■住民よ恋心を抱け (宮原歩)
★まんがデーター [13.0/20.0]
・絵柄 :●●●○○
・お話 :●●●○○
・漫画 :●●●○○
・独創性:●●●●○
・属性 : [一般] ラブコメ、マンション
・構成 : 6話収録、現在1巻まで発売中。※16/10/26当時。現在は2巻発売。
・おまけ: あとがき。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「宮原歩(みやはら・あゆむ)」センセの「住民よ恋心を抱け 1巻」です。
※上里詩音
【 構成・絵柄 】
収録は2冊目以降へと繋がる長編。
ただし、1巻時点では骨格となるような全体の流れ、ストーリーは明確に見えていません。
それぞれカップルの恋愛模様が各話にてバトンタッチされる、ほぼ1話完結なタイプとなっていました。
(※いちおう最終話では次巻へ引っ張るような描写があります)
各話のメインカップル以外のキャラはゲスト的に顔を見せていて、絡んだりもしています。
ある程度キャラは出揃ってきたので、次巻ではもう少しストーリーちっくになるかもしれません。
ジャンルとしてはラブコメ。
いまの所は特に問題はなく、楽しい感じに仕上がっています。
毎回直接シーンのある、一般のえっち系単行本。
ややこしい事柄や振り切れるようなプレイもなく、読むに問題ないでしょう。
逆に言えば、現時点では前述したようにメインとなりそうストーリーがまだ見えず、特にコレという漫画のポイントもなく。
続きモノの割りに次巻が読みたくなるような、強い牽引力はありませんでした。
クッキリとした線での作画。
濃淡は濃く、全体の色づきもしっかり。
描き込みも細かめ。
コマ割りは枠間も確保されておおむね基本的なものですが、原稿はコッテリとした濃厚な仕上がりです。
丁寧で乱れなく、単行本は安定。
ただ、表情や動きにはやや硬さがあり。
コマ内・原稿での配置やバランス面でも気になる箇所が見えました。
ただし、派手さのある漫画表現・運びで、パンチ力を感じます。
広い輪郭と鋭角で強い目の人物絵。
真横の顔が特徴的ですね。
可愛さと色気があり、良い感じなのですが。
癖はあるので、よくよく吟味ください。
カラーでもそう変化ないので、判断は↓表紙・裏表紙で問題ありません。
【 収録話 】 6話収録
閑静な住宅街のマンション「リーブルスクエア」
その206号室にて同棲生活をしている「菅原俊樹」・「森野唯」らほか、様々なカップルの恋愛模様です。
そのうち、201号室へ引っ越してきた神崎夫妻にはなんらかの秘密があったのでした。
マンションの住人らを描いた集団漫画です。
主人公・ヒロインが変わっていくオムニバス形式。
舞台はいわゆる普通のマンションなため、それぞれキャラ同士の交流はちょろっとだけ。
雰囲気だけですが、2巻以降はもう少し深く関わってくるかも。
ブログ書くにあたり、それぞれ部屋との関係を↓図にしてみました。
【 1巻時点での リーブルスクエア 住人配置 】
01 02 03 04 05 06
3階 北条 千尋 安藤 □□ □□ □□
2階 神崎 □□ □□ □□ 詩音 菅原
1階 □□ □□ 戸塚 □□ 今野 □□
※左:長谷川千尋、右:安藤みくり
1話目(206号室)「菅原俊樹」・「森野唯」
もともとはカラー原稿のようでしたが、収録は白黒でちと残念。
この「俊樹」・「唯」のカップルは唯一過去話(5話目)も描かれていて、紹介帯での扱いも大きく、この集団マンションモノでのメインキャラであるようです。
料理の味付けに難ある「唯ちゃん」と、めんどくさがりな「俊樹くん」
うーん、この主役っぽい2人が、いまいちピンと来ないんですよね…。
いちおう1話の視点でもある「唯ちゃん」は可愛いですが、今の所それだけ。
「俊樹くん」もパンチなく、委員長キャラっぽい「詩音さん」のがいい味出していました。
(※ほかエピソードに顔を見せる回数も少ないのです)
2話目(105号室)「今野光」・(205号室)「上里詩音」
そんな「詩音さん」らカップルのお話が2話目。
いかにも堅物っぽい彼女の相手は、チャラい男子「光くん」
あれくらいの押しがなければカップルになり得ないか。
ただし、この2人は、
「少なくとも友達以上じゃないんですか?」
そう言わせるだけの関係が実はあるのでした。
その時のエピソードもぜひ見たいですね。
照れる「詩音さん」がキュートです。
3話目(301号室)「北条克己」・(302号室)「長谷川千尋」
続いては2話目でまた強烈なインパクトを残してくれた「みくりちゃん」…ではなく。
コスプレなカップル「克己」・「千尋」でした。
(※冒頭を担当していたのは「みくりちゃん」です)
初登場時は医師・看護婦コスプレ。
あんなん人に見られたら、恥ずかしいなぁ。
玄関、鍵かけときなさいよ。
なおこちらでは、その後の「詩音」・「光」の様子も描かれています。
徹底したコスプレえっち好きな彼氏「克己くん」と揉めてしまった「千尋さん」を落ち着かせる役割となってます。
4話目(303号室)「安藤みくり」・(103号室)「戸塚健太」
ようやく「みくりちゃん」登場です。
ロリっとした美大生で、常に持っているぬいぐるみを介して喋るというコミュ障。
いいキャラです。
そんな彼女に想いを寄せているのが、強面な「健太くん」なのでした。
先のチャラい男子「光くん」とは仲良く、よく2人してだべってます。
(※そんな訳で、「詩音さん」も顔を見せてます)
会話すらまともに出来てなく、全カップル中で最も難易度高そうなのですが。
そのぬいぐるみを切っ掛けにして、急接近するのでした。
良かったねぇ。
5話目(206号室)「菅原俊樹」 過去話
こちらは半年前。
付き合うまでを描いた過去エピソードです。
現在は同棲している2人ですが、もともとは店員・客の関係だったんですね。
飲食店で働いていた「唯ちゃん」
「あの方が絶対に美味しそうですよ!!」
とか言っていましたが。
飲食店で勝手にレシピ変えちゃダメだろ。
(というか、あれだけの反応されてるのに料理作り続けるのは、その神経どうかと思う)
初えっちは、半ばだまし討ちみたいなもの(※妙齢の男と2人きりなのだから、逆に手出されないと考える方が不自然か)でしたが…「唯ちゃん」も承諾していたし、いいのか。
※左:森野唯、右:神崎瑞穂
6話目(201号室)「神崎瑞穂」・「神崎治」
役員の懇親会、ということで、「唯ちゃん」・「詩音さん」・「みくりちゃん」・「千尋さん」という各ヒロインが浴衣姿で集合するオープニング。
えっち担当は引っ越してきた神崎夫婦。
この2人も玄関開けっ放しか(笑)
どーでもいいですが、そんなんをガン見しちゃだめだよ「唯ちゃん」
オチにて「瑞穂さん」が波乱ありそうな事を呟いておりました。
【 その他 】
そんなこんなで本日は「宮原歩」センセでした。
毎度おなじみです。
いままでの紹介は↓下にずらりと並べています。
いやぁ、結構な量になってきましたねー。
…で、今回なんですが。
ぜんぜん悪くはなかったものの、コレという点はなく。
前述もしましたが、ヒロイン「唯ちゃん」がどうにもパンチないんですよね。
ただ、「詩音さん」・「みくりちゃん」は個性的で良く、裏表紙の抱き合う2人もお気に入りです。
2巻目がどうなるか、やや不安です。
★「宮原歩」センセの漫画紹介記事
「霜枝さんちの明るい食卓」
初単行本。霜枝家の母子とイチャイチャな初単行本。1冊まるまるの長編です。一般。
「望月さんの恋文」
初の短編集。ビジネス系が多めでした。一般。
「はんまめいど!」
主人公の失った記憶とは!?という、スイミングスクールでのラブコメ長編。一般。
「この会社はおかしすぎる!?」
菓子メーカーが舞台の陰謀渦巻くオフィス・ストーリー。一般。
「ラブあねえっち」
2歳違いの義母「高村花苗」と2人きりで生活という「あねママ!」を収録。初の成年系。
「恋色おとめ」
幽霊ヒロインとの「僕だけが彼女に触れられる」を収録。成年。
「いつでもどこでもどんなことでも」
フェチっぽい要素あるラブコメ短編集。短編「Hなこと言ってみるテスト」が楽しい。一般。
「ハメあいゲーム」
ゲームヒロインが実体化するファンタジー長編。成年。
「少女廻り」
しっとりとした雰囲気の恋愛ファンタジー。1冊まるまる続く長編。一般。
「彼氏なんていらないけどエッチがしたい!」
こじらせ女子らが登場する長編。各ヒロインのお話が繋がっていきます。一般。
「アイドルの卵は勉強中」
アイドルの卵なヒロインらとのドキドキ同居ストーリー。一般。
「彼女たちは暴かれた」
ちょろっとサスペンス要素もある長編漫画。成年。
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・絵柄 :●●●○○
・お話 :●●●○○
・漫画 :●●●○○
・独創性:●●●●○
・属性 : [一般] ラブコメ、マンション
・構成 : 6話収録、現在1巻まで発売中。※16/10/26当時。現在は2巻発売。
・おまけ: あとがき。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「宮原歩(みやはら・あゆむ)」センセの「住民よ恋心を抱け 1巻」です。
※上里詩音
【 構成・絵柄 】
収録は2冊目以降へと繋がる長編。
ただし、1巻時点では骨格となるような全体の流れ、ストーリーは明確に見えていません。
それぞれカップルの恋愛模様が各話にてバトンタッチされる、ほぼ1話完結なタイプとなっていました。
(※いちおう最終話では次巻へ引っ張るような描写があります)
各話のメインカップル以外のキャラはゲスト的に顔を見せていて、絡んだりもしています。
ある程度キャラは出揃ってきたので、次巻ではもう少しストーリーちっくになるかもしれません。
ジャンルとしてはラブコメ。
いまの所は特に問題はなく、楽しい感じに仕上がっています。
毎回直接シーンのある、一般のえっち系単行本。
ややこしい事柄や振り切れるようなプレイもなく、読むに問題ないでしょう。
逆に言えば、現時点では前述したようにメインとなりそうストーリーがまだ見えず、特にコレという漫画のポイントもなく。
続きモノの割りに次巻が読みたくなるような、強い牽引力はありませんでした。
クッキリとした線での作画。
濃淡は濃く、全体の色づきもしっかり。
描き込みも細かめ。
コマ割りは枠間も確保されておおむね基本的なものですが、原稿はコッテリとした濃厚な仕上がりです。
丁寧で乱れなく、単行本は安定。
ただ、表情や動きにはやや硬さがあり。
コマ内・原稿での配置やバランス面でも気になる箇所が見えました。
ただし、派手さのある漫画表現・運びで、パンチ力を感じます。
広い輪郭と鋭角で強い目の人物絵。
真横の顔が特徴的ですね。
可愛さと色気があり、良い感じなのですが。
癖はあるので、よくよく吟味ください。
カラーでもそう変化ないので、判断は↓表紙・裏表紙で問題ありません。
【 収録話 】 6話収録
閑静な住宅街のマンション「リーブルスクエア」
その206号室にて同棲生活をしている「菅原俊樹」・「森野唯」らほか、様々なカップルの恋愛模様です。
そのうち、201号室へ引っ越してきた神崎夫妻にはなんらかの秘密があったのでした。
マンションの住人らを描いた集団漫画です。
主人公・ヒロインが変わっていくオムニバス形式。
舞台はいわゆる普通のマンションなため、それぞれキャラ同士の交流はちょろっとだけ。
雰囲気だけですが、2巻以降はもう少し深く関わってくるかも。
ブログ書くにあたり、それぞれ部屋との関係を↓図にしてみました。
【 1巻時点での リーブルスクエア 住人配置 】
01 02 03 04 05 06
3階 北条 千尋 安藤 □□ □□ □□
2階 神崎 □□ □□ □□ 詩音 菅原
1階 □□ □□ 戸塚 □□ 今野 □□
※左:長谷川千尋、右:安藤みくり
1話目(206号室)「菅原俊樹」・「森野唯」
もともとはカラー原稿のようでしたが、収録は白黒でちと残念。
この「俊樹」・「唯」のカップルは唯一過去話(5話目)も描かれていて、紹介帯での扱いも大きく、この集団マンションモノでのメインキャラであるようです。
料理の味付けに難ある「唯ちゃん」と、めんどくさがりな「俊樹くん」
うーん、この主役っぽい2人が、いまいちピンと来ないんですよね…。
いちおう1話の視点でもある「唯ちゃん」は可愛いですが、今の所それだけ。
「俊樹くん」もパンチなく、委員長キャラっぽい「詩音さん」のがいい味出していました。
(※ほかエピソードに顔を見せる回数も少ないのです)
2話目(105号室)「今野光」・(205号室)「上里詩音」
そんな「詩音さん」らカップルのお話が2話目。
いかにも堅物っぽい彼女の相手は、チャラい男子「光くん」
あれくらいの押しがなければカップルになり得ないか。
ただし、この2人は、
「少なくとも友達以上じゃないんですか?」
そう言わせるだけの関係が実はあるのでした。
その時のエピソードもぜひ見たいですね。
照れる「詩音さん」がキュートです。
3話目(301号室)「北条克己」・(302号室)「長谷川千尋」
続いては2話目でまた強烈なインパクトを残してくれた「みくりちゃん」…ではなく。
コスプレなカップル「克己」・「千尋」でした。
(※冒頭を担当していたのは「みくりちゃん」です)
初登場時は医師・看護婦コスプレ。
あんなん人に見られたら、恥ずかしいなぁ。
玄関、鍵かけときなさいよ。
なおこちらでは、その後の「詩音」・「光」の様子も描かれています。
徹底したコスプレえっち好きな彼氏「克己くん」と揉めてしまった「千尋さん」を落ち着かせる役割となってます。
4話目(303号室)「安藤みくり」・(103号室)「戸塚健太」
ようやく「みくりちゃん」登場です。
ロリっとした美大生で、常に持っているぬいぐるみを介して喋るというコミュ障。
いいキャラです。
そんな彼女に想いを寄せているのが、強面な「健太くん」なのでした。
先のチャラい男子「光くん」とは仲良く、よく2人してだべってます。
(※そんな訳で、「詩音さん」も顔を見せてます)
会話すらまともに出来てなく、全カップル中で最も難易度高そうなのですが。
そのぬいぐるみを切っ掛けにして、急接近するのでした。
良かったねぇ。
5話目(206号室)「菅原俊樹」 過去話
こちらは半年前。
付き合うまでを描いた過去エピソードです。
現在は同棲している2人ですが、もともとは店員・客の関係だったんですね。
飲食店で働いていた「唯ちゃん」
「あの方が絶対に美味しそうですよ!!」
とか言っていましたが。
飲食店で勝手にレシピ変えちゃダメだろ。
(というか、あれだけの反応されてるのに料理作り続けるのは、その神経どうかと思う)
初えっちは、半ばだまし討ちみたいなもの(※妙齢の男と2人きりなのだから、逆に手出されないと考える方が不自然か)でしたが…「唯ちゃん」も承諾していたし、いいのか。
※左:森野唯、右:神崎瑞穂
6話目(201号室)「神崎瑞穂」・「神崎治」
役員の懇親会、ということで、「唯ちゃん」・「詩音さん」・「みくりちゃん」・「千尋さん」という各ヒロインが浴衣姿で集合するオープニング。
えっち担当は引っ越してきた神崎夫婦。
この2人も玄関開けっ放しか(笑)
どーでもいいですが、そんなんをガン見しちゃだめだよ「唯ちゃん」
オチにて「瑞穂さん」が波乱ありそうな事を呟いておりました。
【 その他 】
そんなこんなで本日は「宮原歩」センセでした。
毎度おなじみです。
いままでの紹介は↓下にずらりと並べています。
いやぁ、結構な量になってきましたねー。
…で、今回なんですが。
ぜんぜん悪くはなかったものの、コレという点はなく。
前述もしましたが、ヒロイン「唯ちゃん」がどうにもパンチないんですよね。
ただ、「詩音さん」・「みくりちゃん」は個性的で良く、裏表紙の抱き合う2人もお気に入りです。
2巻目がどうなるか、やや不安です。
★「宮原歩」センセの漫画紹介記事
「霜枝さんちの明るい食卓」
初単行本。霜枝家の母子とイチャイチャな初単行本。1冊まるまるの長編です。一般。
「望月さんの恋文」
初の短編集。ビジネス系が多めでした。一般。
「はんまめいど!」
主人公の失った記憶とは!?という、スイミングスクールでのラブコメ長編。一般。
「この会社はおかしすぎる!?」
菓子メーカーが舞台の陰謀渦巻くオフィス・ストーリー。一般。
「ラブあねえっち」
2歳違いの義母「高村花苗」と2人きりで生活という「あねママ!」を収録。初の成年系。
「恋色おとめ」
幽霊ヒロインとの「僕だけが彼女に触れられる」を収録。成年。
「いつでもどこでもどんなことでも」
フェチっぽい要素あるラブコメ短編集。短編「Hなこと言ってみるテスト」が楽しい。一般。
「ハメあいゲーム」
ゲームヒロインが実体化するファンタジー長編。成年。
「少女廻り」
しっとりとした雰囲気の恋愛ファンタジー。1冊まるまる続く長編。一般。
「彼氏なんていらないけどエッチがしたい!」
こじらせ女子らが登場する長編。各ヒロインのお話が繋がっていきます。一般。
「アイドルの卵は勉強中」
アイドルの卵なヒロインらとのドキドキ同居ストーリー。一般。
「彼女たちは暴かれた」
ちょろっとサスペンス要素もある長編漫画。成年。
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