■インシュウノクビキ (瀬奈陽太郎)
★まんがデーター [18.5/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●◎
・属性 : [成年] 因習、ショートカット、日焼け跡
・構成 : カラー(4P)、13話収録(うち「インシュウノクビキ」×8、「鬼鞠とHしないと~」×3)
・おまけ: カラー描き下ろし「インシュウノクビキ プロローグ」、
描き下ろし「インシュウノクビキ エピローグ」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「瀬奈陽太郎(せな・ようたろう)」センセの「インシュウノクビキ」です。
★★単行本構成、ほか ★★★
全244ページくらいで、かなりズッシリとした重量感。
描き下ろしが合計7ページほどあったためか、ほかにあまりページはなかったようで…。
それがためか、あとがきが無かったです。
ちょっと残念。
メインシリーズについて、センセの話を聞きたかった。
収録は13話。
連続モノが、メインほかもう1つあって…。
エピソードとしては、4つなんですね。
短編2話のうち、1つは前巻の番外編。
詳しくは後述しますが、いちおう知らなくても大丈夫だと思います。
描き下ろし2つは、メイン話を挟む前後ストーリーでした。
※美耶さん
★★絵柄について ★★★
細かいコマ割りで、テキストや擬音などで賑やか。
ごっちゃりとした原稿です。
それでいて、細線はすっきりで安定もしていて。
全体はパッと明るめな仕上がり。
漫画はよく動いていてお上手。
雰囲気よりもパンチ力あって、派手目でした。
人物絵はリアルな雰囲気のある、漫画っぽいもの。
ちょっと中性的ですかね。
極端でないくらいな顔バランスで身長は高く。
比較的ガッチリとした肩幅なスタイルです。
単行本メイン話には、いわゆるサオ役の集団が登場していましたが。
そこそこ重要なキャラも含めて、はっきりと顔は描かれていません。
それがため、雰囲気はいくらかソフトになっていたと感じました。
カラーとほぼ変化はないので、判断は↓表紙・裏表紙で良いと思います。
★★収録話について ★★★ 13話収録
001:「インシュウノクビキ プロローグ」 カラー描き下ろし
005:「インシュウノクビキ」 6話
241:「インシュウノクビキ エピローグ」 描き下ろし
親の都合で、”ものすごい田舎”に引っ越してきた、「康介」
そこで声を掛けてきた「美耶」は、自然の中での遊びを色々と教えてくれていて、すっかり仲良しになったのですが。
大事な腕時計を無くしてしまったため、夜中に探しに出ていたところ~。
「美耶」の家にて、彼女、そして村の秘密を知ることとなったのでした。
ショートカット・日焼け跡が眩しい「美耶さん」がガッツリ牽引していく、ブラック系・村の因習ストーリー。
キャラ・舞台設定などよく見られるものですが、やっぱりイイもんですね。
特にヒロイン「美耶さん」のビジュアル面は完璧だったと思います。
本編見せた服装は、冒頭のホットパンツ姿に始まり、カバーにも描かれているスクール水着、そして女の子らしいカワイイ服と、実に素晴らしいラインアップ。
ちゃんと、幅広の麦わら帽子も持ってましたよ。
冒頭カラーページは描き下ろし。
4ページでのえっちシーンで、日焼け跡がイイ感じでした。
知り合った「美耶さん」の身に何が起こっているか、が描かれる1話。
その直後の2話目は、スクール水着な「美耶さん」です。
ちゃんと時計がポイントになっていました。
過去語りのある3話目は、物語のターニングポイントですね。
ここでちょっと上がるということは…ねぇ。
可愛らしい恰好の「美耶さん」が見られるのは4話。
実に嫌らしい手口ですが、効果的ですわね。
しかし…爺さん元気だな。
より酷い状況になってしまう5話。
こうした村に対して、まだ成人でない「康介くん」はあまりに無力。
たとえ親に相談したとしても…、うーん、難しかっただろうしなぁ。
また、そもそもどっちかと言うと大人しい都会育ちタイプであり…。
あまり行動しなかった、できてなかったのは良くも悪くもですかね。
(下手に行動的なキャラだった場合、もっとひどい結果だったかと)
ココでどう流れるか~で、物語の結末は変わっていったと思います。
最終6話。
正直なところ、あの取り引き成立したのは…やや都合良かったかなー、って感じ。
たとえ口では了承したとしても、約束守らん方がリアルではないかなー、って思っちゃいました。
後半の流れ、もですね。
そこは意地でも全力で止める場面だろ「康介くん」、ってモヤモヤ…。
怪我もしていたし、それが出来ないのもまた、リアルっぽいのか。
巻末エピローグは3ページの描き下ろし。
本編とは裏腹なテンションでしたよ。
131:「鬼鞠とHしないと出られない祠」
155:「鬼鞠とHしないと世界が滅ぶ清明」
179:「鬼鞠とHしたいと甦った元カレ陰陽師」
村のはずれにある、古い祠。
宮司である祖父には、入ることを禁じられていたのですが。
そちらの文献と鍵を見つけた「春輝」は、抑えきれずに入ったところ…。
封印されていた厄災の鬼姫「鬼鞠(きまり)」は、”生きて出られない”と言ってきたのでした。
ざっくり、そうした導入部。
厄災~という単語から、あるいは先のメイン話と関連してたりするかなー、って思いましたが。
全然違いました。
こちらシリーズは、1話ごとにキャラが追加されていきます。
冒頭話は鬼姫「鬼鞠さん」と「春輝くん」
ヒロイン「鬼鞠さん」は、巫女服・鬼柄ビキニを足して2で割ったような恰好。
折り返しではカラーで見れます。
こうしたキャラにしては珍しく、「~です」という語尾が特徴的。
タイトル通り、漫画は結界から出るために彼女とえっちする流れ。
扉が開いても、えっち優先する様が楽しいです。
前話でも、そんなんだったため。
続くエピソードの切っ掛け、もう1度えっちしたい~、と祠に入ろうとするのは納得ですね。
そんな彼を、幼馴染み・陰陽師の末裔「安部晴明(あべ・せいめい)」が止めに入る、という流れ。
えー、ひと仕掛けがあるので、いちおう伏せておきますね。
ヒントはWヒロインです。
ひでるさんは、片目隠れる髪型のキャラが直撃コースで刺さる、妙な性癖があり。
ぶっちゃけ、収録ではそんな彼女が最も好みです。
こちらもタイトルにあるように、世界の崩壊を止めるためのえっち展開。
オチがいいですね。
特に今回単行本は、メインがあーだったので、だいぶ中和されました。
最終話は、これまたタイトル通りに…”甦った元カレ陰陽師”がキャラとして追加されます。
重くないテイストはそのまま、より派手で。
ちょっと可笑しい、終わり方になっていました。
※厄災の鬼姫「鬼鞠」
203:「転生したらショタハーレムの女王ってマジですか!?番外編」
喪女・ショタで引き籠りだった「平岡江梨花」
転生した彼女は、ショッターロッツ国の女王となっていたのです。
「ねぇエッチしちゃおっか」に収録された同タイトルの番外編。
同じく異世界に来てしまった「真紀」は、同単行本・先輩シリーズのキャラクターです。
お話は女王の仕事から逃げた「江梨花さん」が、空から降って来た「真紀くん」を助けるというもの。
うん、そっち単行本に収録したかったですねー。
いちおう、単純えっち話なため、読んでなくても全然大丈夫(だと思う)
221:「ねっとりネトラセ」
大学時代の先輩「須藤」の誘いで、飲みに出掛けていた「八木」
しかし、珍しく彼は潰れてしまったため、家まで送り届けたのですが…。
ふと気付くと、その奥様「沙織」に起こされていたのでした。
まぁ、彼の気持ちはよく分かる。
ヒロイン「沙織さん」はいかにも美人奥様という感じでしたよー。
しかも、押せば通してくれるような感じもあって…。
いいですね。
ただ、土下座してあんなん頼むのは、正直どうかと思いますけどね。
お話は、ちらほら成年漫画で見られるもの。
正直なところ、もうひと描写欲しい気もしました。
★★リンクほか ★★★
インシュウノクビキ (富士美コミックス) コミック, 2023/11/30 [アダルト] 瀬奈 陽太郎 (著)
※アマゾン画像が可笑しいほどに消されていたので。
★「瀬奈陽太郎」センセの漫画紹介記事
「マルいも!?」
「官能の方程式」
「姉はショタを好きになる」
「魔女×ショタ」
「夏汁~汗にまみれてぐっちゃぐちゃ~」
「ねぇエッチしちゃおっか」
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●◎
・属性 : [成年] 因習、ショートカット、日焼け跡
・構成 : カラー(4P)、13話収録(うち「インシュウノクビキ」×8、「鬼鞠とHしないと~」×3)
・おまけ: カラー描き下ろし「インシュウノクビキ プロローグ」、
描き下ろし「インシュウノクビキ エピローグ」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「瀬奈陽太郎(せな・ようたろう)」センセの「インシュウノクビキ」です。
★★単行本構成、ほか ★★★
全244ページくらいで、かなりズッシリとした重量感。
描き下ろしが合計7ページほどあったためか、ほかにあまりページはなかったようで…。
それがためか、あとがきが無かったです。
ちょっと残念。
メインシリーズについて、センセの話を聞きたかった。
収録は13話。
連続モノが、メインほかもう1つあって…。
エピソードとしては、4つなんですね。
短編2話のうち、1つは前巻の番外編。
詳しくは後述しますが、いちおう知らなくても大丈夫だと思います。
描き下ろし2つは、メイン話を挟む前後ストーリーでした。
※美耶さん
★★絵柄について ★★★
細かいコマ割りで、テキストや擬音などで賑やか。
ごっちゃりとした原稿です。
それでいて、細線はすっきりで安定もしていて。
全体はパッと明るめな仕上がり。
漫画はよく動いていてお上手。
雰囲気よりもパンチ力あって、派手目でした。
人物絵はリアルな雰囲気のある、漫画っぽいもの。
ちょっと中性的ですかね。
極端でないくらいな顔バランスで身長は高く。
比較的ガッチリとした肩幅なスタイルです。
単行本メイン話には、いわゆるサオ役の集団が登場していましたが。
そこそこ重要なキャラも含めて、はっきりと顔は描かれていません。
それがため、雰囲気はいくらかソフトになっていたと感じました。
カラーとほぼ変化はないので、判断は↓表紙・裏表紙で良いと思います。
★★収録話について ★★★ 13話収録
001:「インシュウノクビキ プロローグ」 カラー描き下ろし
005:「インシュウノクビキ」 6話
241:「インシュウノクビキ エピローグ」 描き下ろし
親の都合で、”ものすごい田舎”に引っ越してきた、「康介」
そこで声を掛けてきた「美耶」は、自然の中での遊びを色々と教えてくれていて、すっかり仲良しになったのですが。
大事な腕時計を無くしてしまったため、夜中に探しに出ていたところ~。
「美耶」の家にて、彼女、そして村の秘密を知ることとなったのでした。
ショートカット・日焼け跡が眩しい「美耶さん」がガッツリ牽引していく、ブラック系・村の因習ストーリー。
キャラ・舞台設定などよく見られるものですが、やっぱりイイもんですね。
特にヒロイン「美耶さん」のビジュアル面は完璧だったと思います。
本編見せた服装は、冒頭のホットパンツ姿に始まり、カバーにも描かれているスクール水着、そして女の子らしいカワイイ服と、実に素晴らしいラインアップ。
ちゃんと、幅広の麦わら帽子も持ってましたよ。
冒頭カラーページは描き下ろし。
4ページでのえっちシーンで、日焼け跡がイイ感じでした。
知り合った「美耶さん」の身に何が起こっているか、が描かれる1話。
その直後の2話目は、スクール水着な「美耶さん」です。
ちゃんと時計がポイントになっていました。
過去語りのある3話目は、物語のターニングポイントですね。
ここでちょっと上がるということは…ねぇ。
可愛らしい恰好の「美耶さん」が見られるのは4話。
実に嫌らしい手口ですが、効果的ですわね。
しかし…爺さん元気だな。
より酷い状況になってしまう5話。
こうした村に対して、まだ成人でない「康介くん」はあまりに無力。
たとえ親に相談したとしても…、うーん、難しかっただろうしなぁ。
また、そもそもどっちかと言うと大人しい都会育ちタイプであり…。
あまり行動しなかった、できてなかったのは良くも悪くもですかね。
(下手に行動的なキャラだった場合、もっとひどい結果だったかと)
ココでどう流れるか~で、物語の結末は変わっていったと思います。
最終6話。
正直なところ、あの取り引き成立したのは…やや都合良かったかなー、って感じ。
たとえ口では了承したとしても、約束守らん方がリアルではないかなー、って思っちゃいました。
後半の流れ、もですね。
そこは意地でも全力で止める場面だろ「康介くん」、ってモヤモヤ…。
怪我もしていたし、それが出来ないのもまた、リアルっぽいのか。
巻末エピローグは3ページの描き下ろし。
本編とは裏腹なテンションでしたよ。
131:「鬼鞠とHしないと出られない祠」
155:「鬼鞠とHしないと世界が滅ぶ清明」
179:「鬼鞠とHしたいと甦った元カレ陰陽師」
村のはずれにある、古い祠。
宮司である祖父には、入ることを禁じられていたのですが。
そちらの文献と鍵を見つけた「春輝」は、抑えきれずに入ったところ…。
封印されていた厄災の鬼姫「鬼鞠(きまり)」は、”生きて出られない”と言ってきたのでした。
ざっくり、そうした導入部。
厄災~という単語から、あるいは先のメイン話と関連してたりするかなー、って思いましたが。
全然違いました。
こちらシリーズは、1話ごとにキャラが追加されていきます。
冒頭話は鬼姫「鬼鞠さん」と「春輝くん」
ヒロイン「鬼鞠さん」は、巫女服・鬼柄ビキニを足して2で割ったような恰好。
折り返しではカラーで見れます。
こうしたキャラにしては珍しく、「~です」という語尾が特徴的。
タイトル通り、漫画は結界から出るために彼女とえっちする流れ。
扉が開いても、えっち優先する様が楽しいです。
前話でも、そんなんだったため。
続くエピソードの切っ掛け、もう1度えっちしたい~、と祠に入ろうとするのは納得ですね。
そんな彼を、幼馴染み・陰陽師の末裔「安部晴明(あべ・せいめい)」が止めに入る、という流れ。
えー、ひと仕掛けがあるので、いちおう伏せておきますね。
ヒントはWヒロインです。
ひでるさんは、片目隠れる髪型のキャラが直撃コースで刺さる、妙な性癖があり。
ぶっちゃけ、収録ではそんな彼女が最も好みです。
こちらもタイトルにあるように、世界の崩壊を止めるためのえっち展開。
オチがいいですね。
特に今回単行本は、メインがあーだったので、だいぶ中和されました。
最終話は、これまたタイトル通りに…”甦った元カレ陰陽師”がキャラとして追加されます。
重くないテイストはそのまま、より派手で。
ちょっと可笑しい、終わり方になっていました。
※厄災の鬼姫「鬼鞠」
203:「転生したらショタハーレムの女王ってマジですか!?番外編」
喪女・ショタで引き籠りだった「平岡江梨花」
転生した彼女は、ショッターロッツ国の女王となっていたのです。
「ねぇエッチしちゃおっか」に収録された同タイトルの番外編。
同じく異世界に来てしまった「真紀」は、同単行本・先輩シリーズのキャラクターです。
お話は女王の仕事から逃げた「江梨花さん」が、空から降って来た「真紀くん」を助けるというもの。
うん、そっち単行本に収録したかったですねー。
いちおう、単純えっち話なため、読んでなくても全然大丈夫(だと思う)
221:「ねっとりネトラセ」
大学時代の先輩「須藤」の誘いで、飲みに出掛けていた「八木」
しかし、珍しく彼は潰れてしまったため、家まで送り届けたのですが…。
ふと気付くと、その奥様「沙織」に起こされていたのでした。
まぁ、彼の気持ちはよく分かる。
ヒロイン「沙織さん」はいかにも美人奥様という感じでしたよー。
しかも、押せば通してくれるような感じもあって…。
いいですね。
ただ、土下座してあんなん頼むのは、正直どうかと思いますけどね。
お話は、ちらほら成年漫画で見られるもの。
正直なところ、もうひと描写欲しい気もしました。
★★リンクほか ★★★
インシュウノクビキ (富士美コミックス) コミック, 2023/11/30 [アダルト] 瀬奈 陽太郎 (著)
※アマゾン画像が可笑しいほどに消されていたので。
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