■お前ら全員めんどくさい! (TOBI)
★まんがデーター [18.0/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] ラブコメ、学園、教師
・構成 : 5話収録、現在1巻まで発売中。
・おまけ: 折り返しにコメント、カバー裏に「教えて!小雪先生」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「TOBI(とび)」センセの「お前ら全員めんどくさい! 1巻」です。
※すべての切っ掛け
【 構成・絵柄 】
2巻以降まで続く長編漫画。
コレという結末へ突き進む、キッチリとしたストーリーものではなく。
目立つキャラの個性でぐいぐいと牽引するタイプです。
ジャンルとしては、典型的なラブコメ。
基本は明るいタッチであるものの、ちゃんと思春期の葛藤みたいなのも描かれていました。
一般モノであり、また教師・生徒という関係がため。
エロスとかサービスカットはほとんどありません。
その設定によって、巧いことぬるま湯が続き、発展・進展が遠まわしとなってます。
さらりとした細線での作画。
全体の色づき、濃淡、そして描き込み具合はどれも丁度良いくらい。
結構白比率があり、すっきりとしていました。
全体は丁寧で、安定感にも優れていて。
メリハリ具合も適度に、見易くまとまっています。
コマ割りは中小というくらいで、ジャンルがためか収まり良く。
コメディー崩しや表情も巧く、特に引っ掛かる部分はありませんでした。
漫画もお上手で、テンポ良く読み進められると思います。
判断については、裏表紙などのカット絵が最適。
ただし、そう癖はないので問題はないと思いますが。
【 収録話 】 5話収録
生徒「一宮数美」のゲーム機を取り上げていた国語教師「國立国彦」
ゲームで遊ぶ理由が、彼女曰く”友達がいない”ということで。
できるまで友人代わりになったんですが…他教師から誤解を生むと指摘を受けてしまったのでした。
そこで、クラスの誰かしらと友人になれるよう協力をしたところ。
候補として上がった「栗原理穂」から「国彦」はイキナリ告白されてしまったのです。
さらに、「数美」からも告白をされ…と、だいたいそんな流れ。
学園を舞台としたラブコメです。
基本的に主人公「国彦くん」は常識人。
ダメな雰囲気はなく、かと言って極端に良くもなさそう。
言動を見る限りでは、ごくごく真っ当でした。
…で。
そんなんがため生徒との恋愛について進展をガッチリ縛っていて。
前述したように、一般ラブコメに相応しい、もどかしい感じになっております。
その相手となる生徒らヒロインは、逆に真っ当でなく。
タイトル通りに個性的でややこしく、通常の学園ラブコメとは異なる面白さとなっていました。
収録では委員長「榎本英子」もさらに参戦しているんですが。
どうやら、ヒロインはまだ増えそうです。
※一宮数美、栗原理穂
003:#01 「友達じゃなくて、先生です。」
ゲーム機を取り上げたことで、「一宮数美さん」がクラスで孤立していることを知る「国彦くん」
だいたい前述したあらすじ部分ですね。
野暮ったい黒眼鏡とお下げ髪な「数美さん」
何故か登下校も含めて制服の上に白衣を着ていました。
無口とか言葉が辛辣とかでなく、表情も豊か。
(※双方の要素は軽くはありますが)
泣いちゃうところがキュートです。
彼女がまた面白い娘で、いちおう友人となった「国彦くん」にくっついて回っていました。
まぁ、そりゃ他から問題視されるのは当然。
そこで、友人候補として彼女が指名したのが「理穂さん」なんですが。
彼女がまた明け透けで、厄介な娘だったのです。
ふんわり髪の穏やかな物腰で、いかにもヒロイン然としているんですが…教師にとって非常に悪い具合に要領良いのでした。
045:#02 「モンスター現る。」
前回ちょろっと出演だった「栗原理穂さん」が冒頭から。
オチ前では腕に絡みついたりしていましたが…ここでは若妻のような事をやっていました。
成年漫画ならばえっち展開で片がつくんですけどね。
実際にこんなんやられたら、教師は進退極まるだろうなぁ。
軽く胸元開けてたりして。
自信そのまま登場ヒロイン3名のうち最大サイズのようでした。
他の教師とも親しい「理穂さん」
後半にはその異常性が明らかになるので、ご期待下さい。
なにゆえ「国彦くん」なのか、という発言がまた面白いので、注目です。
失礼な。
思わぬ邪魔者が出現したことで、「数美さん」の言動がまた可笑しい。
寝てるところは可愛いんだけどなぁ。
071:#03 「俺はお前たちにちゃんとした青春を送ってほしい。」
「数美さん」は「友達」、「理穂さん」は「恋人候補」…と、いうのがそれぞれの「国彦くん」に対する認識。
「どっちも間違いでーす」
そんなオープニングが楽しい。
特に「理穂さん」は何言っても恋愛フィルターで返されるので、どうにもならない感じ。
ううむ、確かにめんどくさい。
こちらに登場するのが、3人目。
学級委員長の「榎本英子さん」です。
委員長然とした優等生で、制服の上に黒カーディガンを着てました。
教員室に入り浸っていた「数美さん」を心配して、友人にならないかと持ちかけるのが参戦の切っ掛け。
ややこしい感じですが、さすが「数美さんも立派な女の子。
「英子さん」の思惑をキッチリ看破しておりました。
いちおう普段はわきまえていて、照れた表情が可愛く。
恋愛対象としては、彼女が最も良さそうなんですけどねぇ。
107:#04 「カッとなってやった。今は反省している。」
教室でのヒロイン3名とのやり取りが可笑しく・怖い。
「英子さん」は何を言おうとしていたのやら…。
ぜんぜんわきまえてなかったですね(笑)
追い詰められた「国彦くん」は、便所飯になってました。
目立つ教師キォラ、古典担当「古峰小雪」さん登場。
前髪邪魔そうだなぁ。
「私尊敬します」
なんて台詞ありましたが、特に恋愛っぽさはなく、今のところ単なる同僚という感じ。
中盤の両手に花(※「数美」・「理穂」に挟まれてる)のくだりが良いです。
こうした際に、「英子さん」の存在は大きいですねー。
男性教師ならば、「理穂さん」が巧い事言いくるめてしまいそうなんですが。
こちらの後半、やや押されっぱなしだった「数美さん」
他の2人に危機感を持ったのか、素直になったのか。
驚くような行動を見せるので、ご期待ください。
※左:学級委員長「榎本英子」、右:古典担当「古峰小雪」
135:#05 「虎視眈々」
こちらが1巻収録のラスト。
前回の流れで、さすがに意識しまくっている「国彦くん」が見れます。
前半は家庭課でのクレープ作り。
それぞれの個性が発揮されていました。
ああ、「英子さん」…。
中盤の「数美」・「理穂」のヒロイン対決が最大の見どころでしょう。
口では「理穂さん」にかないそうにないですね。
また新たな問題が見えたところで1巻は終了。
2巻は12月発売とのことでしたよー。
【 その他 】
そんなこんなで「TOBI」センセでした。
これが9冊目くらいの単行本だと思います。
ざっと数えて、だいたいそれくらい。
ブログでは「屋上姫」を紹介しておりました。
今回は、あの舌を出した↓表紙が良かったですねー。
ぱっと目を引き付けられました。
(※よーく見ると、本編そのまま涙溜めてるのが分かります)
手に取った切っ掛けはそんなん。
…で、購入の切っ掛けあの特徴的なタイトルと紹介帯の裏面。
分かり易く、判断にも良いと思います。
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・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] ラブコメ、学園、教師
・構成 : 5話収録、現在1巻まで発売中。
・おまけ: 折り返しにコメント、カバー裏に「教えて!小雪先生」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「TOBI(とび)」センセの「お前ら全員めんどくさい! 1巻」です。
※すべての切っ掛け
【 構成・絵柄 】
2巻以降まで続く長編漫画。
コレという結末へ突き進む、キッチリとしたストーリーものではなく。
目立つキャラの個性でぐいぐいと牽引するタイプです。
ジャンルとしては、典型的なラブコメ。
基本は明るいタッチであるものの、ちゃんと思春期の葛藤みたいなのも描かれていました。
一般モノであり、また教師・生徒という関係がため。
エロスとかサービスカットはほとんどありません。
その設定によって、巧いことぬるま湯が続き、発展・進展が遠まわしとなってます。
さらりとした細線での作画。
全体の色づき、濃淡、そして描き込み具合はどれも丁度良いくらい。
結構白比率があり、すっきりとしていました。
全体は丁寧で、安定感にも優れていて。
メリハリ具合も適度に、見易くまとまっています。
コマ割りは中小というくらいで、ジャンルがためか収まり良く。
コメディー崩しや表情も巧く、特に引っ掛かる部分はありませんでした。
漫画もお上手で、テンポ良く読み進められると思います。
判断については、裏表紙などのカット絵が最適。
ただし、そう癖はないので問題はないと思いますが。
【 収録話 】 5話収録
生徒「一宮数美」のゲーム機を取り上げていた国語教師「國立国彦」
ゲームで遊ぶ理由が、彼女曰く”友達がいない”ということで。
できるまで友人代わりになったんですが…他教師から誤解を生むと指摘を受けてしまったのでした。
そこで、クラスの誰かしらと友人になれるよう協力をしたところ。
候補として上がった「栗原理穂」から「国彦」はイキナリ告白されてしまったのです。
さらに、「数美」からも告白をされ…と、だいたいそんな流れ。
学園を舞台としたラブコメです。
基本的に主人公「国彦くん」は常識人。
ダメな雰囲気はなく、かと言って極端に良くもなさそう。
言動を見る限りでは、ごくごく真っ当でした。
…で。
そんなんがため生徒との恋愛について進展をガッチリ縛っていて。
前述したように、一般ラブコメに相応しい、もどかしい感じになっております。
その相手となる生徒らヒロインは、逆に真っ当でなく。
タイトル通りに個性的でややこしく、通常の学園ラブコメとは異なる面白さとなっていました。
収録では委員長「榎本英子」もさらに参戦しているんですが。
どうやら、ヒロインはまだ増えそうです。
※一宮数美、栗原理穂
003:#01 「友達じゃなくて、先生です。」
ゲーム機を取り上げたことで、「一宮数美さん」がクラスで孤立していることを知る「国彦くん」
だいたい前述したあらすじ部分ですね。
野暮ったい黒眼鏡とお下げ髪な「数美さん」
何故か登下校も含めて制服の上に白衣を着ていました。
無口とか言葉が辛辣とかでなく、表情も豊か。
(※双方の要素は軽くはありますが)
泣いちゃうところがキュートです。
彼女がまた面白い娘で、いちおう友人となった「国彦くん」にくっついて回っていました。
まぁ、そりゃ他から問題視されるのは当然。
そこで、友人候補として彼女が指名したのが「理穂さん」なんですが。
彼女がまた明け透けで、厄介な娘だったのです。
ふんわり髪の穏やかな物腰で、いかにもヒロイン然としているんですが…教師にとって非常に悪い具合に要領良いのでした。
045:#02 「モンスター現る。」
前回ちょろっと出演だった「栗原理穂さん」が冒頭から。
オチ前では腕に絡みついたりしていましたが…ここでは若妻のような事をやっていました。
成年漫画ならばえっち展開で片がつくんですけどね。
実際にこんなんやられたら、教師は進退極まるだろうなぁ。
軽く胸元開けてたりして。
自信そのまま登場ヒロイン3名のうち最大サイズのようでした。
他の教師とも親しい「理穂さん」
後半にはその異常性が明らかになるので、ご期待下さい。
なにゆえ「国彦くん」なのか、という発言がまた面白いので、注目です。
失礼な。
思わぬ邪魔者が出現したことで、「数美さん」の言動がまた可笑しい。
寝てるところは可愛いんだけどなぁ。
071:#03 「俺はお前たちにちゃんとした青春を送ってほしい。」
「数美さん」は「友達」、「理穂さん」は「恋人候補」…と、いうのがそれぞれの「国彦くん」に対する認識。
「どっちも間違いでーす」
そんなオープニングが楽しい。
特に「理穂さん」は何言っても恋愛フィルターで返されるので、どうにもならない感じ。
ううむ、確かにめんどくさい。
こちらに登場するのが、3人目。
学級委員長の「榎本英子さん」です。
委員長然とした優等生で、制服の上に黒カーディガンを着てました。
教員室に入り浸っていた「数美さん」を心配して、友人にならないかと持ちかけるのが参戦の切っ掛け。
ややこしい感じですが、さすが「数美さんも立派な女の子。
「英子さん」の思惑をキッチリ看破しておりました。
いちおう普段はわきまえていて、照れた表情が可愛く。
恋愛対象としては、彼女が最も良さそうなんですけどねぇ。
107:#04 「カッとなってやった。今は反省している。」
教室でのヒロイン3名とのやり取りが可笑しく・怖い。
「英子さん」は何を言おうとしていたのやら…。
ぜんぜんわきまえてなかったですね(笑)
追い詰められた「国彦くん」は、便所飯になってました。
目立つ教師キォラ、古典担当「古峰小雪」さん登場。
前髪邪魔そうだなぁ。
「私尊敬します」
なんて台詞ありましたが、特に恋愛っぽさはなく、今のところ単なる同僚という感じ。
中盤の両手に花(※「数美」・「理穂」に挟まれてる)のくだりが良いです。
こうした際に、「英子さん」の存在は大きいですねー。
男性教師ならば、「理穂さん」が巧い事言いくるめてしまいそうなんですが。
こちらの後半、やや押されっぱなしだった「数美さん」
他の2人に危機感を持ったのか、素直になったのか。
驚くような行動を見せるので、ご期待ください。
※左:学級委員長「榎本英子」、右:古典担当「古峰小雪」
135:#05 「虎視眈々」
こちらが1巻収録のラスト。
前回の流れで、さすがに意識しまくっている「国彦くん」が見れます。
前半は家庭課でのクレープ作り。
それぞれの個性が発揮されていました。
ああ、「英子さん」…。
中盤の「数美」・「理穂」のヒロイン対決が最大の見どころでしょう。
口では「理穂さん」にかないそうにないですね。
また新たな問題が見えたところで1巻は終了。
2巻は12月発売とのことでしたよー。
【 その他 】
そんなこんなで「TOBI」センセでした。
これが9冊目くらいの単行本だと思います。
ざっと数えて、だいたいそれくらい。
ブログでは「屋上姫」を紹介しておりました。
今回は、あの舌を出した↓表紙が良かったですねー。
ぱっと目を引き付けられました。
(※よーく見ると、本編そのまま涙溜めてるのが分かります)
手に取った切っ掛けはそんなん。
…で、購入の切っ掛けあの特徴的なタイトルと紹介帯の裏面。
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