■悦楽の巫女 (桃之助)
★まんがデーター [17.0/20.0]
・絵柄 :●●●●〇
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●●〇
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] ラブコメ、貧乳、日焼け跡、ファンタジー
・構成 : 11話収録(全て表題作・1巻完結)
・おまけ: あとがき、描き下ろし「悦楽の家族」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「桃之助(もものすけ)」センセの「悦楽の巫女」です。
※春さま(私服)
【 構成・絵柄 】
1冊まるまるの長編漫画です。
本編は10話で、後日談な描き下ろしが1話ありました。
(※ちなみに6ページです)
全てお話が繋がっていく、長編ストーリー。
漫画で描かれる時間の幅は大きく。
概ね55年くらいの時間が経過していき、ざっくり3部構成となっていました。
壮大な物語が描かれていましたよ。
そういう、世代が続く~みたいなお話が好きな人にはより良いでしょう。
それぞれブロックにて、メインとなるヒロインが登場しております。
詳しくは後述しますね。
漫画はごく簡単にはラブコメ。
そうコメディー要素は強くなく、またラブ要素もあるのですが…。
とある事情がため、それぞれの初回えっちは突然始まるのがパターンとなっていて。
好意はあるものの、どちらかが準備不足なのでした。
そんなん好みな方には、より楽しめるだろうと思われます。
(※実際にやんないように)
明確なヒロイン・キーワード、”貧乳”、そして”日焼け跡(褐色肌)”があり。
刺さる方は、こちらも間違いなく直撃コースで撃墜されることでしょう。
サラリとした極細線での作画。
デジタルな濃淡は綺麗で淡く、描き込みはおおむね適度なくらい。
重なるようなコマ割りは変化少な目。
色彩もあってか、賑やかでも見辛い印象はありません。
漫画はコメディー調で、雰囲気楽しいもの。
それなりにメリハリあり、引き絵にはやや不安さを感じます。
また、若干ですが…先の明るめな濃淡は、表現ではマイナスに作用することもありました。
あちこちの質感もそんなんですかね。
ただし、そもそもダークな漫画ではないので、そう大きな問題でないと思います。
広い輪郭で大きな丸い目の可愛らしい人物画。
鼻あたりの処理に特徴があります。
カラーでもそう変化はないのですが。
個人的には白黒絵のが味があって良く見えました。
判断はいくらかプラスの判定で良いと思います。
【 収録話 】 14話収録
005:「悦楽の巫女」 10話
205:「悦楽の家族」 描き下ろし
昔、築谷の里」には、この地を鎮める巫女様と守護する武家の男がいました。
二人は恋仲になり、密かに付き合うけれど…男には縁談の話が来てしまう。
自由恋愛ができない時代。
かけおちを約束したものの、待つ巫女様に反して男はやって来なかったのです。
実は、男はかけおちに気付いた縁談相手に殺されていたのでした。
それを知らぬ巫女様は待ち続け、以来この里を永遠に彷徨っているのです…。
そうした巫女様を鎮めるため、首に四つの葉のアザができた人はすぐ社に行って仕えることで、この里は守られているのでした。
そうした伝説がある里でのお話。
昭和から始まる現代劇で、ファンタジー成分はごくちょろっと。
基本的には男女の恋愛話で、里の因縁的なテイストも軽く含まれています。
前述したように漫画は3部構成となっていて、かなりながーいお話。
ストーリーが進むうち、ヒロインのバストサイズがだんだん小さくなっていくのがポイントです(笑)
※左:菫、右:結
●第1部 昭和58年 1~3話まで。
漫画の開始はこちらから。
首に四つの葉のアザができた「水無瀬幸長」は、幼馴染み「穂波菫」に連れられ、夜の神社、社までやってきたのでした。
メインヒロインは、男女とか言われていた「菫さん」
言動はそんな感じであるものの、立派なバストの持ち主で。
こちらのえっちはそんなんが切っ掛け。
いい具合の濡れ透けが見れます。
まぁ、「菫さん」はちょっと無防備過ぎかなー。
ただし、「幸長くん」はせめて事後にでもいいから、ちゃんと言葉にすべきだと思うぞ。
こちらのメインは、なんと言ってもこの2話目。
社はお祭りの真っ最中。
「今日は神輿を担ぐんだぜ」
そう言っていた「菫さん」はサラシにはっぴ、そしてふんどし姿で、ついでに日焼け跡まで楽しめます。
お好きな方にとって、単行本全体でもここが最大の山場になるでしょう(笑)
あのお尻は、ちょっとヤバいわね。
なお、「春」さまがキチンと登場するのは、この2話からです。
3話目は…ネタバレ避けるため、いちおう秘密にしておきますね。
こちらエピソードでの、ボーナスステージみたいな印象。
「菫さん」の巫女姿(※しかも黒ブラ)から、「春さま」との百合えっちも描かれてます。
2、3話での切っ掛けとなっている、薬については、軽く覚えておきましょう。
●第2部 平成30年 4~6話まで。
最初に登場するのは、「菫さん」の妹「穂波結」
彼女はずっと築谷でなく、外から冷静な目で見てきた、里の印象が描かれています。
ちょっと興味深いですよ。
続く3部でも主役となる「水無瀬幸人」ですが、ここは少年時代。
彼の背景は…まぁ、苗字・名前から、なんとなく察せられるかもしれませんが…秘密ね。
詳細はぜひ本編でお願いします。
5話は…待っていた方いるかもしれません、「春さま」のヒロイン回です。
ずっと和服ばかりだったので、制服みたいな服装は新鮮でいい感じ。
褐色肌で白髪、古風な物言いという彼女なのですが。
2話冒頭部分のえっちシーン切り出しは、ひとポイントあるので見逃さぬように。
5話から6話にかけて、その「春さま」の語りがあり。
だいたいの謎、「結さん」か疑問に思っていた事は、ここで判明していきます。
なにげに鋭い「幸人くん」にも注目です。
●第3部 令和18年 7から10話、そして描き下ろし「悦楽の家族」
前回ラストでは青年だった「幸人くん」が、年齢を重ねていて。
だいぶフケてましたねー。
目標そのまま、大学図書館の主となっていました。
なお、そちらに通っている「椎名」くんなのですが。
だいたい皆さん想像つくと思いますが…実は女子です。
ショートカットで中性的な、幼い雰囲気ある娘さん。
登場時点から、スクール水着のような日焼け跡で登場してます。
「春さま」と人気を二分してそうな(たぶん)ヒロインですよ、ええ。
7話目はまさか、の寝込み襲う展開。
おいおい、新聞沙汰だぞ。
事態を理解した後、さらにオチの一言に注目。
あんなんいいなぁ。
さて、そんな「椎名くん」の秘密が明らかになる8話目。
いやはや、もの凄いお話ですわね。
そんなん知ってなお、というのは…凄いな。
こちらは昼間の図書館えっちです。
※左:春さま(制服)、右:椎名
里に戻った9話目は、久しぶりの「春さま」
こちらは学校の制服姿です。
うん、そもそも精神が若い。
こちらでひと展開があり、最終10話に繋がっていきます。
ここから描き下ろしまで、成年漫画的な感じに。
なんというか、「幸人くん」は凄いな…。
「春さま」の件は描き下ろし部分で、ざっくりとありました。
まぁ、あのくらいで十分かな。
これで、ようやく彼女の長い月日は終わるんでしょう。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「桃之助」センセでした。
当ブログでは「桃娘 ももむすめ」、「桃色ナース」、「ハジメテノ恋愛 ハジメテノ彼女」、「褐色マーメイド」などを紹介しています。
そう、「褐色マーメイド」は良かったなぁ…。
今回はネット上で見掛けた、↓表紙に釣り上げられました。
いいですよね、巫女服。
皆さん脱ぎかかっていて、ぱっと見分かり辛いと思いますが、裏表紙のヒロインらも巫女服で…。
(中扉のカラー絵もそうですね)
店頭では巫女さんらとイチャイチャ☆的な想像をしてしまうのですが。
ガッツリとした巫女服えっちは、3シーンだけでした。
いちおう、通常シーンではちらほら描かれていて、また各ヒロインの巫女服姿もちゃんと描かれてはいたのですが。
そう多くはなかったので、お好きな方は気を付けて。
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・絵柄 :●●●●〇
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●●〇
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] ラブコメ、貧乳、日焼け跡、ファンタジー
・構成 : 11話収録(全て表題作・1巻完結)
・おまけ: あとがき、描き下ろし「悦楽の家族」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「桃之助(もものすけ)」センセの「悦楽の巫女」です。
※春さま(私服)
【 構成・絵柄 】
1冊まるまるの長編漫画です。
本編は10話で、後日談な描き下ろしが1話ありました。
(※ちなみに6ページです)
全てお話が繋がっていく、長編ストーリー。
漫画で描かれる時間の幅は大きく。
概ね55年くらいの時間が経過していき、ざっくり3部構成となっていました。
壮大な物語が描かれていましたよ。
そういう、世代が続く~みたいなお話が好きな人にはより良いでしょう。
それぞれブロックにて、メインとなるヒロインが登場しております。
詳しくは後述しますね。
漫画はごく簡単にはラブコメ。
そうコメディー要素は強くなく、またラブ要素もあるのですが…。
とある事情がため、それぞれの初回えっちは突然始まるのがパターンとなっていて。
好意はあるものの、どちらかが準備不足なのでした。
そんなん好みな方には、より楽しめるだろうと思われます。
(※実際にやんないように)
明確なヒロイン・キーワード、”貧乳”、そして”日焼け跡(褐色肌)”があり。
刺さる方は、こちらも間違いなく直撃コースで撃墜されることでしょう。
サラリとした極細線での作画。
デジタルな濃淡は綺麗で淡く、描き込みはおおむね適度なくらい。
重なるようなコマ割りは変化少な目。
色彩もあってか、賑やかでも見辛い印象はありません。
漫画はコメディー調で、雰囲気楽しいもの。
それなりにメリハリあり、引き絵にはやや不安さを感じます。
また、若干ですが…先の明るめな濃淡は、表現ではマイナスに作用することもありました。
あちこちの質感もそんなんですかね。
ただし、そもそもダークな漫画ではないので、そう大きな問題でないと思います。
広い輪郭で大きな丸い目の可愛らしい人物画。
鼻あたりの処理に特徴があります。
カラーでもそう変化はないのですが。
個人的には白黒絵のが味があって良く見えました。
判断はいくらかプラスの判定で良いと思います。
【 収録話 】 14話収録
005:「悦楽の巫女」 10話
205:「悦楽の家族」 描き下ろし
昔、築谷の里」には、この地を鎮める巫女様と守護する武家の男がいました。
二人は恋仲になり、密かに付き合うけれど…男には縁談の話が来てしまう。
自由恋愛ができない時代。
かけおちを約束したものの、待つ巫女様に反して男はやって来なかったのです。
実は、男はかけおちに気付いた縁談相手に殺されていたのでした。
それを知らぬ巫女様は待ち続け、以来この里を永遠に彷徨っているのです…。
そうした巫女様を鎮めるため、首に四つの葉のアザができた人はすぐ社に行って仕えることで、この里は守られているのでした。
そうした伝説がある里でのお話。
昭和から始まる現代劇で、ファンタジー成分はごくちょろっと。
基本的には男女の恋愛話で、里の因縁的なテイストも軽く含まれています。
前述したように漫画は3部構成となっていて、かなりながーいお話。
ストーリーが進むうち、ヒロインのバストサイズがだんだん小さくなっていくのがポイントです(笑)
※左:菫、右:結
●第1部 昭和58年 1~3話まで。
漫画の開始はこちらから。
首に四つの葉のアザができた「水無瀬幸長」は、幼馴染み「穂波菫」に連れられ、夜の神社、社までやってきたのでした。
メインヒロインは、男女とか言われていた「菫さん」
言動はそんな感じであるものの、立派なバストの持ち主で。
こちらのえっちはそんなんが切っ掛け。
いい具合の濡れ透けが見れます。
まぁ、「菫さん」はちょっと無防備過ぎかなー。
ただし、「幸長くん」はせめて事後にでもいいから、ちゃんと言葉にすべきだと思うぞ。
こちらのメインは、なんと言ってもこの2話目。
社はお祭りの真っ最中。
「今日は神輿を担ぐんだぜ」
そう言っていた「菫さん」はサラシにはっぴ、そしてふんどし姿で、ついでに日焼け跡まで楽しめます。
お好きな方にとって、単行本全体でもここが最大の山場になるでしょう(笑)
あのお尻は、ちょっとヤバいわね。
なお、「春」さまがキチンと登場するのは、この2話からです。
3話目は…ネタバレ避けるため、いちおう秘密にしておきますね。
こちらエピソードでの、ボーナスステージみたいな印象。
「菫さん」の巫女姿(※しかも黒ブラ)から、「春さま」との百合えっちも描かれてます。
2、3話での切っ掛けとなっている、薬については、軽く覚えておきましょう。
●第2部 平成30年 4~6話まで。
最初に登場するのは、「菫さん」の妹「穂波結」
彼女はずっと築谷でなく、外から冷静な目で見てきた、里の印象が描かれています。
ちょっと興味深いですよ。
続く3部でも主役となる「水無瀬幸人」ですが、ここは少年時代。
彼の背景は…まぁ、苗字・名前から、なんとなく察せられるかもしれませんが…秘密ね。
詳細はぜひ本編でお願いします。
5話は…待っていた方いるかもしれません、「春さま」のヒロイン回です。
ずっと和服ばかりだったので、制服みたいな服装は新鮮でいい感じ。
褐色肌で白髪、古風な物言いという彼女なのですが。
2話冒頭部分のえっちシーン切り出しは、ひとポイントあるので見逃さぬように。
5話から6話にかけて、その「春さま」の語りがあり。
だいたいの謎、「結さん」か疑問に思っていた事は、ここで判明していきます。
なにげに鋭い「幸人くん」にも注目です。
●第3部 令和18年 7から10話、そして描き下ろし「悦楽の家族」
前回ラストでは青年だった「幸人くん」が、年齢を重ねていて。
だいぶフケてましたねー。
目標そのまま、大学図書館の主となっていました。
なお、そちらに通っている「椎名」くんなのですが。
だいたい皆さん想像つくと思いますが…実は女子です。
ショートカットで中性的な、幼い雰囲気ある娘さん。
登場時点から、スクール水着のような日焼け跡で登場してます。
「春さま」と人気を二分してそうな(たぶん)ヒロインですよ、ええ。
7話目はまさか、の寝込み襲う展開。
おいおい、新聞沙汰だぞ。
事態を理解した後、さらにオチの一言に注目。
あんなんいいなぁ。
さて、そんな「椎名くん」の秘密が明らかになる8話目。
いやはや、もの凄いお話ですわね。
そんなん知ってなお、というのは…凄いな。
こちらは昼間の図書館えっちです。
※左:春さま(制服)、右:椎名
里に戻った9話目は、久しぶりの「春さま」
こちらは学校の制服姿です。
うん、そもそも精神が若い。
こちらでひと展開があり、最終10話に繋がっていきます。
ここから描き下ろしまで、成年漫画的な感じに。
なんというか、「幸人くん」は凄いな…。
「春さま」の件は描き下ろし部分で、ざっくりとありました。
まぁ、あのくらいで十分かな。
これで、ようやく彼女の長い月日は終わるんでしょう。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「桃之助」センセでした。
当ブログでは「桃娘 ももむすめ」、「桃色ナース」、「ハジメテノ恋愛 ハジメテノ彼女」、「褐色マーメイド」などを紹介しています。
そう、「褐色マーメイド」は良かったなぁ…。
今回はネット上で見掛けた、↓表紙に釣り上げられました。
いいですよね、巫女服。
皆さん脱ぎかかっていて、ぱっと見分かり辛いと思いますが、裏表紙のヒロインらも巫女服で…。
(中扉のカラー絵もそうですね)
店頭では巫女さんらとイチャイチャ☆的な想像をしてしまうのですが。
ガッツリとした巫女服えっちは、3シーンだけでした。
いちおう、通常シーンではちらほら描かれていて、また各ヒロインの巫女服姿もちゃんと描かれてはいたのですが。
そう多くはなかったので、お好きな方は気を付けて。
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