■アザトメイキング 初回限定版 (みちきんぐ)
★まんがデーター [20.0/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●●
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] ラブコメ、オフィス、メイド
・構成 : カラー(16P)、12話収録(うち「主従シリーズ」×3話、
「カニマガ・シリーズ」×8話)、カバーは”ストリップジャケット”仕様、
イラストカードブック「Temptation」つき、初回限定仕様。
・おまけ: あとがき、描き下ろし「アザトメイキング」、合間に原稿ラフ絵、
「主従えくすたしー」おさらい、COMIC悦楽天編集部の皆さん、
カバー裏はカラー・表紙とのリンク絵、加筆修正あり。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「みちきんぐ」センセの「アザトメイキング 初回限定版」です。
※左:新米編集者「月本織絵」、右:編集者「佐藤美沙」
【 構成・絵柄 】
収録はシリーズものと短編という構成。
まとめると3本の漫画という具合。
まず、シリーズの2本は、前巻から続くもの。
どちらにも解説ページが設けられているため、いきなりコッチから読んでも大丈夫です。
非常に親切な作りで良いですね。
ぜひ、こうした点は”当たり前の構成”として欲しいです。
(※描き下ろし漫画はシリーズもの)
のこる短編は1話のみ収録。
シリーズのどっちとも雰囲気異なるものでした。
全ての漫画とも個性的なキャラが目立っていて、お話を賑やかに盛り上げており。
読んでいるだけでも楽しめるだろう作品群です。
どちらのジャンルともラブコメ。
一部ヒロインらは、結構な物言いだったりしていて、引っ掛かるかもしれませんが。
その裏には深い愛情もあり、
”単に嫌悪感を抱くように描かれていない”
…というのがポイント。
オフィス漫画を筆頭に、ただ甘くラブラブしているだけでない、骨太なエピソード群でした。
しっかり強めな線での作画。
描き込みは過不足なく、色彩はやや濃いめ。
コマ割りは変化大きく、重なりが頻繁です。
原稿は見辛くないほどの賑やかさで、コッテリ寄り。
↓表紙などカラー絵と厳密には異なるのですが。
そちらが白黒絵になった感はあると思います。
(※回りくどいですが、ほぼ同判断でOK~という意味)
人物絵はやや縦長気味な輪郭と、横に長い黒目、通った鼻筋が特徴。
漫画らしい可愛さ、整った美少女感が溢れるものでした。
詳しくは後述しますが、個性的なヒロインらを下支えする漫画表現がお上手。
ラブコメちっくで、崩しなどもちらほら。
背景や小物もお上手で、色彩・配置などのバランス感が見事なため。
絵柄がお話にプラス要素を与えているようでした。
【 収録話 】 12話収録
003:「主従えもーしょん」 カラー原稿
011:「主従どりーみんぐ」 カラー原稿
019:「主従どりーみんぐ~turn 紫音~」
生徒会会長「円城寺華蓮(えんじょうじ・かれん)」の婚約者となった「日向」
それがため、彼女付きのメイド「紫音」は彼も主人としたのですが。
ドSな彼女には好き放題にヤられていたのでした。
ごく簡単にはそんなお話。
こちらが主従シリーズで、前回単行本には3話が収録されています。
今回も同じく3話あるのですが、「主従えもーしょん」は8ページ、「主従どりーみんぐ」は6ページとショートが2話となっていました。
じっくり楽しみたい、前巻未見な方は、ぜひそちらも揃えるのが良いでしょう。
さて、「主従えもーしょん」はメイド2人とのえっち話。
メイド「紫音さん」・「桜子さん」ですね。
「日向くん」的に、「紫音さん」とのえっちは良いと思われますが…後半の「桜子さん」とのアレはなかなか気の毒。
彼、体力もつかなぁ。
「主従どりーみんぐ」は、しおらしい「紫音さん」とのえっちを夢で見てしまう「日向くん」というお話。
夢の中でもそんなんか…。
命すり減らしてそうだな。
これまでと違って甘々な言葉ばかりの彼女を堪能ください。
(※ただ、オチのああした姿のがなんだか安心できてしまうという…)
さて、そちらエピソードは前フリみたいな感じでして。
続く「主従どりーみんぐ~turn 紫音~」に、直接に繋がっていきます。
こちらでのメイド服はメンソレータムみたいなデザインで、また可愛い。
朝方のプレイは…出掛けに、なかなかしんどそう。
当然ながら付き合う彼女でないため、もう大学どーでもいいやーって続きヤルこともできないですからね。
ただ、お風呂のアレは結構良いかも。
注目は彼女の素が描かれる後半のえっち。
あれは…イイなぁ。
しかし、「日向くん」はよく寝込み襲われて大変そうね。
※左:メイド「紫音」、右:東雲メメ
037:「新米編集 月本さん」
051:「至極編集 佐藤さん」
071:「新妻編集 月本(旧姓)さん」
087:「性悪編集 安里さん」
105:「メメント*アモル」
125:「好色編集 安里さん」
145:「ビッチスランプ 安里さん」
181:「アザトメイキング」 描き下ろし
大人向け漫画雑誌「COMIC悦楽天」
その編集部の面々を描いた、シリーズものです。
前巻では妄想作家「あばずれぼんじり」こと「本多詩百合」さんがメイン位置でしたが。
今回単行本では、その編集部のアレコレが描かれていきます。
おおむね、前半は新人編集者「月本織絵」さんが中心。
後半は「月本さん」・前巻から登場している「佐藤美沙」らのライバルキャラっぽかった編集者「安里依子(あざと・いこ)」にスポットを当てられていて。
問題児であった彼女が、どうなっていくのか~という漫画群となっていました。
エピソード1つ目は「新米編集 月本さん」ということで。
エロ漫画好きが高じて仕事としてしまった新人「月本さん」のお話です。
担当するベテラン作家「桜庭」の原稿が遅れていたため、直接向かってみたところ…彼はスランプとなっていたのでした。
眼鏡カワイイ「月本さん」
流石に好きだけあって、「桜庭くん」をしっかり立ち直らせています。
この場合、新人という立ち位置も良い方に作用しましたかね。
これって、漫画家さんが期待するようなエピソードではなかろうか。
変わらず切れ味鋭い編集者「佐藤さん」を再度ヒロインとした「至極編集 佐藤さん」
前回も登場した「創(はじめ)」くんとの続きになっています。
「は?貴方が未熟だからでしょ?」
…の一言にはばっさり切られますね……うう、ごめんなさい…。
単行本の↓表紙をゲットした、編集者「安里さん」が初登場するのもコチラ。
あんなん、男性誰でも一発KOでしょうねー。
また、ああした場面に割って入る「佐藤さん」は、さすがに役者が違うって感じ。
そんなんでの次ページは、一気に奈落の底なのですが(笑)
いろいろを経て、誰もが惚れるだろう、「バカね…」のくだりが好き。
「新妻編集 月本(旧姓)さん」は…人妻になった「月本さん」という続編。
こちらでも登場の「安里さん」が実に良い言動をしています。
”百戦錬磨で魔性の性豪地獄”とか称されてましたよ…どんなんだ。
さて、その魔の手から旦那を守るべく、がんばる「月本さん」というお話です。
眼鏡オフでメイド服(※漫画キャラに扮している)なため、外観的には別人っぽいのですが…言動はまさしく「月本さん」でした。
最後にこの台詞をば。
「やっぱり思った通り、エロ漫画は偉大…っ!」
さて、前回オチにて、ちょっと違う面を見せていた「安里さん」
それがためか、めでたくヒロインの座をゲットしております。
彼女の1話目「性悪編集 安里さん」
女性っ気のない、入社1カ月の編集者「犬飼進歩」…の教育係となった彼女のお話。
ああした彼も、しっかり篭絡していくあざとい彼女です。
タイトル時の極悪そうな顔が凄い。
こちらは…とある事情で罠にかけられた彼女が、「犬飼くん」とホテルでツーショットになってしまう、というもの。
アルコールもあり、本性が出てしまう彼女が楽しい。
2人のやり取りが描かれるオチもまた良いですね。
タイトルの雰囲気は異なりますが…「メメント*アモル」も実はカニマガ・シリーズの1つ。
東京に出てきたばかりの「金井仁」
夜の街にて、「変な人たちに追われてて~」と助けを求めてきた少女「東雲メメ」を拾ったのでした。
だいたいそんなお話。
これ、実はひとネタある漫画なので、詳細は伏せます。
エピソードとして非常に面白く、また前話での「安里さん」らがなにゆえあーだったのか、判明する1話となっていました。
とある事情で、恋活パーティーに出掛ける「安里さん」の風景が描かれる「好色編集 安里さん」
コレ、という男子を見つけた彼女のテクニックが凄い。
さすが百戦錬磨。
えっちでの、「つけちゃうの………---?」は完璧ですわね。
ただ、そんな彼女を上回る存在がいたのでした。
仕掛けに意識つかってるだろうし、途中では…気付かないか…。
そんな訳で、続くタイトルは「ビッチスランプ 安里さん」となってます。
こちらは、もう深夜という時間の編集部内エピソード。
ちょっと「犬飼くん」が格好良く見えますね。
でも、残業はほどほどに。
冒頭の台詞は「遅くまで残業」とあり、次の日の風景かと思いましたが。
よくよく見ると、どうやら前話からそれなりに日数が経過した後らしい描き下ろし「アザトメイキング」です。
10ページほどの漫画で、「安里さん」シリーズのラスト。
しかし、口悪いなぁ。
ただ…彼女良い編集者になっていきそうですね。
※百戦錬磨編集者「安里依子」
161:「死ぬほど魅力的な彼女」
海にて水流の早いところに行ってしまった「征人(ゆきと)」
泳ぐこともままならず、そのまま溺れてしまったのですが…。
地元の娘…らしい、「タナ」という少女に引き上げられたのでした。
しかし、”従僕には~”とかなんとか、彼女は引っ掛かる物言いをしていたのです。
だいたいそんな感じ。
海辺にてのロリ少女とのえっち話、かと思いきや。
こちら、不穏なタイトルそのまま、ひと仕掛けあるエピソードとなっていました。
どんなんかは秘密ね。
シリーズものに挟まれた短編ですが、テキストが非常に良く、存在感ある1話です。
なお、詳細は伏せますが…後半のお相手はむちむち美女となります。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「みちきんぐ」センセでした。
こちらがたぶん3冊目の単行本。
当ブログでは、今回収録話とも関係のある1冊「主従えくすたしー」を紹介しています。
面白かった、良かったです。
こちら、諸事情でゲットするのがちと遅れていたのですが。
まぁ、出版社さんの力の入れ具合が店頭にてもビンビン伝わってきていて。
自然と手が伸びていました。
またおまけも豊富で、非常に完成度の高い1冊です。
限定とのことですから、お早めにどうぞ。
「ワニマガジン社」さんのHPではムービーも見れますよ。
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・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●●
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] ラブコメ、オフィス、メイド
・構成 : カラー(16P)、12話収録(うち「主従シリーズ」×3話、
「カニマガ・シリーズ」×8話)、カバーは”ストリップジャケット”仕様、
イラストカードブック「Temptation」つき、初回限定仕様。
・おまけ: あとがき、描き下ろし「アザトメイキング」、合間に原稿ラフ絵、
「主従えくすたしー」おさらい、COMIC悦楽天編集部の皆さん、
カバー裏はカラー・表紙とのリンク絵、加筆修正あり。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「みちきんぐ」センセの「アザトメイキング 初回限定版」です。
※左:新米編集者「月本織絵」、右:編集者「佐藤美沙」
【 構成・絵柄 】
収録はシリーズものと短編という構成。
まとめると3本の漫画という具合。
まず、シリーズの2本は、前巻から続くもの。
どちらにも解説ページが設けられているため、いきなりコッチから読んでも大丈夫です。
非常に親切な作りで良いですね。
ぜひ、こうした点は”当たり前の構成”として欲しいです。
(※描き下ろし漫画はシリーズもの)
のこる短編は1話のみ収録。
シリーズのどっちとも雰囲気異なるものでした。
全ての漫画とも個性的なキャラが目立っていて、お話を賑やかに盛り上げており。
読んでいるだけでも楽しめるだろう作品群です。
どちらのジャンルともラブコメ。
一部ヒロインらは、結構な物言いだったりしていて、引っ掛かるかもしれませんが。
その裏には深い愛情もあり、
”単に嫌悪感を抱くように描かれていない”
…というのがポイント。
オフィス漫画を筆頭に、ただ甘くラブラブしているだけでない、骨太なエピソード群でした。
しっかり強めな線での作画。
描き込みは過不足なく、色彩はやや濃いめ。
コマ割りは変化大きく、重なりが頻繁です。
原稿は見辛くないほどの賑やかさで、コッテリ寄り。
↓表紙などカラー絵と厳密には異なるのですが。
そちらが白黒絵になった感はあると思います。
(※回りくどいですが、ほぼ同判断でOK~という意味)
人物絵はやや縦長気味な輪郭と、横に長い黒目、通った鼻筋が特徴。
漫画らしい可愛さ、整った美少女感が溢れるものでした。
詳しくは後述しますが、個性的なヒロインらを下支えする漫画表現がお上手。
ラブコメちっくで、崩しなどもちらほら。
背景や小物もお上手で、色彩・配置などのバランス感が見事なため。
絵柄がお話にプラス要素を与えているようでした。
【 収録話 】 12話収録
003:「主従えもーしょん」 カラー原稿
011:「主従どりーみんぐ」 カラー原稿
019:「主従どりーみんぐ~turn 紫音~」
生徒会会長「円城寺華蓮(えんじょうじ・かれん)」の婚約者となった「日向」
それがため、彼女付きのメイド「紫音」は彼も主人としたのですが。
ドSな彼女には好き放題にヤられていたのでした。
ごく簡単にはそんなお話。
こちらが主従シリーズで、前回単行本には3話が収録されています。
今回も同じく3話あるのですが、「主従えもーしょん」は8ページ、「主従どりーみんぐ」は6ページとショートが2話となっていました。
じっくり楽しみたい、前巻未見な方は、ぜひそちらも揃えるのが良いでしょう。
さて、「主従えもーしょん」はメイド2人とのえっち話。
メイド「紫音さん」・「桜子さん」ですね。
「日向くん」的に、「紫音さん」とのえっちは良いと思われますが…後半の「桜子さん」とのアレはなかなか気の毒。
彼、体力もつかなぁ。
「主従どりーみんぐ」は、しおらしい「紫音さん」とのえっちを夢で見てしまう「日向くん」というお話。
夢の中でもそんなんか…。
命すり減らしてそうだな。
これまでと違って甘々な言葉ばかりの彼女を堪能ください。
(※ただ、オチのああした姿のがなんだか安心できてしまうという…)
さて、そちらエピソードは前フリみたいな感じでして。
続く「主従どりーみんぐ~turn 紫音~」に、直接に繋がっていきます。
こちらでのメイド服はメンソレータムみたいなデザインで、また可愛い。
朝方のプレイは…出掛けに、なかなかしんどそう。
当然ながら付き合う彼女でないため、もう大学どーでもいいやーって続きヤルこともできないですからね。
ただ、お風呂のアレは結構良いかも。
注目は彼女の素が描かれる後半のえっち。
あれは…イイなぁ。
しかし、「日向くん」はよく寝込み襲われて大変そうね。
※左:メイド「紫音」、右:東雲メメ
037:「新米編集 月本さん」
051:「至極編集 佐藤さん」
071:「新妻編集 月本(旧姓)さん」
087:「性悪編集 安里さん」
105:「メメント*アモル」
125:「好色編集 安里さん」
145:「ビッチスランプ 安里さん」
181:「アザトメイキング」 描き下ろし
大人向け漫画雑誌「COMIC悦楽天」
その編集部の面々を描いた、シリーズものです。
前巻では妄想作家「あばずれぼんじり」こと「本多詩百合」さんがメイン位置でしたが。
今回単行本では、その編集部のアレコレが描かれていきます。
おおむね、前半は新人編集者「月本織絵」さんが中心。
後半は「月本さん」・前巻から登場している「佐藤美沙」らのライバルキャラっぽかった編集者「安里依子(あざと・いこ)」にスポットを当てられていて。
問題児であった彼女が、どうなっていくのか~という漫画群となっていました。
エピソード1つ目は「新米編集 月本さん」ということで。
エロ漫画好きが高じて仕事としてしまった新人「月本さん」のお話です。
担当するベテラン作家「桜庭」の原稿が遅れていたため、直接向かってみたところ…彼はスランプとなっていたのでした。
眼鏡カワイイ「月本さん」
流石に好きだけあって、「桜庭くん」をしっかり立ち直らせています。
この場合、新人という立ち位置も良い方に作用しましたかね。
これって、漫画家さんが期待するようなエピソードではなかろうか。
変わらず切れ味鋭い編集者「佐藤さん」を再度ヒロインとした「至極編集 佐藤さん」
前回も登場した「創(はじめ)」くんとの続きになっています。
「は?貴方が未熟だからでしょ?」
…の一言にはばっさり切られますね……うう、ごめんなさい…。
単行本の↓表紙をゲットした、編集者「安里さん」が初登場するのもコチラ。
あんなん、男性誰でも一発KOでしょうねー。
また、ああした場面に割って入る「佐藤さん」は、さすがに役者が違うって感じ。
そんなんでの次ページは、一気に奈落の底なのですが(笑)
いろいろを経て、誰もが惚れるだろう、「バカね…」のくだりが好き。
「新妻編集 月本(旧姓)さん」は…人妻になった「月本さん」という続編。
こちらでも登場の「安里さん」が実に良い言動をしています。
”百戦錬磨で魔性の性豪地獄”とか称されてましたよ…どんなんだ。
さて、その魔の手から旦那を守るべく、がんばる「月本さん」というお話です。
眼鏡オフでメイド服(※漫画キャラに扮している)なため、外観的には別人っぽいのですが…言動はまさしく「月本さん」でした。
最後にこの台詞をば。
「やっぱり思った通り、エロ漫画は偉大…っ!」
さて、前回オチにて、ちょっと違う面を見せていた「安里さん」
それがためか、めでたくヒロインの座をゲットしております。
彼女の1話目「性悪編集 安里さん」
女性っ気のない、入社1カ月の編集者「犬飼進歩」…の教育係となった彼女のお話。
ああした彼も、しっかり篭絡していくあざとい彼女です。
タイトル時の極悪そうな顔が凄い。
こちらは…とある事情で罠にかけられた彼女が、「犬飼くん」とホテルでツーショットになってしまう、というもの。
アルコールもあり、本性が出てしまう彼女が楽しい。
2人のやり取りが描かれるオチもまた良いですね。
タイトルの雰囲気は異なりますが…「メメント*アモル」も実はカニマガ・シリーズの1つ。
東京に出てきたばかりの「金井仁」
夜の街にて、「変な人たちに追われてて~」と助けを求めてきた少女「東雲メメ」を拾ったのでした。
だいたいそんなお話。
これ、実はひとネタある漫画なので、詳細は伏せます。
エピソードとして非常に面白く、また前話での「安里さん」らがなにゆえあーだったのか、判明する1話となっていました。
とある事情で、恋活パーティーに出掛ける「安里さん」の風景が描かれる「好色編集 安里さん」
コレ、という男子を見つけた彼女のテクニックが凄い。
さすが百戦錬磨。
えっちでの、「つけちゃうの………---?」は完璧ですわね。
ただ、そんな彼女を上回る存在がいたのでした。
仕掛けに意識つかってるだろうし、途中では…気付かないか…。
そんな訳で、続くタイトルは「ビッチスランプ 安里さん」となってます。
こちらは、もう深夜という時間の編集部内エピソード。
ちょっと「犬飼くん」が格好良く見えますね。
でも、残業はほどほどに。
冒頭の台詞は「遅くまで残業」とあり、次の日の風景かと思いましたが。
よくよく見ると、どうやら前話からそれなりに日数が経過した後らしい描き下ろし「アザトメイキング」です。
10ページほどの漫画で、「安里さん」シリーズのラスト。
しかし、口悪いなぁ。
ただ…彼女良い編集者になっていきそうですね。
※百戦錬磨編集者「安里依子」
161:「死ぬほど魅力的な彼女」
海にて水流の早いところに行ってしまった「征人(ゆきと)」
泳ぐこともままならず、そのまま溺れてしまったのですが…。
地元の娘…らしい、「タナ」という少女に引き上げられたのでした。
しかし、”従僕には~”とかなんとか、彼女は引っ掛かる物言いをしていたのです。
だいたいそんな感じ。
海辺にてのロリ少女とのえっち話、かと思いきや。
こちら、不穏なタイトルそのまま、ひと仕掛けあるエピソードとなっていました。
どんなんかは秘密ね。
シリーズものに挟まれた短編ですが、テキストが非常に良く、存在感ある1話です。
なお、詳細は伏せますが…後半のお相手はむちむち美女となります。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「みちきんぐ」センセでした。
こちらがたぶん3冊目の単行本。
当ブログでは、今回収録話とも関係のある1冊「主従えくすたしー」を紹介しています。
面白かった、良かったです。
こちら、諸事情でゲットするのがちと遅れていたのですが。
まぁ、出版社さんの力の入れ具合が店頭にてもビンビン伝わってきていて。
自然と手が伸びていました。
またおまけも豊富で、非常に完成度の高い1冊です。
限定とのことですから、お早めにどうぞ。
「ワニマガジン社」さんのHPではムービーも見れますよ。
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