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■ね、いいよ。 (花札さくらの)

★まんがデーター [17.0/20.0]
・絵柄 :●●●●◎
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●●〇
・独創性:●●●●◎
・属性 : [成年] ラブコメ、初体験、むちむち
・構成 : カラー(4P)、短編×8話(うち「ここちいい場所」×2、
     「僕を一生たすけてください」×4)
・おまけ: あとがき、描き下ろし(5P)、イラスト

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「花札さくらの(はなふだ・さくらの)」センセの「ね、いいよ。」です。

屋代のの
※屋代のの

 【 構成・絵柄 】

収録は8話ほど。
うち、6話は2つの連続話(4話と2話)で、残った2話が純粋な短編です。
結果、エピソードとしては4本が収録されています。
また、巻末には3エピソードの後日談が5ページほどに描き下ろしされていました。
どなたも満足いただけるだろうボリュームです。
ジャンルは甘いラブコメ。
どちらのお話でも初体験から描かれているのが特徴。
若い男女の恋愛模様と、色々なえっちシチュエーションが楽しめました。
そうややこしい事はなく、サクサク読み進められると思います。

強めでスッキリとした線での作画。
全体の色づき・描き込み具合はおおむね過不足ないくらい。
コマ割りは中小で変化は少な目。
枠間はだいたい確保されていて、白比率もあり。
原稿は見易く仕上がっています。
漫画はおおむね問題なし。
ただし、背景などを含めた引き絵に弱さがあります。
また、これは私だけかもしれませんが…。
ややキャラの反応が強く感じていて。
なんというか…頑張って演技しているように見える箇所がありました。
人物画は丸く広い輪郭で、大きい黒目の可愛らしいもの。
良いスタイルでむちむちとした肉付き。
癖はあるのですが、美少女然としたもので広く好まれそう。
カラーでもそう変化ないので、判断は↓表紙・裏表紙で良いと思います。

 【 収録話 】 8話収録

003:「ここちいい場所~初体験~」 カラー原稿
171:「ここちいい場所」
タイトル同じこれら2話は連続話。
収録では、冒頭・最後とバラバラに位置しています。
これ、2話の間にて何年か後経過した設定になっており。
冒頭話から他エピソードを挟んでまた登場してくることで、カップルと同様に読者らも”数年後”という時間経過を感じられるようになってます。
(※だいたい10年後くらい)
なかなか良い演出…なのですが
冒頭話はカラーで、本編は白黒原稿という違いがあります。
さらに、ヒロイン「ななみ」ちゃんは2話目ではショートカットで別人なようになっていたため…。
ぼけーと読み進めてしまうと、繋がっていることを見落としてしまう(笑)可能性がありました。
要注意。
お話的に、バッサリ髪を切るという行為は合っているのですけれど。
キャラ的には時間がたって、髪が伸びた~という方が分かり易かったかもしれません。
(※なお、後日談の描き下ろしでは、髪型を戻している)
漫画って難しいですね

アン、唯花
※左:、右:アン、唯花

冒頭話「ここちいい場所~初体験~」はタイトルそのまま初体験話。
勉強していた「大地」は、突然「ななみ」からキスをされ…そのままシテしまうというもの。
舞台は彼女の部屋だと思われ、「ななみちゃん」から誘っているのは納得です。

さて、その後の2人は~というのが「ここちいい場所」
都会での仕事に疲れを感じ、夏休みに帰省していた「ななみ」
そこに、昔付き合っていた「大地」がやってきたのでした。
先のエピソードでは問題なさそうだった2人に、果たして何があったのか!?、が描かれています。
若い頃ならでは、という恋愛の難しさと、こんなかあったら素敵だなーという現代ファンタジーが加わったようなお話
ちゃんと前フリがあり、先の単行本演出も良く、なかなか優れた作品ですね。
なお、ちょうど「ななみちゃん」は行水していて、水着姿でした。
ちょっとスタイル良くなったかなぁ。

007:「のののささやき」
1つ下の近所の幼なじみ「屋代のの」
彼女の親からお願いされたこともあり、大人しい彼女を気に掛けていた「蒼助」でしたが。
成長する「のの」に想いを募らせていくうち、耐えられなくなり。
ついに、その気持ちを不意なキスという形で実行してしまったのでした。
すると次の日に…という導入部。
ひと仕掛けしている「ののちゃん」が楽しい。
なかなかに大胆で、男性側はテンション上がるだろうなぁ…。
(※この時の「創助くん」は楽しむ余裕ないだろうけど)
見せてるの」とか言ってくれてましたよ。
あれはイイ。
後に判明することがまた可愛らしくて良いですね。

035:「僕を一生たすけてください」 4話
2カ月前に体調不良になり、検査入院していた「戸倉圭一」
そこで判明したのは、”えっちの際に分泌する女性の液体を定期的に男性自身に塗る必要がある”という、あまりにも珍しい症例でした。
そもそも女性が苦手で、対処に困っていた彼は、悩んだ末に親友「和斗」に頼んだのでした。
だいたいそんな導入部。

実に成年漫画らしい病気で楽しい。
病気というよりも体質っぽいですかね。
作中では、対処しなかったために「圭一くん」は急激に体調を悪化させていく場面があり。
なかなか深刻さもありました。
彼の場合、長期出張とかできないわね。
(実際に解消する方法は色々あるのだろうけど)
1話目は「和斗」とその彼女「アン」のえっち。
自分ではどうにもできなかった「圭一くん」は、親友に頼んでその彼女である「アンさん」のソレを貰うこととしたんですね。
モノは容器に入れたのでOKで、生でなくても良く。
対処のため、必ずしも直接えっちする必要はない、というのがポイント。
彼の親友の命を救うため、そんなんを承諾する「アンさん」はいい娘さんですね。

さて、ちらほら顔を見せていたメインヒロイン「篠ノ井唯花」が関わってくる2話目。
「和斗くん」に依頼してからだいたい2カ月。
これ以上は迷惑をかけられない「圭一」は、病院の実験体となる道を取ろうとしていたところ。
彼が連れてきたのが「唯花ちゃん」なのでした。
なかなか律儀な「圭一くん」が見れます。
彼女に病気のことを告げず、普通に付き合った末でのえっちに至るべく、デートを頑張っていました。
うん、まぁ…理解はできますが…下手すると死んじゃうぞ
実際、ここでは「和斗くん」らに発見されていたので助かっていましたが、気付かれなかったら深刻な事態になっていたと思われます。
また、そうした緊急事態というべきシチュエーションなので…。
自然と「唯花ちゃん」も覚悟を決めれる流れになってました。
色々あるのですが、とりあえず彼は死の寸前で意識不確かな状態である、という前提を忘れずに読みましょう。
そんなこんなでの3話目。
お互いに全て打ち明け、晴れてカップルになれました。
良かったねぇ。
個人的には3日語の台所でのイチャイチャが好き。
「唯花ちゃん」の部屋着も可愛らしいです。
なお、こんな時でもゴムしていた「圭一くん」に注目。
(※病気を抑えられないのです)
さて、「圭一」・「唯花」は順調に付き合うこととなり…。
何も問題なさそうですが、もう1話あります。
4話目は、再び「アンさん」が登場。
最後の秘密に決着がつく流れとなってました。

梨央、ななみ
※左:梨央、右:ななみ

141:「恋の熱視線」
学園でアイドル的な先輩「平原」が卒業し、男子の大半は抜け殻状態に。
その日、「夏希」もずっとため息ばかりであり…。
見ていた「梨央」は、彼も他の男子らと同じだろうと考えたのですが…というもの。
勘違いが切っ掛けとなるお話。
彼女とのやり取りなどを見る限り、結構親しい間柄だったのかな。
精神状態は複雑だろう中で、「梨央ちゃん」の発言をしっかり聞き逃さなかったのが勝因
また、積極的に行動してましたねー。
触りたい」からのやり取りが好き。
発言より先に触れてはいるのですが…その真意は男女で差があるという(笑)
まだ絶賛授業中という教室内で凄いな。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「花札さくらの」センセでした。
こちらのブログでは、「メープルトラップ(旧名義)」、「キミが好き」などを紹介しています。
なかなか完成度の高い1冊。
ここまで書いてきた感じで、お気付きな方いるかもしれませんが。
収録では「ここちいい場所」がお気に入り。
あれ、早かったことを後悔するより、不意なえっちで避妊しなかったことを心配するべきだと思うが。
そうした点、ちゃんとしていた「圭一くん」は偉い。
すでにシちゃってはいましたけどね。




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■孕ませ膣出し3兆円 (星憑ネオン。)

★まんがデーター [12.0/20.0]
・絵柄 :●●●〇〇
・お話 :●●●〇〇
・漫画 :●●●〇〇
・独創性:●●●〇〇
・属性 : [成年] ハーレム、お姉さん、ラブコメ
・構成 : 短編×6話(うち「ボクの逆玉性争」×5)
・おまけ: 描き下ろし?「その後の逆玉性争」

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「星憑ネオン。(ほしつき・ねおん。)」センセの「孕ませ膣出し3兆円」です。

ボクの逆玉性争・ヒロインズ
※ボクの逆玉性争・ヒロインズ

 【 構成・絵柄 】

収録は1冊まるまるの長編、と見せかけて…。
別に短編が1話収録されていました。
それ、実は前巻でのシリーズ話です。
メインは表題の漫画で、5話ほどのストーリー中編。
単行本の8、9割はそちらの漫画ページとなってます。
いわゆるハーレムなジャンルで、各話でヒロインが変わっていくタイプ。
最終話の展開はお約束なものでした。
メインとなるヒロインは予想外でしたが、↓表紙ほか登場シーンで示唆されてましたね。
またうっかり見過ごしてしまいました。
(ぶっちゃけ、彼女好みでなかったので)
お話はそうしたジャンルで普通くらい。
そう悪くはなく、良くもなく、という印象です。
個人的には、ちょっとキャラのパンチ力が弱いかなぁ、と思いました。

クッキリとした細線での作画。
全体の色づきや濃淡は丁度良いくらい。
描き込みは軽めで、さっぱりとしています。
コマ割りの変化は少なく、枠間は広め。
はみ出し・ぶち抜きはそこそこ見られましたが…。
画風もあって、サッパリと見易く仕上がっています。
そんなんがセンセの絵柄の特徴であるものの。
今回の舞台は、キーワード「3兆円」からも分かる通りに、お金持ちの家。
…なのですが。
描写のあちこちが軽いため、全然それと見えないところは大きなマイナス点
特に前半・2話目の1コマ目に出てくる朝食シーン。
あれは、”さすが金持ちの食事である”~と、主人公と読者を驚かせる場面なのですが。
作画に力がなく、まったくそう見えないのがとても残念
せめて品数をもっと増やすとか、料理を変える(例えば露骨にうな重とか)など、やりようはあったと思うのですが。
部屋内も単にガランとしているだけで装飾などもほぼなく。
続いて描かれていた、豪邸絵も同様に弱いですね。
まるで、遊園地とかのハリボテ屋敷にしか見えませんでした。
今回はちょっと…あちこち好意的に見れるところがないですね。
単行本「ティーアイネット」さんなので、裏表紙のカット絵を参考にどうぞ。

 【 収録話 】 6話収録

003:「ボクの逆玉性争」 5話
清掃の派遣社員であった「森田誠二」
派遣先の部長「鳳彩芽」からの依頼(※もともとは社長)で、派遣会社の代表としてとある通夜へ参加して欲しいと頼まれたのでした。
行ってみたところ、総資産額3兆円という鳳グループ創業者「鳳友禅」の葬儀であり。
部長「彩芽」はその親族だったのです。
帰りがけに、派遣先の社長「鳳椿妃」と出会ったのですが…まったく予想外な事となっていくのでした。
ごく簡単にはそんなお話。

平凡な主人公が、実はお金持ちの親族であり。
降って湧いたように、全てを相続することとなったのです~という、よく見られるお話。
現代ファンタジーですわね。
遺書には、
死後1年間の間、血族内に他の男子が現れない限り、遺産は森田誠二が相続する
…そう書かれていたようです。
妊娠して男子を産めば、遺産相続の権利がある~、というのはその通りなのでしょうけれど。
彼は独身で、姉妹らもフリーだったので…別に妊娠でなく、彼と結婚する~という手段でも、良いかと思いました。
必ずしも男の子が生まれるか、分かんないですからね。

藤乃・梨香、椿妃
※左:藤乃・梨香、右:椿妃

皆とえっちしていくのは、「遺産相続上不平等」だから、という説明がされています。
ただし、よくあるサスペンスものとは違って、こちらの皆さんは遺産相続にあまり関心はないらしく。
金、カネ言っていた場面はほぼありません
皆さん、驚くほどに我関せずみたいな態度でしたよ。
最初の相手「椿妃さん」は、抜け駆けえっちしているのですが。
その理由も、後に違うらしいことが判明してます。
相続の細かい話とか知りませんが、別に不平等ではないように思うけれど…どうなんでしょう。
そもそも、「友禅」は、なにゆえああした遺書を残したのか
じつは孫である「誠二くん」を気に掛けていたなら、声を掛けて来るのは母親が亡くなったタイミングな筈。
次期後継者として頑張る「椿妃」、唯一孫の顔を見せていて、おそらく死の間際まで傍にいただろう「藤乃」などを差し置いて…。
わざわざ、揉めさせようとしたみたい。

また、気になったのは総資産額3兆円という鳳グループ。
相当な金持ちだと思うのですが、風景に使用人、社員などの姿はほとんど見えず。
(※会話に「女中や使用人~」との発言があるため、いることはいるらしい)
1話の後半にて黒服の男性らが出て来ていたものの、その他ではほぼ見られません。
オフィス描写はごく僅かだったので良いのですが、屋敷内に人影がないのは違和感ありました
前述した作画面も拍車をかけてる感じですね。
詳細は伏せときますが…とある場面にて海から潜水艦が出てくるんですよ。
その際、しっかり潜水艦を描くのを避けたのか、ぱっと非常に分かり辛いコマ・作画の流れになっていて…。
驚く作中の登場人物らとは裏腹に、何が起こっているのか分からず、かなり混乱しました


 【 ボクの逆玉性争 登場人物 】

「森田誠二」
 主人公。もともとビル清掃の派遣社員だった。仕事は熱心かつ丁寧。
 実は友禅の孫であり、遺産の全てを相続することとなった。

「鳳友禅」 ゆうぜん。
 総資産額3兆円という鳳グループ創業者・総裁。彼が亡くなったことが切っ掛け。

「鳳彩芽」 あやめ。三女。
 鳳グループ部長。3話で出世する。
 近づく男性らを財産目当てだと警戒したため、恋愛経験がない。

「鳳椿妃」 つばき。次女。
 鳳グループ社長。カリスマ・天才と称される自由奔放な女性。

「鳴上梨香」 なるかみ・りんか
 藤乃の娘。まだ学生。明るく可愛らしい娘。

「鳴上藤乃」 なるかみ・ふじの。長女。
 真面目な性格。葬儀の際には唯一和服を着ていた。旦那は既に故人。

「鳳牡丹」 ぼたん。四女。
 鳳グループではセキュリティ担当。姉妹一の頭脳の持ち主で、当人も自ら天才と言っていた。
 あちこちに仕込んだ監視カメラで人間観察をしている。

「森田忍」
 誠二の母で、友禅の娘。故人。旧姓鳳。友禅に勘当されていた。


各話について簡単に書いていきます。
切っ掛けの1話目。
かなり急ぎ足な印象でしたが、成年漫画なのでいいと思います。
ただ、自分の派遣先の会社のことで、ああして親しく口を聞く部長さんの苗字も「鳳」であり。
グループ創業者の葬儀、また彼女が親族だと驚いているのは、ちょっと違和感がありました。
まぁ、派遣先の社員になる訳でなく、クライアントについてまるで知識ないって事もあり得るとは思うのですが。
この「誠二くん」の場合は、創業者をフルネームで記憶しているほか、総資産まで把握していましたから…どこの会社の掃除してると思っていたんだろう、と。
ただ、現社長「椿妃さん」が、言葉とは裏腹に泣いてしまう場面は、良かったです。
おそらく、彼女は祖父「友禅」と最も近しい娘さんだったでしょうからね。
トイレでの突然えっち。
「椿妃さん」からのお誘いなため、ある程度は仕方ないと思いますが…。
喪服えっちはAVでもひとジャンル確立している、刺さる設定。
もうちょっと…情緒みたいなんが欲しかった
脱ぐの早すぎるよ…。

豪邸での生活が始まる2話目。
作画面は前述したとおりで、掴みとなるべき部分であーだったのは問題でしょう。
(※パンダはコメディーとして描いたのでしょうけど、あれも酷い)
こちら冒頭には設定・状況の軽いおさらいがあります。
えっち相手は「梨香」・「藤乃」の母娘で、複数ブレイもありました。
「誠二くん」も言ってたとおり、ムチャクチャですわ。
とある変化が生じる3話目。
うん、普通は…「椿妃さん」付きの有能な秘書とかいないと不自然かなぁ。
会社と無関係だった「誠二くん」が、とりあえずその役割をできているのも変。
「椿妃さん」が残した資料なり、マニュアルなりがよほど完璧なものだったか。
えっち相手は「彩芽さん」です。
せっかくビジネススーツだったので、徐々に脱がして欲しかったなぁ。

4話目は、姉妹のうちの変人「牡丹さん」
面白い娘さんでした。
とあるコンプレックスがあるのですが、タイプ的には気にしそうもないんですけどね。
いや、そうしたギャップが人間っぽいと言えるのか。
いい娘さんが、エロマンガとかラッキースケベとか言わないように
彼女の収集癖がため、最終話に繋がることとなります。
そんな訳で、最終の5話目。
わざわざスーツ姿でなくても良かった気もしましたけれど…クライマックスなので、恰好つける必要あるか。
こうした漫画でのセオリー展開です。
あのオチは…週刊誌にあることないこと書かれそうね。

彩芽、牡丹
※左:彩芽、右:牡丹

167:「お姉さん放浪記~女社長篇~」
ハネムーン中に先代を亡くし、社長となった「早良(さわら)」
遠い身内だという「タロウ」はインターンとして彼女のサポートをしていました。
若くして会社を盛り立てた手腕の持ち主である「早良」ですが、そのストレスがためかとある秘密があったのです。
簡単にはそんな感じのお話。
こちら単体でも楽しめますが、実は前巻「快楽掌天 お姉様巡り」と関連のある短編です。
サラリーマン的には、5分の遅刻を盛り返すプレゼンシーンが印象的
あーれーは凄い。
そんなんがため、合間にエロい事したくなる気持ちは当然(嘘)ですわね。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「星憑ネオン。」センセでした。
センセの漫画はいくつか紹介をしていますが、まーぶっ飛んだタイトルで驚きました。
今回は、内容など特に悪くはなかったのですけれど…。
ちょうどすぐ直近にて、似た設定のハーレム漫画を読んでいたので、どうしてもそちらと比較してしまいます。
前述した、作画面の弱さが引っ掛かったこと。
お話とか演出は、正直そちらとの比較でマイナス点が大きく。
うーん、ちょっと…刺さりませんでした。
次に期待します。





★「星憑ネオン。(別名義:さきうらら)」センセの漫画紹介記事  

おねだりパレード
 痴女シリーズ「痴女が恋しちゃダメですか」の続編。
蜜愛フルコース
 一般系り短編集。社会人向けなソフトえっち話。
蜜祭り
 山奥の村での”奇祭”を題材とした、ふんどし姿のヒロインらがポイント。
盲姫~めしいひめ~
 やや重いタイプの近親えっち漫画と、巨乳な従姉妹のエピソードを収録。
嫁まみれ
 痴女シリーズの最新作ほか、別単行本のキャラもちらほら登場しています。
淑女の融点
 通産で10冊目となる単行本。短編集ですね。
ときめき懺悔室
 痴女シリーズの結末「バースデイ」、中編「神さまのいうとおり」を含む単行本。
蒼のセカイと花咲くカラダ
 一時的に発症する特殊能力”コクーン”に翻弄される男女を描いた長編。
王女様キター(゜∀゜)ー!
 ネットで知り合っていた「ローラ」ば王国の姫でした、という中編など。
いもうと4人、みだれ射精ち
 ほぼ1冊まるまるの単行本。次々ヒロインが追加されていくハーレム漫画です。
僕は彼女たちの淫らなオモチャ
 6話の中編「可愛くなって、おもちゃになって」を収録。ジャンルはM、女装といった感じ。
少女連続誘拐事件
 8話の長編。主人公と関わった女子らが次々に失踪するという、ミステリー漫画。
快楽掌天 お姉様巡り
 1冊まるまるの長編。日本各地を巡るロードムービー系漫画。


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■はにめも (ハチゴ)

★まんがデーター [14.0/20.0]
・絵柄 :●●●◎〇
・お話 :●●●◎〇
・漫画 :●●●◎○
・独創性:●●●◎○
・属性 : [成年] ラブコメ、コメディー、積極的、複数
・構成 : 初単行本、カラーヘ(6P)、10話収録(うち「気まぐれテンション」×2、
       「千絵んちのかわいい弟」×2)
・おまけ: あとがき、描き下ろし「気まぐれテンション 番外編」、
      描き下ろし「千絵んちのかわいい弟 番外編」

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ハチゴ」センセの「はにめも 」です。

「雅姉」こと「本間雅妃」
※「雅姉」こと「本間雅妃」

 【 構成・絵柄 】

収録は全て短編での構成。
そちらが8話ほどあり、のこり2話は描き下ろしでショート漫画です。
描き下ろしは短編の続きとなっていて、それがため連続になっていました。
色々シチュエーションのラブコメ話。
こうした雰囲気にしては学校舞台というのが少なく、関係してるのは3話だけ。
だいたい自室でのえっちになってました。
年上・年下どちらも登場しますが、極端な年齢差はなく。
えっちについても、複数があるくらいで振り切れるような描写もなく。
強めなキャラと共に、楽しく読み進められる1冊だと思います。

柔らかな曲線での作画。
全体の色づきは適度で、色彩はやや淡いもの。
描き込みはそう細かくないものの、不足感もありません。
変化のあるコマ割りで、はみ出すこと頻繁。
枠間そこそこありますが、結構賑やかな仕上がりでした。
人物絵は潤む横長目が特徴的。
漫画らしい可愛さと共に、女性らしい小悪魔的な雰囲気をもっています。
期間近いこともあってか、初単行本という割りに差はそう感じられず。
安定感もありました。
バランスとか表現には気になるところありました。
それでも読むに引っ掛かるほどではなく、些細な事でしょう。
判断については、おおむね↓表紙・裏表紙で問題ないと思います。


 【 収録話 】 10話収録

003:「二人の未来」  カラー原稿あり
合コンで知り合い、ずるずる付き合うようになった「来未(くるみ)」とのお話。
そもそも数合わせで参加しており、そう軽くないと思っていた彼女。
それから3年ということなので、相性良かったんでしょうね。
ああして部屋でゴロゴロしているのも、そこが居心地良い証拠。
タイトルそのまま、相手として相応しいと思いました。
「来未さん」はショートカットのしれっとした雰囲気の女性。
勝手にどーぞ」というえっち展開が好き。

017:「気まぐれテンション」
041:「気まぐれテンション 番外編」 描き下ろし
両親は遅くまで外出ということで、えっちDVD三昧を考えていた「コウタ」
しかし、回覧板届けついでにお隣に住む「雅姉」こと「本間雅妃(ほんま・みやび)」が真っ最中の部屋にやってきてしまったのでした。
あのタイミングで、よく誤魔化せたなぁ。
ただ、それでも「コウタくん」は布団から一歩も出れない状態(笑)であり。
無防備でやたら距離の近い彼女がため、あっさりバレてしまうのでした。
驚きはしていたものの、さすが年上女性。
じゃあ、今日はコレで遊ぼっか♪
とかなんとか、乗っかってくれていました。
前述したとおり、「コウタくん」はひじょーに恥ずかしい恰好だったので、変に引かずにあーして合わせてくれたのは、非常に有難いこと
1つ年上の姉のような存在とのことでしたが、「雅姉」いいなぁ。
なにしろ「コウタくん」はもともとヤル気満々だったこともあり、そのままえっち発展しています。
良かったねぇ。
描き下ろしはその後日談。
遊びにきていた「雅姉にエロ本を発見されてしまう展開。
本編オチにもあった、「もうしてるんだって」、というやり取りがお約束で楽しい
この感じでシリーズ化して欲しいですね。

来未さん、エロ伝道師「浅倉サクラ」
※左:来未さん、右:エロ伝道師「浅倉サクラ」

043:「エロ伝道師の秘密」
エロ伝道師と呼ばれ、クラス女子から信頼されている「浅倉サクラ」
しかし、実は男性経験はなく…。
恋愛ものの小説・漫画を元ネタにしていたのでした。
そんな彼女もついに実体験すべく、大人しいクラスメイト「静哉(しずや)」をターゲットにしたのでした。
成年漫画ではちらほら見かける、後戻りできなくなってしまった未経験女子のお話。
これで幼馴染み男子とか相談相手がいれば良かったのですが…。
「サクラさん」の場合は、単に口が重いだろう男子を引っ掛けています。
なかなか大変ですわね。
語る内容は小説・漫画そのものだったようですが、ちょっとは脚色しなさいよ。
また、横で聞いていた彼がその内容から作品を当てているのですが…現実的にはどうかなぁ。
頑張れ、エロ伝道師。
収録では2人いる眼鏡女子で、彼女のがおしゃれな雰囲気的。
オチで言ってるのはその通りだと思いますが、そりゃアンタもだ

067:「3ギャルビッチ」
「剛直(たけまさ)」くん宅に突然やってきた、付き合う「ミキ」ほか彼女の友人「ナミ」・「レナ」
いきなり服を脱げと言われたのですが…。
その理由は、”彼氏の自慢が男性自身”ということだったので、皆で確かめてみることとなったというのでした。
そんな訳で複数プレイなお話。
付き合う「ミキちゃん」は帽子・黒髪の女の子。
「ナミちゃん」はツインテールで、「レナさん」は褐色肌です。
えー、実際に彼の持ち物は凄かったらしく。
確かめようと気軽な雰囲気だった2人をまさに返り討ちにしていました。
なんだか小気味良いですね(笑)
後半はザ成年漫画という、派手な展開となっています。

095:「いいなり」
隣に住む妹的な存在の女の子「戸鳴愛莉」とのお話。
漫画開始から既にえっち関係にあり。
ラブラブで、まさにタイトル通り。
…かと思いましたが、実は1つ隠し事があったのでした、というのがポイント。
年下に妙な気を使わせないように
漫画のメインはハメ撮りなのですが、「愛莉ちゃん」もノリノリで応じていました。。
ちなみに彼女は収録ヒロイン中で最も派手な髪型です。

119:「初めての君」
「三谷」から人気のない教材室に呼び出された「百瀬」
そこで彼女は~という切っ掛けのお話。
収録のうち眼鏡女子の2人目。
彼女のが四角眼鏡でふちも太く、野暮ったい印象です。
ふと気付いたところ、保健室におり。
また「三谷くん」との会話は微妙にズレているのでした。
結果的には…良かった、という事でいいのかな。
しかし、冒頭のようなことが願望だとしたら、そのうち行為に物足りなさを感じてしまうかも。
普段何を見ているのやら…。

145:「ブラック上司の改善策」
課長「高峰」の厳しさに耐えられず、次々同僚・新人が去っていった現場。
主任「下野」は皆を守るべく、とある作戦を実行するのでした。
ああしたやり方で、どれだけの実績を上げているのか疑問
次々に人が辞めていても課長で居続けてるところから察するに、会社自体もブラックなのかな。
「高峰さん」はなかなかの美人。
ただ、その発想が成年漫画しており、「下野くん」も予想外な流れになっていました。
ビジネススーツと黒パンストがポイントです。

戸鳴愛莉、「千絵」と「美咲」
※左:戸鳴愛莉、右:「千絵」と「美咲」

169:「千絵んちのかわいい弟」
193:「千絵んちのかわいい弟 番外編」 描き下ろし
美術部の後輩「千絵」が大好きな先輩「美咲」
ふとした切っ掛けから、彼女の家に招待されたのですが。
そこにはよく似た可愛らしい弟「アキ」がいたのでした。
そんな訳で、タイトルそのままなお話。
先輩「美咲さん」は、はっちゃけた面白い女性。
対する「千絵さん」は落ち着いたツッコミ系なのですが…彼女の弟「アキくん」の一言、
いつもみたいに~
…がため、妙な展開になってしまうのでした。
まぁ、そうした事を知られても、以前と変わらないどころかむしろノリノリで乗っかってくる「美咲さん」がため、コメディーのままで済んだかと。
複数プレイとなっていました。
「アキくん」いいなぁ。
個人的には「仕方ないわね~」のくだりが好き。
慣れてる彼にも注目ですね。
描き下ろしは後日談なのですが、切っ掛けについて語られています。
本編では「美咲さん」がメインだったのですが、こちらは「千絵さん」がメイン。
まぁ、年上から誘わない限りあーはならんよね。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「ハチゴ」センセでした。
今回が初単行本のようです。
おめでとうございます!
今回手に取ったのは、↓表紙の「雅姉」に釣り上げられたため。
…と、実は先に「ヒット出版社」さんのHPを確認していたんですが。
そちらのサンプル画が「気まぐれテンション」だけであり。
そうと気付かぬまま、勝手に”1冊まるまるの長編モノだと勘違い”したためでした。
まぁ、描き下ろしもあったからいいか。
「雅姉」のエピソードはぜひ続きを描いてほしいですね。





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■あなたの望み (はいとく先生)

★まんがデーター [15.0/20.0]
・絵柄 :●●◎○○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●◎
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] 寝取られ、近親
・構成 : 短編×2話。
・おまけ: 描き下ろしあり(エピローグ) 

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「はいとく先生」センセの「あなたの望み」です。

台所の「直美さん」
※台所の「直美さん」

 【 構成・絵柄 】

収録は2話のみという単行本。
しかし、全体ではざっと数えても200ページほどあり。
話数は少ないですが、実質的には数話分のボリュームです。
読み応えは問題ありません。

センセは”NTR作品の寵児”ということで。
表題作はそうしたテイスト。
詳細はこの後に書いていきますが、純粋なそっち系ではなく、変化球気味
期待と違うかもしれないので、あらすじなど確認しておくのが良いと思われます
単行本のおおよそ3分の2ほどがメイン作品です。
なお、収録のうちもう1話は、NTRではありません。
そちらからすると、だいぶライトな仕上がり。
ブラック色のない、楽しい漫画が描かれていました。

ストーリーはシンプルで分かり易く、かつ深さがあるもの。
ツボを押さえた展開とテキストで、ぐいぐい引き込まれます
良かったです。
そんなんなので、そもそもジャンルが得意でない方は要注意ですわね。
単行本にはちらほら空きページあったものの、おまけページはありませんでした。
ここはちょっと残念です。

話数などの関係もあり、以下にはどうしてもネタバレっぽいところが入ってしまうと思います。
そのため、未読な方はこれ以降進まぬようお願いします
まっさらな状態で読む方が絶対に楽しめる漫画です。

さっぱりとした細線での作画。
全体の色づきは弱く、白比率が高め。
あっさり描き込みで、中くらいなコマ割り具合も独特。
原稿には、あまり他で見られない空気が漂っていました。
目を引く軽めなタッチで、特に人物画は不安定さもあるのですが。
コロコロ変わり、大崩れするような表情は秀逸
大きい表現と乱れ飛ぶ擬音などの効果が優れ、引き込まれるパワーのある漫画となっています。
お上手です。
ちょっと絵柄が合わなそうという方でも、ジャンルが合致するならば試してみる価値は大いにあると考えます。
↓表紙などはカラーの良さがあり、まとまり良かったので…。
紹介帯を参考にするのが良いと思います。

 【 収録話 】 2話収録

001:「あなたの望み」
結婚して5年。
「吉田ワタル」は妻「ユミ」に自らの性癖を打ち明けたのでした。
”他の男に抱かれてくれ”
ごくごく簡単ではありますが、そうした導入部。

自らの性癖のため、友人にお願いして妻とえっちしてもらう~、というお話。
そうした切っ掛けがため、純粋なNTRとは…違うのかな??
どうでしょうか。
個人的にはスワッピングの半分、みたいに感じましたよ。
いちおう、最終的にはNTRっぽくなるのですが。

妻「ユミ」
※妻「ユミ」

依頼した相手は、2人の大学時代の同級生「柏木カズキ」
女遊びが得意で、夫婦とは真逆と言ってよいタイプ。
現在はフリーでライターをしており…。
単にえっちしてもらうだけでなく、その状況を報告して欲しい「ワタルくん」にとって、今回の件には最適な人材でした。
漫画の前半、3回目までの光景は、報告に目を通す彼の想像風景だと思われます
…というのも、1週間前のくだり。
漫画では後半パートの部分なのですが、ここは「ユミさん」視点になっていて…。
そちらでの「カズキくん」を見る限り、前半でのああした”いかにもっぽいキャラ”とイメージが重ならないんですね。
後半での彼のがではないかと。
メールにて、ちゃんとどうするのか、「ワタルくん」に確認もしていましたからね。
(※自分の意思でない可能性もあるけれど)

旦那に振り回されてしまうヒロイン「ユミさん」
もともと強気な性格で、周囲からは姉さん女房と言われていたそうです。
彼女からアプローチしたのかな?
いや…やっぱり「ワタルくん」が頑張って認められた~という方がしっくりくるか。
ただし、前半で彼女が語っていた夫婦生活を聞く限りでは…。
ああした結末はもう仕方ないかなぁ、と。
この漫画で、彼女の立ち位置は完全に単なる被害者でした。
そのため、前述したように純粋なNTRとは違う、って印象なんですね。
オチの時点でも、「ユミさん」は心・身体ともに「カズキくん」にハマってしまったように感じませんでしたから。
下手をすると、最初の数回は何もしてなかった(※「カズキくん」に報告だけさせてた)のではないか…とかまで思ったりもしました。

事の切っ掛けを作った、漫画の主人公「ワタルくん」
冴えない雰囲気で、あちこちを見る限り自分に自信をもっていない人、自己評価のやたら低い男のようでした。
漫画のメインである、彼の顔がゆがみまくる(笑)中盤の描写が秀逸
その中盤パートのラスト部分にて、一言呟いているのですが。
たぶん、もしかして…彼は自分の性癖を見誤っていたのではないでしょうか。

まぁ、あんなんなら、どっちにしろ夫婦生活は長く続かなかったかもしれませんね。
せめて子供いれば、全然違う結果になっただろうけど…。
そもそも、そこまでの関係にすら行き着いていないのか。

145:「46歳貧乳母との近親SEX」
最近なんだか母さんがエロいと感じるようになっていました。
どっちかというと巨乳派な自分にとって、貧乳なスタイルなども興味の外である筈なのですが。
ちょっとしたタイミングを切っ掛けに、歯止めがきかなくなってしまうのでした。

そんな訳で、こちらは近親えっち話。
関係としては重いのですが、お話としてはだいぶコメディーに描かれていて
明るく楽しい仕上がりでした。
前話でずーんと沈んだ気持ちは、こちらでだいぶ和らぎます。
ひでるさんはこんなん好き。

母「直美」
※母「直美」

なお、収録帯には「前冊収録作の続編~」とありまして。
こちらは、厳密には続きの漫画なのですが、いきなりこちらから読んでも問題ないつくりになっていました。
前巻のタイトルは「46歳貧乳叔母との貪欲SEX」ということで、微妙に違っていますよね。
そう、先の話でけ描かれているのは甥とのえっち。
こちらとは切り離されたエピソードで、それが前日譚という位置づけなのです。
なお、今回の漫画内にて名前はなかったのですが。
前話サンプルを見たところ、母親は「直美」、主人公は「優馬」だと思われます。
以下もそれで書いていきますね。

自分の好みと違うものの、母親をエロく感じたのは…その前話である甥との関係がため。
ううむ、そうしたモノかもしれませんね。
特に「優馬くん」はちょうどお年頃なので、敏感に察知したと思われます。
最初のえっちまでのくだりに、多くのページが割かれていて。
これが実にイイ感じでした。
個人的には後半に描かれている、その後の風景アレコレが好き。
台所、コタツ、トイレ~といった場所でのプレイが楽しめますよ。

 【 その他 】

以上、「はいとく先生」センセでした。
こちらが2冊目の単行本でいいのかな。
あちらの↓表紙に引っぱられました。
良い絵ですよね。
縦3列な構図に強いタイトル具合、全体の色彩ほかバランス感など巧く。
高い完成度でした
内容もしっかり紹介帯に書かれていて…。
通常なら、ひでるさんはこの手のジャンル避けるのですが。
ふと見た紹介帯裏面のカット絵、というか原稿絵が独特なサッパリ感で妙に気になり。
今回ゲットしたという次第です。




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■ふぁ~っくのじかん (平間ひろかず)

★まんがデーター [17.0/20.0]
・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●●◎
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●●◎
・属性 : [成年] ラブコメ、巨乳、お姉さん、
・構成 : 短編×9話(うち「キュッとしたのがお好き?」×2)
・おまけ: あとがき、描き下ろし「キュッとしたのがお好き?after」、
      加筆修正あり。 

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「平間ひろかず(ひらま・ひろかず)」」センセの「ふぁ~っくのじかん」です。

五十嵐陽菜
※五十嵐陽菜

 【 構成・絵柄 】

収録は全て短編での構成。
描き下ろしは本編の後日談となっていて、それが唯一の連続モノです。
ジャンルは甘さのあるラブコメ。
ロリっとした娘ほか年下ヒロインもいるのですが、基本的に目立っているのはお姉さん系。
(※それっぽい娘は3名いるのですが、実際のロリ娘は1人だけ)
色々なシチュエーションの楽しい漫画群となっています
基本的に黒々しい要素はありません。
いちおう、巻末の1話だけちょっと趣異なるシリアス話でしたが、そちらもラブ色は強め。
どちらもややこしさなく、完成度も高く、読むにはまったく問題ないでしょう。

しっかりとした強い線での作画。
全体の色づきもよく、色彩は濃い目な仕上がり。
コマ割りは中小で変化あり、はみ出し・ぶち抜がもちらほら。
ページぺらぺらめくると、ふんわり印刷の香りがするようなコッテリ原稿です。
漫画は大き目な擬音で崩しもあり、基本的にはコメディーちっくなのですが。
先の濃淡具合もあって、シリアスな場面もいい感じ。
背景や小物はそこそこ。
ただ、漫画を邪魔しているような事はありませんでした。
人物絵は縦長気味で、輪郭も同様。
お姉さんからロリ少女までお上手で、ちょっとツリ気味かつ黒目がキュートです
癖はあるものの、そう人を選ぶタイプではないと思います。
判断については、裏表紙のカット絵が見易いので、そちらか…。
あるいは、「ワニマガジン社」さんのサンプルがオススメです。

 【 収録話 】 9話収録

001:「OUT!!!」
「小塚瞬」と付き合っているという「羽美」から、相談を持ち掛けられた保健医「千恵美」
曰く、えっちに失敗したとのことで。
経験豊富だと見定められ、実戦で教えることとなってしまったのでした。
お姉さん・ロリのWヒロインが登場する、センセの魅力が発揮された1話
こちらの「千恵美さん」は親しみやすい眼鏡お姉さんという雰囲気で、おっぱいも大きいのですが。
漫画ばっか読んでたわ…
なーんて台詞そのまま、実際の経験値は低いみたい。
一方の「羽美ちゃん」はロリロリした体型で、脱ぎやすいためかブルマ姿。
雰囲気とは裏腹に積極的で、スイッチ入ってしまった「千恵美さん」がために慌てる姿が可愛い
途中からは対決えっちにみたいになってましたよ。

保健医「千恵美」、元マネージャー「和香」
※左:保健医「千恵美」、右:元マネージャー「和香」

029:「キュッとしたのがお好き?」
017:「キュッとしたのがお好き?after」 描き下ろし
元マネージャーの先輩「和香」と付き合う水泳部「徹也」
実は彼は競泳水着フェチだったのですが。
その性癖を見抜いていた彼女は、練習後の彼に競泳水着姿を披露するのでした。
ううむ、いー娘さんだなー
えっちへのお誘いも無論彼女から。
なかなか男性側からお願いし辛いようなプレイも積極的にやってくれていました。
分かってるなぁ。
描き下ろしは4ページで、図書室えっち。
数日後風景ですが、本編オチから繋がるエピソードとなっています。
開始時点で既に脱いでましたが、こちらは制服姿。
実は今回↓表紙はこちらの「和香さん」なのですが、ちょうど漫画そのままなシチュエーションのイラストとなっていました。

053:「出会いは16年前」
昔馴染みな「皐月(さつき)」・「孝介」のカップル。
教師ながら、日ごろだらけまくっている彼女に対し。
年下の彼は家事スキル高いしっかり者。
お互い好いているのだろうけど。
普段のやり取りもあって、えっちへの切っ掛けも甘くないですね。
ただ、あーなった際には、やはり年上な「皐月さん」が完全に主導権を握っていました。
直接行為前後のやり取りが好き。
甘いですねー。
彼思わずでちゃうぞ

073:「小悪魔のホンネ」
よく遊びに来る、妹「智子」の友人「山岸文」
もともと悪戯好きな娘でしたが、最近はその質が変わってきていて。
どうにも苦手としていたのです。
そこそこ年の差あるカップル。
まぁ、あれは仕組まれたシチュエーションですかね。
彼女も言っていたそのまま、あーでもしないと関係は進展しないと思われ。
これで良かったのではないかなぁ。
しかし、妹の友人ともなると、色々喋られてしまいそうで…。
何かとこの後は大変そう。

093:「おんなのこのかきかた。」
漫研の新人「松井」くん。
OGにはエロですが漫画家となった先輩「皆瀬琴子」がおり。
やってきた彼女にアシスタントとして狩られてしまったのでした。
ロリ巨乳という「琴子さん」
裏表紙が彼女で、雰囲気とは裏腹にさっぱりした性格で頼り甲斐ありそうな女性。
こうした設定の場合、男性側がモデルとかなんとか、彼女を脱がしにかかるのがセオリーなのですが。
こちらの「琴子さん」は、自ら脱いでおりました。
ああした容姿ながら、しっかりお姉さんしているのが良いですね。
1話で終わるのが実に勿体ないので。
別シチュエーションにて彼女らを見たいです。
設定的に色々できそうな気もするのですけど、どうでしょう。

113:「夏のマモノが目を覚ます」
可愛いバイト先の先輩「倉本七海」
バッサリ振られてしまった「塚本順平」でしたが…。
海で溺れかけたところを助けてもらったところ、まるで夢のような信じられない光景を目にすることとなったのでした。
ポニーテールと日焼け跡なヒロイン「倉本さん」に、寝込み(※死にかけてた)を襲われるという実に良い展開。
タイトルに「マモノ」とありますが、どっちも人間です。いちおう。
ただ、「倉本さん」はとある性癖があり。
それがため、彼の告白も振っていたんですねー。
そのお眼鏡に叶った「順平くん」は凄い。
オチで真っ赤になる「倉本さん」が実にキュートなのですが。
なにげにちょい役な海の家オーナーも可愛かったです。
彼女の話はないのかな。

131:「キミのスキなとこ」
合う事がほぼなく、お互い悪口ばかり出て来る「五十嵐陽菜」・「堂島雄作」のカップル。
誰しも「…なんで、付き合ってんの…?」そんな感想を抱く2人なのですが~というお話。
こちらの「陽菜さん」は気だるそうな雰囲気(※それでいて、適度に甘い)と片目隠れる髪型で、個人的にはド・ストライクなキャラクター。
先の漫画家「琴子さん」と並んで、収録でのお気に入りなヒロインです。
それぞれを語るインタビュー形式な漫画前後も好きなのですが。
付き合う切っ掛けとなったやり取り、付き合う現在の風景ともども、まさしく好みなシチュエーションでした。
ううむ、「雄作くん」が羨ましい。
実は収録中でも結構なラブラブ度合でした。

「皆瀬琴子」、「糸」
※左:「皆瀬琴子」、右:「糸」

151:「ちいさなてのひら」
何度か見ていた同じ夢。
自らの記憶にはないものの、細部までハッキリしているのですが。
ふと迷い込んでしまった異世界にて、その夢とそっくりな女の子と出会ったのでした。
ざっくりとは、そんな感じ。
今回も収録された人外枠な1話。
裏表紙の右隅にカット絵がありまして。
あるいは、そのビジュアルがため、購入を決意された方もいるのではないでしょうか(たぶん)
ヒロイン「糸」さんは、和服(小振袖)なロリ人造人間。
かなり、ガッツリ縫い合わせた跡が残っており、
右腕と右足はキミの物~
という発言そのまま、それらは包帯でぐるぐる巻きになっていました。
また、そんなビジュアルな娘で、お話はじんわりくるシリアスな恋愛話だったりして。
撃墜されますわね。
ド定番かもしれませんが、優しいオチはやっぱりいいもんです。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「平間ひろかず」センセでした。
こちらが4冊目の単行本。
当ブログでは、「ゼッタイ交尾宣言」、「ちぇりーくらいしす」、「君に抱かれたい」などを紹介しています。
…で、今回もまた↓表紙なのですが……。
うん、ちょっと…カメラ近過ぎではないかなぁ、という印象。
裏表紙のがいい感じですわね。
(※確かに表面には向かないものだけど)
また、表題の「ふぁ~っくのじかん」なのですが。
個人的には、こちらもどうかなぁという感じ。
平仮名にされたのは、確かにそうだろうと思うのだけれども。
もう少し甘いっぽかったものの方が内容と合うのでは。





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