■20世紀美少女 歴史上の美女だけど処女あげます (西崎えいむ)
★まんがデーター [13.5/20.0]
・絵柄 :●●●◎○
・お話 :●●●◎○
・漫画 :●●●○○
・独創性:●●●◎○
・属性 : [成年] ラブコメ、タイムトラベル、ファンタジー
・構成 : 原作「企画屋」、カラー(8P)、10話収録、現在2巻まで発売中。
・おまけ: あとがき、よりぬき4コマ、原画家カラーイラスト。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「西崎えいむ(にしざき・えいむ)」センセの「20世紀美少女 歴史上の美女だけど処女あげます」です。
※左:ナスターシャ(アナスタシア)、右:フラワーズ(ナイチンゲール)
【 構成・絵柄 】
収録は1冊まるまるの長編。
特に巻数表記はありませんが、シリーズものであるらしく。
1冊目「20世紀美少女 ~日常編は学園ハーレム!?~」に続く、2冊目となる単行本なのでした。
エロゲなどを紹介する雑誌「BugBug」の20周年企画に「20世紀美少女」というのがあり。
こちらはその漫画版のようなんですね。
どちらかのゲームが原作なのだろうと思っていましたが、違いました。
あとがきによると、
「物語はこれで終わりではない」
…と書かれていたので、3冊目もあるみたい。
ちなみに、ひでるさんは1冊目が未読で、企画についてもまっったく知りませんでした。
完全にこちらが初見という状態です。
ただ、そうした企画の2冊目とあってか、キチンと紹介ページがあり。
収録の1話目は続きとあって、かなり唐突な始まり方で説明もなかったんですが。
そのページがため、いちおう未読でもだいたい理解できるようになってます。
読んだ感想としては、会話の端にちらほら分からないところあったものの、楽しく読み進められました。
いきなりこちらからでも、特に問題ないと思います。
(※前巻のアマゾンレビューから想像すると、あるいはこっちからのが良いかも)
お話はストーリーのあるラブコメ。
同舞台・キャラのうち、各話ヒロインがバトンタッチするタイプです。
2話で1エピソードが完結していました。
各話ヒロインとのえっちは、パターンを変えて2度描かれることもありましたが。
2話で完結という構成のためか、どっちかでは周囲にいた別ヒロインとの行為になることもあり。
メインは5名であるものの、実際に登場するヒロイン数はもっと大勢います。
華やかで賑やかでしたよ。
歴史人物なため幸福でなかった娘も多く、シリアスな場面もありました。
ただしそんなんもさほど多くはなく、描写としてもあっさりしていて。
そう気にするものではないと思います。
…あ、ざっくりでもどんな背景あるのか、軽くヒロインらの知識あった方が良いのは間違いありません。
しっかりとした線での作画。
全体の色づきは適度なくらいで、彩色はそう艶々とはしていないデジタル調。
グレーですわね。
描き込みはややあっさりとした感じです。
コマ割りは細かく、だいたい枠間も確保されていましたが、原稿はごちゃっと賑やかな印象。
見辛いというほどではありません。
目立つ乱れや崩れはないものの、引き絵・小さいコマなど、かなり省略されているような部分も見え。
背景や小物もだいぶさっぱりとしています。
各国・時代を巡る漫画としては、そちら比重でないものの、もうひとパンチ…というか、雰囲気づくりの手助けにはなっていません。
それでもヒロインらは可愛く魅力的に描かれていて。
そうした面については、成年漫画としてまったく問題はありません。
判断については、紹介帯のカット絵が良いでしょう。
【 収録話 】 10話収録
幼いころから不幸続きだった「万年千太郎」
ひょんな偶然から、新設校「イザナミ学園」に特待生として招かれ、留学生らの面倒を見る事となったのです。
個性的な女性らに振り回されつつも、順調な学園生活を送っていたところ。
留学生、そして学園のとある秘密がため、タイムマシンで過去世界に行くこととなったのでした。
かなり大雑把ですが、だいたいそんな感じ。
学園を舞台としたハーレム系漫画。
おそらく、切っ掛けとなる前巻はそんな感じだったようなのですが…。
話の進んだこちらは、やや深刻度が増しています。
基本ラブコメなので、ちょっとだけね。
「ヒロインらの正体が明らかになる過去編」
あとがきには、そう書かれていました。
そのキャラクターから、なんとなくモデルがありそうだとは想像できる雰囲気ですが、ちゃんと示されるのは今回からのようです。
※ラピュセル(ジャンヌ・ダルク)
過去へのタイムトラベルも普通にしており、舞台は様々。
世話役として、前巻にてヒロインらとの親交を深めていたこともあってか、えっちへの流れはスムーズ。
それぞれアプローチは異なりますが、基本的に全員から「千太郎くん」は好意を寄せられていて。
他に男性キャラがいないこともあり、ハーレムな漫画となってます。
いちおう、今回はそれぞれキャラにスポットを当てる内容であるためか、ヒロイン集合みたいな複数プレイみたいなのはありません。
(※ちょっとはあります)
収録10話のうち、各ヒロインにて2話ずつの割り振り。
そのため、「理事長さん」については次巻まで持ち越しとなってます。
013:「第1話 ラピュセル救出大作戦!!」
033:「第2話 ジャンヌ・ダルクは避妊NG!?」
今回単行本の切っ掛けとなるこちらは、”自分が過去の人間だと気付いてしまった”という「ラピュセル」を追って、フランスにタイムトラベルするエピソード。
まだ全てを明らかにはしていないようですが、
①血筋が途絶えた歴史上の有能な人物を過去から呼び寄せたのが特別留学生。
②イザナミ学園はそんな人を受け入れ、運命を変えるのが目的。
③現在の彼女らは記憶などに干渉されていて、生活に馴染んでいる状態。
④「千太郎くん」が呼ばれた目的の1つは彼女らと子孫を残すこと。
⑤そうする事に意味があるが、「理事長」はそれ以上はまだ語っていない。
…といったところまで明らかになっていました。
そんな訳で、過去編というこちらはそれぞれヒロインの出自が判明していくこととなっています。
さて、「ラピュセルさん」の本名は「ジャンヌ・ダルク」でした。
まぁ、こうしたネタでは定番ですわね。
彼女が戻ったのは捕虜となっている時で、そののち処刑される運命であったため。
「千太郎くん」らは彼女を救うべく、過去のフランスへと向かうのでした。
なお、過去の歴史を変えるつもりはないようで、「ラピュセルさん」そっくりなロボットが同行しています。
…の割りには皆さん堂々と行動してましたけどね。
1話目のえっち相手は、そのロボットな「ラピュセルさん」
まぁ、彼女とのえっち予行練習みたいなもんですよ。
余計な知識ほか身体までかなり精巧につくられているようで…あの学園もまだ秘密いっぱいですわね。
普通にしれっとタイムマシンなんて持っているし。
(どこぞの映画版のように、何度か壊れてる描写ありましたが)
2話目は救出劇。
ただ、こうした漫画でページ数も限られているためか、ごくあっさりと救出に成功するんですけどね。
裁判を待つ「ラピュセルさん」ほか、そのあたりの描写がもう少し深ければまた全然違う印象になったかもしれませんが。
(そうすると2話では足りないかな)
そもそも好意もあったらしい「ラピュセルさん」が、これを切っ掛けに彼と関係深まるのはごく自然なことでしょう。
なぜか縞模様の下着・ニーソックスを着けてましたよ。
053:「第3話 ナスターシャ危機一髪!?」
073:「第4話 アナスタシア王女の幸せ」
続いて過去に戻ってしまったのは「ナスターシャ」さん。
彼女の正体はロシア帝国最後の皇帝の娘「アナスタシア・ニコラエヴナ」でした。
わずか17歳の若さで銃殺されたようですが…あまり馴染みないですね。
こちらもその当時を反映して、冒頭から銃撃戦に巻き込まれていました。
結構ヤバい状態ですね。
漫画でも登場してますが、彼女は実際に4人姉妹だったらしく。
3話目のえっち相手は彼女らと。
性格・スタイル異なる3名との複数えっちになってます。
描写は軽いですが、シチュエーションとしては…重いですね。
「ナスターシャさん」当人とは4話目にて。
お団子の髪も解き、しっとりとした雰囲気になっていました。
いちおう「ラピュセルさん」とのことも理解しつつの行為となってます。
095:「第5話 フラワーズは白衣の天使」
115:「第6話 ナイチンゲール家のしきたり」
次に思い出したのは「フラワーズ」さん。
彼女の正体は「ナイチンゲール」と、まぁ…これまた定番ですかね。
ただ、前2者と違って、天寿を全うしていた「フラワーズさん」は勝手に過去へ戻ったりすることもなく。
お話の流れはちょっと変化球的になってます。
好意は彼女も変わらず。
アレコレ揉めてるのは、1~4話での出来事がためとなっていました。
5話目は野外プレイです。
こちらのエピソードは6話目にて彼女の過去へ戻り。
ご両親への説明の後、タイトルそのまま”しきたり”としてのえっちです。
前回は外で着衣えっちでしたが、こちらはちゃんとベッドにての行為となっています。
なんとなく「ナスターシャさん」よりもむちっとしてるような気がしました。
137:「第7話 シャロムの踊り」
157:「第8話 サロメの純愛」
さて、「ラピュセル」・「ナスターシャ」・「フラワーズ」という3名とイイ関係になっていた「千太郎くん」
そんなラブラブな状態の彼に異を唱えたのは、褐色肌の「シャロム」さんでした。
皆と同じく、やはり記憶が戻っていた彼女。
その性格もあって、素直でない彼女からのアプローチは、また違ったものとなってます。
踊りシーンが素敵な彼女の正体は、古代パレスチナの領主の義娘で、「ヘロディア」の娘「サロメ」でした。
また一般的にはあまり馴染みない方ですが、聖書に登場することもあってかよく芸術作品などのモデルとなってますね。
彼女の過去に来るのは、前回と同じく8話目にて。
先のエピソードでは記憶の戻った彼女に、追い詰められるようなえっちでしたが。
キッチリ事を済ませたこちらでは、素直さを取り戻した「シャロムさん」とのラブラブなお風呂えっちになっています。
※左:シャロム(サロメ)、右:ミコ(卑弥呼)
177:「第9話 ミコと邪馬台国」
195:「第10話 卑弥呼の子作りレッスン」
最後に記憶を取り戻したのは「ミコ」さん。
自分の世界へ旅行に行く、とい言い出すのが切っ掛け。
タイムマシンは古代日本に到着。
そう、彼女の正体は邪馬台国の女王「卑弥呼」なのでした。
前巻でだいぶはっちゃけていたらしく、それを知った周囲の反応が楽しい。
「ミコさん」は”男嫌いの女の子好き”とあって、9話では自らの親衛隊だという女の子3名と交わっています。
彼女の下着はふんどしなんですね。
なお、その間の「千太郎くん」は同行していた「ラピュセル」・「フラワーズ」らと複数プレイをしていました。
国を離れる決意をしていた「ミコさん」が、後継者「壱与(いよ)」に教育するという10話目。
彼女も可愛らしいんですが…残念ながらサービスシーンはありません。
性教育目的で「千太郎くん」とのえっちとなってます。
ただ、ここはハーレム漫画なので、実は彼女も~ということで後半には熱の入ったプレイが見れました。
いちおう事がひと段落し、巧い事漫画が1冊にまとまっていましたが。
オチにて、いかにもという前振りがされています。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「西崎えいむ」センセです。
こちらが7冊目くらいでしょうか。
こちらのブログでは「アイツを虜にする方法」、「不純な放課後」、「ひ・め・く・り」などを紹介しています。
個人的には久しぶり。
前述したように、こちらは企画シリーズの2冊目だったんですが。
店頭ではまったくそれに気付かぬまま、手に取ってしまいました。
”歴史ヒロインとH”
みたいな文言に釣り上げられてしまったんですねー。
ただし、初見でしたがあらすじもあって読むにはそう困ることなく。
あまり知識なかった歴史人物のだいたいを知った2周目では、より楽しめました。
でも、正直なところ前巻・続巻が欲しいまでのパンチは弱いかなぁ…。
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・絵柄 :●●●◎○
・お話 :●●●◎○
・漫画 :●●●○○
・独創性:●●●◎○
・属性 : [成年] ラブコメ、タイムトラベル、ファンタジー
・構成 : 原作「企画屋」、カラー(8P)、10話収録、現在2巻まで発売中。
・おまけ: あとがき、よりぬき4コマ、原画家カラーイラスト。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「西崎えいむ(にしざき・えいむ)」センセの「20世紀美少女 歴史上の美女だけど処女あげます」です。
※左:ナスターシャ(アナスタシア)、右:フラワーズ(ナイチンゲール)
【 構成・絵柄 】
収録は1冊まるまるの長編。
特に巻数表記はありませんが、シリーズものであるらしく。
1冊目「20世紀美少女 ~日常編は学園ハーレム!?~」に続く、2冊目となる単行本なのでした。
エロゲなどを紹介する雑誌「BugBug」の20周年企画に「20世紀美少女」というのがあり。
こちらはその漫画版のようなんですね。
どちらかのゲームが原作なのだろうと思っていましたが、違いました。
あとがきによると、
「物語はこれで終わりではない」
…と書かれていたので、3冊目もあるみたい。
ちなみに、ひでるさんは1冊目が未読で、企画についてもまっったく知りませんでした。
完全にこちらが初見という状態です。
ただ、そうした企画の2冊目とあってか、キチンと紹介ページがあり。
収録の1話目は続きとあって、かなり唐突な始まり方で説明もなかったんですが。
そのページがため、いちおう未読でもだいたい理解できるようになってます。
読んだ感想としては、会話の端にちらほら分からないところあったものの、楽しく読み進められました。
いきなりこちらからでも、特に問題ないと思います。
(※前巻のアマゾンレビューから想像すると、あるいはこっちからのが良いかも)
お話はストーリーのあるラブコメ。
同舞台・キャラのうち、各話ヒロインがバトンタッチするタイプです。
2話で1エピソードが完結していました。
各話ヒロインとのえっちは、パターンを変えて2度描かれることもありましたが。
2話で完結という構成のためか、どっちかでは周囲にいた別ヒロインとの行為になることもあり。
メインは5名であるものの、実際に登場するヒロイン数はもっと大勢います。
華やかで賑やかでしたよ。
歴史人物なため幸福でなかった娘も多く、シリアスな場面もありました。
ただしそんなんもさほど多くはなく、描写としてもあっさりしていて。
そう気にするものではないと思います。
…あ、ざっくりでもどんな背景あるのか、軽くヒロインらの知識あった方が良いのは間違いありません。
しっかりとした線での作画。
全体の色づきは適度なくらいで、彩色はそう艶々とはしていないデジタル調。
グレーですわね。
描き込みはややあっさりとした感じです。
コマ割りは細かく、だいたい枠間も確保されていましたが、原稿はごちゃっと賑やかな印象。
見辛いというほどではありません。
目立つ乱れや崩れはないものの、引き絵・小さいコマなど、かなり省略されているような部分も見え。
背景や小物もだいぶさっぱりとしています。
各国・時代を巡る漫画としては、そちら比重でないものの、もうひとパンチ…というか、雰囲気づくりの手助けにはなっていません。
それでもヒロインらは可愛く魅力的に描かれていて。
そうした面については、成年漫画としてまったく問題はありません。
判断については、紹介帯のカット絵が良いでしょう。
【 収録話 】 10話収録
幼いころから不幸続きだった「万年千太郎」
ひょんな偶然から、新設校「イザナミ学園」に特待生として招かれ、留学生らの面倒を見る事となったのです。
個性的な女性らに振り回されつつも、順調な学園生活を送っていたところ。
留学生、そして学園のとある秘密がため、タイムマシンで過去世界に行くこととなったのでした。
かなり大雑把ですが、だいたいそんな感じ。
学園を舞台としたハーレム系漫画。
おそらく、切っ掛けとなる前巻はそんな感じだったようなのですが…。
話の進んだこちらは、やや深刻度が増しています。
基本ラブコメなので、ちょっとだけね。
「ヒロインらの正体が明らかになる過去編」
あとがきには、そう書かれていました。
そのキャラクターから、なんとなくモデルがありそうだとは想像できる雰囲気ですが、ちゃんと示されるのは今回からのようです。
※ラピュセル(ジャンヌ・ダルク)
過去へのタイムトラベルも普通にしており、舞台は様々。
世話役として、前巻にてヒロインらとの親交を深めていたこともあってか、えっちへの流れはスムーズ。
それぞれアプローチは異なりますが、基本的に全員から「千太郎くん」は好意を寄せられていて。
他に男性キャラがいないこともあり、ハーレムな漫画となってます。
いちおう、今回はそれぞれキャラにスポットを当てる内容であるためか、ヒロイン集合みたいな複数プレイみたいなのはありません。
(※ちょっとはあります)
収録10話のうち、各ヒロインにて2話ずつの割り振り。
そのため、「理事長さん」については次巻まで持ち越しとなってます。
013:「第1話 ラピュセル救出大作戦!!」
033:「第2話 ジャンヌ・ダルクは避妊NG!?」
今回単行本の切っ掛けとなるこちらは、”自分が過去の人間だと気付いてしまった”という「ラピュセル」を追って、フランスにタイムトラベルするエピソード。
まだ全てを明らかにはしていないようですが、
①血筋が途絶えた歴史上の有能な人物を過去から呼び寄せたのが特別留学生。
②イザナミ学園はそんな人を受け入れ、運命を変えるのが目的。
③現在の彼女らは記憶などに干渉されていて、生活に馴染んでいる状態。
④「千太郎くん」が呼ばれた目的の1つは彼女らと子孫を残すこと。
⑤そうする事に意味があるが、「理事長」はそれ以上はまだ語っていない。
…といったところまで明らかになっていました。
そんな訳で、過去編というこちらはそれぞれヒロインの出自が判明していくこととなっています。
さて、「ラピュセルさん」の本名は「ジャンヌ・ダルク」でした。
まぁ、こうしたネタでは定番ですわね。
彼女が戻ったのは捕虜となっている時で、そののち処刑される運命であったため。
「千太郎くん」らは彼女を救うべく、過去のフランスへと向かうのでした。
なお、過去の歴史を変えるつもりはないようで、「ラピュセルさん」そっくりなロボットが同行しています。
…の割りには皆さん堂々と行動してましたけどね。
1話目のえっち相手は、そのロボットな「ラピュセルさん」
まぁ、彼女とのえっち予行練習みたいなもんですよ。
余計な知識ほか身体までかなり精巧につくられているようで…あの学園もまだ秘密いっぱいですわね。
普通にしれっとタイムマシンなんて持っているし。
(どこぞの映画版のように、何度か壊れてる描写ありましたが)
2話目は救出劇。
ただ、こうした漫画でページ数も限られているためか、ごくあっさりと救出に成功するんですけどね。
裁判を待つ「ラピュセルさん」ほか、そのあたりの描写がもう少し深ければまた全然違う印象になったかもしれませんが。
(そうすると2話では足りないかな)
そもそも好意もあったらしい「ラピュセルさん」が、これを切っ掛けに彼と関係深まるのはごく自然なことでしょう。
なぜか縞模様の下着・ニーソックスを着けてましたよ。
053:「第3話 ナスターシャ危機一髪!?」
073:「第4話 アナスタシア王女の幸せ」
続いて過去に戻ってしまったのは「ナスターシャ」さん。
彼女の正体はロシア帝国最後の皇帝の娘「アナスタシア・ニコラエヴナ」でした。
わずか17歳の若さで銃殺されたようですが…あまり馴染みないですね。
こちらもその当時を反映して、冒頭から銃撃戦に巻き込まれていました。
結構ヤバい状態ですね。
漫画でも登場してますが、彼女は実際に4人姉妹だったらしく。
3話目のえっち相手は彼女らと。
性格・スタイル異なる3名との複数えっちになってます。
描写は軽いですが、シチュエーションとしては…重いですね。
「ナスターシャさん」当人とは4話目にて。
お団子の髪も解き、しっとりとした雰囲気になっていました。
いちおう「ラピュセルさん」とのことも理解しつつの行為となってます。
095:「第5話 フラワーズは白衣の天使」
115:「第6話 ナイチンゲール家のしきたり」
次に思い出したのは「フラワーズ」さん。
彼女の正体は「ナイチンゲール」と、まぁ…これまた定番ですかね。
ただ、前2者と違って、天寿を全うしていた「フラワーズさん」は勝手に過去へ戻ったりすることもなく。
お話の流れはちょっと変化球的になってます。
好意は彼女も変わらず。
アレコレ揉めてるのは、1~4話での出来事がためとなっていました。
5話目は野外プレイです。
こちらのエピソードは6話目にて彼女の過去へ戻り。
ご両親への説明の後、タイトルそのまま”しきたり”としてのえっちです。
前回は外で着衣えっちでしたが、こちらはちゃんとベッドにての行為となっています。
なんとなく「ナスターシャさん」よりもむちっとしてるような気がしました。
137:「第7話 シャロムの踊り」
157:「第8話 サロメの純愛」
さて、「ラピュセル」・「ナスターシャ」・「フラワーズ」という3名とイイ関係になっていた「千太郎くん」
そんなラブラブな状態の彼に異を唱えたのは、褐色肌の「シャロム」さんでした。
皆と同じく、やはり記憶が戻っていた彼女。
その性格もあって、素直でない彼女からのアプローチは、また違ったものとなってます。
踊りシーンが素敵な彼女の正体は、古代パレスチナの領主の義娘で、「ヘロディア」の娘「サロメ」でした。
また一般的にはあまり馴染みない方ですが、聖書に登場することもあってかよく芸術作品などのモデルとなってますね。
彼女の過去に来るのは、前回と同じく8話目にて。
先のエピソードでは記憶の戻った彼女に、追い詰められるようなえっちでしたが。
キッチリ事を済ませたこちらでは、素直さを取り戻した「シャロムさん」とのラブラブなお風呂えっちになっています。
※左:シャロム(サロメ)、右:ミコ(卑弥呼)
177:「第9話 ミコと邪馬台国」
195:「第10話 卑弥呼の子作りレッスン」
最後に記憶を取り戻したのは「ミコ」さん。
自分の世界へ旅行に行く、とい言い出すのが切っ掛け。
タイムマシンは古代日本に到着。
そう、彼女の正体は邪馬台国の女王「卑弥呼」なのでした。
前巻でだいぶはっちゃけていたらしく、それを知った周囲の反応が楽しい。
「ミコさん」は”男嫌いの女の子好き”とあって、9話では自らの親衛隊だという女の子3名と交わっています。
彼女の下着はふんどしなんですね。
なお、その間の「千太郎くん」は同行していた「ラピュセル」・「フラワーズ」らと複数プレイをしていました。
国を離れる決意をしていた「ミコさん」が、後継者「壱与(いよ)」に教育するという10話目。
彼女も可愛らしいんですが…残念ながらサービスシーンはありません。
性教育目的で「千太郎くん」とのえっちとなってます。
ただ、ここはハーレム漫画なので、実は彼女も~ということで後半には熱の入ったプレイが見れました。
いちおう事がひと段落し、巧い事漫画が1冊にまとまっていましたが。
オチにて、いかにもという前振りがされています。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「西崎えいむ」センセです。
こちらが7冊目くらいでしょうか。
こちらのブログでは「アイツを虜にする方法」、「不純な放課後」、「ひ・め・く・り」などを紹介しています。
個人的には久しぶり。
前述したように、こちらは企画シリーズの2冊目だったんですが。
店頭ではまったくそれに気付かぬまま、手に取ってしまいました。
”歴史ヒロインとH”
みたいな文言に釣り上げられてしまったんですねー。
ただし、初見でしたがあらすじもあって読むにはそう困ることなく。
あまり知識なかった歴史人物のだいたいを知った2周目では、より楽しめました。
でも、正直なところ前巻・続巻が欲しいまでのパンチは弱いかなぁ…。
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