■淫楽模様 (OKAWARI)
★まんがデーター [16.0/20.0]
・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] ラブコメ、Wヒロイン、学生
・構成 : 12話収録(うち「Ons’s Mind」×4、「隣の子」×5)
・おまけ: あとがき、デジタル修正。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「OKAWARI(おかわり)」センセの「淫楽模様」です。
★★単行本構成、ほか ★★★
収録は12話と、最近ではかなり多め。
概ね、1話あたり16ページだったので。
そこは基本的だと思います。(たぶん)
結果として、単行本のボリュームとしては、普通くらいです。
なお、12話のうち連続モノが2本あり。
結構な話数で続いていたため、エピソードとしては5本でした。
ジャンルはラブコメ。
ただ、しっかりとしたカップルとなった例は多くなく。
どちらも、えっち先行していたのが特徴です。
やや文字小さめでしたが、裏↓表紙にはあらすじがあったので。
判断の参考になると思います
おまけはあとがき。
そちらには、体調不良とありました。
くれぐれもご自愛ください。

※左:「瑞穂」・「安由美」、右:「白井茜」
★★絵柄について ★★★
さっぱりとした、美形な男女が特徴的。
身長あって、細身なスタイル。
バストなどもそう過剰でないくらいなサイズ感です。
(※実際では大きめと思う)
特にその脚線美は見事で、立ち絵とか実に美しい仕上がりでした。
頭は全体と比較して小さめ。
輪郭はそこそこ広さあり、やや丸っこい・くの字鼻、くりっとした黒目が特徴。
デフォルメ過ぎない、美人かつ可愛らしい人物画となってます。
背景や小物などもそちらと合っていて、バランス良いもの。
引き絵なども違和感はなく。
ちょっとした粗が目立ち易い画風ながら、巧いことまとまっていました。
通常の四角枠内ほか、モノローグ描写は独特。
全体もまた独特な空気感があって、落ち着いてます。
コメディーちっくな描写もちらほら見え、アーチ目な笑顔がキュートですよ。
白比率高めですっきりとした細線。
色づきそこそこで、キャラも含めて一般漫画を彷彿とさせる雰囲気。
だいたい枠間も確保されていて、左右にスペースとかありました。
(※ごくたまーに上下にも)
コマ割りは細かく変化あったものの、見辛さはありません。
彩色の良さは乗っかっていますが、判断は↓表紙そのままで問題ないでしょう。
★★収録話について ★★★ 12話収録
005:「Ons’s Mind」 4話
バイト先にて、妹「安由美」の友人「福嶋瑞穂」は…いきなり「志井」の男性自身をくわえてきたのでした。
そうしたプレイから始まる、Wヒロインとの連続ストーリー。
周囲の女性らとの急なえっち発展。
そして聞かされる、妙な噂…といった感じですね。
全4話で、概ね1話は「瑞穂」、2話は「安由美」、3、4話は複数といった配置になってました。
ぱっと分かりづらいですが。
冒頭バイト先はファミレスのような店舗らしく、「瑞穂ちゃん」はそちらの制服姿です。
中扉のカラー絵が分かりやすいですね。
詳細は不明ですが…ごく簡単には、友人想いのため協力した、、、という感じなのかなぁ。
いきなりお口の「瑞穂ちゃん」が目立つストーリーではありますが。
お話の中心となっているのが、妹「安由美ちゃん」
黒髪ショートで、あまり性的な色はないっぽい娘でしたが。
彼女も結構なえっち娘でした。
いちおう、繋がったのはこちら2話が初のようではあったものの。
たぶん、彼気付いてないところで、色々あったんではないかしら。
ちらほらな謎・疑問が解消される3、4話。
前述したように、複数プレイです。
色々試行錯誤した結果、やっぱりここに行きついた、ってことですかね…。
モテモテな「志井くん」が羨ましい。
これで落ち着けばいい…のかな。
069:「Hメール」
誕生日に「奥谷」から手紙を手渡された「角田」
その中には、”何でも優待券完全無料”とあり…。
彼の要望に従うような内容が書かれていたのでした。
新手の告白みたいなもんでしょうか…。
ざっくり「奥谷さん」の言動では、プレイ相手として最適。
信頼できる相手、と思われているようではありました。
付き合う、といった口約束みたいなんはなくて。
えっち行為を共有する同志~みたいな関係がまず望ましかったのかな。
085:「隣の子」 5話
同じマンションのお隣同士で、昔から兄妹のように育てられていた「沢村達雄」・「白井茜」
年頃になり、「茜」は「達雄」に想いを寄せていたものの。
彼はクラスメイト「松本はるか」を好いていたのでした。
幼馴染み男女と、その間に介入してくる女子という三角関係を描いたストーリー。
全5話は連続したエピソードになっており。
各話で担当ヒロインが変わるとかでなく、流れるままといった風情でした。
また、Wヒロインではあるものの、「茜ちゃん」をメインとしてしっかり描いています。
完全に「松本さん」は完全にサブ扱いでした。
(※なお、「松本さん」は冒頭では「いずみ」、メール文では「はるか」と、名前も一致してません。まぁ、冒頭は別の娘を呼んでいたかもしれませんが)
まずは「松本さん」から。
黒髪ロングの美形で、カースト高そうな彼女。
「茜ちゃん」と仲良し~みたいな描写もなく、完全なる第三者です。
タイプ的に、「達雄くん」はモテモテ・イケメンっぽくはなかったため…。
なにゆえ、この娘がちょっかい掛けてきたのか、よく分かりません。
なんとなく…人の持ち物を味見したかった、みたいな感じかなぁ、と。
えっちなんも、ごく手慣れた雰囲気がありました。
実にあっさりとした、オチ部分での描写がちょっと不気味。
関わってはいけないタイプだと思います。
メインの「茜ちゃん」。
ショートカットの元気さある娘で、センセがメインとして描かれているだけあって…。
非常に可愛らしい娘でした。
開始時点では「達雄くん」とまさに兄妹という近しさがあり。
それがため、カップルになれなかったかもしれません。
ただ、1話では先の行動について、すぐに謝罪TELしているなど、身内とは異なる気遣いを彼はしており。
あともう一歩、半歩、というくらいだったかもしれません。
お話では、「松本さん」の介入を受けて進む決意をしており。
まぁ、結果的には良かったかなぁ。
個人的には、この「茜ちゃん」のが男子らに言い寄られそうな気がしました。
3話での下着・エプロン姿が好き。
やけとしないように。
4話のえっちシーンでは、彼に目隠ししてましたが…。
あれは、自分の恥ずかしさを紛らわすため、でもあったんではないかしら。
本編のラスト後は、帰宅までどっちもドキドキ落ち着かないんだろうなぁ。
165:「姉弟の日常-gloomy days-」
姉妹の生活維持のため、身体を使っていた姉「美結」
あちこちでその姿を見せられていた弟「智司」は~といった流れ。
当人が言うように、そんなん好きというのもあるんでしょうけれど。
姉妹どっちも、なんらか感情はあるようで…。
お姉ちゃんも、わざわざ彼の目が届く範囲でえっちしているような描写もあり。
(※なんらかあった際、助けてもらえる~ということもあるのかな)
まぁ、こーなるのも不思議ではないですね。
後半のプレイとか、壊れっぷりの象徴かしら。
どちらも学生ながら、結構広い家に住んでいて。
まぁ、金策大変なんでしょう。

※「雨宿り」濡れ透けヒロイン.
181:「雨宿り」
突然の雨で、びしょ濡れになってしまったカップル。
特に彼女は制服が肌にぴったりと貼りつき、下着丸見えになっていたのでした。
「せっかくなので…」
そうした、えっち発展なのですが…。
まぁ、濡れ透けというのは、なにゆえあーもエロスなんでしょうね。
個人的には、途中から共にシャワーかなー、って見ていたんですが。
★★リンクほか ★★★
テーマ : 成年コミック・マンガ
ジャンル : アダルト
■ほろよいラブモーション (芦名めろう)
★まんがデーター [13.5/20.0]
・絵柄 :●●●◎○
・お話 :●●●○○
・漫画 :●●●◎○
・独創性:●●●◎○
・属性 : [成年] ラブコメ、お姉ちゃん、複数、
・構成 : 初単行本、7話収録
(うち「かんぱいコンフェッション」×2、「ことぶきっ!」×2)
・おまけ: あとがき、
描き下ろし「かんぱいコンフェッション~おかわり~」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「芦名めろう(あしな・めろう)」センセの「ほろよいラブモーション」です。
★★単行本構成、ほか ★★★
収録は7話で、2話ほどの連続モノが2本あるため。
エピソードとしては、5つになります。
(※デジタル特装版では1話多いっぽいです)
紹介帯には、王道、正統派イチャラブ、などと書かれていて。
そのまま、甘いラブコメ展開が楽しめる1冊です。
(※なお、あまあまでなく、ちょっと妙な展開のもありました)
どちらも明るく楽しい作品群なため、幅広くオススメ。
また、ヒロインらは、広義な意味でのお姉ちゃん系だったので、そんなんお好きであれば是非に。
個人的には、サラリーマンな冒頭話(※↓表紙の娘)がやっぱり良かったなぁ。
おまけはあとがき、描き下ろし漫画。
漫画はその冒頭話の後日談で、ページ量もあって幸せ。
なお、↓表紙は中扉と連続風景みたいになっていたので、双方見比べることで、イチャラブを疑似体験できます。

※上司「長谷川燈子」
★★絵柄について ★★★
濃いめでむっちりな作画。
線・黒色が強めで、全体の色づきも良く。
全体はコッテリとした味わい。
コマ割りは中小で、変化もあって賑やか。
枠間なくなることもちらほら。
収まりは比較的良いと思います。
すべすべ・つるりとした肌感。
むちむちとしたスタイルがイイ感じ。
輪郭は広く、横長目に、くの字鼻。
ややツリ目気味で、目力がありました。
そうしたヒロインほか、だいたいは良く描かれていたのですが。
ちょっとバランスとか気になる部分もあります。
また、漫画のコマ内配置とか細かなところで引っ掛かりました。
だいたいは派手目で、コメディー崩し多く。
えっちで楽しい仕上がり。
正確なところは不明ですが、原稿時期の差もあるかもしれません。
判断については、↓表紙・裏表紙で良いでしょう。
★★収録話について ★★★ 7話収録
005:「かんぱいコンフェッション」
037:「かんぱいコンフェッション~おかわり~」 描き下ろし
直属の上司「長谷川燈子」から、仕事・アフター共に面倒をみてもらっていた「石峰諒太」
持ってきていた弁当の中身・筑前煮が彼の手作りだと知った「燈子」は…。
「今日は石峰クンの家で飲みましょう!」
そんな事を言ってきたのでした。
会社美人上司とのカップル話。
仕事は厳しく、普段は気さくという「燈子さん」
2人きりの宅飲みで、結婚願望がどうとか、相手がどうとか言われるのは…。
まぁ、遠回しなお誘いみたいなもんですわね。
もしも、あれで何もなく終わっていたならば…後に自宅に戻った彼女にひどく罵倒されてそう。
スタイル良く、ぱつぱつな服がエロエロしくて良いのですが。
あっさり脱がしちゃいましたわね。
ただ…彼はマナーとして、ちゃんと用意しておくべきだったと思う。
続く描き下ろしは14ページ。
付き合ってる風景で、友人と飲んだ「燈子さん」を迎え・共に帰宅した「石峰くん」です。
冒頭から帰宅シーンでしたけど…。
戻るまでの道中でも、良いイチャイチャ感出していたのではないかなぁ。
今回の彼女は黒ストッキング着用していて、漫画のウリにもなっていたんですが。
見え方が…ちょっといまいち。
足でサレる場面は良いんですけどねー。
051:「ことぶきっ!姉福の温泉旅行 乳室編」
083:「ことぶきっ!姉福の温泉旅行 乳浴編」
祖父母が経営する温泉宿に毎年家族で通っていた「川見渉」
今年は両親の都合がつかず、隣に住む寿々木家の三姉妹に声をかけ。
長女「桜」、次女「梓」、三女「楓」という個性的な彼女らと向かうこととなったのでした。
こちらが裏表紙の3名です。
姉妹3名に対し、こちらは1人で…。
同室ということで妄想しがちなエロ展開などなく、酷い扱いになるのは普通。
(※こちらが年下というのもある)
ただ、次女「梓さん」が酔っぱらって迫ってきたのは、実にラッキー。
あ、性格的なこともプラスに作用してましたね。
また、その現場を発見したのが、長女「桜さん」であったことも良かった。
そんな訳で、乳室編は複数プレイになってます。
続く乳浴編は…はい、1人残った三女「楓さん」です。
ほぼ同い年で、姉からも可愛がられていた、ちょっとツンデレちっくな彼女。
なんだか妙ちくりんな流れで、前回にはなかった共に露天風呂(※混浴可)を彼女に誘われておりました。
まぁ、あんなん目撃された後だから、こーいう事もあり得る…のかしら?
先のボインボインな2人(笑)と比べて、ややサイズダウンな「楓さん」
これから大きくなるのかな。
後半は複数ヒロインもののお約束でした。
ああした姉2人が相手だと、「楓さん」はなかなか独占できなくてヤキモキさせられそうですね。
115:「May Cos You」
ファンアートを投稿していた「おはーぎ」こと「萩尾」
彼の最推しキャラのコスプレをメインしていたコスプレイヤー「メイ」から連絡をもらい。
資料用の撮影に誘われたのですが…。
やって来たのは、ギャルちっくなクラスメイト「服部愛衣子」だったのです。

※左:寿々木家の三姉妹、右:コスプレイヤー「メイ」こと「服部愛衣子」
ちらほら見られる、ギャルとのカップルもの。
しかし…男子の可能性高い正体不明な相手を、2人きりの撮影会に誘うものか?
どうにも、その導入部分が引っ掛かってしまいました。
なんらかで彼女が彼の正体を先に知って、同士として誘う方が自然ではないかなー、と。
えっちに持ち込むのも彼女からだったし。
(会う前になんらか感じるところはあったのかしら)
…いや、それだとページ量が足りないですかね。
コスプレは、敵組織の女幹部ということで、ボンテージ調のエロ可愛らしいもの。
なるほど、「萩尾くん」が推すのも納得。
しっかり着衣えっちでしたよ。
147:「きたえてほぐして」
久しぶりに会った姉の同級生「有平沙也加」はすっかり美人のお姉さんになっており。
駅前のジムに通っている彼女に合うべく、「康太」も通うこととしたのでした。
「沙也加さん」は、いわゆるトレーニングウェアなのですが、布面積が小さく。
ざっくりビキニのような風情で…実に目に良い感じ(笑)
何度か共にトレーニングしていたのですが。
今日は彼女がストレッチを手伝ってくれる~という、実に嬉しい・羨ましい展開。
後に明らかになりますが、まぁ…あの密着具合は……そうだわねぇ。
「待ちくたびれちゃった」とか言われてました。
しかし、明かされる彼女がやっていた事は、なかなかにトンデもなく。
毎回、そうした事をやっていた、のではないかしら。
ちょっと、本気でどうかと思いました。
彼は分かりやすい雰囲気だったので、普通に誘っても全然大丈夫だったと思う。
179:「おしきりオフサイド」
自称・女子にモテモテで、周囲に「キザ本」と呼ばれる「崎本勇太」
サッカー部での練習中、よそ見をしていた彼は股間にボールを直撃され。
マネージャー「ミサ」によって保健室に連れていかれたのでした。
ほか短編と雰囲気から違っていて。
おそらく、最も原稿時期は古いだろうもの。
冒頭からコメディーちっくで、かなり面白い雰囲気。
ヒロイン「ミサちゃん」はたまにラッキースケベを見せてくれるという、おっぱいの大きい可愛らしい娘。
ソッチ方面の知識ない訳ではないようなのですが…。
彼の適当な物言いを疑いつつも、えっちに流されておりました。
ちょっと今後が心配。
★★リンクほか ★★★

(※現在アマゾン登録なし25/03/08)
テーマ : 成年コミック・マンガ
ジャンル : アダルト
■もうデキるんだよ (いとうえい)
★まんがデーター [19.0/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] フェチ、ロリ、ラブコメ、下着
・構成 : 9話収録。
・おまけ: あとがき、カバー裏にラフ絵。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「いとうえい」センセの「もうデキるんだよ」です。
★★単行本構成、ほか ★★★
収録は全て短編での構成。
それぞれ、特に繋がりなどないのですが。
どちらもフェチ度合は非常に強く、シリーズっぽい雰囲気もありました。
裏表紙が分かりやすいですね。
まぁ、センセの漫画見られている方にはごくお馴染みなアレです。
結構な描写が目白押しだったものの、変に進展したりすることはなく。
エロ面白く仕上がってました。
おまけはあとがき、カバー裏など。
お時間ないのか、折り返しなど表紙の使いまわしだったのは、ちょっと残念。
あとがき漫画では、もともとのタイトル案について描かれていて。
なんだか、イマイチ分からんかったので、調べてきました、「インゴム&アウトゴム」
驚いたのは、普通にそんなん使われていて、あちこちヒットしてました。
ここが分かりやすいと思います(→ SUBROSA)
へー。
その視点をもって再度読み返すと、またセンセのこだわり感じられて楽しいですよ。
(※まぁ、厳密には文字そのまんまではあるのですが)

※左:従妹「長谷川玲那」、右:妻「笠井姫乃」
★★絵柄について ★★★
前述もしておりますが。
センセこだわりな部分の作画については、なんというか魂が感じられ。
普段の可愛らしいものと違って、実写感までありました。
特に下着とか、液体とか…。
そりゃーもう、ドえろかったですよ。
そうした服装ほか、背景なども優れていて。
ちょっとしたカット絵から、雰囲気がありました。
人物画は、広めな輪郭で透き通る大きい目、点と影での鼻。
恥ずかし線は独特で広め。
ロリっと可愛らしかったです。
それがため、皆さんバストは控え目だったものの。
ふんわりとした肌感あって、スタイルは柔らかそうでした。
線はやや太く、目立つもの。
全体の色づき・濃淡具合はちょうど良いくらい。
黒色の強さがためか、ぱっと見では濃いめ。
読んでいくと、そう気にならないと思います。
コマ割りは中小で、気持ちやや大きさあり…。
そこそこはみ出し・ぶち抜きなどあったものの、ごっちゃりとはしていません。
丁寧で綺麗にまとまってました。
↓表紙イラストですが、これはコレで良いものですが。
センセの白黒画の良さはあまり感じられないため、判断は裏表紙とか、紹介帯のカット絵がオススメです。
★★収録話について ★★★ 9話収録
005:「お嫁さんまであと何年?」
自宅から離れた進学校に通う従妹「長谷川玲那」
帰宅時間の調整で、週1度のペースでこちらの「晴彦」の部屋に寄って宿題をしていたのでした。
収録で唯一の眼鏡ヒロイン。
口数少なく、表情もあまり変わらない彼女、なのですが…。
あの、何考えているか分からん娘に、よくもまぁああしたプレイできるまでの関係に持ち込んだなぁ、と。
「いつもありがとね」、とか言ってましたよ。
後に彼女言ってましたが、訳も分からず~ではなく。
それでも、こちらに通ってくるとか…表情と違ってだいぶ分かりやすい娘なのですが。
「晴彦くん」鈍感だなぁ
またオチが実に可愛らしいので、必見です。
025:「お嬢様お手をどうぞ」
図書館で知り合った、「羽鳥理沙」
イイトコのお嬢様らしく、ゲームを切っ掛けに仲良くなったのですが。
そんな彼女に、「和也」は目隠しで色々な事をしていたのでした。
最初は写真撮る、くらいだったのですが。
特に抵抗もされないためか、エスカレートっぷりが凄まじい。
いかにお嬢様とはいえ、どんなコトされてるか、は理解してるんでは…。
もしかして、~とか不安になってた「和也くん」でしたけれど。
これまで何かならんかった方が奇跡ですわね。
まぁ、こうした漫画なのでブラックに流れることはないんですけどね。
後半、帰る彼女のくだりが実にキュートでした。
049:「ちっちゃくても乙女だもん」
近所の女の子「早坂愛美」から告白された「和博」、というカップル話。
これ、冒頭・2ページ目の流れが凄まじい。
どうしてあーなった!?
以降、ブラックな展開になっても不思議ではなさそうなんですが。
そんな事ありつつも、付き合うようになった2人。
凄いな、「愛美ちゃん」
怒ったりて、照れたりしつつも従順で、たいていなんでもシテくれていたのですが。
釘を刺しているなど、しっかりした娘さんでした。
「…うん、見てる」のコマが好きです。
069:「恋人は小さな淑女」
「花穂」と付き合う「友輝」
えっちの際には、彼女にエロい下着を付けさせていたのでした。
小さい彼女なお話。
(まあ、収録ヒロインは皆そんなんですが)
サイズXXSだそうです。
試しに検索してみましたが、そんなんあるんですね…。
そりゃ小さい女性もいるか。
怒りつつも、ちゃんと身に着けてくれている「花穂ちゃん」が可愛い。
個人的には、ばたばたと出ていく様がキュートでした。
089:「ひみつの性徴記録」
「篠原陽菜」とのえっちを撮影・記録していた「和」
昔から可愛らしい「陽菜ちゃん」
あんな動画を2人して見れるというのは…、正直羨ましい。
例え関係性あっても、彼女からぶん殴られるのが普通だと思う。
漫画でも撮影していて、被写体な「陽菜ちゃん」も普通に挨拶とかしていて。
あるいは、そうしたプレイが当然だと教え込まれたのかしら。
エロい。
ちょっとした所ですが、前半にてひょいっと持ち上げれるコマが好き。
109:「アナタだけに女の子」
公園で知り合った、ボーイッシュな女の子「綾香」
それ以降、彼女との関係は発展し、普通に付き合うようになっていたのでした。
同級生から、男女扱いされていたため。
しっかり女の子扱いしてくれる彼に好意を持った、~というもの。
なるほど、分からんではないなぁ。
ああした行為に対しても、彼女は嬉しさまで感じてましたが。
まぁ、それまでにしっかり関係性が出来ていた事も大きいのでしょう。
後半ではちょっと成長した姿が見れます。
たぶん、同級生男子らは…そろそろ魅力に気付き始めそうですね。
あるいは、同性に好かれるかしら。

※「綾香」
131:「リップクリーム」
さくらんぼの茎部分を口の中で結ぶ~から始まるエピソード。
既にそうした技術を持つ「瑠衣」ちゃんです。
「だって私、小さい頃からこういうのいっぱい練習してたもん」
…からの、お口プレイ展開です。
果たして、小さい頃って…いつのことなんでしょうね(笑)
漫画後半は1、2年後。
よりパワーアップした、「瑠衣ちゃん」が見れます。
オチが凄い。
157:「お○さまパンツはよいパンツ!」
叔父と「梨穂」のカップル話。
冒頭から、なかなかぶっ飛ばしてましたが…。
なるほど、概ねタイトルまんまな内容なんですね。
なお、裏表紙(カバー裏のが見易いです)の9コマカット部分は、実はこちらからのもの。
ただし、ちょっと異なる部分もあったので。
時間余裕ある人は双方見比べてみてください。
177:「○妻は○学生(事実婚)」
東京での生活に疲弊していた「杉崎誠治」
過疎の村に引っ越し、馴染んできた頃…。
世話焼き老人らの斡旋で、トントン拍子に結婚話が進んだのですが。
その相手「笠井姫乃」は、○学生だったのです。
なかなか突飛に見えましたが。
昭和の時代とか、こんなんは田舎だと実際にあったかもしれませんね。
年頃の娘いなかったりした場合には。
(括弧書きにあったとおり、実際に籍を入れるのは先のこと)
あまりの展開に、「誠治くん」もコメディー崩れしていましたが…。
ガッツリえっちしちゃってるトコロが楽しい。
詳細は描かれてなかったですけれど、「姫乃ちゃん」から仕掛けたのかな。
そう入れ知恵されてただろうし。
メインシーンは、すっかり夫婦として落ち着いてきた頃の日常風景。
個人的には…頑張った夜の場面より、夕方帰宅時のやり取りのが好き。
エプロン姿だったし(笑)
なお、こちらのの漫画はオチ部分がまた非常に面白く。
実に続きが気になります。
和洋みたいなんで、羨ましい。
★★リンクほか ★★★

★「いとうえい」センセの漫画紹介記事
「秘密の関係」
「少女図鑑」「少女図鑑DX」
「LOVE!!恋の翼を探して」
「恋の涙と愛の蜜」
「キスより大切」
「ぷりプロ ~Princess+Propose~」
「お姉さんじゃダメかしら?」
「ぶらこんッ!?」
「お気に召すままご主人サマ」 一般
「その唇で囁いて」
「貴方を吸ってもイイですか?」
「変質フェティシズム」
「恋人以上・嫁未満」 一般
「花のさえずり」
「今宵、都市伝説をご一緒に!」 一般
「好きに使っていいよ」
「コットン&レース」
「熟れすぎ!!艶すぎ!?部長ちゃん」 一般
「高嶺の華は乱れ咲き」「10巻」 一般
「放課後まではガマンして」
テーマ : 成年コミック・マンガ
ジャンル : アダルト
■セキレイちゃんと僕 (砂漠)
★まんがデーター [19.5/20.0]
・絵柄 :●●●●◎
・お話 :●●●●●
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] 学生、華奢、
・構成 : 9話収録(すべて表題作)
・おまけ: あとがき漫画、
カバー裏に漫画「サイコパス診断」・食事シーン補完。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「砂漠(さばく)」センセの「セキレイちゃんと僕」です。
★★単行本構成、ほか ★★★
収録は1冊まるまるの長編もの。
こちらのみで完結するため、手を出しやすい単行本です。
紹介文言に、
「掲載の度に反響を呼んだ、人気短編のリブート連載」
…とあり。
それら短編を読んでないと理解できないのでは。
とか。
リブートとはいえ、既に読んだ短編が再度収録されてるのでは。
~などと、思うかもしれませんが。
完全に独立した新作ストーリーとなっているので、ご安心ください。
事前知識とかもぜんぜん不要です。
また、当然ながら短編読んでいた方々も、普通に楽しめるものでした。
くくりはLOで、ロリといえまぁばそうなんですが…。
いわゆるそっち系の王道ではなくて。
(※たぶん、年齢的にもガチなんからは外れるでしょう)
単に年下の華奢な女の子、って印象でした。
おまけは、あとがきっぽいコメディー漫画。
カバー裏にはイラスト、本編登場キャラのこれまたコメディー漫画があります。
それもまた面白いに違いないものの。
センセのコメントも見たかったなぁ。

※制服姿の「セキレイちゃん」
★★絵柄について ★★★
表題のヒロイン「セキレイちゃん」は普通の人間で年下女子ながら、実に蠱惑的な娘さんで…。
センセ描かれる、可愛く・妖しさのあるヒロイン画と、相性はガッチリでした。
アーモンドのような鋭角さあるツリ目。
丸っとした輪郭で、バストサイズはぺったん。
あばら骨の線が浮かぶ、ごく細身なスタイルです。
動きも含めてはバランス良く。
そんなんお好きな方は、たまらんと思います。
背景・小物なども優れていて、画面には雰囲気がありました。
全体は乱れ・崩れなどなく、丁寧で綺麗。
黒色強めな強い線で、全体の色づきはちょうど良いくらい。
比較的広めなコマ割りで、枠間も確保されており。
よく収まっていて、見易い仕上がり。
漫画はコメディーちっくなん多いのですが。
キモとなっている、ふとしたタイミングからのエロ描写が見事。
目とか口とか…。
全体にそう派手さはなく、落ち着いた空気感でした。
今回の↓表紙は…これはコレで良いものだと思いますが。
白黒画の優れた点とは、まったくの別モノになっていたため。
判断は紹介帯のカット絵がオススメです。
★★収録話について ★★★ 9話収録
003:「セキレイちゃんと僕」
171:エピローグ 「セキレイの初恋」
受験に失敗し、浪人生活となっていた主人公。
ある日、妹「たか子」が自宅に連れてきた、友人という「セキレイ」
妹と同年代ながら、まれにドキっとさせられる雰囲気を持っていて。
彼女に誘われるまま、こっそり2人で会うこととなっていくのでした。
だいたいそんな感じ。
前述したように、ヒロイン「セキレイちゃん」は過去単行本にも登場していたキャラクター。
妹さんも含めて、ほぼまんまでしたが。
1冊まるまるの長編がため、なんとなく…異なっているような雰囲気もあります。
漫画にそうブラックな点はなかったものの。
最終話のオチ部分だけは…なんだか、妙に心ざわつくモノでした。
あのくだりは秀逸。
オススメです。
なお、各話にはサブタイトルがありましたが。
ネタバレを避けるため、あえて書かないようにしています。
出会いの1話目。
初登場の「セキレイちゃん」は黒セーラー服姿。
こちら連続話では、季節がだんだん夏になっていくため…この姿は1話限り。
黒色がよくお似合いだったので、ちょっと残念ね。
しっかり、初対面から出会いになっており。
ふとしたやり取りから、えっち展開に流れていく様が見事でした。
ただ、やっぱり…彼女のが積極的に仕掛けてきてますね。
続く2話目は、それから1カ月以上~という風景。
その期間はまったく接触なかったようです。
開いた時間がなんだかリアルですね。
再会の「セキレイちゃん」は、爽やかな夏服。
さきほど残念とか書きましたが…これはコレで良いですわね(笑)
自宅での描写が素敵。
ここで、彼からは手を出しづらいからなぁ。
後半での舞台は、裏表紙に描かれていたソレ。
何らか建物の裏庭ですかね、立ち入り禁止となっている狭い場所で椅子が置かれており。
ここで何度か逢瀬を重ねていました。
こうした2人の場合、どこで(落ち着いて)えっちできるか、~は結構な問題となること多いのですが。
良い場所を見つけましたね。
(それでも邪魔はあったが)
個人的に気になったのが、ここで「セキレイちゃん」の反応2つ。
1つは、「…見たい」からの「わあっ!」という返し。
続く3話目の描写で分かるとおり。
この時の彼女は、興味あるものの、まだ未知の領域~といった状態でした。
見事な調整ですわね。
また、それでいて…こちらオチ・ラストページでの彼女の台詞。
「私達…」からの部分ですね。
ネタバレにならぬよう、詳細は伏せておきますが。
個人的に、ここが物凄く引っ掛かりました。
普通の女の子、、、、例えば妹「たか子ちゃん」ならば、そーは言わない筈。
(※ただし、ここのくだりがため、前述しました"最終話のオチ部分"は違和感ありませんでしたけれど)
そんなこんなで、ついに!?~という3話目。
ほぼ建物の裏庭でのシーンにての展開です。
前述したように、どちらも初々しく。
「セキレイちゃん」はまた、照れ隠しか、よく喋ってたりもしていて、実にキュート。
お兄さんが羨ましい…。
ただ、いきなり自ら全裸になっているあたり、彼女のダークサイドも感じました。
そちらでの、あと一歩、、、から繋がる4話目。
なかなか頭の回転早い「セキレイちゃん」です。
ここ、雨の降る中やって来る姿が実に可愛らしくて。
皆恋すると思います。
個人的には、お風呂かなーとか妄想してましたが、普通にベッドです。
まぁ、そうズブ濡れって訳ではなかったですもんね。
そういえば彼は浪人生でした、といった5話目。
後にも描かれてましたが、こーなると…勉強どころではないなぁ。
冒頭での妹と共に自宅にやって来て、その目を盗んでのアレコレ…は、前単行本などでも見られたドキドキシーン。
ほか、公園とか彼女の部屋でもすることとなるんですが。
ザックリの予測と違い、彼女の自宅風景は立派なもので、特に問題とかなさそう。
唯一、「両親は夜まで帰ってこないです!」という部分のみ気になりました。

※妹「たか子」とその友人「セキレイちゃん」
夏休みの風景が描かれる6、7話。
6話は2人でのデート話、7話は妹「たか子」も含めた3名で海・お泊りというもの。
個人的には。
ホテルシーン前の、2人身を寄せ合うコマが妙にエロく感じました。
これからヤルぞ!、って感じでしたわね(笑)
なお、「セキレイちゃん」のああした恰好は、正解だったと後に判明します。
海での7話は…「たか子」・「セキレイ」の水着姿に注目。
遊ぶ合間に、ふとこちらに向けられる視線がエロス。
お泊り部屋での後半シーンは…実はここがバレる切っ掛けでは、とか考えましたが…。
そしてラストとなる8話。
前話オチからなんとない…違和感みたいなものが少しだけあったりしていて。
また、ここの冒頭シーンがため、そんなんがより強く感じられるようになってました。
しかし、「セキレイちゃん」は無論のこと、「たか子ちゃん」もしっかり女子してますね。
ここの一連のくだり、ぴーんとした緊張感があって凄い好き。
まぁ、どっちもアレで良かったんだろうなぁ。
…あ、「たか子ちゃん」も含めて。
巻末の短編エピローグ「セキレイの初恋」は…まだ夏休み。
時系列としては、3名で海に行った後の風景で、夏祭りでした。
皆の浴衣姿が見れます。
えっちシーンもしっかり(笑)
…なのですが。
本編では匂わせ~くらいだった、「セキレイちゃん」の心情に迫るような描写が多く示されていて。
非常に見ごたえあるものでした。
★★リンクほか ★★★

セキレイちゃんと僕 (TENMA COMICS) コミック 2025/2/28 砂漠 (著)
★「砂漠」センセの漫画紹介記事
[女の子のおもちゃ]
[俺は屑だからこそ救われる権利がある!]
[真夜中の夜子さん]
テーマ : 成年コミック・マンガ
ジャンル : アダルト
■歌い手のバラッド 下巻 (クジラックス)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
今回は…下巻、最終巻ということで。
当初は普通の形式でやるつもりでしたが、ネタバレバレになってしまいそうなので…。
ちょろっとで書かせていただきます。
(※それでもネタバレする部分はあるので、未読な方はこの先に進まぬようお願いいたします)
■歌い手のバラッド 下巻/クジラックス (※上巻)
・属性 : [成年] ロリ、ブラック、NTR
・構成 : 6話収録、2巻(上下)完結。
・おまけ: 下巻のあとがき、登場人物紹介、これまでのあらすじ、
描き下ろし「○○後の聖亜」、合間にボツのコーナー、
カバー裏に歌バラガールズのイラストのコーナー・漫画「干支ビキニルーレット」
収録は前巻からの続きで7話目から最終(11話)まで。
ここで5話分。
もう1話は描き下ろしで、ストーリーの後日談でした。
(※ネタバレ避けるため、上記構成部分のタイルトを伏字にしています)
なお、あとがき下には、さらにその後の風景が1コマあります。
ストーリー漫画で、前巻からの続きですが。
可愛らしい扉絵(※ここは収録でほぼ唯一っぽい癒しページ)の次には、登場人物紹介、これまでのあらすじ、~が文字・カット絵などでしっかり示されており。
かなり親切な構成でした。
当然、前巻は読んでおくべきでしょうけれど。
いきなりこの下巻から読んだとしても、おおむね理解はできるようになってます。
成年系・連続単行本のお手本にしてほしい。
驚いたのは、今回の冒頭6話目。
えー、前巻を見ている方は分かると思いますが、いきなりそちらの冒頭シーンに繋がる展開です。
もうちょっと引っぱってから、とか想像してましたが。
甘かったです。
ここの数ページの流れは…。
このネット時代で、誰にも起こりえるかもしれない、実に恐ろしいもの。
どうにもできんですわね。
各ヒロインらの、様々な反応が楽しい。
特に、主要メンバーの1人、眼鏡の「「和久井真由子」とか、よくそのキャラが発揮されてました。
(※下巻での彼女は登場どちらも良く、素晴らしく、脳内評価は爆上げでした)

※和久井真由子
また、22ページ(たぶん)目「おはよにうございます」からの流れはかなりリアルな描写で。
なんというか、読んでいて息苦しさまで感じましたよ…。
漫画のメイン、8から10話までは過去描写です。
主人公「聖亜くん」が、なにゆえあーなってしまったか、がたっぷり・じっくり描かれます。
8話目の前半までは…しっかり青春ラブコメしていたんだけどなぁ。
間違った、とかありましたが。
なんだろ…欠落した、とか、壊された、…のではないかしら。
10話とか、よく頑張ってるんだけどなぁ。
それでも、後半の流れがまた非常に良く。
画面にて描かれていた展開とは裏腹に、ちょっと心が軽くなるような印象。(本当)
正直、ここがため上巻を読んでいた時と比べて、心穏やか(?)に読めました。
今回、お話のあちこちに、前巻4話などに顔を見せていた男女キャラが再登場していて。
主要ヒロインは無論のこと、それらゲストのその後まで描かれてます。
特に11話前半では、「聖亜くん」とはまた異なる運命を辿る歌い手の描写があり。
震えました。
実際、あんなんなんだろうなぁ…、と。
後日談、描き下ろし漫画も素晴らしかった。
あれで、お互いに良かったんではないかしら。
非常に完成度の高い2冊でした。
成年漫画のセオリーとは違いますが。
今後の同業界発展のため、こうした漫画は必要だと思います。
テーマ : 成年コミック・マンガ
ジャンル : アダルト
■あの、もう1回しませんか...? (ろうか)
★まんがデーター [15.5/20.0]
・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●○○
・漫画 :●●●◎○
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] 巨乳、コスプレ
・構成 : カラー(8P)、6話収録(いちおうすべて表題作)
・おまけ: あとがき、カラーイラスト、
描き下ろし「デリヘル呼んだらデカ乳姉妹がきた」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ろうか」センセの「あの、もう1回しませんか...?」です。
★★単行本構成、ほか ★★★
収録は6話。
詳しくは後述しますが。
全て同シリーズもので、↓表紙そのままWヒロインになってました。
同人発表の作品なためか、ページ数は各話で異なり。
また、単行本を持って感じるだろう、かなりの重量があって。
全266ページという、大ボリューム。
(※値段もそれなり→1500円税別 この時点のGOTさんHP単行本一覧で最も高額)
お話・作画共に、非常に特徴的な単行本。
どんなんか、詳細は後に書きますが。
紹介文面の文言、
「FANZA同人にて収録作DL数45万超!」
…とか、なるほどなぁ、といった感じ。
あるいは、電子機器で見るのに最も適した漫画のつくり、~かもしれませんね。
おまけのメインは、なんといっても置き下ろし漫画。
24ページとこれまた多く、なんと言ってもヒロイン2名との複数プレイはこちらだけ。
派手なえっちが楽しめます。
そのほかは、あとがき、でした。
また、カバー裏もカラーイラストになっていて。
表裏カバーと同じなのですが、文字とかバーコードなく、イラストそのものを堪能できます。

※巨乳姉妹「まもり」・「ななみ」
★★絵柄について ★★★
↓表紙など、ヒロインの可愛さ・胸のデカさ…に引っぱられた方多いかと思いますが。
本編はまさに、女の子の作画に全身全霊を振り切ったような印象です。
成年漫画ですし、実績にもつながっていたので、その作戦は正しいのでしょう。
広い輪郭に深い黒目。
むちむちスタイルで、特にその巨乳っぷりが目立っています。
かなり極端なサイズながら、バランスは悪くなく。
体勢とか変わっても、違和感はありませんでした。
ここは実に見事な仕上がり。
その一方、相手をするメイン男性は…鼻と口だけの顔。
短髪かスキンヘッドか、髪の毛も描かれてなく。
(※そのほかモブキャラには髪の毛がありました)
奇妙なマネキンのようで不気味。
男女の作画差はだいぶ極端ですね…。
なお、漫画の大半はえっちシーンになっており。
前述しましたヒロインと共に、そちらの作画・漫画は非常に良い出来栄え。
派手目でパンチ力あるのが基本ですが、じんわりとしたエロス感な部分もありました。
服装などの具合も良い感じ。
そのほか、日常シーンはさっぱり気味。
コメディーっぽかったです。
しっかりとした線で、全体の色づき良く、コッテリと濃いめ。
コマ割りは大きく、人物画も同様。
ちらほらはみ出し・ぶち抜きなど、していたのですが…。
そう賑やか過ぎず、見辛さはありません
↓表紙などカラーイラストがお上手。
本編はいわゆるカラー原稿のモノクロ印刷ではなく、ちゃんと白黒濃淡で調整されたもの。
ほぼ、カラーと同じ感覚で見れました。
★★収録話について ★★★ 6話収録
011:「お兄さん、おひとりですか?」
047:「今日泊めてくれませんか?」
085:「ちょっとだけ、休憩しない・・・?」
夏、なんとなく海に行ってみたところ。
バスト大きな女性が声を掛けてきて…海辺のホテルに誘われたのでした。
前半3話は明るい女性、姉「まもり」さんとのエピソード。
漫画はヒロインとの色々なえっちなんを楽しむような感じ。
ストーリー的なものは、ごく軽く…。
1、2ページでシチュエーションが示された後、えっち展開になっていきます。
(※続くエピソードも同様)
しかし、野郎が1人で夏の海なんて、どーかと思いましたが。
こんな娘に声を掛けられたなら、万々歳ですね。
展開が良過ぎて、美人局とか疑っちゃうようなレベル。
(※ラストにて、なにゆえ声を掛けてきたか、が判明します)
なお、海での逆ナンパということで、「まもりさん」はパーカー・水着姿。
はっきり分かりませんが、紐ビキニですかね。
あんなんで泳いだなら…はみ出てしまいそう。
なお、オチ付近では別タイプの水着2種類を着てくれてました。
連絡先を交換し、ちょくちょく話をしていたものの。
最近は返信がなくなっていて、げんなりしていたところ。
突然、彼女が部屋を訪ねてきたのでした。
2話目「今日泊めてくれませんか?」
玄関の彼女は、ロングコートにビキニの水着姿。
そんなサービスしてくれなくても、ぜんぜん泊めるってば。
いきなり、ガッツリえっち展開した後、何があったか語られてます。
後半には前話と同様でコスプレ展開があり。
また、コンビニではノーブラでの買い物シーンが描かれてました。
怒ってる顔がキュートです。
そのまま居ついていた「まもり」
どこかへ遊びに行くこととなり、2人して温泉旅館にやって来たのでした。
3話目「ちょっとだけ、休憩しない・・・?」
浴衣姿がまたエロエロしい彼女。
あのサイズだと…、足元見えなさそうね。
他の男性視線から、ちょっとイラつくのも仕方ないことでしょう。
(※あれで優越感でなく嫉妬するあたり、彼の性格が発揮されていると思います)
中盤は酔って寝てしまった彼女の寝込みを襲う流れ。
前回どーの言ってた割りに、浴衣の下は何も着てないのね…。
あるいは、えっち見越して脱いどいたのか。
後半は…いわゆる男湯・女湯の切り替わりタイミングに、彼女がお風呂へ入っていた~という展開。
まぁ、普通は…旅館側がチェックとかなんとかするもんでしょうけどね。
オチでの「まもりさん」がまた実にキュートでした。
133:「ゴムをつけてと、いいましたよね」
187:「今日はダメっていいましたよね...」
241:「デリヘル呼んだらデカ乳姉妹がきた」 描き下ろし
泊まっていた「まもり」はその後家に戻り…。
また連絡が途絶えてしまい2週間。
そうしたタイミングで家を訪ねてきたのは、彼女の妹という「ななみ」だったのです。

※左:浴衣「まもりさん」、右:制服「ななみさん」
後半2話は、黒髪ロングのしれっとした女性、妹「ななみ」さんとのエピソード。
ぱっと明るい姉と違い、無表情でテンション低い妹さん。
ただ…血筋なのか、バストサイズは彼女もやたらに大きく。
制服がぱっつん・ぱっつんになってました。
あーれーはヤバい。
「まもり」が帰ってからそうした事をしてなく…。
察した、「ななみさん」が何故か協力してくれるという、嬉しい展開。
自らの身体を提供しつつも、当人はスマホ眺めている、~みたいなシチュエーションが良いですね。
「はぁ…最悪」
…とか、なんのかんの文句言われつつ、色々できちゃったりしていて。
良いですね(笑)
何カップあるのか、聞きたかった。
また、前シリーズの「まもりさん」は下着着けてる場面とか少なかったものの。
こちらの「ななみさん」は、しっかりと下着を見せてくれており。
個人的にはこの娘のが好みです。
その「ななみさん」と共に、彼女の家に行くこととなる、
(※姉「まもり」の様子を見に行くため)
5話目「今日はダメっていいましたよね...」
えー、女の子は電車内で足そんな広げないように。
冷静で知的そうな雰囲気あった「ななみさん」でしたが。
ココでの脳内シミュレーションは…だいぶ怪しくて楽しい。
そんな訳で、実家でなくホテルでのえっち展開です。
これ、自分がシタかっただけ、なのでは。
個人的には、「手が疲れたので」、のスカート持ち上げるコマが好き。
後半では、やっぱり2種類の水着コスプレしてくれてました。
そして、お姉ちゃんと同じ羞恥プレイもあります。
描き下ろし「デリヘル呼んだらデカ乳姉妹がきた」
「まもり」・「ななみ」という2人とのデリヘルえっち。
どーなってるのか、後に判明します…が。
こちら、完全な番外編とかでなく、本編主人公とのプレイです。
せっかく姉妹揃っているのに、2人のやり取りは多くなく。
ちょっと残念。
なお、後半も後半の場面なのですが、どっちか選択のシーンで。
「私ですか…」
~とか、「ななみさん」と先にしちゃうくだりが好き。
★★リンクほか ★★★

あの、もう1回しませんか...? (GOT COMICS) コミック, 2025/1/31 [アダルト] ろうか (著)
(※現在アマゾン登録なし25/02/23)
テーマ : 成年コミック・マンガ
ジャンル : アダルト
■めちゃくちゃになろうよ (どらのやま)
★まんがデーター [19.0/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●◎
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●◎
・属性 : [成年] 女性上位、ラブコメ、お姉さん
・構成 : 初単行本、6話収録。
・おまけ: 各話のこぼれ話とか、カバー裏にラフ絵、加筆修正あり。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「どらのやま」センセの「めちゃくちゃになろうよ」です。
★★単行本構成、ほか ★★★
収録の6話は全て短編。
ページ量は普通くらいで、単行本全体でのボリュームはそこそこでした。
紹介文面にもあるように、ラブラブ&女性上位な単行本。
確かに各話はそんな感じ。
エピソードによっては、SMちっくなんもありました。
直接だったり、間接的だったり。
ただし、ラブラブ要素もあるため、どちらもハードな描写はなく。
…………なく。(たぶん)
読み易く仕上がっていました。
プレイ的なものは文字面よりもソフトで。
かつ、あちこち実にお上手だったので、幅広く楽しめるだろう1冊です。
巻末にあった、各話のこぼれ話も良かったです。

※左:元SMクラブの女王「リリス様」こと「天草杏珠」、右:「漆原しずか」
★★絵柄について ★★★
こちら、初単行本、とのことでしたが…。
漫画はお上手で、作画も安定しており。
もしかして…どなたかの別名ではなかろうか?、とか思いました。
(※ざっくり検索してみたものの、特に分かりませんでした)
カバーの彩色イラストより、白黒絵のが断然味わいあって良かったので。
プラス評価で良いと思います。
しっかりとした強い線で、濃淡は濃すぎず、薄くなく。
乱れ・崩れなく、目立つ癖もなく、適度な仕上がり。
中小なコマ割りで、それなりに、はみ出しなどありましたが…。
収まりはおおむね良く、見易い原稿。
背景とか小物、引き絵ほか、人物を含むバランス感が優れていて。
コメディー描写お上手で、崩し、擬音などもイイ感じ。
サクサク読み進めれました。
なんというか、安心して見てられますね。
人物画はそこそこ身長高く、ちょうど良いくらいなスタイル。
太くなく、細くもなく、過ぎないデフォルメ具合。
黒目で、すらりとした鼻など、顔パーツも派手でなく。
漫画・リアルの良いとこ取りみたいな感じでした。
本気で、すぐさま一般誌とかで連載してそうな印象です。
(※すでに描かれていたら…すみません)
★★収録話について ★★★ 6話収録
003:「消えた女王様」
プロジェクトの進行が遅れ気味で、応援に呼ばれた「馬場龍一」
その原因の1つ、必ず定時で帰ってしまう新人「天草杏珠(あまくさ・あんじゅ)」があり。
「龍一」が彼女に聞いてみたところ…。
実は彼女とは初対面でないことが判明したのでした。
だいたいそんな感じ。
まぁ、↓タイトルと表紙がため、おおむね想像できるとは思いますが。
その「杏珠さん」は、彼が頻繁に通っていたSMクラブの女王「リリス様」だったのです。
センセ曰く、「ちゃんとした女性上位を1回は描いておきたいと思って~」とのことで。
単行本のコンセプト、ラブラブ&女性上位~の代表的な作品。
分かりやすい上下関係ですもんね。
ボンテージ姿が凛々しい「杏珠さん」
めちゃくちゃ大変、とセンセ言ってましたが、やっぱり良いもので。
なんというか、その姿を眺めているだけで楽しいです。
なんで↓表紙はボンデージじゃーないんだろう。
(内容誤解されちゃうか)
彼女に再会でき、プライベートを共有できる~という、幸せな漫画でした。
サラリーマンとしては、気になったのが職場での描写。
1) 定時で帰る新人がため、進捗が遅れる。
2) 終電まで作業していることもある。
3) 他部署から「龍一くん」が応援をもらっている。
…など。
確かに、「杏珠さん」が言う通り、上役のマネジメント能力に疑問ありました。
(数人でやっている小さな企業ではないようだし…)
いかに仕事できる娘とはいえ、遅れの原因を新人だと考える点からして、どうかと思いますよ。
033:「夜の先輩はかわいい」
綺麗で優しく、走っている姿が格好良い、陸上部の先輩「根岸澪」
忘れ物を取りに、夜に部室に戻ったところ…。
抱き合う彼女と部長を見てしまったのでした。
失恋エピソードですね。
主人公視点の「春日くん」はえっちに参加せず、覗いているだけでした。
(まぁ、彼も引き込んで複数えっち~は、いかにも成年漫画過ぎですかね)
褐色肌でショートカットという、スポーツ少女な「澪さん」
なお、裏表紙は彼女なんですが、そっちは日焼け跡でした。
カラーだと、そんなんのがエロスかしら。
前半、妄想シーンでの、可愛さマシマシな彼女が描かれていたため…。
実際の「澪さん」とのギャップが凄まじい。
これはまた、部長「勝」くんにMっ気があったため。
(あるいは開発されたかも)
終始彼女のペースで事が進んでいました。
覗いていた「春日くん」には早々に気付いていて、ちらちらこっちに目線送ってくるのがえっちでした。

※陸上部の先輩「根岸澪」
057:「怒らない彼女」
後輩女子との浮気を彼女「燈子」に発見されてしまった「伸吾」
慌てる自分に対し、彼女はごく冷静であっさりとしており。
土下座して謝罪したところ…。
「燈子」はとある条件を持ち掛けてきたのです。
落ち着いた物腰・眼鏡で、いかにも文系少女という「燈子さん」
そんな彼女がいながら、浮気した「伸吾くん」でしたが。
まぁ、冒頭のやり取りからして、「燈子さん」のが完全に上位ですわね。
なお、条件は”私から触るのはOKで、伸吾は私に触るの禁止”といったもの。
そのため、散々に寸止めされるという、男性側にとって恐ろしい展開。
なんというか…ヤリますね、彼女。
そんなこんなでの、後半の流れが秀逸でした。
085:「お嬢様のおともだち」
パーティーに参加していた会社社長「伊藤主水」
そこで、伊佐名グループのお嬢様「伊佐名咲那」と知り合うことが出来。
スイートルームで2人きりに持ち込めたのですが…といった流れ。
物腰穏やかなお嬢様「咲那さん」
まさに前半は、そうしたイメージだったのですが…。
「そんなお粗末なお手前で~」
この台詞から、彼女の本領発揮。
えっちほか、口でも完全に彼女のが上手。
まぁ、こちらの「伊藤くん」はだーいぶ思いあがっていたので。
なんというか、イイ気味。
手玉に取る彼女が格好良かったです。
111:「ツインテールの下僕」
家の周辺でよく見かけていた、よぼよぼの野良猫。
嵐の夜に家に入れて以降、飼うこととなりました。
その「文月」でしたが…とある切っ掛けから、「仁」はその姿に驚かされることとなったのです。
タイトルのそれは、髪型ではなくて。
尻尾のヤツですね。
猫の女体化ではなく猫又で、こちらのみ妖怪変化なヒロイン。
それがためか、「文月さん」はスレンダーなスタイル。
よくある人外同様、尊大な物言いでしたが。
お互いのラブラブさがためか、そう女性上位っぽくなかったです。
「文月さん」可愛い。
また、あちこちには猫豆知識もありました。
飼ってたりするのかな。
129:「誰でもいい気分」
ウチの民宿に宿泊5日目という、長期滞在な女性客「漆原しずか」
手伝いをする宿の息子「沖サトル」は、彼女とやり取りするうち…。
彼女の晩酌の相手をすることとなったのでした。
単行本のコンセプト、ラブラブ&女性上位、はこちらにも当てはまるのですが。
それぞれの立ち位置・性格などもあって、だいぶ優しい印象でした。
浴衣姿の「しずかさん」が素敵。
通常、女性は下にシャツとか着るものですが…滞在長く、だいぶリラックスしていたためか。
直浴衣で、胸元も開き気味でした。
「サトルくん」も落ち着かないでしょうねー。
酔っぱらって、色々あったことが言葉の端々出てきていて。
まぁ、お手付きする、されるのは当然の流れでしょう。
視点「サトルくん」なため、初えっちの感想が初々しい。
個人的には、「これでおわり?」に対する「しずかさん」の台詞がいかにもお姉さんしていて好き。
★★リンクほか ★★★
テーマ : 成年コミック・マンガ
ジャンル : アダルト