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■真夜中の夜子さん (砂漠)

★まんがデーター [18.0/20.0]
・絵柄 :●●●●◎
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●◎
・属性 : [成年] ロリ、ブラック、制服
・構成 : 9話収録(うち「真夜中の夜子さん」×7、
             「妹のともだちシリーズ」×3)
・おまけ: あとがき絵、イラスト、夜子さんの1日、漫画「まっぴるまの昼子さん」、
     カバー裏に漫画「真夜中の夜子さん 細菌学者編」・
     漫画「妹のともだち 駐車場編」
     
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「砂漠(さばく)」センセの「真夜中の夜子さん」です。

黒制服・黒帽子の「夜子さん」
※黒制服・黒帽子の「夜子さん」

 【 構成・絵柄 】

ほとんどが表題作という1冊。
全9話のうち、ショートが2話、おまけ的な漫画がカバー裏などにあります。
短編2話は別シリーズなのですが…実はちょっと関連もしてました。
詳しくは後述しますね。
ほか7話は基本オムニバスなシリーズもの。
某、笑ってる太めなセールスマン~みたいな系統です。
ブラック成年漫画、ですかねー。
紹介帯には、現代妖性奇譚、といった表現になっていました。
なるほど、確かにそんなんか。
くくりLOなので、登場ヒロインらはそっち系。
えっちはややハードなものがあり、またお話はブラックさもあったので…。
色々と読み手を選ぶだろう1冊でした

しっかりした強い線での作画。
収録シリーズがため、全体も暗めで重い雰囲気。
(※ただし、そのほか短編、おまけ漫画などはコメディーちっくで色彩も明るめ)
コマ割りは大きな変化なく、収まり良く。
枠間もだいたい確保されていました。
漫画お上手で、動と静、明と暗といった両極端なものをしっかり表現されてます。
特にメイン部分では、そのパンチ力に圧倒されるでしょう。
背景や小物なども優れていて、画面には説得力がありました。
人物絵は横に広い輪郭と華奢な体のロリ絵。
横長目の可愛いものですが、ちょっとした妖しさもあります。
カラーでもそう変化ないですが、判断は紹介帯のカット絵が判断にオススメ。

 【 収録話 】 9話収録

『真夜中の夜子さん シリーズ』
001:「夜子を好きにしていいよ」
029:「夜子のこと守ってくれる?」
053:「夜子をいっぱい愛してね」
077:「夜子は何されちゃうのかしら」
101:「夜子のこともっと知りたい?」
125:「そんなに夜子が欲しいの?」
181:「夜子のファンだから特別よ」
ネットなどで噂になっている、”真夜中の夜子さん”
曰く、毎夜都会のどこかに「夜子」と名乗る女の子が現われ。
男をたぶらかして、またどこかへ消えていくのでした。

収録1話目「夜子を好きにしていいよ」
感謝の新人女性からも馬鹿にされていた、サラリーマン「夢田」
復讐したい、と悔し涙を流す彼の前に「夜子」と名乗る女の子が現われたのでした。
こちらの「夜子さん」は黒制服・黒い帽子、ランドセルという出で立ち。
これが基本的なもの。
漫画では妙な地下室に彼を誘い、そちらで始めてます。
前半での挑発っぷりが見事
その後の反応もまた凄いです。
演技派ですね…。
オチはあんなんですが、切っ掛けとなる新人女性がため…自業自得という感じでした。

そのた服装の「夜子さん」
※そのた服装の「夜子さん」

2話目「夜子のこと守ってくれる?」はタクシー運転手。
客を降ろして停車していた彼の前に、「夜子」と名乗る女の子が現われたのでした。
こちらの「夜子さん」は全裸にキャミソールだけ、みたいな姿。
髪はツインテールにしてました。
彼女を追って来る男性があり、主人公は彼女を助けるため車に乗せたのですが…。
怯えるどころか、にやあ、と笑っていたのです。
色々と怖いエピソード。
ここで主人公目線のタクシー運転手は、直接のターゲットではなく。
巻き込まれた系ですね。
あと、もうひと押しでえっちできたのにねー(笑)
オチ前での「夜子さん」の台詞にぞくぞくさせられると思います。
1発殴られてはいたものの、おおむね無事だった稀有な例です。

3話目「夜子をいっぱい愛してね」は学校教師。
とある生徒に性的な好意を抱いていた彼。
ネット掲示板へ匿名で書き込むことで、発散していたのですが…。
届いたダイレクトメールにあった画像がため、そのサービスを依頼したところ…。
「夜子」と名乗る女の子がやって来たのでした。
こちらの「夜子さん」は彼の学校の制服姿。
髪型はだいたい通常のままで、帽子なし。
当然ですが、好意を抱いていた生徒と瓜二つ…いや、ちょっと目が妖しげか。
にせヒーローみたいなん。
エロさはあるものの、彼の意に沿ってか多少抑え気味。
1話目の「夢田」はあっさり落としたようでしたが、こちらの彼には長期的な仕掛けでものの見事に落っことしてます。
まさしく、某・笑ってるセールスマンみたいなお話でした。

4話目「夜子は何されちゃうのかしら」は残業続きのサラリーマン。
終電まで残業、が続いていた男性。
朝の車内でふと犯罪現場を目撃したものの、何もできぬままで頭に引っ掛かっていたところ。
帰りの終電にて似たような女の子が目前にいたのでした。
こちらの「夜子さん」は1話目と似た、スタンダードな恰好。
リボンの色が白で可愛らしいですね。
…で、お話はこれまたヤバいもの。
まさしく紙一重なシチュエーションでした。
その一枚を越えるか・どうか…、という、誰しも経験あるだろうもの。
ちらほら聞こえている、カサカサとした音が不気味でした。
描かれてるのは犯罪行為なのでマジでやらんように

5話目「夜子のこともっと知りたい?」は田舎に住む天文学好き男の子。
町内の夏祭りの日、神社境内で「夜子」と名乗る女の子と出会ったのでした。
主人公男性が過去を語っている、特殊な流れでのエピソード。
こちらの「夜子さん」は浴衣姿。
狐の面をつけていますね。
展開はまさにひと夏の思い出、といった感じ。
まぁ、ちょっと「夜子さん」のエロ度が強いですけどね。
(それでも抑え目)
ストーリーはありがちなものの、あの「夜子さん」と関わって無事だった、このシリーズとしては実に珍しい男性になります。

6話目「そんなに夜子が欲しいの?」は”女狩り”に出ていた男性3名。
ここで「夜子」はすでに捕まった状態。
服装は1話目そのままですね。
相手がそうした犯罪者集団なため、前半は普通の女の子のように振る舞い、後半から反撃を仕掛けていきます。
まぁ、こちらも自業自得なのですが、なかなかに酷いオチです。

収録での最終話「夜子のファンだから特別よ」は8ページのショート。
セオリーとは違い、男性から「夜子さん」に声を掛けるという逆展開です。
…でね。
こちらのエピソードは「夜子さん」の真実に迫る内容なのですけれど…。
ひでるさん的には、正体不明なままでいて欲しかったなぁ。
やるにしても、「夜子さん」視点にする(彼のリアクションのみにする)とか、シルエッとするとか…ハッキリ示さない方が良かったのでは、と感じました。
ただし、こうしたシリーズの決着話としては、実に良く出来たエピソード。
結末も含めて。
男性としても、あーなったものの…幸せだったのではないかなぁ、って。

なお、「夜子さん」はカバー裏漫画にも登場しているのですが。
こちらはドコメディーでした。

147:「妹のともだち Homecoming」
171:「ロリとの遭遇」
妹「たかこ」の友人「セキレイ」は、可愛く、歳不相応なやり取り上手。
そんな彼女に誘われ、兄はいつからか、えっち関係となっていたのです。
彼女からのメールで、”遅くまで親が不在”だと家に招待されたのでした。
前単行本「俺は屑だからこそ救われる権利がある!」から続くシリーズです。
ツインテールで落ち着いた物腰の「セキレイちゃん」
実にエロい娘で、到着した彼にフーゾクちっくなプレイを仕掛けています。
いつもはたかちゃんから隠れながら~」ということで。
思い切り声を出せるこのシチュエーションを楽しんでいました。
後半は妹「たかこちゃん」から電話があり…。
最中にも関わらず「セキレイちゃん」が応答したため、”いつものようなプレイ”となってます。
やっぱりそんなんがお好みなのね。

妹のともだち「セキレイちゃん」
※妹のともだち「セキレイちゃん」

続いて収録の「ロリとの遭遇」にも、お兄ちゃん・「セキレイちゃん」らが登場しているのですが。
タイトルから察せられるだろうそのまま、SFちっくな番外編的なものです。
8ページのショート漫画で、コメディー調。
宇宙人も登場するのですが、その名前は「スペース=ヨル子」ということで。
実は表題シリーズもかかってました。

また、2人はカバー裏漫画にも登場してます。
こちらでの「セキレイちゃん」がまた実に良い味出してましたよ。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「砂漠」センセでした。
ブログでは「女の子のおもちゃ」、「俺は屑だからこそ救われる権利がある!」を取り上げています。
↓表紙が公開されてから、狙っていました。
おおむね期待通りなもので嬉しい。
…と。
ブログ書く際に、ふと見て分かりましたが。
今回のコレは、初単行本に収録されていた「水曜日の夜子さん」を連続話にしたものですね。
そっち刺さった人には特にオススメ。

真夜中の夜子さん

真夜中の夜子さん (TENMACOMICS LO #316) コミック 2022/11/28 砂漠 (著)


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■おんなのこのがっこうせっくす (紅村かる)

★まんがデーター [16.0/20.0]
・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] ラブコメ、学園、制服
・構成 : 短編×10話。
・おまけ: あとがき、作品解説、加筆修正あり、
     描き下ろし「新元号改正当時ボツになった時事ネタ縮小版」 

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「紅村かる(べにむら・かる)」センセの「おんなのこのがっこうせっくす」です。

水泳部「志水」・「深月」
※水泳部「志水」・「深月」

 【 構成・絵柄 】

収録は描き下ろしを含めて10話ほどの短編群。
ただし、ゲスト出演とかなんとかで同世界なエピソードがちらほらあり。
お話世界の広がりを感じられます
漫画はタイトル通りで、学校・制服をたっぷり堪能できるつくり。
ジャンルはラブコメで、たいがいは甘く・楽しく描かれているのですが。
ちょっと、ビターなところもありました。
そうした味付けがため、短編ながらお話も読むに優れていて。
完成度の高い1冊だと思います。

しっかりとした細線での作画。
濃淡はやや強く、全体の色づき・描き込みは丁度良いくらい。
コマ割りはやや細かめ。
だいたい枠間は確保され、目立つ乱れ・崩れもなく。
原稿は綺麗にまとまっていました。
見易い仕上がりです
ちょっと気になる箇所もありましたが、背景や小物はおおむね問題なし。
漫画もそんな印象。
次の単行本では安定感も増してくるかなー、って思いました。
人物絵は鼻が特徴的で、広めな輪郭と横長な目のお姉さん系。
身長があってバランス感良く、目立つ癖もないため万人に好まれそうなものです。
カラーでも特に変化はないので、判断は↓表紙・裏表紙で良いでしょう。

 【 収録話 】 10話収録

003:「Rec:Girlfriends Ecchi」
友人「健司」は付き合う「花帆」とのえっちを撮影しており。
「雅也」に幼馴染み「光」との仲を後押しするのでした。
中扉が「光さん」です。
画面越しだと、また違った感じでいいですね(笑)
また「光さん」が登場2ページにて、残分に強気な幼馴染みキャラを見せてくれていただけ…ああしたえっちシーンがより良いものとなってました。
「雅也くん」もやはり撮影するのですが。
同時に「光さん」も撮影していたので、彼自身は「花帆ちゃん」と共有されてると思うよ。
解説での絵はその後の風景なのかな。

光
※光

027:「彼女と水着に着替えたら」
045:「彼女は水着に着替えたら」
告白が実り、晴れてカップルとなった「館山」・「志水」
同じ水泳部がため、彼女の水着姿を間近で見ることとなったのですが…。
どうにも我慢できなくなってしまうのでした。
まぁ、当然ながらその前から見てはいるのでしょうけど。
ああして普通に近づいてこられると、たまんないですよね。
おっぱいでかいし(笑)
また、当人「志水ちゃん」がさして自覚ないというのが凶悪です。
(※次のエピソードなど見る限り、無自覚に男性らの視線を集めているんだろうなぁ、と)

さて、同じく水泳部の新人「刈谷」はカナヅチであり。
部のエース「深月」から泳ぎを教えを受けることとなっていたのです。
正統派カップルという「志水ちゃん」らに対し、こちらの2人は変質的。
特に「深月さん」
オチの描写を見るかぎり、冒頭でのおっぱいもわざとでしょうね。
ターゲット「刈谷くん」を目前に、そうした感をまったく見せないのは凄い。
たぶん、彼では勝ち目なさそうなので…あのまま付き合う(?)こととなるのかな。
ただ、「深月さん」もある程度で気持ち伝えないと、彼壊れちゃうぞ。

081:「model’s inside erotic」
099:「やさビfuture」
風紀委員ながら、後輩男子「逢坂」と付き合う「東雲霧子」
付き合い始めて1カ月というタイミングで、プレゼントをもらったのですが。
かなりのエロ下着だったのです。
そんなんが前者「model’s inside erotic」
裏表紙はこちらの「霧子さん」
お堅い風紀委員女子にエロい事させる、というのはいいもんですわね。
ちゃんと着てきてくれる真面目さが嬉しい。
あれで初えっちというのは、ちょっと意外に感じました。
じわじわ寸止めとかしてたのかなぁ。

進路調査で、「朝比奈咲」が書いてきた内容は”およめさん”でした。
そのため、進路指導に呼び出したのですが…という後者「やさビfuture」
こちらの「朝比奈さん」が↓表紙の娘さん。
ツインテールのギャルちっくな女性で、前話にちらとゲスト出演していました。
教師・生徒のカップルなんだなぁ~と思っていたのですが。
衝撃の結末が。
そちらから考えると、床上手というのも前フリみたいなもんだったのかな。

117:「翠性」
生徒「姫宮」から猛烈なアタックをされる教師。
彼の反応から、もうひと押しだと感じ、覚悟を決めたのでした。
こちらも教師・生徒なカップル。
「姫宮さん」はロングな黒髪の美少女然とした娘さん。
まあね、そんな娘から言い寄られたら、そりゃ溜まらんですよ。
芸術のためには脱ぎませんが、先生のためなら脱ぎますよ?
この台詞が最高。

135:「ご褒日が欲しい!」
金曜日はえっちする日。
そう決めていた、桐生夫妻「亜希」・「聡花」のお話。
えっち日ではあったものの、仕事を持ち帰っていた妻「聡花」がためお預けにされるという流れ。
まぁ、仲が良くてなにより
「亜希くん」は専業主夫なのかな。
そう考えると、「聡花さん」は自分に合った最高の旦那を見つけたんだなぁ…。
どーでも良い事なのですが。
結婚式の際、参列した皆は揃った2人を見て「聡花さん」はそーした趣味なのかーって察するんだろうなぁ、とか感じました。

風紀委員「東雲霧子」、「姫宮さん」
※左:風紀委員「東雲霧子」、右:「姫宮さん」

063:「原田君の素敵なおちんちん様」
153:「原田さんの女神ま〇こ様」
おしとやか系女子・人気ナンバーワンと言われる「美里蓉子」
そんな彼女から、突然告白された「原田」くん。
当然ながらOKの返事をしたのですが…その口から驚くべき台詞を聞くこととなったのです。
タイトルがソレですね。
察するに、「美里さん」は服の上から探っていたようなのですが。
運動時の慣性
温度差による膨張収縮
…とかなんとか、なるほどと思いました。
また、それがため、いつも伏し目がちだった~と繋がるのが最高(笑)

オカルト研の先輩から、告白された「原田」さん。
言動が面白い彼でしたが、実は本当に超能力が使えたのでした。
そんなんが後者「原田さんの女神ま〇こ様」
漫画での描写を見るかぎり、結構な能力者である彼。
しかし、そんな力を得ていながら、ああした目的であるのが楽しい。
まぁ、男はそんなもんか。
そうした前半がため、オチがあーなるとは意外。
能力を極めた結果として、ああした事も分かっちゃったのかなぁ。

あとがきによると、それが前者に繋がるそうで。
作品解説部分には、その後の風景が描かれていました。
「美里さん」の話を聞いて、そういえば~って思い返すのかなぁ、と。

169:「新元号改正当時ボツになった時事ネタ縮小版」 描き下ろし
6ページのショート漫画。
ド・コメディーですわね。
ただ、女の子のああした返しは、カウンターとして抜群かも…とか思いました。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「紅村かる」センセでした。
こちらが2冊目の単行本でいいのかな。
ひでるさんはこちらが初見です。
↓表紙の「朝比奈さん」に引っかけられ。
裏表紙の「霧子さん」に釣り上げられました。
紹介帯を外すと、黒ストッキングな全身が見れてお得(笑)
いいなぁ、あれ。




おんなのこのがっこうせっくす

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■童貞キラーな妹たち (上田リエコ)

★まんがデーター [15.0/20.0]
・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●○○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] ギャル、妹、童貞、ラブコメ
・構成 : カラー(4P)、短編×10話(うち「童貞キラーな黒ギャル姉妹」×6)
・おまけ: あとがき、作品解説(キャラの元ネタ紹介)、
     カバー裏にイラスト「黒ギャル学園」。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「上田リエコ(うえだ・りえこ)」センセの「童貞キラーな妹たち~黒ギャルビッチに狙われた俺のチェリー~」です。

瑞姫
※瑞姫

 【 構成・絵柄 】

収録は表題作の中編と短編。
話数ではちょうど半々となっています。
連続話はタイトル通りなストーリーで、各話の繋がりは軽め。
Wヒロインとなっていて、5話の構成は…たぶん、成年漫画に慣れた方は容易に想像できるタイプだと思います。
詳しくは後述しますね。
そのほか短編群は表題そのままでないものの、ギャルで妹、そして男性側が童貞であるというキーワードは変わってなく。
表題に釣り上げられた方も満足いただける内容と思います。
(※正確には1話だけちょっと違う)
登場ヒロインらはギャル、であるものの。
血縁であるがためか、そう強い描写にはなっておらず。
ラブ…の要素は薄いですが、ラブコメちっくでサッパリと読み易く仕上がっていました。
敷居は低いと思います。

柔らかでかつしっかりとした強い線での作画
全体の色づき良く、色彩はトーン調な灰色。
描き込みは概ね過不足ないくらいです。
コマ割りの変化は大きくなく、はみ出し・ぶち抜き多め。
ほぼ枠間はなく、原稿は賑やかな仕上がりでした。
ただ、先の色味もあって、コテコテとしはしていません
(※かと言って、あっさり風味でもない)
醤油ラーメンくらいな感覚よ。
背景や小物は実に巧い事処理されていて控えめ。
読んでいて特に気になりません。
人物画は大きいぱっちり黒目と、はらうような鼻が特徴の可愛らしいもの。
スタイルはむちむちと肉感的です。
服装、特に下着はデザインも豊富で良い感じ。
コメディー調な表現は崩しも違和感なく、作画は安定しています。
カラーになるとまた雰囲気は異なるのですが、判断はだいたいそちらで問題ないと思います。

 【 収録話 】 10話収録

003:「童貞キラーな黒ギャル姉妹 番外編」 カラー原稿
007:「童貞キラーな黒ギャル姉妹~罪悪感と快感が止まらない近親三角関係~」 5話
実家から出て、1人暮らしをする「謙次」
寮が近い妹「麗(うらら)」はよく部屋に入り浸っていたのですが…。
風俗のバイトをやっていることを知られたため、口止め料として童貞を貰うことを宣言したのでした。
一方、冬休みにやってきた実家に住むもう1人の妹「遥香(はるか)」は、驚くべきことを言い出したのです。
ごく簡単にはそんなお話。

冒頭の番外編はカラー4ページのショート漫画。
2人との派手な複数プレイ漫画になってます。
後の風景ですね。

本編1話目はギャルな妹「麗ちゃん」とのえっち。
バイトもそんなんで経験豊富なこともあってか、”口止め料”として自ら積極的に兄を誘っていました。
彼女によって童貞喪失するため、厳密にタイトル通りなのはここだけ(笑)
まぁ、仕方ないか。
部屋にやってきた時はバイト(風俗)帰りであったため、派手な服装でした。
2話目は「麗」よりさらに年下の妹「遥香ちゃん」
彼女に憬れがあるため、やっぱりギャルちっくなのですが…。
そもそも根は真面目で、言動はそっちに振れてなく。
成年漫画的な、ラブラブえっちとなっています。
なお、彼女はワンピース水着な日焼け跡があり、実に良い感じ。

麗と遥香
※麗と遥香

3話目は再び「麗ちゃん」のターン。
まぁ、「謙次くん」はだいぶ分かり易い反応していたものの。
あっさり見破る彼女はやっぱり女の子ですわね。
鋭い。
こちらはまさに、彼女に弄ばれるようなえっち展開です。
慣れてきている「謙次くん」に注目。
前話のオチから続く4話目は、実家でのエピソード。
ここは父親に注目です。
あーした父親がため、「麗ちゃん」はギャル化したのかな。
(※ただ、「遥香ちゃん」もギャルの恰好できているので、娘には甘いのかもしれない)
ここは「遥香ちゃん」とのえっち展開。
…やっと2人きりになれたね
とかなんとか、ぐさー刺さる台詞を言ってました。
ただ、そんなんは当然「麗ちゃん」が察知するところであり。
最終話へと繋がっています。
そんな訳で、こちらはWヒロインものの定番。
複数えっちです。
2人並んだ姿は結構な破壊力がありました。
…が。
個人的には……喪服姿の彼女らのが刺さってしまいました。
わはは。

129:「黒ギャル妹にお金で童貞を卒業させてもらった件。」
前話はWヒロインに男1人でしたが。
こちらはヒロイン1名に男子2人という構成。
「透」・「大翔」の童貞2人は、プロのお姉さんに卒業させてもらおうと計画していたところ。
それを知った「透」の妹「実亜」は自らその役を買って出たのでした。
この場合、血縁でない「大翔くん」があっさり承諾するのは当然。
問題は兄「透くん」なのですが。
それに至るまでしっかりページを割いていたのは良かったと思います。
妹「実亜ちゃん」が、ややあっさりし過ぎてましたがね。
なお、ちょっとですが複数プレイも描かれています。

157:「酔っ払ったエリート会社員が黒ギャル妹に童貞を奪ってもらう話。」
親の外出で兄と2人きりで過ごすこととなった「瑞姫(みずき)」
会社から帰宅した彼は、真面目でしっかりしている普段が嘘のような泥酔状態。
自分と違って優秀な兄の弱い姿を見た「瑞姫」は~というもの。
普段あーだとすると、なかなかみっともない姿を晒してしまったわね。
ビキニの日焼け跡がエロい「瑞姫ちゃん」
例によってお兄ちゃんをそれなりに好いてはいるだろうけど、特にラブラブな訳でなく。
えっちへの流れについても、結果ギャルになってしまった彼女が優秀ながら童貞であった兄に対して数少ない優位に立てる事であったがため。
はっちゃけてはいるものの(成年漫画だからね)、納得できる展開であったと思います。
ひと勝負終わった後の、「頼む!」なお兄ちゃんがまた良いですね。
うん、そうだと思います。
オチも非常に良く出来ており、収録ではこちらがもっとも好き。
続きを見たいなぁ。

181:「黒ギャル妹の援交を阻止するためら童貞を捧げてみた。」
とある理由から、お金が必要になった妹「紗月」
頼った兄「勇人」の返事は当初イマイチでしたが、最後の手段として援交を言い出したところ交渉は成立。
その担保として、えっちを持ち掛けたのでした。
「紗月さん」の言動を見る限り、特に恋愛感情はないようなのですが。
実兄とかまったく無関係なようで、また「勇人くん」が童貞であると知って、逆にヤル気を見せていました。
凄いな。
こちらは制服えっちです。

紗月、夕海
※左:紗月、右:夕海

199:「妹が露出始めました」
同じキーワードの設定を土台に豊富なバリエーションを見せていた作品群の中で…。
タイトルで分かると思いますが、こちらだけ異なるお話になってます。
兄の趣味が露出であることを知った、妹「夕海」
彼に血縁以上の好意を持っており、またちょうど振られたタイミングであったため…。
自らもその趣味がある、と告げたのでした。
左右の大きなリボンが可愛らしい「夕海ちゃん」
家族旅行で海へ行ったのがメイン。
そちらではビキニの水着を着ています。
普段の服装と違って、紐水着なのは…やっぱり脱ぎやすいためかな。
彼女の趣味ならば、もっとフリフリしたデザイン選びそうですわね。
あのオチは意外でした

 【 その他 】

以上、本日は「上田リエコ」センセでした。
こちらが…4冊目くらいの単行本なのかな。
どこかで見たような印象を受け、ゲットしてきたのですが。
ひでるさんはどうやらこちらが初見なようでした。
今回単行本は前述したとおりで、ガッチリ揃った設定。
よくよく見たところ、前の単行本もそんな系統なのね…。
よほどこんなんお好きなのかな。


みっくすパーティ」


童貞キラーな妹たち ~黒ギャルビッチに狙われた俺のチェリー~ (GOT COMICS) (日本語) コミック (紙) アダルト, 2020/2/25


童貞キラーな妹たち


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■餌付けハニー ~啜って齧って舐めたくて~ (大波耀子)

★まんがデーター [20.0/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●●
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] ラブコメ、食事、巨乳、積極的
・構成 : 11話収録(うち「食べさせたい・シリーズ」×4、
            「穴繋がりの僕ら」×3、「熱々を召し上がれ」×3)
・おまけ: あとがき・作品解説、
      描き下ろし(?)「おまけまんが/小菅さんと小町さん」

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「大波耀子(おおなみ・ようこ)」センセの「餌付けハニー ~啜って齧って舐めたくて~」です。

デパガ「羽矢さん」
※デパガ「羽矢さん」

 【 構成・絵柄 】

収録は連続話多く、純粋な短編は1つだけ。
その他は前中後編という連続とか、シリーズ漫画となっていました。
ざっくり大きく分けると、エピソードは4本です
それぞれ、ちゃんとタイトル扉がありましたね。
もともと電子書籍だからかな。
タイトルにあるように、収録話には食事ネタ、それ切っ掛けというのが多め。
11話のうち、7話がそんなん。
読むうち、お腹空いてくると思いますよ。
ジャンルは明るく楽しいラブコメ。
お上手なので、普通に読むにも面白いです。
自らエロスイッチ入れるみたいに、女性のがだいたい積極的でした。

しっかりとした線での安定した作画。
色彩は濃すぎず・薄くなく~で、丁度良く。
コマ割りは適度に変化していて、良好なメリハリ具合。
枠間はそれなりに確保されおり、全体としては見易く仕上がっていました。
漫画はコメディー崩し面白く、えっちは迫力があって強弱巧み。
あちこちのバランスも優れてました
背景や小物もお上手で、安心して読み進められます。
人物絵は縦長な鼻と口あたりが特徴的。
どちらかと言うと、可愛いよりも”色っぽい”魅力的なお姉さん~といった印象です。
バストの感じもイイ感じにエロスしてました。
判断は…↓表紙などのカラー絵もまた悪くはないのですが、センセは白黒絵のが断然お上手。
いくらかプラス判定で見てみてください。

 【 収録話 】 11話収録

005:「小菅さんは食べさせたい」 前中後編
063:「小町さんも食べさせたい」
父親の退職祝いで、両親は世界一周に出掛けてしまう。
留守番となっていた「山越隼人」でしたが、それから1ヶ月。
手料理を欲するあまり、弱っていたところ…。
突然部屋に上司「小菅」がやって来たのでした。

カレーくらい、自分で作んなさいよ…。
なお、手料理をしにやって来た「小菅さん」でしたが、
ぶっちゃけ、料理は調理実習以来だ
~とのことでした。
いや、アンタもかい!
しかし、こちらの「山越くん」は…なかなかの男前ですわね。
モテそうだな。
(※会社上司なので、バレバレでもあー行動はし辛いと思う)

主任「小菅」、弁当屋「小町」
※左:主任「小菅」、右:弁当屋「小町」

玄関になぜか近所の弁当屋「長戸屋」の幕の内弁当があった~という、謎展開の中編。
その犯人を暴くため、「小菅さん」がお泊りする流れ。
うむ、いい口実だ。
ちなみに、彼女は空手2段だそうです。
すげえ。
ただ…スカートなのね(※しかもパンプスだったよ)
果たして、どっちが目的なのやら。
でね、こちらの「小菅さん」が…またえらく可愛いので、必見です。
そんなこんなで、解決となる後編。
こーんなコメディーちっくなお話でしたが、えっちに至るくだりはなかなかシリアス。
ちょっと感動的でした。

続く「小町さんも食べさせたい」はその番外編みたいなイメージ。
公園で昼休憩、お弁当を食べようとしていた「小町」
座っていた横の階段から、腹を空かせた男性が転げ落ちてきたのでした。
前話にも登場していた、「小町さん」をピックアップしたもの。
謎の補足もされてます。
まぁ、巧いこといって良かったねー。
なお、巻末には仲良くなった「小菅」・「小町」のWヒロイン漫画となってました。
えろくないやつですが、面白いです。

083:「穴繋がりの僕ら」 前中後編
地元デパートで働くようになった「羽矢(はや)」
ある日、元カレ「泰年(やすとし)」に職場で偶然再会。
変わらぬチャラさで口説き始め、困っていたところ。
その弟「正睦(まさとし)」が場を収めてくれたのでした。
10年振りに再会したその彼は…断然好みな雰囲気に成長していたのです。

しかし…エラく兄弟で性格違いますね。
昔の風景とほぼ変化ない「泰年くん」に対し、「正睦くん」は実に立派になりました。
漫画では「羽矢さん」にちゃんとアフターフォローしていて。
まぁ、そりゃードキっとしちゃうのも納得。
死ぬほど好み」だそうです。
運命的だわねー。
こうした際、「羽矢さん」は積極的で…しっかりキメてくれました(笑)
中編の冒頭は…またエロい。
しかし、「泰年くん」は単にチャラいだけではないのね…。
あれは犯罪よ。(※後に、キッチリ対応されてました)
こちらは前話オチでの会話と繋がる展開になってます。
後編はデート話。
あーまではしゃいでくれるというのは、男性嬉しいでしょう。
刺さりますよねー。
楽しそうで何より、なのですが。
いったい、これまでどんなデートをしてきたのやら…。
こちらはネカフェでのドキドキえっちです。

ちなみに。
あとがき背景は、「羽矢さん」のデパガ・バージョンでのえっちシーンでした。
ううむ、妄想とかでも良いので、そうしたプレイ欲しかったですよ。

135:「熱々を召し上がれ」 前中後編
勉強に集中すると、寝食忘れてしまう医大生「鳥坂」
同じ屋島荘の「琴平夏樹」は大家の申し出を受け、孫娘である彼女の面倒を見ることとなっていたのでした。

「琴平くん」は調理師専門学校に通っているだけでなく、結構な腕前の様子。
ただ…やっぱりオチの焼肉に惹かれますね。
久々に食いたい。
大家から聞いていた”勉強以外興味ない”というのは間違い。
実に肉食なえっちっぶりでした。
中編冒頭でのお風呂シーン。
あれは危ない
浮かぶおっぱいが大きいです(笑)
しかし…「鳥坂さん」は本当に肉食だなぁ。
こうしたオモシロ漫画なのですが、ラストはちょっと感動的
…ちょっとね。
あれで終わっちゃうかと思ったので、もうひとくだりあって良かった。
白衣でのプレイも見たかったなぁ。

医大生「鳥坂」、隣のお姉ちゃん「桃花」
※左:医大生「鳥坂」、右:隣のお姉ちゃん「桃花」

193:「結婚してよ桃花ちゃん」
小さい頃、隣に越してきたお姉ちゃん的存在「桃花」に一目惚れした「杏侍(きょうじ)」
実際に告白までしたものの、「将来スポーツ選手になったら」と言われ、それから15年。
約束を果たした「杏侍」は決意と共に訪ねたところ~。
私このたび!結婚することになりましたァ
そんな事を言われてしまったのでした。

解説から察するに、前日譚が過去単行本にあるのかな。
漫画中にもありましたが、「桃花さん」好き過ぎで面白い。
まぁ、あの頃の記憶って強いですよね。
結婚、とか言ってた「桃花さん」なのですが…。
実はこの日が4月1日だった、というネタですね。
真面目な成年…でなかった、青年で遊ばないように

 【 その他 】

そんなこんなで、本日はひでるさんがファンの「大波耀子」センセでした。
ふと立ち寄った店頭で見つけました。
まったくノーマーク。
出版社「株式会社ゲネシス」さんも…ここで初めて知りました。
へー。
どうやら……見逃していた単行本が…。
慌ててヨドバシ注文してきました。
こうした際、通販は便利よね。


餌付けハニー

餌付けハニー~啜って齧って舐めたくて~ (ゲネシスコミックス) コミック, 2022/10/5 [アダルト] 大波耀子 (著)


★「大波耀子」センセの漫画紹介記事

うそつきなきみ。
センセイとイイコトしよっか
絶対服従彼女
お嬢様と犬
ヨメビッチ
おねえさまの愛と我儘と欲情と

※「美波リン」名義(※「すずきみら」センセ・「大波耀子」センセの合同名義)

熱愛・生徒会!
夜から朝まで ~From Dusk Till Dawn~
年上の肌 [カノジョノハダ]
ボクのキレイな人だから
ヨメビッチ Yome Bitch
お嬢様とボクのかわいいお姫様
グリーングリーン


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■都合が良くて可愛いメス。 (あたげ)

★まんがデーター [14.0/20.0]
・絵柄 :●●●◎〇
・お話 :●●●◎〇
・漫画 :●●●◎〇
・独創性:●●●◎〇
・属性 : [成年] ロリ、ラブコメ、変態
・構成 : 初単行本、短編×10話。
・おまけ: あとがき。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「あたげ」センセの「都合が良くて可愛いメス。」です。

妹「さやか」
※妹「さやか」

 【 構成・絵柄 】

収録は全て短編での構成。
くくりLOそのままのロリ系漫画です。
いわゆる王道展開もちらとあるのですが…。
基本的にヒロイン側のが積極的で、えっちに誘っております。
結構振れていて、男女のどちらかが変態であるのもポイントでしょう。
詳しくは後述します。
そんな描かれ方のため、漫画はラブコメちっく。
ただしラブ…はそれでいいのか、って感じばかりでしたけどね。
お話は、基本的に…タイトル通りになるのかな。
甘さはないので、そこは間違えぬように。

クッキリとした柔らかな曲線での作画。
それなりに白比率あり、黒色も淡い感じ。
描き込みはおおむね適度なくらい。
コマ割りは比較的大きく、変化は大きめ。
はみ出し多く、原稿は賑やかな仕上がりです。
背景や小物はサッパリとした描写。
バランス感に優れ、キャラ絵の邪魔にならないもの。
違和感はありませんでした
漫符など可愛らしい表現で、擬音も全体の雰囲気と合っており。
コメディー崩しもちらほら。
人物絵は丸い目と丸い頬に、お団子ちっくな輪郭。
微妙なアクセントのある、すとーんとした薄いスタイルのロリちっく絵柄。
一方の男性陣は悪目立ちしていませんでした。
カラーはまた違った印象だったので、判断については紹介帯のカット絵が良いでしょう。

 【 収録話 】 10話収録

003:「大好きな先生」
友人のため、セクハラ教師「熊田」に立ち向かった「倉橋あかり」
その場は巧く収めたように見えていたのですが。
実際には、教師の脅しに屈していたのでした。
収録のヒロインらは、経験値あるエロい女子が圧倒的に多いのですが。
こちらの「あかりちゃん」、後の表題作の娘さんは、イチから教えられています。
(※結果、エロくなってしまう)
そのため、前半はロリ漫画の王道みたいな展開が楽しめます。
中盤から髪型そのほかすっかり変わってしまっていましたが。
1カ月の間に何があったんだ。

倉橋あかり、咲穂
※左:倉橋あかり、右:咲穂

019:「生オナホへの道」
拾った本そのまま、下着を穿かずに登校していた「西條華子」
その際にした授業中のプレイが忘れられず…。
露出癖を開花させてしまったのでした。
雰囲気はやや違いますが、今回の↓表紙はこちらの「華子ちゃん」
オチで下着はそんなんでしたが、あの恰好での彼女も見たかったですね。
タイトルそのまま、漫画は単に露出で終わりません
最終的にはほか女子らも巻き込み、大変なことなっています。

039:「都合が良くて可愛いメス。」
女の子っぽさ、について悩む「咲穂」
ちょうどそんな頃、公園で話しかけてきた中年が「かわいい娘」と言ったため。
嬉しさのあまり、彼に付いていってしまうのでした。
「咲穂ちゃん」はショートカットの可愛らしい娘さん。
この漫画内では、結構長い時間が経過していて。
彼女の変化が楽しめる漫画です。
中盤どーなるのか心配していましたが…。
単にサレるだけでなくて、なんだか良かったなぁ、と。
あれでいいのかどうか分かりませんが
ちなみに↓表紙は「咲穂ちゃん」でないものの、表題はこちらですね。

061:「ロリっ娘にえろいことしてもババアなので非難される謂れはないよねっ」
ぱっと見なんだろうという感じでしたが。
こちらに登場しているヒロインの彼女は…祖母で間違いないみたい。
ギリギリまで人外とかなんとかかと思っていましたが。
山奥に住む祖母とのえっち、と書いた文字面と、こちらの漫画はまったく合致してません。
絵的には独特な言動のロリ少女とのえっち。
途中で制服着た後が良かったですね。

081:「駄目人間が強すぎる!」
デートをすっぽかされた「みずね」
その欲求不満を解消するべく、公園で怪しげな行動をしていた中年を捕まえたのでした。
ギャル系な女子で、したたかな「みずねちゃん」
その勢いは強く、彼を従えるようなプレイをしています。
直接行為をお願いされた際の彼女に注目
凄いことするなぁ。
ただ、それを上回った中年男子もなかなか凄い。

101:「いもうとはあっまあま」
涼やかな容姿のイケメンである兄は、学校で人気ある教師。
しかし、実際の彼は駄々こねる甘えたがり人間だったのです。
兄妹の近親モノ。
切っ掛けは彼なのですが、実際にエロい行為に持ち込んだのは妹「さやか」ちゃん。
漫画でのプレイも始めてのことでなく、すっかり慣れていました。
彼があーなった1つの要因は、はっきり「さやかちゃん」だわね。
オチでああした発言ありましたが。
せめて外ではしっかりしてなさいよ。

125:「ビッチ幼 女は黒人ちんぽの夢はみるか?」
ホームステイで日本に来ていた「マーカス」
親が出掛けて彼と2人きりの機会を得た「シズカ」は、手料理に一服盛り…。
見事えっち展開に持ち込んだのでした。
可愛らしい雰囲気の「シズカちゃん」ですが、タイトル通りで経験豊富。
「マーカスくん」を狙ったのは、彼自身のサイズが大きいだろうと睨んだ為でした。
”平均以下の人とはしない”そうです。
案外彼もノッてきていて、ある意味「シズカちゃん」の期待通りとなっていました。
まぁ、良かったねぇ。

145:「バイブを捨て、街へ出よう」
バイブと別れるため、有名な援交スポットへやってきたものの。
その容姿・体型もあってか、まったく声はかからず…。
自らの現実を知ることとなってしまったのでした。
結構エロい恰好もしているんですがね…。
子供扱いされるだけだし…
そうした発言も見るかぎり、単にロリっぽいだけのようです。
漫画はドがつくほどのコメディー展開。
中盤の「どうしよう…」の前後が実に良い仕上がりでした。

祖母、街へ出ようのヒロイン
※左:祖母、右:街へ出ようのヒロイン

165:「教え子との付き合い方」
大企業グループの1人娘「六神マリア」
転校生な彼女は、なかなか周囲と打ち解けることができず孤立していたのですが。
教師によって、そんな状況を打破することができたのでした。
どうやったのか、実際にクラスの皆とは普通に打ち解けていて。
漫画のくだりがなければ、優秀な教師なんだけどなぁ。
中盤でのくだりがあり、プレイが加速しています。
そんなんも、いちおう彼女側にちゃんと選択肢を用意しているのは良心的か。
学校への献金とか影響力がため、現実であれば「マリアちゃん」の性格は歪むだろうと思われるのだけど。
ああした娘に育っているというのは、少なくとも家庭ではしっかり教育されてるのかも。

185:「おさき枕な営業中」
アイドル「アンナ」と社長のお話。
8ページのショート。
社長は芸能プロダクションのそれでいいのかな。
タイトル通りに枕営業なのですが。
その影響か当人の実力か、実際に雑誌表紙になったりしていて…効果はあるらしい。
オチの社長の一言がゲスくて楽しい。

 【 その他 】

以上、本日は「あたげ」センセでした。
こちらが初単行本とのこと。
おめでとうございます!
どうしようか、店頭で迷った1冊。
↓表紙は良かったんですが、裏表紙が微妙だったんですね…。
アレはもう少しどうにかならなかったのか。
個人的には折り返しの祖母さんがお気に入り。
エロス感もあり、裏表紙はこっちのが良かったのでは??


都合が良くて可愛いメス。

都合が良くて可愛いメス。 (TENMACOMICS LO) 単行本 , 2020/01/31 [アダルト]
 あたげ (著)



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■はだ色の放課後 (羽月ユウト)

★まんがデーター [10.0/20.0]
・絵柄 :●●●◎〇
・お話 :●●●〇〇
・漫画 :●●●◎〇
・独創性:●●●〇〇
・属性 : [成年] ラブコメ、巨乳、水着
・構成 : 初単行本、短編×10話。
・おまけ: あとがき、作品解説、加筆修正あり。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「羽月ユウト(はづき・ゆうと)」センセの「はだ色の放課後」です。

 【 構成・絵柄 】

夏海、奥村あみ
※左:夏海、右:奥村あみ

収録は全て短編での構成。
ラブコメジャンルの現代劇となってす。
冒頭・ラストのエピソードがどちらもビキニの水着で、さらにもう1話ほど競泳水着が登場していて。
なんだか水着イメージな単行本でした。
そのほか、ナース服に浴衣、巫女福などもあります。
お話はこうした成年系のスタンダード。
ぜんぜん悪くないのですが、コレという良さもあまり感じられず…。
パンチ不足ですね。
なんというか、もっとこだわりや想いを前面に出してもいいような気かしました。

しっかりとした線での作画。
全体の色づきはしっかりしていて、やや黒色が強め。
描き込みはそこそこ。
コマ割りは変化少なく、枠間はしっかり確保されていて。
原稿は見易くまとまっています。
背景や小物は引っ掛からないくらい。
漫画も同様で大きなマイナス点なく、やや引き絵が気になるかなー、という程度。
人物画は全体的に縦長で、すらりとした身長。
可愛さと色気のあるお姉さん絵です。
皆さん結構な巨乳であるのが特徴、なのですが。
ちょっと大きすぎるかな…と。
やや不自然に見えるところもあったので、もう数割サイズダウンでもいいかと思います。
おおむね衣服着用時くらい(ブラもあるからね)が丁度いいかと。
↓表紙・裏表紙が彩色もあって白黒絵とはイメージ違うので。
判断については、紹介帯のカット絵がいいでしょう。

 【 収録話 】 10話収録

003:「真夏の憂鬱」
友人「カナ」と海へやってきた「夏海」
しかし、そもそも泳げない彼女は浜辺をうろつくことしかできず。
ナンパ男性に捕まっていたところ…監視員をしていた昔馴染み「健一」と再会したのでした。
中扉はこちらの「夏海ちゃん」
どーでもいいですが、水着のサイズ合ってないよ…。
また、カナヅチ設定の割りに、しっかり肌は日焼けしていて。
日焼け跡なども見られなかったので、そもそも褐色肌なのか、はたまた日サロとかに通ってたりするのかな。
(※中扉のカラー絵でもそうでした)
女性ながら言動は荒く、「健一くん」がイラっとするのも当然。
それがため、可愛らしくなってしまうえっちシーンはいいギャップでした。
個人的には友人「カナちゃん」のが気になりましたが…。
女性2人で海へ来ていながら、別行動しているのが引っ掛かりました。
彼女だけナンパされたりしてたのかな。

021:「再会ホスピタル」
バイク事故で入院することとなった「川島」
そこで会った看護師は、学生時代の先輩「大原巴」だったのです。
個人的には学生時代のが好き。
(※陸上部ユニフォームでした)
ただ、実際あーしたシチュエーションでは手を出せないでしょう。
回想して残念がるというこちらはリアル
それがため、ナースとのえっちを経験できました。

高野舞
※高野舞

037:「ロッカートラップ」
クラスメイト「高野舞」に翻弄され続けていた生徒会役員「吉田」
我慢の限界で、いい加減問い詰めてみたところ…意外な返事が返って来たのです。
↓表紙はこちらのヒロイン「舞さん」です。
タイトルがあんなんなのは、彼のロッカーに隠れていた彼女に脅かされたため。
教師がやって来たタイミングで、2人してロッカー内に閉じ籠ることとなり、えっち発展しています。
なるほど、いい密着感ですもんね。
(※ただ、こうした漫画の常で、ややロッカーは広すぎるかなー)
たぶん、「吉田くん」はずっと翻弄され続けると思う。
もうちょっと、前後とか周辺とか設定すればシリーズにできそう。

055:「千夏の気持ち」
夏休みに実家へ帰省した「山口優太」
そこで家が隣の幼馴染み「千夏」と再会し、2人して夏祭りへ出かけることとなったのです。
成年漫画の定番である夏祭りシチュエーション
そこに浴衣が合わさり、セオリー通り野外えっちに流れています。
裏表紙をゲットしている「千夏ちゃん」
そちらよりも白黒絵のが、ロリっぽい雰囲気出てましたね。
(バランスいいと思います)
解説にも書かれていましたが、収録でそうしたキャラは彼女だけ。
可愛らしく描けてました。

071:「ブラックとは言わせない!!」
アニメーションスタジオで働く「宮田」
既に2日も缶詰状態でしたが、制作進行の「橋本」から明日朝まで締め切りの仕事を振られてしまったのでした。
そうした急を要する状態もあり、とあるシーンのモデルを「橋本さん」が買って出るという流れ。
数年前ならば別ですが、今こんな仕事のやり方したら、一発アウトですわね。
(それでも、こうした職場はまだちらほらあるのですが)
ブラックだよ
いろいろ極限状態が重なってのえっち展開。
もう、勝手にして…
そんな台詞での流れが好き。
結構ギリギリのヤバめな線であったものの、2度目の際にはちゃんと許可求めたのは良かったかも知れませんね。

089:「椿の想い」
社員旅行の下見で温泉旅館にやってきた「久保」
出迎えた若女将は、同サークルの顔見知り「大野椿」だったのです。
露天風呂にて背中流す~と言い出したのが切っ掛け。
そもそも「椿さん」は彼のことが気になっていたので、ここはそんなんでOK。
いけいけー
団体の下見ということで特別な部屋に通しており、露天風呂は個室付きプライベート感あるもの。
(※そのため、えっちも全然大丈夫)
それっぽい言及ないのが、逆に母親(大女将)の底知れぬ感が出ていました。

107:「ふたり稽古」
剣道部の先輩から誘われた「樋山」
彼女の抱える悩みを打ち明けられたのでした。
結構厳しい雰囲気の部であるようなのですが、カップル成立が多いらしく。
なんだろう、練習等に気持ち共有されるなんらかがあるのかなぁ。
道場内では「樋山くん」に意見を求めており。
飲みの席でも彼に悩みを語り、泥酔するほどに信頼をしていて。
当人に自覚ないようでしたが、そもそも好意はあったのだろうと思います。
まぁ、ああした場面であんな台詞を言われたら、男性としては強引に行ってOKでしょう。
あとは剣道ガンバレ。
彼女のが強いんだろうなぁ。

125:「お稲荷様の言うとおり!?」
漫画・映画の定番、お稲荷様女性とのアレコレ。
当然ながら成年漫画との相性も良く、定番ですね。
男性を誘ったお稲荷様が逆襲されてしまう流れ。
巫女服に狐耳・尻尾というセオリーな恰好で、言動もそんな感じ。
何か、もうひとポイントは欲しかったなぁ。

若女将「大野椿」、剣道部の先輩
※左:若女将「大野椿」、右:剣道部の先輩

141:「狼は少女に恐怖する」
同じ水泳部である「石川ゆい」
肝心の一言が言えず、「田中弘樹」は友人関係のまま進展していなかったのです。
ヒロイン「ゆいちゃん」は、女性であるという自覚がまだ薄く、なにかと無防備であるという設定。
そーんな立派な胸しているのに…。
まぁ、故にモテそうではありますよね。
…もしかして、これで終わりじゃないよね?
そんな台詞がポイント。
「ゆいちゃん」に対する評価は彼の主観によるものだったので。
無防備だと感じてるのは、あるいは「弘樹くん」だけかも知れませんね。
オチもあんなんでしたが、より正確に彼女のことが見れるようになっただけでは。

157:「シーサイド☆ハプニング」
叔父がやっている海の家の手伝いに駆り出された「涼太」
引きこもっていた身には重労働で、ギャルちっくなバイト「奥村あみ」とは相性悪く揉めていたのですが。
ふとした切っ掛けで、彼女の違った一面を知ったのでした。
成年漫画のドセオリーみたいな漫画。
多少口悪いものの、こちらの「あみちゃん」はおそらく普通のイイ娘さん。
前半にて彼女に指摘された点をちゃんと受け入れたことが、関係を変えるポイントだったと思います。
こんがりとした肌が魅力的な「あみちゃん」なのですが…先の「夏海ちゃん」同様日焼け跡ではないのね。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「羽月ユウト」センセでした。
こちらが初単行本とのこと。
おめでとうございます!
前述したように、無難なまとまり。
連続話とかあれば、また印象は変わったかなぁ。
なお、紹介帯には「描き下ろしカラー満載」とありましたが。
カラーページは2ページだけ(うち、1ページはもくじ)
落丁か??

はだ色の放課後

はだ色の放課後 (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL) (日本語) コミック (紙) アダルト, 2019/12/27
羽月ユウト (著)
※アマゾン登録なし。


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■CHOCO×LOVE (廃狼)

★まんがデーター [13.5/20.0]
・絵柄 :●●●◎〇
・お話 :●●●〇〇
・漫画 :●●●〇〇
・独創性:●●●●〇
・属性 : [成年] ラブコメ、褐色肌、日焼け跡
・構成 : 初単行本、短編×9話。
・おまけ: あとがき、カバー裏に別絵。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「廃狼(はいろう)」センセの「CHOCO×LOVE」です。

チアリーダー「島村」
※チアリーダー「島村」

 【 構成・絵柄 】

収録は全て短編での構成。
シリーズものとか同一世界みたいなのは有りません。
(たぶん。そんな空気を感じたんですけどね…
ジャンルは紹介帯にもあったように褐色肌
日焼け跡な娘さんも2人いましたが、ほかは全員そんなん。
えっち枠でない女性のみ例外という徹底ぶりでした。
この、単行本の売りを前面に、かつ分かり易くした作戦は成功だと思います
…たぶん。
お話は簡単にはラブコメで、軽めなエピソード群。
ラブ要素はやや薄く、とりあえずお手付きみたいなのもちらほら。
だいたい女性側が切っ掛けを作っており、ブラックな要素はほぼありません。
こうしたネタでの定番だろう水着ほか、占い師、チア服、お祭りでのふんどし姿など、コスチューム面も充実
さらりと楽しめる単行本に仕上がっていました。

しっかりとした強めな線での作画。
全体の色づき・描き込みはそこそこという感じで、それなりに白比率はあり。
いわゆる、単純な黒色が意外に少ないこともあって、コッテリとはしていません。
やや大き目なコマ割りで変化少なく、枠間もだいたい確保されており。
原稿は見易く仕上がっていました。
人物絵は身長と肉付き良く、バランス的にはお姉さん系という雰囲気。
漫画寄りの可愛らしい仕上がりです。
スタイル面はむちっとしていて、売りである褐色肌とよく合っていたと思います
そちらは概ね問題ないのですが…。
背景がだいぶ弱く、また引き絵・小さいコマになると弱さ・不安定さが見え。
全体そう悪くはないものの、粗探ししなくてもやや目に入る印象でした。
カラーとほぽ変化はないため、判断は↓表紙・裏表紙で問題ありません。

 【 収録話 】 9話収録

005:「至近距離レンアイ」
レポートの作成を手伝った「じん」
そのお礼として、家の鍋パーティーに誘われたのですが…。
実は姉「あんな」には内緒で、妹「ゆいな」と付き合っていたのでした。
八重歯の可愛い「ゆいなちゃん」
コタツ内でのアレコレから、酔って寝てしまった「あんな」の横でえっちを始めています。
一週間ぶりらしく、彼女がやたら積極的。
家なのですが、制服のようなものを着てますね。
言動など、雰囲気的に「ゆいなちゃん」は学年が下っぽく…。
いかにして付き合うようになったのか、切っ掛けエピソードとか見たいなぁ。

031:「かんかん日和」
仕事しつつ男あさりをしていたプール監視員「アイリ」
手頃なカップルを見つけた彼女は、
日焼け止めクリームの体験キャンペーン~
…そう、2人が別行動したタイミングで声を掛けたのでした。
彼はさほどイケメンとも見えず。
彼女連れだと確認した上でターゲットにしていたので…。
彼女さんは大事にしないとダメだよ?
とか言いつつも、2人の仲をかき回すことを楽しんでいるのではないかなぁ。
あるいは、一時的にしろ寝取ったことに快感を得てるのか。
「アイリさん」は日焼け跡ではなく、水着の下も褐色肌な女性。
もともとか、あるいは水着も脱いでキッチリ焼いているのかな。

ゆいな、留学生「クロエ」
※左:ゆいな、右:留学生「クロエ」

053:「夏恋ハナビ」
大学の国際交流サークルでカメラマンをしていた「一樹」
日本のお祭りに参加していた同じサークルの留学生「クロエ」を案内することとなったのでした。
いわゆるお祭りネタですが、浴衣ではなく祭り衣装。
サラシにふんどしです
やったー(笑)
初登場シーンはページぶち抜きしているんですが、はっきりいって直接シーンよりもエロスでした。
周囲の男子はさぞ目線困るだろうなぁ。
そんな彼女を独り占めできる「一樹くん」が羨ましい。
(※役目柄写真も撮り放題だし)
成年漫画の定番である野外えっちでしたよ。
個人的には収録のメインというべき短編でした。

075:「フレフレチアフル」
自らのミスで先の試合に敗れていた野球部キャプテン「田嶋」
それがため、試合前も元気はなく。
見かねたチアリーダー「島村」は彼のため応援を始めたのでした。
日焼け跡が可愛い「島村さん」
巨乳な割りにノーブラで、応援も彼の目をだいぶ意識したようなものであり。
ぐいぐいえっちに持ち込んでいました。
島村がそこまでしてくれる理由はあんのか…?
その急展開に、思わず彼もそんなことを言っていました。
いちおう、好意をもってのそうした行動なようでしたが…。
はやいよ。
エロい娘だと誤解されるぞ

095:「とりこロール!」
「イリア」・「エリカ」は2人のファンだという「小野寺晴人」を連れ込んだのでした。
タイプ異なるWヒロインな短編。
水着とか撮影どうこうの言っていたので、2人はモデルとかアイドルとか、そんなんなのかな。
最初にお手付きしたのは、彼を連れて来た「イリアさん」
ただ、えっちは奥手そうだった「エリカさん」からでした。
まぁ、あんな状態でほっとかれるのも辛いですからね…。

121:「せいこうふぉーちゅん」
女性の占い師に声を掛けられた主人公。
過去の出来事を言い当てられたため、彼女に従って部屋に入ったところ。
ふと、意識を失ってしまったのでした。
これが現実ならば、身ぐるみ剥がされて終了でしょうかね。
ただ、これは成年漫画なため…占い師からえっちされてる、という素敵なシチュエーションでの目覚めでした。
未来を観るのです
とのこと。
それ前面にすれば、客引きなんてしなくても行列できるぞ(笑)
詳細は伏せますが、特に彼女は関係者とかなんとかではなく…純粋にそうした力があるのかな。
いかにも占い師然とした恰好がエロくて良かったです

143:「推しえごいじょう。」
生活指導室に呼び出された「大井ななみ」
”藤井あおい”との名前でアイドル活動をしていることを咎められたのですが…。
教師が証拠として出した写真にサインがあったこともあり、彼がファンであると見抜いたのでした。
まぁ、顔とかそのまんまですもんね、バレて当然。
(※ただし、アイドルと言ってもいわゆる大々的なものでなく、地下っぽい雰囲気みたい)
切っ掛けはそんなんでしたが、実はこうなる以前からお互いに意識し合っていた仲で…。
意外にも後半はラブラブしていきます
「ななみちゃん」は水着似合う女子で、日焼け跡がエロくて素敵でした。

占い師、大井ななみ
※左:占い師、右:大井ななみ

163:「神様働いてください」
古民家カフェでバイトをしている「吉川」
美人の店長「三郷」は居るだけでほぼ働かず、バイトの彼が忙しくする毎日でしたが。
ある日、「三郷」のちょっとした変化に気付いたのでした。
タイトルがあんなんだから、ネタバレはいいですわね。
賽銭が足りなくなり、カフェを経営して修繕費稼いでる~
とか言ってました。
うん、その設定はなかなか面白く、周辺設定とかしっかりすれば一般連載でイケそうな気が。
「三郷さん」は大神さま~ということで、そのまま狼っぽい雰囲気。
(※耳と尻尾が生える)
当然ですが、彼女も褐色肌でした。

183:「異文化 for YOU!」
日本語能力検定3級に合格した「エミリア」
勉強を手伝ってくれていた「ヨータ」にお礼をするのでした。
こちらの「エミリアさん」は台詞に若干片仮名が混じる、カタコトっぽい喋りの方。
とりあえず、旦那が海外にいる人妻らしく…。
これ、不倫エピソードなんですね。
「ヨータくん」との関係がイマイチ不明なのですが、「エミリアさん」からガンガン誘っていて。
中頃ではエロい下着を着てたりしました。

 【 その他 】

以上、本日は「廃狼」センセでした。
こちらが初単行本とのこと。
おめでとうございます!
はい、店頭で↓表紙にものの見事に釣り上げられてしまいました(笑)
紹介帯も良いアシストをしていたと思います。
(※ソレばっかだ、と分かり易いので)
なにゆえ漫画だと、あーも褐色肌が魅力的に見えるんでしょうね…。
次の単行本はどうなるんだろう。




CHOCO×LOVE


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■結局はメスなので (えのき)

★まんがデーター [15.0/20.0]
・絵柄 :●●●◎○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●◎○
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] ラブコメ、フェチ、眼鏡
・構成 : 初単行本、8話収録。
・おまけ: あとがき・4コマ、加筆修正あり。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「えのき」センセの「結局はメスなので」です。

担当編集者「啄木鳥さん」、「ミツキさん」
※左:担当編集者「啄木鳥さん」、右:「ミツキさん」

 【 構成・絵柄 】

収録は全て短編。
だいたい20ページくらいな長さで8話、描き下ろしなどのオマケ要素も特になく。
単行本はちょっと薄めな印象でした。
漫画はラブコメ。
露出に拘束、眼鏡からスクール水着まで、フェチっぽい色があり。
単に可愛らしいプレイだけではありません。
ページ量にお話は合わせられていて、ぱっと楽しめるもの。
ただ、ちゃんとした設定あり、漫画内の色々から詳細が察せられます。
特に↓表紙の娘(裏表紙・上のカット絵)が気になった方は、ぜひ手を出すべき1冊だと思います。

強い黒色のコッテリ絵柄
全体の色付きもよく、原稿は賑やかめ。
枠線がこれまた濃い黒色。
そこそこ変化もありました。
ただ、それなりに収まりは良く、少しはみ出すくらい。
収録の原稿時期は20年から22年。
期間はそう開いていないものの、その間で急速に良くなってきていて…。
正直なところ、それなりに差は感じました
もともとお上手な方なので、古い原稿もまた違う味わいで良いのですが。
なんというか、試行錯誤中で定まりきってない~という印象です。
擬音はえっちっぽくてイイ感じ。
表現としては、コメディー調なものが多め。
崩しほか、漫符・記号的なものもよく見えていて。
写実感あるクライマックス部分とのも、これまた感じました。
えっち時には、漫画独特な迫力があったので。
個人的には…もう少し…全体が落ち着いて、リアル方面にに寄せた方が良いように思います。
人物画は深い黒目でふっくら輪郭、縦長な鼻。
可愛いお姉さん、といった印象です。
↓表紙は…カラーもまたお上手ですね。
前述したようにこの単行本はお話によって差があったので、カット絵もある裏表紙にて判断するのがよいでしょう。

 【 収録話 】 8話収録

001:「キツツキさんは仕事一筋」
官能小説家「松野」
変わった担当「啄木鳥」は事務的な女性で慣れ合わない方針のようで…。
辛辣な言葉を物怖じせずに淡々と伝えて来る彼女には、
”相性悪い”
~と、げんなりしていたのですが。
気分転換にやって来た公園で、驚くべき光景を見たのでした。
ヒロイン「啄木鳥さん」は、ふわっとしたショートカットで丸眼鏡。
いかにもデキル女性っぽい、美人編集者です。
↓表紙・裏表紙はどっちも彼女。
どうせなら、どっちかは眼鏡オンで描いて欲しかったなぁ。
通常・仕事モードな姿を3ページ描かれた後の彼女がいきなりあーだったので、インパクト抜群
しかも、中盤あたりで明かされる事実がため、テンションも急上昇することと思います。
あの場面での、ああした告白、その台詞が真実だと分かる言動などなど、直面していた「松野くん」の嬉しさは、計り知れないものでしょう。
これでオチもまた非常に可愛らしかった。
正直なところ、この短編は収録で出来栄えが段違い
これのために1冊買う価値があると思います。

メイド「志麻」・「志乃」
※メイド「志麻」・「志乃」

023:「お嬢様をサポートしたい!」
由緒正しいお家柄なお嬢様「宮原千代」
彼女と付き合う一般市民「清永」でしたが…。
恥ずかしがり屋で、またメイド2人にガッチリ守られた彼女とのえっちは、なかなか巧いこと進まなかったのです。
ちなみに、お喋りメイドが「志乃」さん、無口メイドが「志麻」さん、です。
4名での複数プレイもので、メイド2人はほぼサポートのみ。
(※「志乃さん」は胸でシテくれていた)
しかも、「清永くん」は彼女らに敵視されているという、完全アウェイな状況
えっちし辛いよ…。
ただ、いちおう「千代ちゃん」の意向がため、2人も初えっちに協力してくれています。
個人的には…2人のメイドのがいいな。
特に「志麻さん」はまったく脱がないままだったので。

043:「ちんちん貸して!」
先輩「たつみ」の家にやって来た「佐田」
そんな彼を出迎えたのは…全裸の彼女だったのです。
その直後の台詞がタイトルね。
ドえらいインパクトで始まる、急転直下・ジェットコースーターえっち漫画です。
しかも「~長いねぇ、あたしが持ってるやつより凄いかも…」とか、お褒めの言葉もいただけてました(笑)
発言から察するに、これが初めてか。
すげえ。
なお、オチではなにゆえ冒頭のような出迎えになったのか、が描かれていました。

059:「うやむや」
帰宅した「ミツキ」を出迎えたのは、夕食を用意していた「すばる」でした。
彼は深夜に公園で拾って、うっかり関係してからの縁。
どうやら、その時もアルコール入っていたようですが、むやみに男子を部屋に入れるべきではないですね。
今回もだいぶ脇が甘く、というか…彼のことも行為自体も好きなんでしょうね。
洗い物をする彼にちょっかいかけていたため、えっちに発展していました。
そこまで許してないんだけど
とか言ってましたが…ほぼお誘いですわね、あれ。
2人の本当の関係については、じわじわ明かされます。
なんか、2人色々と相性は良さそうだったので、もろもろクリアして巧くいけばいいですね。

079:「海の向こう側」
援交のため、「ユイコ」は船で町にまでやって来たのでした。
2人目の眼鏡ヒロイン。
先の「啄木鳥さん」は美人系でしたが、こちらの「ユイコちゃん」は縁の太い黒眼鏡でかなり野暮ったい娘
冒頭の服装(もともとの私服)もまた男の子みたいでしたね。
本編では援交相手のおっちゃんが色々してくれたらしく、だーいぶ可愛らしくなっていました。
ぶっちゃけ…個人的には、もと私服なままでのえっちも見たい気がしましたけどね。
なお、えっち時にはちゃんと眼鏡オンしてくれてました。
お好きな方はおめでとう。
スタイルもむちむちっとしていて、イイ感じ。
ただ、「フリルとか好きなんだ?」とか称されていた下着が、ハッキリ描かれなかったのは実に残念。

099:「恋慕と劣情と」
仕事疲れで、玄関で居眠りをしてしまった「稔」
ふと憧れの女性、義姉「冬恵」を夢に見ていたところ…。
現実には、やって来ていた姪「ふみ」と姿をダブらせていたのでした。
兄の嫁とあーんな夢(しかも競泳水着姿でした)を見てしまう時点で、それなりにヤバいと思いますが。
姪ちゃんの胸をガン揉み(※しかも名前を間違えている)というのもまた、ヤバい事態ですわね。
土下座するのも当然でしょう。
まぁ、「ふみちゃん」もまた全然抵抗してなかったですけどね。
えっちのメインは、彼のお風呂に侵入する、というもの。
スクール水着でした。
ぶっちゃけ、脱がす展開もあるので、全裸よりも嬉しい展開ですわね。
バストがまた凄いんだ
オチあーでしたが、今後どうなるんだろう。
おそらく、「冬恵さん」はすべて理解してると思われるので。
問題は兄かなー。

眼鏡「ユイコちゃん」、姪「ふみちゃん」
※左:「ユイコちゃん」、右:「ふみちゃん」

119:「勉強より大事!」
進級がかかった「江尾野沙奈」のため、勉強会をする「多摩山つとむ(タマ)」
しかし、彼女はあまりやる気がない様子であり…。
自らパンチラをして、彼を誘っていたのでした。
ヒロイン「沙奈ちゃん」の可愛らしい雰囲気がためか、全体もそんな雰囲気
漫画の色彩も明るめなんですね。
そんなんでいて、彼女はドえろい娘で。
勉強会でのちょっとの間に、独りプレイをおっ始めていて…。
戻った彼と鉢合わせした場面でも、慌てる・恥ずかしがることもなく、彼をえっちに誘っていました。
付き合う相手とはいえ、ちゃんと恥じらってください。
こんなんでいて、オチが凄いのでお楽しみに。
もしかして…このシチュエーションのため、わざと勉学疎かにしていたのではなかろうか。

139:「須藤さんは盲目的」
モテる女子「須藤さくら」を幼馴染みに持つ、地味目な男子「間野直人」
周囲には秘密にしていたのですが、2人は付き合っていて。
特に、体の関係については、プレイを発展させていたのです。
「直人くん」が部屋を訪ねると、目隠し・拘束状態の「さくらさん」
そんな趣味かー。
まあ、だからこそ、そこいらの男子よか彼のがバッチリ当てはまるんだろうなぁ。
そうした存在になれて「直人くん」は幸せ者だ。
いちおう、後半では普通のえっちもしてましたよ。

 【 その他 】

以上、本日は「えのき」センセでした。
鍋の美味しい季節ですね。
こちらが初単行本とのことです。
おめでとうございます!
今回は…やっぱり編集者「啄木鳥さん」でしょう。
眼鏡、仕事モードとそれぞれオンオフが4パターン楽しめる、色々な表情が楽しいキャラクター。
あの極端なほどの差は、1話で終わらすにもったいない。
様々なシチュエーションが想像できるので、ぜひシリーズ化して欲しい
とりあえず、↓表紙みたいに着衣からの展開を期待しています。
スーツ姿・黒ストッキングで。

結局メス

結局はメスなので (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL) コミック, 2022/12/1 [アダルト] えのき (著)



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■サレタガリ (ワカメさん)

★まんがデーター [14.0/20.0]
・絵柄 :●●●●◎
・お話 :●●〇〇〇
・漫画 :●●●●〇
・独創性:●●●◎〇
・属性 : [成年] ラブコメ、むちむち、巨乳
・構成 : 短編×11話。
・おまけ: カバー裏にあとがき、加筆修正あり。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ワカメさん」センセの「サレタガリ」です。

サト姉
※サト姉

 【 構成・絵柄 】

収録作品は全て短編での構成。
様々なお話が並んでおりました。
どちらの作品も基本的には真っ暗でなく、読み易い仕上がり。
ただし、ブラックな色はちらほら見え。
ラブコメっぽいお話と共に、無理やりに事が進む的なものもありました。
前後左右に振れ幅が大きくあるので、どちらか難しそうな方はちょっと考えた方がいいかも。
いちおう、黒い漫画でもそれをメインとしたものよりはだいぶ柔らか表現なので。
ある程度の耐性があれば、そう問題ではないと思います。
また、逆にラブコメのくくりに入りそうな作品も、そうラブラブ・コメコメとはしていなく。
そっちに期待し過ぎるのも、やや違うと感じるでしょう。
登場するヒロイン群も、コスプレな人妻に水着女子さらに巫女、ほかにも山に住む娘からサキュバス、セクサロイドとお話し同様にたくさん。
どちらか刺さる娘がいればいいですね。

やや太目で強い線での作画。
描き込みに細かさあり、全体の色づきはあって色彩も濃い目です。
枠間は確保されているものの、コマ割りは結構小さく多く。
原稿はコッテリ気味な仕上がりです。
賑やかですが全体安定していて目立つ乱れもないため、見辛さは感じません
多少バランスに気になるところありますが、些細な程度でした。
幅広な輪郭で頬が大き目、ふっくらスタイルな人物絵。
年齢問わず漫画らしい可愛さがあります。
むちむちした肉付きが良いです。
カラーはまたその良さがあるものの、判断は概ねそちらで問題ないでしょう。

 【 収録話 】 11話収録

001:「サレタガリ」
「亮」と付き合っている「結美」
しかし、彼の性癖がためえっちは巧くいかず。
友人「敦」に頼んでみることとなったのでした。
こちらが表題作。
タイトル通りな展開です。
三つ編みで大人しそうな「結美ちゃん」が可愛い。
↓表紙もそうですね。
ああした娘から「~平気…だよ?」みたいな事言われると盛り上がりますね。
撮影しながらのえっちが厳しいかなぁ。
もの凄く何かを言わんとしているようなオチが非常に良かったです。

017:「ヤリカエシ」
幼馴染みの「ひろこ」・「ケンジロー」
やたら距離感の近い「ひろこ」に振り回される日々でしたが…。
部屋にやって来ていた彼女は、えっちな事を仕掛けてきたのです。
水泳部ということで、競泳水着姿。
うん、回想にあったそのまま、ちらほらしたアピールが効果なかったのでいい加減直接やってしまえって感じかな。
「ひろこさん」は日焼け跡眩しい、活発なスポーツお姉さんという感じ。
それぞれのキャラとか造形良く、色々なシチュエーションが見たくなる2人でした。
とりあえず、こー決意する前の「ひろこさん」がどんなだったか、彼女視点で見てみたいなぁ。
収録ではもっともラブコメしている作品です。

ひろこ、華
※左:ひろこ、右:華

033:「美しさのカタチ」
憧れる先輩「美星」からモデルを依頼された「木原」
妙な噂もある彼でしたが、普通にモデルのお仕事であり。
また、2人きりと思われたそこには、多くのアシスタントもいたのでした。
成年漫画でモデルであれば、えっちされるのがセオリー。
こちらが独特なのは、描く「木原」はあくまでもキャンパス前から動くことなく。
もっぱら、アシスタントらとの複数プレイでした。
…そういう性癖?
最中も普通に絵を描き続けていて、なんだか得体知れない感じでした。
おそらくいずれ発表していくのでしょうけど、どんな作品描いてるんだろう。

049:「NTRチューバー」
過激な動画配信で人気の「ピラチン」
彼のファンだった娘「憧子」の助手応募が当たり、出演することとなったところ。
母「優子」との打ち合わせで、彼女にも出演が依頼されたのでした。
いかにも今風な作品。
ヒロインは娘さんでなく、「優子さん」
若い雰囲気で、コスプレもよくお似合いでした。
衣装の露出っぶりに驚いていましたが。
まぁ、着る前に分かるわね…。
(変形バニーガールのような雰囲気)

065:「ふるさとのせい」
地元の”ふるさとせいかつ応援サービス”を頼んだ漫画家「ナオキ」
やってきたのは、昔馴染みの「サト姉」だったのです。
スーツ姿で黒下着な「サト姉」がエロい。
このサービス、ってのはなかなか凶悪なシステム。
漫画ではああしたオチになっていて、まぁいいか的な空気でしたけれど…。
(※逆に言えば、派遣できる女性陣さえ確保していれば、目的を果たすに効果的かも)

081:「雪が溶けたら」
ビックフット伝説を追い、雪山に入っていた「ノボル」
しかし、仲間とはぐれ1人遭難していた彼は…という流れ。
使命のため現地に住んでいた「スー」とのえっち展開。
カタコト喋りなキャラですね。
もともとの性格か、山を守るためか、人と接し方が分かっていないのか…態度が急変する様が楽しい。
ちなみに…彼女はあの雪山でへそ出し状態なまま闊歩してたのかな。

097:「華ヒラク」
神社の娘「華」と馴染みの「勇太」
よく親しいやり取りをしていた彼女なのですが。
盗み見た”神事”は驚くべき内容だったのです。
田舎の慣習みたいなエピソード。
まぁ、びっくりするでしょうねー。
覗きが露見した「勇太くん」も参加させられる流れ。
ああして秘密を知った上でのラストが秀逸でした。

113:「ワタシポンコツセクサロイド」
人間とアンドロイドが共存する世界。
セクサロイド「エリカ」は購入後の主人とのやり取りを学習した結果、怠惰に日々をだらだら過ごすようになっていたのでした。
こうしたキャラで、出来損ない、ドジであるというのはちらほら見かけますが。
当人の仕様は変わらず、学習した結果だらだら過ごすというのは新鮮
面白いキャラだと思います。
膨らませれば、一般連載とかできそう。
ジャージ姿ってのがまた駄目っぷりを強調していて良いですねー。
そんなんなので、廃棄だと言い出した彼に高性能なままだというえっち機能を見せつける流れ。
前半あんなでしたが、後半はちょっといい感じの雰囲気で良かったのですが。
またオチでキッチリ落っことしてくれていました。
うん、面白い。
本気で連載になりそうよ
(そうしたシーンが必要なので、一般えっち系かな)
あとがき絵も「エリカさん」でした。

129:「文香Debut!」
ガチのナンパAVを撮るため、街に出ていた男優「カトー」
そこで、不審な行動をしていた「文香」に出会ったのでした。
声を掛けた彼に、AVでは?と疑いの視線を向けているのですが…。
肯定すると一転、次のコマではファンだと喜ぶ様が楽しい。
やり易いわね。
作品にも詳しく、撮影始まっても積極的でした。
オチはあーしたこととなっていましたが…。
個人的に、男女のそういった感覚はやっぱり全然異なると思います。
(※実際そうしたのも見ましたが、なんか違う感が強かったので)

文香、「アンコ」・「アカリ」
※左:文香、右:「アンコ」・「アカリ」

145:「サキュバスさんの腹事情」
パン屋で働く「関」さんは、実はサキュバスだったのです。
いちおう本物のサキュバスという設定。
後半に本当(?)の姿になっていましたが、外観は小さい角と羽があるくらい。
通常そうしたキャラはえっちによって糧を得るものですが。
彼女の場合はパンでもOKなようで、商品にまで手を付けていたという訳。
焼いたの次々食べられてはどうにもならないですが、パンを給金代わりにするならば(※大食漢なようなので、えっちと併用かなー)ずっとここで働けそう。
ややおバカっぽいですが。
結構な巨乳っぷりで、脱ぐ前のパンパンに張ったエプロン姿のがえっちに見えました。
「店長」いいなぁ。

161:「カチドキ・エッチ」
カードゲームで最強を自称していた「アカリ」・「アンコ」
しかし、「青井」には連敗してしまい。
負けたら脱ぐルールの元下着姿になってしまったのでした。
タイプ異なるWヒロインのえっちもの。
”負けたら脱ぐ”ってのはいーですねー。
しつこく食い下がった「アカリちゃん」がため、えっち勝負となってます。
結局「アンコちゃん」も参加し、複数プレイとなってます。
収録はおおかた巨乳揃いな中、この2人はどちらも控えめで…。
ちょっと逆に良く見えました。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「ワカメさん」センセでした。
あとがきによるとこちらが2冊目の単行本。
1冊目の「求愛ゆーとぴあ」はこちらで紹介しています。
そう、お名前に記憶あったので、今回もゲットしてきました。
あとがきによると、パラエティ要素を大事にした、とのことで。
色々作品群なのはその通りなのでしょう。
個人的には「ひろこさん」の続きが見たいです。



みっくすパーティ」



サレタガリ (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL) コミックス アダルト, 2019/8/1



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■恋焦 こいこがれ (白菊)

★まんがデーター [14.0/20.0]
・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●○○
・漫画 :●●●◎○
・独創性:●●●◎○
・属性 : [成年] ラブコメ、むちむち。
・構成 : 初単行本、8話収録
     (うち「初恋のひと」×3、「そばにいたい」×4)
・おまけ: あとがき、描き下ろし「二人の未来 のあと」・「初恋のひと のあと」
     「そばにいたい その後(413号室、401号室)」
      
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「白菊(しらぎく)」センセの「恋焦 こいこがれ」です。

従兄妹「今本奈緒」
※従兄妹「今本奈緒」

 【 構成・絵柄 】

収録は8話ほどの漫画と、1ページ描き下ろしの後日談、イラストなど。
その8話は、大きく分割すると3本になり。
1つは短編。
もう1つは3話ほどの連続話。
さらに残り4話は同シリーズもの~、といった構成です。
どちらのエピソードも、安定感あるカップルらのラブコメ話
えっちの比重が高く、正直なところお話はそこそこ。
ややこしい展開にはなりません。
プレイなども振り切れることなく、ブラックさも見られず。
そうした傾向は連続話でも変わらず、可愛くむちむちとしたヒロインらのたっぷり甘いシーンが楽しめました。

強い太めな線での作画。
独特な荒々しさのあるタッチです。
全体の色付きはそこそこ、濃淡はやや濃い目。
描き込みはちょうど良いくらいだと思います。
コマ割りは細い枠間で多少の変化あり。
ぶち抜き、はみ出しもそこそこにありました。
全体ではコッテリとしているのですが、”濃い系の薄味”という印象です。
漫画には勢いがあり、パンチ力強め。
崩しもあり、ラブコメちっくな表現ですね。
お洒落なネオンサインのような擬音が賑やか。
個人的には…一部流れ分かり辛い部分があり、読んでいてちらほら引っ掛かりました。
人物画は広い輪郭と横長の大きい目。
鼻頭の楕円表現(影)が特徴的です。
これが顔の中心であるため、合う・合わないがあるかも
スタイルはむちむちと肉感的で、おっぱいも大きく魅力的。
カラーでもイメージ変わらなかったので、判断は↓表紙・裏表紙で問題ありません。

 【 収録話 】 8話収録

003:「二人の未来」
「三谷美幸」と「浩一」のカップル。
就活で忙しかった彼でしたが、
今日はどうしても会いたくて
…と、先に部屋で待っていたのでした。
すみません、どうしても気になってしまう、冒頭のオムライス(たぶん)描写。
引き絵の時は良かったんですが。
小さいコマであるとはいえ、あれはちょっと酷い
おいしそー」の台詞背景ですからね…。
なにせ久しぶりだったし、「浩一くん」の台詞に感激した「美幸さん」はそのままえっちになだれ込んでおりました。
彼女のが年上のようなんですが、「学校はどう?皆元気?」といった台詞もあったので。
昔は部活とかで先輩・後輩だったりしたのかな。

三谷美幸、413号室「唯」
※左:三谷美幸、右:413号室「唯」

029:「初恋のひと」 3話
「祐也」が昔よく世話になっていた叔母の娘「今本奈緒」
現在教師となっていた彼の生徒は、その「奈緒」だったのです。
従兄妹な2人ですが、学校では教師と生徒であり。
また、プライベートでは彼氏・彼女の関係~という、実に羨ましい設定なカップル。
「奈緒ちゃん」からは、「お兄ちゃん」とか呼ばれていましたよ…。
こんなんに転げまわる人も多いでしょう。
表題のソレはどっちもに掛かっているのだと思います。
「奈緒ちゃん」は「祐也くん」ですが、彼は…ごにょごにょ。
現在付き合っているのはこの2人。
その想いはありつつも、既に過去のことな様子です。
これが2人の初えっちになるのかな。
また、先ほどプライベートで彼氏・彼女~と書いてはいますが、明確にそうした関係になったのはこの1話目みたい。
オチが秀逸。
ああした際、女の子は敏感ですわね。

学校でのえっちが描かれる2話目。
おいおい、「祐也くん」は止めないと…大変な事態になっちゃうぞ。
行ったか…?
じゃー、ないでしょー。
しかも、途中では窓を開けているというのに、積極的に続きをシテおりました。
トンデモ教師だ。
(※しかも、後に真顔で言ってたりする)
収録でのラスト3話目。
こちらでは、前話オチからの事態が続き、いちおう一段落しています。
ただ、まだ続き描けそうな感じね。
部屋からお風呂場まで、たっぷりえっちも描かれます。
2話目もそうでしたが、「祐也くん」は教師なのに全く躊躇してないですね。
描き下ろしはメイド服。
たぶん、あの後は滅茶苦茶~することでしょう。

103:「そばにいたい」 4話
こちら4話は同タイトルなのですが、各話は別々なストーリー。
舞台が同じマンション。
各話を繋ぐ共通の人物などもなく、またちらと他キャラも登場してはいるものの、お話に絡むことはなく。
せいぜい、挨拶交わすくらいでした。
もうちょっと、何らかの接触あっても良かったかな

1話目405号室はクリスマス風景。
隣の住人が”鍵を無くした(※財布まるごと)”、ということで~。
かなり強引に言われ、仕方なく一晩泊めることとなったのでした。
…いや、大家か管理会社に頼みなさいよ。
(※管理会社は、すぐに対応はできなかったらしいが)
あの迫られ方は、ちょっと怖いですね。
後の言動を見るかぎり…あるいは、もともとえっち狙いだったのかもしれません。
ただ、彼女にお手付きをして大丈夫かなぁ…というのが個人的な感想。
ちょっと彼女変よ

2話目413号室は田舎から出てきた「唯」ちゃんを迎えた「圭」くん。
会話から、こちらも従兄妹なのかな
既にたっぷり関係はあるようで、部屋到着して早々にえっち展開に。
「唯ちゃん」はむちむちスタイルで、黒タイツのお尻がエロエロしいです。
描き下ろしでもそんな感じでしたね。

3話目401号室は…多忙であった「翔」くんのため。
デートを取りやめて1日ゆっくりすることとしたのでした、というもの。
そう提案してくれたのは「絵里」ちゃん。
イイ娘ですね。
そのままえっち発展しております。
お風呂~とあったので、そちらでもえっち展開が…とか思っていたら案の定
(※台詞のみで描写ないですが)
そんなこんなで、こちらも描き下ろしに繋がっていくのでした。

405号室隣人、415号室「美也子」
※左:405号室隣人、右:415号室「美也子」

4話目415号室は年上彼女な「美也子」さんです。
「和也」くんとは幼馴染みとかかな。
ともかく、彼の1人暮らし周囲で親が頼れる存在。
こうして付き合うのも、計算の範囲内っぽいですね。
オチのくだりがイイ感じ。
頼れるおねーちゃんですね。
玄関キスも実にキュートでした。

 【 その他 】

以上、本日は「白菊」センセでした。
こちらが初単行本とのこと。
おめでとうございます!
ふと↓表紙を見掛けてから、ずっと気になっていました。
なんとなく、絵柄の雰囲気が引っ掛かって、なんだろう、と過去データを見ていたところ。
…わかりました。
昔懐かしPCゲーム「GREEN~秋空のスクリーン~」ですね。
あー、うんうん。
ざっくり似てる。
知ってる人は…いるかなぁ。
個人的に好きな絵柄なので、次も期待します。


こいこがれ


恋焦 (ムーグコミックス) 単行本(ソフトカバー), 2022/5/27 [アダルト] 白菊 (著)


恋焦こいこがれ


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