■色めき出す世界 (美矢火)
★まんがデーター [18.0/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●●◎
・独創性:●●●●◎
・属性 : [成年] ラブコメ、年齢差、コスプレ
・構成 : カラー(4P)、6話収録(うち「逃避行」×2)
・おまけ: あとがき。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「美矢火(みやび)」センセの「色めき出す世界」です。
※左:加納、右:鈴咲
【 構成・絵柄 】
収録は前後編の連続話と短編。
単純に話数は6話なのですが、単行本ではおおむね200ページほどあり。
ボリューム面はまったく問題ありません。
簡単にジャンルはラブコメ。
キャラクターの反応がコメディーちっくなので、そうした傾向が強い感じです。
ただ、収録の連続話は完全にシリアス調。
ひと仕掛けもあり、読み易く楽しいものでした。
あとがきにてセンセ自信が触れていたように、ブラック展開や振り切れたプレイなどはほぼなく。
(※ある意味、はっちゃけたような場面は多々ありますが)
そうした面でも安心して読み進められます。
なんとなくですが…。
ある程度な年齢以降の男子のが、より刺さり易いエピソード群だと思いました。
柔らかな線での作画。
黒色が目立ち、全体の色づきもコッテリと濃いめ。
描き込み、コマ割りは細かく賑やかな仕上がり。
ただ、枠間はおおむね確保されていました。
背景や小物はお上手で全体とのバランスも良好。
綺麗にまとまっています。
漫画はコメディーちっくな表現で、大きく楽しげな感じ。
えっちシーンには迫力がありました。
動きの大きいコマの流れで気になるところがあったものの、些細な程度。
人物画はやや鋭角的で、可愛く・大人っぽさもある美人なお姉さん系。
おおむね↓表紙などカバーとおりなのですが。
そちらはあっさり気味で、白黒絵のが味わいあったので、判断はプラス判定で良いと思います。
【 収録話 】 6話収録
003:「セーラー服着ろってバカなの!?」 カラー原稿あり
「健太」・「秋穂」のラブラブカップル話。
14ページとやや短めな短編。
ごく簡単には、タイトルそのままですね。
冒頭のカラー原稿部分は、その着る・着ないでの勝負えっちとなっていて…。
負けてしまった「秋穂ちゃん」は次のページからセーラー服です。
こうした漫画のセオリーで、ちゃんと着てくれるのが良いですねー。
「健太くん」を変態とか言ってましたが、彼女も全然嫌いではなく。
むしろ、オチなど見る限り「秋穂ちゃん」のが強いのではないかなぁ。
※秋穂
017:「発情ラプソディ」
クラス替えで「田中」の隣の席になった「加納」さん。
ギャルっぽい雰囲気の美人で、気さくな人柄。
美術部の先輩と友人だったので、席が近くなる前から顔見知り。
自分とまったく異なる世界の人だという認識だったこともあり、他男子と違って普通な態度で接していたのですが。
ふとした場所で彼女と鉢合わせてしたところ、考えもしなかったような事態になったのでした。
カバー裏はこちらの「加納さん」
シチュエーションはああした野外で似ているのですが、漫画本編では私服ですね。
漫画でちらほら見かける、普通、やや冴えない男子と派手な女性のカップル。
ずっと「田中くん」の視点であったため、突然・いきなり彼女が誘ってきたように描かれているんですが。
オチの数ページは「加納さん」の視点で、あーなるまでの経緯が見れ。
読後感は甘くイイ感じなものでした。
045:「ブサメンがカワイイ彼女をゲットする方法」
様子のおかしかった生徒「鈴咲」を発見したカウンセラーな教師。
その相談を受けた彼は、習っていた催眠術でのトラウマ解消を持ち掛けたのでした。
以後、彼女は被験者として、頻繁に相談室に出入りするようになっていたところ…という導入部。
タイトルに”ブサメン”とあり、成年漫画ではお馴染み(?)な、かなりデフォルメされたトンデモな男子キャラクターが登場するのかと思いきや。
冒頭に顔を見せている教師のことなのね。
(※実際、極端に言っただけで「鈴咲さん」も普通だと評しています)
成年漫画で催眠術とくれば、それを踏まえてのえっち展開がセオリー。
…で、実際のところ術がかかってる・かかっていない、がポイントで、オチはガラリと変わるもの。
こちらは秘密。
やっぱり最も面白いところですからね。
「鈴咲さん」の言動に注目ください。
ただ、あれは分かんないと思うよ。
オチでの彼女が実にらしく、また可愛いので、最後まで必見です。
075:「勝負のゆくえ!」
空手道場の息子「武士」は近所に出来た中国拳法教室の娘「メイファン」から挑戦を受けたのでした。
そんな訳で、成年漫画っぽくない、バトルシーンが冒頭。
結局、本気を出した「武士」は彼女に完勝したのですが、以後「付き合え(※果し合いの意)」としつこく付きまとわれるようになったのです。
はい、ここで成年漫画のお約束「勝ったらなんでもいう事を聞く」が登場します。
この2度目のバトルシーンが面白いので、ご期待ください。
また、そちらでの出来事にはまだ続きがあり。
ちょっとどうかなー、って感じだった「メイファンさん」をだいぶ可愛らしいキャラクターとしています。
チャイナ服でのえっちでした。
ちなみに、本編で彼女が言ってた”民族衣装”という言葉に、そうか?って思って調べたところ。
厳密には色々なものが混ざっているので、純粋なソレとは違うみたいでした。
109:「逃避行」 前後編
唯一の連続話で、今回単行本のメイン話。
↓表紙もこちらのヒロインです。
また詳細は伏せますが、表題もこちらから取ったものでした。
「オジサン…私をユウカイしてくれない?」
繰り返される仕事に疲れを感じていた「本田」
そんな彼が交差点で出会った少女「ミカ」からそう言われ、お互いに全てを放棄して車を走らせるのでした。
だいたいそんな導入部。
あとがきの半分くらいはこちらの解説。
なるほどなぁ。
後編にて2人の詳細が明らかになりますが。
「本田くん」が交差点の人込みの中からぱっと「ミカちゃん」を発見したのは、ある意味当然ですよね。
(※あとから語られますが、ここもひと仕掛けある)
えー、お話がため書き辛いな。
前編は車内でのイチャイチャがメイン。
交差点でのキスが可愛くて良いですね、ラブラブですね。
※左:メイファン、右:ミカ
後半は温泉旅館での風景。
当然、露天風呂でのえっちもありました。
お風呂に入るため、髪をアップにしていて。
また雰囲気の異なる「ミカちゃん」で楽しめると思います。
ちょっとした所ですが、部屋から出る場面が実にキュート。
あれは…やられたら、男性陣たまんないだろうなぁ。
お風呂ですすすって背中からくっついてくるところとかねー。
メインは部屋に戻っての浴衣えっちでした。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「美矢火」センセでした。
こちらのブログでは「純情少女エトセトラ」、「オトメヒメ」、「純愛リリシズム」を紹介しています。
こちらは4冊目でいいのかな?
収録ほとんどのお話・展開は好みなもので、楽しめました。
ちなみに、某書店では内容が後日談漫画らしい、小冊子がついている様子。
むむむ、そっちだったか。
これから買われる方は、購入先について検討することをオススメします。
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・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●●◎
・独創性:●●●●◎
・属性 : [成年] ラブコメ、年齢差、コスプレ
・構成 : カラー(4P)、6話収録(うち「逃避行」×2)
・おまけ: あとがき。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「美矢火(みやび)」センセの「色めき出す世界」です。
※左:加納、右:鈴咲
【 構成・絵柄 】
収録は前後編の連続話と短編。
単純に話数は6話なのですが、単行本ではおおむね200ページほどあり。
ボリューム面はまったく問題ありません。
簡単にジャンルはラブコメ。
キャラクターの反応がコメディーちっくなので、そうした傾向が強い感じです。
ただ、収録の連続話は完全にシリアス調。
ひと仕掛けもあり、読み易く楽しいものでした。
あとがきにてセンセ自信が触れていたように、ブラック展開や振り切れたプレイなどはほぼなく。
(※ある意味、はっちゃけたような場面は多々ありますが)
そうした面でも安心して読み進められます。
なんとなくですが…。
ある程度な年齢以降の男子のが、より刺さり易いエピソード群だと思いました。
柔らかな線での作画。
黒色が目立ち、全体の色づきもコッテリと濃いめ。
描き込み、コマ割りは細かく賑やかな仕上がり。
ただ、枠間はおおむね確保されていました。
背景や小物はお上手で全体とのバランスも良好。
綺麗にまとまっています。
漫画はコメディーちっくな表現で、大きく楽しげな感じ。
えっちシーンには迫力がありました。
動きの大きいコマの流れで気になるところがあったものの、些細な程度。
人物画はやや鋭角的で、可愛く・大人っぽさもある美人なお姉さん系。
おおむね↓表紙などカバーとおりなのですが。
そちらはあっさり気味で、白黒絵のが味わいあったので、判断はプラス判定で良いと思います。
【 収録話 】 6話収録
003:「セーラー服着ろってバカなの!?」 カラー原稿あり
「健太」・「秋穂」のラブラブカップル話。
14ページとやや短めな短編。
ごく簡単には、タイトルそのままですね。
冒頭のカラー原稿部分は、その着る・着ないでの勝負えっちとなっていて…。
負けてしまった「秋穂ちゃん」は次のページからセーラー服です。
こうした漫画のセオリーで、ちゃんと着てくれるのが良いですねー。
「健太くん」を変態とか言ってましたが、彼女も全然嫌いではなく。
むしろ、オチなど見る限り「秋穂ちゃん」のが強いのではないかなぁ。
※秋穂
017:「発情ラプソディ」
クラス替えで「田中」の隣の席になった「加納」さん。
ギャルっぽい雰囲気の美人で、気さくな人柄。
美術部の先輩と友人だったので、席が近くなる前から顔見知り。
自分とまったく異なる世界の人だという認識だったこともあり、他男子と違って普通な態度で接していたのですが。
ふとした場所で彼女と鉢合わせてしたところ、考えもしなかったような事態になったのでした。
カバー裏はこちらの「加納さん」
シチュエーションはああした野外で似ているのですが、漫画本編では私服ですね。
漫画でちらほら見かける、普通、やや冴えない男子と派手な女性のカップル。
ずっと「田中くん」の視点であったため、突然・いきなり彼女が誘ってきたように描かれているんですが。
オチの数ページは「加納さん」の視点で、あーなるまでの経緯が見れ。
読後感は甘くイイ感じなものでした。
045:「ブサメンがカワイイ彼女をゲットする方法」
様子のおかしかった生徒「鈴咲」を発見したカウンセラーな教師。
その相談を受けた彼は、習っていた催眠術でのトラウマ解消を持ち掛けたのでした。
以後、彼女は被験者として、頻繁に相談室に出入りするようになっていたところ…という導入部。
タイトルに”ブサメン”とあり、成年漫画ではお馴染み(?)な、かなりデフォルメされたトンデモな男子キャラクターが登場するのかと思いきや。
冒頭に顔を見せている教師のことなのね。
(※実際、極端に言っただけで「鈴咲さん」も普通だと評しています)
成年漫画で催眠術とくれば、それを踏まえてのえっち展開がセオリー。
…で、実際のところ術がかかってる・かかっていない、がポイントで、オチはガラリと変わるもの。
こちらは秘密。
やっぱり最も面白いところですからね。
「鈴咲さん」の言動に注目ください。
ただ、あれは分かんないと思うよ。
オチでの彼女が実にらしく、また可愛いので、最後まで必見です。
075:「勝負のゆくえ!」
空手道場の息子「武士」は近所に出来た中国拳法教室の娘「メイファン」から挑戦を受けたのでした。
そんな訳で、成年漫画っぽくない、バトルシーンが冒頭。
結局、本気を出した「武士」は彼女に完勝したのですが、以後「付き合え(※果し合いの意)」としつこく付きまとわれるようになったのです。
はい、ここで成年漫画のお約束「勝ったらなんでもいう事を聞く」が登場します。
この2度目のバトルシーンが面白いので、ご期待ください。
また、そちらでの出来事にはまだ続きがあり。
ちょっとどうかなー、って感じだった「メイファンさん」をだいぶ可愛らしいキャラクターとしています。
チャイナ服でのえっちでした。
ちなみに、本編で彼女が言ってた”民族衣装”という言葉に、そうか?って思って調べたところ。
厳密には色々なものが混ざっているので、純粋なソレとは違うみたいでした。
109:「逃避行」 前後編
唯一の連続話で、今回単行本のメイン話。
↓表紙もこちらのヒロインです。
また詳細は伏せますが、表題もこちらから取ったものでした。
「オジサン…私をユウカイしてくれない?」
繰り返される仕事に疲れを感じていた「本田」
そんな彼が交差点で出会った少女「ミカ」からそう言われ、お互いに全てを放棄して車を走らせるのでした。
だいたいそんな導入部。
あとがきの半分くらいはこちらの解説。
なるほどなぁ。
後編にて2人の詳細が明らかになりますが。
「本田くん」が交差点の人込みの中からぱっと「ミカちゃん」を発見したのは、ある意味当然ですよね。
(※あとから語られますが、ここもひと仕掛けある)
えー、お話がため書き辛いな。
前編は車内でのイチャイチャがメイン。
交差点でのキスが可愛くて良いですね、ラブラブですね。
※左:メイファン、右:ミカ
後半は温泉旅館での風景。
当然、露天風呂でのえっちもありました。
お風呂に入るため、髪をアップにしていて。
また雰囲気の異なる「ミカちゃん」で楽しめると思います。
ちょっとした所ですが、部屋から出る場面が実にキュート。
あれは…やられたら、男性陣たまんないだろうなぁ。
お風呂ですすすって背中からくっついてくるところとかねー。
メインは部屋に戻っての浴衣えっちでした。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「美矢火」センセでした。
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こちらは4冊目でいいのかな?
収録ほとんどのお話・展開は好みなもので、楽しめました。
ちなみに、某書店では内容が後日談漫画らしい、小冊子がついている様子。
むむむ、そっちだったか。
これから買われる方は、購入先について検討することをオススメします。
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