■ウラオモテ彼女 (東西)
★まんがデーター [16.0/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●○○
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●○○
・属性 : [成年] ラブコメ、二面性、人妻
・構成 : 短編×12話。
・おまけ: あとがき・表紙ボツ案、加筆修正あり。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「東西(とうざい)」センセの「ウラオモテ彼女」です。
※島園さん
【 構成・絵柄 】
収録は全て短編での構成。
各話のページ量は16~20ほどで、それが12話分ほどある1冊です。
ただ、単行本に描き下ろし漫画とかはなく、その他のオマケ的なページもほとんどなく。
やっぱり、なんとなく寂しいですね。
ジャンルとしては、ごく簡単にはラブコメ。
表題そのまま、ヒロインはおおむね二面性あり、そちらがテーマとなった作品群でもあります。
まぁ、だいたい女性はそんな感じですけどね。
ソフトですがSMっぽい描写あったものの、そう振り切れるようなプレイもなく。
ブラック加減も弱く、万人向けでしょう。
”ページ少なく、コメディー色が強め”
…とは、あとがき部分でのセンセの言葉なのですが。
確かにそんな印象。
軽めで読み易いだけ深さはなく、良くも悪くも成年漫画のスタンダード短編集となってました。
ただ、読みたい方には…もうひと押しパンチ足らないかもしれません。
しっかり強めで丁寧な線での作画。
全体の色づきはやや濃いめで、黒髪など黒色はしっかり。
描き込みは過ぎない程度に細かく、綺麗にまとまっていました。
コマ割りも若干細かめ、しっかり枠間もあります。
はみ出し・ぶち抜きはちらほらというくらい。
ちょうど良いくらいの派手さで見易い原稿具合です。
目鼻など顔パーツをキチンと描かれてバランスも無理なく、人物画はややリアル寄り。
かと言って漫画っぽい可愛さもある、魅力的なものでした。
ティーンから人妻まで、お上手です。
表情や動きにも違和感はなく、背景・小物などとの差も少な目。
古い原稿は修正されたようで、綺麗にまとまった、安定感ある漫画具合だと思います。
判断についは、原稿サンプルが見れる「ワニマガジン社」さんのHPがオススメ。
【 収録話 】 12話収録
003:「理想の恋人」
成績最下位で馬鹿にされていた「上條」
先輩「立花」はそんな彼に”理想の彼氏”となる素質を見つけ、勉強からえっちまで教えるのでした。
誰も損をしていない、ウィン・ウィンなお話。
「上條くん」は細身・眼鏡で、いかにも勉強できそうな雰囲気なのですがね。
(※彼をからかってる連中のが、よっぽど頭悪そう。言動とか)
ただ、次赤点だと追試になる、と1人図書室で勉強しているなど、努力の影は見え。
単にやり方を間違っていただけなのかも。
そう考えると、客観的に勉強を見れて、教えてくれる人がいて。
それが魅力的な異性で応援してくれ、性的なこともレクチャーしてくれるとなれば。
成績上がるのは当然かもしれませんね。
漫画はいい感じに終わっていましたが、ある程度育てきると飽きがくるのでは…。
※左:吹奏楽部員「篠原彩音」、右:アルバイト「高山さん」
019:「ハメ・ドリ」
同じ吹奏楽部員で憧れな「篠原彩音」
彼女のえっち画像を見せられ、彼女だから手を出すな、とクラスメイト「山口」から釘を刺されてしまった「桐谷」
送りつけられた画像を、うっかり彼女に見られてしまったところ…意外な行動をとられたのでした。
初登場時には背景にて花を背負ってましたが。
そんなんがよく似合う、ちょっとツリ目な美人「彩音さん」です。
「山口くん」はくだらんことするなぁ。
いちおう誤解のようでしたが、「彩音さん」のあの行動を見たりすると。
あるいは、2人の男性(あるいはもっと大勢かも)を手玉に取っているようにも感じました。
035:「似たモノ夫婦」
お見合いで夫婦となった「直之」・「綾香」
真面目な彼と箱入りな彼女がため、どちらも結婚後が初体験でぎこちなく。
いつしか気を遣うえっちしかできなくなっていたのでした。
まぁ、夫婦なのだから、ある程度は腹を割って話すことが必要ですよ。
特に性的な面はね。
(※それでも多少の限度はあるだろうけど)
とりあえず、こちらの2人はうまくいって何よりでした。
家庭内の私服、超ミニスカートな「綾香さん」がキュート。
いいなぁ、アレ。
055:「お仕置アフタヌーン」
うっかりミスや忘れ物が多い「島園」さん。
それがため、共同提出の成績が下がっていた「佐渡」くんは、反省を促すためにちょっとつねってみたところ。
予想外の反応をされてしまうのでした。
まぁ、あんな表情されたら、男性としてはたまんないわね。
色々されても抵抗しない彼女に、最終的にはえっち発展しています。
どう見ても期待された事のようなので、あれでOKか。
いいカップルだとは思います。
071:「ツナガルフタリ」
主張中の旦那(兄)「貴志」と電話越しのプレイをやっていた義姉「みなみ」
それを目撃してしまった弟「晃次」は彼女の携帯の登録名を変更し、兄になり代わる作戦を立てたのでした。
仲良し夫婦です。
成年漫画らしいオチでしたが、現実では大変なこととなるでしょう。
というか、よくある展開で「晃次くん」のお手付きも計算のうちだったりして…。
覗いてた彼の実兄ですから、、旦那の性癖も果たしてどんなんか。
089:「逃げてよ高山さん」
清く正しく美しいアルバイト「高山」さんを”心のオアシス”としていた「広川」
キザったらしい支店長と親しく話す彼女にヤキモキしていた彼は、思い切った行動をとるのでした。
手を繋いで拒否られないのは、確かに1つクリアな感じですが。
そのままラブホへ走るのはどうかなぁ。
今回単行本には、こんな男性が多いですが…ちゃんと告白したってください。
まぁ、こららも結果オーライで何よりでした。
109:「マネーゲーム」
上司から1人で取り立てをするよう命令された新人社員。
美人の奥様に土下座された上、服を脱がされてしまうのでした。
エロ人妻ものですね。
セオリーでは逆なのですが、こちらは奥様に襲い掛かられるという流れ。
あんなんされたら、確かに10日くらいは待っちゃうでしょう。
オチで上司に声を掛けられていましたが。
こうなる展開を見越しての発言かもしれませんね。
最終コマの見返り絵が美人過ぎて好き。
125:「フェアリーテイル」
演劇部の次回公演”白雪姫”にて、魔女役となった「音城華子」
名前の割りに地味だと噂される彼女でしたが。
現実では男性を惹きつける何かがあるらしく、部長「夢野王司」ほか男性陣はこぞって彼女に言い寄っていたのでした。
地味と言われてますが、センセ描かれるヒロインなので落ち着いた美人という雰囲気の「華子さん」
えー、実際もこんなもんだと思います。
ぱっと派手なのは、確かにヒロイン役の「千輝美姫(ちぎら・みき)」なのでしょうけれど…。
男性がハマってしまうのは、「華子さん」みたいなタイプだろうなぁ。
えっちでの”受け手”としての言動とか。
そう考えると、同性らがああして悪い噂話しているのも、そうした魔性をなんとなく察してのものでは。
139:「浮気調査」
兄の依頼で、義姉「朋美」の浮気調査のため夫婦のマンションを訪ねた「瞬介」
様子のおかしい彼女を観察したいた彼は、そのソファ下にて欲求不満の証拠を得たのでした。
あんたが浮気相手になってどうする(笑)
発見したものは、いちおう浮気に繋がるものではないですが。
まぁ、欲求不満人妻なパターンです。
収録では「ツナガルフタリ」とよく似ていて、オチでは驚くべきことが判明します。
155:「ウェイ★トレ」
面接した新人バイトの「皐月原(さつきばら)やよい」
その際は眼鏡で地味な容姿・服装であったため、一言アドバイスしていたところ。
翌日仕事に来た彼女は、言いつけをキチンと守っていて、眼鏡はコンタクトに変え、髪もばっさり切り、見違える美少女となっていたのです。
素直に言うことを聞く彼女は、同じバイト仲間の評価も上々。
ああして言うことを聞き、物覚えがいい娘は教える側にとってやり易いですよね。
しかし、服装をスカートにしたあたりから、ちょっと空気感が変わってきていて。
下着までチラ見せしてくるのは、男性にとっては良いですが…ああまでだと、何か裏を疑いたくなりますね。
ただ、現実であんなんされたら、店長さんみたいにハマってしまうだろうなぁ。
漫画ではページ数もあって、特にブラック展開にならずに終わりました。
なんとない怖さあるものの、やたら可愛い「皐月原さん」が収録でのお気に入り。
※左:新人バイト「皐月原やよい」、右:「まゆ」
173:「引っ越しこしこ」
引っ越しを済ませた「酒井」ほか引っ越し業者。
下ろし忘れの荷物に気付いたんですが、それがAVだったのです。
あるいは彼女(自分)の出演作かも、って最初おもいましたが、そんなんでなく。
単にさそっちに興味あっただけで、持ってきた「酒井くん」は会話の成り行きでその単独プレイを見させられることとなってしまうのでした。
いちおうお客さんな訳で、現実では上がった時点でNGか。
変な話ですが、彼女も純粋な興味でのことで、それがためオチではかなり甘い展開となっていました。
189:「夏のかえりみち」
どうにか仕事も軌道に乗り、5年振りに帰郷した主人公。
昔よく遊んだ森の中の湖で撮影していたところ…昔馴染みの「まゆ」と再会したのでした。
ノスタルジー風景には、やはり水辺えっちがよく似合います。
こちらの場合、彼女が全裸で水浴びしているところに鉢合わせるという、漫画・映画でのドセオリー。
しかし、「ハ…ハダカだ…」と認識していながら、こっそりシャッター切ってたりしていて。
それって下手すると盗撮では。
「まゆちゃん」はほぼ妹的な存在で、いまだに好意もあるらしく、特に不問とされていましたが。
彼はカメラマンなので、撮影がえっちの切っ掛け。
そこそこのサイズなのにノーブラだったりして、そりゃ胸元に集中するのも仕方ないでしょう。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「東西」センセでした。
こちらのブログでも↓下に並べているように、何冊か取り上げています。
「ワニマガジン社」さんからはこれが2冊目。
前巻「なで2しこ2」と同じく、短編群での構成でしたが。
うーん…。
全然悪くはないんですが…普通。
特にカチッと刺さるものなく、あっさり読み終わってしまいました。
あるいは、こちらの期待値が高いというのも、あるかもしれません。
方向性とか「ワニマガジン社」さんとは合わないのかなぁ。
やっぱりセンセは中・長編のが合っているように思いますが。
なんだか今回は↓表紙・裏表紙も個人的には違うんですよね…。
★「東西」センセの漫画紹介記事 すべて成年系
「Incest Taboo インセストタブー」
:初単行本。ちょっとした秘密も隠された山津神家のお話。
「人妻さんといっしょ」
:奥さんシリーズほか人妻系が多い作品集。
「なで2しこ2」
:アイドル、委員長、忍者など、色々シチュエーションな短編集。
「僕の専用女教師」
:昔家庭教師をだった女教師のいる学校へ通う、緊張感ある作品。
「ぼくたちの禁忌」
:お得意な姉、妹との近親モノである表題作ほか、作品集。
「なかだしメモリアル」
:オフィス舞台の多い短編集。前後編「イミテーションファミリー」を収録。
「誘惑オフィス」
:オフィスを舞台とした、サラリーマンえっち系長編。ハーレムものです。
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・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●○○
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●○○
・属性 : [成年] ラブコメ、二面性、人妻
・構成 : 短編×12話。
・おまけ: あとがき・表紙ボツ案、加筆修正あり。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「東西(とうざい)」センセの「ウラオモテ彼女」です。
※島園さん
【 構成・絵柄 】
収録は全て短編での構成。
各話のページ量は16~20ほどで、それが12話分ほどある1冊です。
ただ、単行本に描き下ろし漫画とかはなく、その他のオマケ的なページもほとんどなく。
やっぱり、なんとなく寂しいですね。
ジャンルとしては、ごく簡単にはラブコメ。
表題そのまま、ヒロインはおおむね二面性あり、そちらがテーマとなった作品群でもあります。
まぁ、だいたい女性はそんな感じですけどね。
ソフトですがSMっぽい描写あったものの、そう振り切れるようなプレイもなく。
ブラック加減も弱く、万人向けでしょう。
”ページ少なく、コメディー色が強め”
…とは、あとがき部分でのセンセの言葉なのですが。
確かにそんな印象。
軽めで読み易いだけ深さはなく、良くも悪くも成年漫画のスタンダード短編集となってました。
ただ、読みたい方には…もうひと押しパンチ足らないかもしれません。
しっかり強めで丁寧な線での作画。
全体の色づきはやや濃いめで、黒髪など黒色はしっかり。
描き込みは過ぎない程度に細かく、綺麗にまとまっていました。
コマ割りも若干細かめ、しっかり枠間もあります。
はみ出し・ぶち抜きはちらほらというくらい。
ちょうど良いくらいの派手さで見易い原稿具合です。
目鼻など顔パーツをキチンと描かれてバランスも無理なく、人物画はややリアル寄り。
かと言って漫画っぽい可愛さもある、魅力的なものでした。
ティーンから人妻まで、お上手です。
表情や動きにも違和感はなく、背景・小物などとの差も少な目。
古い原稿は修正されたようで、綺麗にまとまった、安定感ある漫画具合だと思います。
判断についは、原稿サンプルが見れる「ワニマガジン社」さんのHPがオススメ。
【 収録話 】 12話収録
003:「理想の恋人」
成績最下位で馬鹿にされていた「上條」
先輩「立花」はそんな彼に”理想の彼氏”となる素質を見つけ、勉強からえっちまで教えるのでした。
誰も損をしていない、ウィン・ウィンなお話。
「上條くん」は細身・眼鏡で、いかにも勉強できそうな雰囲気なのですがね。
(※彼をからかってる連中のが、よっぽど頭悪そう。言動とか)
ただ、次赤点だと追試になる、と1人図書室で勉強しているなど、努力の影は見え。
単にやり方を間違っていただけなのかも。
そう考えると、客観的に勉強を見れて、教えてくれる人がいて。
それが魅力的な異性で応援してくれ、性的なこともレクチャーしてくれるとなれば。
成績上がるのは当然かもしれませんね。
漫画はいい感じに終わっていましたが、ある程度育てきると飽きがくるのでは…。
※左:吹奏楽部員「篠原彩音」、右:アルバイト「高山さん」
019:「ハメ・ドリ」
同じ吹奏楽部員で憧れな「篠原彩音」
彼女のえっち画像を見せられ、彼女だから手を出すな、とクラスメイト「山口」から釘を刺されてしまった「桐谷」
送りつけられた画像を、うっかり彼女に見られてしまったところ…意外な行動をとられたのでした。
初登場時には背景にて花を背負ってましたが。
そんなんがよく似合う、ちょっとツリ目な美人「彩音さん」です。
「山口くん」はくだらんことするなぁ。
いちおう誤解のようでしたが、「彩音さん」のあの行動を見たりすると。
あるいは、2人の男性(あるいはもっと大勢かも)を手玉に取っているようにも感じました。
035:「似たモノ夫婦」
お見合いで夫婦となった「直之」・「綾香」
真面目な彼と箱入りな彼女がため、どちらも結婚後が初体験でぎこちなく。
いつしか気を遣うえっちしかできなくなっていたのでした。
まぁ、夫婦なのだから、ある程度は腹を割って話すことが必要ですよ。
特に性的な面はね。
(※それでも多少の限度はあるだろうけど)
とりあえず、こちらの2人はうまくいって何よりでした。
家庭内の私服、超ミニスカートな「綾香さん」がキュート。
いいなぁ、アレ。
055:「お仕置アフタヌーン」
うっかりミスや忘れ物が多い「島園」さん。
それがため、共同提出の成績が下がっていた「佐渡」くんは、反省を促すためにちょっとつねってみたところ。
予想外の反応をされてしまうのでした。
まぁ、あんな表情されたら、男性としてはたまんないわね。
色々されても抵抗しない彼女に、最終的にはえっち発展しています。
どう見ても期待された事のようなので、あれでOKか。
いいカップルだとは思います。
071:「ツナガルフタリ」
主張中の旦那(兄)「貴志」と電話越しのプレイをやっていた義姉「みなみ」
それを目撃してしまった弟「晃次」は彼女の携帯の登録名を変更し、兄になり代わる作戦を立てたのでした。
仲良し夫婦です。
成年漫画らしいオチでしたが、現実では大変なこととなるでしょう。
というか、よくある展開で「晃次くん」のお手付きも計算のうちだったりして…。
覗いてた彼の実兄ですから、、旦那の性癖も果たしてどんなんか。
089:「逃げてよ高山さん」
清く正しく美しいアルバイト「高山」さんを”心のオアシス”としていた「広川」
キザったらしい支店長と親しく話す彼女にヤキモキしていた彼は、思い切った行動をとるのでした。
手を繋いで拒否られないのは、確かに1つクリアな感じですが。
そのままラブホへ走るのはどうかなぁ。
今回単行本には、こんな男性が多いですが…ちゃんと告白したってください。
まぁ、こららも結果オーライで何よりでした。
109:「マネーゲーム」
上司から1人で取り立てをするよう命令された新人社員。
美人の奥様に土下座された上、服を脱がされてしまうのでした。
エロ人妻ものですね。
セオリーでは逆なのですが、こちらは奥様に襲い掛かられるという流れ。
あんなんされたら、確かに10日くらいは待っちゃうでしょう。
オチで上司に声を掛けられていましたが。
こうなる展開を見越しての発言かもしれませんね。
最終コマの見返り絵が美人過ぎて好き。
125:「フェアリーテイル」
演劇部の次回公演”白雪姫”にて、魔女役となった「音城華子」
名前の割りに地味だと噂される彼女でしたが。
現実では男性を惹きつける何かがあるらしく、部長「夢野王司」ほか男性陣はこぞって彼女に言い寄っていたのでした。
地味と言われてますが、センセ描かれるヒロインなので落ち着いた美人という雰囲気の「華子さん」
えー、実際もこんなもんだと思います。
ぱっと派手なのは、確かにヒロイン役の「千輝美姫(ちぎら・みき)」なのでしょうけれど…。
男性がハマってしまうのは、「華子さん」みたいなタイプだろうなぁ。
えっちでの”受け手”としての言動とか。
そう考えると、同性らがああして悪い噂話しているのも、そうした魔性をなんとなく察してのものでは。
139:「浮気調査」
兄の依頼で、義姉「朋美」の浮気調査のため夫婦のマンションを訪ねた「瞬介」
様子のおかしい彼女を観察したいた彼は、そのソファ下にて欲求不満の証拠を得たのでした。
あんたが浮気相手になってどうする(笑)
発見したものは、いちおう浮気に繋がるものではないですが。
まぁ、欲求不満人妻なパターンです。
収録では「ツナガルフタリ」とよく似ていて、オチでは驚くべきことが判明します。
155:「ウェイ★トレ」
面接した新人バイトの「皐月原(さつきばら)やよい」
その際は眼鏡で地味な容姿・服装であったため、一言アドバイスしていたところ。
翌日仕事に来た彼女は、言いつけをキチンと守っていて、眼鏡はコンタクトに変え、髪もばっさり切り、見違える美少女となっていたのです。
素直に言うことを聞く彼女は、同じバイト仲間の評価も上々。
ああして言うことを聞き、物覚えがいい娘は教える側にとってやり易いですよね。
しかし、服装をスカートにしたあたりから、ちょっと空気感が変わってきていて。
下着までチラ見せしてくるのは、男性にとっては良いですが…ああまでだと、何か裏を疑いたくなりますね。
ただ、現実であんなんされたら、店長さんみたいにハマってしまうだろうなぁ。
漫画ではページ数もあって、特にブラック展開にならずに終わりました。
なんとない怖さあるものの、やたら可愛い「皐月原さん」が収録でのお気に入り。
※左:新人バイト「皐月原やよい」、右:「まゆ」
173:「引っ越しこしこ」
引っ越しを済ませた「酒井」ほか引っ越し業者。
下ろし忘れの荷物に気付いたんですが、それがAVだったのです。
あるいは彼女(自分)の出演作かも、って最初おもいましたが、そんなんでなく。
単にさそっちに興味あっただけで、持ってきた「酒井くん」は会話の成り行きでその単独プレイを見させられることとなってしまうのでした。
いちおうお客さんな訳で、現実では上がった時点でNGか。
変な話ですが、彼女も純粋な興味でのことで、それがためオチではかなり甘い展開となっていました。
189:「夏のかえりみち」
どうにか仕事も軌道に乗り、5年振りに帰郷した主人公。
昔よく遊んだ森の中の湖で撮影していたところ…昔馴染みの「まゆ」と再会したのでした。
ノスタルジー風景には、やはり水辺えっちがよく似合います。
こちらの場合、彼女が全裸で水浴びしているところに鉢合わせるという、漫画・映画でのドセオリー。
しかし、「ハ…ハダカだ…」と認識していながら、こっそりシャッター切ってたりしていて。
それって下手すると盗撮では。
「まゆちゃん」はほぼ妹的な存在で、いまだに好意もあるらしく、特に不問とされていましたが。
彼はカメラマンなので、撮影がえっちの切っ掛け。
そこそこのサイズなのにノーブラだったりして、そりゃ胸元に集中するのも仕方ないでしょう。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「東西」センセでした。
こちらのブログでも↓下に並べているように、何冊か取り上げています。
「ワニマガジン社」さんからはこれが2冊目。
前巻「なで2しこ2」と同じく、短編群での構成でしたが。
うーん…。
全然悪くはないんですが…普通。
特にカチッと刺さるものなく、あっさり読み終わってしまいました。
あるいは、こちらの期待値が高いというのも、あるかもしれません。
方向性とか「ワニマガジン社」さんとは合わないのかなぁ。
やっぱりセンセは中・長編のが合っているように思いますが。
なんだか今回は↓表紙・裏表紙も個人的には違うんですよね…。
★「東西」センセの漫画紹介記事 すべて成年系
「Incest Taboo インセストタブー」
:初単行本。ちょっとした秘密も隠された山津神家のお話。
「人妻さんといっしょ」
:奥さんシリーズほか人妻系が多い作品集。
「なで2しこ2」
:アイドル、委員長、忍者など、色々シチュエーションな短編集。
「僕の専用女教師」
:昔家庭教師をだった女教師のいる学校へ通う、緊張感ある作品。
「ぼくたちの禁忌」
:お得意な姉、妹との近親モノである表題作ほか、作品集。
「なかだしメモリアル」
:オフィス舞台の多い短編集。前後編「イミテーションファミリー」を収録。
「誘惑オフィス」
:オフィスを舞台とした、サラリーマンえっち系長編。ハーレムものです。
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