■姉はショタを好きになる (瀬奈陽太郎)
★まんがデーター [19.0/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] ラブコメ、コメディー、ショタ、お姉ちゃん、ファンタジー
・構成 : 短編×13(うち「姉はショタを好きになる」×6、
「人妻勇者と魔王なボクの復讐劇」×3、「腐れペン!」×2)
・おまけ: 表紙は紹介帯で変化、合間にイラスト、
描き下ろし「おまけ漫画 腐ったペンの方程式」、
カバー裏にリンク別絵・おまけのおまけ「劇中BL漫画ノートリミング版」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「瀬奈陽太郎(せな・ようたろう)」センセの「姉はショタを好きになる」です。
※亜麻音
【 構成・絵柄 】
構成はメインの中編ほか連続話と短編。
メイン話は、どたばた系なラブコメです。
連続性は薄く、同キャラによるお話群という色合いでした。
もう1つの中編もおおむね同様。
ただ、”引退した勇者”が主婦となっているなど、ファンタジー要素があり、ストーリーちっくに仕上がっています。
基本的にはどちらもラブコメで、主導権はほぼ女性側。
表題にもあるように、姉・ショタ系な味わいでした。
弟(あるいはそれっぽい男性)を好き勝手するようなシチュエーション多く、読んだ感覚としてはショタ色が強い単行本。
で、全体的にはコメディー傾向が目立っていました。
描き下ろしと連続になっている漫画家・編集さんのシリーズはまさにそんなん。
唯一の短編は、他単行本からの続きです。
丁寧な線でしっかりとした描き込み具合。
濃淡具合もちょうど良いくらい。
服装から背景・小物を含めて、実にお上手な方でした。
表現なども分かり辛いところなく、漫画も良好。
ややページがごっちゃりしますかね。
可愛らしくもリアルさある人物絵で、タイトルそのままお姉ちゃん系。
優れたバランスで描かれていました。
漫画運びなど、多少の癖はあるものの、特にマイナス点は見当たらず。
カラーとも大きな変化はないので、↓表紙そのまままの感覚で問題ありません。
【 収録話 】 13話収録
003:「姉はショタを好きになる」 6話
カバーをガッチリ固めていた、メインシリーズ。
お姉ちゃん、と言っても義理の関係でした。
3名の姉と弟によるラブコメで、ショートカットな「亜麻音」さんとは開始から相思相愛。
秘めた欲望はあっても彼女は比較的常識人として描かれていて、最も年上らしい眼鏡の「歌織」さんに弟「界(かい)」くんと共にオモチャとなっています。
最初に登場していたキツイ目をした「聖(ひじり)」さんは単独で描かれることのが多めでした。
※左:歌織、右:聖
003:1話目「発情!禁断の姉弟」
次々お姉さんの登場するこちらは、いちおう「亜麻音さん」がメイン。
成年の連続話は、各話でそれぞれ姉1人づつ登場するのがパターンなんですが。
こちらは冒頭から「聖さん」、「歌織さん」とひと通り顔見せプレイがありました。
やられっぱなしだった「界くん」から仕掛ける展開。
うん、他2人に比べたら、「亜麻音さん」は最も普通ですもんね。
こちらではホットパンツを着用(←毎回ですね)しており、むちっとした太ももが素敵。
ああした日常を過ごしながらも2人のえっちは初めてらしく、言葉(だけ)でいちおうの抵抗を見せる様がキュートです。
023:2話目「倒錯!淫劇の姉弟」
こちらは「歌織さん」
中扉のカラー絵にあるような、バニー姿で登場。
彼女は小説家という設定で、話のネタそのまま演ずるというもの。
セオリー通りですね。
途中から「亜麻音さん」が顔を見せますが、きっちり巻き込まれておりました。
041:3話目「浴場!淫情の姉弟」
冒頭・オチで必ず顔を見せていた「聖さん」のメイン話。
「界くん」を誘ってお風呂に入るというもの。
「私はモデルだからな。身体には自信があるし、おまえに見られてもどうということはない」
とか言ってます。
…いいなぁ。
後半にはやはり「亜麻音さん」が参加、続いて「歌織さん」も驚きの登場をして、複数になっていました。
061:4話目「恥辱!朗読の姉弟」
ほぼ「亜麻音さん」が単独なお話。
流れで複数になってはいるものの、独占欲あるのが可愛いですね。
こちらでは、マトモそうだった彼女の秘めた欲望が語られます。
ああ、いちおう他の2人がいることで、普段は抑えられているのかな。
官能小説を読みながらのえっち展開です。
079:5話目「陶酔!教乱の姉弟」
部屋に籠りっきりの「歌織さん」に夜食を運んだところ、そのまま部屋に連れ込まれる展開。
こちらは教師・生徒プレイ。
眼鏡がため、教師役はぴったりですわね。
097:6話目「妊娠!決断の姉弟」
前話の最終コマで言われてましたが…なるほど、確かにそうだ。
メインは髪をポニーテールにしている「聖さん」
故あって「界くん」から仕掛ける流れ。
あ、もしかしたら、彼女が最も普通の感覚を持ってるかも。
普段の言動がため、逆に可愛らしいですよ。
キャラ的にも、実は「聖さん」が正ヒロインだったかなー、というほどのキュートさでした。
119:「人妻勇者と魔王なボクの復讐劇」 3話
175:「人妻勇者ZERO~運命の夜~」
勇者を引退して、現世で主婦となっていた「イーリス」のもとに、魔法使い「オルテンシア」が訪ねてくるという切っ掛け。
その頃、魔王の宮殿では女戦士「フィーア」が仲間2人にえっちされていたのでした。
ツインテールでビキニアーマーですね。
「~これみよがしにプルンプルン揺らしおって」
という台詞が可笑しい。
現実にはそうだろうなぁ。
エプロン姿で、おたまとフライパンを持った元勇者「イーリス」がファンタジー世界に戻るのが2話目。
詳細は伏せますが、魔王をもともとの男の子に戻していました。
そんな彼を囲み、和装・ロリな「ウィスタリア(藤姫)」ほか、「オルテンシア」・「フィーア」が入り乱れる複数えっちです。
最終話は、ファンタジーらしく触手です。
メインはようやく「イーリスさん」
”眼鏡で能力を封じている”
という設定がため、眼鏡えっちでした。
「イーリスさん」を中心に、普通に皆で冒険しているシーンも見たかったですよ。
オチは、次の「人妻勇者ZERO~運命の夜~」にて詳細が語られます。
そちらは本編よりも前のお話。
甲冑姿の、らしい格好をした「イーリスさん」を見ることができます。
ちなみに、甲冑姿と言っても下はビキニパンツだけでしたけどね。
えっち時はブルマ姿。
よくお似合いです。
197:「官能の夏休み」
収録での短編は教師「和美」・「翔太」くんのカップル。
前巻「官能の方程式」ではクリスマス話でしたが、こちらは夏で競泳水着姿。
年上なのに可愛らしい方ですね。
オチではナースになってました。
※左から、オルテンシア・イーリス・フィーア
215:「腐れペン!」
237:「おまけ漫画 腐ったペンの方程式」 描き下ろし
ちらほら巻末で見かけていた、漫画家「瀬ニャヨータロー」の短編。
ほぼコメディーというお話ですが、ちゃんと編集「堂島夏憐」とのえっちも描かれています。
ブルマ・ローションという組み合わせでした。
描き下ろしはそちらから続くショートコメディーです。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「瀬奈陽太郎」センセでした。
前巻「官能の方程式」がかなり久々だったこともあり、ブログで紹介しているのはそちらと「マルいも!?」のみ。
ひでるさんは…たぶん、過去単行本全て目にしている筈。
…で。
今回単行本のちょっと前に、やはり発売があり。
お名前で判断して、なにも考えずにすぱーんと買ってきてしまいましたが。
よくよく見たら、「官能の方程式」の通常版でした。
うわー。
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・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] ラブコメ、コメディー、ショタ、お姉ちゃん、ファンタジー
・構成 : 短編×13(うち「姉はショタを好きになる」×6、
「人妻勇者と魔王なボクの復讐劇」×3、「腐れペン!」×2)
・おまけ: 表紙は紹介帯で変化、合間にイラスト、
描き下ろし「おまけ漫画 腐ったペンの方程式」、
カバー裏にリンク別絵・おまけのおまけ「劇中BL漫画ノートリミング版」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「瀬奈陽太郎(せな・ようたろう)」センセの「姉はショタを好きになる」です。
※亜麻音
【 構成・絵柄 】
構成はメインの中編ほか連続話と短編。
メイン話は、どたばた系なラブコメです。
連続性は薄く、同キャラによるお話群という色合いでした。
もう1つの中編もおおむね同様。
ただ、”引退した勇者”が主婦となっているなど、ファンタジー要素があり、ストーリーちっくに仕上がっています。
基本的にはどちらもラブコメで、主導権はほぼ女性側。
表題にもあるように、姉・ショタ系な味わいでした。
弟(あるいはそれっぽい男性)を好き勝手するようなシチュエーション多く、読んだ感覚としてはショタ色が強い単行本。
で、全体的にはコメディー傾向が目立っていました。
描き下ろしと連続になっている漫画家・編集さんのシリーズはまさにそんなん。
唯一の短編は、他単行本からの続きです。
丁寧な線でしっかりとした描き込み具合。
濃淡具合もちょうど良いくらい。
服装から背景・小物を含めて、実にお上手な方でした。
表現なども分かり辛いところなく、漫画も良好。
ややページがごっちゃりしますかね。
可愛らしくもリアルさある人物絵で、タイトルそのままお姉ちゃん系。
優れたバランスで描かれていました。
漫画運びなど、多少の癖はあるものの、特にマイナス点は見当たらず。
カラーとも大きな変化はないので、↓表紙そのまままの感覚で問題ありません。
【 収録話 】 13話収録
003:「姉はショタを好きになる」 6話
カバーをガッチリ固めていた、メインシリーズ。
お姉ちゃん、と言っても義理の関係でした。
3名の姉と弟によるラブコメで、ショートカットな「亜麻音」さんとは開始から相思相愛。
秘めた欲望はあっても彼女は比較的常識人として描かれていて、最も年上らしい眼鏡の「歌織」さんに弟「界(かい)」くんと共にオモチャとなっています。
最初に登場していたキツイ目をした「聖(ひじり)」さんは単独で描かれることのが多めでした。
※左:歌織、右:聖
003:1話目「発情!禁断の姉弟」
次々お姉さんの登場するこちらは、いちおう「亜麻音さん」がメイン。
成年の連続話は、各話でそれぞれ姉1人づつ登場するのがパターンなんですが。
こちらは冒頭から「聖さん」、「歌織さん」とひと通り顔見せプレイがありました。
やられっぱなしだった「界くん」から仕掛ける展開。
うん、他2人に比べたら、「亜麻音さん」は最も普通ですもんね。
こちらではホットパンツを着用(←毎回ですね)しており、むちっとした太ももが素敵。
ああした日常を過ごしながらも2人のえっちは初めてらしく、言葉(だけ)でいちおうの抵抗を見せる様がキュートです。
023:2話目「倒錯!淫劇の姉弟」
こちらは「歌織さん」
中扉のカラー絵にあるような、バニー姿で登場。
彼女は小説家という設定で、話のネタそのまま演ずるというもの。
セオリー通りですね。
途中から「亜麻音さん」が顔を見せますが、きっちり巻き込まれておりました。
041:3話目「浴場!淫情の姉弟」
冒頭・オチで必ず顔を見せていた「聖さん」のメイン話。
「界くん」を誘ってお風呂に入るというもの。
「私はモデルだからな。身体には自信があるし、おまえに見られてもどうということはない」
とか言ってます。
…いいなぁ。
後半にはやはり「亜麻音さん」が参加、続いて「歌織さん」も驚きの登場をして、複数になっていました。
061:4話目「恥辱!朗読の姉弟」
ほぼ「亜麻音さん」が単独なお話。
流れで複数になってはいるものの、独占欲あるのが可愛いですね。
こちらでは、マトモそうだった彼女の秘めた欲望が語られます。
ああ、いちおう他の2人がいることで、普段は抑えられているのかな。
官能小説を読みながらのえっち展開です。
079:5話目「陶酔!教乱の姉弟」
部屋に籠りっきりの「歌織さん」に夜食を運んだところ、そのまま部屋に連れ込まれる展開。
こちらは教師・生徒プレイ。
眼鏡がため、教師役はぴったりですわね。
097:6話目「妊娠!決断の姉弟」
前話の最終コマで言われてましたが…なるほど、確かにそうだ。
メインは髪をポニーテールにしている「聖さん」
故あって「界くん」から仕掛ける流れ。
あ、もしかしたら、彼女が最も普通の感覚を持ってるかも。
普段の言動がため、逆に可愛らしいですよ。
キャラ的にも、実は「聖さん」が正ヒロインだったかなー、というほどのキュートさでした。
119:「人妻勇者と魔王なボクの復讐劇」 3話
175:「人妻勇者ZERO~運命の夜~」
勇者を引退して、現世で主婦となっていた「イーリス」のもとに、魔法使い「オルテンシア」が訪ねてくるという切っ掛け。
その頃、魔王の宮殿では女戦士「フィーア」が仲間2人にえっちされていたのでした。
ツインテールでビキニアーマーですね。
「~これみよがしにプルンプルン揺らしおって」
という台詞が可笑しい。
現実にはそうだろうなぁ。
エプロン姿で、おたまとフライパンを持った元勇者「イーリス」がファンタジー世界に戻るのが2話目。
詳細は伏せますが、魔王をもともとの男の子に戻していました。
そんな彼を囲み、和装・ロリな「ウィスタリア(藤姫)」ほか、「オルテンシア」・「フィーア」が入り乱れる複数えっちです。
最終話は、ファンタジーらしく触手です。
メインはようやく「イーリスさん」
”眼鏡で能力を封じている”
という設定がため、眼鏡えっちでした。
「イーリスさん」を中心に、普通に皆で冒険しているシーンも見たかったですよ。
オチは、次の「人妻勇者ZERO~運命の夜~」にて詳細が語られます。
そちらは本編よりも前のお話。
甲冑姿の、らしい格好をした「イーリスさん」を見ることができます。
ちなみに、甲冑姿と言っても下はビキニパンツだけでしたけどね。
えっち時はブルマ姿。
よくお似合いです。
197:「官能の夏休み」
収録での短編は教師「和美」・「翔太」くんのカップル。
前巻「官能の方程式」ではクリスマス話でしたが、こちらは夏で競泳水着姿。
年上なのに可愛らしい方ですね。
オチではナースになってました。
※左から、オルテンシア・イーリス・フィーア
215:「腐れペン!」
237:「おまけ漫画 腐ったペンの方程式」 描き下ろし
ちらほら巻末で見かけていた、漫画家「瀬ニャヨータロー」の短編。
ほぼコメディーというお話ですが、ちゃんと編集「堂島夏憐」とのえっちも描かれています。
ブルマ・ローションという組み合わせでした。
描き下ろしはそちらから続くショートコメディーです。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「瀬奈陽太郎」センセでした。
前巻「官能の方程式」がかなり久々だったこともあり、ブログで紹介しているのはそちらと「マルいも!?」のみ。
ひでるさんは…たぶん、過去単行本全て目にしている筈。
…で。
今回単行本のちょっと前に、やはり発売があり。
お名前で判断して、なにも考えずにすぱーんと買ってきてしまいましたが。
よくよく見たら、「官能の方程式」の通常版でした。
うわー。
姉はショタを好きになる (富士美コミックス) (2012/11/24) 瀬奈 陽太郎 商品詳細を見る |
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