。
2話目で、ああまでされていた「巴さん」
確かにご無沙汰ではあるようでしたが、旦那との関係も悪くなく(たぶん)
別に、それほど彼に執着する理由もあまりないと思うんですけどね。
ついでに言えば。
「色羽さん」はああまで溺愛している「翼くん」の近くに、わざわざ他の女性を置く理由がありません。
そもそも彼も「巴さん」に母親の姿を重ねていただけでしたし。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「杜若かなえ」センセでした。
こちらが初単行本とのこと。
おめでとうございますー。
ネットで見たところ、まだ日が浅いらしく。
出版社さんが押してるのかな。
ちょっと期待していたんですが、概ね前述した通り。
作画面は悪くない点もあったので、安定してくれれば…。
頑張って下さい。
お話的には母・妹の「麗花艶花」はもう少しだったので、今後良くなってくればいいですね。
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■BOX! -パンドラデイズ- (佐伯)
★まんがデーター [20.0/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●●
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●●
・属性 : [一般] ラブコメ、大学生、サークル、青春
・構成 : カラー(8P)、8話収録、現在1巻まで発売中。
・おまけ: カバー裏に別絵・4コマ。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「佐伯(さえき)」センセの「BOX! -パンドラデイズ- 1巻」です。
※パジャマパーティー(BOX!ヒロインズ)
【 構成・絵柄 】
収録は2巻以降へと続く長編。
同じ大学内でのオムニバス形式となっています。
お話毎に主役・周辺キャラが変わっていましたものの、頻繁に顔を出す主要人物もおり。
だいたいは、そのあたりメイン人物ら周辺でのエピソードになってます。
コレという骨太なストーリーはないものの、漫画内で季節は動いていて。
各話にそれなりの繋がりある、同一世界での連続話でした。
ほか、同大学内ながら必ずしも主要キャラと関係がある訳でなく。
特定サークルでのお話は、外伝話みたいな感じ。
キャラがゲスト・モブ的に顔を見せてることもしばしばあり、コマ隅まで楽しめるようになってます。
会話なども含め、2周目でも新たな発見があるでしょう。
お話はだいたいラブコメちっくなもの。
明るく楽しいだけでなく、ちょっとブラック気味な要素もあってリアル。
基本的には大学生活で青春してる、ってものなんですが、先に述べた外伝的なものらはちょっと独特な色がありました。
なお、一般ながらサービスカットも頻繁。
毎回でないもののの、直接シーンまでしっかり描かれております。
しなやかな極細線での作画。
全体の色づきは適度なくらいで、白比率もそこそこ。
淡い濃淡具合のさっぱりとした雰囲気です。
コマ割りはやや細かめ。
場面に合わせた変化もあってお上手。
全体的に見易くまとまっていました。
人物絵はリアル・漫画の良い点を適度に残した感じ。
優れたバランス感覚があります。
表情や動き良く、背景や小物も違和感なく。
漫画には引っ掛かる個所なくテンポがあり、特にマイナス点はありません。
ほぼ変化はないので、判断は↓表紙・裏表紙で良いでしょう。
【 収録話 】 8話収録
とある大学の各サークル・大学生をメインとした漫画。
各話はそのどちらか、誰かがピックアップされていました。
基本的には1話完結なタイプですね。
多くのキャラが登場する、偶像劇的な長編となっています。
ただ、前述したようによく登場してくる主要人物みたいなのもおり。
ある程度人物が出揃ってきて、世界が広がるに従って、より面白味が増す漫画となっています。
そんな訳で、ブログ書く際に人物一覧を作成しました。
せっかくなので、↓こちらにも掲載しておきます。
【 BOX! 主要登場人物一覧 】※見方:性別「なまえ」メモ サークル名 (主要登場話数)、の順です。
女「桜庭」ビッチ かけもち (1、3、4、5、8話)
女「麻宮」元女子高 資格取得研 (1、5話)
男「城野」やりちん 資格取得研 (1話)
女「姫乃」姫、アニメ漫画同好会 (2話)
女「鮎川ひな」ツインテール アニメ漫画同好会 (2話)
男「坂元」従者 アニメ漫画同好会 (2話)
女「左近ひより」眼鏡 映研 (4、5、8話)
男「三好健太」普通 映研 (4、5、8話)
男「田崎真治」前髪長い 映研 (4、5、8話)
女「カヅホ」ベリーショート 柔術? (5話)
男「宇梶稔実」四角眼鏡 軽音部 (5、7話)
女「松島のぞみ」太め 漫研・英会話サークル (6話)
女「黒岩司」野暮ったい 漫研 (6話)
女「濱野リン」社交的 無所属(7話)
女「アヤ」リンの友人 無所属(7話)
※左:「麻宮さん」、右:「桜庭さん」
サークル活動開始の1話目はカラー原稿から。
入学した「あさみー」こと「麻宮」さんの主役回。
4ページのうち、1ページはもくじ絵、見開きでタイトル、実質漫画部分1ページ。(…と1コマ)
ただ、それだけでこの漫画がどんなんか示されていました。
おそらく最も登場回数が多いだろう「桜庭」さんが素敵。
↓表紙ほか前後の折り返し、あとがき、もくじ・中表紙…などの全てに目立つ描かれ方をしており、実質主人公という感じ。
そんな冒頭がため、「城野」くんみたいなのに引っ掛かるんだろうなぁ。
よくある感じの流れでしたが…まぁ、無事で何より。
後半ではその「桜庭さん」のまた違う一面が見られるので、お楽しみに。
そう言えばここで柔術使っていましたわね。
2話目はガラリと雰囲気を変え、「アニメ漫画同好会」内のお話。
大学のサークル連合に所属していない”野良サー”で、やや閉鎖的な雰囲気。
それがため、「姫乃」さんは名前そのままサークル内では姫として君臨していたのでした。
後輩である1年生「鮎川ひな」がそこに加わったため、安定していたそこが揺らぎ始めるという感じ。
ああ、こんなんありそうだなぁ。
「ひなちゃん」がゲスいのは、表立って反乱するのではなく、内側からじわじわ浸食してくるような点。
これでどうなるんだろう、って思っていたら、後半では意外な展開に…。
他キャラと絡む雰囲気薄く、残念ながらこの後あまり登場しませんが。
(※モブで姿が見えます。8話)
3話目は「桜庭さん」の主役回。
大学漫画ですが、舞台は男の部屋で、サークル描写もまったくありません。
(実際はオチでちょろっとだけある)
フラれたという男性とダラダラ過ごす、実に彼女らしいエピソードになってます。
ほぼヌード状態なので、サービスカットも多く、そっち期待される方には幸せな回。
また、1話同様にああした言動ながら実に細やかな女性であると分かります。
4話目は映研メンバーのお話。
映研の3名と共に、またまた「桜庭さん」登場。
「田崎」くんの誘いで「左近ひより」ちゃん、「三好」くんらと共に海へ行く展開。
実はこちらの冒頭もカラー原稿。
今回の主役「三好くん」が、ごく近くにいた「ひよりちゃん」に恋する瞬間を見事に描いておりました。
眼鏡外してたしねー(笑)
何かと「田崎」・「桜庭」のコンビが楽しい。
「つらい時はおっぱいだ」
とか言ってましたが…その通りだと思います。
これまでのエピソードのうち、最も青春してる爽やかな仕上がりでした。
男子禁制のパジャマパーティーという5話目。
「桜庭さん」の誘いで、「麻宮さん」・「ひよりちゃん」らが彼女のアパートにお邪魔する流れ。
2人は宿舎での友人だそうです。
新キャラ「カヅホ」さんは「桜庭さん」の柔術仲間。
ベリーショート髪の変な人って印象。
まぁ、確かに「桜庭さん」とは気が合いそうでしたが。
なお、その下階に住んでいるのが、先の映研先輩「田崎くん」で。
そこには「三好くん」・新キャラ「宇梶」くんが遊びに来ていたのでした。
「宇梶くんは商売敵~」
という台詞は収録7話目で判明するので、お楽しみに(←要するにそっちでも出てくる)
真面目な「ひよりちゃん」はともかく、「桜庭さん」・「カヅホさん」が場をひっかきまわすため、「麻宮さん」が期待するような甘いパジャマパーティーになかなかならないのが楽しい。
前話と同じく「三好くん」が気にしていたため、最終的には合流(一瞬ね)することとなるんですが…実に漫画らしいオチとなっているので、お楽しみに。
6話目は2話目でちらと会話に出ていた漫研でのエピソード。
…というより、そちらに所属していた「松島のぞみ」・「黒岩司」の女子2人のお話です。
学生時代仲良かったものの、大学進学と共に「のぞみ」は垢抜けていき…みたいな流れ。
ああ、こんなんも実際にありそう。
雰囲気としては先の2話目と似た、サイドストーリーちっくでした。
そちらと違ってエロス度は低く、重量感が増してます。
百合漫画みたいね。
7話目は軽音部の飲み会風景。
部内にはいくつかバンドを抱えており、「ユカオワ」と称される人気バンドもおり。
そのファンだという友人「アヤ」のため、場を盛り上げることの好きな「リン」が頑張るというもの。
”空気を読み・作り、まわりのムードを支配していくのが好き”
…という彼女。
ただ、競争率の高い人気バンドがためか、中盤からは「リンちゃん」が制御できない、なかなかゲスい空気となってました。
結構な危機的状況に割って入ったのが、先の「宇梶くん」
どんなんなるかは秘密ね。
彼の言ってることはしごく真っ当で、あーしてキッチリとした意見できるのは素敵。
クライマックスでのライブシーンもかなりの迫力あり。
4話目と同じく、こちらも恋する瞬間が見事に描かれておりました。
良かったです。
飲み会後はけんもほろろな状態でしたが、「リンちゃん」の雰囲気からしてスゴスゴ引き下がるとも思えず。
今後の展開に期待。
※左:左近ひより、右:濱野リン
収録での最終8話目は、またまた映研の3名。
学祭の追い込みで、編集を頑張っていた「三好くん」
先輩「田崎くん」の勧めで、息抜きがてらAVを見ていたところ…そこに応援で来た「ひよりちゃん」が鉢合わせるという流れ。
ただ、さすがは「田崎くん」、そして「ひよりちゃん」
彼のテキトーな説明を真に受け、なぜか3名でのAV観賞会となるのでした。
なかなかドキドキなシチュエーション。
ここでえっち発展しないのは、現実的で成年指定漫画でないためですね(笑)
「ひよりちゃん」の魅力満載な1話に仕上がってます。
収録ヒロインのうち、最も可愛く描かれているのではないかなぁ。
【 その他 】
そんなこんなで本日は「佐伯」センセでした。
こちらのブログでは成年漫画「よわよわ YOWAYOWA」を紹介しています。
こちらは3冊目になるんでしょうか。
センセは別名義があり、「本橋翠」という名前でも1冊ありました。
そちらの成年単行本は2011年頃。
記憶の怪しいひでるさんが当然ソレを覚えている筈もなく(笑)
店頭をウロウロしていた発見した、賑やかな↓表紙に遅ればせながら釣り上げられました。
(※ちなみに、購入は16年01月のこと)
すぐ2巻出るかな。
話の構成、ちょっとでしたがエロス度合いなども好みな仕上がりで、続きの気になる漫画。
バニーで登場するらしい、「桜庭さん」に期待。
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●●
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●●
・属性 : [一般] ラブコメ、大学生、サークル、青春
・構成 : カラー(8P)、8話収録、現在1巻まで発売中。
・おまけ: カバー裏に別絵・4コマ。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「佐伯(さえき)」センセの「BOX! -パンドラデイズ- 1巻」です。
※パジャマパーティー(BOX!ヒロインズ)
【 構成・絵柄 】
収録は2巻以降へと続く長編。
同じ大学内でのオムニバス形式となっています。
お話毎に主役・周辺キャラが変わっていましたものの、頻繁に顔を出す主要人物もおり。
だいたいは、そのあたりメイン人物ら周辺でのエピソードになってます。
コレという骨太なストーリーはないものの、漫画内で季節は動いていて。
各話にそれなりの繋がりある、同一世界での連続話でした。
ほか、同大学内ながら必ずしも主要キャラと関係がある訳でなく。
特定サークルでのお話は、外伝話みたいな感じ。
キャラがゲスト・モブ的に顔を見せてることもしばしばあり、コマ隅まで楽しめるようになってます。
会話なども含め、2周目でも新たな発見があるでしょう。
お話はだいたいラブコメちっくなもの。
明るく楽しいだけでなく、ちょっとブラック気味な要素もあってリアル。
基本的には大学生活で青春してる、ってものなんですが、先に述べた外伝的なものらはちょっと独特な色がありました。
なお、一般ながらサービスカットも頻繁。
毎回でないもののの、直接シーンまでしっかり描かれております。
しなやかな極細線での作画。
全体の色づきは適度なくらいで、白比率もそこそこ。
淡い濃淡具合のさっぱりとした雰囲気です。
コマ割りはやや細かめ。
場面に合わせた変化もあってお上手。
全体的に見易くまとまっていました。
人物絵はリアル・漫画の良い点を適度に残した感じ。
優れたバランス感覚があります。
表情や動き良く、背景や小物も違和感なく。
漫画には引っ掛かる個所なくテンポがあり、特にマイナス点はありません。
ほぼ変化はないので、判断は↓表紙・裏表紙で良いでしょう。
【 収録話 】 8話収録
とある大学の各サークル・大学生をメインとした漫画。
各話はそのどちらか、誰かがピックアップされていました。
基本的には1話完結なタイプですね。
多くのキャラが登場する、偶像劇的な長編となっています。
ただ、前述したようによく登場してくる主要人物みたいなのもおり。
ある程度人物が出揃ってきて、世界が広がるに従って、より面白味が増す漫画となっています。
そんな訳で、ブログ書く際に人物一覧を作成しました。
せっかくなので、↓こちらにも掲載しておきます。
【 BOX! 主要登場人物一覧 】※見方:性別「なまえ」メモ サークル名 (主要登場話数)、の順です。
女「桜庭」ビッチ かけもち (1、3、4、5、8話)
女「麻宮」元女子高 資格取得研 (1、5話)
男「城野」やりちん 資格取得研 (1話)
女「姫乃」姫、アニメ漫画同好会 (2話)
女「鮎川ひな」ツインテール アニメ漫画同好会 (2話)
男「坂元」従者 アニメ漫画同好会 (2話)
女「左近ひより」眼鏡 映研 (4、5、8話)
男「三好健太」普通 映研 (4、5、8話)
男「田崎真治」前髪長い 映研 (4、5、8話)
女「カヅホ」ベリーショート 柔術? (5話)
男「宇梶稔実」四角眼鏡 軽音部 (5、7話)
女「松島のぞみ」太め 漫研・英会話サークル (6話)
女「黒岩司」野暮ったい 漫研 (6話)
女「濱野リン」社交的 無所属(7話)
女「アヤ」リンの友人 無所属(7話)
※左:「麻宮さん」、右:「桜庭さん」
サークル活動開始の1話目はカラー原稿から。
入学した「あさみー」こと「麻宮」さんの主役回。
4ページのうち、1ページはもくじ絵、見開きでタイトル、実質漫画部分1ページ。(…と1コマ)
ただ、それだけでこの漫画がどんなんか示されていました。
おそらく最も登場回数が多いだろう「桜庭」さんが素敵。
↓表紙ほか前後の折り返し、あとがき、もくじ・中表紙…などの全てに目立つ描かれ方をしており、実質主人公という感じ。
そんな冒頭がため、「城野」くんみたいなのに引っ掛かるんだろうなぁ。
よくある感じの流れでしたが…まぁ、無事で何より。
後半ではその「桜庭さん」のまた違う一面が見られるので、お楽しみに。
そう言えばここで柔術使っていましたわね。
2話目はガラリと雰囲気を変え、「アニメ漫画同好会」内のお話。
大学のサークル連合に所属していない”野良サー”で、やや閉鎖的な雰囲気。
それがため、「姫乃」さんは名前そのままサークル内では姫として君臨していたのでした。
後輩である1年生「鮎川ひな」がそこに加わったため、安定していたそこが揺らぎ始めるという感じ。
ああ、こんなんありそうだなぁ。
「ひなちゃん」がゲスいのは、表立って反乱するのではなく、内側からじわじわ浸食してくるような点。
これでどうなるんだろう、って思っていたら、後半では意外な展開に…。
他キャラと絡む雰囲気薄く、残念ながらこの後あまり登場しませんが。
(※モブで姿が見えます。8話)
3話目は「桜庭さん」の主役回。
大学漫画ですが、舞台は男の部屋で、サークル描写もまったくありません。
(実際はオチでちょろっとだけある)
フラれたという男性とダラダラ過ごす、実に彼女らしいエピソードになってます。
ほぼヌード状態なので、サービスカットも多く、そっち期待される方には幸せな回。
また、1話同様にああした言動ながら実に細やかな女性であると分かります。
4話目は映研メンバーのお話。
映研の3名と共に、またまた「桜庭さん」登場。
「田崎」くんの誘いで「左近ひより」ちゃん、「三好」くんらと共に海へ行く展開。
実はこちらの冒頭もカラー原稿。
今回の主役「三好くん」が、ごく近くにいた「ひよりちゃん」に恋する瞬間を見事に描いておりました。
眼鏡外してたしねー(笑)
何かと「田崎」・「桜庭」のコンビが楽しい。
「つらい時はおっぱいだ」
とか言ってましたが…その通りだと思います。
これまでのエピソードのうち、最も青春してる爽やかな仕上がりでした。
男子禁制のパジャマパーティーという5話目。
「桜庭さん」の誘いで、「麻宮さん」・「ひよりちゃん」らが彼女のアパートにお邪魔する流れ。
2人は宿舎での友人だそうです。
新キャラ「カヅホ」さんは「桜庭さん」の柔術仲間。
ベリーショート髪の変な人って印象。
まぁ、確かに「桜庭さん」とは気が合いそうでしたが。
なお、その下階に住んでいるのが、先の映研先輩「田崎くん」で。
そこには「三好くん」・新キャラ「宇梶」くんが遊びに来ていたのでした。
「宇梶くんは商売敵~」
という台詞は収録7話目で判明するので、お楽しみに(←要するにそっちでも出てくる)
真面目な「ひよりちゃん」はともかく、「桜庭さん」・「カヅホさん」が場をひっかきまわすため、「麻宮さん」が期待するような甘いパジャマパーティーになかなかならないのが楽しい。
前話と同じく「三好くん」が気にしていたため、最終的には合流(一瞬ね)することとなるんですが…実に漫画らしいオチとなっているので、お楽しみに。
6話目は2話目でちらと会話に出ていた漫研でのエピソード。
…というより、そちらに所属していた「松島のぞみ」・「黒岩司」の女子2人のお話です。
学生時代仲良かったものの、大学進学と共に「のぞみ」は垢抜けていき…みたいな流れ。
ああ、こんなんも実際にありそう。
雰囲気としては先の2話目と似た、サイドストーリーちっくでした。
そちらと違ってエロス度は低く、重量感が増してます。
百合漫画みたいね。
7話目は軽音部の飲み会風景。
部内にはいくつかバンドを抱えており、「ユカオワ」と称される人気バンドもおり。
そのファンだという友人「アヤ」のため、場を盛り上げることの好きな「リン」が頑張るというもの。
”空気を読み・作り、まわりのムードを支配していくのが好き”
…という彼女。
ただ、競争率の高い人気バンドがためか、中盤からは「リンちゃん」が制御できない、なかなかゲスい空気となってました。
結構な危機的状況に割って入ったのが、先の「宇梶くん」
どんなんなるかは秘密ね。
彼の言ってることはしごく真っ当で、あーしてキッチリとした意見できるのは素敵。
クライマックスでのライブシーンもかなりの迫力あり。
4話目と同じく、こちらも恋する瞬間が見事に描かれておりました。
良かったです。
飲み会後はけんもほろろな状態でしたが、「リンちゃん」の雰囲気からしてスゴスゴ引き下がるとも思えず。
今後の展開に期待。
※左:左近ひより、右:濱野リン
収録での最終8話目は、またまた映研の3名。
学祭の追い込みで、編集を頑張っていた「三好くん」
先輩「田崎くん」の勧めで、息抜きがてらAVを見ていたところ…そこに応援で来た「ひよりちゃん」が鉢合わせるという流れ。
ただ、さすがは「田崎くん」、そして「ひよりちゃん」
彼のテキトーな説明を真に受け、なぜか3名でのAV観賞会となるのでした。
なかなかドキドキなシチュエーション。
ここでえっち発展しないのは、現実的で成年指定漫画でないためですね(笑)
「ひよりちゃん」の魅力満載な1話に仕上がってます。
収録ヒロインのうち、最も可愛く描かれているのではないかなぁ。
【 その他 】
そんなこんなで本日は「佐伯」センセでした。
こちらのブログでは成年漫画「よわよわ YOWAYOWA」を紹介しています。
こちらは3冊目になるんでしょうか。
センセは別名義があり、「本橋翠」という名前でも1冊ありました。
そちらの成年単行本は2011年頃。
記憶の怪しいひでるさんが当然ソレを覚えている筈もなく(笑)
店頭をウロウロしていた発見した、賑やかな↓表紙に遅ればせながら釣り上げられました。
(※ちなみに、購入は16年01月のこと)
すぐ2巻出るかな。
話の構成、ちょっとでしたがエロス度合いなども好みな仕上がりで、続きの気になる漫画。
バニーで登場するらしい、「桜庭さん」に期待。
BOX! 1巻 (ヤングキングコミックス) コミック 2015/4/10 佐伯 (著)
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■パートタイム マナカさん 若妻援助交際記 (彩画堂)
★まんがデーター [14.5/20.0]
・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●○○
・漫画 :●●●●◎
・独創性:●●●○○
・属性 : [成年] 人妻、援交
・構成 : カラー(4P)、短編×9話収録、現在1巻まで発売中。
・おまけ: あとがき。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「彩画堂(さいがどう)」センセの「パートタイム マナカさん 若妻援助交際記」です。
※ヒロイン特集1:家庭の「愛花さん」
【 構成・絵柄 】
収録は1冊まるまるの長編漫画。
いちおう巻数表記なく、終わり方もひと段落っぽかったので、↑上では「1巻完結」としていましたが。
漫画自体は完全に終わりとなっておらず。
あるいは、サブタイトル変えたりなんだりして、この後も続くかもしれません。
…あ。
先ほど「ピザッツ」のサイトを確認したところ、「パートタイム マナカさん2nd」なんてありました。
まだ続いているみたい。
漫画は若妻主役の単独ヒロインもの。
関係性などは持ちこされており、各話の繋がりそこそこ。
そうストーリーちっくでなく、エピソードは1話で完結するタイプです。
ラブコメ、というとやや語弊ありますが、作品に暗い雰囲気なく、楽しい仕上がり。
肩の力を抜いて楽しめる漫画だと思います。
詳しくは後述しますね。
ただ、長編ながらシチュエーション・プレイなどはあまり幅なく。
ストーリーも明るい半面、深さなく。
長い割に勿体ない印象でした。
すぐ全裸となってしまうのも、個人的には空振り。
(好みで変わるとは思いますが)
なんというか、フェチっぽい色がないんですよ…。
さっぱりとした細線での作画。
全体の色づきはそこそこで、デジタルな彩色です。
ため、淡い濃淡となってます。
描き込みはやや軽めで、コマ割りは大人しめ。
強い枠線で枠間もたいてい確保されていて、収まりも良く。
すっきり見易いものでした。
目立つ乱れ・崩れもなく、綺麗にまとまっていて良好。
ただし、やや過ぎる感じもあり、パンチは弱めです。
人物絵は縦長で漫画っぽい可愛さのある、お姉さん絵。
それがため、漫画中に登場していた子供あり38歳人妻のコスプレ姿は、作中でコメディーちっくに描かれていましたが。
実際、そう違和感というほどではありません。(※ここも良くも悪くも、ですが)
収録のカラーは4ページほど。
彩色原稿がお上手で雑誌掲載時は多かったらしく、毎度のようにほか8ページほどが元カラー原稿を白黒にしたもの、となってます。
普通の白黒原稿と差が出てしまうんですね。
判断については、裏表紙のが良いと思います。
【 収録話 】 9話収録
22歳という若さで結婚した「愛花」さん。
旦那「洋一」との結婚生活はごく平凡ながらも良好。
特に問題なはかったものの、”少しでも収入の足しに”、とスーパーでパートをしていたのです。
そんな頃、同僚の年下男子「つばす」から告白されてしまい。
職場に居づらくなった彼女は違う仕事を探していたところ、秋葉原で時給の良い仕事を発見したのでした。
大雑把にはそんなオープニング。
そんな感じで人妻奮戦記みたいな漫画です。
言葉から感じられる熱血イメージはないですけどね。
”事情あって、望まぬ仕事を旦那に内緒のまま続けなければならない”
という、考えようによっては深刻で、そこそこの重さもあるんですが。
主人公「愛花さん」はそうした状況ながらも明るく、社長「灘クロマ」もいちおう真っ当(縁交は会員制で彼女の面接がある)であり。
そこに「彩画堂」センセのテイストが加わり、漫画はコメディーちっくに進んでおりました。
職場はいちおうコスプレ喫茶。
表向きは。
時給1500円というのがそちらで、店内で一般業務と呼ばれていた普通のウエイトレス業務です。
会員向けの店員は時給3000円。
制服が異なり(露出増える)、相手をした際には時給と別の取り分を受け取っています。
売春斡旋は法に触れる行為なので、コレ非合法。
そのため、刑事「太良橋(たらば)」が店の様子を伺う描写などもあり、もしコトが露見したら大変なことになりそう。
ただし、会員となっていた男性らはごく普通で、お話からブラックな色を排除していました。
※ヒロイン特集2:社長「クロマさん」と「愛花さん」
主人公「愛花さん」はコレという特徴ないものの、さっぱりとした清潔感ある美人。
近所の美人お姉さんという雰囲気です。
人妻ながら、バイト同僚「つばすくん」に告白されるのも納得。
そんな訳で、別の仕事を探していた彼女は、社長「クロマさん」の半ば強引な勧誘もあって、コスプレ喫茶での会員相手の仕事をすることとなるのでした。
コスチュームはなかなか恥ずかしげなもの。
↓表紙のソレですね。
最初の相手「青柳ゆうみ」は絵的にほぼ女性という男性。
ほっといてもそのうち彼女できそうなんですが、モテないという彼の筆下ろしをすることとなるのでした。
あの泣き落としみたいなのは、最初の相手として最適。
たぶん、社長「クロマさん」はワザとそうした男性を当てたんだろうなぁ。
えっちでも年上らしくサポートしてましたよ。
刑事「太良橋」が姿を見せ、緊張感あるオープニングの2話目。
さすがヤリ手な社長。
堂々とした対応をしてました。
お話は年上好きという友人を連れて来た、常連客「名栗」
社長「クロマさん」と共に4名での複数えっちです。
危機一髪、なオチに注目。
3話目は「ゆうみくん」が再登場。
変わらずぐるぐる迷っていた「愛花さん」を繋ぎとめるような役回りでした。
いい子だからなぁ。
また、オチではひと事件あり、完全に辞めれなくなってます。
漫画だねー。
冒頭では「愛花さん」の独りプレイがみれましたよ。
冒頭はもともとカラー原稿で、制服姿のままのえっちが描かれていた4話目。
あれは彩色原稿で見たかったなぁ。
前半ではまたさらにひと事件が(笑)
いやはや、漫画ですわねー。
察するところ、だいぶ儲かってるんだろうなぁ。
こちらの相手は冒頭話に登場していた、前のバイト同僚「つばすくん」
以前の顔見知りとのえっち展開です。
もともと好意を寄せていた相手だけに、彼は夢見心地でしょう。
合間に描かれていた社長「クロマさん」とのやり取りに注目。
ううむ、さすがはヤリ手社長。
見事な言い回しで、若い男性に妙な使命感を植え付けることに成功しています。
そんな社長の息子「大真(オーマ)」くんが登場する5話目。
冒頭の刑事の台詞と彼の態度に注目です。
故あって彼と逃走した「愛花さん」
追手を撒くため、川に飛び込んでいて。
びしょ濡れになってしまった事からの発展でした。
そもそも「大真くん」は初対面で好意をもってたみたいですけどね。
なお、仕事でのえっちでなかったためか、コメディーな漫画の雰囲気をひっくり返すかもしれないフィニッシュとなってます。
どうやら無事だったようですが。
6話でも再び「大真くん」とのプライベートえっち。
コレは社長にバレたらまた大変だぞ。
あんな母親がためか、彼は立派な好青年でした。
格好良い事言ってましたよ。
お話では「つばす」・「ゆうみ」と彼女の常連客が次々登場。
店外での接触もあり、なかなか大変な彼らの現実も垣間見えます。
まるで色街に通う時代劇モノみたい。
※ヒロイン特集3:お仕事中の「愛花さん」
故あって旦那が家を空けることとなり。
”1日プラン”ということで「つばすくん」に1日自由にされるという7話目。
色々とプランがあるんですね。
本当かどうか知りませんが、ざっと相場ネットで調べた限りでは、この店はやや高めな様子。
(※最近はまた値下がり傾向とかなんとか…)
なお、
「ちゃんとサービスしてるか確認する」
という理由でライブカメラで監視までされていました。
アレ、録画されて転売とかされてないだろうなぁ…。
しかし、1日中し続けるのというのは若い。
温泉旅行の8話目。
この漫画、「愛花さん」以外の女性は、社長「クロマさん」ほか2話目から顔を見せている眼鏡の女性「花波まゆの」さんくらいしか登場していないんですが。
会員向け店員の慰安旅行、ということで、カラー原稿にはほか6名くらいの姿が見えました。
(※露天風呂シーンなので、全員裸です)
こちらには「クロマさん」が溺愛する息子「大真くん」も参加していて。
”他女性と違ってガッツいていない”という理由で、「愛花さん」が相手をすることとなるのでした。
近親者になると、やっぱり勘は鈍るのかな。
こちらは「大真くん」との貸切風呂えっちです。
しかし…「愛花さん」はモテるねぇ。
久しぶりに旦那とのえっち(笑)が描かれる最終9話目。
先の6話と同じく、主要男性3名とのえっちが描かれます。
うち、「つばすくん」はメイド服姿での行為を要求したため、珍しく着衣えっちが描かれていました。
最後のオチもまた”いかにも漫画”という感じ。
果たして運が良いのか悪いのか…。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「彩画堂」センセでした。
当ブログでは、2009年頃の「おたくのメガミさん」が最後だったので、だいぶ久しぶり。
(※そのほか、「ハナさんの休日」、「派遣のむうこさん」、「ボクの成年貢献人」などを紹介してます)
いくつか読んでいる際に、
”ちょっと違うかなぁ”
…って、印象を受けていたので、ある程度距離をおいてたんですが。
今回は一般の成年漫画サイズ(A5判)で、キッチリ成年マークもあったので、久しぶりに手に取りました。
まぁ、タイトルから漫画まで、良くも悪くも…あまり変わんないですね。
単行本自体もサイズ違うだけで、いつもの小さい本(B6判)とほぼ同じ。
全然悪くはないんですが、特にコレというパンチなく。
ひでるさんは合わないのかもしれません。
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・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●○○
・漫画 :●●●●◎
・独創性:●●●○○
・属性 : [成年] 人妻、援交
・構成 : カラー(4P)、短編×9話収録、現在1巻まで発売中。
・おまけ: あとがき。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「彩画堂(さいがどう)」センセの「パートタイム マナカさん 若妻援助交際記」です。
※ヒロイン特集1:家庭の「愛花さん」
【 構成・絵柄 】
収録は1冊まるまるの長編漫画。
いちおう巻数表記なく、終わり方もひと段落っぽかったので、↑上では「1巻完結」としていましたが。
漫画自体は完全に終わりとなっておらず。
あるいは、サブタイトル変えたりなんだりして、この後も続くかもしれません。
…あ。
先ほど「ピザッツ」のサイトを確認したところ、「パートタイム マナカさん2nd」なんてありました。
まだ続いているみたい。
漫画は若妻主役の単独ヒロインもの。
関係性などは持ちこされており、各話の繋がりそこそこ。
そうストーリーちっくでなく、エピソードは1話で完結するタイプです。
ラブコメ、というとやや語弊ありますが、作品に暗い雰囲気なく、楽しい仕上がり。
肩の力を抜いて楽しめる漫画だと思います。
詳しくは後述しますね。
ただ、長編ながらシチュエーション・プレイなどはあまり幅なく。
ストーリーも明るい半面、深さなく。
長い割に勿体ない印象でした。
すぐ全裸となってしまうのも、個人的には空振り。
(好みで変わるとは思いますが)
なんというか、フェチっぽい色がないんですよ…。
さっぱりとした細線での作画。
全体の色づきはそこそこで、デジタルな彩色です。
ため、淡い濃淡となってます。
描き込みはやや軽めで、コマ割りは大人しめ。
強い枠線で枠間もたいてい確保されていて、収まりも良く。
すっきり見易いものでした。
目立つ乱れ・崩れもなく、綺麗にまとまっていて良好。
ただし、やや過ぎる感じもあり、パンチは弱めです。
人物絵は縦長で漫画っぽい可愛さのある、お姉さん絵。
それがため、漫画中に登場していた子供あり38歳人妻のコスプレ姿は、作中でコメディーちっくに描かれていましたが。
実際、そう違和感というほどではありません。(※ここも良くも悪くも、ですが)
収録のカラーは4ページほど。
彩色原稿がお上手で雑誌掲載時は多かったらしく、毎度のようにほか8ページほどが元カラー原稿を白黒にしたもの、となってます。
普通の白黒原稿と差が出てしまうんですね。
判断については、裏表紙のが良いと思います。
【 収録話 】 9話収録
22歳という若さで結婚した「愛花」さん。
旦那「洋一」との結婚生活はごく平凡ながらも良好。
特に問題なはかったものの、”少しでも収入の足しに”、とスーパーでパートをしていたのです。
そんな頃、同僚の年下男子「つばす」から告白されてしまい。
職場に居づらくなった彼女は違う仕事を探していたところ、秋葉原で時給の良い仕事を発見したのでした。
大雑把にはそんなオープニング。
そんな感じで人妻奮戦記みたいな漫画です。
言葉から感じられる熱血イメージはないですけどね。
”事情あって、望まぬ仕事を旦那に内緒のまま続けなければならない”
という、考えようによっては深刻で、そこそこの重さもあるんですが。
主人公「愛花さん」はそうした状況ながらも明るく、社長「灘クロマ」もいちおう真っ当(縁交は会員制で彼女の面接がある)であり。
そこに「彩画堂」センセのテイストが加わり、漫画はコメディーちっくに進んでおりました。
職場はいちおうコスプレ喫茶。
表向きは。
時給1500円というのがそちらで、店内で一般業務と呼ばれていた普通のウエイトレス業務です。
会員向けの店員は時給3000円。
制服が異なり(露出増える)、相手をした際には時給と別の取り分を受け取っています。
売春斡旋は法に触れる行為なので、コレ非合法。
そのため、刑事「太良橋(たらば)」が店の様子を伺う描写などもあり、もしコトが露見したら大変なことになりそう。
ただし、会員となっていた男性らはごく普通で、お話からブラックな色を排除していました。
※ヒロイン特集2:社長「クロマさん」と「愛花さん」
主人公「愛花さん」はコレという特徴ないものの、さっぱりとした清潔感ある美人。
近所の美人お姉さんという雰囲気です。
人妻ながら、バイト同僚「つばすくん」に告白されるのも納得。
そんな訳で、別の仕事を探していた彼女は、社長「クロマさん」の半ば強引な勧誘もあって、コスプレ喫茶での会員相手の仕事をすることとなるのでした。
コスチュームはなかなか恥ずかしげなもの。
↓表紙のソレですね。
最初の相手「青柳ゆうみ」は絵的にほぼ女性という男性。
ほっといてもそのうち彼女できそうなんですが、モテないという彼の筆下ろしをすることとなるのでした。
あの泣き落としみたいなのは、最初の相手として最適。
たぶん、社長「クロマさん」はワザとそうした男性を当てたんだろうなぁ。
えっちでも年上らしくサポートしてましたよ。
刑事「太良橋」が姿を見せ、緊張感あるオープニングの2話目。
さすがヤリ手な社長。
堂々とした対応をしてました。
お話は年上好きという友人を連れて来た、常連客「名栗」
社長「クロマさん」と共に4名での複数えっちです。
危機一髪、なオチに注目。
3話目は「ゆうみくん」が再登場。
変わらずぐるぐる迷っていた「愛花さん」を繋ぎとめるような役回りでした。
いい子だからなぁ。
また、オチではひと事件あり、完全に辞めれなくなってます。
漫画だねー。
冒頭では「愛花さん」の独りプレイがみれましたよ。
冒頭はもともとカラー原稿で、制服姿のままのえっちが描かれていた4話目。
あれは彩色原稿で見たかったなぁ。
前半ではまたさらにひと事件が(笑)
いやはや、漫画ですわねー。
察するところ、だいぶ儲かってるんだろうなぁ。
こちらの相手は冒頭話に登場していた、前のバイト同僚「つばすくん」
以前の顔見知りとのえっち展開です。
もともと好意を寄せていた相手だけに、彼は夢見心地でしょう。
合間に描かれていた社長「クロマさん」とのやり取りに注目。
ううむ、さすがはヤリ手社長。
見事な言い回しで、若い男性に妙な使命感を植え付けることに成功しています。
そんな社長の息子「大真(オーマ)」くんが登場する5話目。
冒頭の刑事の台詞と彼の態度に注目です。
故あって彼と逃走した「愛花さん」
追手を撒くため、川に飛び込んでいて。
びしょ濡れになってしまった事からの発展でした。
そもそも「大真くん」は初対面で好意をもってたみたいですけどね。
なお、仕事でのえっちでなかったためか、コメディーな漫画の雰囲気をひっくり返すかもしれないフィニッシュとなってます。
どうやら無事だったようですが。
6話でも再び「大真くん」とのプライベートえっち。
コレは社長にバレたらまた大変だぞ。
あんな母親がためか、彼は立派な好青年でした。
格好良い事言ってましたよ。
お話では「つばす」・「ゆうみ」と彼女の常連客が次々登場。
店外での接触もあり、なかなか大変な彼らの現実も垣間見えます。
まるで色街に通う時代劇モノみたい。
※ヒロイン特集3:お仕事中の「愛花さん」
故あって旦那が家を空けることとなり。
”1日プラン”ということで「つばすくん」に1日自由にされるという7話目。
色々とプランがあるんですね。
本当かどうか知りませんが、ざっと相場ネットで調べた限りでは、この店はやや高めな様子。
(※最近はまた値下がり傾向とかなんとか…)
なお、
「ちゃんとサービスしてるか確認する」
という理由でライブカメラで監視までされていました。
アレ、録画されて転売とかされてないだろうなぁ…。
しかし、1日中し続けるのというのは若い。
温泉旅行の8話目。
この漫画、「愛花さん」以外の女性は、社長「クロマさん」ほか2話目から顔を見せている眼鏡の女性「花波まゆの」さんくらいしか登場していないんですが。
会員向け店員の慰安旅行、ということで、カラー原稿にはほか6名くらいの姿が見えました。
(※露天風呂シーンなので、全員裸です)
こちらには「クロマさん」が溺愛する息子「大真くん」も参加していて。
”他女性と違ってガッツいていない”という理由で、「愛花さん」が相手をすることとなるのでした。
近親者になると、やっぱり勘は鈍るのかな。
こちらは「大真くん」との貸切風呂えっちです。
しかし…「愛花さん」はモテるねぇ。
久しぶりに旦那とのえっち(笑)が描かれる最終9話目。
先の6話と同じく、主要男性3名とのえっちが描かれます。
うち、「つばすくん」はメイド服姿での行為を要求したため、珍しく着衣えっちが描かれていました。
最後のオチもまた”いかにも漫画”という感じ。
果たして運が良いのか悪いのか…。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「彩画堂」センセでした。
当ブログでは、2009年頃の「おたくのメガミさん」が最後だったので、だいぶ久しぶり。
(※そのほか、「ハナさんの休日」、「派遣のむうこさん」、「ボクの成年貢献人」などを紹介してます)
いくつか読んでいる際に、
”ちょっと違うかなぁ”
…って、印象を受けていたので、ある程度距離をおいてたんですが。
今回は一般の成年漫画サイズ(A5判)で、キッチリ成年マークもあったので、久しぶりに手に取りました。
まぁ、タイトルから漫画まで、良くも悪くも…あまり変わんないですね。
単行本自体もサイズ違うだけで、いつもの小さい本(B6判)とほぼ同じ。
全然悪くはないんですが、特にコレというパンチなく。
ひでるさんは合わないのかもしれません。
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■せいじんしきごっこ (前島龍)
★まんがデーター [14.5/20.0]
・絵柄 :●●●◎○
・お話 :●●●◎○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●◎○
・属性 : [成年] ロリ、援交、ラブコメ
・構成 : カラー(8P)、短編×11話(うち「えんぼ!」×3)
・おまけ: あとがき、カバー裏に漫画「第一回LO1/2成人式」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「前島龍(まえしま・りょう)」センセの「せいじんしきごっこ」です。
※可憐
【 構成・絵柄 】
収録は3話ほどの連続話と短編。
カラーのショート漫画、前巻からのシリーズものもありました。
連続話はWヒロインで、それぞれのエピソードと集合話というスタンダードな構成です。
くくりそのままにロリ系な単行本。
大人に色々されるという話もありますが、ヒロイン側も積極的な娘が多め。
援交から撮影会とか複数など、そう甘さはないものの。
ラブコメっぽい軽さのある、重くない仕上がり。
さっぱりとしたストーリーで、そう読み辛さはないでしょう。
王道なロリ系ではないので、↓表紙などで期待過ぎないよう注意下さい。
細く柔らかな線での作画。
デジタルな淡い色での濃淡で、描き込み具合は適度からややスッキリ目です。
コマ割りは中小で変化は少なく、ブチ抜き・はみ出しは頻繁です。
枠間はそこそこ確保されておりました。
賑やかな仕上がりです。
背景や小物はサッパリとしたものですが、全体と合っていて違和感はなく。
漫画も同様で、引っ掛かる個所はありません。
ただ、小さいコマなど、あっさり過ぎかな、という印象も一部にありました。
縦長な人物絵で、華奢なスタイルのロリっとした感じ。
楕円な輪郭に広いおデコと大きい目・小さい鼻が特徴的。
だいたい、↓表紙・裏表紙そのままで問題ありません。
ちょっと癖は強めなので、よく判断ください。
【 収録話 】 11話収録
003:「モデルのお仕事 -スク水編-」 カラー原稿
こちらはカラー原稿のショート漫画。
8ページほどあるので、よくあるショートよりは長めです。
「春日井夢」ちゃんのスクール水着な撮影会。
色々なタイプを着た後、私物だというスカート状になった水着での複数プレイです。
白スクみたい、ってな訳で、ぶっかけられてます。
011:「えんぼ!」
033:「えんぼ!!」
057:「えんぼ?」
援助交際で出会った「いるか」
それに慣れきっていて、プレイ中も”ながら”という状態。
「AVも演技なんだよ?知んないの?」
そんな事も言っていたので、ここはえっちの良さを教えてあげることとしたのでした。
ああした、携帯片手にってのは、男性ガッカリしますわね。
彼女の発言は間違っている訳ではないものの、若いのに残念なもの。
ここで彼がああして満足させれたのは、変な話彼女の今後にはプラスとなるかも。
分かんないですが(笑)
※左:「リサ」・「いるか」、右:「美絵」
続く「えんぼ!!」は名前が出ていた、その友人「リサ」ちゃん。
ポニーテールで大きなリボンという目立つ格好だった「いるかちゃん」に対し、彼女はセミロングな黒髪でカチューシャという、大人しめなもの。
同じく援交はしていたものの、直接はまだ未経験な娘さんです。
先のおっちゃんが話に聞いていた「リサちゃん」と出会ったのは偶然だった様子。
言葉攻めが得意で、色々と言っていましたが…。
”ちょろいな~~”
という感じに、ソレを逆手に取ってのえっち発展でした。
3話目「えんぼ?」は「いるか」・「リサ」の集合話。
派手さある、複数えっちになってます。
こちらのポイントは、態度が豹変している「リサちゃん」
思わず「いるかちゃん」にも食ってかかったりしていたので、お楽しみに。
085:「自慰っくす enjoy AV」
前巻「ドキドキろりっくす」でメインだった「プラム」こと「梅乃」ちゃんのシリーズもの。
知っていればより楽しめると思いますが、初見でも特に大丈夫でしょう。
彼女が視聴者の家を訪ねてAVを見せてもらうという、ネット放送です。
猫耳でランドセル・ベビードールという姿な彼女。
本来の目的もそこそこに、あっさりえっち展開に。
「内緒だよ」というはっちゃけ自己紹介が凄い。
途中で本名もそのまま言っちゃってましたよ。
101:「こどもホイホイ」
昔懐かしい、AV・グッズなどの自販機小屋。
興味津々だった「美絵」はお金を握りしめ、そちらへ向かったんですが…補充の業者と鉢合わせてしまったのでした。
「美絵ちゃん」は眼鏡の真面目そうな女の子。
別に堂々としてればいいんですが…まぁ、うろたえて当然ですわね。
(制服のまま行くのはどうかと思いますが)
しかし、自販機ながら年齢認証が必要で、落ち込んだ彼女に補充のおっちゃんが声を掛けたのです。
制服もそうですが、ランドセルまで背負っていた「美絵ちゃん」
あれは学校帰りとかに立ち寄ったのかな?
そりゃ、まずいわ。
何処で知識を持ったのか、各グッズを見た際にはいい笑顔をしておりました。
そんなんなので、あのえっち発展は半ば当然のこと。
彼女的には色々アイテムも使う事が出来、大満足だったようです。
「美絵ちゃん」の今後が心配。
121:「Most Sweet Chocolate」
カップル「可憐」・「吉久」のバレンタインデー話。
チョコの代わりでのえっち展開です。
サイドテールの垢抜けた雰囲気の娘で、彼氏「吉久くん」も年上。
ただ、えっちは以前失敗していて、これが初めてのこと。
頑張ってましたよ。
初々しく、オチでの言動がまた可愛らしいです。
145:「いんだるじぇんす!」
仕事でミスした「清治」くんを「優香(やさか)」ちゃんが優しくなだめてくれるお話。
変形お下げ髪な「優香ちゃん」
おそらく、ああしたのは彼女自身がお好きなんだろうなぁ。
やたらいい娘で、あっさりえっちを受け入れてくれ。
あれは…男性がダメになりそう。
ああしたのは、たまでないとね。
161:「Stinky bro」
自らの体臭を気にしていた兄。
妹「良香」からも厳しい事を言われるなど、敬遠されていたんですが…というもの。
大変ですよね。
ただし、接している時間の多い家族は、あまり気にならないものではないかなぁ。
また、こちらはヒロインがたまたま妹でしたけど、異性で受け入れてくれる人もいると思われ。
そうした意味では、彼女がそうした1人だったのでしょう。
漫画的に大袈裟に描かれていて、ほぼ酔っぱらったみたいな「良香ちゃん」
そのままえっち発展しておりました。
オチでの彼女がまた可愛らしいです。
※左:優香、右:金城民恵
177:「思春期ヴァージナル」
友人「川上」に色々と差をつけられていた「金城民恵」
本来ごく真面目ながら、ギャルを目指していた彼女がタバコを吸おうとしていたところ、「みろきん」とあだ名の担任教師に発見されてしまったのでした。
生徒とも親しく、言ってる事も実に真っ当で。
成年漫画の男性位置なキャラながら、ごく普通な感覚を持った方。
えっちへの展開は「民恵さん」が強引に迫ったため。
しかも、押し倒された際に頭を打っており。
流れとして、ある程度は仕方ない面が強調されていました。
ただ、「なんてことを…!」って台詞は、やや可笑しい感じ。
何を今さらー。
オチでの「民恵さん」がまたいかにも真面目で楽しく、他のシチュエーションも見たく思いました。
201:「リナリア」
古本屋に常連の女学生。
店頭ながら、いつもエロ雑誌片手に独りえっちをしていたためか、中年に誘われていて。
不安に感じたバイトの主人公は、彼女「菜友(なゆ)」に声を掛けて阻止したのでした。
まぁ、それを誘ってる感じだからなぁ。
彼女を救ったものの、実は常連の彼女をネタにしており、その際も男性自身丸出しであったため…それに気付いた「菜友ちゃんん」とえっち発展するのでした。
制服姿が可愛い。
雑誌のくだりが実にキュートでした。
口抑えてるコマが好き。
【 その他 】
以上、本日は「前島龍」センセでした。
こちらがだいたい6冊目くらい?
当ブログでは、「ばにらえっせんす」、「しゅがー☆すぽっと」、「ゆめいろ半熟たまご」などを紹介していました。
今回はセンセの名前を見て手に取りました。
だいたい↓表紙・裏表紙通りですね。
なんとなくですが、癖が強くなってきた印象で…。
正直なところ、好みな感じからはやや離れてしまいました。
バランスが元に近づけばいいなぁ。
せいじんしきごっこ(TENMACOMICS LO)
(2015/12/26)
前島龍
※アマゾン登録なし
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・絵柄 :●●●◎○
・お話 :●●●◎○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●◎○
・属性 : [成年] ロリ、援交、ラブコメ
・構成 : カラー(8P)、短編×11話(うち「えんぼ!」×3)
・おまけ: あとがき、カバー裏に漫画「第一回LO1/2成人式」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「前島龍(まえしま・りょう)」センセの「せいじんしきごっこ」です。
※可憐
【 構成・絵柄 】
収録は3話ほどの連続話と短編。
カラーのショート漫画、前巻からのシリーズものもありました。
連続話はWヒロインで、それぞれのエピソードと集合話というスタンダードな構成です。
くくりそのままにロリ系な単行本。
大人に色々されるという話もありますが、ヒロイン側も積極的な娘が多め。
援交から撮影会とか複数など、そう甘さはないものの。
ラブコメっぽい軽さのある、重くない仕上がり。
さっぱりとしたストーリーで、そう読み辛さはないでしょう。
王道なロリ系ではないので、↓表紙などで期待過ぎないよう注意下さい。
細く柔らかな線での作画。
デジタルな淡い色での濃淡で、描き込み具合は適度からややスッキリ目です。
コマ割りは中小で変化は少なく、ブチ抜き・はみ出しは頻繁です。
枠間はそこそこ確保されておりました。
賑やかな仕上がりです。
背景や小物はサッパリとしたものですが、全体と合っていて違和感はなく。
漫画も同様で、引っ掛かる個所はありません。
ただ、小さいコマなど、あっさり過ぎかな、という印象も一部にありました。
縦長な人物絵で、華奢なスタイルのロリっとした感じ。
楕円な輪郭に広いおデコと大きい目・小さい鼻が特徴的。
だいたい、↓表紙・裏表紙そのままで問題ありません。
ちょっと癖は強めなので、よく判断ください。
【 収録話 】 11話収録
003:「モデルのお仕事 -スク水編-」 カラー原稿
こちらはカラー原稿のショート漫画。
8ページほどあるので、よくあるショートよりは長めです。
「春日井夢」ちゃんのスクール水着な撮影会。
色々なタイプを着た後、私物だというスカート状になった水着での複数プレイです。
白スクみたい、ってな訳で、ぶっかけられてます。
011:「えんぼ!」
033:「えんぼ!!」
057:「えんぼ?」
援助交際で出会った「いるか」
それに慣れきっていて、プレイ中も”ながら”という状態。
「AVも演技なんだよ?知んないの?」
そんな事も言っていたので、ここはえっちの良さを教えてあげることとしたのでした。
ああした、携帯片手にってのは、男性ガッカリしますわね。
彼女の発言は間違っている訳ではないものの、若いのに残念なもの。
ここで彼がああして満足させれたのは、変な話彼女の今後にはプラスとなるかも。
分かんないですが(笑)
※左:「リサ」・「いるか」、右:「美絵」
続く「えんぼ!!」は名前が出ていた、その友人「リサ」ちゃん。
ポニーテールで大きなリボンという目立つ格好だった「いるかちゃん」に対し、彼女はセミロングな黒髪でカチューシャという、大人しめなもの。
同じく援交はしていたものの、直接はまだ未経験な娘さんです。
先のおっちゃんが話に聞いていた「リサちゃん」と出会ったのは偶然だった様子。
言葉攻めが得意で、色々と言っていましたが…。
”ちょろいな~~”
という感じに、ソレを逆手に取ってのえっち発展でした。
3話目「えんぼ?」は「いるか」・「リサ」の集合話。
派手さある、複数えっちになってます。
こちらのポイントは、態度が豹変している「リサちゃん」
思わず「いるかちゃん」にも食ってかかったりしていたので、お楽しみに。
085:「自慰っくす enjoy AV」
前巻「ドキドキろりっくす」でメインだった「プラム」こと「梅乃」ちゃんのシリーズもの。
知っていればより楽しめると思いますが、初見でも特に大丈夫でしょう。
彼女が視聴者の家を訪ねてAVを見せてもらうという、ネット放送です。
猫耳でランドセル・ベビードールという姿な彼女。
本来の目的もそこそこに、あっさりえっち展開に。
「内緒だよ」というはっちゃけ自己紹介が凄い。
途中で本名もそのまま言っちゃってましたよ。
101:「こどもホイホイ」
昔懐かしい、AV・グッズなどの自販機小屋。
興味津々だった「美絵」はお金を握りしめ、そちらへ向かったんですが…補充の業者と鉢合わせてしまったのでした。
「美絵ちゃん」は眼鏡の真面目そうな女の子。
別に堂々としてればいいんですが…まぁ、うろたえて当然ですわね。
(制服のまま行くのはどうかと思いますが)
しかし、自販機ながら年齢認証が必要で、落ち込んだ彼女に補充のおっちゃんが声を掛けたのです。
制服もそうですが、ランドセルまで背負っていた「美絵ちゃん」
あれは学校帰りとかに立ち寄ったのかな?
そりゃ、まずいわ。
何処で知識を持ったのか、各グッズを見た際にはいい笑顔をしておりました。
そんなんなので、あのえっち発展は半ば当然のこと。
彼女的には色々アイテムも使う事が出来、大満足だったようです。
「美絵ちゃん」の今後が心配。
121:「Most Sweet Chocolate」
カップル「可憐」・「吉久」のバレンタインデー話。
チョコの代わりでのえっち展開です。
サイドテールの垢抜けた雰囲気の娘で、彼氏「吉久くん」も年上。
ただ、えっちは以前失敗していて、これが初めてのこと。
頑張ってましたよ。
初々しく、オチでの言動がまた可愛らしいです。
145:「いんだるじぇんす!」
仕事でミスした「清治」くんを「優香(やさか)」ちゃんが優しくなだめてくれるお話。
変形お下げ髪な「優香ちゃん」
おそらく、ああしたのは彼女自身がお好きなんだろうなぁ。
やたらいい娘で、あっさりえっちを受け入れてくれ。
あれは…男性がダメになりそう。
ああしたのは、たまでないとね。
161:「Stinky bro」
自らの体臭を気にしていた兄。
妹「良香」からも厳しい事を言われるなど、敬遠されていたんですが…というもの。
大変ですよね。
ただし、接している時間の多い家族は、あまり気にならないものではないかなぁ。
また、こちらはヒロインがたまたま妹でしたけど、異性で受け入れてくれる人もいると思われ。
そうした意味では、彼女がそうした1人だったのでしょう。
漫画的に大袈裟に描かれていて、ほぼ酔っぱらったみたいな「良香ちゃん」
そのままえっち発展しておりました。
オチでの彼女がまた可愛らしいです。
※左:優香、右:金城民恵
177:「思春期ヴァージナル」
友人「川上」に色々と差をつけられていた「金城民恵」
本来ごく真面目ながら、ギャルを目指していた彼女がタバコを吸おうとしていたところ、「みろきん」とあだ名の担任教師に発見されてしまったのでした。
生徒とも親しく、言ってる事も実に真っ当で。
成年漫画の男性位置なキャラながら、ごく普通な感覚を持った方。
えっちへの展開は「民恵さん」が強引に迫ったため。
しかも、押し倒された際に頭を打っており。
流れとして、ある程度は仕方ない面が強調されていました。
ただ、「なんてことを…!」って台詞は、やや可笑しい感じ。
何を今さらー。
オチでの「民恵さん」がまたいかにも真面目で楽しく、他のシチュエーションも見たく思いました。
201:「リナリア」
古本屋に常連の女学生。
店頭ながら、いつもエロ雑誌片手に独りえっちをしていたためか、中年に誘われていて。
不安に感じたバイトの主人公は、彼女「菜友(なゆ)」に声を掛けて阻止したのでした。
まぁ、それを誘ってる感じだからなぁ。
彼女を救ったものの、実は常連の彼女をネタにしており、その際も男性自身丸出しであったため…それに気付いた「菜友ちゃんん」とえっち発展するのでした。
制服姿が可愛い。
雑誌のくだりが実にキュートでした。
口抑えてるコマが好き。
【 その他 】
以上、本日は「前島龍」センセでした。
こちらがだいたい6冊目くらい?
当ブログでは、「ばにらえっせんす」、「しゅがー☆すぽっと」、「ゆめいろ半熟たまご」などを紹介していました。
今回はセンセの名前を見て手に取りました。
だいたい↓表紙・裏表紙通りですね。
なんとなくですが、癖が強くなってきた印象で…。
正直なところ、好みな感じからはやや離れてしまいました。
バランスが元に近づけばいいなぁ。
せいじんしきごっこ(TENMACOMICS LO)
(2015/12/26)
前島龍
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■LICENSE ライセンス (小手川ゆあ)
★まんがデーター [15.5/20.0]
・絵柄 :●●●◎○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●●○
・属性 : [一般] 事件、サスペンス、ファンタジー
・構成 : 6話収録、現在1巻まで発売中。
・おまけ:
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「小手川ゆあ(こてがわ・ゆあ)」センセの「LICENSE ライセンス 1巻」です。
※行政執行代理人「百武比奈子」
【 構成・絵柄 】
収録は1巻以降へと続いて行いていく長編。
プロローグが2話、通常話が4話という構成です。
数話にて1エピソードが終わるタイプですね。
今回はタイトルそのままな前日譚ほか、2話ほどあり。
そのうち巻末話はこちらで終わらず、また次巻へと続くようになっていました。
なんとなくですが、見た雰囲気・感覚的には、4巻以降までは描かれるのでないかなぁ。
ジャンルはセンセお得意な事件もの。
その系統がお好きな方ならば、基本線はほぼ問題ないでしょう。
詳しくは後述します。
ちょっとしたファンタジー…というか、オカルト的な要素もありました。
主人公は事情もあって終始シリアスでしたが、相棒のヒロインはコメディーちっく。
1巻時点では、まだだいぶ噛み合っていない感じでした。
最初ですからね。
続くうち、また感覚的なものは変化していきそうです。
やや強めな線での作画。
全体の色づきはそこそこあり、濃淡は濃いめ。
ただ、漫画の雰囲気もあってか、センセの他作品と比べ、気持ち色彩はさっぱりと明るめな印象です。
描き込みは概ね適度なくらい。
人物・服装などより、背景などのが細かめ。
コマ割は変化少なく、枠間もしっかり。
枠内へよく収まっており、落ち着きあるもの。
人物絵はリアル寄りながら漫画っぽさも残っていて、コメディー崩しもちらほら
表情は良いものの、全体的に動きは硬く。
ヒロインは体術に優れた設定でしたが、アクション感は弱めです。
そこがメインではないものの、目立つ部分なので…読んでいて引っ掛かりました。
判断については、そう変化ないので↓表紙。
あるいは紹介帯のカット絵が参考になると思います。
【 収録話 】 6話収録
飲酒運転のトラックに巻き込まれ、婚約者「絵美」を失った「仲間隼輝(なかも・としき)」
自らの足も負傷し、杖が必要な体となってしまった彼は警察を辞め、「行政執行代理人」となりました。
その「行政執行代理人」とは、警察に代わって犯罪者の捜索・逮捕を行う現代の賞金稼ぎといべきもの。
同じく試験に合格していた「百武比奈子(ひゃくたけ・ひなこ)」となんとなく知り合い、彼女に押される形で半ば無理やりに2人で初仕事を受けることとなったのでした。
かなり大雑把ですが、だいたいそんな感じ。
職業「行政執行代理人」がある世界での、センセお得意な事件モノ。
元警察は辞めており、いちおう民間なので組織的な即縛はなく。
フリーであるのが特徴。
そのため、普通の刑事では見られない、はっちゃけた漫画っぽい表現・ネタがあります。
相棒「比奈子ちゃん」は、そうしたのを凝縮したようなキャラクター。
「ひなニンジャー」というあだ名そのまま、身軽でかつ優れた腕っ節の持ち主なんですが。
フリフリな服装に熊のぬいぐるみを持ち歩く、ごく可愛らしい娘さんなのです。
漫画ちっくですわね。
まぁ、メインの彼が元優秀な警察官(たぶん)で、先の事情がため頭脳担当となっているので。
性別を筆頭に、何かと対称的な彼女がより分かり易く描かれている、みたいな感じでした。
(※静と動、シリアスとコメディー、などなど)
刑事モノの場合は組織ならではの面白さもあるんですけどね。
どちらがお好みか、読み手次第でしょう。
とりあえず、現代劇ながらファンタジーであり、はっちゃけた雰囲気の漫画でした。
また、「ARCANA」、「BORDER」みたいな、オカルトっぽい霊的な描写もあります。
こちらもセンセお得意な領域なので、このあたりが今後どうなっていくのか、気になりました。
さて、ここで漫画でのポイントである職業「行政執行代理人」について。
ブログを書く際、ざっと漫画内で書かれていた事柄についてまとめたので、こちらに残しておきます。
2巻以降はどちらか説明が書かれないと、初見ではちょっと難しいかもしれません。
※コンビ結成
【 職業「行政執行代理人」について 】
■基本事項
・平成24年度から導入。
・犯罪者で拘置所が溢れかえっていたため、この制度ができた。
・裁判所に保釈金を払えば、どんな凶悪犯でも裁判までは保釈される。
・試験を受け、合格すると免許が発行される。どうやら筆記試験だけな様子。
・犯罪者の逮捕を警察の代理として行う事ができるようになる。
■保証会社
・保釈金を払えない場合、保証会社に保険金を払えば、保釈金をを肩代わりしてくれる。
(裁判が終われば、保釈金は全額保証会社に戻る)
・裁判期日まで被告人から戻らない場合、全額裁判所に没収される。
・保証会社は金を貸した被告人が逃亡した場合、「行政執行代理人」に依頼する。
■金銭的な事柄
・保証会社から依頼を受けて逮捕する。漫画1巻は基本的にこのパターン。
・全国指名手配犯には賞金がかけられており、これを逮捕する。
・報酬は翌月に振り込まれる。
・成功報酬で経費は自腹。
・成功報酬は保釈金の10%(保証会社の場合)
■その他細かい点
・指名手配犯の逮捕委任書と資料は裁判所でもらえる。
・端末から犯罪者などの閲覧ができる様子(※免許書必要)
・免許の番号は「全国行政執行代理人連合」のHPから検索可能。
・免許の提示でテーザーガン(※スタンガンなどの総称だそうです)、手錠が購入できる。
・世間的には”まともな仕事につけない人がやっている”と、あまり印象良くない様子。
・警察も”ならず者がやっている”、”役に立たない”など、やはり印象は悪い。
・そうしたためか、「比奈子ちゃん」みたいな女性の執行代理人は珍しい。
…と、だいたいこんな感じでした。
開始2話は表題そのままプロローグ話。
2人が知り合い、1つ事件を解決するまでが描かれます。
前後編で2話なんですが、だいたい82ページほどのボリューム。
概ね単行本の3分の1ほどを占めておりました。
事故からリハビリを終え、警察を辞めた「隼輝くん」
おそらくは…新居を諦めたか売ったか、アパートを探すんですが。
殺人事件があり、「殺された母子の霊がでる」と噂のある物件。
前述しましたが、実際にちらほら姿を見せており。
気力を失っている「隼輝くん」を励ましたり、「比奈子ちゃん」の危機を知らせたりしていました。
他漫画と違い、明確に会話とかは出来ないんですが。
オチ部分とか、ちょっとした要素が楽しい。
(※ひでるさんがこんなん好きなのです)
なお、その犯人は逃亡中。
指名手配もされていて、今後話に絡んできそうな雰囲気です。
試験会場にも熊のぬいぐるみを持ってきていた「比奈子ちゃん」
まぁ、からわれるのも当然。
ちょろっと会話には出てきましたが、可愛らしい雰囲気とは裏腹に過去はだいぶ重そう。
そのぬいぐるみもいわくありそうなものでした。
なお、このプロローグで2人に絡んでくる男連中は、まさにチンピラみたいな言動。
先ほど”世間的な印象悪い”と紹介したそのままで、こんなんが多いためなんだろうなぁ。
どうにも気になったのが、後編にあった「比奈子ちゃん」のアクションシーン。
パンチラはNGなのかな。
コメディーちっくにもなっていたこともあるんですが、もうひと頑張り欲しかったです。
ひと事件を解決した「隼輝」・「比奈子」の2人。
しかし、「隼輝くん」が拒否したため、即コンビ結成とはならなかったのです。
そんな訳で、右も左も分からない「比奈子ちゃん」が”行政執行代理人セミナー”に参加するというのが1、2話のエピソード。
いわゆるインチキセミナーですね。
ただ、「商売敵に秘訣教えるわけないだろ」というのは事実。
前の事件で仕事を提供してくれた保証会社「美ノ輪保証」の「美ノ輪」が、素人に仕事任せないというのも当然でしょう。
(※前回は元々知り合いであった元刑事「隼輝くん」がいたため、仕事をもらえた)
「隼輝くん」の部屋を訪ねる「比奈子ちゃん」
意外に抜け目ないところを見せてくれました。
また、ここでは彼の現役時代を彷彿とさせる優秀なところが描かれるので、お楽しみに。
※戦う「比奈子ちゃん」
「1回だけ」
そんな条件でコンビを組むこととなった3、4話目。
元交際相手にストーカー行為をし断わられたことで暴力をふるった男性がターゲット。
こちらは1巻では完結せず、いい所で次巻へ持ち越すこととなります。
被害者である女性「工藤美々子」と接触していました。
不審がられてましたが、まぁ当然でしょう。
「隼輝くん」の交渉によって、彼女宅の庭で「比奈子ちゃん」が張り込みをすることとなるのでした。
夜に面白い描写あるのでお楽しみに。
4話目では彼女の事情について触れられておりました。
次巻でもう少し突っ込まれそうです。
続きの気になる変わり方でしたよ。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「小手川ゆあ」センセでした。
実際は色々と単行本を読んでいるんですが。
ジャンルがため(笑)、ブログでの紹介は少なめ。
だーいぶ昔に「ARCANA」、「ライン」の2冊を紹介してます。
だいたい期待通りな仕上がりでした。
まだ面白いかどうか、どっちつかずで微妙。
なにしろ始まったばかりですからねー。
コンビが落ち着き、キャラが出揃ってくれば、また違った楽しさも出てきそう。
センセの漫画力に期待します。
あとはどれくらい続くかでしょうか。
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・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●●○
・属性 : [一般] 事件、サスペンス、ファンタジー
・構成 : 6話収録、現在1巻まで発売中。
・おまけ:
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「小手川ゆあ(こてがわ・ゆあ)」センセの「LICENSE ライセンス 1巻」です。
※行政執行代理人「百武比奈子」
【 構成・絵柄 】
収録は1巻以降へと続いて行いていく長編。
プロローグが2話、通常話が4話という構成です。
数話にて1エピソードが終わるタイプですね。
今回はタイトルそのままな前日譚ほか、2話ほどあり。
そのうち巻末話はこちらで終わらず、また次巻へと続くようになっていました。
なんとなくですが、見た雰囲気・感覚的には、4巻以降までは描かれるのでないかなぁ。
ジャンルはセンセお得意な事件もの。
その系統がお好きな方ならば、基本線はほぼ問題ないでしょう。
詳しくは後述します。
ちょっとしたファンタジー…というか、オカルト的な要素もありました。
主人公は事情もあって終始シリアスでしたが、相棒のヒロインはコメディーちっく。
1巻時点では、まだだいぶ噛み合っていない感じでした。
最初ですからね。
続くうち、また感覚的なものは変化していきそうです。
やや強めな線での作画。
全体の色づきはそこそこあり、濃淡は濃いめ。
ただ、漫画の雰囲気もあってか、センセの他作品と比べ、気持ち色彩はさっぱりと明るめな印象です。
描き込みは概ね適度なくらい。
人物・服装などより、背景などのが細かめ。
コマ割は変化少なく、枠間もしっかり。
枠内へよく収まっており、落ち着きあるもの。
人物絵はリアル寄りながら漫画っぽさも残っていて、コメディー崩しもちらほら
表情は良いものの、全体的に動きは硬く。
ヒロインは体術に優れた設定でしたが、アクション感は弱めです。
そこがメインではないものの、目立つ部分なので…読んでいて引っ掛かりました。
判断については、そう変化ないので↓表紙。
あるいは紹介帯のカット絵が参考になると思います。
【 収録話 】 6話収録
飲酒運転のトラックに巻き込まれ、婚約者「絵美」を失った「仲間隼輝(なかも・としき)」
自らの足も負傷し、杖が必要な体となってしまった彼は警察を辞め、「行政執行代理人」となりました。
その「行政執行代理人」とは、警察に代わって犯罪者の捜索・逮捕を行う現代の賞金稼ぎといべきもの。
同じく試験に合格していた「百武比奈子(ひゃくたけ・ひなこ)」となんとなく知り合い、彼女に押される形で半ば無理やりに2人で初仕事を受けることとなったのでした。
かなり大雑把ですが、だいたいそんな感じ。
職業「行政執行代理人」がある世界での、センセお得意な事件モノ。
元警察は辞めており、いちおう民間なので組織的な即縛はなく。
フリーであるのが特徴。
そのため、普通の刑事では見られない、はっちゃけた漫画っぽい表現・ネタがあります。
相棒「比奈子ちゃん」は、そうしたのを凝縮したようなキャラクター。
「ひなニンジャー」というあだ名そのまま、身軽でかつ優れた腕っ節の持ち主なんですが。
フリフリな服装に熊のぬいぐるみを持ち歩く、ごく可愛らしい娘さんなのです。
漫画ちっくですわね。
まぁ、メインの彼が元優秀な警察官(たぶん)で、先の事情がため頭脳担当となっているので。
性別を筆頭に、何かと対称的な彼女がより分かり易く描かれている、みたいな感じでした。
(※静と動、シリアスとコメディー、などなど)
刑事モノの場合は組織ならではの面白さもあるんですけどね。
どちらがお好みか、読み手次第でしょう。
とりあえず、現代劇ながらファンタジーであり、はっちゃけた雰囲気の漫画でした。
また、「ARCANA」、「BORDER」みたいな、オカルトっぽい霊的な描写もあります。
こちらもセンセお得意な領域なので、このあたりが今後どうなっていくのか、気になりました。
さて、ここで漫画でのポイントである職業「行政執行代理人」について。
ブログを書く際、ざっと漫画内で書かれていた事柄についてまとめたので、こちらに残しておきます。
2巻以降はどちらか説明が書かれないと、初見ではちょっと難しいかもしれません。
※コンビ結成
【 職業「行政執行代理人」について 】
■基本事項
・平成24年度から導入。
・犯罪者で拘置所が溢れかえっていたため、この制度ができた。
・裁判所に保釈金を払えば、どんな凶悪犯でも裁判までは保釈される。
・試験を受け、合格すると免許が発行される。どうやら筆記試験だけな様子。
・犯罪者の逮捕を警察の代理として行う事ができるようになる。
■保証会社
・保釈金を払えない場合、保証会社に保険金を払えば、保釈金をを肩代わりしてくれる。
(裁判が終われば、保釈金は全額保証会社に戻る)
・裁判期日まで被告人から戻らない場合、全額裁判所に没収される。
・保証会社は金を貸した被告人が逃亡した場合、「行政執行代理人」に依頼する。
■金銭的な事柄
・保証会社から依頼を受けて逮捕する。漫画1巻は基本的にこのパターン。
・全国指名手配犯には賞金がかけられており、これを逮捕する。
・報酬は翌月に振り込まれる。
・成功報酬で経費は自腹。
・成功報酬は保釈金の10%(保証会社の場合)
■その他細かい点
・指名手配犯の逮捕委任書と資料は裁判所でもらえる。
・端末から犯罪者などの閲覧ができる様子(※免許書必要)
・免許の番号は「全国行政執行代理人連合」のHPから検索可能。
・免許の提示でテーザーガン(※スタンガンなどの総称だそうです)、手錠が購入できる。
・世間的には”まともな仕事につけない人がやっている”と、あまり印象良くない様子。
・警察も”ならず者がやっている”、”役に立たない”など、やはり印象は悪い。
・そうしたためか、「比奈子ちゃん」みたいな女性の執行代理人は珍しい。
…と、だいたいこんな感じでした。
開始2話は表題そのままプロローグ話。
2人が知り合い、1つ事件を解決するまでが描かれます。
前後編で2話なんですが、だいたい82ページほどのボリューム。
概ね単行本の3分の1ほどを占めておりました。
事故からリハビリを終え、警察を辞めた「隼輝くん」
おそらくは…新居を諦めたか売ったか、アパートを探すんですが。
殺人事件があり、「殺された母子の霊がでる」と噂のある物件。
前述しましたが、実際にちらほら姿を見せており。
気力を失っている「隼輝くん」を励ましたり、「比奈子ちゃん」の危機を知らせたりしていました。
他漫画と違い、明確に会話とかは出来ないんですが。
オチ部分とか、ちょっとした要素が楽しい。
(※ひでるさんがこんなん好きなのです)
なお、その犯人は逃亡中。
指名手配もされていて、今後話に絡んできそうな雰囲気です。
試験会場にも熊のぬいぐるみを持ってきていた「比奈子ちゃん」
まぁ、からわれるのも当然。
ちょろっと会話には出てきましたが、可愛らしい雰囲気とは裏腹に過去はだいぶ重そう。
そのぬいぐるみもいわくありそうなものでした。
なお、このプロローグで2人に絡んでくる男連中は、まさにチンピラみたいな言動。
先ほど”世間的な印象悪い”と紹介したそのままで、こんなんが多いためなんだろうなぁ。
どうにも気になったのが、後編にあった「比奈子ちゃん」のアクションシーン。
パンチラはNGなのかな。
コメディーちっくにもなっていたこともあるんですが、もうひと頑張り欲しかったです。
ひと事件を解決した「隼輝」・「比奈子」の2人。
しかし、「隼輝くん」が拒否したため、即コンビ結成とはならなかったのです。
そんな訳で、右も左も分からない「比奈子ちゃん」が”行政執行代理人セミナー”に参加するというのが1、2話のエピソード。
いわゆるインチキセミナーですね。
ただ、「商売敵に秘訣教えるわけないだろ」というのは事実。
前の事件で仕事を提供してくれた保証会社「美ノ輪保証」の「美ノ輪」が、素人に仕事任せないというのも当然でしょう。
(※前回は元々知り合いであった元刑事「隼輝くん」がいたため、仕事をもらえた)
「隼輝くん」の部屋を訪ねる「比奈子ちゃん」
意外に抜け目ないところを見せてくれました。
また、ここでは彼の現役時代を彷彿とさせる優秀なところが描かれるので、お楽しみに。
※戦う「比奈子ちゃん」
「1回だけ」
そんな条件でコンビを組むこととなった3、4話目。
元交際相手にストーカー行為をし断わられたことで暴力をふるった男性がターゲット。
こちらは1巻では完結せず、いい所で次巻へ持ち越すこととなります。
被害者である女性「工藤美々子」と接触していました。
不審がられてましたが、まぁ当然でしょう。
「隼輝くん」の交渉によって、彼女宅の庭で「比奈子ちゃん」が張り込みをすることとなるのでした。
夜に面白い描写あるのでお楽しみに。
4話目では彼女の事情について触れられておりました。
次巻でもう少し突っ込まれそうです。
続きの気になる変わり方でしたよ。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「小手川ゆあ」センセでした。
実際は色々と単行本を読んでいるんですが。
ジャンルがため(笑)、ブログでの紹介は少なめ。
だーいぶ昔に「ARCANA」、「ライン」の2冊を紹介してます。
だいたい期待通りな仕上がりでした。
まだ面白いかどうか、どっちつかずで微妙。
なにしろ始まったばかりですからねー。
コンビが落ち着き、キャラが出揃ってくれば、また違った楽しさも出てきそう。
センセの漫画力に期待します。
あとはどれくらい続くかでしょうか。
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■妻という世界 俺が味わう彼女の快楽 (サブスカ)
★まんがデーター [16.5/20.0]
・絵柄 :●●●○○
・お話 :●●●●●
・漫画 :●●●◎○
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] TS(性転換、性別反転)、オフィス、夫婦
・構成 : 短編×5話収録(全て表題作・1巻完結)
・おまけ: あとがき。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「サブスカ」センセの「妻という世界 ~俺が味わう彼女の快楽~」です。
※左:三枝草紫苑、右:東堂桔梗
【 構成・絵柄 】
これは面白かった。
購入前は正直なところ、女性の身体となった元男性がえっち堕ちしていくようなモノかと思っていましたが。
良い意味で期待を裏切る、素晴らしい出来栄えでした。
いわゆる、「DISTANCE」センセが得意とされていた性別反転な漫画。
TS(性転換)漫画というくくりになってるんですね。
便利なので、早速こちらブログでもその単語使わせていただきます。
ちなみに、「TransSexual(トランスセクシュアル)」の略だそうで。
へー。
正確には性別が変わる、のではなく夫婦自体がそっくり入れ替わるんですがね。
記憶にあるそうした系統は、たいてい思春期の男女。
しかし、こちらは夫婦(人妻)であるというのが、最大のポイントです。
これが実に良い味付けとなっており。
各話にてカップルが変化していくタイプなんですが、全て同一世界でのエピソード。
それぞれキャラが関わり、なんだりしているうち、最初のカップルに戻っていく…みたいな感じ。
ラストは盛り上がっていました。
そう極端な描写はなく読後感も良いので、TS系が問題ないならばオススメ。
サッパリとした細線での作画。
全体の色づき・濃淡はそこそこ、気持ちあっさり気味です。
描き込みは概ねちょうど良い感じ。
中小変化あるコマ割りで、ほぼ枠間はなく。
はみ出す事も多く、ページは賑やかに仕上がっていました。
引き絵は弱さがあり、人物などのバランス面ではちらほら引っ掛かるところがあります。
もう少し頑張ってほしいところ。
ただ、それでも全体的に見辛いほどではなく。
漫画には勢いあるので、さほど問題ではないでしょう。
人物絵は幅広な輪郭で、ふっくらとしたスタイル。
目の感じと恥ずかし線(※恥ずかしい時に鼻から頬にかかる斜め線のことね)が特徴的でした。
↓表紙のカラー絵はまとまっていて、素晴らしい出来栄え。
やや見辛いですが、判断はカット絵のある裏表紙のが正確です。
【 収録話 】 5話収録
003:「妻という世界」
IT企業「テイアイ・ソリューションズ」の妻「三枝草紫苑」
美人でかつ優秀なバリバリのキャリアウーマンで、チーフ・マネージャーな彼女は何かと忙しい身。
対して、夫「三枝草真」は零細企業「T.I.クリーンサービス」のいち作業員であり。
すれ違いが続いており、夜の生活も新婚旅行の1度きりだったのでした。
そうした頃、偶然に仕事場が「テイアイ・ソリューションズ」となり、そこで妻「紫苑」を発見したんですが。
「真」が見たのは、彼女の浮気現場だったのです。
ショックを受けた「真」は友人「高田」から貰った”催淫効果がある”という薬で復讐しようとしたところ。
ふと気付くと、彼は妻「紫苑」そのものになっていたのです。
やや長くなりましたが、だいたいそんなお話。
ある程度分かった上で結婚したとしても。
男性側として、奥様のが仕事出来るというのは…まぁ、引っ掛かるのが普通。
世界は男女平等ではあるものの、やっぱり、ねぇ。
こちらの「紫苑さん」くらい優秀ならば、「真くん」は主夫に徹するというのもありだと思います。
本人がキッチリ家事できて、それで良いならば。
えっち拒否されていた相手の現場を見るというのは、辛い。
後にそんなんほか色々判明していくんですが。
この夫婦は、徹底的に会話不足ですわね。
特に「紫苑さん」は気を張り過ぎだし、「真くん」は素直に気持ちを打ち明けるべきだったか、と。
脱線しました。
入れ替わりの理由はいちおう明確で、友人から貰った薬が原因。
友人「高田」も服用はしていたようですが、特に入れ替わりは起こっていないらしく。
あるいは、体質によって入れ替わりまでなってしまうのか、単に催淫効果で終わるか、変化するのかもしれません。
(※夫婦は確実に入れ替わっていたので、それがキーかも)
※左:黒崎花梨、右:池田茉莉花
055:「妻という世界~東堂桔梗の場合~」
さて、2話目の主人公は先の「紫苑さん」の不倫相手である社長「東堂浩一郎」
…ではなく、その妻「東堂桔梗」さん。
おそらく景気の良いIT企業の社長で、垢抜けた彼に対して彼女は控えめでかつ真面目な方。
仕事場であーんな事をやっていた「浩一郎くん」は、奥様に対して”面白味のない女”という評価をしていたのです。
この夫婦が先の薬を服用したのは、まったくの偶然。
頭痛薬だと勘違いして、2人して飲んでしまったのでした。
(ただ、あの場所に置かれていたというのは…誰かが持ち込んだのかな)
「桔梗さん(※精神は「浩一郎くん」です)」のえっち相手は、彼の腹心である専務「黒崎賢二」
奥様と同様に、真面目で堅物という彼となにゆえ関係しているのか。
ぜひ本編でお確かめください。
泣けはしませんが、可愛らしい発想からでしたよ。
このあたりで、なーんとなく漫画の描かれ方、スタンスみたいなのが見えた気がしました。
093:「妻という世界~黒崎花梨の場合~」
こちらの主人公は「真くん」と同じ零細企業「T.I.クリーンサービス」の営業「池田優哉」
冒頭のオフィスシーンに注目。
1話目は「真くん」の視点だけだったので、そしたら「紫苑さん」は…??
という、誰しもふと感じるだろう疑問に応えたものになってます。
まだこの時点ではちら、っとですけどね。
同窓会に出席した「優哉くん」
学生時代に付き合っており、ひと約束もあった「黒崎花梨」との再会を心待ちにしていたのです。
はい、名字で分かると思いますが、彼女の旦那は先の「賢二くん」
狭い世界ですわね(笑)
酒癖について彼から心配されていましたが、それが現実となってしまうのでした。
なるほど、男が集まる訳だ。
さて、この黒崎夫婦が入れ替わってしまうのも、どうやらまったくの偶然。
想像するに、東堂家におそらくは”間違って持ち込んだ”のも「賢二くん」ではないかなぁ。
薬買ってくる、みたいな雑用もしていたと思われるので。
これまでの入れ替わった男性陣らと違い、元々剣道部主将で男前な「賢二くん」
妻「花梨さん」となってもそれは変わらず、複数いた男らを圧倒していました。
オチも前話らと違い、サッパリとしたものになってます。
133:「妻という世界~池田茉莉花の場合~」
175:「妻という世界~三枝草紫苑の場合~」
えー、ここからが最終エピソードです。
ある程度伏せつつ書きますね。
前話のメイン「優哉くん」の奥様、現在妊娠な「池田茉莉花」さんが主人公。
いままでの偶然なエピソードらと違って、サスペンスちっくなお話になってます。
帰宅した「優哉くん」は不意に意識をなくし、次に目覚めた時には拘束されているんですが。
その目前で、妻「茉莉花さん」と別の男性が絡み合っていたのでした。
ここからは秘密にしますが、
「なあーんちゃって」
の台詞後がエグい。
頭真っ白になるだろうなぁ。
さて、他エピソードと同じく、こちらでも薬によって池田夫妻の入れ替わりが発生するんですが。
ここからがもうひとドンデン返しが!!
ううむ、さすがは優秀社員でした。
最終話はタイトル通り、漫画での切っ掛けとなっていた三枝草夫妻がメインです。
とある事情で引き籠っていた「真くん(姿は「紫苑さん」)」
訪ねて来た「茉莉花さん」に連れられて行った先には…というドキドキ展開でした。
衝撃のクライマックスを存分に堪能下さいませ。
※「真くん(姿は「紫苑さん」)」はどうなってしまうのか。
仕事に情熱を持っている、というのは分かるんですが。
ああまでして、出世する理由が描かれていなかったのは、やや残念なところ。
(※責任ある業務になっていく、というだけでは弱いなぁ…)
そもそも仕事熱心な女性は実力でのソレにこだわり、ああした「女」を武器にして出世するのは嫌うのではないかなぁ、って気がしているので。
また、なにゆえ性転換(というか精神の入れ替わり)があるのか、は特に説明ないんですが。
それがメインの漫画ではないので、ここはまぁ、別に良いのでしょう。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「サブスカ」センセでした。
実は↓表紙絵のメモ書きにあったように、こちらが4冊目となる単行本。
(ちなみに、カバー裏はもう少し引いた視点となっていて、センセのコメントが読めるので必見)
こちらのブログでは「えあエッチ! 認識されないSEX三昧な日々」を紹介しています。
それらは、正直なところイマイチだったんですが。
今回はぐさーと刺されました。
ひでるさんはそもそも、同世界で次々にカップルがバトンタッチしていく構成が好きなんですが。
メインである三枝草夫妻がキッチリ前後を固めていて、綺麗に1冊へまとまっていました。
ラストも非常に良いものでした。
センセのコメントにもありましたが、この事件を切っ掛けにそれぞれ巧くいくのだろうと思います。
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・絵柄 :●●●○○
・お話 :●●●●●
・漫画 :●●●◎○
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] TS(性転換、性別反転)、オフィス、夫婦
・構成 : 短編×5話収録(全て表題作・1巻完結)
・おまけ: あとがき。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「サブスカ」センセの「妻という世界 ~俺が味わう彼女の快楽~」です。
※左:三枝草紫苑、右:東堂桔梗
【 構成・絵柄 】
これは面白かった。
購入前は正直なところ、女性の身体となった元男性がえっち堕ちしていくようなモノかと思っていましたが。
良い意味で期待を裏切る、素晴らしい出来栄えでした。
いわゆる、「DISTANCE」センセが得意とされていた性別反転な漫画。
TS(性転換)漫画というくくりになってるんですね。
便利なので、早速こちらブログでもその単語使わせていただきます。
ちなみに、「TransSexual(トランスセクシュアル)」の略だそうで。
へー。
正確には性別が変わる、のではなく夫婦自体がそっくり入れ替わるんですがね。
記憶にあるそうした系統は、たいてい思春期の男女。
しかし、こちらは夫婦(人妻)であるというのが、最大のポイントです。
これが実に良い味付けとなっており。
各話にてカップルが変化していくタイプなんですが、全て同一世界でのエピソード。
それぞれキャラが関わり、なんだりしているうち、最初のカップルに戻っていく…みたいな感じ。
ラストは盛り上がっていました。
そう極端な描写はなく読後感も良いので、TS系が問題ないならばオススメ。
サッパリとした細線での作画。
全体の色づき・濃淡はそこそこ、気持ちあっさり気味です。
描き込みは概ねちょうど良い感じ。
中小変化あるコマ割りで、ほぼ枠間はなく。
はみ出す事も多く、ページは賑やかに仕上がっていました。
引き絵は弱さがあり、人物などのバランス面ではちらほら引っ掛かるところがあります。
もう少し頑張ってほしいところ。
ただ、それでも全体的に見辛いほどではなく。
漫画には勢いあるので、さほど問題ではないでしょう。
人物絵は幅広な輪郭で、ふっくらとしたスタイル。
目の感じと恥ずかし線(※恥ずかしい時に鼻から頬にかかる斜め線のことね)が特徴的でした。
↓表紙のカラー絵はまとまっていて、素晴らしい出来栄え。
やや見辛いですが、判断はカット絵のある裏表紙のが正確です。
【 収録話 】 5話収録
003:「妻という世界」
IT企業「テイアイ・ソリューションズ」の妻「三枝草紫苑」
美人でかつ優秀なバリバリのキャリアウーマンで、チーフ・マネージャーな彼女は何かと忙しい身。
対して、夫「三枝草真」は零細企業「T.I.クリーンサービス」のいち作業員であり。
すれ違いが続いており、夜の生活も新婚旅行の1度きりだったのでした。
そうした頃、偶然に仕事場が「テイアイ・ソリューションズ」となり、そこで妻「紫苑」を発見したんですが。
「真」が見たのは、彼女の浮気現場だったのです。
ショックを受けた「真」は友人「高田」から貰った”催淫効果がある”という薬で復讐しようとしたところ。
ふと気付くと、彼は妻「紫苑」そのものになっていたのです。
やや長くなりましたが、だいたいそんなお話。
ある程度分かった上で結婚したとしても。
男性側として、奥様のが仕事出来るというのは…まぁ、引っ掛かるのが普通。
世界は男女平等ではあるものの、やっぱり、ねぇ。
こちらの「紫苑さん」くらい優秀ならば、「真くん」は主夫に徹するというのもありだと思います。
本人がキッチリ家事できて、それで良いならば。
えっち拒否されていた相手の現場を見るというのは、辛い。
後にそんなんほか色々判明していくんですが。
この夫婦は、徹底的に会話不足ですわね。
特に「紫苑さん」は気を張り過ぎだし、「真くん」は素直に気持ちを打ち明けるべきだったか、と。
脱線しました。
入れ替わりの理由はいちおう明確で、友人から貰った薬が原因。
友人「高田」も服用はしていたようですが、特に入れ替わりは起こっていないらしく。
あるいは、体質によって入れ替わりまでなってしまうのか、単に催淫効果で終わるか、変化するのかもしれません。
(※夫婦は確実に入れ替わっていたので、それがキーかも)
※左:黒崎花梨、右:池田茉莉花
055:「妻という世界~東堂桔梗の場合~」
さて、2話目の主人公は先の「紫苑さん」の不倫相手である社長「東堂浩一郎」
…ではなく、その妻「東堂桔梗」さん。
おそらく景気の良いIT企業の社長で、垢抜けた彼に対して彼女は控えめでかつ真面目な方。
仕事場であーんな事をやっていた「浩一郎くん」は、奥様に対して”面白味のない女”という評価をしていたのです。
この夫婦が先の薬を服用したのは、まったくの偶然。
頭痛薬だと勘違いして、2人して飲んでしまったのでした。
(ただ、あの場所に置かれていたというのは…誰かが持ち込んだのかな)
「桔梗さん(※精神は「浩一郎くん」です)」のえっち相手は、彼の腹心である専務「黒崎賢二」
奥様と同様に、真面目で堅物という彼となにゆえ関係しているのか。
ぜひ本編でお確かめください。
泣けはしませんが、可愛らしい発想からでしたよ。
このあたりで、なーんとなく漫画の描かれ方、スタンスみたいなのが見えた気がしました。
093:「妻という世界~黒崎花梨の場合~」
こちらの主人公は「真くん」と同じ零細企業「T.I.クリーンサービス」の営業「池田優哉」
冒頭のオフィスシーンに注目。
1話目は「真くん」の視点だけだったので、そしたら「紫苑さん」は…??
という、誰しもふと感じるだろう疑問に応えたものになってます。
まだこの時点ではちら、っとですけどね。
同窓会に出席した「優哉くん」
学生時代に付き合っており、ひと約束もあった「黒崎花梨」との再会を心待ちにしていたのです。
はい、名字で分かると思いますが、彼女の旦那は先の「賢二くん」
狭い世界ですわね(笑)
酒癖について彼から心配されていましたが、それが現実となってしまうのでした。
なるほど、男が集まる訳だ。
さて、この黒崎夫婦が入れ替わってしまうのも、どうやらまったくの偶然。
想像するに、東堂家におそらくは”間違って持ち込んだ”のも「賢二くん」ではないかなぁ。
薬買ってくる、みたいな雑用もしていたと思われるので。
これまでの入れ替わった男性陣らと違い、元々剣道部主将で男前な「賢二くん」
妻「花梨さん」となってもそれは変わらず、複数いた男らを圧倒していました。
オチも前話らと違い、サッパリとしたものになってます。
133:「妻という世界~池田茉莉花の場合~」
175:「妻という世界~三枝草紫苑の場合~」
えー、ここからが最終エピソードです。
ある程度伏せつつ書きますね。
前話のメイン「優哉くん」の奥様、現在妊娠な「池田茉莉花」さんが主人公。
いままでの偶然なエピソードらと違って、サスペンスちっくなお話になってます。
帰宅した「優哉くん」は不意に意識をなくし、次に目覚めた時には拘束されているんですが。
その目前で、妻「茉莉花さん」と別の男性が絡み合っていたのでした。
ここからは秘密にしますが、
「なあーんちゃって」
の台詞後がエグい。
頭真っ白になるだろうなぁ。
さて、他エピソードと同じく、こちらでも薬によって池田夫妻の入れ替わりが発生するんですが。
ここからがもうひとドンデン返しが!!
ううむ、さすがは優秀社員でした。
最終話はタイトル通り、漫画での切っ掛けとなっていた三枝草夫妻がメインです。
とある事情で引き籠っていた「真くん(姿は「紫苑さん」)」
訪ねて来た「茉莉花さん」に連れられて行った先には…というドキドキ展開でした。
衝撃のクライマックスを存分に堪能下さいませ。
※「真くん(姿は「紫苑さん」)」はどうなってしまうのか。
仕事に情熱を持っている、というのは分かるんですが。
ああまでして、出世する理由が描かれていなかったのは、やや残念なところ。
(※責任ある業務になっていく、というだけでは弱いなぁ…)
そもそも仕事熱心な女性は実力でのソレにこだわり、ああした「女」を武器にして出世するのは嫌うのではないかなぁ、って気がしているので。
また、なにゆえ性転換(というか精神の入れ替わり)があるのか、は特に説明ないんですが。
それがメインの漫画ではないので、ここはまぁ、別に良いのでしょう。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「サブスカ」センセでした。
実は↓表紙絵のメモ書きにあったように、こちらが4冊目となる単行本。
(ちなみに、カバー裏はもう少し引いた視点となっていて、センセのコメントが読めるので必見)
こちらのブログでは「えあエッチ! 認識されないSEX三昧な日々」を紹介しています。
それらは、正直なところイマイチだったんですが。
今回はぐさーと刺されました。
ひでるさんはそもそも、同世界で次々にカップルがバトンタッチしていく構成が好きなんですが。
メインである三枝草夫妻がキッチリ前後を固めていて、綺麗に1冊へまとまっていました。
ラストも非常に良いものでした。
センセのコメントにもありましたが、この事件を切っ掛けにそれぞれ巧くいくのだろうと思います。
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