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■温かくて柔らかくて (Hamao)

★まんがデーター [20.0/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●●
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] ラブコメ、ショートカット、学生
・構成 : 12話収録。
・おまけ: あとがき、合間に1ページ漫画×12、加筆修正あり、
      カバー裏に作品解説。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「Hamao(はまお)」センセの「温かくて柔らかくて」です。

鈴木麻耶
※鈴木麻耶

 【 構成・絵柄 】

収録は全て短編での構成。
ショートものなく、全12話ほどあり。
また、合間には各話の後日談が1ページの漫画で描き下ろされていて。
その追加分も、エピソードにとっては理解深まるようなものも多く。
しっかりとした読み応えがありました
ジャンルとしては、甘さあるラブコメ話。
おおむね楽しい仕上がりですが、そう軽過ぎることはなく。
追いかけるのに疲れない程度の優れたストーリー群でした。

濃いめな線での作画。
全体の濃淡も同様で、色彩・描き込み共に強く・細かく、という印象です。
ある程度白比率があり、乱れ・崩れなく読み易い仕上がり。
細かくも変化控えめなコマ割りもそんな感じでした。
背景や小物、特に途中にあった料理絵などお上手で、漫画表現も良く。
特に今回は擬音、収録話にあった文字にぶっかかってる表現は…結構な衝撃がありました。
あれは面白い
人物絵はなんというか美少女然とした、漫画っぽい可愛さと色気があるもの。
スタイルのバランス感が絶妙で、おっぱいがえっちです。
特に作画について隙は見当たりません
判断には、白黒絵も見れる紹介帯が良いでしょう。

 【 収録話 】 12話収録

003:「白詰草の恋文」
文芸部の「海東(かいとう)」は同じ部の「小手前三葉」にラブレターを書いたのでした。
ううむ、文芸部っぽいですねー。
このデジタルな世の中では、逆に刺さるかもしれませんよ!
裏表紙に顔を見せている「三葉さん」は眼鏡女子。
いかにも、って雰囲気ですわね。
また、あの”逆に刺さるかも”というラブレターに対する反応も、そんな感じ。
返事かたがた彼の家を訪ね、そちらで早くもえっち展開になるのでした。
お互い切っ掛け探り中、な感じでしたからねぇ。
ややふっくらとした肉付きもソレっぽく、えっちです。

小手前三葉、蓉子
※左:小手前三葉、右:蓉子

021:「STAY GOLD」
打ち込んできた野球で結果を残せなかった「コーイチ」と、バンドで評価を得つつあった「蛍」という幼馴染みカップル。
「蛍ちゃん」は…小さい頃から全然変わらないですね(笑)
2人はこれが初えっち。
男性を励ますには、やっぱりコレですね。
男性誰もが思うだろう、ブラ外すくだりが楽しい。
後日談も注目です。

039:「Look at me!」
進路未決定で、追い込まれていた主人公。
一方、進路が決まっていた「瑞希」は久しぶりの2人きりながら暇を持て余しており。
そのうち、寝てしまったのでした。
ちょっとツリ目で黒髪ロングの美少女然とした「瑞希さん」
”放課後にHするのが普通だった”
とかありました。
いいなぁ。
寝込みを襲うみたいな展開なのですが、あれは無言のお誘いだと判断できるくらいの間柄なのでしょう。
後日談では2人についてひと事実が判明します。
なるほど、頻繁にえっちできる訳だ。

055:「デイドリーム」
輪丹温泉へ一人旅をしていた「遠藤」
温泉地ながらバスの本数はやたら少なく。
歩きで向かったことを後悔していたところ、同じように難儀していた一人旅な「鈴木麻耶」と出会ったのでした。
前半は眼鏡な彼女。
フレーム太く四角デザインで、野暮ったい雰囲気でしたが、その素顔はやたら可愛らしく。
また、意外に積極的な彼女からのお誘いで、日帰りから宿泊に変更していました。
男性側としては、そりゃー翌日何があってもキャンセルするわね。
オチに注目。
漫画ながら、都合良くない後日談も正解だと思います。

073:「メヌネット」
同棲カップルのお話。
実は謝罪も兼ねて、という感じですね。
「あやの」さんとのえっち時のやり取りが好き。
いまいち彼の仕事が見えないのですが…。
後日談あーだったので、ヒモでなく自宅仕事とかなのかな。
(※まださして収入ない、みたいな)
オチのやり取りが甘いです。

089:「プレイバック」
元仕事の同僚で、「勉」が憬れていた相手「明石ひかり」
現在は人妻なのですが、その夫(※彼にとっては先輩)は浮気していたのでした。
結果的にW不倫となるお話なのですが。
オチ、そして後日談が非常に楽しい。
なるほど、アンタ選ばれない訳だわ。
それが良いところでもあるんでしょうけどね。

107:「diss」
センセ曰く「S娘枠」ということで。
甘くラブいエピソードばかりの中、こちらだけ歪んだ愛という感じ。
そもそも兄妹のカップルですからね。
頭良くスポーツ万能で、さらに容姿も優れた兄「聡一」
出来イマイチな妹「優子」はよく比較され、肩身の狭い思いをしていたのですが…というもの。
中盤の家族での会話を見る限り。
うーん、確かに彼女があーしたくなる理由も分かるなぁ。
また言葉とは裏腹に…おそらく、お兄ちゃんは望みとおりでなかろうか、と。
後日談でもSッ気炸裂していましたよー。

123:「ほっとマシュマロ」
「蓉子(ようこ)」と初デートに出掛けた「登」
しかし、雪の影響で電車は完全に止まり。
立てたプランが崩壊し、茫然としていたところ。
それじゃ、家来る?
そう、彼女が問いかけてきたのでした。
表題作みたいなエピソードで、たぶん↓表紙はこちらの「蓉子さん」
いかにも年上然としたお姉さんキャラで、コタツでのやり取りも素敵
羨ましいぞ、「登くん」
後日談も含め、おっぱいでした。
オチでちらと見えた、髪解いた姿もキュートです。

なお、解説にあった喫茶店の2人…は、どうにも気になったので探しました。
スイーツスウェット」の「風を待つコスモス」にて登場していた「凛」と「良」ですね。
順調そうで何より。

141:「hug!!」
後輩「宮子」の家でバイトをする「大樹」
やや太目で、彼女からも指摘されており。
ダイエットを始めたところ、無理して倒れてしまい…。
彼女が見舞いにやってきたのでした。
微笑むと猫目になる、「宮子ちゃん」が可愛い。
おかっぱ頭のようなショートカットで、着替えれば学校の怪談っぽくなりそう。
料理は得意という発言とおり、持参した弁当が凄い。
将来も安泰だねー。(※なお、彼女の家は魚屋)
上着がありましたが、その下はやや露出大きい服装をチョイスしていて。
あれは、チャンスだと考えてたかな。
デブ専言う告白シーンと、後日談漫画が楽しい。

157:「Ⅰ want to tell you!」
同じサークルで奥手だった「谷」・「飛田」カップルをサポートしていた、主人公と「心」
めでたく2人は付き合うこととなったのですが。
それがため、こちらの告白がずっと据え置きになっていたのです。
4名でのお祝い飲み会での場で、えっち始める「谷」・「飛田」カップルがエロい。
2人はオチほか後日談でも登場するので、お楽しみ。
ちなみに、どっちも眼鏡キャラでした。
「心さん」は物腰穏やかなショートカットの娘さん。
イイ娘で可愛らしいのですが、印象では完全に先の2人に喰われたかなー。

宮子、葵
※左:宮子、右:葵

175:「Baby☆Baby」
まだ学生な「葵」と付き合う店長「一郎」
姉「和子」からも指摘され、あらためて年齢差を気にしていたのですが…というお話。
ベリーショートな「葵ちゃん」は明るく活発な女の子。
雰囲気的に…運動部かな。
そんなんなのにえっちにも積極的で。
彼の部屋を訪ねた次のページでは、即えっちとなっていました。
うーむ、いいなぁ、あれ。
後日談ではブルマ姿を見れるので、お楽しみに。
個人的には先の「宮子ちゃん」とこちらの「葵ちゃん」が好き。

191:「ふたりのへや」
1人で飲んでいたところ、「真穂」に声を掛けられ。
そのまま彼女の部屋に泊まっていたところ。
翌朝、トイレでその友人「雛子」と鉢合わせしたのでした。
そんな訳で、同居女性らとのえっち話。
うち「真穂さん」は大人っぽい雰囲気の眼鏡女性。
「雛子さん」はタレ目でいかにも可愛らしい感じ。
着替えた後の部屋着が、生々しくてエロいです。
まぁ、あんな場面に鉢合わせていながら、怒られないだけでラッキーなのですが。
起きていた「真穂さん」とも追加えっち。
2人の対決みたいになっていました。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「Hamao」センセでした。
成年漫画はこちらで4冊目とのこと。
当ブログでは、「スイーツスウェット」、「きらきら」、「キャンディドロップ」と、ひととおり紹介しています。
今回の↓表紙ですが…どことなくイマイチに感じました。
なんというか…色彩が軽く、バランスは悪く見えて。
これが、裏表紙もそんなんだったんですよね…。
あれならば、中扉のおねーさんのが断然良かったなぁ。
(※おそらく「ひかりさん」かと)
ギリギリで、いかにもその先が見たくなるーって感じで。
あるいは、カバー裏・裏面のスポーツブラな女の子(※たぶん「葵ちゃん」かな)とか…。
やっぱり、おっぱい出てる方が分かりやすい、って判断されちゃうのかな。




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■発情美少女の淫らな蜜壺 (ふうたまろ)

★まんがデーター [18.0/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] ラブコメ、ロリ、複数
・構成 : 9話(うち「祓ってあげちゃう」×2)
・おまけ: あとがき、イラスト。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ふうたまろ」センセの「発情美少女の淫らな蜜壺」です。

織石帆花
※織石帆花

 【 構成・絵柄 】

収録は1つ連続ものと、短編群。
その連続話も、掲載当時はカラー原稿だったらしいショート漫画と2話になっているタイプ。
まぁ、短編集という捉え方で良いと思います。
ジャンルとしては、読み易いラブコメ話群。
あとがきにて”ロリ美少女物”と書かれていました。
いわゆる、完璧なロリ系とはやや違うと思うのですが…(※昨今の状況では難しいですよね)
成長具合が微妙なくらいで、ヒロインには妹キャラが多かったり、味わいはそっち。
だいたい↓表紙な感覚・判断で良いと思います。
また、収録のうち、後半の2話は趣が異なるものとなっていました。
できれば、収録全てジャンルを揃えて欲しかったですが…これは仕方ないかな。
なお、後半には登場ヒロインらの1枚絵がありました。
うーん、そちらは漫画か、カラーページが欲しかったなぁ。

しっかりとした、しなやか線での作画。
黒はやや強めですが、全体の濃淡は淡いもの。
枠間ほか白比率があります。
描き込みはちょうど良いくらい。
表現はコメディーっぽさもあり、基本的に楽しい仕上がり。
引っ掛かる箇所なく、配置とか流れとか漫画は見事
今回は成年系ですが、雰囲気は一般えっち系と変わらずいい感じ。
ヒロインの美少女っぷりも、パンチ力がありました。
センセはまた年上女性、母親なども実にお上手で、ジャンルはあっち寄りだったものの、ちらほら登場しています。
カラーも良いのですが、個人的には白黒のが魅力的。
判断はいくらかプラスでいいかな。

 【 収録話 】 9話収録

005:「こんな妹は実在しない!」
出会い系にハマっていた兄
そこで知り合っていた、年上の女性と会う約束を取り付けたのですが…。
待ち合わせに顔を見せたのは、普段わがまま放題な妹「つみき」だったのです。
その彼女のお願いで、ラブホに行ったところ~という展開。
お風呂えっちですね。
おそらく↓表紙はこちらの「つみきちゃん」
ツーサイドアップの可愛らしい娘さんですが。
お風呂の際には髪解くので、本編はあーでないんですけどね。
興味あったのは本当だと思いますが、お兄ちゃんのことはどうこう言いつつも好意あったのでしょう。
たしかに“こんな妹は実在しない”のでしょうけれど。

妹「つみき」、義妹「美兎」
※左:妹「つみき」、右:義妹「美兎」

029:「エッチな女の子が男湯に入ってきた件」
男湯に入ってきた女の子「織石帆花(おりいし・ほのか)」
もう、親と共にコッチに来るような容姿でなく見え、なんとなく気になっていたところ。
次の日も同じ時間にやってきて、ちょっと言葉を交わすようになっていったのでした。
「帆花ちゃん」は、ちょっとツリ目の可愛らしい娘さん。
その真意が…エロくて素敵です
銭湯で直接行為までは当然できないでしょうけれど、あの身体の洗い方は通報されそうなほどで好き。
えっちは彼のアパートでした。
このお話はお気に入りです。

055:「お兄ちゃんの言いなりっ!」
「美兎(みと)」は紹介された義兄となる「匠人」に一目惚れ。
ただ、彼の態度には好ましさなく。
日々の生活にての失敗もあり、へそを曲げられてしまったのですが。
”なんでも言うこと聞くから”
そう謝罪したことで、関係は変化していくのでした。
あの要求に対し、「美兎ちゃん」は微妙な線で許してもらおうとしているのですが。
うん、あーのが断然エロいよ。
チラ見せ(見え)してるのがイイねー。
お兄ちゃんはだいたい年相応な、可愛らしい感じに描かれていましたが。
「美兎ちゃん」は…この先どう育ってしまうのか、ちと心配

085:「ご家庭に問題アリ!」
メイドが出迎えるような、お金持ちの家で家庭教師をすることとなった「初原真(うぶはら・まこと)」
そちらの娘「つばさ」は無防備で、あちこちチラ見えしており。
なんだか落ち着かなかったのですが…。
いいもの見せてあげようか?
そう言う彼女に促されて、ついて行ってみたところ~というお話。
ちょっとですが、前半に出ていた色気ある母親のえっちも見れます。
そう書くと、ついて行った先になにがあったのか、分かるかな。
彼女自身も興味津々であり、彼もあっさりその誘いに乗っていました。
冒頭から登場していた眼鏡なメイド「綾乃」さんも後半に加わり、複数展開に。
そうか、さすがに「つばさちゃん」とはシないんだな~、とか勝手に思っていたのですが…驚き。
期待していた方には、やや物足りないかもしれませんがねー。

109:「愛にはいろんな形があるものだ」
クラスメイト「のぞみ」に告白した、「芦原理香」
同性な彼女なのですが、驚くほどあっさりOKされ。
「理香」は嬉しさあるものの、どこか不思議に感じていたところ。
その自宅に招待された「理香」は、逆に彼女から迫られることとなったのでした。
そうした百合プレイもある作品。
「のぞみちゃん」には兄がおり、最終的には複数えっちに発展。
まぁ、彼女をあーしてしまったのは、彼でしょうねー。
2人して全裸で並んだ絵が凄い。
オチもあんなこととなっていましたが、果たして何を教えているのやら

131:「祓ってあげちゃう」
151:「祓ってあげちゃう 恐怖の操り人形」
発売禁止となっていたフィギュアの写真を撮影した「春海」
すると、それは心霊写真となっており。
人形供養もやっていた、幼馴染み「珠原初音」の神社に除霊を依頼したのでした。
巫女服な女性らとの複数プレイです。
「初音ちゃん」の母、「珠原佐那江」さんは、理解ある美人さん。
こうした素敵な導き手の年上女性は、いかにも「ふうたまろ」センセのキャラクターという感じ。
テンション上がります!
形代プレイがいいですね。
実の娘になにさせてるんだか。
続く「祓ってあげちゃう 恐怖の操り人形」は、4ページのショートもの。
もともとはカラー原稿だったようですが…収録は残念ながら白黒。
いわくつきマリオネットの除霊で、またエロい展開になっていましたよ。

「のぞみ」・「理香」、「初音」・「佐那江」
※左:「のぞみ」・「理香」、右:「初音」・「佐那江」

155:「元気になってね」
EDに悩んでいた「茅乃崎」
それがため病院に行ったところ…担当の女医「鳴川遊美(なるかわ・あすみ)」は学生時代の昔馴染みだったのでした。
ここから2話はヒロインの年齢も上がり、趣の異なる漫画となります。
あのタイミングで知り合いだと判明するのは…なかなかしんどいですね。
悩みが悩みだけに。
また、「遊美さん」は単なるクラスメイトでなく、過去にひと騒動あり。
それが良いスパイスとなっています。
過去話でのやり取りにて、
それに…
というコマでの発言は…男性にとってテンション上がりますねー。
なにせ「茅乃崎くん」も当時好意をもっていたのだから。
全裸に白衣というプレイです。
まー、よくリクエストに応じてくれたなぁ。
EDの原因であろう…子供がどーのなんだのと言われて、へなるのはよく分かる。
余計な発言ですよね。

181:「彼女はそれを断りきれない」
女子連中にいじめられていた「乙川泉」
「加治恭弥」ら男子グループは、そんな彼女を開放したのですが…と、そんな切っ掛けのお話。
収録の中では、かなり異質なエピソード。
あの「恭弥くん」らが、正義の味方でないことは察しがついていたのですが。
実はもうひと捻りあったのがポイント。
そもそものアレも…望んだことかもしれませんね。
そうすると、女子でなく男子らを選ぶのは当然か。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「ふうたまろ」センセでした。
いままでは一般系でしたが、こちらは成年系。
あとがきによると、初だそうです。
そうなんだ。
ちなみに、ブログ書く際に出版社「海王社」さんのサイトに行ったのですが…。
内容説明が詳細に書かれているのはいいのですが、改行とかなんとかがまったくなく…。
せっかく説明細かい(文字数多い)のが、逆に読ませる気を奪ってしまっていました
読者側に優しさないもので。
はっきり言って、興味もってた人をも拒絶するような感じでしたよ。
あれは早急にどうにかした方が良いと思います






★「ふうたまろ」センセの漫画紹介記事  すべて一般系 

アヒルのお風呂
 表題の中編ほか短編群を収録。なにかと中途半端で、楽しめませんでした。
スイッチドール
 お得意なAV撮影シーンもあるラブコメ。不完全燃焼な印象でした。
ヤドカリシスターズ
 物件には美人姉妹が住んでいた、というコメディー色の強いラブコメ。
ヌードになったら] 【特にオススメ】
 自ら脱いじゃうカメラマン「醍醐菜々美」とのアレコレ。
となりのアサミさん] 【オススメ】
 隣のはっちゃけ母親「吉原朝美」とのアレコレ。
アナよび] 【特にオススメ】
 人気現役アナウンサー「相嘗瞳」とのアレコレ。
煽情的家族] 【オススメ】
 前後編「愛・家族~僕のプライベートエンジェル」の続編。「あかりさん」も登場してアレコレ。
ボクのアダルトヴィーナス] 【オススメ】
 現役AV女優にして義母「神無月あかり」とのアレコレ。


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■ラブみごろ。 (ほた。)

★まんがデーター [17.0/20.0]
・絵柄 :●●●●〇
・お話 :●●●●◎
・漫画 :●●●●〇
・独創性:●●●●◎
・属性 : [成年] ラブコメ、貧乳、お姉ちゃん
・構成 : 8話(うち「ななみごろ」など連続あり。短編は全て同一世界)
・おまけ: あとがき、合間に4コマ「extra.」×2、加筆修正あり、
      カバー裏に4コマ「山中正子は見た。」。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ほた。」センセの「ラブみごろ。」です。

海野ツナコ
※海野ツナコ

 【 構成・絵柄 】

収録は8話で、連続モノもあります。
大きく分けると、4本での漫画群という感じ。
詳しくは後述しますが、カバー裏には4コマ漫画が収録されており…。
そちらでの主人公は各エピソードにちらとゲスト出演していて、バラバラっぽい各話を結びつける役割となっています。
そう、こちらに収録された全話は、全て同一世界での漫画なのでした。
(※しかも、ほぼひとクラス内でのあれこれ、みたいな感じ)
ジャンルはラブコメ。
コメディー要素も多く、登場人物のノリも良く、楽しく読み進められるようになっています。
巨乳・貧乳どちらも登場していて、特に小さい方はロリと微妙に異なるものの、非常に可愛らしく描かれていました。

ゆったり曲線での作画。
濃淡・描き込みはだいたい適度なくらい。
コマ割りは中小で細かめ。
はみ出し・ぶち抜き、重なりなど多く、枠間なくなることもしばしば。
結構賑やかな原稿となっていました。
4コマもお上手でしたが、表現はコメディー寄り
ちょっと強めなところもあったものの、明るく楽しい漫画と合っています。
人物画は漫画らしい可愛いもの。
ロリっとした娘のがお上手だと思いました。
収録の原稿時期は16から18年とやや開きがあり、それがためか各話で若干の差を感じます。
カラーだと白黒での良さが伝わり辛いので、判断は紹介帯裏のカット絵がいいでしょう。

 【 収録話 】 8話収録

003:「まぐデリ!」
「教育実習生はモテるが、絶対に手を出すな」
そんな警告を先輩から受けていた、教育実習生「山中政男」
ため、呼んだデリヘル「ナツ」には、実習先の制服コスプレをお願いしていたのですが。
教室にいた生徒「海野ツナコ」こそ、その「ナツ」の本来の姿だったのでした。
わはは。
制服持っているのだから、在籍していたとは考えられるでしょうけど~。
まさか現役とは思わないですよねー。
「ツナコちゃん」は、普段は丸眼鏡とお下げ髪。
眼鏡の影響が強く、別人のようでした。
裏表紙がたぶん彼女ですが、あちらはデリヘル仕様。
可愛らしいです。
お互い口止めのため、えっち展開に。
そのくだりが楽しい
面白い娘ですね、「ツナコちゃん」
なお、こちらの後日談(?)がカバー裏の4コマで見れます。

心内実里、天地佳実
※左:心内実里、右:天地佳実 (※親子)

027:「らぶ・すぱ」
055:「らぶ2・すぱ」
従妹「心内実里(むねうち・みのり)」は大の温泉好き。
車を所持している「透」は彼女に付き合わされていたのですが。
今回の温泉は家族風呂であり、2時間フルに楽しみたいく「実里」は一緒に入る提案をしてきたのでした。
素晴らしい貧乳っぷりの「実里ちゃん」
↓表紙の後方にいるのが彼女です。
お互い意識はしていたらしく、どうやら切っ掛け待ちだったかな。
結構な即えっち展開でした。
当人も言った後に照れていましたが。
えっちの際には、かなり可愛らしい台詞があったので、お楽しみに。
普段は素直でなく、ツンデレっぽい感じとなっていました。
個人的には風呂場から部屋まで戻る際の、移動プレイが好き。

2話目「らぶ2・すぱ」は「実里ちゃん」視点で展開。
(※1話目は「透くん」視点です)
その心理が把握できます
ううん、ラブラブですねー。
こちらの前半はやはり温泉風景なのですが、男女別の温泉であり…。
最近えっち三昧だった「実里ちゃん」は~ということで、後半の流れに繋がっていくのでした。
中ごろでは、単行本の各漫画世界をつなぐキャラクター「山中正子」ちゃんが登場しています。
クラスメイトなのね。
後半は「正子ちゃん」の紹介で、山奥の秘湯「坂里温泉」へ。
混浴露天風呂ということで、無事(?)えっち展開となっていました。
漫画後には「実里」・「正子」のおまけ4コマがあります。
2人の水着姿が見れますよ。

083:「みに×まむ」
「実里ちゃん」宅に遊びに来ていた「正子ちゃん」
ふとした切っ掛けで、その母「佳実」の昔語りを聞くこととなったのでした。
こちらは「らぶ・すぱ」の続きみたいな導入部。
いや、4コマの続きかな。
タイトルそのまま、小さい「佳実さん」(※旧姓「天地」)
それでいて体格に似つかわしくないほどの巨乳で、丸眼鏡が特徴的な彼女。
ロリロリですね。
現在の旦那「心内里久(むねうち・りく)」も、家の手伝いをしている子だと勘違いしていました。
実は彼女のが年上なのですが。
そんな訳で、2人の馴れ初めエピソードです。
「佳実さん」の店(書店)でバイトを始めたのが切っ掛け。
台詞にもありましたが、かなりの体格差がポイントでした。
店内でのプレイ(ついでに裸エプロン)なのですが、よくある漫画と違ってちゃんとソレに意味持たせていたのは新鮮。
オチでの「実里」・「正子」の会話から察するに、えっち内容も事細かく喋ってたのかな

105:「ななみごろ」
129:「もっと!ななみごろ」
153:「ずっと!ななみごろ」
お互いの両親が仕事で遅いこと多く。
「霜月五郎」は、近所の「雪待七実」に面倒をみてもらっていました。
小さい頃からのことで姉弟のような2人なのですが…。
「五郎」は「七実」を女性として好意を抱いていたのです。
だいたいそんな感じ。

年上お姉ちゃんとの恋愛話。
「七実さん」には妹「三恵」ちゃんがいるのですが…。
そちらとは年齢差が大きく(たぶん10くらい?)、お互い対象にならないと思われ。
たぶん「七実さん」との方が近く、また年頃な男子の「五郎くん」が最も身近な大人の異性である彼女を恋愛対象とするのは、ごく自然な流れでしょう。
…ですが、一方の「七実さん」としては、年下男子はごくごく子供(あるいは弟)に映るのが普通。
まぁ、成就しないのがセオリー
ごく当たり前のように、3名でお風呂に入ってましたからねー。
切っ掛けは、成年漫画のお約束である、独りプレイ目撃されたがため。
こうした際、あの「七実さん」の言動は男子にとって有難いものでした。
ただ、「五郎くん」がもうひと頑張りしたため、見事に男女の関係になっていくのでした。
ううむ、小さい割に男前だなぁ。
注目は、その後に描かれていた「七実さん」視点
すっかり騙されましたよ。

「もっと!ななみごろ」はその後、付き合うようになった2人の風景。
前半は購入した水着披露からのお風呂えっち。
積極的になった「五郎くん」と、とある理由で慌てる「七実さん」が見れます。
それがため、中盤では彼女の独りプレイも差し込まれていました。
妹「三恵ちゃん」がオチをつけてます。
あははー
後半は海へと繰り出す流れ。
こちらで、例の「山中正子ちゃん」が登場。
「五郎くん」ともクラスメイトなのでした。
こちらでも彼の男前っぷりが発揮されています。
成年男子のが、案外照れてハッキリしないかもしれませんよね。
「七実さん」の教育の賜物かな。
それでスイッチ入る様がエロスでした。

「ずっと!ななみごろ」はお祭り風景。
それぞれの学校風景が楽しいです。
「七実さん」は男子に残念がられていましたが。
なにげに「五郎くん」も、狙っていた女子らが陰で舌打ちしてそう。
お祭り会場にて、あの年上女子らに囲まれた時も頑張ってましたよ。
浴衣姿の「七実さん」とは近所の秘密基地にてのえっち。
さすがに野外は厳しいか。
なお、オチは「正子ちゃん」が担当しています。
こちらの際の彼女視点が4コマにありました。

雪待七実、雨晴一夏
※左:雪待七実、右:雨晴一夏

171:「あま・くち」
教師「朽木」が顧問をしていた部活の生徒「雨晴一夏(あまはら・いっか)」
体育倉庫の片付けを手伝ってくれた彼女に飯を奢るべく、ラーメン屋に行ったところ。
両親が共働きでどちらも夜は遅く、食事はほぼ1人だということを知ってしまったのでした。
それ以降、ちょくちょく彼女を夕食に誘っていたところ~という流れ。
まぁ、こーなってしまうから、現実には1人の生徒とあまり親しくしない方がいいんでしょう。
例えその行動が彼女を救うこととなったとしても。
自炊をはじめてみたんすよ
そう言っていた彼女と、スーパーで鉢合わせたのが切っ掛け。
可愛いなぁ。
あるいは機会を伺ってたのではないかなぁ。
びっくりしますよね。
オチにて例の「山中正子ちゃん」が登場しています。
彼女のクラスメイトは、「らぶ・すぱ」の「心内実里」、「ななみごろ」の「霜月五郎」、そして「あま・くち」の「雨晴一夏」で、「まぐデリ!」の教育実習生「山中政男」が実兄でした。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「ほた。」センセでした。
こちらのブログでは成年系「ほった。ん!」を紹介しているんですが。
センセはどっちかと言うと一般系のが多い方ですね。
成年系は…これで2冊目でいいのかな(?)
そうか、そっちは刺さらなかったんだ。
今回は出版社も異なり、お話も好みなものが揃っていました。
全て同一世界な構成、各エピソードをサブキャラが繋いでいるところも楽しめました。
またこの世界観で次の単行本も発売されればいいなぁ
「正子ちゃん」はずっとサブのままのが楽しそう。




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■アヒルのお風呂 (ふうたまろ)

★まんがデーター [14.5/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●〇〇〇
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●◎○○
・属性 : [一般] ラブコメ、銭湯
・構成 : 9話収録(うち「アヒルのお風呂」×6)
・おまけ: あとがき・4コマ。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ふうたまろ」センセの「アヒルのお風呂」です。

妹「樹里」・妻「愛瑠」、後輩「紗倉美来」
※左:妹「樹里」・妻「愛瑠」、右:後輩「紗倉美来」

 【 構成・絵柄 】

収録は表題の中編と短編による構成。
紹介文には、
”ほかにライトでHな読み切り作品も3話同時収録”
…とかありましたが。
いや、表題だけで1冊分にならなかっただけなのでは…と思いました。
表題作は銭湯を舞台とした漫画。
いちおうジャンルとしては、ビジネス系になるのかな。
ただし、銭湯業界~みたいな深いところの描写はほぼなく。
ちらほら見られる、主人公が中心となって職場の諸問題を解決するようなんでもありません。
コメディーっぽさはあったものの、ラブ要素は皆無なためラブコメでもなく、掴みどころない感じ。
詳しくは後述しますね。
そちらは、ヌード頻繁なもののいわゆる直接行為のない、一般セクシー系な感じ。
同時収録の短編は直接行為もある一般えっち系で、構成もバラついています。
お話はどちらもそう凝ってはなく、特に表題作は話数あるのに生かせていないものでした。
ハッキリ、見送って良い単行本だと思います
センセの絵柄が気に入ったなら、過去単行本のどちらかのが断然オススメです。

しなやかな線での作画。
全体の色づきはしっかりしていて、濃淡・描き込みは丁度良いくらい。
あちこち丁寧で目立つ乱れ・崩れはなく。
背景や小物にも優れていて、銭湯の水表現、ラーメンを筆頭とした食事描写も見事でした。
最も素晴らしいのは女性のヌード絵
舞台設定がため、頻繁に描かれているんですが、豊かで柔らかいスタイルは完璧というべきもの。
漫画っぽく可愛らしさのあるヒロイン群も魅力的でした。
ややコメディーちっくですが、漫画もお上手。
個性は確立されており、全体も安定しています。
嫌味の無い、爽やかな仕上がりなので、幅広く刺さるものだと思います。
判断については、↓表紙・裏表紙で問題ありません。

 【 収録話 】 9話収録

003:「アヒルのお風呂」 6話
大手不動産会社「上丸不動産」の新入社員「綿引櫂人」
研修を終えた彼の配属先は、スーパー銭湯「あひるのお風呂」だったのです。
こうしてイメージとは違って銭湯のいち従業員となってしまった彼は、チーフマネージャー「円城寺麗」ほか仲間らと共に銭湯を盛り上げていくのでした。
大雑把にはそんな感じ。

スーパー銭湯を舞台とした連続話。
立地が妙な三角形で、規模は微妙に小さく。
微妙な客入りで、スタッフから予算まで余裕なく、苦戦している状況。
万年赤字のお荷物部署」なんて発言もありました。
なるほど、作中でも何度か言われていた”銭湯立て直し漫画”なのか、とか思ったんですが。
ある程度そのあたりは基本線ではあったものの…。
いわゆる、熱血ビジネス漫画っぽさはあまり見られず。
主人公「綿引くん」、ヒロイン「麗さん」らはアイデア出しや試行錯誤など頑張ってはいたのの、特に業績については言及されていません。
本社に戻る、とか会社での派閥抗争も要素としてあるのですが。
詳しくは伏せますけれど…結局は会話だけのこと。
主要キャラのラブコメ・恋愛模様もなく、回によっては地域密着の人情漫画のようなテイストもあるような、ないような…という感じ。
要するに、全てにおいて中途半端なのでした。

鯨井美雪、円城寺麗
※左:鯨井美雪、右:円城寺麗

舞台設定がため、ヌードは頻繁に描かれているのですが、いわゆる直接行為までは至らず。
収録のほか短編がえっちある漫画なため、そうした方面でもだいぶ見劣りしていました。
ご都合的でも、えっちで問題解決~みたいなののが、良かったように思います。

また、詳しくは後述しますが、収録の最終話もよわーいテイスト
あれは…ひょっとして打ち切りだったりするのかな。
表題の連続話という割りに、コレという内容に欠け
同時収録の短編のが、まだ楽しめることと思います。

銭湯の紹介な1話。
フロントチーフ「鯨井美雪」さんの悪戯で、チーフマネージャー「円城寺麗」とのお風呂となっていました。
いきなりヒロインの全裸ですね。
彼の批判に現在の状態も忘れて説明を始めており、彼女の熱意が伝わってはくるのですが。
いや、先に入ってたなら、注意するとか声上げるとかしなさいな。
お風呂はガラガラで「規模小さい」という台詞もあり、またそもそも物件確認で入った筈の「綿引くん」ひととおり見渡すのが普通。
誰か先に入っている、って気付く筈だと思いますがね。
露天風呂でもないので、湯気で見えないなんてことも普通あり得ないでしょう。
というか、サウナ後のあの場面は…このややこしい現代社会では謝って済むとも思えません
大問題でしょ。

ロウリュ&アウフグースの2話目。
こちらでは、話題のアミューズメント物件統括・部長「五味川」が登場します。
なにゆえ「麗さん」らがここで働いているのか説明もあり。
なんとなく…最終話への道筋が見えたような気がしたんですけどねー。
部長「五味川」はパっと見の印象以下という、クズ野郎。
セクハラ・パワハラの限りで、こんなんいるかー、という感覚。
また、どーでも良いことまでべらべら喋っていました(※主人公「綿引くん」の配属理由)
今の時代、スマホでも録音できるのだけど…不用意ね。
出るとこ出れば、間違いなく勝てると思います。
また、そこそこ接触はあったものの、単なるいち部下である「綿引くん」のためあんなの提案受ける「麗さん」もよく分かんない。

「綿引くん」が頑張る3話目。
あるいはここで熱血ビジネス漫画っぽくなるのかと思いましたが…オチはああしたもの。
そうなのかー。
ただ、現実的にはそんなもんかもしれませんけどね。
こちらでは彼の間違いで、「美雪さん」と不意な混浴に。
どーでもいいですが、こちらの従業員女性はオープンな娘が多いのかね。
お風呂なので、眼鏡オフな素顔が見れます。
4話目は「綿引くん」の後輩「紗倉美来」が訪ねて来るというもの。
ロリっとした雰囲気ありながら、立派なバストの持ち主でした。
良いですね。
ただ、相談目的なのに、わざわざ仕事中の職場に出向くというのはよく分かんない行動。
普通ならば業務終了を狙うのでは?
ちょうど彼が忙しかったため、彼女の相手は「麗さん」がすることに。
「綿引くん」以外の従業員も相当忙しそうだったんですが…共に風呂入って、相手する余裕はあるのか??
仕事しなさいよ。

マッサージルーム担当「染谷梓」さん登場の5話目。
その施設・技術もないのに子供を預かったりしていて。
また、乳幼児預かるイベントとか企画していましたが。
相当にリスキーだと思いますよ。
そもそも保育士もおらず(※これはエピソードに繋がる部分でしたが)、万が一事故とかあったらどう責任取るんだろう
前半に続いて後半も「梓さん」のマッサージが…。
うん、彼女前面にした方が、客入ると思いました。
(風俗許可が必要になっちゃうか)
後半は流れであーなのですが、意識ない前半部分でも「梓さん」は距離近すぎると思う。

社長秘書「早瀬佳純」登場の最終(?)6話目。
「麗さん」の過去話も絡んでいて、いちおう区切りっぽくはなっていたものの。
ここに最終話らしい盛り上がりはありません
ちらと前述していますが、漫画でポイントとなっていた会社での問題も実はほぼ決着しつつあり。
(※まぁ、行動起こして変化させていくより、そっちのがリアルですけどね)
この続きがあっても、ぜんぜん不思議でない感じ。
まったく言及ないですが、続きはある・ない??
あ、コレで終わりなんだ、というあっさりした印象で、評価をより下げてしまうエピソードでした。

125:「涼泉院教授の素敵な実験室」
遅れて提出レポートを持ってきた「才島」
しかし、担当の教授は突如休職となっており。
その後任である、教授「涼泉院琴音(りょうぜいいん・ことね)」に提出をしてみたのですが。
期限後であったため、その実験台とさせられてしまったのでした。
恋愛と生殖に関係する部位に特化した高密度脳波計~」にて恋愛の測定をするというもの。
教授「琴音さん」はこうした漫画のセオリーで、研究第一みたいな女性。
彼の恋愛対象がゲームの相手であったため、より彼女を盛り上げてしまうのでした。
うん、なかなか恥ずかしいぞ、「才島くん」
あーも堂々と言ってのけるのは大したものだとも思いますが。
こんなエロゲヒロインに…
の部分が好き。
しかし、目前でえろいことが繰り広げられているのに、冷静に数値取ってる助手(?)の女の子らは大したものですわね。

教授「涼泉院琴音」
※教授「涼泉院琴音」

147:「恋愛スイートホーム」
妹「樹里」の友人「愛瑠」
紹介された兄「野辺山謙介」は彼女に一目惚れ。
猛烈なアタックの末晴れて結婚となったのですが…「樹里」は新婚家庭にも頻繁に顔を出すほか、「愛瑠」との距離感も妙なほどに近いのでした。
常識的には、ちょっと遠慮しろよ、という感じ。
妹の友人を対象としたので、ある程度は仕方ないかもしれませんがね。
誘ったりなんだりする際、結構恥ずかしいと思いますよ。
展開はなんというか漫画らしいもの。
「樹里ちゃん」は本気で恋愛しない限り、ずぶずぶ抜け出せなさそう。
あとは、お兄ちゃんが調子乗ってお手付きしないように。

169:「パーツな彼女」
パーツモデル「井ノ坂結」とのお話。
「結ちゃん」は手だけでなく、ありとあらゆる部分のパーツモデルをやっており。
乾燥する時期は完全防備な恰好で、まさしく不審者という恰好。
照明助手のバイトを担当した「亨」は飲み会で意気投合し、付き合うようになったのですが。
その仕事柄、色々なことに制限がされてしまうのでした。
「結ちゃん」はそれでも色々工夫して頑張っており。
色々なプレイをしてくれています
ただ…直接行為なしというのは、男性にとって複雑ですよねー。
せめて彼女主導で、なんとかならんものかな。
まぁ、身体全体で稼げるなんてのはごく限られた時期だけと思われ。
男性側が徹底してサポートしつつ、我慢するしかないか。
それを許容している点でも特別なのでしょうから。

 【 その他 】

そんなこんなで、お馴染み「ふうたまろ」センセでした。
前回の「スイッチドール」もいまいち刺さりませんでしたが。
今回はそれよりダメ
あれー、もっとお話とかお上手な方だという印象だったのですが。
微妙にエロス具合が抑えられてるのがいけないのかな…。
絵柄は変わらず良いんですけどね。
次の単行本に期待します。




★「ふうたまろ」センセの漫画紹介記事  すべて一般系 

スイッチドール
 お得意なAV撮影シーンもあるラブコメ。不完全燃焼な印象でした。
ヤドカリシスターズ
 物件には美人姉妹が住んでいた、というコメディー色の強いラブコメ。
ヌードになったら] 【特にオススメ】
 自ら脱いじゃうカメラマン「醍醐菜々美」とのアレコレ。
となりのアサミさん] 【オススメ】
 隣のはっちゃけ母親「吉原朝美」とのアレコレ。
アナよび] 【特にオススメ】
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煽情的家族] 【オススメ】
 前後編「愛・家族~僕のプライベートエンジェル」の続編。「あかりさん」も登場してアレコレ。
ボクのアダルトヴィーナス] 【オススメ】
 現役AV女優にして義母「神無月あかり」とのアレコレ。


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■イビツな愛の巣 (ビフィダス)

★まんがデーター [16.5/20.0]
・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●●◎
・属性 : [成年] 近親、年上、むちむち
・構成 : カラー(16P)、10話(うち「アカネおばさんとオレ」×2)
・おまけ: あとがき、カラーイラスト、合間に漫画、カバー裏にリンク絵、
      作品解説、カラー描き下ろし「アカネおばさんとオレ~その後~」

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ビフィダス」センセの「イビツな愛の巣」です。

教師「マキちゃん」
※教師「マキちゃん」

 【 構成・絵柄 】

収録は描き下ろしで連続となった1話ほか短編群。
1ページでしたが、5話ほどはそれぞれ後日談漫画が差し込まれていて。
各エピソードに厚みを持たせていました
(※基本的にえっちっぽくないのですが、個人的にはそれで良かったと思います)
カップルは母子ほか姉・イトコという関係で、ジャンルは近親。
ラブコメ調ではなく、シリアスに描かれていましたが。
基本的に受け入れてしまっており、タブー感はそこそこ。
ただし、良くも悪くも変な重みやブラックな色はなく。
漫画として読み易い仕上がりになっています。

カバー絵そのまま、むちむちとしたスタイルが最大の特徴
デフォルメはされているのですが、違和感ないくらいのギリギリな線で。
漫画的でいながらリアルさも失わない、絶妙な肉感でした。
そんなんお好みであれば、おそらく楽しめることでしょう。
判断は↓表紙・裏表紙で問題ありません。
濃淡・描き込み具合は適度なくらい。
バランス面など、細かい点では気になるところもありましたが。
全体では些細なくらいだと思います。

 【 収録話 】 10話収録

010:「セックスレスでごめん」 カラー原稿あり
母「梢」と「晴人」の近親カップル。
後に、やはり母子のお話が出て来るのですが…。
こちらのケースでは、色気づいた彼にまず注意してしまった(たぶん)ようで、それが失敗だったかな。
男子としては当然のことなんですが、確かにそのジャンルがあーだとなぁ…。
タイトルはたぶん父親にあてたもので、いちおう健在で単身赴任中。
彼と関係してしまう、1つの要因となっていました。
オチではあーしていましたが、もう余計な事はしない方が良いと思いますよ。

015:「だらしない姉は好きですか」
先日いきなり部屋に転がり込んできた、だらけた姉「絹香」としっかり者の弟というカップル。
バイト、と言っていた余所行きの服装が良いですね。
ポニーテールがよくお似合いでした。
ただ、果たして何をしてきたのやら…。
お風呂えっちです。
後日談にていい表情が見れました。

兄嫁「菜穂」、「川瀬まつり」
※左:兄嫁「菜穂」、右:「川瀬まつり」

039:「陽だまりの兄嫁」
兄嫁「菜穂」とのエピソード。
こちらの主人公「ヨウ」にも、ちゃんと奥さんがいるのですが。
実際、”いない”よりも”いる”方がこうなる可能性あるかもしれませんね。
なんというか、気を許しやすくなるかと。
また「菜穂さん」は非常に良い方であり。
彼がつい口走ってしまったああした発言を、非難するでも茶化すでもなく、素敵な返答をしていました。
↓表紙が「菜穂さん」ですね。
カバー裏では下着を身に着ける、セオリーとは逆のリンク絵なのですが。
これがエロい。
こちらのオチが好きです。

059:「あとのまつり」
夏休み後、なんだか色気を増したクラスメイト「川瀬まつり」
その理由はイトコ「ヒロ」にあったのです。
冒頭2ページ半と後半にちょろっとは、彼女らのクラスメイト男子の視点です。
後日談にも登場しているのですが…厳しいなぁ。
実際にこんなんありそう
日焼け跡が可愛い「まつりちゃん」は、カラーイラストから察するに水泳部なのかな。
後半には競泳水着や猫耳コスプレでのプレイも描かれていました。

079:「ママ教えてあげる」
生徒から「マキちゃん」と慕われる教師。
進学した彼女の息子「佐藤タカシ」は同じ学校に通うこととなったのでした。
むちむち教師ですね。
あれはなんとかしてください
既に男子らは勉強どころではなくなっていましたよー。
それは息子も同じことで…というか、やっぱ家庭とは異なる姿だろうから、盛り上がるものあるでしょう。
(同年代男子の噂話もあったし)
否定しないまでは正しいと思うけど、どうしたら正解だったのかな。
ちなみに些細な点ですが…お弁当絵はもう少し力を入れて描いてほしかった。
全体的にリアルタッチなので。

099:「フタゴの密室」
双子の姉「沙貴」の結婚がため、数年振りに実家に戻ることとなった「由貴」
式にて再会し、目が合った瞬間
…と、そんな導入。
イラストギャラリーにて、続けて2枚描かれてるのがこちらの「沙貴さん」でいいのかな。
久しぶりに視線が合くだりが非常に良いですね。
あーなるのも仕方ないですが、相手の男性がちょっと気の毒。
それこれ、夫婦生活ではレスになっていきそう。
お尻プレイです。

121:「メグはイモウト」
ちょっとおバカな妹「メグ」とお兄ちゃんのエピソード。
年下で派手なキャラであり、テンションも高く。
収録では異質な1話です。
センセの解説になんだか納得
なーるほどねー。
近親で良いこっちゃないとは思うものの、こちらのオチや後日談が楽しげなので、これはコレでいいのかな。

141:「アユの喫茶室」
”社会復帰のため”
そんな理由で、喫茶店を経営する主人公に預けられた従姉妹「アユ」
ほとんど口をきかない娘で、どん臭いとは親の評でしたが。
観察していると、物事によく気付き、かつ丁寧であることが分かったのでした。
ちょっとイイ話
こちらもセンセの解説を見た後に読んで気付きましたが…なるほど「アユちゃん」はマトモな台詞ないんだ。
来たての沈んだ目が、働き、彼に理解されるうちに、しっかり色を持っていくのがポイント。
故あってメイド服なのですが、その際のくだりが好き。
こちらも後日談があるのですが、そちらの「アユちゃん」がまたいい表情してくれていました。
なんというか、良かったねぇ。

従姉妹「アユ」、叔母「アカネ」
※左:従姉妹「アユ」、右:叔母「アカネ」

003:「アカネおばさんとオレ~その後~」 カラー描き下ろし
161:「アカネおばさんとオレ」
母親の実家で会う叔母「アカネ」
母親とはだいぶ年が離れていてまだ若く。
「ハジメ」は彼女に憬れを抱いていたのでした。
ばっさり髪なショートカットの活発そうな女性。
あー、他人の恋愛サポートばっかりしてそうだなぁ。
お風呂場・脱衣所で鉢合わせたのが切っ掛け。
この場面、「ハジメくん」は相当に頑張ったと思います。
また、それに警告しつつも応えてくれた「アカネさん」が非常に優しい
良い流れでした。
後の台詞を聞く限り、自覚あるかないか彼が好意を持つような接触が続いていたのかなぁ。

順序逆になりますが、カラー描き下ろしは5ページのショート。
こちらの単行本はいくつか1ページほどの後日談が差し込まれていて。
本編直後の風景が差し込まれていて、こちらの漫画もあり…。
さらには裏表紙も「アカネさん」だったりしていて、センセお気に入りなのかもしれませんね。
お見合い写真の、まさに化けた(笑)ような姿が素敵でした。
まぁ、「ハジメくん」があーするのは当然か。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「ビフィダス」センセでした。
ブログでは初単行本「キミを誘う疼き穴」を紹介しています。
こちらが2冊目の単行本。
今回も↓表紙のおっぱいに引っ張られました。
凄いパンチ力ですね
またそんなん持ち合わせている女性が、いかにもって感じでないのがエロい。
前述しましたが、「菜穂さん」がまた実に良いキャラなのですが。
某書店のおまけは彼女の漫画小冊子だったので、これから検討される方は慎重にどうぞ。





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