■好きな子がめがねを忘れた (藤近小梅)
★まんがデーター [15.5/20.0]
・絵柄 :●●●〇〇
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●◎〇
・独創性:●●●●●
・属性 : [一般] ラブコメ、コメディー、眼鏡
・構成 : 14話収録+α収録、現在1巻まで発売中。(※書いた当時19/02/24→現在は8巻まで発売)
・おまけ: スペシャルサンクス・髪の毛話、絵折り返しに著者近影、
描き下ろし漫画、カバー裏は眼鏡オン・オフ画。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「藤近小梅(ふじちか・こうめ)」センセの「好きな子がめがねを忘れた 1巻」です。
※ヒロイン特集1:メインビジュアルな「三重さん」
【 構成・絵柄 】
2巻以降へ続く長編。
収録は14話なのですが、ページ量はかなり変動が大きく。
16から14ページあったのが4話ほど。
それ以外は1話あたり4、3ページで、どうやら基本は4ページな様子。
短いです。
そうして短いこともあってか、次のお話に直接続いていることもありました。
全130ページで、単行本としてもやや薄めですね。
ジャンルはラブコメ。
2人ともまだ恋愛の数歩手前という感じで、初々しい。
気になる女の子の距離の近さにドキドキする、みたいな感じ。
どちらかというと1巻はラブよりコメディー要素のが強く。
そうした恋愛っぽいところより、彼女のよわーい視力に振り回される様(また、それを喜ぶ)が面白く描かれていました。
クッキリとした線での作画。
全体の色づきは白く、白比率が高め。
描き込みもこざっぱりとしています。
コマ割りが大きく、1ページに2コマ、3コマというのも頻繁。
背景などもさっぱりと白く、なかなか珍しい雰囲気でした。
コマ内への収まりも良く、なんというか全体的に4コマ漫画っぽい感じですかね。
表現などはジャンルもあって、コメディー調。
登場人物らのテンションも手伝い、独特の静けさと空気感がありました。
よくコメディー崩れしていて、なんというか荒い印象なのですが。
お話のうち、ポイントになりそうなコマは作画に力が入っています。
強い個性と癖がため、人は確実に選ぶでしょう。
判断については、ちょっとでしたが紹介帯のカット絵が良いかと。
【 収録話 】 14話収録
クラス替えがあって3日目。
隣に座る「三重」は普段ぼーっとしていて、ちょっと変わった発言が可愛い不思議な娘。
ある日、登校してきた彼女は普段の眼鏡を掛けてなく。
やたら目つきも悪かったのですが…視力が弱いため距離感がやたら近く。
彼女のことが気になっていた「小村楓」には、ちょっと刺激が強かったのでした。
ごく簡単にはそんな感じ。
※ヒロイン特集2:普段の「三重さん」
カップル風景を描いたラブコメ話。
お話は男子側の「小村くん」視点で進み。
不思議女子で視力の弱い「三重さん」のオモシロ言動を楽しむ感じです。
(※ちなみに、下の名前は書かれてなく不明)
「見えにくいから目に力入っているだけ」
そう1話目で当人が言ってるそのまま、たいがい↓表紙のようなしかめっ面の「三重さん」
メインの単独ヒロインでこんなんは珍しいですね!
眼鏡掛けている際は可愛らしいのに…。
裸眼の際の視力は極端に悪いらしく、↓表紙のあの距離では全然見えてない筈。
1、2話では、”もうキスするんじゃないか”というくらいに、顔を近づけていたんですが。
「んー、やっぱりよく見えないな」
そんな発言をしていました。
ノートも顔を突っ伏すように見てますね。
(※ただ、そんなんなのにクラスでの座席は一番後ろだったりする)
眼鏡女子な「三重さん」
あれだけ視力悪くて不自由しているのだし、そもそも眼鏡を掛けていればいいのですが。
(※それだと漫画にならないのだけど)
漫画中で眼鏡を掛けているのはごく僅か。
眼鏡状態が多かった10、11話は購入とその直後で、たいていは忘れてきていました。
眼鏡のスペア用意するとか、出がけにチェックするとか、しないんですね。
(7話にて、眼鏡忘れたことを家族に知られるのは”恥ずかしい”という感情がある)
ぼーっとした不思議ちゃんだからなぁ。
また、そんな彼女を愛しく感じた「小村くん」が、2話で星に願っていて。
彼が変な罪悪感を持つという、面白いこととなっています。
※ヒロイン特集3:見えてない「三重さん」
そう、漫画のコメディー部分なのですが。
「何から何までめんぼくない」
…とか、「小村くん」も感じたように男前っぽいところがある「三重さん」
ナビゲート手伝おうとした女子も断っていたりしてます。
視力に関することと共に、そうしたちょっとした発言が楽しいのですが。
彼女と共にいる「小村くん」も7話や11話など、彼女に関わると発言が面白くなっていました。
収録で最も好きなのが、2話の下駄箱でのやり取り。
気を使った「小村くん」と、あっさりそれを看破する「三重さん」が実にいい感じでした。
もし結婚したとしても、おそらくそうした夫婦になるのではないかなぁ、とか。
他キャラの存在はまだ薄いのですが、今後はどうなっていくのかな。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「藤近小梅」センセでした。
こちらが5冊目くらいでいいのかな。
タイトル文字のうち、「めがね」の文字がぼけているのが楽しい。
そのほか、なにかと視力に関連していて。
巻数を囲むところ、目次は検査で使うようなCの字。
また、カバー裏は裏表紙にあるような授業風景で、表裏で眼鏡オン・オフとなっていて。
眼鏡掛けてる裏面は、ちゃんとタイトルも変わっていたので、必見です。
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・絵柄 :●●●〇〇
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●◎〇
・独創性:●●●●●
・属性 : [一般] ラブコメ、コメディー、眼鏡
・構成 : 14話収録+α収録、現在1巻まで発売中。(※書いた当時19/02/24→現在は8巻まで発売)
・おまけ: スペシャルサンクス・髪の毛話、絵折り返しに著者近影、
描き下ろし漫画、カバー裏は眼鏡オン・オフ画。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「藤近小梅(ふじちか・こうめ)」センセの「好きな子がめがねを忘れた 1巻」です。
※ヒロイン特集1:メインビジュアルな「三重さん」
【 構成・絵柄 】
2巻以降へ続く長編。
収録は14話なのですが、ページ量はかなり変動が大きく。
16から14ページあったのが4話ほど。
それ以外は1話あたり4、3ページで、どうやら基本は4ページな様子。
短いです。
そうして短いこともあってか、次のお話に直接続いていることもありました。
全130ページで、単行本としてもやや薄めですね。
ジャンルはラブコメ。
2人ともまだ恋愛の数歩手前という感じで、初々しい。
気になる女の子の距離の近さにドキドキする、みたいな感じ。
どちらかというと1巻はラブよりコメディー要素のが強く。
そうした恋愛っぽいところより、彼女のよわーい視力に振り回される様(また、それを喜ぶ)が面白く描かれていました。
クッキリとした線での作画。
全体の色づきは白く、白比率が高め。
描き込みもこざっぱりとしています。
コマ割りが大きく、1ページに2コマ、3コマというのも頻繁。
背景などもさっぱりと白く、なかなか珍しい雰囲気でした。
コマ内への収まりも良く、なんというか全体的に4コマ漫画っぽい感じですかね。
表現などはジャンルもあって、コメディー調。
登場人物らのテンションも手伝い、独特の静けさと空気感がありました。
よくコメディー崩れしていて、なんというか荒い印象なのですが。
お話のうち、ポイントになりそうなコマは作画に力が入っています。
強い個性と癖がため、人は確実に選ぶでしょう。
判断については、ちょっとでしたが紹介帯のカット絵が良いかと。
【 収録話 】 14話収録
クラス替えがあって3日目。
隣に座る「三重」は普段ぼーっとしていて、ちょっと変わった発言が可愛い不思議な娘。
ある日、登校してきた彼女は普段の眼鏡を掛けてなく。
やたら目つきも悪かったのですが…視力が弱いため距離感がやたら近く。
彼女のことが気になっていた「小村楓」には、ちょっと刺激が強かったのでした。
ごく簡単にはそんな感じ。
※ヒロイン特集2:普段の「三重さん」
カップル風景を描いたラブコメ話。
お話は男子側の「小村くん」視点で進み。
不思議女子で視力の弱い「三重さん」のオモシロ言動を楽しむ感じです。
(※ちなみに、下の名前は書かれてなく不明)
「見えにくいから目に力入っているだけ」
そう1話目で当人が言ってるそのまま、たいがい↓表紙のようなしかめっ面の「三重さん」
メインの単独ヒロインでこんなんは珍しいですね!
眼鏡掛けている際は可愛らしいのに…。
裸眼の際の視力は極端に悪いらしく、↓表紙のあの距離では全然見えてない筈。
1、2話では、”もうキスするんじゃないか”というくらいに、顔を近づけていたんですが。
「んー、やっぱりよく見えないな」
そんな発言をしていました。
ノートも顔を突っ伏すように見てますね。
(※ただ、そんなんなのにクラスでの座席は一番後ろだったりする)
眼鏡女子な「三重さん」
あれだけ視力悪くて不自由しているのだし、そもそも眼鏡を掛けていればいいのですが。
(※それだと漫画にならないのだけど)
漫画中で眼鏡を掛けているのはごく僅か。
眼鏡状態が多かった10、11話は購入とその直後で、たいていは忘れてきていました。
眼鏡のスペア用意するとか、出がけにチェックするとか、しないんですね。
(7話にて、眼鏡忘れたことを家族に知られるのは”恥ずかしい”という感情がある)
ぼーっとした不思議ちゃんだからなぁ。
また、そんな彼女を愛しく感じた「小村くん」が、2話で星に願っていて。
彼が変な罪悪感を持つという、面白いこととなっています。
※ヒロイン特集3:見えてない「三重さん」
そう、漫画のコメディー部分なのですが。
「何から何までめんぼくない」
…とか、「小村くん」も感じたように男前っぽいところがある「三重さん」
ナビゲート手伝おうとした女子も断っていたりしてます。
視力に関することと共に、そうしたちょっとした発言が楽しいのですが。
彼女と共にいる「小村くん」も7話や11話など、彼女に関わると発言が面白くなっていました。
収録で最も好きなのが、2話の下駄箱でのやり取り。
気を使った「小村くん」と、あっさりそれを看破する「三重さん」が実にいい感じでした。
もし結婚したとしても、おそらくそうした夫婦になるのではないかなぁ、とか。
他キャラの存在はまだ薄いのですが、今後はどうなっていくのかな。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「藤近小梅」センセでした。
こちらが5冊目くらいでいいのかな。
タイトル文字のうち、「めがね」の文字がぼけているのが楽しい。
そのほか、なにかと視力に関連していて。
巻数を囲むところ、目次は検査で使うようなCの字。
また、カバー裏は裏表紙にあるような授業風景で、表裏で眼鏡オン・オフとなっていて。
眼鏡掛けてる裏面は、ちゃんとタイトルも変わっていたので、必見です。
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