■あなたの望み (はいとく先生)
★まんがデーター [15.0/20.0]
・絵柄 :●●◎○○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●◎
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] 寝取られ、近親
・構成 : 短編×2話。
・おまけ: 描き下ろしあり(エピローグ)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「はいとく先生」センセの「あなたの望み」です。
※台所の「直美さん」
【 構成・絵柄 】
収録は2話のみという単行本。
しかし、全体ではざっと数えても200ページほどあり。
話数は少ないですが、実質的には数話分のボリュームです。
読み応えは問題ありません。
センセは”NTR作品の寵児”ということで。
表題作はそうしたテイスト。
詳細はこの後に書いていきますが、純粋なそっち系ではなく、変化球気味。
期待と違うかもしれないので、あらすじなど確認しておくのが良いと思われます。
単行本のおおよそ3分の2ほどがメイン作品です。
なお、収録のうちもう1話は、NTRではありません。
そちらからすると、だいぶライトな仕上がり。
ブラック色のない、楽しい漫画が描かれていました。
ストーリーはシンプルで分かり易く、かつ深さがあるもの。
ツボを押さえた展開とテキストで、ぐいぐい引き込まれます。
良かったです。
そんなんなので、そもそもジャンルが得意でない方は要注意ですわね。
単行本にはちらほら空きページあったものの、おまけページはありませんでした。
ここはちょっと残念です。
話数などの関係もあり、以下にはどうしてもネタバレっぽいところが入ってしまうと思います。
そのため、未読な方はこれ以降進まぬようお願いします。
まっさらな状態で読む方が絶対に楽しめる漫画です。
さっぱりとした細線での作画。
全体の色づきは弱く、白比率が高め。
あっさり描き込みで、中くらいなコマ割り具合も独特。
原稿には、あまり他で見られない空気が漂っていました。
目を引く軽めなタッチで、特に人物画は不安定さもあるのですが。
コロコロ変わり、大崩れするような表情は秀逸。
大きい表現と乱れ飛ぶ擬音などの効果が優れ、引き込まれるパワーのある漫画となっています。
お上手です。
ちょっと絵柄が合わなそうという方でも、ジャンルが合致するならば試してみる価値は大いにあると考えます。
↓表紙などはカラーの良さがあり、まとまり良かったので…。
紹介帯を参考にするのが良いと思います。
【 収録話 】 2話収録
001:「あなたの望み」
結婚して5年。
「吉田ワタル」は妻「ユミ」に自らの性癖を打ち明けたのでした。
”他の男に抱かれてくれ”
ごくごく簡単ではありますが、そうした導入部。
自らの性癖のため、友人にお願いして妻とえっちしてもらう~、というお話。
そうした切っ掛けがため、純粋なNTRとは…違うのかな??
どうでしょうか。
個人的にはスワッピングの半分、みたいに感じましたよ。
いちおう、最終的にはNTRっぽくなるのですが。
※妻「ユミ」
依頼した相手は、2人の大学時代の同級生「柏木カズキ」
女遊びが得意で、夫婦とは真逆と言ってよいタイプ。
現在はフリーでライターをしており…。
単にえっちしてもらうだけでなく、その状況を報告して欲しい「ワタルくん」にとって、今回の件には最適な人材でした。
漫画の前半、3回目までの光景は、報告に目を通す彼の想像風景だと思われます。
…というのも、1週間前のくだり。
漫画では後半パートの部分なのですが、ここは「ユミさん」視点になっていて…。
そちらでの「カズキくん」を見る限り、前半でのああした”いかにもっぽいキャラ”とイメージが重ならないんですね。
後半での彼のが素ではないかと。
メールにて、ちゃんとどうするのか、「ワタルくん」に確認もしていましたからね。
(※自分の意思でない可能性もあるけれど)
旦那に振り回されてしまうヒロイン「ユミさん」
もともと強気な性格で、周囲からは姉さん女房と言われていたそうです。
彼女からアプローチしたのかな?
いや…やっぱり「ワタルくん」が頑張って認められた~という方がしっくりくるか。
ただし、前半で彼女が語っていた夫婦生活を聞く限りでは…。
ああした結末はもう仕方ないかなぁ、と。
この漫画で、彼女の立ち位置は完全に単なる被害者でした。
そのため、前述したように純粋なNTRとは違う、って印象なんですね。
オチの時点でも、「ユミさん」は心・身体ともに「カズキくん」にハマってしまったように感じませんでしたから。
下手をすると、最初の数回は何もしてなかった(※「カズキくん」に報告だけさせてた)のではないか…とかまで思ったりもしました。
事の切っ掛けを作った、漫画の主人公「ワタルくん」
冴えない雰囲気で、あちこちを見る限り自分に自信をもっていない人、自己評価のやたら低い男のようでした。
漫画のメインである、彼の顔がゆがみまくる(笑)中盤の描写が秀逸。
その中盤パートのラスト部分にて、一言呟いているのですが。
たぶん、もしかして…彼は自分の性癖を見誤っていたのではないでしょうか。
まぁ、あんなんなら、どっちにしろ夫婦生活は長く続かなかったかもしれませんね。
せめて子供いれば、全然違う結果になっただろうけど…。
そもそも、そこまでの関係にすら行き着いていないのか。
145:「46歳貧乳母との近親SEX」
最近なんだか母さんがエロいと感じるようになっていました。
どっちかというと巨乳派な自分にとって、貧乳なスタイルなども興味の外である筈なのですが。
ちょっとしたタイミングを切っ掛けに、歯止めがきかなくなってしまうのでした。
そんな訳で、こちらは近親えっち話。
関係としては重いのですが、お話としてはだいぶコメディーに描かれていて。
明るく楽しい仕上がりでした。
前話でずーんと沈んだ気持ちは、こちらでだいぶ和らぎます。
ひでるさんはこんなん好き。
※母「直美」
なお、収録帯には「前冊収録作の続編~」とありまして。
こちらは、厳密には続きの漫画なのですが、いきなりこちらから読んでも問題ないつくりになっていました。
前巻のタイトルは「46歳貧乳叔母との貪欲SEX」ということで、微妙に違っていますよね。
そう、先の話でけ描かれているのは甥とのえっち。
こちらとは切り離されたエピソードで、それが前日譚という位置づけなのです。
なお、今回の漫画内にて名前はなかったのですが。
前話サンプルを見たところ、母親は「直美」、主人公は「優馬」だと思われます。
以下もそれで書いていきますね。
自分の好みと違うものの、母親をエロく感じたのは…その前話である甥との関係がため。
ううむ、そうしたモノかもしれませんね。
特に「優馬くん」はちょうどお年頃なので、敏感に察知したと思われます。
最初のえっちまでのくだりに、多くのページが割かれていて。
これが実にイイ感じでした。
個人的には後半に描かれている、その後の風景アレコレが好き。
台所、コタツ、トイレ~といった場所でのプレイが楽しめますよ。
【 その他 】
以上、「はいとく先生」センセでした。
こちらが2冊目の単行本でいいのかな。
あちらの↓表紙に引っぱられました。
良い絵ですよね。
縦3列な構図に強いタイトル具合、全体の色彩ほかバランス感など巧く。
高い完成度でした。
内容もしっかり紹介帯に書かれていて…。
通常なら、ひでるさんはこの手のジャンル避けるのですが。
ふと見た紹介帯裏面のカット絵、というか原稿絵が独特なサッパリ感で妙に気になり。
今回ゲットしたという次第です。
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・絵柄 :●●◎○○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●◎
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] 寝取られ、近親
・構成 : 短編×2話。
・おまけ: 描き下ろしあり(エピローグ)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「はいとく先生」センセの「あなたの望み」です。
※台所の「直美さん」
【 構成・絵柄 】
収録は2話のみという単行本。
しかし、全体ではざっと数えても200ページほどあり。
話数は少ないですが、実質的には数話分のボリュームです。
読み応えは問題ありません。
センセは”NTR作品の寵児”ということで。
表題作はそうしたテイスト。
詳細はこの後に書いていきますが、純粋なそっち系ではなく、変化球気味。
期待と違うかもしれないので、あらすじなど確認しておくのが良いと思われます。
単行本のおおよそ3分の2ほどがメイン作品です。
なお、収録のうちもう1話は、NTRではありません。
そちらからすると、だいぶライトな仕上がり。
ブラック色のない、楽しい漫画が描かれていました。
ストーリーはシンプルで分かり易く、かつ深さがあるもの。
ツボを押さえた展開とテキストで、ぐいぐい引き込まれます。
良かったです。
そんなんなので、そもそもジャンルが得意でない方は要注意ですわね。
単行本にはちらほら空きページあったものの、おまけページはありませんでした。
ここはちょっと残念です。
話数などの関係もあり、以下にはどうしてもネタバレっぽいところが入ってしまうと思います。
そのため、未読な方はこれ以降進まぬようお願いします。
まっさらな状態で読む方が絶対に楽しめる漫画です。
さっぱりとした細線での作画。
全体の色づきは弱く、白比率が高め。
あっさり描き込みで、中くらいなコマ割り具合も独特。
原稿には、あまり他で見られない空気が漂っていました。
目を引く軽めなタッチで、特に人物画は不安定さもあるのですが。
コロコロ変わり、大崩れするような表情は秀逸。
大きい表現と乱れ飛ぶ擬音などの効果が優れ、引き込まれるパワーのある漫画となっています。
お上手です。
ちょっと絵柄が合わなそうという方でも、ジャンルが合致するならば試してみる価値は大いにあると考えます。
↓表紙などはカラーの良さがあり、まとまり良かったので…。
紹介帯を参考にするのが良いと思います。
【 収録話 】 2話収録
001:「あなたの望み」
結婚して5年。
「吉田ワタル」は妻「ユミ」に自らの性癖を打ち明けたのでした。
”他の男に抱かれてくれ”
ごくごく簡単ではありますが、そうした導入部。
自らの性癖のため、友人にお願いして妻とえっちしてもらう~、というお話。
そうした切っ掛けがため、純粋なNTRとは…違うのかな??
どうでしょうか。
個人的にはスワッピングの半分、みたいに感じましたよ。
いちおう、最終的にはNTRっぽくなるのですが。
※妻「ユミ」
依頼した相手は、2人の大学時代の同級生「柏木カズキ」
女遊びが得意で、夫婦とは真逆と言ってよいタイプ。
現在はフリーでライターをしており…。
単にえっちしてもらうだけでなく、その状況を報告して欲しい「ワタルくん」にとって、今回の件には最適な人材でした。
漫画の前半、3回目までの光景は、報告に目を通す彼の想像風景だと思われます。
…というのも、1週間前のくだり。
漫画では後半パートの部分なのですが、ここは「ユミさん」視点になっていて…。
そちらでの「カズキくん」を見る限り、前半でのああした”いかにもっぽいキャラ”とイメージが重ならないんですね。
後半での彼のが素ではないかと。
メールにて、ちゃんとどうするのか、「ワタルくん」に確認もしていましたからね。
(※自分の意思でない可能性もあるけれど)
旦那に振り回されてしまうヒロイン「ユミさん」
もともと強気な性格で、周囲からは姉さん女房と言われていたそうです。
彼女からアプローチしたのかな?
いや…やっぱり「ワタルくん」が頑張って認められた~という方がしっくりくるか。
ただし、前半で彼女が語っていた夫婦生活を聞く限りでは…。
ああした結末はもう仕方ないかなぁ、と。
この漫画で、彼女の立ち位置は完全に単なる被害者でした。
そのため、前述したように純粋なNTRとは違う、って印象なんですね。
オチの時点でも、「ユミさん」は心・身体ともに「カズキくん」にハマってしまったように感じませんでしたから。
下手をすると、最初の数回は何もしてなかった(※「カズキくん」に報告だけさせてた)のではないか…とかまで思ったりもしました。
事の切っ掛けを作った、漫画の主人公「ワタルくん」
冴えない雰囲気で、あちこちを見る限り自分に自信をもっていない人、自己評価のやたら低い男のようでした。
漫画のメインである、彼の顔がゆがみまくる(笑)中盤の描写が秀逸。
その中盤パートのラスト部分にて、一言呟いているのですが。
たぶん、もしかして…彼は自分の性癖を見誤っていたのではないでしょうか。
まぁ、あんなんなら、どっちにしろ夫婦生活は長く続かなかったかもしれませんね。
せめて子供いれば、全然違う結果になっただろうけど…。
そもそも、そこまでの関係にすら行き着いていないのか。
145:「46歳貧乳母との近親SEX」
最近なんだか母さんがエロいと感じるようになっていました。
どっちかというと巨乳派な自分にとって、貧乳なスタイルなども興味の外である筈なのですが。
ちょっとしたタイミングを切っ掛けに、歯止めがきかなくなってしまうのでした。
そんな訳で、こちらは近親えっち話。
関係としては重いのですが、お話としてはだいぶコメディーに描かれていて。
明るく楽しい仕上がりでした。
前話でずーんと沈んだ気持ちは、こちらでだいぶ和らぎます。
ひでるさんはこんなん好き。
※母「直美」
なお、収録帯には「前冊収録作の続編~」とありまして。
こちらは、厳密には続きの漫画なのですが、いきなりこちらから読んでも問題ないつくりになっていました。
前巻のタイトルは「46歳貧乳叔母との貪欲SEX」ということで、微妙に違っていますよね。
そう、先の話でけ描かれているのは甥とのえっち。
こちらとは切り離されたエピソードで、それが前日譚という位置づけなのです。
なお、今回の漫画内にて名前はなかったのですが。
前話サンプルを見たところ、母親は「直美」、主人公は「優馬」だと思われます。
以下もそれで書いていきますね。
自分の好みと違うものの、母親をエロく感じたのは…その前話である甥との関係がため。
ううむ、そうしたモノかもしれませんね。
特に「優馬くん」はちょうどお年頃なので、敏感に察知したと思われます。
最初のえっちまでのくだりに、多くのページが割かれていて。
これが実にイイ感じでした。
個人的には後半に描かれている、その後の風景アレコレが好き。
台所、コタツ、トイレ~といった場所でのプレイが楽しめますよ。
【 その他 】
以上、「はいとく先生」センセでした。
こちらが2冊目の単行本でいいのかな。
あちらの↓表紙に引っぱられました。
良い絵ですよね。
縦3列な構図に強いタイトル具合、全体の色彩ほかバランス感など巧く。
高い完成度でした。
内容もしっかり紹介帯に書かれていて…。
通常なら、ひでるさんはこの手のジャンル避けるのですが。
ふと見た紹介帯裏面のカット絵、というか原稿絵が独特なサッパリ感で妙に気になり。
今回ゲットしたという次第です。
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