■めしべの飲み込みゆく果てに めしべの咲き誇る島で② (彩画堂)
★まんがデーター [14.5/20.0]
・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●○○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●◎○
・属性 : [成年] 離島、ハーレム、サスペンス
・構成 : カラー(4P)、9話収録、2巻完結。
・おまけ: 解説。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「彩画堂(さいがどう)」センセの「めしべの飲み込みゆく果てに めしべの咲き誇る島で②」です。
★★単行本構成、ほか ★★★
前巻「めしべの咲き誇る島で」の続きで、こちらが最終巻となります。
そのため、普通に紹介すると書けないことばかりになってしまうので…。
今回はネタバレ全開になっています。
(※いちおう100%は書きません)
まだ読んでいない方、あるいは購入するかも、という方は、この先に進まぬようお願い致します。
また、個人的にお話もあまり合わなかったので、内容もそんな感じになってます。
そうしたのが得意でない方も注意ください。
※柑野カナ
…いいですね、それではいきます。
今回もまた2巻で完結となりました。
いちおう紹介帯にあらすじは書かれていたものの、単行本内にフォローするようなページはなく。
前巻を読んでいることが前提のつくりになっていました。
わざわざ表題変えたりしているのだから、前巻のあらすじとかキャラ紹介のページくらい挟んでもいいと思うのですが…。
ここは出版社さんほか、細々とした事情があるのかもしれません。
前回でうっすら示されていた謎、モヤモヤっとしたものは概ね明かされます。
まぁ、納得感あるものばかりでもなかったですが。
詳しくは後述します。
巻末には「解説」というページもあったのですが、文章量は前巻と同じくらい。
その内容も解説という言葉とは違っていて、結びの言葉、みたいな感じでした。
★★絵柄について ★★★
絵柄は前巻と同じく良好。
むちっとした良い肉付きで、適度にリアルっぽさあるもの。
綺麗・魅力的に描かれていました。
漫画表現には強い癖があり。
崩し大きく、やや硬めで、好みが分かれる部分だと思います。
背景・小物はそこそこ。
特に服装はさっぱりしていて、なぜか下着描かれることがほとんどありません。
(※カバー絵もそんなんですね)
原稿はデジタル処理でクッキリ見易い仕上がり。
今回はまた、もともとカラーの原稿を白黒印刷した~といったページもなかったです。
★★収録話について ★★★ 7話収録
「カキタン」という名前で動画投稿をしていた「柿田郁(かきた・いく)」
動画のネタに困っていた彼は、
”瀬戸内海の呪われた島”
そう呼ばれる「聞島(ききじま)」に向かったものの、噂とは裏腹に島はいたって普通。
ただ、島の女性らは積極的で。
村長に宿泊先として紹介された女性「柑野茉希(かんの・まき)」、その娘「柑野カナ」ほか、求められるまま様々な女性らと行為を結んでいたのですが…。
なぜ島は女性ばかりなのか。
なぜ彼がモテモテなのか。
孤立したの島の秘密に近づいていくこととなるのでした。
ざっくりではそんな感じ。
不可解な村社会を描いた「マナさんと母屋を離れて…」、謎の地下迷宮という「地下30mの蜜月を…」に続く、「彩画堂」センセの怪奇・サスペンスシリーズ(?)の第三弾。
今回は離島モノですね。
1巻はそれなりに楽しめたのですが、完結巻は…うーん…………。
そう悪くはないと思いますが、正直なところ特に良くなかったです。
何がそんなにモヤモヤしたのか。
読んだ後、丸一日ぼーっと考えた結果を下記に書かせていただきます。
【 めしべの咲き誇る島で 登場人物 】 ※○は男性、●は女性
○柿田郁(かきた・いく)」
主人公。動画配信者。
同業者「ジロー」から聞いた「聞島」にネタを求めて向かった。
明るいお調子者で女性受けは良い。
●柑野茉希(かんの・まき)
●柑野カナ
母娘。ヒロイン。
行く宛てのなかった「郁」を泊め、その日に関係を結ぶ。
娘を受け入れるよう言っており、後にそれも現実となった。
○梅谷
漁業者。「聞島」近海の漁業権を持っていて、「郁」を島まで送った。
その際、彼に人探しを依頼している。
●高柳
島に到着したばかりの「郁」を案内した老婆。
●聞島・村長
顔がハッキリ描かれない村長。
「すっげえデカいな」と「郁」が言っていた大柄の女性。
対岸・本土の村、県(広岡県)などと対立している。
●対岸・村長
島との密約を継承していて、ある程度の事情を知る人物。
○栗本(クリボン)
人気動画配信者。
「郁」とは大学の先輩後輩という間柄。
ここから考えた結果になります。
■えっちシーンの単調さ
センセの描かれるヌード画は、美しくて良いのですが。
いつも通り、皆さんスグに脱いでしまわれ…。
あまりシチューションにも変化なく、正直なところ似たり寄ったりに見えました。
16話にて「郁くん」は暴走してしまい、「茉希さん」に襲い掛かる場面があるのですが…背景画の後は、もう事後風景。
なんでその場面は描かれなかったんだろう。(なんらかの配慮?)
また、メインの母娘はいいんですが、他の島女性らとのえっちは…1話限りのモブキャラで、特に思い入れなく。
前巻8話に登場する、漁師のお姉さんくらいにキャラが立っていればまた別なのですが、特に目立つ女性は見当たりませんでした。
そう。
前巻では、まさか娘の「カナちゃん」と…というびっくり要素(…でもないか)もあったんですが、今回はそうした事もなかったので。
■おいしい島の水
「郁くん」がうまい、と連呼していた島の水。
何らかの物質が地下水に混ざり、男性のみ強烈な性欲に襲われて正気を失い、やがて死ぬというもの。
稀に生き残る者もいるが、異様に体が肥大して知性を失ってしまう。
それが…葉っぱ人(仮)なのでした。
■葉っぱ人(仮)
夜に出歩くな~、という原因だと思われるコレ。
葉っぱに覆われた謎の大男です。
これ、なんですけど。
あの…、発売の時期的に非常に悪くて…。
現在ですね、「ピクミン4」をやっていて、プレイしてる方は分かると思うのですが。
…どうしてもそのイメージが。
島の水に耐性あった男性は…やがて枯葉に覆われるの?なんで??
いまいちよく分かんないです。
■聞島・村長さん
パース狂ったみたいにガタイの大きい、顔が不確かだった女性。
その正体は…やっぱり村長さん以外の何者でもなく。
女性ながら水の影響を受けた様子なのでした。
顔は最後まで不確かなまま(高齢なためかな)で、最後もあっけないものでした。
■ユルユルなセキュリティ
過去から、争乱の原因となっている祠(社)
同時に島の経済を支える場所でもあり、かなーり重要な施設だと思われるのですが。
そこに見張りなどはなく。
素人である彼が易々と侵入できちゃう、ガバガバなセキュリティ。
なお、先の葉っぱ人は意識ない筈なので、特にそのガーディアンとして機能している訳でもなさそう。
またね、採掘に島の女性らを動員していたのですが…資源ちょろまかされたりしないのかしら。
ちゃんと見張ってた方がいいと思う。
■監視者
セキュリティは前述したとおり。
しかし、村長は島に迎えた彼を野放しになどしてなく、実は監視者をつけていました。
ああ、それならいいじゃない…とはならず。
前述したように、彼を重要な部分に近づけてしまう。
さらには侵入までされており。
村に反する行動をし始めた彼を妨害することもなく…。
挙句の果てには、あっさり脱出計画を成功されていました。
始末できる場面は多々あったものの、放置し続けていて。
いちおう、その後に始末しようとしていたものの、そこでは目撃者を出してしまうなど失態を演じていました。(※東京の街中ですからね…)
計画もガバガバ。
いや、島に居るうちに決着つけなさいよ…。
いちおう、その正体は驚く…かもしれません。
■女性ばかりの島
前述したように、島の水を飲んでいると男性はやがて死んでしまう。
そのため、島の女性らは子供生むことが掟。
生めなかった女性は村八分にされてしまうので、招いた男性には積極的にえっちを求める。
それはいいのですが。
だいたい、半分の確率で男児が生まれると思われ。
その子はどうなるんだろう。
水飲ませて処理?あるいは、事情を知る対岸の村長に引き取ってもらう??
また、その場合は…掟としてはノーカンになっちゃうの?
そう都合よく女性だけで維持できるもんでしょうか。
(※そもそも「カナちゃん」以外に若い娘も見られませんでした)
■情にほだされるヒロイン
島に引き入れた男性と行為をして、子供をつくるという掟。
そうなると…男性に肩入れすることは往々にしてあると思われます。
実際、今回のケースがそれですね。
また、島の中では情報をシャットアウトしていたようですが。
その招いた男性から、色々な情報は得られてしまう筈。
ほか、役場、工事などインフラ整備でも島に男性は入ることはあって、情報統制はかなり難しそう。
そうすると、この島がいかに異常なのか知る機会は少なくなく。
島民が裏切る可能性は高いと思いました。
(※特に子供の有無で村八分、みたいなエゲつない事もしていたので)
そのため。
いかに掟とはいえ、よー分からん男と子供得るためだけにホイホイえっちしよう~ってなるものかしら…と。
この体制が長く続いていた…というのが、イマイチ納得できませんでした。
※柑野茉希
■そもそも…
えー、そもそもですね。
さして人気ない動画投稿者という、ほぼ無職みたいな主人公「柿田郁」
島の風習に流されて、あちこち女性にお手付きをしていたお調子者。
~という彼に、さして魅力は感じられず、感情移入もなく。
島の秘密についても、彼が真相に近づいていく…でもなくて。
彼の身を心配した「茉希さん」から、ざらっと聞いただけ。
(※しかも、なぜかえっちしながら…)
色々知った「郁くん」は、
「一緒に東京で暮らせばいいんだよ」
~とか言ってましたが。
いや、3名の生活どーすんだよ、と。
またね、動画配信の…なんというか、妙なテンションが個人的に合わないので。
彼ほか先輩「クリボンさん」もあまり得意でないキャラでした。
…と、すみません、ざらざら書いてしまいましたが。
読んでいて感じた粗が少なくないのが原因かと。
無論、ひでるさんの解釈違いなどあるかもしれませんが、ちょっと期待とは違っていた、という印象でした。
★★リンクほか ★★★
めしべの飲み込みゆく果てに めしべの咲き誇る島で(2) (エンジェルコミックス) コミック 2023/8/17 彩画堂 (著)
★「彩画堂」センセの漫画紹介記事 すべて成年系
「ハナさんの休日」
「派遣のむうこさん」
「ボクの成年貢献人」
「おたくのメガミさん」
「パートタイム マナカさん 若妻援助交際記」
「マナさんと母屋を離れて…」
「従姉と子作りさせられて…」
「地下30mの蜜月を…」
「地下30mの秘め事に…」
「めしべの咲き誇る島で」
・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●○○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●◎○
・属性 : [成年] 離島、ハーレム、サスペンス
・構成 : カラー(4P)、9話収録、2巻完結。
・おまけ: 解説。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「彩画堂(さいがどう)」センセの「めしべの飲み込みゆく果てに めしべの咲き誇る島で②」です。
★★単行本構成、ほか ★★★
前巻「めしべの咲き誇る島で」の続きで、こちらが最終巻となります。
そのため、普通に紹介すると書けないことばかりになってしまうので…。
今回はネタバレ全開になっています。
(※いちおう100%は書きません)
まだ読んでいない方、あるいは購入するかも、という方は、この先に進まぬようお願い致します。
また、個人的にお話もあまり合わなかったので、内容もそんな感じになってます。
そうしたのが得意でない方も注意ください。
※柑野カナ
…いいですね、それではいきます。
今回もまた2巻で完結となりました。
いちおう紹介帯にあらすじは書かれていたものの、単行本内にフォローするようなページはなく。
前巻を読んでいることが前提のつくりになっていました。
わざわざ表題変えたりしているのだから、前巻のあらすじとかキャラ紹介のページくらい挟んでもいいと思うのですが…。
ここは出版社さんほか、細々とした事情があるのかもしれません。
前回でうっすら示されていた謎、モヤモヤっとしたものは概ね明かされます。
まぁ、納得感あるものばかりでもなかったですが。
詳しくは後述します。
巻末には「解説」というページもあったのですが、文章量は前巻と同じくらい。
その内容も解説という言葉とは違っていて、結びの言葉、みたいな感じでした。
★★絵柄について ★★★
絵柄は前巻と同じく良好。
むちっとした良い肉付きで、適度にリアルっぽさあるもの。
綺麗・魅力的に描かれていました。
漫画表現には強い癖があり。
崩し大きく、やや硬めで、好みが分かれる部分だと思います。
背景・小物はそこそこ。
特に服装はさっぱりしていて、なぜか下着描かれることがほとんどありません。
(※カバー絵もそんなんですね)
原稿はデジタル処理でクッキリ見易い仕上がり。
今回はまた、もともとカラーの原稿を白黒印刷した~といったページもなかったです。
★★収録話について ★★★ 7話収録
「カキタン」という名前で動画投稿をしていた「柿田郁(かきた・いく)」
動画のネタに困っていた彼は、
”瀬戸内海の呪われた島”
そう呼ばれる「聞島(ききじま)」に向かったものの、噂とは裏腹に島はいたって普通。
ただ、島の女性らは積極的で。
村長に宿泊先として紹介された女性「柑野茉希(かんの・まき)」、その娘「柑野カナ」ほか、求められるまま様々な女性らと行為を結んでいたのですが…。
なぜ島は女性ばかりなのか。
なぜ彼がモテモテなのか。
孤立したの島の秘密に近づいていくこととなるのでした。
ざっくりではそんな感じ。
不可解な村社会を描いた「マナさんと母屋を離れて…」、謎の地下迷宮という「地下30mの蜜月を…」に続く、「彩画堂」センセの怪奇・サスペンスシリーズ(?)の第三弾。
今回は離島モノですね。
1巻はそれなりに楽しめたのですが、完結巻は…うーん…………。
そう悪くはないと思いますが、正直なところ特に良くなかったです。
何がそんなにモヤモヤしたのか。
読んだ後、丸一日ぼーっと考えた結果を下記に書かせていただきます。
【 めしべの咲き誇る島で 登場人物 】 ※○は男性、●は女性
○柿田郁(かきた・いく)」
主人公。動画配信者。
同業者「ジロー」から聞いた「聞島」にネタを求めて向かった。
明るいお調子者で女性受けは良い。
●柑野茉希(かんの・まき)
●柑野カナ
母娘。ヒロイン。
行く宛てのなかった「郁」を泊め、その日に関係を結ぶ。
娘を受け入れるよう言っており、後にそれも現実となった。
○梅谷
漁業者。「聞島」近海の漁業権を持っていて、「郁」を島まで送った。
その際、彼に人探しを依頼している。
●高柳
島に到着したばかりの「郁」を案内した老婆。
●聞島・村長
顔がハッキリ描かれない村長。
「すっげえデカいな」と「郁」が言っていた大柄の女性。
対岸・本土の村、県(広岡県)などと対立している。
●対岸・村長
島との密約を継承していて、ある程度の事情を知る人物。
○栗本(クリボン)
人気動画配信者。
「郁」とは大学の先輩後輩という間柄。
ここから考えた結果になります。
■えっちシーンの単調さ
センセの描かれるヌード画は、美しくて良いのですが。
いつも通り、皆さんスグに脱いでしまわれ…。
あまりシチューションにも変化なく、正直なところ似たり寄ったりに見えました。
16話にて「郁くん」は暴走してしまい、「茉希さん」に襲い掛かる場面があるのですが…背景画の後は、もう事後風景。
なんでその場面は描かれなかったんだろう。(なんらかの配慮?)
また、メインの母娘はいいんですが、他の島女性らとのえっちは…1話限りのモブキャラで、特に思い入れなく。
前巻8話に登場する、漁師のお姉さんくらいにキャラが立っていればまた別なのですが、特に目立つ女性は見当たりませんでした。
そう。
前巻では、まさか娘の「カナちゃん」と…というびっくり要素(…でもないか)もあったんですが、今回はそうした事もなかったので。
■おいしい島の水
「郁くん」がうまい、と連呼していた島の水。
何らかの物質が地下水に混ざり、男性のみ強烈な性欲に襲われて正気を失い、やがて死ぬというもの。
稀に生き残る者もいるが、異様に体が肥大して知性を失ってしまう。
それが…葉っぱ人(仮)なのでした。
■葉っぱ人(仮)
夜に出歩くな~、という原因だと思われるコレ。
葉っぱに覆われた謎の大男です。
これ、なんですけど。
あの…、発売の時期的に非常に悪くて…。
現在ですね、「ピクミン4」をやっていて、プレイしてる方は分かると思うのですが。
…どうしてもそのイメージが。
島の水に耐性あった男性は…やがて枯葉に覆われるの?なんで??
いまいちよく分かんないです。
■聞島・村長さん
パース狂ったみたいにガタイの大きい、顔が不確かだった女性。
その正体は…やっぱり村長さん以外の何者でもなく。
女性ながら水の影響を受けた様子なのでした。
顔は最後まで不確かなまま(高齢なためかな)で、最後もあっけないものでした。
■ユルユルなセキュリティ
過去から、争乱の原因となっている祠(社)
同時に島の経済を支える場所でもあり、かなーり重要な施設だと思われるのですが。
そこに見張りなどはなく。
素人である彼が易々と侵入できちゃう、ガバガバなセキュリティ。
なお、先の葉っぱ人は意識ない筈なので、特にそのガーディアンとして機能している訳でもなさそう。
またね、採掘に島の女性らを動員していたのですが…資源ちょろまかされたりしないのかしら。
ちゃんと見張ってた方がいいと思う。
■監視者
セキュリティは前述したとおり。
しかし、村長は島に迎えた彼を野放しになどしてなく、実は監視者をつけていました。
ああ、それならいいじゃない…とはならず。
前述したように、彼を重要な部分に近づけてしまう。
さらには侵入までされており。
村に反する行動をし始めた彼を妨害することもなく…。
挙句の果てには、あっさり脱出計画を成功されていました。
始末できる場面は多々あったものの、放置し続けていて。
いちおう、その後に始末しようとしていたものの、そこでは目撃者を出してしまうなど失態を演じていました。(※東京の街中ですからね…)
計画もガバガバ。
いや、島に居るうちに決着つけなさいよ…。
いちおう、その正体は驚く…かもしれません。
■女性ばかりの島
前述したように、島の水を飲んでいると男性はやがて死んでしまう。
そのため、島の女性らは子供生むことが掟。
生めなかった女性は村八分にされてしまうので、招いた男性には積極的にえっちを求める。
それはいいのですが。
だいたい、半分の確率で男児が生まれると思われ。
その子はどうなるんだろう。
水飲ませて処理?あるいは、事情を知る対岸の村長に引き取ってもらう??
また、その場合は…掟としてはノーカンになっちゃうの?
そう都合よく女性だけで維持できるもんでしょうか。
(※そもそも「カナちゃん」以外に若い娘も見られませんでした)
■情にほだされるヒロイン
島に引き入れた男性と行為をして、子供をつくるという掟。
そうなると…男性に肩入れすることは往々にしてあると思われます。
実際、今回のケースがそれですね。
また、島の中では情報をシャットアウトしていたようですが。
その招いた男性から、色々な情報は得られてしまう筈。
ほか、役場、工事などインフラ整備でも島に男性は入ることはあって、情報統制はかなり難しそう。
そうすると、この島がいかに異常なのか知る機会は少なくなく。
島民が裏切る可能性は高いと思いました。
(※特に子供の有無で村八分、みたいなエゲつない事もしていたので)
そのため。
いかに掟とはいえ、よー分からん男と子供得るためだけにホイホイえっちしよう~ってなるものかしら…と。
この体制が長く続いていた…というのが、イマイチ納得できませんでした。
※柑野茉希
■そもそも…
えー、そもそもですね。
さして人気ない動画投稿者という、ほぼ無職みたいな主人公「柿田郁」
島の風習に流されて、あちこち女性にお手付きをしていたお調子者。
~という彼に、さして魅力は感じられず、感情移入もなく。
島の秘密についても、彼が真相に近づいていく…でもなくて。
彼の身を心配した「茉希さん」から、ざらっと聞いただけ。
(※しかも、なぜかえっちしながら…)
色々知った「郁くん」は、
「一緒に東京で暮らせばいいんだよ」
~とか言ってましたが。
いや、3名の生活どーすんだよ、と。
またね、動画配信の…なんというか、妙なテンションが個人的に合わないので。
彼ほか先輩「クリボンさん」もあまり得意でないキャラでした。
…と、すみません、ざらざら書いてしまいましたが。
読んでいて感じた粗が少なくないのが原因かと。
無論、ひでるさんの解釈違いなどあるかもしれませんが、ちょっと期待とは違っていた、という印象でした。
★★リンクほか ★★★
めしべの飲み込みゆく果てに めしべの咲き誇る島で(2) (エンジェルコミックス) コミック 2023/8/17 彩画堂 (著)
★「彩画堂」センセの漫画紹介記事 すべて成年系
「ハナさんの休日」
「派遣のむうこさん」
「ボクの成年貢献人」
「おたくのメガミさん」
「パートタイム マナカさん 若妻援助交際記」
「マナさんと母屋を離れて…」
「従姉と子作りさせられて…」
「地下30mの蜜月を…」
「地下30mの秘め事に…」
「めしべの咲き誇る島で」
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No title
部屋の引っ越しをしていてまだサラッとしか読んでないのですが、
この一文だけは反論させてください。
>>(※そもそも「カナちゃん」以外に若い娘も見られませんでした)
「ママには言わないでね」と言いながら後背位でシていた子のコマで
「ハタチにも満たない子」って言ってますし、他にも電動キックボードを
壊した子などは明らかに未成年だったと思いますよ?
掲載している雑誌の流通上の問題で年齢の明言や一目でそれと分かる
体型には出来ないのでしょうけれど。
ロリとか飲尿とか近親相姦などはコンビニ売りの雑誌で描いちゃいけないらしいですし
(Hamao先生や由浦カズヤ先生の単行本でそのような規制があると知りました)。
個人的には、これまででそこそこ回数をこなしているはずのカナちゃんが
あまり開発されているようには見えなかったのが不満でした
(お母さんはあんなに情熱的なのに)。
この一文だけは反論させてください。
>>(※そもそも「カナちゃん」以外に若い娘も見られませんでした)
「ママには言わないでね」と言いながら後背位でシていた子のコマで
「ハタチにも満たない子」って言ってますし、他にも電動キックボードを
壊した子などは明らかに未成年だったと思いますよ?
掲載している雑誌の流通上の問題で年齢の明言や一目でそれと分かる
体型には出来ないのでしょうけれど。
ロリとか飲尿とか近親相姦などはコンビニ売りの雑誌で描いちゃいけないらしいですし
(Hamao先生や由浦カズヤ先生の単行本でそのような規制があると知りました)。
個人的には、これまででそこそこ回数をこなしているはずのカナちゃんが
あまり開発されているようには見えなかったのが不満でした
(お母さんはあんなに情熱的なのに)。
ありがとうございます
あ、すみません・・・引っ越し優先してくださいね。
で。
またまたすみません、私の表現が悪かったです。
言いたかったのは、「子供(一桁年齢)が見当たらなかった」、ということでした。
ずいぶん、人口比率悪いなぁ、と思ったので。
…というか、思い違いしたましたけど、「カナちゃん」二十歳でしたわね。。。。
で。
またまたすみません、私の表現が悪かったです。
言いたかったのは、「子供(一桁年齢)が見当たらなかった」、ということでした。
ずいぶん、人口比率悪いなぁ、と思ったので。
…というか、思い違いしたましたけど、「カナちゃん」二十歳でしたわね。。。。