■6代目 日ペンの美子ちゃん (服部昇大)
★まんがデーター [16.5/20.0]
・絵柄 :●●●●◎
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●●〇
・独創性:●●●●〇
・属性 : [一般] 広告漫画、コメディー、パロディ
・構成 : フルカラー、105話収録(「夏休み特別企画・長編」は4ページを1話とカウント)、
現在1巻まで発売中。
・おまけ: あとがき・スペシャルメッセージ(2代目森里真美、3代目まつもとみな)、
履歴書、美子ちゃん便り、描き下ろし(8P)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「服部昇大(はっとり・しょうた)」センセの「6代目 日ペンの美子ちゃん」です。
※YJの美子ちゃん
【 構成・絵柄 】
収録は1冊まるまるの漫画。
全130ページはフルカラーで収録されていました。
髪質はザラリとした肌感覚のもの(触り心地はカバーと似たもの)で、つるっとしたものより色とかなんとか落ち着いた印象。
漫画の独特な雰囲気に合っていると思います。
”9コマ漫画”と、センセのあとがきにありました。
原稿は概ね正方形で、3×3のコマ割りが基本。
そのうち、センセは縦・横のコマを連結させることがあり。
(※例・裏表紙の2コマ目)
結果として、7、8コマの漫画になったりもしています。
基本的に1話(1ページ)で完結。
夏休み大長編、という特別企画のシリーズのみ4話ほどの連続モノとなっていました。
また、特に巻数表記はなかったのですが、↑上の構成部分では”現在1巻まで発売中”、としています。
本編の広告漫画には特に終了という雰囲気なく。
またゼクシィアプリや日産ルークスのイメージキャラとしても活動しており…あちこちから集めれば、あっさり2巻も発売されるのでは、って感じがしたので。
一部以外は全てカラーの綺麗な作画。
黒がやや強く、色彩は濃いめな感じ。
描き込み具合は普通くらい。
コマ割りは前述したように基本的なもの。
若干変化はするものの、はみ出すことなどはありません。
…そのため、そうした基本を無視した長編はまた独特な原稿となっていました。
広告漫画であるため、吹き出しほか文字が多め。
だいぶ絵の部分が圧迫されてるところがありました。
表現やタッチなど、昔の少女漫画っぽい独特なもの。
白目とか星、ハート型の口とかですね。
それらもコメディーっぽく処理されていて、テイストを知る人にはより面白く見えるのですが。
特に知識ない人にはどう感じるのかなぁ。
とりあえず、裏表紙はまんま収録の1話となっていたので、判断についてはそちらが参考になると思います。
【 収録話 】 105話収録
日ぺンこと日本ペン習字研究会のマスコットガール・イメージキャラクターな「日ペンの美子ちゃん」
ペット兼相棒の喋る猫「ニャンコ」と共に、今日も日ぺンの普及に努めるのでした。
ごく簡単にはそんな感じ。
昭和世代にはお馴染み、日ぺンの宣伝・紹介漫画。
永遠の17歳とのことですが、活動は昭和47年からと非常に長く。
作中でもよくネタにされていましたが、発想はやや古くおおむね昭和70~80年代頃な感じ。
ただ、漫画の基本となるものは、掲載頃の時事ネタと組み合わさっていて。
「よりぬきサザエさん」みたいに、その時々の流行・事件などが分かります。
(※「よりぬきサザエさん」は新聞連載の4コマなので、よく時事ネタが入るのです)
※日ペンの美子ちゃん
昔は雑誌広告でしたが、現在はWEB配信。
ネットで検索すれば、過去の漫画なども無料で見ることが出来ます。
そもそもが宣伝ですからね。
そのため、がんばって集めれば…まぁ、わざわざ単行本という必要はないかもしれません。
(例えば、収録の履歴書なども公式HPで掲載されていたものと同じでした)
全てカラーページなため、価格も910円と漫画量からすると、やや高め。
いちおう描き下ろし漫画ほか、各漫画に「ニャンコ」のコメントがついているなど、単行本ならではという要素もあります。
まぁ、そもそもコレクターアイテムみたいなものなので、1冊にまとまったことに価値を見出せるかどうか、でしょうか。
通常漫画は89話。
…で、合ってると思います。
がんばって数えました。
1つ4コマ形式なところもあります。
相棒の「ニャンコ」が登場するのは意外に遅く、5話目から。
それ以後もお話によって登場しない回がちらほらあります。
基本的に「美子ちゃん」が宣伝も兼ねてボケ倒すので、自然と「ニャンコ」が突っ込み役となっています。
前述したように発想は古く、携帯ゲームでゲーム&ウォッチを出していたり(その割りにVRとかもやってる)、カード集めが趣味だったり、果てはストを勧めてみたり…。
そうした昭和を背負ってる感が、分かる世代には強烈に刺さるのだと思います。
あちこち何処にも登場し、場面に合わせてコスプレみたいなこともしていました。
やはりエロス方面の目線でも見てしまうのですが…「美子ちゃん」はかなーり細身ですね。
水着になった際(また、学生がためかスクール水着)も、胸元の名前がすっきり見易かったりしていました(笑)
※美子ちゃんvsメカ美子ちゃん
夏休み特別企画、だという長編(…と言っても、普段の感じで4ページ続くもの)
「メカ美子ちゃん」と対決するというエピソード。
これがなかなか可愛く、デザインも今風でいい感じ。
人気出そう。
ヤングジャンプ出張版は7話。
こちらは珍しく(?)白黒での漫画となっています。
ページ自体はカラーですが。
目的がやや異なるためか、お馴染みな日ぺン宣伝台詞も控えめでした。
YJということで、グラビアだと勘違いしてビキニ姿を見せてくれていました。
うん、やっぱりスッキリですねー。
6話目の同級生のキャラクター~、の台詞が実に可笑しい。
誰かは秘密。
描き下ろしは8話。
よりはっちゃけた感じで、バーテンになったり、忍者になったり、某とんち漫画のパロディみたいなのにも挑戦しています。
3、4話の同系統オチ、5、6話の「クリエイティブなんとかの人」との会話が好き。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「服部昇大(はっとり・しょうた)」センセでした。
ざっと数えたところ、こちらは12冊目くらい…なのかな。
詳しく知ったのは、日ペンではなく、日サンの広告の漫画から。
確か、「美子ちゃん」が子持ちママになった、という記事を発見したのが切っ掛けでした。
センセの漫画もそちらが初見。
店頭で単行本を見掛けたら~って思ていたところ、こちらを発見したという訳。
しかし、まさか単行本になるとは驚きでした。
これも時代がためですかねー。
前述しましたが、たぶん…これ1冊では終わらないと思うので。
次の単行本も見つけ次第ゲットします。
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・絵柄 :●●●●◎
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●●〇
・独創性:●●●●〇
・属性 : [一般] 広告漫画、コメディー、パロディ
・構成 : フルカラー、105話収録(「夏休み特別企画・長編」は4ページを1話とカウント)、
現在1巻まで発売中。
・おまけ: あとがき・スペシャルメッセージ(2代目森里真美、3代目まつもとみな)、
履歴書、美子ちゃん便り、描き下ろし(8P)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「服部昇大(はっとり・しょうた)」センセの「6代目 日ペンの美子ちゃん」です。
※YJの美子ちゃん
【 構成・絵柄 】
収録は1冊まるまるの漫画。
全130ページはフルカラーで収録されていました。
髪質はザラリとした肌感覚のもの(触り心地はカバーと似たもの)で、つるっとしたものより色とかなんとか落ち着いた印象。
漫画の独特な雰囲気に合っていると思います。
”9コマ漫画”と、センセのあとがきにありました。
原稿は概ね正方形で、3×3のコマ割りが基本。
そのうち、センセは縦・横のコマを連結させることがあり。
(※例・裏表紙の2コマ目)
結果として、7、8コマの漫画になったりもしています。
基本的に1話(1ページ)で完結。
夏休み大長編、という特別企画のシリーズのみ4話ほどの連続モノとなっていました。
また、特に巻数表記はなかったのですが、↑上の構成部分では”現在1巻まで発売中”、としています。
本編の広告漫画には特に終了という雰囲気なく。
またゼクシィアプリや日産ルークスのイメージキャラとしても活動しており…あちこちから集めれば、あっさり2巻も発売されるのでは、って感じがしたので。
一部以外は全てカラーの綺麗な作画。
黒がやや強く、色彩は濃いめな感じ。
描き込み具合は普通くらい。
コマ割りは前述したように基本的なもの。
若干変化はするものの、はみ出すことなどはありません。
…そのため、そうした基本を無視した長編はまた独特な原稿となっていました。
広告漫画であるため、吹き出しほか文字が多め。
だいぶ絵の部分が圧迫されてるところがありました。
表現やタッチなど、昔の少女漫画っぽい独特なもの。
白目とか星、ハート型の口とかですね。
それらもコメディーっぽく処理されていて、テイストを知る人にはより面白く見えるのですが。
特に知識ない人にはどう感じるのかなぁ。
とりあえず、裏表紙はまんま収録の1話となっていたので、判断についてはそちらが参考になると思います。
【 収録話 】 105話収録
日ぺンこと日本ペン習字研究会のマスコットガール・イメージキャラクターな「日ペンの美子ちゃん」
ペット兼相棒の喋る猫「ニャンコ」と共に、今日も日ぺンの普及に努めるのでした。
ごく簡単にはそんな感じ。
昭和世代にはお馴染み、日ぺンの宣伝・紹介漫画。
永遠の17歳とのことですが、活動は昭和47年からと非常に長く。
作中でもよくネタにされていましたが、発想はやや古くおおむね昭和70~80年代頃な感じ。
ただ、漫画の基本となるものは、掲載頃の時事ネタと組み合わさっていて。
「よりぬきサザエさん」みたいに、その時々の流行・事件などが分かります。
(※「よりぬきサザエさん」は新聞連載の4コマなので、よく時事ネタが入るのです)
※日ペンの美子ちゃん
昔は雑誌広告でしたが、現在はWEB配信。
ネットで検索すれば、過去の漫画なども無料で見ることが出来ます。
そもそもが宣伝ですからね。
そのため、がんばって集めれば…まぁ、わざわざ単行本という必要はないかもしれません。
(例えば、収録の履歴書なども公式HPで掲載されていたものと同じでした)
全てカラーページなため、価格も910円と漫画量からすると、やや高め。
いちおう描き下ろし漫画ほか、各漫画に「ニャンコ」のコメントがついているなど、単行本ならではという要素もあります。
まぁ、そもそもコレクターアイテムみたいなものなので、1冊にまとまったことに価値を見出せるかどうか、でしょうか。
通常漫画は89話。
…で、合ってると思います。
がんばって数えました。
1つ4コマ形式なところもあります。
相棒の「ニャンコ」が登場するのは意外に遅く、5話目から。
それ以後もお話によって登場しない回がちらほらあります。
基本的に「美子ちゃん」が宣伝も兼ねてボケ倒すので、自然と「ニャンコ」が突っ込み役となっています。
前述したように発想は古く、携帯ゲームでゲーム&ウォッチを出していたり(その割りにVRとかもやってる)、カード集めが趣味だったり、果てはストを勧めてみたり…。
そうした昭和を背負ってる感が、分かる世代には強烈に刺さるのだと思います。
あちこち何処にも登場し、場面に合わせてコスプレみたいなこともしていました。
やはりエロス方面の目線でも見てしまうのですが…「美子ちゃん」はかなーり細身ですね。
水着になった際(また、学生がためかスクール水着)も、胸元の名前がすっきり見易かったりしていました(笑)
※美子ちゃんvsメカ美子ちゃん
夏休み特別企画、だという長編(…と言っても、普段の感じで4ページ続くもの)
「メカ美子ちゃん」と対決するというエピソード。
これがなかなか可愛く、デザインも今風でいい感じ。
人気出そう。
ヤングジャンプ出張版は7話。
こちらは珍しく(?)白黒での漫画となっています。
ページ自体はカラーですが。
目的がやや異なるためか、お馴染みな日ぺン宣伝台詞も控えめでした。
YJということで、グラビアだと勘違いしてビキニ姿を見せてくれていました。
うん、やっぱりスッキリですねー。
6話目の同級生のキャラクター~、の台詞が実に可笑しい。
誰かは秘密。
描き下ろしは8話。
よりはっちゃけた感じで、バーテンになったり、忍者になったり、某とんち漫画のパロディみたいなのにも挑戦しています。
3、4話の同系統オチ、5、6話の「クリエイティブなんとかの人」との会話が好き。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「服部昇大(はっとり・しょうた)」センセでした。
ざっと数えたところ、こちらは12冊目くらい…なのかな。
詳しく知ったのは、日ペンではなく、日サンの広告の漫画から。
確か、「美子ちゃん」が子持ちママになった、という記事を発見したのが切っ掛けでした。
センセの漫画もそちらが初見。
店頭で単行本を見掛けたら~って思ていたところ、こちらを発見したという訳。
しかし、まさか単行本になるとは驚きでした。
これも時代がためですかねー。
前述しましたが、たぶん…これ1冊では終わらないと思うので。
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