■純情少女エトセトラ (美矢火)
★まんがデーター [17.0/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●◎
・独創性:●●●◎○
・属性 : [成年] ラブコメ、コスプレ、学園
・構成 : カラー(4P)、短編×11(うち「変身・プレイ」×2、「ツンデレッタ」×2)
・おまけ: あとがき、描き下ろし「ツンデレッタ+」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「美矢火(みやび)」センセの「純情少女エトセトラ」です。
※左:姫乃川なるみ、右:真田さん
【 構成・絵柄 】
収録はほぼ短編で、連続話が2本ほど。
うち1話は描き下ろしによっての続きモノなんですけど。
実は収録のほか短編と世界観を共有しております。
詳しくは後述しますね。
そうガッチリとしたリンクではなかったですが。
個人的にはちと残念。
お話は読み易いラブコメで、ラブ・コメともに高め。
全体的にヒロインから仕掛ける方が多かったです。
すっとした鼻筋での美人画。
出るとこはしっかりしつつも、すらりと細身な良いスタイルです。
身長のある色っぽいキャラ絵ですが、ちゃんと可愛らしさもあり。
特に表情については、くるくる変化していて楽しい。
コメディーもお上手でした。
色づきは全体にあり、細かな描き込みと概ね適度なくらいの濃淡。
コマ割りとか全体はやや賑やかかなー、という印象です。
背景や小物もお上手で、小さいコマまで手抜き感なく。
収録は最近の原稿でまとまっていて安定しており、作画についてマイナス点はありません。
いや、実にお上手でした。
判断については、「若生出版」さんのHPほか、「DMM」さんのサイトにもサンプルが多くあったので、参考にどうぞ。
【 収録話 】 11話収録
003:「ツンデレッタ」
191:「ツンデレッタ+」 描き下ろし
「姫乃川なるみ」と「西城」くんは幼馴染み。
えらくツンデレた彼女は、ちらほら世話を焼きつつも肝心なところ激しく拒絶してくるのでした。
半年ごとにキャラが変わっていて、今回がツンデレとのこと。
まぁ、めんどくさい娘ですね。
とっとと付き合ってあげて下さい。
えっちの際に、とある理由でテンパってしまう「西城くん」が面白い。
なんとなく分かるような気もしますが。
なお、冒頭カラー原稿部分は彼が途中で妄想していたメイド服でのプレイ。
よく似合いますね。
描き下ろしは「なるみさん」主導のえっちになっていました。
047:「ネット・ラブ」
137:「セナちゃんと彼氏」
091:「純情少女」
収録とは順序を変更しちゃいましたが。
先の「なるみさん」とこちらの4話ヒロインは、皆同じ学校に通っている設定。
ぶっちゃけ、「ツンデレッタ」でゲスト的に顔を見せていた、黒髪な「小雪」さんとリボンな「セナ」ちゃんらが、収録順で続く「贅沢な悩み」、「ネット・ラブ」にてそれぞれ主役になったと思ったんですが。
よくよく確認したら別人でしたね。
「小雪さん」はまだ彼氏がいないのだとか。
そのうちメインで描かれるのかなー。
さて、「ネット・ラブ」はツインテールな「ルミ」ちゃん。
彼女は”トランスBO”という、ネット通話とバイブの連動したコミュニケーションツールでのバーチャルえっちにハマっていたのでした。
バイブは相手の動きに合わせて変化するんだとか。
むむ、今の技術ならば再現できそうな気が(笑)
相手のオナホも多少操作できるようで、変な声をあげさせていました。
お話のメインは初めて同士で繋がった、思い入れのある「ダイク」とのお話。
その変な声をあげる特徴から、現実の彼が判明してしまうんですが…まぁ、ああしたモノですわね(笑)
「セナちゃんと彼氏」は幼馴染み「たっくん」こと「拓也」と付き合う「セナちゃん」のエピソード。
彼からの告白で付き合うこととしたもの、まだ恋愛感情があるかどうかはっきりしておらず。
お願いを回避するためお口でしたところ、それが常習化してしまったのでした。
そうしたプレイがお好きな方にオススメ。
確かに、これはこれでエロいわね。
「セナちゃん」がまた可愛らしい娘でしたから。
なにげに2人の掛け合いも面白いので、オチとともに注目。
転校生「倉餅このみ」さんは、高い身長ながら、恥ずかしがり屋で地味目な女の子。
しかし、年上美人好きな「城乃内ゆうと」くんは彼女のアダルトな要素を察知し、告白して付き合うこととしたのでした。
そんなんが「純情少女」
↓表紙にいる左端の娘が眼鏡美少女な「このみさん」
あの3名、実はだいたい同年代なんですねー。
彼女がどれだけ高い素質か分かるでしょう。
こちらのエピソードでは「小雪さん」が活躍しており、その入れ知恵によってやや雰囲気異なる彼女が見れるようになってます。
オチでの豹変っぷりがキュートでした。
※ユイちゃん
027:「贅沢な悩み」
こちらの「ユイ」ちゃんが黒髪な女の子で、「ツンデレッタ」の直後だったので「小雪さん」と勘違いしたんですが。
制服からして全然違いましたね。
可愛らしく清楚な雰囲気漂う「ユイちゃん」と付き合う「健一」くん。
お互い初めて同士な筈なんですが、やたら彼女は積極的であっけらかんとしていたのでした。
いきなりの学校・野外えっちも「ユイちゃん」からのお誘い。
中盤も終始彼女のペースでした。
なんというか、レベルが違う感じですねー。
「健一くん」がんばれ。
065:「変恋」
皆で探検したとある廃墟の片隅で、捨てられていたエロイ本を見つけた「藤堂」くん。
あとでこっそり見に来たところ、そこにはメンバーの1人「真田」さんが先にいたのでした。
彼女は冷静であまり表情の変わらない女の子。
たまに彼の心をガッチリ読みとっておりました。
そんな「真田さん」からのお誘いが素敵なんですが…あと寸前というところで、4年後までお預けにされてしまうのです。
時間必要なものの、これはなかなか良い方法。
本来、彼は「山川」さんが気になっていたようですけど、すっかり心を奪ってましたわね。
再会した「真田さん」が意外に可愛い。
いや、普段のあのテンションでは声描けずらいってば。
すっかり成長していた彼女とのえっちをお楽しみ下さい。
個人的には彼女がお気に入りでした。
109:「変身・プレイ」
119:「変身・ぷれい+」
風邪で学校を休んだ「山波」くんを訪ねた、委員長「宮月あかり」さん。
コスプレ趣味な彼女は衣装を着ると性格が豹変するんですが、今回は”淫魔シルヴァ”に扮したのでした。
そんな訳で、コスプレえっちなお話。
1話目は淫魔コスの「あかりさん」です。
違和感、と言っていたのは、バストサイズがため。
貧乳を恥ずかしがる様がキュートでした。
続く「変身・ぷれい+」はその直後で、クラスメイトかつ、コスプレでは「あかりさん」のライバルという「水島」さんを交えての展開。
どちらも魔法少女コスですね。
折り返しにカラーで描かれており、そっちだとより分かり易いと思います。
2人とも素の状態とはほぼ別人のようになっているんですが、途中でウィッグが外れることもあり、豊富なバリエーションでのえっちが楽しめます。
155:「シス・コン」
義姉「ユキネ」・「スズネ」という2人に色々される「ハルアキ」というお話。
彼女らが年上で、複数なので。
主導権を握られてしまうのは当然かもしれませんねー。
本編は独りえっちをしていた「スズネさん」と鉢合わせてしまう切っ掛け。
そこにフラれて酔っぱらっていた「ユキネさん」が加わり、ややこしい事に発展していくのでした。
義理とはいえ、姉弟のお話としてイレギュラーが重なったのは説得力あるかも。
もともと好意があったらしい「スズネさん」が可愛いです。
次は「ユキネさん」視点でその後を見てみたいですね。
※左:セナちゃん、右:水島さん・あかりさん
173:「気になるあのヒト」
美術部「吉原ヒデキ」から、絵のモデルをしつこく依頼されていた「ちづる」
恥ずかしいので断り続けていたところ、彼が現れなくなってからは物足りなさを感じてしまうのでした。
そんな頃、転入してきた外国人の「ローラ」に、絵のモデルを頼む彼を目撃したのです。
まあ、絵のモデルなんて多少なりとも好意なければ引き受けないでしょうね。
遠まわしながら容姿を褒められているのだろうし、ふと居なくなってから寂し思うのは当然かも。
あーも求められるのは、彼女の人生でも初めてくらいでしょうしね。
もやもやしていた「ちづるさん」が、「ヒデキ」とえっちしていた「ローラ」に誘われての複数発展です。
ちゃんと絵描きなさいよ。
【 その他 】
そんな訳で「美矢火」センセでした。
読み方はまんまで良いんですね。
かなり完成度の高い単行本なんですが、こちらが初とのこと。
うはー。
漫画界の未来は明るいですね。
なお、こちらの単行本を某書店で買ったところ、小冊子が2冊ほどついてきました。
どちらも漫画で、某書店限定が「ルミちゃん」の続きで8ページ、もう1冊が「このみさん」の続きで6ページですね。
お得です。
相変わらずな「ルミちゃん」が可笑しいですよ。
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・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●◎
・独創性:●●●◎○
・属性 : [成年] ラブコメ、コスプレ、学園
・構成 : カラー(4P)、短編×11(うち「変身・プレイ」×2、「ツンデレッタ」×2)
・おまけ: あとがき、描き下ろし「ツンデレッタ+」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「美矢火(みやび)」センセの「純情少女エトセトラ」です。
※左:姫乃川なるみ、右:真田さん
【 構成・絵柄 】
収録はほぼ短編で、連続話が2本ほど。
うち1話は描き下ろしによっての続きモノなんですけど。
実は収録のほか短編と世界観を共有しております。
詳しくは後述しますね。
そうガッチリとしたリンクではなかったですが。
個人的にはちと残念。
お話は読み易いラブコメで、ラブ・コメともに高め。
全体的にヒロインから仕掛ける方が多かったです。
すっとした鼻筋での美人画。
出るとこはしっかりしつつも、すらりと細身な良いスタイルです。
身長のある色っぽいキャラ絵ですが、ちゃんと可愛らしさもあり。
特に表情については、くるくる変化していて楽しい。
コメディーもお上手でした。
色づきは全体にあり、細かな描き込みと概ね適度なくらいの濃淡。
コマ割りとか全体はやや賑やかかなー、という印象です。
背景や小物もお上手で、小さいコマまで手抜き感なく。
収録は最近の原稿でまとまっていて安定しており、作画についてマイナス点はありません。
いや、実にお上手でした。
判断については、「若生出版」さんのHPほか、「DMM」さんのサイトにもサンプルが多くあったので、参考にどうぞ。
【 収録話 】 11話収録
003:「ツンデレッタ」
191:「ツンデレッタ+」 描き下ろし
「姫乃川なるみ」と「西城」くんは幼馴染み。
えらくツンデレた彼女は、ちらほら世話を焼きつつも肝心なところ激しく拒絶してくるのでした。
半年ごとにキャラが変わっていて、今回がツンデレとのこと。
まぁ、めんどくさい娘ですね。
とっとと付き合ってあげて下さい。
えっちの際に、とある理由でテンパってしまう「西城くん」が面白い。
なんとなく分かるような気もしますが。
なお、冒頭カラー原稿部分は彼が途中で妄想していたメイド服でのプレイ。
よく似合いますね。
描き下ろしは「なるみさん」主導のえっちになっていました。
047:「ネット・ラブ」
137:「セナちゃんと彼氏」
091:「純情少女」
収録とは順序を変更しちゃいましたが。
先の「なるみさん」とこちらの4話ヒロインは、皆同じ学校に通っている設定。
ぶっちゃけ、「ツンデレッタ」でゲスト的に顔を見せていた、黒髪な「小雪」さんとリボンな「セナ」ちゃんらが、収録順で続く「贅沢な悩み」、「ネット・ラブ」にてそれぞれ主役になったと思ったんですが。
よくよく確認したら別人でしたね。
「小雪さん」はまだ彼氏がいないのだとか。
そのうちメインで描かれるのかなー。
さて、「ネット・ラブ」はツインテールな「ルミ」ちゃん。
彼女は”トランスBO”という、ネット通話とバイブの連動したコミュニケーションツールでのバーチャルえっちにハマっていたのでした。
バイブは相手の動きに合わせて変化するんだとか。
むむ、今の技術ならば再現できそうな気が(笑)
相手のオナホも多少操作できるようで、変な声をあげさせていました。
お話のメインは初めて同士で繋がった、思い入れのある「ダイク」とのお話。
その変な声をあげる特徴から、現実の彼が判明してしまうんですが…まぁ、ああしたモノですわね(笑)
「セナちゃんと彼氏」は幼馴染み「たっくん」こと「拓也」と付き合う「セナちゃん」のエピソード。
彼からの告白で付き合うこととしたもの、まだ恋愛感情があるかどうかはっきりしておらず。
お願いを回避するためお口でしたところ、それが常習化してしまったのでした。
そうしたプレイがお好きな方にオススメ。
確かに、これはこれでエロいわね。
「セナちゃん」がまた可愛らしい娘でしたから。
なにげに2人の掛け合いも面白いので、オチとともに注目。
転校生「倉餅このみ」さんは、高い身長ながら、恥ずかしがり屋で地味目な女の子。
しかし、年上美人好きな「城乃内ゆうと」くんは彼女のアダルトな要素を察知し、告白して付き合うこととしたのでした。
そんなんが「純情少女」
↓表紙にいる左端の娘が眼鏡美少女な「このみさん」
あの3名、実はだいたい同年代なんですねー。
彼女がどれだけ高い素質か分かるでしょう。
こちらのエピソードでは「小雪さん」が活躍しており、その入れ知恵によってやや雰囲気異なる彼女が見れるようになってます。
オチでの豹変っぷりがキュートでした。
※ユイちゃん
027:「贅沢な悩み」
こちらの「ユイ」ちゃんが黒髪な女の子で、「ツンデレッタ」の直後だったので「小雪さん」と勘違いしたんですが。
制服からして全然違いましたね。
可愛らしく清楚な雰囲気漂う「ユイちゃん」と付き合う「健一」くん。
お互い初めて同士な筈なんですが、やたら彼女は積極的であっけらかんとしていたのでした。
いきなりの学校・野外えっちも「ユイちゃん」からのお誘い。
中盤も終始彼女のペースでした。
なんというか、レベルが違う感じですねー。
「健一くん」がんばれ。
065:「変恋」
皆で探検したとある廃墟の片隅で、捨てられていたエロイ本を見つけた「藤堂」くん。
あとでこっそり見に来たところ、そこにはメンバーの1人「真田」さんが先にいたのでした。
彼女は冷静であまり表情の変わらない女の子。
たまに彼の心をガッチリ読みとっておりました。
そんな「真田さん」からのお誘いが素敵なんですが…あと寸前というところで、4年後までお預けにされてしまうのです。
時間必要なものの、これはなかなか良い方法。
本来、彼は「山川」さんが気になっていたようですけど、すっかり心を奪ってましたわね。
再会した「真田さん」が意外に可愛い。
いや、普段のあのテンションでは声描けずらいってば。
すっかり成長していた彼女とのえっちをお楽しみ下さい。
個人的には彼女がお気に入りでした。
109:「変身・プレイ」
119:「変身・ぷれい+」
風邪で学校を休んだ「山波」くんを訪ねた、委員長「宮月あかり」さん。
コスプレ趣味な彼女は衣装を着ると性格が豹変するんですが、今回は”淫魔シルヴァ”に扮したのでした。
そんな訳で、コスプレえっちなお話。
1話目は淫魔コスの「あかりさん」です。
違和感、と言っていたのは、バストサイズがため。
貧乳を恥ずかしがる様がキュートでした。
続く「変身・ぷれい+」はその直後で、クラスメイトかつ、コスプレでは「あかりさん」のライバルという「水島」さんを交えての展開。
どちらも魔法少女コスですね。
折り返しにカラーで描かれており、そっちだとより分かり易いと思います。
2人とも素の状態とはほぼ別人のようになっているんですが、途中でウィッグが外れることもあり、豊富なバリエーションでのえっちが楽しめます。
155:「シス・コン」
義姉「ユキネ」・「スズネ」という2人に色々される「ハルアキ」というお話。
彼女らが年上で、複数なので。
主導権を握られてしまうのは当然かもしれませんねー。
本編は独りえっちをしていた「スズネさん」と鉢合わせてしまう切っ掛け。
そこにフラれて酔っぱらっていた「ユキネさん」が加わり、ややこしい事に発展していくのでした。
義理とはいえ、姉弟のお話としてイレギュラーが重なったのは説得力あるかも。
もともと好意があったらしい「スズネさん」が可愛いです。
次は「ユキネさん」視点でその後を見てみたいですね。
※左:セナちゃん、右:水島さん・あかりさん
173:「気になるあのヒト」
美術部「吉原ヒデキ」から、絵のモデルをしつこく依頼されていた「ちづる」
恥ずかしいので断り続けていたところ、彼が現れなくなってからは物足りなさを感じてしまうのでした。
そんな頃、転入してきた外国人の「ローラ」に、絵のモデルを頼む彼を目撃したのです。
まあ、絵のモデルなんて多少なりとも好意なければ引き受けないでしょうね。
遠まわしながら容姿を褒められているのだろうし、ふと居なくなってから寂し思うのは当然かも。
あーも求められるのは、彼女の人生でも初めてくらいでしょうしね。
もやもやしていた「ちづるさん」が、「ヒデキ」とえっちしていた「ローラ」に誘われての複数発展です。
ちゃんと絵描きなさいよ。
【 その他 】
そんな訳で「美矢火」センセでした。
読み方はまんまで良いんですね。
かなり完成度の高い単行本なんですが、こちらが初とのこと。
うはー。
漫画界の未来は明るいですね。
なお、こちらの単行本を某書店で買ったところ、小冊子が2冊ほどついてきました。
どちらも漫画で、某書店限定が「ルミちゃん」の続きで8ページ、もう1冊が「このみさん」の続きで6ページですね。
お得です。
相変わらずな「ルミちゃん」が可笑しいですよ。
純情少女エトセトラ (ワコーコミックス) (2012/12/22) 美矢火 商品詳細を見る |
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