■おなかにいっぱい、あやかしの種 百鬼夜行の嫁取り篇 (佐藤沙緒理)
★まんがデーター [19.5/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●●
・漫画 :●●●●◎
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] 人外、学園、巨乳
・構成 : フルカラー(172P)、13話収録、現在2巻まで発売中。
・おまけ: あとがき、描き下ろし(3P)、キャラクターファイル。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「佐藤沙緒理(さとう・さおり)」センセの「おなかにいっぱい、あやかしの種 百鬼夜行の嫁取り篇(2巻)」です。
※ヒロイン特集①:大ピンチ「あかるちゃん」
【 構成・絵柄 】
現在2冊目まで発売されている、ストーリー漫画。
この巻では完結してなく、また続きが発売されること思います。
ただ、1冊目の発売は2015年。
…かなり気長に待たなければだめそうね……。
もともとは電子コミックとして配信されてるみたい。
人外との学園生活を描いた現代劇。
いわゆるバトルものではなく、日常生活を過ごしつつ様々な妖怪らと関わっていくというもの。
(※戦闘っぽい描写はあります)
ゲストもいるんですが、周囲に残っていくキャラも多く。
また、こちらの巻はあらすじとかまったくないまま、いきなり進んでいくので…。
(※主人公らのキャラ紹介は名前のみでしたがあり、この巻に登場したキャラは全身絵と共に詳しい解説があります)
当然ですが、順に読み進めていくのが基本。
ひでるさんは1巻(11話まで)を読まぬまま、いきなりこちらからでしたが。
いちおう、読み進めるうちに、おおむね理解はできました。
だいたい、たぶん。
1話あたり、12から16ページ。
各話1ページ目に縦半分くらい、タイトル画があり。
様々な服を着たヒロインを見ることができます。
(※たまに周辺別キャラだったり、直接漫画に繋がるコマ絵になっていたりもしていた)
前述したようにストーリーものであり、ひとエピソードが数話に続いたりもあり。
読み応えとしては、特に不足感などなかったです。
カバーなどに書かれているように、フルカラーな単行本。
↓表紙は固定イラストで、力の入れ具合もあり…。
さすがに本編まであれほどのクオリティではないものの、感覚的にはそう大きな差はなく。
動かしやすいようにしている、くらい。
裏表紙と共に判断するのが良いでしょう。
本編、漫画原稿の色彩からあちこちバランス感覚に優れていて。
コメディーな楽しい描写から、本気になった妖怪らのアクション。
そしてそんなんに貫かれていく小さなヒロインなど、漫画もほぼマイナス点ありません。
相手が人外なので、コマでぱっと分かり辛いくらい。
(※登場キャラの紹介ページで全身絵が見れ、その問題も解決しています)
こうした漫画(フルカラーもの)では珍しく、背景や小物もしっかり描かれていること多く。
特に、途中に出てきたカレー絵は見事で、深夜でも出前頼みたくなるようなものでした。
人外というハードルがクリアできるならば、作画・漫画面では全く問題ないでしょう。
【 収録話 】 13話収録
金の瞳を持つ「樹津明(きづ・あかる)」
人に紛れて生活をする異形を見ることが出来、それがため脅えて暮らしておりました。
そんな彼女のクラスに転校してきた「江月リン」は神獣・麒麟であり。
急激に数を減らしつつあった”あやかし”ら保護のため、目を戻す代わりにその種を集めるよう交換条件を提示されたのでした。
ごく簡単にはそんなお話。
小さいながら立派なバストを持つヒロイン「あかるちゃん」の長編スートリー。
ヤラれ続ける主人公ですね。
当面の目標が、”あやかしの種”の収集であるため…。
怖がりな彼女でしたが、頑張ってえっち、あるいはそれに準ずるような事をし続けているのでした。
あちこちで描かれてる、異形らとのそうした行為は基本的に優しいもの少なく。
たいていハードだったりするのですが。
本来の彼女自身を失うことなく、なんのかんのそうした日々にも順応してきておりました。
弱々しく見えて、結構したたかな面もあり。
今後の成長も楽しみなキャラクターです。
※ヒロイン特集②:セクシー「あかるちゃん」
12話、収録の冒頭話はこれより前から続いていた鬼「大江鬼一」シリーズの決着話。
さっそく犬神「犬上明楽(いぬがみ・あきら)」と揉めています。
タイプ似てるからなぁ。
なお、ひでるさんは途中まで勘違いしていましたが。
ここの学園、いわゆる妖怪学校とかでなく。
普通の人には見えないものの、あやかしらが紛れて生活している、田舎の普通の学校でした。
視点が「あかるちゃん」なため、ああした異形がウヨウヨしてるんですね。
まぁ、何の能力もない女の子ですから、そりゃー怖い思いをし続けていたんだろうなぁ。
13、14話は姉弟「斎賀つかさ」・「斎賀都希」のお話。
姉「つかささん」は赴任した教師です。
ちょっと特殊なビジュアルと性格でしたが、あやかしを見ることができる普通の人間。
異形らを否定する、「あかるちゃん」とは対極にいるキャラクターでした。
(※ただ、そうなる理由も分からんでもないですね)
こうした漫画なので、当然ながら彼女もえっち展開からは逃れられません。
エロス的に派手で、盛り上がるエピソードです。
15話はちょっとした息抜き話。
「リン」とのお出かけなのですが…駅前に落ちていた「鬼火」に懐かれてしまう「あかるちゃん」です。
そうしたコメディーとちっくな場面ほか、楽しそうな顔が多く見れる回。
前述した、カレー食べたくなる~というのはこちら。
文化祭な16、17話。
学校の各所に強力なお札が貼り付けられていて。
「明楽くん」、「鬼一くん」らもその呪力を受けてしまうのでした。
仕掛けた張本人については、たぶん察せられると思います。
(※実際、それはあっさり判明する)
16話の「あかるちゃん」は文化祭での座敷童風衣装。
解呪のため奮闘しておりました。
17話は同理由で苦しむ「明楽くん」をお見舞いに行く「あかるちゃん」です。
たぶん、「鬼一くん」よりは彼氏候補に近く。
たっぷり1話分のページが割かれて、ラブラブしていました。
最後の台詞に注目。
※ヒロイン特集③:挟まれる「あかるちゃん」
収録18話から23話までが、今回単行本のメインです。
「あかるちゃん」の目について秘密を握る、「サトリ」とのシリーズ話。
実は、異形を見るだけでなかった事が判明します。
これが結構重く…。
まぁ、よくも育ったなぁ、という感じ。
(ただ、そうした経験などもオチの前フリですかね)
やはり、こちらでも嫁候補となっている彼女。
あちこち学校などのえっちが楽しめます。
なお、特に前半は「リン」の台詞を覚えておきましょう。
描き下ろしは3ページ。
「鬼一くん」を主役としたお話になっていました。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「佐藤沙緒理」センセでした。
当ブログでは、「リリィがヤラせてあげる」を紹介しています。
ぶっちゃけ、お名前は頭になく。
店頭でふと目に入ってきた、あの↓表紙に釣り上げられました。
ざっと見で1巻目ではなく。
オムニバスでない雰囲気があり、通常であれば見送るところなのですが…。
あちらの↓表紙のパワーに負けて、試しに買ってみたという訳。
いや、凄かったです。
センセが描かれるちょっと癖のある美少女と、奇怪な妖怪らの交わりは抜群。
読み終わったのち、慌てて1巻を探したのですが…ほぼ絶版状態でした。
(※販売してた中古もやたら値段する)
ぜひ「松文館」さんには、1巻の再販をいただきたく、お願い致します。
私は絶対に買います!
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●●
・漫画 :●●●●◎
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] 人外、学園、巨乳
・構成 : フルカラー(172P)、13話収録、現在2巻まで発売中。
・おまけ: あとがき、描き下ろし(3P)、キャラクターファイル。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「佐藤沙緒理(さとう・さおり)」センセの「おなかにいっぱい、あやかしの種 百鬼夜行の嫁取り篇(2巻)」です。
※ヒロイン特集①:大ピンチ「あかるちゃん」
【 構成・絵柄 】
現在2冊目まで発売されている、ストーリー漫画。
この巻では完結してなく、また続きが発売されること思います。
ただ、1冊目の発売は2015年。
…かなり気長に待たなければだめそうね……。
もともとは電子コミックとして配信されてるみたい。
人外との学園生活を描いた現代劇。
いわゆるバトルものではなく、日常生活を過ごしつつ様々な妖怪らと関わっていくというもの。
(※戦闘っぽい描写はあります)
ゲストもいるんですが、周囲に残っていくキャラも多く。
また、こちらの巻はあらすじとかまったくないまま、いきなり進んでいくので…。
(※主人公らのキャラ紹介は名前のみでしたがあり、この巻に登場したキャラは全身絵と共に詳しい解説があります)
当然ですが、順に読み進めていくのが基本。
ひでるさんは1巻(11話まで)を読まぬまま、いきなりこちらからでしたが。
いちおう、読み進めるうちに、おおむね理解はできました。
だいたい、たぶん。
1話あたり、12から16ページ。
各話1ページ目に縦半分くらい、タイトル画があり。
様々な服を着たヒロインを見ることができます。
(※たまに周辺別キャラだったり、直接漫画に繋がるコマ絵になっていたりもしていた)
前述したようにストーリーものであり、ひとエピソードが数話に続いたりもあり。
読み応えとしては、特に不足感などなかったです。
カバーなどに書かれているように、フルカラーな単行本。
↓表紙は固定イラストで、力の入れ具合もあり…。
さすがに本編まであれほどのクオリティではないものの、感覚的にはそう大きな差はなく。
動かしやすいようにしている、くらい。
裏表紙と共に判断するのが良いでしょう。
本編、漫画原稿の色彩からあちこちバランス感覚に優れていて。
コメディーな楽しい描写から、本気になった妖怪らのアクション。
そしてそんなんに貫かれていく小さなヒロインなど、漫画もほぼマイナス点ありません。
相手が人外なので、コマでぱっと分かり辛いくらい。
(※登場キャラの紹介ページで全身絵が見れ、その問題も解決しています)
こうした漫画(フルカラーもの)では珍しく、背景や小物もしっかり描かれていること多く。
特に、途中に出てきたカレー絵は見事で、深夜でも出前頼みたくなるようなものでした。
人外というハードルがクリアできるならば、作画・漫画面では全く問題ないでしょう。
【 収録話 】 13話収録
金の瞳を持つ「樹津明(きづ・あかる)」
人に紛れて生活をする異形を見ることが出来、それがため脅えて暮らしておりました。
そんな彼女のクラスに転校してきた「江月リン」は神獣・麒麟であり。
急激に数を減らしつつあった”あやかし”ら保護のため、目を戻す代わりにその種を集めるよう交換条件を提示されたのでした。
ごく簡単にはそんなお話。
小さいながら立派なバストを持つヒロイン「あかるちゃん」の長編スートリー。
ヤラれ続ける主人公ですね。
当面の目標が、”あやかしの種”の収集であるため…。
怖がりな彼女でしたが、頑張ってえっち、あるいはそれに準ずるような事をし続けているのでした。
あちこちで描かれてる、異形らとのそうした行為は基本的に優しいもの少なく。
たいていハードだったりするのですが。
本来の彼女自身を失うことなく、なんのかんのそうした日々にも順応してきておりました。
弱々しく見えて、結構したたかな面もあり。
今後の成長も楽しみなキャラクターです。
※ヒロイン特集②:セクシー「あかるちゃん」
12話、収録の冒頭話はこれより前から続いていた鬼「大江鬼一」シリーズの決着話。
さっそく犬神「犬上明楽(いぬがみ・あきら)」と揉めています。
タイプ似てるからなぁ。
なお、ひでるさんは途中まで勘違いしていましたが。
ここの学園、いわゆる妖怪学校とかでなく。
普通の人には見えないものの、あやかしらが紛れて生活している、田舎の普通の学校でした。
視点が「あかるちゃん」なため、ああした異形がウヨウヨしてるんですね。
まぁ、何の能力もない女の子ですから、そりゃー怖い思いをし続けていたんだろうなぁ。
13、14話は姉弟「斎賀つかさ」・「斎賀都希」のお話。
姉「つかささん」は赴任した教師です。
ちょっと特殊なビジュアルと性格でしたが、あやかしを見ることができる普通の人間。
異形らを否定する、「あかるちゃん」とは対極にいるキャラクターでした。
(※ただ、そうなる理由も分からんでもないですね)
こうした漫画なので、当然ながら彼女もえっち展開からは逃れられません。
エロス的に派手で、盛り上がるエピソードです。
15話はちょっとした息抜き話。
「リン」とのお出かけなのですが…駅前に落ちていた「鬼火」に懐かれてしまう「あかるちゃん」です。
そうしたコメディーとちっくな場面ほか、楽しそうな顔が多く見れる回。
前述した、カレー食べたくなる~というのはこちら。
文化祭な16、17話。
学校の各所に強力なお札が貼り付けられていて。
「明楽くん」、「鬼一くん」らもその呪力を受けてしまうのでした。
仕掛けた張本人については、たぶん察せられると思います。
(※実際、それはあっさり判明する)
16話の「あかるちゃん」は文化祭での座敷童風衣装。
解呪のため奮闘しておりました。
17話は同理由で苦しむ「明楽くん」をお見舞いに行く「あかるちゃん」です。
たぶん、「鬼一くん」よりは彼氏候補に近く。
たっぷり1話分のページが割かれて、ラブラブしていました。
最後の台詞に注目。
※ヒロイン特集③:挟まれる「あかるちゃん」
収録18話から23話までが、今回単行本のメインです。
「あかるちゃん」の目について秘密を握る、「サトリ」とのシリーズ話。
実は、異形を見るだけでなかった事が判明します。
これが結構重く…。
まぁ、よくも育ったなぁ、という感じ。
(ただ、そうした経験などもオチの前フリですかね)
やはり、こちらでも嫁候補となっている彼女。
あちこち学校などのえっちが楽しめます。
なお、特に前半は「リン」の台詞を覚えておきましょう。
描き下ろしは3ページ。
「鬼一くん」を主役としたお話になっていました。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「佐藤沙緒理」センセでした。
当ブログでは、「リリィがヤラせてあげる」を紹介しています。
ぶっちゃけ、お名前は頭になく。
店頭でふと目に入ってきた、あの↓表紙に釣り上げられました。
ざっと見で1巻目ではなく。
オムニバスでない雰囲気があり、通常であれば見送るところなのですが…。
あちらの↓表紙のパワーに負けて、試しに買ってみたという訳。
いや、凄かったです。
センセが描かれるちょっと癖のある美少女と、奇怪な妖怪らの交わりは抜群。
読み終わったのち、慌てて1巻を探したのですが…ほぼ絶版状態でした。
(※販売してた中古もやたら値段する)
ぜひ「松文館」さんには、1巻の再販をいただきたく、お願い致します。
私は絶対に買います!
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