■優等生はビッチです (千要よゆち)
★まんがデーター [17.0/20.0]
・絵柄 :●●●●◎
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●◎
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] 制服、むちむち、積極的
・構成 : 短編×5話(うち「清く正しくいやらしく」×3)
・おまけ: あとがき漫画、ラフ絵。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「千要よゆち(ちよう・よゆち)」センセの「優等生はビッチです」です。
※優等生「清井直美」
【 構成・絵柄 】
収録はメイン中編と短編。
話数は少ないですが、1話あたりのページ量は多く。
全体で180ページくらいのボリュームがあります。
ほぼ表題作なメイン中編は、3話のストーリーもの。
ヒロインが主人公視点となっていて、相手となる男性らが各話で異なっています。
それなりにブラックな色はあるものの、つくりは重過ぎず。
成年漫画的に楽しめることと思います。
なお、この中編は収録のうち約8割を占めていて、読み応えある仕上がりでした。
短編らはラブコメ的な仕上がり。
そちらは読後感の調整(気分上げる)に丁度良い感じのお話になっています。
しっかりとした線での作画。
全体の色づき、濃淡はおおむね丁度良いくらい。
描き込みはややあっさりですが、逆にコテコテはしていなく。
不足感はありませんでした。
コマ割りは枠間がしっかり確保されていて、ちらほらはみ出し。
比較的広さがあり、見易く迫力があります。
擬音の感じも良いですね。
背景や小物はさっぱりとした描き方なのですが。
バランス感など問題なく、漫画を邪魔していません。
人物絵は丸く広い輪郭と、ポツンとした鼻が特徴。
どちらかと言うと可愛らしく仕上がっていましたが、そうまんが・漫画はしてなく。
癖はあるものの強めではなく、幅広く好まれるタイプに感じました。
判断については、カット絵が多く見易い裏表紙が良いでしょう。
ただ、そちらはメイン話だけなので、ちょっと注意。
そう引っかかりはしないもののの、収録の短編らは原稿時期に差があるようです。
【 収録話 】 5話収録
005:「清く正しくいやらしく」 3話
学校で委員長も務める「清井直美」
清楚で優しく、教師からの信頼も厚い、容姿そのままな優等生でした。
が、しかし。
そんな彼女でしたが、とある切っ掛けを境に豹変。
優等生の仮面はそのままに、裏ではあらゆる背徳的行為にて快感を得るようになっていたのでした。
ごく簡単にはそんなお話。
エロい優等生を主人公とした連続話。
個人的には、漫画のタイトルよりも単行本表題のがしっくりくる気がしましたよ。
ちなみに、”ビッチ”という単語を改めて調べてみたところ~
■ビッチ(英: bitch)
女性に対する罵り文句として用いられることのある俗な表現。
とりわけ「とんでもない尻軽女」という意味合いを込めて用いられる場合が多い。
それが事実かどうかは度外視して「そういう雰囲気をまとっている女」という意味合いで用いられることも多い。
(※weblio辞書より)
※「直美さん」の本性
そんな感じでした。
こちらのヒロイン「直美さん」は、おさげの黒髪で制服もキチンと着ていて、正しい言動の優等生であり。
先の辞書文言の後半にあるような、”いわゆるぱっと想像されるようなソレ”ではなく、性質がソッチ側なのでした。
ううむ、質悪いタイプですね(笑)
窃盗や援交は経験済みで、漫画ではクラスメイトや教師らと関係していくのですが、そんなんでもまったく満たさることはなく。
最終的に、当人にも気付いていなかった、”心の奥で欲していたもの”に気付くというお話。
ある意味では幸せな結末か。
彼女の心理的な面など、個人的には納得感あって非常に良かったんですが。
壊れてしまっているような「直美さん」が、なんだか怖くも感じましたよ。
1話目の相手はクラスメイト「未堂貞男」
前半5ページは、まさしく表面上な彼女。
ただ、制服からでも分かる、巨乳っぷりが凄い。
経験値の結果かな。
目元のホクロもまたポイントでしょう。
こちらの切っ掛けは、「未堂くん」が告白のため彼女を呼び足したこと。
今時、手紙というのは古風ですね。
あれは「直美さん」のイメージに合わせたのかな。
素を見せた彼女が凄い。
ああした娘から、いきなりあーされたら…男性側は大パニックでしょう。
「数えられないくらいっ…」
という発言から察するに、「未堂くん」はなんとなく彼女から発せられるエロスを感じていたのかな。
オチ部分にて、何やら言っていましたが…。
彼程度では荷が勝ちすぎるでしょう。
2話目は教師「上木」
既婚者で現在奥様が妊娠中なのでした。
よくそんな時に~とか女性や未経験な方は思われるかもしれませんが。
男性の防御力が最も低いタイミングですよ、あれ。
そんなんを優等生「直美さん」が見逃す筈もなく。
しっかりターゲットにされてしまうのでした。
こうした漫画ではありがちですけど、自宅に1人だけ招くのは危険。
2人の関係までは勘ぐられなくとも、贔屓しているようには見られてしまう。
(※実際、2人きりではなく奥様もいた)
訪問する際、わざわざ制服を着ていく「直美さん」が凄い。
さすがは優等生。
隙がない。(※ついでに、しっかりエロい)
また、席配置もあって、隣に座ったのは「上木くん」の大失敗。
あれは床でも、絶対に対面に座るべきだったと思います。
そうした彼に対し、「直美さん」のたたみ掛けが凄まじいので、見逃さぬように。
ううむ、質悪いなー。
なお、準備も万端であり、ノーブラだったりしていました。
例え対面でも…そんなんチラつかされて撃沈してそうね(笑)
最終話は…内緒。
ただ、漫画ではここまでにちらほら示されていたので、勘の良い人は想像できるかな。
こちらの6ページ目(※扉絵ページ含む)がなんだか印象的。
ネタバレ避けるため、ざっくり表現になりますが…色々なものが邪魔して、巧く甘えられていなかったのではないか。
こちらの切っ掛けは、ちょっと可笑しいです。
いや、アンタ自業自得だって、見苦しい。
(※しかも、後半はゲスい)
これまで「直美さん」は表面にしていないものの、そう隠蔽しようという雰囲気もなく。
いつか、こうなる運命だったのでは。
また、ああした場面で素直な言葉を伝えたのは、良かったのか、はたまた悪かったのか。
個人的には、プライド捨てて全てぶちまけたのは正しかったと思います。
前述したように、彼女は幸せかもしれませんが、全体ではバッドエンドですかね。
145:「ブラとら」
こちらは兄妹の近親モノ。
ただし、風味はラブコメになっていて、ブラックな色はありません。
兄は妹モノのエロゲーをするだけでなく、なんとなく実妹にもちょっかい掛けるような変態。
その妹「紗柚(さゆ)」は、なにがいいのか、そんな兄を密かに想っていたのでした。
ああした性的なことをする以前は、おそらく…「紗柚ちゃん」を普通に溺愛していたと思われ。
そんなんがため、彼女の感覚も狂っていったのかな。
実際、下着漁るような変態行為をしつつも、隣の風呂場に突入するようなことはしてなく。
以前は”普通の溺愛”だったものが、成長につれてちょっとしたエロいやり取りに興奮していたのではないでしょうか。
(※で、ああして足蹴にされることで距離を保つ)
個人的には、ああして一度関係してしまった兄妹が、どういうシチュエーションで2回目に突入していくのか、興味あります。
※左:妹「紗柚」、右:店長「京子」
161:「コンビニの女」
変わり者の女店長がいるが時給は超高い、と噂があるコンビニ。
金欠となっていた主人公「安田」は、試しにそちらのバイトに応募したのでした。
エロいお姉さんという、店長「京子」さん。
冒頭の5分間は果たして何を見定めていたんだろう。
採否はおそらく、ゴミ捨て後の4コマで決めたと思うんですね。
いや、あの4コマは最終チェックかな。
年下のバイトくんに「オナ禁」とか言わないように。
後半のくだりなど見る限り、おそらく隠そうという意思はさしてないようで。
欲望に忠実なんでしょうね。
お客さんの反応とか見る限り、あんなんも珍しくないのでは。
【 その他 】
そんなこんなで、本日はお馴染み「千要よゆち」センセでした。
当ブログでは「ミダレはじめたカラダ」、「輪姦学園 敗北者達は淫れ舞う」、「頭の中はいつも卑猥妄想中」、「制服の奥の気持ちいいトコ」、「学園性処理活動」、「疼くカラダ、開発は玩具で」などを紹介しています。
いちおうモレはないかな。(※現在名義での単行本)
今回の単行本は「ティーアイネット」さんのHPで↓表紙を見かけ、ゲットしたい漫画の筆頭格でした。
分かり易く、良い表紙絵ですよね。
(ちなみに、中扉は同イラストの文字なしパターンで、もう少し視点引いており、見応えあるものでした)
ただ、うーん…悪くはないのだけど、期待とはやや違った。
なんというか、ラブコメちっくで、もう少し可愛らしさが欲しかったかなぁ。
「直美さん」の容姿は凄い良いんですけどね…。
これまで読んできて~
センセの絵柄は非常に好みで刺さるんですが、あまりお話は合わない。
個人的には断然短編の方が良いですね。
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・絵柄 :●●●●◎
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●◎
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] 制服、むちむち、積極的
・構成 : 短編×5話(うち「清く正しくいやらしく」×3)
・おまけ: あとがき漫画、ラフ絵。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「千要よゆち(ちよう・よゆち)」センセの「優等生はビッチです」です。
※優等生「清井直美」
【 構成・絵柄 】
収録はメイン中編と短編。
話数は少ないですが、1話あたりのページ量は多く。
全体で180ページくらいのボリュームがあります。
ほぼ表題作なメイン中編は、3話のストーリーもの。
ヒロインが主人公視点となっていて、相手となる男性らが各話で異なっています。
それなりにブラックな色はあるものの、つくりは重過ぎず。
成年漫画的に楽しめることと思います。
なお、この中編は収録のうち約8割を占めていて、読み応えある仕上がりでした。
短編らはラブコメ的な仕上がり。
そちらは読後感の調整(気分上げる)に丁度良い感じのお話になっています。
しっかりとした線での作画。
全体の色づき、濃淡はおおむね丁度良いくらい。
描き込みはややあっさりですが、逆にコテコテはしていなく。
不足感はありませんでした。
コマ割りは枠間がしっかり確保されていて、ちらほらはみ出し。
比較的広さがあり、見易く迫力があります。
擬音の感じも良いですね。
背景や小物はさっぱりとした描き方なのですが。
バランス感など問題なく、漫画を邪魔していません。
人物絵は丸く広い輪郭と、ポツンとした鼻が特徴。
どちらかと言うと可愛らしく仕上がっていましたが、そうまんが・漫画はしてなく。
癖はあるものの強めではなく、幅広く好まれるタイプに感じました。
判断については、カット絵が多く見易い裏表紙が良いでしょう。
ただ、そちらはメイン話だけなので、ちょっと注意。
そう引っかかりはしないもののの、収録の短編らは原稿時期に差があるようです。
【 収録話 】 5話収録
005:「清く正しくいやらしく」 3話
学校で委員長も務める「清井直美」
清楚で優しく、教師からの信頼も厚い、容姿そのままな優等生でした。
が、しかし。
そんな彼女でしたが、とある切っ掛けを境に豹変。
優等生の仮面はそのままに、裏ではあらゆる背徳的行為にて快感を得るようになっていたのでした。
ごく簡単にはそんなお話。
エロい優等生を主人公とした連続話。
個人的には、漫画のタイトルよりも単行本表題のがしっくりくる気がしましたよ。
ちなみに、”ビッチ”という単語を改めて調べてみたところ~
■ビッチ(英: bitch)
女性に対する罵り文句として用いられることのある俗な表現。
とりわけ「とんでもない尻軽女」という意味合いを込めて用いられる場合が多い。
それが事実かどうかは度外視して「そういう雰囲気をまとっている女」という意味合いで用いられることも多い。
(※weblio辞書より)
※「直美さん」の本性
そんな感じでした。
こちらのヒロイン「直美さん」は、おさげの黒髪で制服もキチンと着ていて、正しい言動の優等生であり。
先の辞書文言の後半にあるような、”いわゆるぱっと想像されるようなソレ”ではなく、性質がソッチ側なのでした。
ううむ、質悪いタイプですね(笑)
窃盗や援交は経験済みで、漫画ではクラスメイトや教師らと関係していくのですが、そんなんでもまったく満たさることはなく。
最終的に、当人にも気付いていなかった、”心の奥で欲していたもの”に気付くというお話。
ある意味では幸せな結末か。
彼女の心理的な面など、個人的には納得感あって非常に良かったんですが。
壊れてしまっているような「直美さん」が、なんだか怖くも感じましたよ。
1話目の相手はクラスメイト「未堂貞男」
前半5ページは、まさしく表面上な彼女。
ただ、制服からでも分かる、巨乳っぷりが凄い。
経験値の結果かな。
目元のホクロもまたポイントでしょう。
こちらの切っ掛けは、「未堂くん」が告白のため彼女を呼び足したこと。
今時、手紙というのは古風ですね。
あれは「直美さん」のイメージに合わせたのかな。
素を見せた彼女が凄い。
ああした娘から、いきなりあーされたら…男性側は大パニックでしょう。
「数えられないくらいっ…」
という発言から察するに、「未堂くん」はなんとなく彼女から発せられるエロスを感じていたのかな。
オチ部分にて、何やら言っていましたが…。
彼程度では荷が勝ちすぎるでしょう。
2話目は教師「上木」
既婚者で現在奥様が妊娠中なのでした。
よくそんな時に~とか女性や未経験な方は思われるかもしれませんが。
男性の防御力が最も低いタイミングですよ、あれ。
そんなんを優等生「直美さん」が見逃す筈もなく。
しっかりターゲットにされてしまうのでした。
こうした漫画ではありがちですけど、自宅に1人だけ招くのは危険。
2人の関係までは勘ぐられなくとも、贔屓しているようには見られてしまう。
(※実際、2人きりではなく奥様もいた)
訪問する際、わざわざ制服を着ていく「直美さん」が凄い。
さすがは優等生。
隙がない。(※ついでに、しっかりエロい)
また、席配置もあって、隣に座ったのは「上木くん」の大失敗。
あれは床でも、絶対に対面に座るべきだったと思います。
そうした彼に対し、「直美さん」のたたみ掛けが凄まじいので、見逃さぬように。
ううむ、質悪いなー。
なお、準備も万端であり、ノーブラだったりしていました。
例え対面でも…そんなんチラつかされて撃沈してそうね(笑)
最終話は…内緒。
ただ、漫画ではここまでにちらほら示されていたので、勘の良い人は想像できるかな。
こちらの6ページ目(※扉絵ページ含む)がなんだか印象的。
ネタバレ避けるため、ざっくり表現になりますが…色々なものが邪魔して、巧く甘えられていなかったのではないか。
こちらの切っ掛けは、ちょっと可笑しいです。
いや、アンタ自業自得だって、見苦しい。
(※しかも、後半はゲスい)
これまで「直美さん」は表面にしていないものの、そう隠蔽しようという雰囲気もなく。
いつか、こうなる運命だったのでは。
また、ああした場面で素直な言葉を伝えたのは、良かったのか、はたまた悪かったのか。
個人的には、プライド捨てて全てぶちまけたのは正しかったと思います。
前述したように、彼女は幸せかもしれませんが、全体ではバッドエンドですかね。
145:「ブラとら」
こちらは兄妹の近親モノ。
ただし、風味はラブコメになっていて、ブラックな色はありません。
兄は妹モノのエロゲーをするだけでなく、なんとなく実妹にもちょっかい掛けるような変態。
その妹「紗柚(さゆ)」は、なにがいいのか、そんな兄を密かに想っていたのでした。
ああした性的なことをする以前は、おそらく…「紗柚ちゃん」を普通に溺愛していたと思われ。
そんなんがため、彼女の感覚も狂っていったのかな。
実際、下着漁るような変態行為をしつつも、隣の風呂場に突入するようなことはしてなく。
以前は”普通の溺愛”だったものが、成長につれてちょっとしたエロいやり取りに興奮していたのではないでしょうか。
(※で、ああして足蹴にされることで距離を保つ)
個人的には、ああして一度関係してしまった兄妹が、どういうシチュエーションで2回目に突入していくのか、興味あります。
※左:妹「紗柚」、右:店長「京子」
161:「コンビニの女」
変わり者の女店長がいるが時給は超高い、と噂があるコンビニ。
金欠となっていた主人公「安田」は、試しにそちらのバイトに応募したのでした。
エロいお姉さんという、店長「京子」さん。
冒頭の5分間は果たして何を見定めていたんだろう。
採否はおそらく、ゴミ捨て後の4コマで決めたと思うんですね。
いや、あの4コマは最終チェックかな。
年下のバイトくんに「オナ禁」とか言わないように。
後半のくだりなど見る限り、おそらく隠そうという意思はさしてないようで。
欲望に忠実なんでしょうね。
お客さんの反応とか見る限り、あんなんも珍しくないのでは。
【 その他 】
そんなこんなで、本日はお馴染み「千要よゆち」センセでした。
当ブログでは「ミダレはじめたカラダ」、「輪姦学園 敗北者達は淫れ舞う」、「頭の中はいつも卑猥妄想中」、「制服の奥の気持ちいいトコ」、「学園性処理活動」、「疼くカラダ、開発は玩具で」などを紹介しています。
いちおうモレはないかな。(※現在名義での単行本)
今回の単行本は「ティーアイネット」さんのHPで↓表紙を見かけ、ゲットしたい漫画の筆頭格でした。
分かり易く、良い表紙絵ですよね。
(ちなみに、中扉は同イラストの文字なしパターンで、もう少し視点引いており、見応えあるものでした)
ただ、うーん…悪くはないのだけど、期待とはやや違った。
なんというか、ラブコメちっくで、もう少し可愛らしさが欲しかったかなぁ。
「直美さん」の容姿は凄い良いんですけどね…。
これまで読んできて~
センセの絵柄は非常に好みで刺さるんですが、あまりお話は合わない。
個人的には断然短編の方が良いですね。
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