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■しこシス (澤野明)

★まんがデーター [15.5/20.0]
・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●◎○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] ラブコメ、妹、複数、近親
・構成 : 短編×10話(うち、「9人の妹様」×8)
・おまけ: あとがき、折り返しにコメント、カバー裏にラフ絵、
      描き下ろし「9人の妹様」

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「澤野明(さわの・あきら)」センセの「しこシス」です。

花火野家・妹ヒロインズ
※花火野家・妹ヒロインズ

 【 構成・絵柄 】

収録はメインとなる連続話と短編。
大まかには、3エピソードの単行本です。
連続話は7話ほどのストーリーで、各話でヒロインがバトンタッチしていくタイプ。
詳しくは後述します。
描き下ろしもそちらの追加漫画でした。
はっちゃけてるだけ、ストーリーとしてはやや弱めですかね。
そのメインから他短編まで、キッチリ妹でまとまった1冊。
いちおうジャンルはラブコメで、楽しいものばかりなんですが。
収録のうち1話のみ、”そうした安心感を逆手に取ったような、どんでん返し漫画”がありました。
そう黒々しく描かれてはいなかったものの、要注意。
また、近親でのタブーな色はまったくないので、そうしたものは期待しないように。
妹らと楽しくイチャイチャしてるような漫画です。

しっかりとした強さある線。
全体の色づき、濃淡、描き込みなどなど、だいたい適度なくらい。
過不足は特に感じません。
コマ割りに極端な変化なく、枠間も確保されています。
えっちシーンは平時と違い、大ゴマで擬音など乱れ飛ぶ派手なもの。
クライマックスというパンチ力がありました。
コメディーもお上手で、崩しもそこそこ。
もともとの人物絵が漫画ちっくの可愛らしいものなので、特に違和感はありませんでした。
適度なロリ具合で、妹キャラは良い感じ。
背景や小物・服装なども、それら人物絵と合ってます。
それなりに癖はあったものの、お上手にまとめておられました。
判断についてはそうカラーと変化ないので、↓表紙・裏表紙で問題ないでしょう。

 【 収録話 】 10話収録

007:「9人の妹様」 7話
191:「9人の妹様」 描き下ろし
花火野(はなびの)家には9人の妹がいたんですが。
唯一の男性で兄の「香」に皆ラブラブで自由もなく。
宜しくない関係に終止符をうつべく、皆に内緒で家を出て1人暮らしを始めていたところ。
ふと帰宅した「香」は、妹「牡丹」に再会したのでした。
大雑把ですが、そんなオープニング。 
 
兄妹との近親ラブコメです。
まっったくタブー感はなく、ヒロインらは積極的に迫ってえっちを求めておりました。
9名ほどの妹らは実に個性豊かで、侍・忍者ちっくな娘までおります。
まぁ、ハーレムものですね。
基本的にヒロインらが各話を受け持つタイプ。
話数7話なので、一部は複数確定。
また、こうした漫画のセオリー通り、最終話は全員集合パターンとなっています。
えー、ひととおり呼んだ感覚としては。
やっぱり、妹多過ぎ。
この半分くらいでも良かったのではないかなぁ。
せっかく強い個性あるヒロインらなのに、勿体ない気がしました。

なお、最終話オチはまた波乱を予感させるようなもので。
あるいは、コレまだ続くのかもしれません。

さて、その大勢いる妹ら。
彼女たちを誕生順に並べてみよう、と思っていたんですが…。
あまり、それぞれで絡むことなく。
(※各話はそれぞれ単独で、集合話も即えっちに流れてしまうのです)
無念ですが、詳細まで分かりませんでした。
その中で確実そうだったのは、1話目の「牡丹さん」が長女、最後に登場していた「まとめちゃん」が名前的にも一番下というくらい。
いちおう、↓下に並べてみましたので、参考にどうぞ。

牡丹、銀色
※左:牡丹、右:銀色

 【 基準 】
※名前後には、それぞれの特徴を書いています。
※姉と呼ぶ段階で、その年下が確定。
※基本的に年下には「ちゃん」付けして呼ぶのは年下だと思う。

 【 おまけ 花火野家 一覧 】
●「香」 兄。唯一の男性。

●「牡丹」 ※頭にリボン。 「銀色」をちゃん付け。
●「銀色(ぎんいろ)」 ※真面目。 第2妹の表記あり。「魔桜」を呼び捨て。

●「忍」 ※噛む忍者。 「諸刃」を呼び捨て・ちゃん付け。
●「諸刃(もろは)」 ※眼鏡侍。 「牡丹」・「銀色」より下。
●「初穂」 ※露出狂。 「牡丹」より下。この付近4名の順番は完全に不明。
●「魔桜(まお)」 ※ツインテール。 「銀色」・「牡丹」よりは下。

●「ヒカリ」 ※ドリル髪。 「翼」を呼び捨て。雰囲気的に年少組では?
●「翼」 ※褐色肌。 「牡丹」より下。
●「まとめ」 ※おデコ。 「ヒカリ」・「翼」より下で、全員を「お姉ちゃんズ」と呼ぶ。



第1話「牡丹」
無断で家を出て、1人暮らしをしていた「香くん」の住所を最初に突き止めたのが「牡丹さん」でした。
頭とロングヘアの先をリボンで結んでいるのが特徴。
容姿的にはいかにも妹という彼女でしたが、おそらくは長女だと思います。
本エピソードのメインヒロインで皆の会話に名前出ること多く、↓表紙ほかもくじ絵もゲットしており、集合絵でもたいてい中央に位置していました。
なかなかの巨乳で、バストトップは陥没気味。
オチでの台詞は、納得感あるものでした。

第2話「魔桜」
みんなバラバラに探しに出ちゃって~
なんて台詞が3話にありましたが、こちらでは写真を片手に聞き込み調査をしている「魔桜ちゃん」の描写がありました。
ツインテールで貧乳の、これまた漫画でセオリーな妹ビジュアルです。
「香くん」を「にーたん」と呼んでる可愛らしい娘なんですが…再会シーンでは意外な強さが見られました。
何かとアブない娘だなぁ。
また、彼があーまで妹らに好かれるだろう理由が垣間見えました。
「魔桜ちゃん」とは興奮そのまま、野外えっちになっています。
2人を出迎えた「牡丹さん」が楽しい。

第3話「銀色」
前回会話で名前(オチでも顔見せ)が出ていた「銀色さん」登場。
彼女だけ変わった名前なのね。
…というか、あのバラバラな名前は何か関連があるんでしょうか??
↓表紙のもう一方が「銀色さん」です。
あの妹らにあって、真面目で真っ当な意見を持つ彼女
ただ、兄への好意は皆と同様にもっていて、リアクション見る限りえっちもコレが初めてではない様子。
まあ、他の娘を見る限り、それも当然か。
オチ付近での「牡丹さん」との会話でもそんなんが出ていました。

第4話「初穂」
第5話「諸刃」・「忍」
第6話「翼」・「ヒカリ」
これらは過去エピソードです。
まずは4話目。
おかっぱ頭で、彼女もまた結構な巨乳具合。
母親がそんなんなのかな。
「初穂さん」は結構ガチな露出狂で、公園に行った際もチラ見せとかでなく。
全裸で「あはははは~」ってな感じに、踊ってたりするレベルです。
夜に外出した彼女を見て、心配した「香くん」が追跡して性癖発覚という流れ。
好意はあるものの、言動はちょっとした傾き具合があり。
うん、立派な変態だ。
そのまま野外えっちになってます。
それに続く5話目。
妹のうち、最も妙な設定・ビジュアルな2人です。
そもそも前話のオチで顔見せした際、変な場所から2人を観察してるんですね。
夜練って、何をやっていたんだか。
木刀・袴姿の「諸刃さん」は侍ちっく。
途中で言われてたそのまま視力悪いらしく、眼鏡っ娘です。
もう1人、「忍さん」はそのままくのいちのようで、こちらでの登場もそんな感じ。
描き下ろしでは薬調合中な様が描かれておりました。
常に右目隠れており、半開きな目が可愛い。
「諸刃さん」から逃れてきた「香くん」を捕まえた「忍さん」がえっち仕掛ける展開。
やがて、居所を突き止めた「諸刃さん」も…と、いう訳で複数になります。
詰めが微妙にあまいよね
のくだりが好き。
6話目は「翼」・「ヒカリ」の2人に寝込みを襲われるというもの。
ああ、家出するのも当然か。
ふにゃふにゃだ」とか言われてましたよ。
日焼け跡とかでなく、褐色肌な「翼さん」は”スポーツ感覚で”という熟練者であった一方、ドリル髪な「ヒカリさん」は強い言動とは裏腹に未経験。
「翼さん」の指導で「ヒカリさん」が口にしていたところ、「香くん」が目覚め。
逆襲えっちになります。
2人ともぐでんぐでん、という激しいえっちでした。

第7話「9人の兄」
描き下ろし「9人の妹様」 
さて、この7話は3話目からの続き。
兄不足で危険な娘もいるなか、前話ともども末娘の「まとめちゃん」は冷静で可愛い。
俺はただ逃げてた訳じゃない
そう言った「香くん」との複数展開です。
凄いなぁ。
描き下ろしは「まとめちゃん」のエピソード。
薬でグラマラスボディーを手に入れるというものなんですが…どうせならオチ以降の様も見たかったです。

初穂、まとめ
※左:初穂、右:まとめ

151:「MY(妹)ドール」
妹「小松川メグミ」そっくりの”等身大オーダードール”を発注していた兄「小松川ケイスケ」
何を買ったか教えてもらえなかった「メグミ」はこっそり部屋へ侵入。
そこで自分そっくりの人形を発見したんですが…うっかり壊してしまったのでした。
あれだけそっくりなのに、作り甘いなぁ。
こうした漫画の主人公ながら、ちゃんとしていて。
シスコンだと自覚ある彼は、それで欲望を抑えようと考えていたんですね。
さて、そんなんをうっかり壊してしまった「メグミさん」は、誤魔化すため人形のフリをしたのでした。
えっちの切っ掛けはそんなん。
普通なら気付くでしょうけど、こうした漫画(笑)なので、「すんげー!」とかテンション上がっただけ。
また、彼女も途中でネタバラシしようと考えたものの、それを言いだせないように追い込まれてしまうのでした。
そんな訳で、必死に我慢する「メグミさん」を堪能下さい
オチはあんなんでしたが、果たしてそんなもので満足できるのかなぁ。

171:「お兄ちゃんみいつけた♪」
愛するお兄ちゃん、を追跡中の「キョーカ」さん。
その兄は現在デート中。
最後にキスなんぞしていたため…拘束してえっち仕掛けるのでした。
そんな感じのエピソード。
連続話の妹らを横目に裏表紙を確保していました。
また、中扉のカラー、折り返しのSD絵までこちらの「キョーカさん」です。
センセのお気に入りなのかな。

まぁ、漫画の兄妹モノではよく見られるラブ暴走な感じ。
木に縛りあげて、男性自身もきゅっと縛ったりしていて。
お仕置き、とか言ってましたよ。
…で、こちらの漫画は最後にあっ、と驚かされるトンデモな仕掛けが
ああ、そっち系なお話なのね!?

 【 その他 】

そんなこんなで、毎度お馴染み「澤野明」センセでした。
こちらで成年漫画は6冊目。
ただ、センセは一般系も描かれており、合計では9冊目くらいだと思います。
書かれていた2桁にはすぐ到達しそうですね。
ブログでは「兄+妹=LOVE?」、「妹と付き合う11の方法」、「兄想う故に妹あり」、「妹ロジック」、「妹たちのエッチなひみつ」…と、キッチリ成年漫画のみ紹介中です(笑)

今回は…妹漫画で、到達するところまで来た感じ。
いや、凄かった。
ただし、前述したように9名はさすがに多い
お話もはっちゃけたまま、ざーって流れてしまいました。
オチ後が非常に気になるので、これがまた続けば幸いです。
もう少し、ゆっくりあの兄妹らを見たいですね。
誰がどう順番になってるのか、も含めて是非に。




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■少年×少女 (たまちゆき)

★まんがデーター [17.5/20.0]
・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●◎
・属性 : [成年] ラブコメ、思春期、幼馴染み、貧乳
・構成 : カラー(4P)、短編×11話。
・おまけ: あとがき、カバー裏に作品解説、中扉は表紙とリンク絵、
      描き下ろし「いつもの車窓で」、加筆修正あり。
      
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「たまちゆき」センセの「少年×少女」です。

リン子ちゃん
※リン子ちゃん

 【 構成・絵柄 】

収録は全て短編。
描き下ろしは後日談とかではないものの。
本編収録の漫画と一部シーンを共有したエピソードになってます。
詳しくは後述しますが、他単行本キャラの登場するお話でした。
キチンとした解説もあったので、見ていなくてもいちおう大丈夫でしょう。
ジャンルはさっぱりとしたラブコメ。
幼馴染みカップルが多く、初えっちであるなど思春期の爽やか系なのもあるんですが。
妄想とか露出、縛りに首輪…とか、特徴的なプレイが目立つようになってます。
ただ、紹介帯の”不慣れで手探り”というそのまま、傾きあるものの初々しさあるカップルらを堪能できると思います。

すっきりとした細線での作画。
全体の色づき・濃淡は概ね適度なくらい。
描き込みも同様。
全体的に過不足はありません。
コマ割りは大小という感じで、丁寧さと迫力があるもの。
キレイに仕上がっており、見易い原稿でした。
広い輪郭でやや頭は大きめ、華奢な身体というロリっぽいバランス。
やや若めはあるものの、ひでるさんが考えるそっち系とは違っていて。
貧乳揃いという方が正しいと思います。
漫画はお上手で表現・表情などに引っ掛かる個所なく
背景・小物との融合にも優れていて、違和感はありません。
確立されている絵柄に特徴あるタイプなので、好みがハッキリ分かれるでしょう
↓表紙・裏表紙よりも白黒絵のが断然良いので、紹介帯裏のカット絵を参考にプラス判定でどうぞ。

 【 収録話 】 11話収録

007:「夏色ジョーカー」
217:「いつもの車窓で」 描きおろし
学年で一番人気な「高嶺美咲」は「祐世(ゆうせい)」の幼馴染み。
昔はよく遊んだものの、思春期となった今では会った際に挨拶交わす程度の関係でした。
そんな頃、”男子トイレ”に入った彼は「美咲」の意外な姿を目撃するのです。

いやぁ、単行本の冒頭から実に良い光景でした。
男子トイレで立ちションしていた彼女。
こんなシチュエーションをAVでも見たことあるんですけど…なんというか、素晴らしくいいものでしたよー。
気付かず入ってきた無関係な男性が面白いくらい驚いてたりするの。
この際の「美咲ちゃん」はセーラー服だったので、お尻見えなかったのがちと残念。
ともかく、そんな光景を写真におさめた「祐世くん」は、それをネタにさらなるプレイを要求していくのでした。
お話の流れとしては、ブラックにも持ち込めそうなんですが。
そもそも「美咲ちゃん」にそうした趣味があり。
お互い昔馴染みで好意を持っていたこともあってか、特殊プレイ好きのカップルみたいな感じに落ち着いておりました。
直接行為のお誘いは彼女から。
いつからか、主導権も「美咲ちゃん」になってましたねー。
じゃあもし学校学校の奴らにバレたら……
への返し台詞が見事。

なお、オチ部分は描きおろし「いつもの車窓で」と繋がっています。
4ページほどのショート。
単行本[発情KIDS]に収録された、電車えっち”いつものシリーズ”の2人です。
車両から「美咲」らのプレイを目撃した「笹木祐里」は、スイッチが入ってしまい。
「井上耕太」との車内トイレえっちとなってます。

「高嶺美咲」、テニス部「千夏」
※左:「高嶺美咲」、右:テニス部「千夏」

027:「雨音キャンディー」
突然の雨に公園で雨宿りする「優羽(ゆうは)」と「春斗」
彼女とは幼馴染み同士で、昔にも同じように雨宿りしたことがあり。
その頃から彼女に恋していた「春斗」
思春期となり、より女性っぽくなっていく「優羽」に以前とはまた微妙に異なる感情を抱くようになっていたのでした。
好きはそれとして、「春斗くん」は自らわき上がるエロい部分に困惑しているんですが…健全な男子ならば当然よ。
「優羽ちゃん」はポニーテールの可愛らしい娘さん。
彼女も好意をもっていたようで、彼の衝動的な行動を受け入れた事が切っ掛けとなっています。
言動がいちいちキュートですねー。
そのまま雨降る公園でのえっち。
もっとロマンチックな雰囲気で…
そんな発言ありましたけど、あれはアレで良いシチュエーションだと思いました。
…あ、女の子はそうでもないのか。

049:「薄紅ドラキュラ」
”メラニン色素が薄い”という関西人「御堂」さんとのエピソード。
転校生で本好きなためか、1人でいることが多い彼女。
どうやら八重歯のようでしたが、特にファンタジー漫画とかではありません。
図書委員な彼は「御堂さん」と一緒になることが多く。
もともと彼女が気になっていたこともあり、よく話すようになっていたのでした。
ショートカットと関西弁がキュートな「御堂さん」
漫画だとそう変化ないですが、白いんだろうなぁ。
図書委員というだけあって、彼はなかなか口が達者で。
”シルクのように白く透き通った肌が西欧人形みたいに繊細~”
とかなんとか言っておりました。
言葉攻めですね
大人しそうな顔して…やるなぁ(笑)
そんなんに照れまくってる「御堂さん」が可愛い。

069:「青春メール」
サッカー部「翔」くんからの告白で付き合うこととなった、テニス部「千夏」ちゃん。
小学校からの昔馴染みで、その頃から好意をもっていたこともあり、ラブラブなんですが。
部活で忙しい2人は、なかなか会う時間を作れなかったのです。
こちらは、
”日焼け少女成分が足りない”
とセンセが急遽追加してくれたエピソード。
流石です!
裏表紙がこちらの「千夏ちゃん」
昼食を一緒に~というのがメインの流れ。
まぁ、あんなガッツリとしたキスしてた2人ですから、のんきに昼飯なんて食べてる場合じゃないですわね。
テニス部な「千夏ちゃん」の独特な日焼け跡に注目。
あれは…ちょっとではなく、かなりテンション上がりますよねー。
やっぱり日焼け少女があって良かったです。

089:「放課後ペット」
「亮」を訪ねてきた幼馴染み「リン子」
普段は大人しいものの、時折トンデモないことをする娘で。
その日の相談は、自らつけた首輪が取れなくなってしまったというものでした。
首輪が外れなくてもオレが飼ってやるから!
そんな事を言ってましたが。
ちと…プレイがぶっ飛び過ぎよ。
えっちについてはコレが初めてではないらしく、「亮くん」はいつの間にやら彼女のスカート脱がせたりしています。
首輪そのまま、犬ちっくな娘さん。
そんなんにハマった「リン子ちゃん」は、後半では自らつけたりしています。
たぶんスカートも自分から脱いだんだろうなぁ。
なお、こちらの中盤では「夏色ジョーカー」に続く、男子トイレでのシーンがありますが。
また角度というか態勢が全く異なっているので、お楽しみに。
もの凄い絵になってましたよ。

113:「恥じらいカップル」
毎朝起こしにきてくれる、定番な幼馴染みというべき「小野寺美穂」
昔から付き合っているんですが…極度なテレ屋のため、えっちどころか手繋ぐことも稀だったのです。
付き合って3年という2人。
どうにかその先に~という「テル」くんは、部屋で2人きりというシチュエーションに持ち込んだのでした。
彼女として、努力しますっ!
そんな感じに気合を入れる「美穂ちゃん」が可愛い。
しかし、やっぱり怖気づいてしまい…やや強引なえっち展開となっていました。
彼女の初々しい様をお楽しみ下さい。

133:「妄想カノジョ」
男子にはやや無愛想ですが”清純で純真無垢”という評を得ていた「麗奈」
しかし、幼馴染み「誠司」の前ではそんな風はなく…。
エロ妄想いっぱいな勝手に見た夢での不満を、辛辣な口調で彼にぶちまけてきていたのでした。
面白い娘さんですね。
妄想するヒロインというのはちらほら見られますが。
夢での詳細なプレイを愚痴ってくるというのは独特
しかも、結構強めな反応でした。
そんな彼女がため、えっちに発展するのは売り言葉に買い言葉みたいなもの。
あるいは、「麗奈さん」なりに好意を表現し続けていたのかも。
昨日の夢での舞台にて野外えっちとなってます。
最中での振り返っての一言がいい感じでした。
こっちが惚れるわー。

155:「汗だくフラストレーション」
健康優良児という「夏希」は、付き合う「冬馬」と汗だくえっちをするべく色々と仕掛けをするのでした。
収録ではテニス部「千夏ちゃん」と並ぶ元気キャラですね。
(※なにげに2人とも”夏”が名前に入ってる)
当然ながら彼女もショートカットです。
前半での、ノーパンなままスカート持ち上げるシーンが好き
えっちはやっぱり彼女から仕掛けてます。
学校えっちですよ。
後輩から慕われているとのことでしたが、さっぱりとしたいい先輩なんだろうなぁ。

麗奈さん、夏希ちゃん
※左:麗奈さん、右:夏希ちゃん

175:「暗闇レッスン」
「康太」・「優子」の目隠しえっち。
幼馴染みですが、台詞からまだ付き合ってはいないらしく。
えっちを迫る彼に目隠しをするのでした。
…しょうがないなぁ~~
そんな「優子ちゃん」が好き。
やっぱりこうしたモノは押しまくった方が正解でしょう。
そもそも好意なければ、そんな話題にならないだろうし。
自分だけ目隠しは不公平だと言った彼に対し、自らも目隠ししていました。
いや、それだとどっちも見えないじゃない。
持っていたDVDが緊縛モノだった「康太くん」
後半のアレは、彼にしてみれば当然でしょうね。
オチではあんな感じになっていましたが…普通にしなさいよ。

195:「星空ロマンティック」
天文部の「ヒカル」と「美佳」
学校の屋上でしし座流星群を見ることとなったんですが、他の部員は欠席で2人きり。
宇宙に興味津々な彼の一番は天体観測なため、「美佳」は二番は何かと聞いてみたのでした。
「美佳ちゃん」はまた屋上前にキスする他カップルを目撃してましたからねー。
このシチュエーションは逃せないでしょう。
天体観測の日程を他の部員に伝えてないのでは、とか疑われていましたが。
彼女分かり易い雰囲気あったので、皆に遠慮されたのではないかなぁ。
そのまま屋上えっちになっていました。

 【 その他 】

そんなこんなで「たまちゆき」センセでした。
↓下に記事並べましたが。
ちらほら紹介しております。
やっぱりお上手で、各作品安定しているんですよ。
大外れはしませんね。
あとがきによると、2012年頃からキャラの頭身を若干上げているとのこと。
ああ、言われてみれば確かにそうかも。
人によって好み色々だと思いますけど、個人的には現在のバランスが好き。
ちょっとロリっぽさもあり、いい具合だと思います。

少年×少女 少年×少女(TENMACOMICS JC)
                  (2015/4/28)
                  たまちゆき
                  ※アマゾン登録なし


★「たまちゆき」センセの漫画紹介記事 すべて成年系

華奢なカラダ
 秘密シリーズほか、短編集。
小っちゃな恋のメロディ
 表題作、「IDOL☆SISTER」などの中編による1冊。
恋人ごっこ
 2話連続な話と短編による構成。「IDOL☆SISTER」の続きも。
小麦色狂詩曲
 デビュー10周年記念単行本。付録「たまちゆき10年史」はファン必見。
子猫じゃないモンっ!
 表題作4話を含む、「恋の特別室」からの続編。
発情KIDS
 「発情シリーズ」を含む、”今までで一番分厚い”という単行本。
これでもオトナですけど!? Mrs.LOLITA 完全版
 1冊まるまる「Mrs.LOLITAシリーズ」です。描き下ろしエピソードもありますよ。


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■jc-t 孕みたい系女子 (夢乃狸)

★まんがデーター [17.0/20.0]
・絵柄 :●●●●◎
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●●◎
・属性 : [成年] 援交、妊娠
・構成 : 短編×12話。
・おまけ: あとがき、カバー裏に作品解説、加筆修正あり、
      描き下ろし?「jc-t 孕みたい系女子 プロローグ」 

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「夢乃狸(ゆめのたぬき)」センセの「jc-t 孕みたい系女子」です。

教師「進藤美優」
※教師「進藤美優」

 【 構成・絵柄 】

収録は表題作の中編と、短編群。
メインは連続話で、ストーリー調。
2組のカップルについて、描かれておりました。
短編も含めて、タイトル通りなお話群
ただし、そちらから感じられるようなブラックさは意外となく。
プレイ的にも、あまり極端なものはありませんでした。
いちおうジャンルはそんな系統であるので、お好きでない方はご注意ください。
漫画はラブコメほど軽さなく、かと言ってそれほど重々しくもありません。
適度なくらいの重量感だったと思います。

しっかりとした強めな線での作画。
全体の色づきはしっかりしていて、濃淡はやや強め。
描き込みも同様で、こってりな味わい。
コマ割りは細かく、変化も多め。
かなり賑やかに仕上がってます。
個人的に配置など原稿内でのバランスで気になるところありましたが、それも些細な程度。
派手目でしたが表現などに違和感はなく、引っ掛かる個所もなく。
巧く漫画を描かれていました。
人物絵はふっくらと幅広めで可愛らしいもの。
ジャンルもあってか、むちむちっとしたスタイルです。
そんなんお好きな方にも刺さるかも。
また、内蔵描写がちらほら見られたので、そんなん苦手な方は要注意。
背景や小物も全体と合っていて、過不足はなく。
全体的に作画は良好なものでした。
そう変化はなかったので、判断については↓表紙・裏表紙が良いでしょう。

 【 収録話 】 14話収録

001:「jc-t 孕みたい系女子」 前中後編
127:「jc-t 孕みたい系女子 ボテ腹編」
227:「jc-t 孕みたい系女子 プロローグ」 描き下ろし?
友人「詩織」の紹介で、「美花」は援助交際の相手「多村亮治」と会い。
そこで初対面な彼とガッチリ最後までイタしてしまうのでした。
一方、娘「美花」の成長を感じていたその父親。
同年代の「間々崎優亜」に誘われるまま、関係を持ってしまうのです。
ごく簡単ですが、そんな感じ。

いちおう、どっちも切っ掛けは援助交際的。
それでタイトル通りな行為までしてしまい、セオリーであればヤリ捨てな雰囲気たっぷりなんですが。
不思議なことに、ちゃんと責任から逃げないのがこの漫画のポイントでしょう
無論避妊はすべきですが、命中したらちゃんとしましょうねー、という感じ。
そうした意味では教育的な漫画と言えるかも。

美花、優亜
※左:美花、右:優亜

前編は「美花ちゃん」と援交の相手「亮治くん」
友人「詩織さん」の影響が大きく、実際に彼を紹介したのも彼女。
ううむ、アレでいいの?
実際、彼女自身も中年と付き合って命中までしていて。
言ってることが口ばっかりでないのは良いのか、悪いのか…。
ただ、彼女の助言と、巻末にあるプロローグ(これが描き下ろし?)で描かれていた彼氏への不満がため、「美花ちゃん」も同様にえっちしてしまうこととなるのでした。
清楚で可愛らしい外見
とは友人「詩織さん」の台詞でしたが、あーんな娘が援交もそうですが、彼氏とガッチリとしたえっちしちゃってるのが凄い
こちらでは、ホテルと自宅、さらには車内プレイまで描かれていました。
数ページ程度ですが、次にメインとなる父親とのお風呂シーンにも注目。

中編は娘「美花ちゃん」と同学年という「間々崎優亜」が登場。
娘と”手をつないで”登校していた父親に興味を持った彼女から誘う流れ。
女の子が足全開にして座らないように(笑)
なお、前編では「美花ちゃん」のバストに対し、「成長途中な感じが~」なんて台詞ありましたが。
その台詞はこちらの「優亜ちゃん」にこそ当てはまる感じよ。
お話は”嘘だぁ”ってな雰囲気の大胆な電車内プレイから、ホテル内えっちに展開しております。

後編は会話に出ていた旅行エピソード。
冒頭のタクシー内プレイは、まるでAVのよう
「美花ちゃん」もそれを受け入れちゃうのね。
旅館部屋でのえっち。
彼女も感じたそのまま、露天風呂でなかったのは意外でした。
なお、こちらの中盤では驚くような展開に。
察せられる方もいるでしょうけど、いちおうこの場では伏せておきます。
ぶっ飛んだ、もの凄いカミングアウトが見られますよー。
それ以降は複数展開に。
読者待望(?)だろう描写もありました。
「jc-t 孕みたい系女子 ボテ腹編」はタイトル通りな後日談。
「美花」・「亮治」のカップルで、お腹目立つようになってきていた彼女とのデートが描かれてます。
ほぼえっちしまくってるだけなんですけどね。
オチでは全員集合し、それぞれのその後が見れるようになってます。

151:「デキちゃっティーチャー」
教師「進藤美優」は生徒「遊佐貴人」の告白を受け入れ。
進展した結果、誕生日の行為でどうやら妊娠してしまったようなのです。
…教師なんだから、せめて避妊しなさいよ
さすがに年上だけあって、色々考えていたんですが…その際を思い出した「貴人くん」に迫られ、教室プレイに。
しかたないなあ…
とか言ってたものの、えっち発展してしまうのでした。
前髪ぱっつんなボブカットの「美優先生」
童顔ながらもバストは丸々と大きく、そりゃー生徒にモテるだろう感じ
ああしてえっちに流されちゃうあたりもそうですね。
オチを見る限り、あの後がちょっと心配。
がんばれ。

173:「行動が描いたどうしようもないストーリー」
本を見ながら歩いていた「田部ひかり」
うっかり先輩「雨宮指人」と激突し、眼鏡を無くしてしまい。
また、怪我をしていたので、保健室まで連れて行ってもらうこととなったのです。
えー、「ひかりさん」は眼鏡ないと歩けないほどの視力ではあるんですが。
さすがに、差し出されたのが消毒液か、男性自身か、分からん訳ないでしょう。
こんなんなるか。
もしかしてこれ…
って遅いよ。
初見だった「ひかりさん」が興味を引かれため、えっち引き続く流れ。
後半では眼鏡を見つけ、着用していたのでお好きな方おめでたう。

田部ひかり、珠
※左:田部ひかり、右:珠

197:「デルタ」
「珠(たま)」と結婚していた「渉」
頑張っていたもののなかなか子供が出来ず、幼馴染み「恵(けい)」 に相談するのでした。
「恵ちゃん」とはそうしたプライベートな事を話せるくらい親しいものの、いちおう友人関係。
どうやら、彼女は好意を持って(引きずって)いるようでしたけどね。
お話メインはその後の「珠」・「渉」のラブラブえっち。
じっくり間を置いていたのが、いい効果となってました。
ただ、「珠さん」は”友人”と言っていた「恵さん」に会いに行くことを不安に感じていたようで。
買い物に出て偶然会った、というのがそんな感じですね。
なお、当初は裏表紙のように髪をアップにしているんですが、途中で自然に解けていくのがまた可愛いです。
なお、「恵さん」の後日談は某書店のおまけ小冊子にありました。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「夢乃狸」センセでした。
こちらが5冊目くらい。
たぶんひでるさんはこちらが初見です。
正直なところ、今回もタイトルからどうしようか店頭で迷ってたんですが。
こうしたネタながら、そうブラックでなかったのは本当に意外なものでした。
(※まぁ、そう明るくハッピーなものばかりでもないですが)
ヤリ逃げな描写もいちおうなく。
そうした感じでの読み辛さはありませんでした。
逆にタイトルで派手な描写を期待した方には、やや物足りない所があるかもしれません





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■ギリギリ純愛白書(仮) (ぽんこつわーくす)

★まんがデーター [20.0/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●●
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●●
・属性 : [一般] ラブコメ、大学サークル
・構成 : カラー(4P)、8話収録(うち「ギリギリ純愛白書(仮)」×6、
      「ぶらいんどえっち!」×2 ※全て同一世界)
・おまけ: あとがき、イメージ画、合間にイラスト・4コマ。
      
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ぽんこつわーくす」センセの「ギリギリ純愛白書(仮)」です。

温泉同好会「なつきちゃん」、オカルト研「亜希子さん」
※左:温泉同好会「なつきちゃん」、右:オカルト研「亜希子さん」

 【 構成・絵柄 】

収録は2本立ての構成。
ただ、実はどちらも同じ大学でのお話で、全て同一世界でのエピソードです。
基本別なんですが、たまに交わる点あるのが最大のポイント。
一方での疑問が、もう一方を読むと解決する~みたいな感じ。
メインの中編は4組のカップルが登場するオムニバスっぽいお話。
強く全体をけん引するような、核となるべきストーリーはないものの。
やはりそれぞれ交流したり、繋がる部分などあり、漫画世界をたっぷり楽しめる仕上がりです。
読み終えた後の2周目でも、色々と発見する部分あると思います。
単行本は、必ず直接描写ある一般えっち系。
この点についても、まったく問題ありません。
爽やかに描かれてましたよ。

さらりとした柔らな線での作画。
全体の色づきや濃淡はちょうど良いくらい。
描き込みも過不足ありません。
そこそこの白比率あり、さっぱりな画面です。
コマ割りも極端な変化なく、安定した見易い仕上がり。
ごく丁寧で乱れ・崩れはなく、あちこちのバランスも良好
背景や小物もお上手でメリハリもあり。
漫画もお上手で、特に引っ掛かるところは見えません。
作画は非常に優れ、これというマイナスはなかったです
人物絵も同様に極端なデフォルメ感なく。
清潔感のある、漫画らしい可愛さです。
癖も人を選ぶものではないので、万人にオススメできる1冊でした。

 【 収録話 】 8話収録

003:「ギリギリ純愛白書(仮)」 6話
153:「ぶらいんどえっち!」 2話

高校時代から付き合っていた「ハル」・「麻衣」は晴れて一緒の大学へ。
そちらで出会った先輩「なつき」の誘いもあって、2人は「ミステリ研」へと入りました。
しかし、”ひとの彼氏をつまみ食いするのが趣味”という彼女に、「ハル」は流されるままえっちしてしまったんですが…その場には、「麻衣」が隠れていたのでした。

かなり大雑把ですが、だいたいそんなん。
こちらが「ギリギリ純愛白書(仮)」の1、2話目。
冒頭2話は「ハル」・「麻衣」のカップル話ですが、以降は同大学の別カップルなエピソードとなっていて。
最後の2話は皆で温泉旅行へ行く、キャラ集合話となっています。

さて、こちらの「麻衣ちゃん」
言いたい事を引っ込めてしまう性格ながら、実は内心で結構辛辣な考えをしており。
特に、自らの性癖を自覚することとなる2話目では、魅力的なSちっくヒロインとなってました。
先輩「なつきさん」の誘いで、えっちしちゃう「ハルくん」
その前にとある事情でズブ濡れにされていた「麻衣ちゃん」は着替え中だったので、いきなり部室に入ってきた2人がため、ロッカー内に隠れていたのです。
まぁ、ああした「なつきさん」の誘惑には勝てないだろうなぁ。
いちおう、完全に浮気ではあるのだし。
…で、2話目は事実を握る「麻衣ちゃん」と真面目な「ハルくん」の緊張感あるやり取りが見どころ。
ドキドキする「麻衣ちゃん」がキュート。
ああした娘にじわじわ突き詰められるのはいいですねー
後半のクライマックスが非常に良い仕上がりでしたよ。

ミステリ研先輩「なつき」・「麻衣ちゃん」
※ミステリ研先輩「なつき」・「麻衣ちゃん」

3話目は温泉同好会の「倉田」くんと「なつき」ちゃん。
先のカップルとは違い、女性側がMちっく。
「倉田くん」は仲間内からツンデレ言われている、やや取っつき辛そうな雰囲気の男性です。
ミステリ研究会との合宿で使う血のりを取りに行くこととなったんですが。
そこは有名な”出る”と噂のスポットだったのでした。
眼鏡でショートカットの「なつきちゃん」
典型的ないじめて系なんですが…消毒のアルコールで酔っぱらってしまうのが切っ掛け。
ある意味で彼女も言いたい事を言えてない娘。
彼氏「倉田くん」がちょっと怖めでしたからね。
こちらの2人はまぁラブラブで、さして問題ないです。
見事な貧乳っぷりを堪能ください。

4話目は「なつきちゃん」の友人「亜希子」さんが発足したばかりのオカルト研究会です。
勝手に部員とされた「修也」くんと2人きり。
事の真相を調査するべく、先の”出る”と噂ある大学へ深夜に忍び込むという流れ。
”消えた血痕”
”白衣の幽霊”
そんな目的だった筈なんですが…方向定まってないのか、欲張りなのか、発見した白衣などはそこそこに、UFO召喚の儀式へ。
生殖行為に宇宙エネルギーとかなんとかいう「亜希子さん」の理論がため、屋上でのえっちに発展。
(※いちおう30分ほど説明を受けた後でしたが)
誘っていながら、緊張感たっぷりな「亜希子さん」がキュート。
まぁ、そうした彼女にこうして付き合っていた「修也くん」がどんな気持ちであるかは、わざわざ書く必要ないでしょう。
オチページが楽しいです。

5、6話目は温泉旅行エピソードです。
おそらく掲載時はカラーだったらしいオープニングは、シャンプー中の「ハルくん」
変わらず先輩「なつきさん」に遊ばれてます。
ううむ、役得ですねー
(※混浴なので、一緒に入ってるのは問題なし)
恒例である推理ゲームなんですが。
今回の死体役は「倉田くん」
ただ、解禁以後に積極的になっていた「なつきちゃん」がため、えっち最中。
そんな際、ミステリ研の会長さんが無残な姿で発見されたのでした。
だいたい、そんなんが前半。
まぁ、こうしたラブコメ漫画なので、他愛なく落とされるんですけどね。
後半はとあるカップルが成立するまで。
誰かは内緒ね。
初々しくてこれまた良かったです。
特にえっち最中でのやり取りが好き。
オチは「ハルくん」・「麻衣ちゃん」が対応してました。

2話の「ぶらいんどえっち!」も…前述したように同大学でのお話。
理学部で実験に取り組んでいた「高木」さん。
ついに透明人間になれる薬を開発したんですが…突然爆発したソレがため、実際に透明になってしまったのです。
ただ、元に戻れる薬はなく、彼女は半年もの間透明なままだったのです。

察しの良い方、その通り
大学での幽霊話の原因は、この「高木さん」なんですね。
絵では描かれているものの、過去描写以外の漫画中で実際は透明なのです。

理学部「高木さん」
※理学部「高木さん」

こちらは後輩「松本」くんとのアレコレ。
当然ながら、協力している彼は先輩「高木さん」に好意を持っているんですが。
実験の失敗とか、研究成果など色々な事柄がため、ややこしい事になってます。
”透明で色々できてラッキー”
…ってのが、こうしたラブコメ漫画のセオリーなものの。
こちらは現在進行形で元に戻れていないため、結構深刻さがありました
解決の糸口が見えた2話目は、だいぶコメディーちっく。
何日かかんのよ
のくだりが楽しい。
確かにな(笑)
ラブラブな彼に対し、「高木さん」はまだそう好意が強い訳ではないらしく。
(※研究者としての探究心もあるのでしょう)
とある一言がため、彼をより燃え上がらせせてしまうのでした。
頑張るのもいいけど、ほどほどに。
続いて描かれていた4コマがまた楽しいです。

 【 その他 】

そんなこんなで本日は「ぽんこつわーくす」センセでした。
こちらのブログては「ぽんこつわーくすのすけべ本」、「彼女日和」、「からふるはーべすと」、「お嬢様は逃げ出した」などを紹介しています。
こちらが9冊目くらいでしょう。
同一世界みたいな漫画が大好物なひでるさん。
そのため、今回は何度も読み返すくらい好みなものでした。
いや、さすがにお上手
温泉同好会のほかメンバーも可愛かったんですが…。
さすがに、次巻までは引っぱらないか。





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■しりびっち (usi)

★まんがデーター [14.0/20.0]
・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●○○
・漫画 :●●●◎○
・独創性:●●●◎○
・属性 : [成年] 複数、ビジネス、人妻
・構成 : 短編×10話収録(うち「毎週木曜午後2時はシリーズ」×2)
・おまけ: あとがき、イラストギャラリー。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「usi(うし)」センセの「しりびっち」です。

雪菜
※雪菜

 【 構成・絵柄 】

収録は1話連続ものがあった以外はすべて短編。
2話で1本という感じのエピソードで、前後編モノという感じです。
タイトルから、お尻中心な印象を受けましたが…意外にそうしたプレイはほぼなく。
(※複数プレイで、お尻描写はちらほらありました)
単語としては、”びっち”だけのが、単行本に正しい感じです。
ジャンル違いには注意。
とにかく複数えっちが多い、派手な画面でした。
ストーリーとしてそう凝ったものなく、かと言って軽い訳でもなく。
収録話も良く言えばバリエーション豊か、となるんですが、コレというポイントには欠けた単行本だと思います。

しっかり丁寧な線でのデジタル作画。
全体の色づきは適当で、やや黒が強いかな、くらい。
描き込みも丁度良いくらいでしょう。
初出は書かれていませんでしたが、あとがきによると、
”およそ10年前くらいに執筆したもの”
とのこと。
おそらく加筆修正はしていないようなんですが、感覚的に差はなく
そう悪くは感じませんでした。
(あらためて最近のを見ると、より洗練されてきた印象)
やや表情など硬い雰囲気あるものの、センセの個性みたいなものですからね。
癖は強めで人は選ぶかもしれませんが、あちこちはお上手で。
満点ではないものの、減点するようなところもありません
判断については、カラーとそう変化ないので↓表紙・裏表紙で良いかと。

 【 収録話 】 10話収録

005:「PAIN ペイン」
婚約していた相手「さくら」から、突然切り出された分かれ話をあっさり承諾した主人公「あきひこ」
と言うのも、興信所を使って詳しくその動向を調べていたのです。
以前お遊びで撮影していた動画もネタに加え、慰謝料を請求したのでした。
男性の復讐劇、みたいな作品。
真実を突き付けられて逆切れしてましたが…。、
わざわざ婚約までしていながら、他の男性を漁っていたというのは酷いなぁ
そんなんなら、普通に付き合うだけに留めておけばいいのに。
リベンジポルノとか耳にするようになってきましたが、こうした話では男性側に同情。
ただし、相当頭にきていたのか、結末はかなり振り切れたようなもので…これでは女性も気の毒。
自業自得かもしれませんがね。

OL「早川」、柊みずほ
※左:OL「早川」、右:柊みずほ

027:「会議は踊る」
眼鏡がキュートなOL「早川」さんのお話。
(メインでは外しちゃいますが)
冒頭のはっちゃけっぷりからすれば、色々したいのはあの課長さんなように思いますが…。
えっち相手はその代理で出席した会議参加者10名でした。
確かに言ってることは正しいと思いますが、実際に手を出したら同じ事でしょう。
(※しかも、オチでは成功報告をしている)
まぁ、こんなんまったく現実味ないお話で、まさに現代ファンタジー。
そのまま複数プレイとなっていました。
会議は?!

049:「お隣さん」
家が隣の「柊みずほ」
昔よく遊んでいたものの、彼女がお嬢様学校へ入学してからは疎遠になっていたんですが。
ある日、窓越しに彼女が2名男性と複数プレイをしていたところを目撃してしまったのでした。
幼馴染みとの複数。
ベランダを伝って行き来はできないものの、彼女の部屋は窓からばっちり見える配置・距離。
それを知ってるだろう彼女がカーテンも閉めないままそんなことをしているというのは、お誘いですかね。
実際、次の日に直接誘われた「健」くんは彼らに混じることとなるのでした。
直前になって帰ろうとするくだりはなんだかリアル。
いきなりハードル高いですよねー。
昔の想いも砕け散りますわ。
いちおう、漫画はコメディーちっくに終わっていましたが、ネタとしては結構な重量感がありました。

071:「ミックスソーセージ」
タイトルのソーセージ、は男性のアレではなく、双生児の方。
狙っていた「水原」さんと晴れてベッドインとなった「武雄」くん。
清純なイメージだった彼女は意外に大胆で、そのギャップを楽しんでいたんですが…そこに同じ顔をしたもう1人の彼女が飛び込んできたのでした。
ベッド上の彼女は姉で、告白して付き合うこととなったのは妹「ほのか」
目前で揉め出した2人は、売り言葉に買い言葉という感じでえっち対決のようになってしまうのです。
冒頭の「武雄くん」を見る限り、慣れたお姉ちゃんのが合いそうですね。
コイツのどこが良かったんだろう。
後半は姉妹との複数えっちとなっていました。

093:「兄嫁」
親の会社を守るため、ITでひと財産を築いた兄の嫁となった「さおり」
兄はそんな彼女を完全に所有物として扱っており。
そんな義姉に想いを寄せていた「一幸」でしたが、その意外な一面を知ることとなるのでした。
案内されたのは、もの凄い部屋。
エラい趣味してますなぁ…。
彼女がああなってしまったのも、まぁ兄が原因なんでしょうね。
誘われるままのえっち展開。
周囲に飾られていたアイテムはドえろいですが、「一幸くん」との行為は普通。
あれで満足できるのかな。
オチとか彼を誘うくだりを見る限り、ああ見えて結構したたかなのかもしれませんが。

111:「功名街道」
「歳倍くらい離れてる」
専務「岩倉健介」の結婚相手はそんな感じで実に若く、皆驚いていたんですが。
その部下でお気に入りだと噂される「北賀」は、”是非に”と言う感じで家に招待されたのでした。
なかなか恐ろしい、ビジネス(?)漫画
会社人生があるので、なかなか複雑です。
奥様が若くて美人なのはいいですが、後半の展開を見ると完全に巻き込まれただけのことで。
また、会社での人間関係もあるので、妙な袋小路にはまり込んでしまった感じ。
あれは辛いなぁ。

133:「毎週木曜午後2時は」
155:「毎週木曜午後4時は」
マンション・パレス白百合の503に住む若夫婦。
毎週木曜の午後2時はいつもカーテンが閉まっていて明かりもなく、ほぼ無人だと考えられ。
空き巣目的で部屋に入ったところ、見知らぬ男性が3名おり。
そこに、503の奥様がエロい下着で登場したのでした。
そんな感じの、ちょっとコメディーちっくな複数プレイもの。
あまりの意外な光景に驚く空き巣くん。
まぁ、びっくりしますわね(笑)
男性らは親しく紳士的で、新人参加者だと勘違いしたまま彼を優先的させてくれていました。
逃げられません(笑)
ちょくちょく気を使ってくれているのが楽しい。
調査不足でしたねー。

続く「毎週木曜午後4時は」、はタイトルそのまま2時間後の風景。
さらに男女増え、乱交パーティーのようになっていたところ。
彼のデータにもない、引き籠りだと言う女の子「雪菜」が参加してきたのでした。
収録では貴重なロリキャラ
しかも、素晴らしいまでの貧乳っぷりで素敵。
しれっとした表情もキュートで、ぶっちゃけ今回ヒロインの中で最もお気に入りです。
後方折り返し絵も良かった。
彼女が指名したのは、まだ脱出できていなかった新人(空き巣)くん。
実はその正体を知っていたんですね。
さて、どうなる!?という展開でした。

メイドさん、「井口麗華」・「黒沢美羽」・「中谷春奈」
※左:メイドさん、右:「井口麗華」・「黒沢美羽」・「中谷春奈」

177:「メイドのお仕事」
家に帰ったところ、見知らぬメイドに出迎えられた主人公。
借りたアパートには、なんとメイドがついていたのでした。
ちゃんと契約書に明記されてるのが可笑しい。
書類はちゃんと読みましょう、ってことなのかな。
安アパートとのことだったので、何でもするという彼女がセットというのはお買い得
そんな訳で、メイドさんとのえっちに発展していました。
前向きな作品が少ない中、こちらはオチも含めてポジティブで読み易い仕上がりです。

197:「アイドル志願」
アイドル審査話。
最終選考まで残った、タイプも事情も異なる3名「中谷春奈」、「黒沢美羽」、「井口麗華」の3名。
聞かれた質問は下衆なものばかりだった上、全裸になるよう命じられたのでした。
漫画だよねー、って感じなんですが。
なんとなく伝え聞くところでは、似たような事はあるとかなんとか。
真っ先に脱いだのは、ツインテールでロリちっくな「美羽ちゃん」
幼い雰囲気とは裏腹にバスト大きく、度胸的なことも含めて即戦力な感じ。
一方、やや地味ながら大人っぽい「麗華さん」は先の「雪菜ちゃん」に続く貧乳キャラです。
続いて脱ぎだしたのは彼女。
3名で平均的な「春奈さん」がまたそれに続いておりました。
成年漫画なので、それだけで終わる筈もなく。
早速チェック、とのことでえっち発展しています。
「美羽ちゃん」はあちこち顔が利く、という男性にも指名され、いくつか仕事が来そうな雰囲気でした。
1人馴染んでいないものの、流されている「春奈さん」が楽しい。
果たして売れるのかなぁ。

 【 その他 】

以上、本日は「usi」センセでした。
一般から成年、イラストなどあちこちで活躍されているセンセ。
なんとなくイメージでは一般えっち系なんですが。
今回は、久しぶりに成年系での単行本でした。
プレイはほとんどが複数で、ブラック目なエピソードーも多く。
単行本は大人向けな仕上がり(そもそも成年指定なのですが)
個人的にはもう少しライトな方が読み易いなぁ。
ただ、前述したように貧乳ロリちっくな「雪菜ちゃん」に刺さりました。
オチの一言も最高。
また出演して欲しいですが、続きはないだろうなぁ。




★「usi」センセの漫画紹介記事

 「さ~ち
 「さ~ち せかんど
初単行本とその続編。3巻目も発売され、長期シリーズとなっています。
 「おまかせナースフォース
元気無いといった患者さんらを癒す「ナースフォース」の活躍を描いた長編。
 「彼女にシよう!!
どちらかというとビジネス系。表題の中編ほか、短編群が収録。
 「幼なじみガール
幼馴染みとのラブコメ話の短編集。えっちは控えめ。
 「ほっとすぽっと
別名「月極仁」名義の1冊。成年系の短編集となっています。
 「夢見る派遣 苺ちゃん
有能な派遣社員の「日和見苺」さんを描いた長編。ばっさり終わるので注意。
 「隣の人妻 大家さん
人妻「里桜さん」とのラブコメ。失踪したという旦那がどうなっているのか??
 「快感ループ
 一般の短編集です。1話SFちっくなものがありました。
 

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