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■初恋ショコラ (はるきち)

★まんがデーター [13.5/20.0]
・絵柄 :●●●◎〇
・お話 :●●●〇〇
・漫画 :●●●◎〇
・独創性:●●●◎〇
・属性 : [成年] ラブコメ、幼馴染み、巨乳
・構成 : 初単行本、カラー(4P)、8話収録。
・おまけ: あとがき・4コマ、ジゴ撮り(ヒロイン紹介・コメント)、
      カバー裏にジゴ撮り。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「はるきち」センセの「初恋ショコラ」です。

バイト「志賀にこ」
※バイト「志賀にこ」

 【 構成・絵柄 】

収録は8話とやや少な目。
ただ、1話あたりのページ数が20以上とやや多く、読み応えは問題なし。
単行本の厚さも普通くらいで、薄くはありません。
全て短編で連続話などもなかったです。
タイトルそのまま、ジャンルはラブコメ。
年齢とか関係は色々でしたが、だいたい初々しさあるもの。
特殊なプレイなく、ブラックさも弱く、明確な悪人なども登場せず。
安心して楽しく読み進められる仕上がりです。
お話は軽々しく、甘過ぎなくていいのですが、もうひと展開あってもいいでしょうかね。
なお、↑上の”ジゴ撮り”は、えっち後(ちゃんと本編に合わせた恰好・場面です)のヒロインイラストに、プロフィールとセンセのコメントが添えられたもの。
なかなか良かったので、ページに余裕あれは次もぜひ欲しいです。

すっきりとした線での作画。
描き込みはややあっさり目。
濃淡はデジタルな淡さあり、今風の綺麗な仕上がりです。
そのため、コマ割りはそこそこ複雑でしたが、見辛い印象はありません。
各話で作画も差もほぼなく、安定していました。
ただ、その見易さがため、パンチは弱く。
ガツンと揺さぶられるような印象がなく、良くも悪くも丁寧にまとまっていた感じ
表現やコマ運びとか、全然お上手なんですけどね。
人物画は横長目とややふっくらとしたスタイル。
皆さん立派なバストでした。
アンダーヘアはかなり薄いものの表現あります。
近所のお姉さんくというティーンくらいな可愛さで、アダルト感はいま一歩でした。
判断については、「コミックバベル」のサイトで試し読みができるので、そちらがオススメ。
カラーて゛もそう変化ありません。

 【 収録話 】 8話収録

003:「恋にみじかし」 カラー原稿あり
「岳(がく)」と「橘芽衣」は幼馴染み。
小さい頃から現在もずっと一緒だった彼女に、思い切って告白したところ。
彼女は意外な反応をしたのでした。
結婚の約束は小さい頃のことですからねー
「芽衣ちゃん」のああした反応は当然かもしれませんが。
なんというか、一度関係をハッキリさせるのはいい事だと思います。
彼の部屋にも普通に入り浸っているような関係ですからね。
まぁ、何にせよ関係が進んで良かった。
カラー原稿部分も2人のえっちシーンなのですが、理想と現実のうち前者となっています。
後のプレイと見比べましょう。

023:「ご主人様と呼ばないで」
学園で有名な美人「佐倉凜」
そんな彼女と付き合う「保志」は「ポチ」とあだ名される冴えない男性で。
”犬と飼い主”みたいに、実は主従関係あるのでは、などという憶測もあったのでした。
長い黒髪な美少女ながら、硬い物言いが特徴的な「凜さん」
知識豊富ではなかったものの、付き合う彼のため努力をしており。
メイド姿でのプレイとなっています。
AVでの恥ずかしさは分かりますが…、わざわざコスプレしてくれたのだから楽しまないと損よ。
相手年上なのだし。
「保志くん」の部屋には大きな鏡があり、それ使ってのプレイとかしていました。
センセも書いていましたが、黒セーラーでのえっちも見たいですね。
オチがあそこで終わってしまうのが残念。

佐倉凜、山辺由香
※左:佐倉凜、右:山辺由香

047:「セイクラベ」
「ユカ姉」こと「山辺由香」とバスケ部「小太郎」の幼馴染みカップル。
彼女のが常に身長高い設定で、タイトルはそれがため。
もうひと身長差あっても良かったかなぁ。
(後のプレイで、しっかり腰下げるみたいなのあっても楽しいかな、と)
ちょうど胸あたりに顔があるような感じ。
幼馴染み同士で、漫画開始時点で既に付き合っていて。
彼女と2きりでの居残り練習に誘うというのは、そりゃバスケもやるんでしょうけど、それだけでは済まないですわね。
(※いちおう、ほとんど初えっちみたいな感じです)
「ユカ姉」はスポーツ少女ですが、彼の存在がためかセオリーと違って性的なことにも慣れていて。
ドエライ下着身につけていました。
スパッツだけでも、エロイんですけどね。

071:「にこちゃんタイヘンです!」
こちらは、コンビニ店長「草野」とバイト「志賀にこ」のカップル。
彼女変わった名前だなぁ、って思って読んでいましたが。
後の”ジゴ撮り”での、センセのコメントを見て納得。
なるほど。
ツインテールでだらりとしたテンションの可愛らしい娘。
店長にラブラブなのですが、彼は優しく草食系で手を出されるような雰囲気すらなく。
もどかしさから、ギリギリ歯ぎしりしていました。
”尻の一つでも触るべきじゃないの!?”
とかなんとかありましたが、今はセクハラとか厳しいからなぁ。
バイトの娘に手出しなんてできないでしょ。
停電したのが切っ掛け。
しかし、直前であっさり復旧するのがまたいいですねー。
実際そうしたもんだと思います。
くるくる表情変わる「にこちゃん」が面白く、付き合った後も見たいカップルでした。
店長はなにかと振り回されそうね。

095:「二人の距離」
現在は予備校講師をしている「杜川泉(もりかわ・いずみ)」
彼女のアパートを訪ねてきたのは、元教え子である「田中」でした。
彼とは2年振りの再会。
新米教師時代に彼と出会い、とある問題を起こしていたのでした。
突然の訪問で、当人はすっぴん・ジャージで出迎えたことを後悔していましたが。
いや、アレはあれでいいもんですよ。
オチを見る限り、当時野球部エースという「田中くん」は結構注目される存在だったと思われ。
お互いタイミングが合ってしまったんでしょうね。
まぁ、彼の気持ちは分かる・分かる。
彼女的には、色々考えるところがあるのでしょうけど…スポーツ選手は年上女房が良いという話もあり。
モテそうなのにわざわざ訪ねてくるくらいなので、大丈夫ではないかなぁ。
女生徒みたいなヒロインばかりの中、収録ではダントツな年長者だと思います。

119:「アマヤドリ」
雨の日に出会った「因幡志希」とのエピソード。
いかに成年漫画とはいえ、登場男性はそれなりに年上だと思われ。
ある程度慮って、何もしないのもアリだと思うんですが。
”彼女を抱いていくらか金を渡す”
というモノローグ、現在の関係から察するに、ガッチリヤったのね。
そんなんでも、いちおう信頼されたのは…あの落ち着きある態度がためかな。
個人的にはもうひと展開不足している感じでした。

143:「ナツカゼ」
県外からの観光客も多い夏祭りの当日。
そんな日に「牧人」は風邪をひいてしまい。
一緒に祭りへ行くと言っていた幼馴染み「高町風音」との約束を果たせなかったのでした。
まぁ、体調不良なら仕方ないわね。
だからせめて泊まりくらい許してあげればいいのに。
彼女が祭りから戻ってきてからがメイン。
体調悪いのに、あーまでギンギンになってしまうのはちょっと恥ずかしいわ
ヤル気満々みたい。
そんなんに気付いた「風音ちゃん」がお口で~というのが切っ掛けでした。
汗かいて治るかと思ったんですけどね。

杜川泉、生徒「上田千代」
※左:杜川泉、右:生徒「上田千代」

167:「クチドメLover」
生徒「上田千代」と付き合う教師。
普段は物静かな娘なのですが、妙な場面を目撃されており。
それ以後、
全部私に処理させてください
そう言って、関係が続いていたのでした。
女子校での生徒・教師のカップル。
「千代ちゃん」はショートカットでちょっとツリ目気味な美少女。
雰囲気とは裏腹に結構な巨乳っぷりが素敵でした。
(※しかも陥没してる)
彼女のビジュアルもお気に入り
メインは体操着でのえっち。
ハーフパンツは…見た目のエロさに欠けますね。
(※脱いだ時の下着が補っていましたが)
これまで抜いてはいたものの、直接行為はこれが初めてでした。

 【 その他 】

以上、本日は「はるきち」センセでした。
こちらが初単行本とのこと。
おめでとうございます!
絵柄もお話も良かったです。
ただ、なんというか、サッパリとしたところがあり。
一般系とか合いそうですね。
個人的には、もうひと個性というか、フェチ感ですかね。
そんなんが欲しい気がしました。





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■タイケン交差点X ~ホントにあった赤裸々秘話~ (八月薫)

★まんがデーター  [14.0/20.0]
・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●○○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●○○
・属性 : [一般] 投稿モノ、人妻
・構成 : 12話収録。
・おまけ: あとがき、表紙は立体仕様。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「八月薫(はづき・かおる)」センセの「タイケン交差点X ~ホントにあった赤裸々秘話~」です。

「八木明子」、元モデル「小宮花蓮」
※左:「八木明子」、右:元モデル「小宮花蓮」

 【 構成・絵柄 】

タイトルそのまま、体験投稿モノな作品集。
1話完結のごくスタンダードな構成です。
収録はキチンとした長さの短編が12本。
それがため、全200ページほどあり、ちょっと厚めな単行本となってます。
語り手は男女どちらも登場し、モノローグで進行。
ヒロインは人妻が多く、またその場限りという関係多め。
よく分かんないですが、それがリアルなのかなぁ。
逆にプレイは複数がちらほらあったりしていて。
漫画的な派手さがありました。

太く濃い線での作画。
全体の色づきはキッチリとしていて、濃淡は濃い目。
描き込みは適度にしっかりしています。
縦横に細かいコマ割りは基本的。
枠間はほぼ確保されていて、収まり良く。
はみ出したりすることも稀でした。
小コマも丁寧で、メリハリお上手。
劇画タッチな人物画は男女共にリアル調。
そうしたキャラと先の漫画具合がため、独特な雰囲気となっていました
お上手なのですが、タイプ的に人は選ぶのだと思います。
判断については、↓表紙そのままで問題ありません。

 【 収録話 】 12話収録

005:「性徴する教え子」
昔塾講師のアルバイトをしていた「及川留理子」
そこで知り合った生徒「沢井守」とは年賀状などでやり取りが続いており。
彼氏とうまくいってなかった「留理子」は、高校卒業だという彼に会ってみることとしたのでした。
持ち掛けたのは「留理子さん」から。
まぁ、そもそも呼び出したのが彼女からですからね。
いいなぁ
彼は勉強が苦手な方で、予備校時代も接触多かったというのはポイントでしょうね。
後半の野外プレイが好き。

塾講師「及川留理子」、「沢渡由紀」
※左:塾講師「及川留理子」、右:「沢渡由紀」

021:「ガマン汁トレーニング」
モテない理由を太めな体型だと考え、ジムに通うこととした「広田勇治」
トレーナー「小笠原友恵」は美人だったものの、言動は厳しく。
メニューについていくのが精いっぱいでした。
そんな頃、飲み屋で「友恵」と偶然鉢合わせ。
売り言葉に買い言葉という感じで、”瘦せれたらえっちさせてもらう”、という約束を取り付けたのでした。
要因そんなんでも、実際に痩せてしまうのは凄い事。
まぁ、ジムもいい宣伝になるだろうから、広告費だと思えばいいのかな。

037:「媚薬の不意打ち」
同窓会に出掛けた「沢渡由紀」
そこで、中高一緒だった仲の良い友人「岡島健介」と再会したのでした。
付き合ってはいないものの、かなり突っ込んだ話ができる友人関係。
当時の彼氏と微妙だった「由紀」は、近所であった「健介」のアパートへと向かったのです。
タイトル”媚薬”というのは、睡眠効果あるモカなんとか、を勘違いして”マカ”を飲んでいたため。
精力増強の効果があるんですね。
実際効き目あるので、夜生活に困ってきた男性は一度お試しください。
このエピソードで「由紀さん」があーなってしまったのは、その効果かはたまた状況がためか。
「健介くん」に襲い掛かるようにえっち発展していました。
彼は相手いるのかな。
オチから察するに、あの後「由紀さん」は彼氏と巧くいかないと思います。

053:「初めての4P」
夏休みで長期帰省していた「ヒロユキ」
仲間らとの飲み会によく参加していた「西田綾子」はノリ良い女性。
ある日、彼女ほか男子3名で部屋飲みしていたところ。
暑さもあって、野球拳が始まったのでした。
タイトル通りの複数プレイ。
ラップ巻くのは逆にエロくていいですね。
されるがままだなぁ。
まぁ、こうしたの初めてではなさそうだし、ある程度想定していたかな。

069:「深夜タクシー艶景色」
とあるスナックにてよく指名され、重宝されていたタクシードライバー「片山毅」
店に勤務する「アキ」とは良い関係。
ああして部屋に誘われても、乗っからないのが信頼されるんだろうなぁ。
ひとトラブルあり、彼女が店を辞めることとなるのが切っ掛け。
そのタイミングであればならOKか。
なお、年齢は二回りほど離れているようです。

085:「一人旅の罠」
シンガポール旅行に出掛けた「八木明子」のエピソード。
女性の一人旅、しかも海外というのはくれぐれも気を付けて。
まぁ、よく聞かれる、典型的な感じよね。
こちらも複数プレイ。
オチは非常にリアルだと思いました
怖いわね。

101:「義姉とお淫騒動」
妻の実家家業の醸造業を手伝っていた「来生隆作」
家業を継ぐ条件であったのですが、そこに義姉夫婦が出戻ってきたのです。
なかなか複雑。
奥様ともややすれ違いとなっていて…「隆作くん」の気持ちも分かる・分かる。
ああして一度話すのは必要だったんでしょうね
ただ、それが義姉「清子」とのえっちに発展するのは、やや漫画ちっく。
オチはあーでしたが、何かの拍子にまた。どうにかなってしまいそう。

117:「定点観測人妻ホイホイ」
妙なタイトルですが…。
工場裏の雑木林に捨てたエロ雑誌を目印に、人妻がやって来るためそんなんだと思います。
ビニ本という名称がなんだか懐かしい。
生コン工場に勤める「真島五郎」
先輩が必ず雑木林にエロ雑誌を捨てるのですが。
そこで妙齢な女性と野外プレイをしていた場面に鉢合わせたのです。
経験ない彼には刺激強いですわね。
登場するヒロイン「エミコ」さんがずっと拒んでいた理由は可愛らしいものでしたよ。

133:「股振り合うも他生の縁」
ファッション雑誌の仕事をしていたこともある「渡辺大介」
その際に知り合っていた、元モデル「小宮花蓮」から10年振りに呼び出されたところ。
2万で抱いてくれない?
そんなことを言われたのでした。
貸して、と言わず、わざわざそうした言い回しになったのはちゃんと理由がありました。
まぁ、確かにそうだわね。
彼女には赤ちゃんがおり、おっぱい飲ませているところを目撃して、意思を翻すという展開。
素直でいいですが、ちょっと恥ずかしいなぁ。
もっとスマートに事を運んでください。

149:「セクシャルパワースポット」
パワースポット巡りを趣味としていた「西村早紀」
SNSで知り合ったメンバーと、山岳信仰の神社へ出かけたのでした。
いちおうメンバーは男女2名づつ。
しかし、夕方での飲み最中にふと出た話題で、2名の男性らと向かったのですが…というもの。
まあ、アルコールも入ってたしねぇ。
浴衣はいいもんです
なお、3名の複数えっちでした。

「西村早紀」
※「西村早紀」

165:「交姦マッチング」
SNSの出会い婚活アプリを始めていた「北浦真由」
数人と会い、中にはいい感じになった男性もいましたが。
トップ写真が良かったのか、選り取り見取りでモテ期到来という状態だったこともあり。
出会いを楽しんでいたところ…「根津」というテレビ局勤務の男性と会うこととなったのでした。
タイトルから想像できるかもしれませんが、複数・乱交系。
まぁ、初回のデートが良かったからと言って、気を許し過ぎでしょうかね。
大っきい…」のくだりが成年漫画っぽいですよ。

181:「あるムラの性奇習」
こちらだけ、やや趣が異なっており。
主人公はメインの話とは関係なく、単に話の聞き手として登場しています。
偶然出会ったおじいさんのお話~ということで、時代も古め。
村での”夜這い”という習慣について描かれていました。
いちおうえっちシーンは2度。
うち1回目は無事成功していたものの、憬れのお嬢さんについては眺めるだけで終わっていました。
とりあえずあの後姐さんのところへ行ってそうね。
まだ間に合えば、ですが。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「八月薫」センセでした。
前ブログにて「ホテルで抱きしめて 悶絶セレブ編」、「浮世艶草子」、「女子アナ七瀬」などを紹介しています。
紹介するのは久しぶり。
店頭で見かけ、なんとなくセンセの体験告白漫画が読みたくなったんですよ。
なぜか、カバーは文字浮き上がった、立体仕様になっていて。
ちょっと驚き。
よくよく確認すると、女性も若干浮き上がっているんですね。
なんらかインパクトを狙ったんでしょうか。

ちなみにどーでもいい話なのですが。
中扉の白黒絵が結構なプレイ絵で、驚きました。
特に本編にはないのですが…次の単行本とかに出て来るのかなぁ。




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★お知らせ★
 週3回更新で続けてきましたが、どうにも時間が厳しく…。
 これからは水曜・日曜の2回、余裕あれば土曜を含めた3回の更新とさせていただきます。 
                                                         あおぶひでる

■ぐらすとっぷ! (ばーるん)

★まんがデーター  [14.0/20.0]
・絵柄 :●●●◎○
・お話 :●●●◎○
・漫画 :●●●○○
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] ラブコメ、巨乳、眼鏡
・構成 : カラー(6P)、9話収録。
・おまけ: あとがき、中扉は表紙とリンクあり、
      カバー裏に漫画「メガネっ娘描くのやめたの?って言われたので…」

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ばーるん」センセの「ぐらすとっぷ!」です。

「横山薫」の先輩、店員さん
※左:「横山薫」の先輩、右:店員さん

 【 構成・絵柄 】

収録は全て短編での構成。
前巻にもあったシリーズものほか、繋がってるっぽいのも1話ありました。
詳しくは後述します。
ジャンルとしてはラブコメ。
ただし、収録のうち1話だけはバッドエンドなものもあったので注意。
ファンタジー要素な短編もありました。
前ほどではないですが、眼鏡女性は変わらず多く。
また、だいたいのヒロインは立派なバストの持ち主。
たっぷり感あり、目に優しいです。

すっきりとした細線での作画。
濃淡・描き込み具合は丁度良いくらい。
デジタルで綺麗に仕上がっていました。
コマ割りはやや細かく、よく重なるのが特徴。
原稿具合は賑やかです。
収録は15から17年。
安定感はありましたが、絵の表現がもう一歩、二歩という印象です。
粗探しをしているつもりはないのですが、特に前半2話はそんな感じで残念。
人物絵は個性が安定して慣れてきており、なかなかいい感じ。
幅広な輪郭はやや縦長気味、各顔パーツは小さめなバランス。
まだ硬さを感じるものの、よく仕上がっていたと思います
表現はやや大きく派手め。
それが引っかかるところもあり…自然にすっと見えるようになれば、また次の扉が開きそうでした。
判断については、紹介帯裏のカット絵がいいでしょう。

 【 収録話 】 9話収録

003:「Being late」 カラー原稿あり
カラー原稿から始まる、教師・生徒のカップル話。
なお、女性「由里」ちゃんが生徒で。
色々事情があるらしく、彼「マサ」のアパートに入り浸っているのでした。
前半はバス内のイチャイチャなのですが。
彼を知るほか女生徒と鉢合わせたくだりでは、「由里ちゃん」のアソコに指入ったままな筈なのですが…あれ左右変ですよね。
まさか、彼女らの目前で左右の手を入れ替えていたりして(笑)
他が悪くなかっただけ、その部分が実に残念でした。

生徒「由里」
※生徒「由里」

031:「オモイコミ女×ナガサレ男」
中華料理店の看板女性「鈴」と常連客「光太郎」のえっち。
冒頭にて、転んだ彼女を受け止めた際に、胸を触ってしまうシーンがあるのですが。
うーん、あのタイミングでは間に合わないと思います。
お茶零れてないのは、何気に凄いですね。
その後のドジっ娘描写は可愛らしいですが、お急須が脳天に直撃していて。
熱いもそうですが、相当に痛いだろうと思いました。
倒れた時は咄嗟に受け止めようとしていた「光太郎くん」の反応もなんだか不自然
もっと心配してあげて。
えっち切っ掛けはタイトルな通りで会話からだったので、あのくだりはまるまる不要だと思います。
なお、「鈴ちゃん」はミニスカなチャイナドレス。
思ってたよりずーっと大きいんですね」のコマが好き。

055:「オカズのトナリ」
隣の人妻「高城美沙」とのえっち話。
通常、隣に色っぽい人妻がいれば、気になっているのは男性「吉住」くんなのですが。
こちらの場合、どうにかしてやろうと考えていたのは人妻「美沙さん」でした。
ご無沙汰とはいえ、かなりガツガツしており。
時間かかりつつも、彼を誘導していました。
実際にこうした人もいるのかなぁ。
台詞によると、息子もいるのに。
二人目できちゃうかも…
じゃーないだろ。

073:「憑イてますネ」
女子校の後輩「横山薫」からストーカーのように付きまとわれていた主人公。
言い寄る彼女に対し、”ノーマルなのでその趣味はない”、と拒否していたところ。
驚くべき事実を知るのでした。
タイトルとは違い、特にオカルト色はありません
主人公の先輩さんは、硬い物言いの可愛らしい人。
せっかく黒タイツだったのに、あっさり脱がされてしまうのは残念でした。
オチあんな感じでしたが、ひょっとしてまだ続くのかしら。

097:「ゲームセンターの女。」
置いてある格闘ゲームのキャラ、通称「森さん」が好きで。
ゲームセンターの常連であった主人公。
しかし、改装のお知らせがあったため、残してもらえるよう店員さんへ聞きに向かったのでした。
前話とちがい、こっちのがオカルトちっくです。
まぅ、オカルトというより、ファンタジーと言ったほうが分かり良いか。
店の眼鏡女性とは即えっち。
彼の好きな格闘ゲームは某ファンタジーな格闘ゲームで。
オチもそんなネタとなっていました。

117:「や〇しい旦那さま」
こちらは和風ファンタジーか。
風景は江戸とか時代劇風で、ヒロイン「シズク」は角の生えた女性。
角は額部分に小さく2つあり、尖った耳で褐色肌という以外はほぼ普通でした。
旦那さまと彼に仕える「シズクちゃん」のお話。
なるほど、タイトルはどっちの意味にでもなるのか。
巨乳揃いな単行本で、貴重な貧乳ヒロイン。
初回はオチに驚きましたが。
ぱっと見ると、普通なのですが…2周目にてじっくり読むと、前半からなんとなーくその正体・実態が透けてみえます。
裏表紙はその後の運命かと思います(そのため、読む前には見ない方が良いでしょう)が、できれば「シズクちゃん」には幸せになってほしいものです。

139:「姉弟だから no count!」
姉弟のラブラブえっち。
ノーカンにはならないと思いますが、いちおう義姉なのでOKか。
旦那を疑った義姉「真希」は、酔っぱらったまま「達巳」のアパートまでやってきたのでした。
あの甘える感じはアルコールでより強調されてるのかな。
コレがお話の流れでも巧く利用されており。
スムーズにメインのお風呂えっちとなっていました。
一石二鳥~というソレに、いままで難色を示していた「真希くん」があっさり従うのが可笑しい。
いいおっぱいでした。
なお、「真希さん」は眼鏡っ娘(…娘?)です。

義姉「真希」、教師「倉須愛」
※左:義姉「真希」、右:教師「倉須愛」

169:「とある教淫の成長記録」
理想をもって教師となった「倉須愛」
しかし、現実はなかなか厳しく、保健医の先輩「麻紀」に相談したのですが。
回答は斜め上のようなもので、また目前で生徒「高見裕貴」とイチャイチャし始めてしまったのでした。
前巻「メガネの処方箋」に続いて登場の「「倉須先生」です。
「裕貴くん」が「「倉須先生」の印象で上げたのは、①地味②眼鏡③おっぱいとのこと。
そうしたAVみたい。
立ち姿では巨乳が目立ち、野暮ったいジャージがかなりエロく見えました。
あれは…なんとなく気にしてる男子多いのでは。
目前で普通にえっち始める「麻紀さん」も相当にはっちゃけた人物。
あんなんに相談したのが失敗ですね。
ただ、処女であってもなくても説得力はさして変わらないと思いますよ。

189:「はんそくの女教師」
収録のうち8ページと、やや短め。
女教師のはっちゃけ授業という感じ。
特に関連するような名前・事柄などはないのですが…。
眼鏡の女教師で、髪型もごく近く。
前話「とある教淫の成長記録」の「倉須先生」後日談みたいな印象
(※ちなみに、原稿時期はこちらが2年ほど前でしたが)
むちむちな衣装で指名した生徒にエロいこと仕掛けるみたいに感じです。
非常に良いですが…授業全然進まないと思う。
↓表紙はこちらの先生かな。

 【 その他 】

以上、本日は「ばーるん」センセでした。
ブログでは「むすめがね」、「メガネの処方箋」という2冊を紹介しています。
今回タイトルですが。
軽く調べてみましたが、いまいちコレというのが見当たらなかったものの。
”グラス”は眼鏡の意味もあるので、そっち関係?
なんらかメーカーとかあるのかな。
人妻「美沙さん」のオチがあーで楽しかったです。
お好きなんだなぁ、と




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■僕は彼女たちの淫らなオモチャ (星憑ネオン)

★まんがデーター [16.0/20.0]
・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●○○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] 女装、M、コメディー、複数
・構成 : 短編×8話収録(うち「可愛くなって、おもちゃになって」×6、
      「間違いの夜に」×2)
・おまけ: カバー裏にあとがき・作品解説、描き下ろし「間違いの夜に/翌朝」、 
      描き下ろし「可愛くなって、おもちゃになって/渚にて」 

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「星憑ネオン(ほしつき・ねおん)」センセの「僕は彼女たちの淫らなオモチャ」です。

堀切河家・美人三姉妹
※堀切河家・美人三姉妹

 【 構成・絵柄 】

収録はメイン・サブで2本のお話となってます。
表題に近いメイン話は、基本的には1話完結の連続モノ。
毎回相手となるヒロイン(…?)が変わっていくタイプでした。
もう1つは2話のエピソードですが、感覚的にはそれで1本という感じ。
直接の続きモノで、後日談というよりは前話を補完するようなものとなっています。
ジャンルはM、女装といった感じ
男性が弱く、ラブっぽい要素も薄く。
いちおうコメディーちっくな部分もあるんですが、過剰なおふざけ感はありません。
メイン話は”女装した主人公がヒロインらにガッツリいじられる”という、特殊な漫画でした。
その傾きが結構大きかったため、普通の方は合わないと思います
慣れない方が手を出すと、驚くこともあるでしょう。
なお、同時収録のサブ漫画はそちらと比べたら全然ノーマルなものでしたが。

しっかりとした線での作画。
全体の色づき・濃淡具合は適度なくらい。
描き込みも同様でしつこさなく、いい感じ。
コマ割りは大~小まで複雑で、はみ出し・ぶち抜きも頻繁。
結構賑やかな仕上がりでした。
人物絵は縦長で漫画っぽさもある、お姉さん系のキャラ。
極端でないバランスな顔パーツのなか、小さい鼻が特徴。
悪い意味ではなく、のぺっとした感あるものです。
引き絵や小物がややあっさり気味
動きとか表情の動きで癖が強く、人を選ぶこともあるでしょう。
判断については、↓表紙などカラーでもそう変化はないんですが。
やはり裏表紙のカット絵がオススメです。

 【 収録話 】 8話収録

003:「可愛くなって、おもちゃになって」 5話
157:「可愛くなって、おもちゃになって/渚にて」 描き下ろし
1年間海外赴任することとなった両親。
それがため、「小井美貴(いさらい・よしたか)」は母が過去世話になったことのある堀切河(ほっきりがわ)家の厄介になることとなったのです。
読者モデルなどもしている、学校でも評判な美人三姉妹の居る堀切河家。
派手な女住まいの慣れない家で、男1人肩身が狭い思いをしていたところ。
何度か彼女らの着替え中に鉢合わせてしまったため、罰ゲームで双子「環(たまき)」、「円(まどか)」らより女装をさせられてしまったのですが。
その姿は…
お人形さんみたい…
思わず長女「紡(つむぎ)」がそう呟くほどの、美少女となっていたのでした。
長くなりましたが、だいたいそんな感じ。

Mちっくな女装な男子の連続モノ。
一部例外ありましたが、周辺に登場してるのは女性ばかり。
そんな皆と次々えっちにしてしまう、ハーレムっぽい要素もあるんですが…。
「美貴くん」が徹底したM気質なうえ、登場する女性陣は皆強さが前面になる娘ばかりで。
あまり羨ましさありません。
女の子らとえっちして幸せ~、というより、
”その道具に使われ、もて遊ばれてる”
という感じのが圧倒的に強いのでした。

また、彼は最近流行りらしい女装に傾倒していくんですが。
描き下ろしでは、男性がすうーっと引くような事にまで発展しています。
そうした、癖の強い要素らを許容できるかどうか、が鍵ですね。
ぶっちゃけ、ひでるさんは合いませんでした。
せめてフタナリなら、まだ良かったんですが。(←女性要素あるので)

風紀委員長
※風紀委員長

1話目は双子姉妹とのえっち。
着替え中などに遭遇し、ラッキースケベとか言われていましたが。
切っ掛けとなる部分は完全に罰ゲームありきで、彼がどういった扱いだったのか分かります。
まぁ、かしましい女性3名もいれば、立場は自然とあーなるか。
(※そもそも居候という立ち位置ですからね)
女装した当人が「スゴイ美少女がいる~」とかなんとか、後々の展開を想像させる発言をしていました。
髪型の異なる双子は、素晴らしいまでの貧乳で並んだ1枚絵がいい感じ。
なお、参加してないものの、「紡さん」も真横で1人シテいました。

その際の写真が学校掲示板に貼られた事から発展する2話目。
双子とは犬猿の仲という風紀委員長が登場。
その出どころを突き止めた彼女は、2人に会わせて欲しいと懇願するのでした。
わざわざ男性自身を露出させた「美貴くん」と会わせ、「環さん」の嘘からえっち展開に。
委員長もそうした願望ありましたからねー。
普段欲望を抑えていたらしい事もあってか、壊れたような中盤の描写が秀逸
ちょっと怖いよ。
2人は結構相性良いと思います。

読者モデル、という要素ありましたが。
3話目は「紡さん」の撮影風景でのお話。
登場するのは眼鏡のプロデューサー「米都」と、その”ドレイ”という「渚」の2人。
「美貴くん」について聞いていた彼女に、あっさり喰われてしまうのです。
バストは最も大きいのかな。
仕事出来そうな眼鏡の大人な女性で、付き従う和服の「渚」も…ムニャムニャ(いちおう伏せます)
そんな訳で、こちらも複数展開です。
えっちしてる、ではなく”されてる”、しかもかなり好き勝手にされてしまっているため、全く羨ましさありません。
さらに、後半では「美貴くん」の身にトンデモなプレイが襲いかかるのでした。

その影響か…ある程度の慣れが見られる4話目。
いままで味方ゼロな「美貴くん」でしたが、とある理解者の存在が大きいですかね。
2人して学校へ行った際、先の風紀委員長に見られてしまい。
これまたえっち展開になるのでした。
登場時点では硬い印象だった委員長さんなんですが。
もうスッカリ変なキャラです
風紀とかなんとか、まるで関係ありません。

そちらのオチからも続く最終話。
登場人物のうち、まだ直接行為していないキャラが1名いるんですが。
そちらの方がメインとなってます。
勿体ぶっていたものの、別にラブい要素はないんですけどねー。
最終話らしく、途中から双子・委員長も参加し、やはり派手な複数展開となっていました。
描き下ろしはタイトルから分かるように、「渚」とのアレコレ。
もうあのままトコトンまで進むしかないかなー。
まぁ、本人も楽しんでいるようだし、いいのか。

長女「紡」、プロデューサー「米都」・「渚」
※左:長女「紡」、右:プロデューサー「米都」・「渚」

159:「間違いの夜に」
179:「間違いの夜に/翌朝」 描き下ろし
教師・生徒のちょっとしたお話。
解説に”描き下ろしは補完エピソード”と書かれていましたが、確かに本編だけではややモノ寂しさがあり。
セットでのお話ですね。
まさにこれから縁交寸前だった生徒「佐藤」を発見した教師。
しかし、ホテル街をうろついていた事を逆手に取られて脅迫されてしまったのです。
だいたいそうした感じの流れで、オープニングでは既に事後。
実は教師側にも深い事情あり、彼女との行為に至ってしまうのでした。
冷めた言動が目立つ「佐藤さん」
発想元となる曲があるらしく、リアルさある今風なヒロインです。
そんなんでも、後半の言動が優しくていい感じ
描き下ろしはオチ直後の風景なんですが、これ以降の期待が持てる雰囲気でした。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「星憑ネオン」センセでした。
↓下に紹介記事を並べております。
毎度お馴染みですね。
センセの単行本なので、特に深く考えもせず手に取りましたが。
今回は…ダメ
もう、見ていてエロス感なく、ただしんどいだけ。
やたら癖強い仕上がりでしたよ。
収録のもう1つ、「間違いの夜に」はいい感じだったんですが…。
↓表紙もタイトルとかガチャガチャしてますね。
パンチ弱いと思います。
そうした所から察するに、メインヒロインは「紡さん」なのかな。

僕は彼女たちの淫らなオモチャ 僕は彼女たちの淫らなオモチャ(MUJIN COMICS)
                  (2015/10/9)
                  星憑ネオン






★「星憑ネオン(さきうらら)」センセの漫画紹介記事  

おねだりパレード
 痴女シリーズ「痴女が恋しちゃダメですか」の続編。
蜜愛フルコース
 一般系り短編集。社会人向けなソフトえっち話。
蜜祭り
 山奥の村での”奇祭”を題材とした、ふんどし姿のヒロインらがポイント。
盲姫~めしいひめ~
 やや重いタイプの近親えっち漫画と、巨乳な従姉妹のエピソードを収録。
嫁まみれ
 痴女シリーズの最新作ほか、別単行本のキャラもちらほら登場しています。
淑女の融点
 通産で10冊目となる単行本。短編集ですね。
ときめき懺悔室
 痴女シリーズの結末「バースデイ」、中編「神さまのいうとおり」を含む単行本。
蒼のセカイと花咲くカラダ
 一時的に発症する特殊能力”コクーン”に翻弄される男女を描いた長編。
王女様キター(゜∀゜)ー!
  ネットで知り合っていた「ローラ」ば王国の姫でした、という中編など。


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■学校でイこう! (牡丹もちと)

★まんがデーター [12.0/20.0]
・絵柄 :●●●◎〇
・お話 :●●●〇〇
・漫画 :●●〇〇〇
・独創性:●●●●〇
・属性 : [成年] コメディー、ラブコメ、巨乳
・構成 : 初単行本、カラー(8P)、10話収録
      (うち「ポンコツシリーズ」×3)
・おまけ: あとがき、カバー裏に別絵、描き下ろし「ポンコツネメシス」、
      カラー原稿描き下ろし「ガッコーの奇々快姦」  

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「牡丹もちと(ぼた・もちと)」センセの「学校でイこう!」です。

波川蓮
※波川蓮

 【 構成・絵柄 】

収録はシリーズものと短編群。
描き下ろしも短編となっており、複数短編を繋ぐ集合話です。
ジャンルとしてはコメディー系。
派手ではっちゃけたものでした。
各話のタイトルとか、ご自身の名前などもそうですが。
言葉遊びみたいなのが頻繁です
元ネタを知っていれば、より楽しめることと思います。
これが…個人的にはまったく肌に馴染まない、合わない。
そう極端なマイナス面はないんでけどね。
馬鹿馬鹿しいコメディー漫画という仕上がりなので、そうしたのが好みでないとひでるさん同様に難しいでしょう。

単純に絵的な面ではそう問題ないと思います。
今風なデジタル画で、いかにも「ワニマガジン社」さんの単行本という印象。
ただ…漫画としては微妙でした。
コマの配置・構成がため、ぱっと分かり辛い部分がありました。
表現の大仰さはコメディー色強いためだと思いますが。
これが個人的に合わない原因の1つ。
読む気をごっそり削がれてしまうほどでした。
男性陣も悪目立ちすること多く。
とかく強い癖がため、人によっては好き・嫌い分かれるでしょう。
なお、原稿時期はそう離れてなく、安定感はありました。
単純な絵柄では、↓表紙・裏表紙の判断で良いと思います。

 【 収録話 】 11話収録

003:「ガッコーの奇々快姦」 描き下ろしカラー原稿あり
よく学校でふざけていた「守山耕太郎」
彼がそうした馬鹿をやるのは、風紀委員長「喜多山慶子」が構ってくれる、という理由があったのです。
まあ、良くも悪くもなんらかの接点ないと関係始まらないですからね。
だいぶ耳が悪いのか、変な聞き違えをしている「耕太郎くん」
いかにも漫画的で……冒頭話から合いません…。
酷くわざとらし~く、感じてしまうんですよ。
対象とされる読者ではないんだろうなぁ。
委員長「慶子さん」は今回↓表紙をゲットしたヒロイン。
基本的に真面目な娘のようですが、硬すぎる雰囲気はありません。
彼女の台詞を聞き違えてのえっち発展。
もっと早くにこうなってても不思議でない感じでしたよ。
カラー原稿部分が描き下ろし。
本編の後日談えっちとなっていました。

風紀委員長「喜多山慶子」、巫女「佐伯貴子」
※左:風紀委員長「喜多山慶子」、右:巫女「佐伯貴子」

027:「人妻MIDNIGHT」
整備士「鈴木啓」が急遽担当することとなったのは、苦手にしている金持ちの美人人妻「豊川未来」の車でした。
調べていたところ、原因となるモノを発見したんですが…という流れ。
人妻からのお誘いえっち。
エロい女性ですね。
タイトルからの流れで、プレイ最中は車関連のものに置き換えられておりました。

045:「八つ袴村」
神社に1人留守番となっていた、神主の娘「佐伯貴子」
そこに好みなマッチョ男性「山村貞男」が願い事をしにやってきたのです。
巫女服が楽しめる1話。
女性に耐性ないという彼の言動を誤解し、えっち発展しています。
まぁ、お互い相性も良いみたいで、カップルとなれて良かったね、という感じ。
オチが甘いです。

063:「ダ・ヴィチン・コード」
年に1度の展示会を控えた美術部。
しかし、所属する男子3名「春郎(はるお)」、「裁斗(たいと)」、「為一(ためいち)」の3名はロクに準備もせず、いつものようにエロにうつつを抜かしていたのでした。
美術部顧問「萌香」は、そんな3名の無茶な理論に流されてしまうのです。
何でもお願いしてみるもんですね。
教師「萌香さん」はポニーテールで凛々しい女性。
美人ですが、やや敷居が高そうな雰囲気もあり、ああしたベタ褒めは効果的かも
かと言って、ああしてヌードにまでなってくれるというのは、漫画ですね。
飢えた動物みたいな彼らの前で全裸となれば、無論えっち展開のが普通。
複数プレイとなっていました。
オチはあーした感じなのですが、年頃男子な割りに淡泊ですわね。
(※それならば、もっと搾り取られるような表現があった方が良かったのでは)

083:「NANPA!」
ナンパ目的で海へ来ていた「霧氷流太(むひょう・りゅうた)」
うっかり寝て流されていた彼を助けたのは、地元マリンスポーツ代理店の娘「波川蓮(なみかわ・れん)」でした。
そんな訳で、ビキニの日焼け跡眩しいヒロインとのえっち話。
積極的な娘さんですね。
彼とのやり取りをセーフ・アウトで判定しているんですが、どちらにしろ楽しんでいるようでした。
意外に慣れてはいないのかな。
オチはコメディー的でずか、なくても良かったかも。

101:「鉄面探偵ナ淫トスクープ」
探偵事務所所長の娘「楚原藍子」と「麻生田郷太(おうだ・ごうた)」のコンビ話。
金融詐欺の容疑者を調査するため、彼女とは夫婦として隣の部屋に入ったのでした。
優秀な「藍子さん」
やる事ないと言ってましたが、会話での仕事は事務作業みたいなもので。
先輩として、肝心の場面で前に出れば良いのでは。
いままでクールだった彼女が、えっち関係では照れるところが可愛い
後半でもだいぶ可愛らしいところを見せてくれています。
偽装を続けるため、「仕事だ!」として行為に及ぶのが切っ掛け。
別に…あそこまでは仕事でないと思う。

157:「STAR SEX」
地球人を調査にやってききた、ヨクト星人の研究員「ヘミキプタ・マルギナタ」
”かなり性欲の強い個体”
ということで、研究対象として「揚羽鉄男」が選ばれたのでした。
いちおう1人プレイの常習者であれば、記憶のイメージはあると思う。
実際、「ヘミちゃん」に反応した際には、映像出ていましたからね。
ヨクト星人といっても、頭の変な飾りと小さな尻尾以外は普通に女性。
そのため、えっち展開もスムーズに流れていました。

173:「面接官と入射試験」
男性用性器具を開発している企業へ入社面接に来た「千草草太」
企画開発部門部長「本郷玲子」は彼の製品に対する熱いPRに感動し、試作品を試すようお願いするのでした。
無事合格かな。
こうしたもののお約束で、「玲子さん」自らがオカズとなってくれていました。
そう考えると…部長にまでなるにあたって、そうした事が頻繁にあったのかな、とか想像。
いいですねー。
黒パンストをあっさり脱いでしまったのが残念です。

189:「ナースの卸し事」
アルコール中毒専門病棟のナース「五斗蒔愛美(ごとまき・まなみ)」
元同級生な彼女は学生時代と変わらぬ破天荒っぷりで。
まだ未経験な彼には、えっちを餌に中毒を止めさせる方法をとったのでした。
えろいナースですね。
下着も黒でした。
彼については、この作戦は確かに効果的
最終ページが甘いですよ。
学生時代のやり取りが、もうなんらか絡めばまた良かったと思うのですが。

美術部顧問「萌香先生」、探偵事務所「楚原藍子」
※左:美術部顧問「萌香先生」、右:探偵事務所「楚原藍子」

119:「ポンコツバレンタイン」
137:「ポンコツサドンテス」
209:「ポンコツネメシス」 描き下ろし
男女双方から人気を集める、クラスのトップカースト「阿木川恵那」
そんな彼女から、「蛭川敬助」は不可解な嫌がらせを続けられていたのです。
持ち物は日々デコられ続け。
気付くと、地味な彼の全身はキラキラになっていたのでした。
そんなんが「ポンコツバレンタイン」

実は彼にぞっこんで、日々のそれはプレゼントだったんですね。
先に言え(笑)
タイトルそのまま当日はバレンタインで、手作りチョコと共に渡そうとしたのが切っ掛け。
彼は”イジられのプロ”を自称する独特な男性であるため、そのアプローチを曲解するのでした。
そんなんが、逆にえっち展開をスムーズなものに。
ううむ、「恵那さん」は本気で彼が好きなんだねぇ
何が気に入ったんだろう。
屋上えっちとなっていました。
続く「ポンコツサドンテス」は、それから半年後の風景。
ぱっと見冒頭はなんだか分からんと思いますが、気にせず読み進めてください。
保健室えっち。
前回のサブキャラであった「二ツ森勇次」・「坂本美乃」がめでたくカップルとなっていました。
それに触発されての展開。
ただし、いちおうメインは「敬助」・「恵那」の2人です。

その4名が生徒会室に召集される、描き下ろし「ポンコツネメシス」
はてなマークの2コマ目が楽しい
「美乃さん」だけマトもなんですね。
収録の冒頭話「ガッコーの奇々快姦」の風紀委員長「喜多山慶子さん」がゲストとして登場。
なるほど、よく見ると制服同じデザインでしたねー。
こんな複数いる状況で、生徒会長「城ケ根椛(しろがね・もみじ)」と副会長「後山」のえっち展開となるんですが。
なにゆえそう流れるのかは本編にてどうぞ。
前話ともども「悠子」さんがオチ担当となっていました。
彼氏ができる日は来るのか。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「牡丹もちと」センセでした。
こちらが初単行本とのこと。
おめでとうございます!
ただ、前述したように、漫画がいまいち合いませんでした。
むぅ…。
ただ、単行本キャラが集合した、描き下ろしは好みな仕上がりでした。
もくじ部分はカラーページなのですが。
成年漫画なのに男性だけで構成されてるのは、すこぶる珍しいと思います。





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