■ハンドレッドゲーム (久遠ミチヨシ)
★まんがデーター [14.5/20.0]
・絵柄 :●●●○○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●◎○
・属性 : [一般] サスペンス、復讐
・構成 : カラー(4P)、8話収録、現在1巻まで発売中。
・おまけ: あとがき・描き下ろし?「おまけまんが」、カバー裏に別絵。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「久遠ミチヨシ(くおん・みちよし)」センセの「ハンドレッドゲーム 1巻」です。
※”おまけまんが”の義妹「天野紗夜」
【 構成・絵柄 】
2巻以降へと続く長編漫画。
キッチリとした柱のあるストーリーものとなってます。
ジャンルはサスペンス。
緊張感たっぷりのシリアスな漫画として仕上がっていました。
登場人物が多く、まだ不確かな部分ばかりで…これからどう展開していくのか読めません。
こうしたネタがお好きならば、間違いなく楽しめるでしょう(たぷん)
いちおう一般系ですが、毎回直接行為が描かれるタイプ。
まぁ、サービスとかなんとかでなく。
エロスもある、大人な漫画という感じですね。
やや強めな、さらりとした線での作画。
全体の色づきはしっかりしていて、濃淡では濃い目。
描き込みはあっさりでしたが、コマ割りは細かくページ全体は賑やか。
作品ジャンルもあってか、ややコッテリとした味わいです。
表現ほかテンポなど優れ、漫画はそう引っ掛かるところありません。
良いコマも多いのの、崩れが見られるところはちらほら。
バランス面が気になります。
シリアスなお話なので、ここはもう少し丁寧さが欲しいところでした。
分かり辛いほどではないため、惜しいです。
女性陣はクリっとしたややツリ目が可愛く。
漫画っぽいものです。
癖があるので、好き嫌い分かれるでしょう。
判断については、裏表紙のが白黒絵に近いと思います。
【 収録話 】 8話収録
両親の離婚後も親しくしていた、義妹「紗夜」が自殺した。
彼女が残していた日記から、その大まかな状況を知った「杉崎伊織」は勤め先を退職。
真相を探るべく、彼女が家庭教師をしていた今井家へ秘書兼運転手として乗り込んだのでした。
しかし、「伊織」は手の施しようがないレベルの脳腫瘍に侵されており。
余命100日と言われていたのです。
ごく簡単にはそんな感じ。
サスペンス長編です。
よくありがちな、主人公らが最終的に崖へ追い込む~みたいな呑気な色なく。
たった1人の身内であった義妹は薬漬けにされた挙句に自殺。
これが、そもそもの切っ掛け。
真相を追う主人公は右の側頭葉にグレード4という腫瘍が見つかっており、2ヶ月から100日程度の余命。
協力者は、今のところほぼ看護師「三ヶ守杏」だけ…と、まさに絶望的な状況。
じっくり調査する暇ありません。
実際、1巻の後半では病状が進行しているだろう描写もありました。
こりゃ、彼が存命なのも2巻くらいが限界では(笑)
国会議員という相手「今井総司」はいかにもという悪人顔。
笑顔が逆に胡散臭い第一秘書「夷隅(いすみ)」ほか、何か知ってそうな子供ら。
緊張感たっぷりな空気です。
ただ、そこは「久遠ミチヨシ」センセ。
色々と忙しいながらも、ちらほらえっちシーンが差し込まれています。
いちおう毎回直接シーンがありますね。
まぁ、大人な漫画ですから。
※左:後妻「今井美空」、右:看護師「三ヶ守杏」
なお、このブログを書く際に登場人物をまとめてました。
せっかくなので、ここに残しときますね。
【主人公サイド】
「杉崎伊織」 元商社マンの本編主人公。事件なければ優秀で人間味もある良い男性。
「天野紗夜」 義妹でお話の切っ掛け。今井家の家庭教師をしていた。薬漬けにされて自殺。
「三ヶ守杏」 看護師。今のところ唯一の協力者。
「越野陽介」 杏の元カレ、幼馴染み。良い奴っぽい。
【今井家】
「今井総司」 国会議員で復讐相手。息子に慕われているが、娘とは疎遠。
「久倉ほのか」 元妻。「トモ」・「花音」の実母。現在失踪中。
「今井美空」 後妻で雇い主。もともと不倫関係だった。法律に詳しい税理の専門家。
「今井花音」 長女。家庭教師の「紗夜」とは仲良しだった様子。
「トモ」 長男。現在失声症。「美空」を避けている。
【今井家 関係者】
「夷隅」 第一秘書。笑顔が胡散臭い。
「三谷」 後援会、三谷不動産社長。
とりあえず1巻はまだ導入部。
2~4話は物語の前日譚となっていて、本格的にストーリーに乗っかるのは5話あたりから。
ただし、何度も書いていますが。
「伊織くん」の雰囲気を見る限り、ぜんぜん安穏とはしてられない状況で。
これからは、ある程度強引な捜査をしていくのかもしれません。
ため、2巻からは結構サクサク進むように思います。
お話のジャンルがため、詳細は書けないので、軽く触れる程度に。
導入の1話目。
読んでいくと不確かなところ多いんですが…。
順に説明されていくので、そのまま読み進めて大丈夫。
いちおう、ひでるさんも1周目でほぼ理解できてました。
(※ざっと読んだ後、2周目をじっくり隅々まで見ていく、という方法が良いかも)
カラー原稿部分は、生前の「紗夜さん」の様子。
こうした漫画なので、えっちシーンですね。
今井家に乗り込んだ際の「伊織くん」の姿、そして2ヶ月前の光景が2話までで描かれてます。
飲み会で偶然知り合った看護師「三ヶ守杏さん」が凄い。
これを切っ掛けに急接近していきますが、それも納得。
1巻でのえっち要員の1人となってます。
ちなみに、もう1人が今井家の後妻「今井美空さん」
仕事時は眼鏡を掛ける知的美人ですね。
3、4話はお話のプロローグ的なもの。
幼少期の「伊織」・「紗夜」から、彼女の自殺まで。
後に届いた彼女の日記にて、事のだいたいを知ることとなるのでした。
自分の命がどうかという直後に、最も守りたかった義妹の死は非常に重いです。
また駆け付けた際の光景が衝撃。
あれは…キツい。
またその前に過去描写で制服姿の「紗夜さん」が描かれていたので、余計に。
なお、そんな緊張感ある中、「杏さん」が勘違いで可愛らしいところを見せてくれていました。
復讐相手「今井総司」が登場するのは5話から。
「美空さん」がえっちシーンにて頑張っていました。
そのほか、2話目でミステリアスな言動をみせていた娘「花音さん」がピックアップされます。
うさぎ、はキーワードですね。
なお、「紗夜」・「花音」のお風呂シーンがありましたが。
「紗夜さん」の台詞がちょっと気になります。
ほぼ間違いなく彼でしょう。
7話は息子「トモ」くんとの交流。
実は何らか重要な秘密を知っている様子、は置いといて。
「トモくん」とのやり取りとか。
彼の対処に困り敬遠していた「美空さん」への台詞とか。
あちこちに「伊織くん」のいい人っぷりが垣間見えました。
ラストはドキドキのピンチシーンで、後引くエンディングとなってます。
2巻はどうなってしまうんでしょうか。
※娘「今井花音」
…とか思っていたら。
描き下ろし、なんでしょうか?
巻末に「おまけまんが」が収録されているんですが…これが本編とは裏腹にかなりはっちゃけていて、楽しい。
バニーコスプレの「紗夜さん」が見れます。
【 その他 】
そんなこんなで、本日はお馴染み「久遠ミチヨシ」センセでした。
↓下にずらりと並べております。
前に「あなたと私は悪くない」を紹介した際に…
”こっちジャンルのが合ってるのでは”
なんて書きましたが。
今回は、そんな願いを聞いて頂けたかのような、大人なサスペンス漫画でした。
いや、イイ感じでしたよ。
どうにも幸福なエンディングは難しそうですけれど。
せめていい感じで終われればいいなぁ。
★「久遠ミチヨシ」センセの漫画紹介記事
[あまあま*パフュメ] 一般
香りが視える特殊能力を持つ主人公の香水店を舞台としたお話。
[あなたと私は悪くない] 一般
”きっと誰もが、ゆがんでいる。”なんて紹介のほんのりブラック短編。
[幼稚園からやりなおしっ!] 一般
ちょっとした手違いから16歳の「潤生るう」は幼稚園生として生活することに…。
[Spray Pink [すぷれいぴんく]] 成年
義兄妹の恋愛話「幻想レンアイ」、などを収録した作品集。
[絶対☆は~れむ] 一般
複数ヒロインとのハーレムっぽいラブコメ。現在1巻まで発売中。
[つつんでひらいて] 一般
センセ初の一般系ラブコメ短編集。
[桃色たゆにずむ] 成年
ラブコメからシリアスまでという短編集。
[妄想ホリック] 成年
電車モノに近親、お姉ちゃんからお猿さんまで登場の短編集。
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
・絵柄 :●●●○○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●◎○
・属性 : [一般] サスペンス、復讐
・構成 : カラー(4P)、8話収録、現在1巻まで発売中。
・おまけ: あとがき・描き下ろし?「おまけまんが」、カバー裏に別絵。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「久遠ミチヨシ(くおん・みちよし)」センセの「ハンドレッドゲーム 1巻」です。
※”おまけまんが”の義妹「天野紗夜」
【 構成・絵柄 】
2巻以降へと続く長編漫画。
キッチリとした柱のあるストーリーものとなってます。
ジャンルはサスペンス。
緊張感たっぷりのシリアスな漫画として仕上がっていました。
登場人物が多く、まだ不確かな部分ばかりで…これからどう展開していくのか読めません。
こうしたネタがお好きならば、間違いなく楽しめるでしょう(たぷん)
いちおう一般系ですが、毎回直接行為が描かれるタイプ。
まぁ、サービスとかなんとかでなく。
エロスもある、大人な漫画という感じですね。
やや強めな、さらりとした線での作画。
全体の色づきはしっかりしていて、濃淡では濃い目。
描き込みはあっさりでしたが、コマ割りは細かくページ全体は賑やか。
作品ジャンルもあってか、ややコッテリとした味わいです。
表現ほかテンポなど優れ、漫画はそう引っ掛かるところありません。
良いコマも多いのの、崩れが見られるところはちらほら。
バランス面が気になります。
シリアスなお話なので、ここはもう少し丁寧さが欲しいところでした。
分かり辛いほどではないため、惜しいです。
女性陣はクリっとしたややツリ目が可愛く。
漫画っぽいものです。
癖があるので、好き嫌い分かれるでしょう。
判断については、裏表紙のが白黒絵に近いと思います。
【 収録話 】 8話収録
両親の離婚後も親しくしていた、義妹「紗夜」が自殺した。
彼女が残していた日記から、その大まかな状況を知った「杉崎伊織」は勤め先を退職。
真相を探るべく、彼女が家庭教師をしていた今井家へ秘書兼運転手として乗り込んだのでした。
しかし、「伊織」は手の施しようがないレベルの脳腫瘍に侵されており。
余命100日と言われていたのです。
ごく簡単にはそんな感じ。
サスペンス長編です。
よくありがちな、主人公らが最終的に崖へ追い込む~みたいな呑気な色なく。
たった1人の身内であった義妹は薬漬けにされた挙句に自殺。
これが、そもそもの切っ掛け。
真相を追う主人公は右の側頭葉にグレード4という腫瘍が見つかっており、2ヶ月から100日程度の余命。
協力者は、今のところほぼ看護師「三ヶ守杏」だけ…と、まさに絶望的な状況。
じっくり調査する暇ありません。
実際、1巻の後半では病状が進行しているだろう描写もありました。
こりゃ、彼が存命なのも2巻くらいが限界では(笑)
国会議員という相手「今井総司」はいかにもという悪人顔。
笑顔が逆に胡散臭い第一秘書「夷隅(いすみ)」ほか、何か知ってそうな子供ら。
緊張感たっぷりな空気です。
ただ、そこは「久遠ミチヨシ」センセ。
色々と忙しいながらも、ちらほらえっちシーンが差し込まれています。
いちおう毎回直接シーンがありますね。
まぁ、大人な漫画ですから。
※左:後妻「今井美空」、右:看護師「三ヶ守杏」
なお、このブログを書く際に登場人物をまとめてました。
せっかくなので、ここに残しときますね。
【主人公サイド】
「杉崎伊織」 元商社マンの本編主人公。事件なければ優秀で人間味もある良い男性。
「天野紗夜」 義妹でお話の切っ掛け。今井家の家庭教師をしていた。薬漬けにされて自殺。
「三ヶ守杏」 看護師。今のところ唯一の協力者。
「越野陽介」 杏の元カレ、幼馴染み。良い奴っぽい。
【今井家】
「今井総司」 国会議員で復讐相手。息子に慕われているが、娘とは疎遠。
「久倉ほのか」 元妻。「トモ」・「花音」の実母。現在失踪中。
「今井美空」 後妻で雇い主。もともと不倫関係だった。法律に詳しい税理の専門家。
「今井花音」 長女。家庭教師の「紗夜」とは仲良しだった様子。
「トモ」 長男。現在失声症。「美空」を避けている。
【今井家 関係者】
「夷隅」 第一秘書。笑顔が胡散臭い。
「三谷」 後援会、三谷不動産社長。
とりあえず1巻はまだ導入部。
2~4話は物語の前日譚となっていて、本格的にストーリーに乗っかるのは5話あたりから。
ただし、何度も書いていますが。
「伊織くん」の雰囲気を見る限り、ぜんぜん安穏とはしてられない状況で。
これからは、ある程度強引な捜査をしていくのかもしれません。
ため、2巻からは結構サクサク進むように思います。
お話のジャンルがため、詳細は書けないので、軽く触れる程度に。
導入の1話目。
読んでいくと不確かなところ多いんですが…。
順に説明されていくので、そのまま読み進めて大丈夫。
いちおう、ひでるさんも1周目でほぼ理解できてました。
(※ざっと読んだ後、2周目をじっくり隅々まで見ていく、という方法が良いかも)
カラー原稿部分は、生前の「紗夜さん」の様子。
こうした漫画なので、えっちシーンですね。
今井家に乗り込んだ際の「伊織くん」の姿、そして2ヶ月前の光景が2話までで描かれてます。
飲み会で偶然知り合った看護師「三ヶ守杏さん」が凄い。
これを切っ掛けに急接近していきますが、それも納得。
1巻でのえっち要員の1人となってます。
ちなみに、もう1人が今井家の後妻「今井美空さん」
仕事時は眼鏡を掛ける知的美人ですね。
3、4話はお話のプロローグ的なもの。
幼少期の「伊織」・「紗夜」から、彼女の自殺まで。
後に届いた彼女の日記にて、事のだいたいを知ることとなるのでした。
自分の命がどうかという直後に、最も守りたかった義妹の死は非常に重いです。
また駆け付けた際の光景が衝撃。
あれは…キツい。
またその前に過去描写で制服姿の「紗夜さん」が描かれていたので、余計に。
なお、そんな緊張感ある中、「杏さん」が勘違いで可愛らしいところを見せてくれていました。
復讐相手「今井総司」が登場するのは5話から。
「美空さん」がえっちシーンにて頑張っていました。
そのほか、2話目でミステリアスな言動をみせていた娘「花音さん」がピックアップされます。
うさぎ、はキーワードですね。
なお、「紗夜」・「花音」のお風呂シーンがありましたが。
「紗夜さん」の台詞がちょっと気になります。
ほぼ間違いなく彼でしょう。
7話は息子「トモ」くんとの交流。
実は何らか重要な秘密を知っている様子、は置いといて。
「トモくん」とのやり取りとか。
彼の対処に困り敬遠していた「美空さん」への台詞とか。
あちこちに「伊織くん」のいい人っぷりが垣間見えました。
ラストはドキドキのピンチシーンで、後引くエンディングとなってます。
2巻はどうなってしまうんでしょうか。
※娘「今井花音」
…とか思っていたら。
描き下ろし、なんでしょうか?
巻末に「おまけまんが」が収録されているんですが…これが本編とは裏腹にかなりはっちゃけていて、楽しい。
バニーコスプレの「紗夜さん」が見れます。
【 その他 】
そんなこんなで、本日はお馴染み「久遠ミチヨシ」センセでした。
↓下にずらりと並べております。
前に「あなたと私は悪くない」を紹介した際に…
”こっちジャンルのが合ってるのでは”
なんて書きましたが。
今回は、そんな願いを聞いて頂けたかのような、大人なサスペンス漫画でした。
いや、イイ感じでしたよ。
どうにも幸福なエンディングは難しそうですけれど。
せめていい感じで終われればいいなぁ。
★「久遠ミチヨシ」センセの漫画紹介記事
[あまあま*パフュメ] 一般
香りが視える特殊能力を持つ主人公の香水店を舞台としたお話。
[あなたと私は悪くない] 一般
”きっと誰もが、ゆがんでいる。”なんて紹介のほんのりブラック短編。
[幼稚園からやりなおしっ!] 一般
ちょっとした手違いから16歳の「潤生るう」は幼稚園生として生活することに…。
[Spray Pink [すぷれいぴんく]] 成年
義兄妹の恋愛話「幻想レンアイ」、などを収録した作品集。
[絶対☆は~れむ] 一般
複数ヒロインとのハーレムっぽいラブコメ。現在1巻まで発売中。
[つつんでひらいて] 一般
センセ初の一般系ラブコメ短編集。
[桃色たゆにずむ] 成年
ラブコメからシリアスまでという短編集。
[妄想ホリック] 成年
電車モノに近親、お姉ちゃんからお猿さんまで登場の短編集。
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】