■純愛メモリー (羅ぶい)
★まんがデーター [8.0/20.0]
・絵柄 :●●○○○
・お話 :●●◎○○
・漫画 :●●○○○
・独創性:●◎○○○
・属性 : [成年] ラブコメ、青春、学園
・構成 : 初単行本、短編×12話(うち「ナナさん」×2)
・おまけ: あとがき、イラスト、ゲストペ゜ージ、カバー裏に作品解説、
描き下ろし「その後のナナさん」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「羅ぶい(らぶい)」センセの「純愛メモリー」です。
※保健医「及川桃華」
【 構成・絵柄 】
収録は全て短編でのお話。
描き下ろしが後日談であり、いちおうそれが連続話となっていました。
ジャンルとしては青春ラブコメ。
若い男女の初々しい模様が描かれています。
告白・初体験みたいなカップルも多く、それがためか妙なプレイなどもありません。
コレという目立つ要素はなかったものの、楽しく読める作品群だと思います。
ゆるやかなごく細線での作画。
全体の色づきはそこそこで、デジタルな色彩。
淡い色使いとなっていました。
コマ割りは中小で枠線が太め。
枠間はおおむね確保されています。
縦長な人物絵で、小さい鼻とタレ目が特徴。
あちこちデフォルメ大きく、たるっとした肉付き具合でした。
初単行本とあってか、崩れ・乱れが目立ちます。
特にバランス感はコマ内配置から動きある絵、顔パーツなどなど、気になる箇所多数。
引き絵も弱さがありました。
服装なども同様ですね。
そうした問題ある人物絵に対し、背景だけのコマは比較的安定していて不思議。
判断については、だいたい↓表紙などですが。
試し読みのある「文苑堂」さんのコミックサイトが分かり易いと思います。
【 収録話 】 12話収録
003:「彼女はハートの応援団!」
チアリーダー「加藤」は「最近伸び悩んでいる」というサッカー部「伊吹」を励ますこととしたのでした。
しかし、よく失敗をしていた彼女は、ここでも致命的なミスをしていたのです。
いちおう、男性の悩みを吹っ飛ばすような出来事ではあり。
これはコレで正解だったかもしれませんね。
また、彼は好意をもっていたらしく、そのままえっち発展しています。
良かったねぇ。
019:「ココにいること」
両親と喧嘩したという「チカ」は家を飛び出し。
同じバイト仲間であった「ケイ」の部屋に転がりこんできていたのです。
やたら無防備な彼女に困惑していましたが。
手を出さなかったのは立派。
わざわざ男の家に来たのだから、ある程度のそのつもりではあると思うんですけどね。
部屋にあった、というえっちグッズを発見した彼女がコスプレ姿で出迎えたのが切っ掛け。
彼女があーなるまで、よく頑張ったと思います。
※左:チアリーダー「加藤」、右:ウェイトレス「ナナ」
035:「ナナさん」
183:「その後のナナさん」 描き下ろし
喫茶店のウェイトレス「ナナ」に惹かれ、バイトとなった「麻央」のお話。
2人はまだ付き合ってはいないようでしたが、「ナナさん」はかなり距離を縮めており。
まぁ、彼の気持ちを量っていたのでしょう。
年上なので、もう少し余裕もって誘ってください。
間違えたらしい、小さい制服がえっちでした。
6ページの描き下ろし「その後のナナさん」は2人の後日談。
ラブラブな新婚生活風景でした。
051:「胸騒ぎラブリング」
文化祭実行委員の「隼也」
同じく委員で昔馴染みな「愛」の家で打ち合わせしていたところ、双子の「彩」とばったり再会したのでした。
おっとり可愛い「愛ちゃん」と比較されることを嫌い、2人とは違う学園へと進学していた「彩さん」
「隼也くん」も気があったようで、あっさりえっち発展していました。
彼の言動を見る限り、だいぶ慣れていたようなので…たぶん、「愛ちゃん」ともシテると思う。
(あるいは狙ってる段階か)
067:「彼女になりたい!」
蕎麦屋のバイトとしてコスプレちっくな姿で出前してきたのは、生徒の「結城」でした。
アルバイトは禁止でないものの、その服装はかなり露出度高く。
心配した彼は、辞めるよう説教を始めたのです。
まぁ、教師として正しいのですが。
生徒を独身男性1人の部屋に上げてしまうのは、かなり迂闊なこと。
たとえ何もしてなくとも、噂立てられればクビになっちゃうぞ。
実際、漫画では迫ってきた彼女にあっさり陥落しておりました。
成年漫画ですからねー。
話の流れから、彼の家に出前となったのは偶然のようでしたが、巧く運んで良かったですね。
住所も分かったことだし、これからは通うようになるのかな。
先生は仕事なくならんよう、注意だ。
087:「恋の忍術ABC!」
クラスでは大人しい存在であった「染屋祭(そめや・まつり)」
しかし、彼女は代々忍者の家系であり。
「令」がいままで順調な学校生活であったのは、彼女のサポートがためだったのです。
不意に彼女の存在に気付いた「令くん」がため、これまでの経緯と好意をぶっちゃけるのが切っ掛け。
”一人前のくのいち”がどうの言ってましたけれど。
普通ならば、ソレも修行すべき事柄ではないかなぁ…。
これまで完全に気付かれていなかった彼女が、あっさりバレる部分になんらか説明がないのは残念。
特に落ちこぼれではないようですからね。
先のえっちについても、寝てる彼を勝手に使ったりもできそうで、個人敵に好きな設定だけ、もう1つ、2つくらいの深さが欲しかった。
103:「ゆうわくっ!保健室」
1カ月前に臨時でやってきた保健医「及川桃華」
その魅力は男子が列となるほどで、ライバルが多く。
一目惚れしたものの、話すことさえままならなかったのです。
しかし、最終日に偶然彼女と2人きりとなるチャンスが訪れ…という流れ。
白衣着ているものの、かなり派手な服装で。
普通、学校側から怒られると思います。
「桃華さん」も気付いていたとのことでしたが、普通はあり得ないよなー。
漫画ですね。
…あ、年上女性が気を遣ってくれた、とも考えられるか。
119:「女の子のとびら」
ちょっと前までは男子だった「藤原レイ」
”ある月を境に女になる血筋”
という彼は、現在ではすっかり女の子になってしまったのです。
そんな「レイ」はとある悩みを抱えていたのでした。
親友「和田」くんを想っての独りえっち。
そもそも、そういう感情があったのかしら。
クラス女子には可愛がられており、ツインテールな髪型もその影響である様子。
まぁ、成年漫画なのであまり焦らしても仕方ないのかもしれませんが…。
もう少し女性の体に戸惑う描写あっても良かったのでは。
135:「お隣パニック!」
お隣に来た留学生「アリシア」
ふとした事で知り合った彼女は、元気になっていた主人公の男性自身に気付き…という即えっち系。
どーでもいいですが、勃つの早いなぁ。
しかも、場所は隣の部屋のままでしたからね。
隣の住人については、一切描かれていませんが。
そっちでもご奉仕してそう。
※左:留学生「アリシア」、右:姉「如月のどか」
151:「Small☆SisterCat」
妹だと間違われる、小さく可愛い姉「如月のどか」
その実姉と恋人関係にあった「泉」くんの屋上えっちです。
近親なんですが、すでに深い仲にあり。
まるで躊躇とかなんとかもありませんでした。
”彼女モードに切り替える”みたいな発言もしてましたよ。
167:「Second Button」
幼馴染み「小春」との卒業式えっち。
まぁ、良い切っ掛けだったとは思いますが…もっと早く告白したんなさいよ。
「いつか彼女ができるんじゃないかって不安だった」
そんな発言もしていました。
「祐二」くんと恋人で学校生活とか考えないのかな。
こちらも屋上えっちです。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「羅ぶい」センセでした。
こちらが初単行本。
おめでとうございます!
お話はスタンダードなもので、初々しく良いのですが。
作画がこれでは、正直なところ厳しいと思いました。
ただ、↓表紙などカラーはそう悪くなく。
描き下ろし漫画も画風とか定まってきていて、ある程度の安定感も見えたので。
あるいは、次の単行本まで様子見もアリかもしれません。
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・絵柄 :●●○○○
・お話 :●●◎○○
・漫画 :●●○○○
・独創性:●◎○○○
・属性 : [成年] ラブコメ、青春、学園
・構成 : 初単行本、短編×12話(うち「ナナさん」×2)
・おまけ: あとがき、イラスト、ゲストペ゜ージ、カバー裏に作品解説、
描き下ろし「その後のナナさん」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「羅ぶい(らぶい)」センセの「純愛メモリー」です。
※保健医「及川桃華」
【 構成・絵柄 】
収録は全て短編でのお話。
描き下ろしが後日談であり、いちおうそれが連続話となっていました。
ジャンルとしては青春ラブコメ。
若い男女の初々しい模様が描かれています。
告白・初体験みたいなカップルも多く、それがためか妙なプレイなどもありません。
コレという目立つ要素はなかったものの、楽しく読める作品群だと思います。
ゆるやかなごく細線での作画。
全体の色づきはそこそこで、デジタルな色彩。
淡い色使いとなっていました。
コマ割りは中小で枠線が太め。
枠間はおおむね確保されています。
縦長な人物絵で、小さい鼻とタレ目が特徴。
あちこちデフォルメ大きく、たるっとした肉付き具合でした。
初単行本とあってか、崩れ・乱れが目立ちます。
特にバランス感はコマ内配置から動きある絵、顔パーツなどなど、気になる箇所多数。
引き絵も弱さがありました。
服装なども同様ですね。
そうした問題ある人物絵に対し、背景だけのコマは比較的安定していて不思議。
判断については、だいたい↓表紙などですが。
試し読みのある「文苑堂」さんのコミックサイトが分かり易いと思います。
【 収録話 】 12話収録
003:「彼女はハートの応援団!」
チアリーダー「加藤」は「最近伸び悩んでいる」というサッカー部「伊吹」を励ますこととしたのでした。
しかし、よく失敗をしていた彼女は、ここでも致命的なミスをしていたのです。
いちおう、男性の悩みを吹っ飛ばすような出来事ではあり。
これはコレで正解だったかもしれませんね。
また、彼は好意をもっていたらしく、そのままえっち発展しています。
良かったねぇ。
019:「ココにいること」
両親と喧嘩したという「チカ」は家を飛び出し。
同じバイト仲間であった「ケイ」の部屋に転がりこんできていたのです。
やたら無防備な彼女に困惑していましたが。
手を出さなかったのは立派。
わざわざ男の家に来たのだから、ある程度のそのつもりではあると思うんですけどね。
部屋にあった、というえっちグッズを発見した彼女がコスプレ姿で出迎えたのが切っ掛け。
彼女があーなるまで、よく頑張ったと思います。
※左:チアリーダー「加藤」、右:ウェイトレス「ナナ」
035:「ナナさん」
183:「その後のナナさん」 描き下ろし
喫茶店のウェイトレス「ナナ」に惹かれ、バイトとなった「麻央」のお話。
2人はまだ付き合ってはいないようでしたが、「ナナさん」はかなり距離を縮めており。
まぁ、彼の気持ちを量っていたのでしょう。
年上なので、もう少し余裕もって誘ってください。
間違えたらしい、小さい制服がえっちでした。
6ページの描き下ろし「その後のナナさん」は2人の後日談。
ラブラブな新婚生活風景でした。
051:「胸騒ぎラブリング」
文化祭実行委員の「隼也」
同じく委員で昔馴染みな「愛」の家で打ち合わせしていたところ、双子の「彩」とばったり再会したのでした。
おっとり可愛い「愛ちゃん」と比較されることを嫌い、2人とは違う学園へと進学していた「彩さん」
「隼也くん」も気があったようで、あっさりえっち発展していました。
彼の言動を見る限り、だいぶ慣れていたようなので…たぶん、「愛ちゃん」ともシテると思う。
(あるいは狙ってる段階か)
067:「彼女になりたい!」
蕎麦屋のバイトとしてコスプレちっくな姿で出前してきたのは、生徒の「結城」でした。
アルバイトは禁止でないものの、その服装はかなり露出度高く。
心配した彼は、辞めるよう説教を始めたのです。
まぁ、教師として正しいのですが。
生徒を独身男性1人の部屋に上げてしまうのは、かなり迂闊なこと。
たとえ何もしてなくとも、噂立てられればクビになっちゃうぞ。
実際、漫画では迫ってきた彼女にあっさり陥落しておりました。
成年漫画ですからねー。
話の流れから、彼の家に出前となったのは偶然のようでしたが、巧く運んで良かったですね。
住所も分かったことだし、これからは通うようになるのかな。
先生は仕事なくならんよう、注意だ。
087:「恋の忍術ABC!」
クラスでは大人しい存在であった「染屋祭(そめや・まつり)」
しかし、彼女は代々忍者の家系であり。
「令」がいままで順調な学校生活であったのは、彼女のサポートがためだったのです。
不意に彼女の存在に気付いた「令くん」がため、これまでの経緯と好意をぶっちゃけるのが切っ掛け。
”一人前のくのいち”がどうの言ってましたけれど。
普通ならば、ソレも修行すべき事柄ではないかなぁ…。
これまで完全に気付かれていなかった彼女が、あっさりバレる部分になんらか説明がないのは残念。
特に落ちこぼれではないようですからね。
先のえっちについても、寝てる彼を勝手に使ったりもできそうで、個人敵に好きな設定だけ、もう1つ、2つくらいの深さが欲しかった。
103:「ゆうわくっ!保健室」
1カ月前に臨時でやってきた保健医「及川桃華」
その魅力は男子が列となるほどで、ライバルが多く。
一目惚れしたものの、話すことさえままならなかったのです。
しかし、最終日に偶然彼女と2人きりとなるチャンスが訪れ…という流れ。
白衣着ているものの、かなり派手な服装で。
普通、学校側から怒られると思います。
「桃華さん」も気付いていたとのことでしたが、普通はあり得ないよなー。
漫画ですね。
…あ、年上女性が気を遣ってくれた、とも考えられるか。
119:「女の子のとびら」
ちょっと前までは男子だった「藤原レイ」
”ある月を境に女になる血筋”
という彼は、現在ではすっかり女の子になってしまったのです。
そんな「レイ」はとある悩みを抱えていたのでした。
親友「和田」くんを想っての独りえっち。
そもそも、そういう感情があったのかしら。
クラス女子には可愛がられており、ツインテールな髪型もその影響である様子。
まぁ、成年漫画なのであまり焦らしても仕方ないのかもしれませんが…。
もう少し女性の体に戸惑う描写あっても良かったのでは。
135:「お隣パニック!」
お隣に来た留学生「アリシア」
ふとした事で知り合った彼女は、元気になっていた主人公の男性自身に気付き…という即えっち系。
どーでもいいですが、勃つの早いなぁ。
しかも、場所は隣の部屋のままでしたからね。
隣の住人については、一切描かれていませんが。
そっちでもご奉仕してそう。
※左:留学生「アリシア」、右:姉「如月のどか」
151:「Small☆SisterCat」
妹だと間違われる、小さく可愛い姉「如月のどか」
その実姉と恋人関係にあった「泉」くんの屋上えっちです。
近親なんですが、すでに深い仲にあり。
まるで躊躇とかなんとかもありませんでした。
”彼女モードに切り替える”みたいな発言もしてましたよ。
167:「Second Button」
幼馴染み「小春」との卒業式えっち。
まぁ、良い切っ掛けだったとは思いますが…もっと早く告白したんなさいよ。
「いつか彼女ができるんじゃないかって不安だった」
そんな発言もしていました。
「祐二」くんと恋人で学校生活とか考えないのかな。
こちらも屋上えっちです。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「羅ぶい」センセでした。
こちらが初単行本。
おめでとうございます!
お話はスタンダードなもので、初々しく良いのですが。
作画がこれでは、正直なところ厳しいと思いました。
ただ、↓表紙などカラーはそう悪くなく。
描き下ろし漫画も画風とか定まってきていて、ある程度の安定感も見えたので。
あるいは、次の単行本まで様子見もアリかもしれません。
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