■思春期のエロス (きいろいたまご)
★まんがデーター [17.0/20.0]
・絵柄 :●●●●◎
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●●◎
・独創性:●●●●〇
・属性 : [成年] ラブコメ、学生、制服
・構成 : 6話収録(うち「ふたりごっこ」×2)
・おまけ: カバー裏にあとがき・漫画「ふたりごっこその後」、合間にイラスト。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「きいろいたまご」センセの「思春期のエロス」です。
※鈴ちゃん
【 構成・絵柄 】
収録は6話と少な目。
確かに各話のページ量はあったものの、1冊で176ページはやはり少ない印象。
同系統な単行本で並べると、やっぱり薄い。
正直なところでは、もう1話くらい見たい気もありましたが…。
まぁ、色々な事情があるのでしょう。
今回も「TENMACOMICS 高」のくくりで、初々しい青春えっち話。
前巻から続投で登場するヒロインもいたので、知ってる方には嬉しい展開。
(※いちおう、知らなくても読むには問題ないと思います)
あとがきによると、テーマはコンプレックスとのこと。
なるほど、青春してますねー。
それもあってか、ブラックな色はほぼなく。
プレイなども振り切れたものはなく。
タイトル・表紙に引っかけられた方も、安心して読み進められるだろう1冊となっていました。
すっきりとした細線での作画。
描き込みはそこそこ、全体の色づきはあっさりとしていて濃淡は普通くらい。
成年漫画では珍しく、上下左右など枠間がしっかり確保されています。
結果、原稿は白比率が高く、見易い仕上がりです。
そうした漫画表現もあってか、どこかふんわりとした独特な雰囲気。
時間がゆったり流れているようなの。
人物画は可愛らしく素朴なタッチ。
若さあるもののロリとも違って、ある程度のリアルさを感じられます。
コメディーちっくながら、そうはっちゃけ過ぎないくらいのバランスでした。
↓表紙などのカラーはまたその良さがあるのですが。
判断については、おおむねそちら基準で良いかと思います。
紹介帯が最も参考になるでしょう。
【 収録話 】 6話収録
003:「先生だけに」
「矢野目橙花(やのめ・とうか)」と先生のカップル。
発言などから、先生はおそらく家庭教師の講師とかかな。
”腫れぼったい一重まぶた”がコンプレックスな「橙花ちゃん」
前髪長く、片目は常時隠れちゃうくらい。
あれはアレで可愛いと思うんですが…当人はなかなか受け入れ難いか。
そもそも他人の視線に恐怖を感じてしまうことがあり、目隠しプレイです。
オチはセオリーかもしれませんが、可愛らしくていいですね。
※左:矢野目橙花、右:春川由衣
025:「ふたりごっこ」
053:「ふたり」
掃除の担当が保健室である「春川由衣」・「中野」の2人。
普段から言いたい放題言われていて、2人きりでもバカにしてくるような彼女でしたが。
それがため、逆に気を使わずに喋れる、親しいクラスメイト女子でもあったのでした。
掃除中、ふと部屋に戻るとベッドで居眠りしていた彼女と鉢合わせしたため~という流れ。
切っ掛けとなる1話目「ふたりごっこ」は、そうした導入部。
寝込みに仕掛けるというもの。
またとない好機、を目前とした「中野くん」のドキドキ感がいいですね。
まぁ、皆さんの想像通り(おそらく)ではあるのですが。
個人的に、ブラ外す「由衣さん」のコマが非常に好み。
「じゃ、あたしのももう1回さわらせてあげるから…ね?」
なーんて、気があるクラスメイトから言われたら、どうにかなってしまいそう。
お互い興味からのえっち発展です。
続く「ふたり」はその後の風景。
掃除時間の度に、2人してえっちな事をするようになっていたのでした。
1週間がたまらなく待ち遠しいでしょうねー。
ただ、こんなんなってても「中野くん」の意識は以前とあまり変わっていなく。
そんな彼に、逆に「由衣さん」が驚いてました。
うーん、「中野くん」からすれば、やっぱり確実な台詞とか聞けない限り、進むのは怖いことでしょう。
せっかくえっち出来る間柄にはなれているのだから。
今回は保健室に他の人がいるという、カーテン越しえっちなドキドキシチュエーションとなっています。
やっぱりこうしたのはいいですね(笑)
なお、掃除時間での逢瀬なため、毎回ジャージ姿。
制服は合間にちらと見えるくらいでした。
カバー裏もこちらの2人。
前巻と似た、ちょっと成長(おっぱい)した「由衣さん」が見れますよ。
083:「かよいづま」
前巻収録「こんぷれっくす」に登場するクセっ毛がコンプレックスな女の子「鈴」と兄「正樹」の友人「祐介」のカップル。
短編、カバー裏漫画と続いていた、「鈴ちゃん」の成長した姿が見れます。
前述しましたが、そちらを知らなくても十分楽しめるようになっているので、ご安心ください。
「祐介」が1人暮らしを始めて3年。
お料理を勉強した「鈴ちゃん」はよくご飯を作りに訪ねるようになっていたのでした。
朝方の風景ですね。
タイトルとおり、すっかり奥様感が出ていました。
コンプレックスも完全に克服してますね。
寝起きな「祐介くん」とのえっち展開。
ラブラブで羨ましい。
前回は妄想であった、進学した「鈴ちゃん」の制服姿に注目ください。
099:「ルック・アット・ミー」
背丈小さい幼馴染み「いおり」とのお話。
「椿」くんと立った姿では、彼の首下くらいまでしかなく。
なるほど相当にちっちゃい娘みたい。
それでもバストは大き目とか、一部男性には熱狂的に支持されるだろうスタイルでした。
漫画は2人の初えっちエピソード。
持ってきたお菓子がアルコールを含むもので、また「椿くん」はどうやらそれに強くなく。
勢いも借りて、ああした行動となったのでしょう。
「いおりちゃん」の言動とか、かなり親しい感じであったので…いい切っ掛けだったと思います。
少なくとも、彼女自身は「椿くん」に見合わないと勝手に決めつけていたようなので。
※左:いおりちゃん、右:すみれちゃん
117:「ひととき」
話数としては1話ですが、これだけで57ベージもあり。
収録では「ふたりごっこ」シリーズと匹敵するほどのボリュームです。
(※ちなみに「ふたりごっこ」シリーズは56ページ)
繰り返される転勤にうんざりとしていた「水戸志郎」
そうした日々から脱却するべく、田舎の温泉宿を訪ねたのです。
宿の孫娘「すみれ」に町を案内されるうち、次第に彼女と打ち解けたのでした。
ごく簡単にはそんなん。
ノスタルジー感漂うエピソード。
舞台となっている町の雰囲気や、仕事の毎日に疲れた主人公、複雑な想いを抱えるヒロインなど、他短編とはまた違った静かな空気となっています。
出会った当初の「すみれちゃん」は年相応な感じで、ああした尖ったところが可愛い。
そんな娘とお風呂場で鉢合わせるのは、いかにも漫画なのですが。
いいですね。
温泉宿と言っても、普通の民家みたいなつくりなのかな。
案内してくれる際は制服なのですが、えっち時は故あって部屋着(寝間着かな?)でした。
たまならば転勤はまたいいものですけど、頻繁だと辛いですよね…。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「きいろいたまご」センセでした。
こちらが2冊目の単行本。
当ブログでは1冊目の「声を聞かせて」も紹介しています。
今回は「ふたりごっこ」の「由衣さん」、続けて出演の「鈴ちゃん」、「いおりちゃん」が好き。
高い完成度の1冊でした。
また、それぞれまさに「TENMACOMICS 高」、という漫画群で良かったです。
次もくくりはそちらになりそうなので、期待しています。
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・絵柄 :●●●●◎
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●●◎
・独創性:●●●●〇
・属性 : [成年] ラブコメ、学生、制服
・構成 : 6話収録(うち「ふたりごっこ」×2)
・おまけ: カバー裏にあとがき・漫画「ふたりごっこその後」、合間にイラスト。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「きいろいたまご」センセの「思春期のエロス」です。
※鈴ちゃん
【 構成・絵柄 】
収録は6話と少な目。
確かに各話のページ量はあったものの、1冊で176ページはやはり少ない印象。
同系統な単行本で並べると、やっぱり薄い。
正直なところでは、もう1話くらい見たい気もありましたが…。
まぁ、色々な事情があるのでしょう。
今回も「TENMACOMICS 高」のくくりで、初々しい青春えっち話。
前巻から続投で登場するヒロインもいたので、知ってる方には嬉しい展開。
(※いちおう、知らなくても読むには問題ないと思います)
あとがきによると、テーマはコンプレックスとのこと。
なるほど、青春してますねー。
それもあってか、ブラックな色はほぼなく。
プレイなども振り切れたものはなく。
タイトル・表紙に引っかけられた方も、安心して読み進められるだろう1冊となっていました。
すっきりとした細線での作画。
描き込みはそこそこ、全体の色づきはあっさりとしていて濃淡は普通くらい。
成年漫画では珍しく、上下左右など枠間がしっかり確保されています。
結果、原稿は白比率が高く、見易い仕上がりです。
そうした漫画表現もあってか、どこかふんわりとした独特な雰囲気。
時間がゆったり流れているようなの。
人物画は可愛らしく素朴なタッチ。
若さあるもののロリとも違って、ある程度のリアルさを感じられます。
コメディーちっくながら、そうはっちゃけ過ぎないくらいのバランスでした。
↓表紙などのカラーはまたその良さがあるのですが。
判断については、おおむねそちら基準で良いかと思います。
紹介帯が最も参考になるでしょう。
【 収録話 】 6話収録
003:「先生だけに」
「矢野目橙花(やのめ・とうか)」と先生のカップル。
発言などから、先生はおそらく家庭教師の講師とかかな。
”腫れぼったい一重まぶた”がコンプレックスな「橙花ちゃん」
前髪長く、片目は常時隠れちゃうくらい。
あれはアレで可愛いと思うんですが…当人はなかなか受け入れ難いか。
そもそも他人の視線に恐怖を感じてしまうことがあり、目隠しプレイです。
オチはセオリーかもしれませんが、可愛らしくていいですね。
※左:矢野目橙花、右:春川由衣
025:「ふたりごっこ」
053:「ふたり」
掃除の担当が保健室である「春川由衣」・「中野」の2人。
普段から言いたい放題言われていて、2人きりでもバカにしてくるような彼女でしたが。
それがため、逆に気を使わずに喋れる、親しいクラスメイト女子でもあったのでした。
掃除中、ふと部屋に戻るとベッドで居眠りしていた彼女と鉢合わせしたため~という流れ。
切っ掛けとなる1話目「ふたりごっこ」は、そうした導入部。
寝込みに仕掛けるというもの。
またとない好機、を目前とした「中野くん」のドキドキ感がいいですね。
まぁ、皆さんの想像通り(おそらく)ではあるのですが。
個人的に、ブラ外す「由衣さん」のコマが非常に好み。
「じゃ、あたしのももう1回さわらせてあげるから…ね?」
なーんて、気があるクラスメイトから言われたら、どうにかなってしまいそう。
お互い興味からのえっち発展です。
続く「ふたり」はその後の風景。
掃除時間の度に、2人してえっちな事をするようになっていたのでした。
1週間がたまらなく待ち遠しいでしょうねー。
ただ、こんなんなってても「中野くん」の意識は以前とあまり変わっていなく。
そんな彼に、逆に「由衣さん」が驚いてました。
うーん、「中野くん」からすれば、やっぱり確実な台詞とか聞けない限り、進むのは怖いことでしょう。
せっかくえっち出来る間柄にはなれているのだから。
今回は保健室に他の人がいるという、カーテン越しえっちなドキドキシチュエーションとなっています。
やっぱりこうしたのはいいですね(笑)
なお、掃除時間での逢瀬なため、毎回ジャージ姿。
制服は合間にちらと見えるくらいでした。
カバー裏もこちらの2人。
前巻と似た、ちょっと成長(おっぱい)した「由衣さん」が見れますよ。
083:「かよいづま」
前巻収録「こんぷれっくす」に登場するクセっ毛がコンプレックスな女の子「鈴」と兄「正樹」の友人「祐介」のカップル。
短編、カバー裏漫画と続いていた、「鈴ちゃん」の成長した姿が見れます。
前述しましたが、そちらを知らなくても十分楽しめるようになっているので、ご安心ください。
「祐介」が1人暮らしを始めて3年。
お料理を勉強した「鈴ちゃん」はよくご飯を作りに訪ねるようになっていたのでした。
朝方の風景ですね。
タイトルとおり、すっかり奥様感が出ていました。
コンプレックスも完全に克服してますね。
寝起きな「祐介くん」とのえっち展開。
ラブラブで羨ましい。
前回は妄想であった、進学した「鈴ちゃん」の制服姿に注目ください。
099:「ルック・アット・ミー」
背丈小さい幼馴染み「いおり」とのお話。
「椿」くんと立った姿では、彼の首下くらいまでしかなく。
なるほど相当にちっちゃい娘みたい。
それでもバストは大き目とか、一部男性には熱狂的に支持されるだろうスタイルでした。
漫画は2人の初えっちエピソード。
持ってきたお菓子がアルコールを含むもので、また「椿くん」はどうやらそれに強くなく。
勢いも借りて、ああした行動となったのでしょう。
「いおりちゃん」の言動とか、かなり親しい感じであったので…いい切っ掛けだったと思います。
少なくとも、彼女自身は「椿くん」に見合わないと勝手に決めつけていたようなので。
※左:いおりちゃん、右:すみれちゃん
117:「ひととき」
話数としては1話ですが、これだけで57ベージもあり。
収録では「ふたりごっこ」シリーズと匹敵するほどのボリュームです。
(※ちなみに「ふたりごっこ」シリーズは56ページ)
繰り返される転勤にうんざりとしていた「水戸志郎」
そうした日々から脱却するべく、田舎の温泉宿を訪ねたのです。
宿の孫娘「すみれ」に町を案内されるうち、次第に彼女と打ち解けたのでした。
ごく簡単にはそんなん。
ノスタルジー感漂うエピソード。
舞台となっている町の雰囲気や、仕事の毎日に疲れた主人公、複雑な想いを抱えるヒロインなど、他短編とはまた違った静かな空気となっています。
出会った当初の「すみれちゃん」は年相応な感じで、ああした尖ったところが可愛い。
そんな娘とお風呂場で鉢合わせるのは、いかにも漫画なのですが。
いいですね。
温泉宿と言っても、普通の民家みたいなつくりなのかな。
案内してくれる際は制服なのですが、えっち時は故あって部屋着(寝間着かな?)でした。
たまならば転勤はまたいいものですけど、頻繁だと辛いですよね…。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「きいろいたまご」センセでした。
こちらが2冊目の単行本。
当ブログでは1冊目の「声を聞かせて」も紹介しています。
今回は「ふたりごっこ」の「由衣さん」、続けて出演の「鈴ちゃん」、「いおりちゃん」が好き。
高い完成度の1冊でした。
また、それぞれまさに「TENMACOMICS 高」、という漫画群で良かったです。
次もくくりはそちらになりそうなので、期待しています。
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