■超昂天使エスカレイヤー THE COMIC (時丸佳久)
★まんがデーター [16.0/20.0]
・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] 原作ゲーム、変身ヒロイン、巨乳、複数
・構成 : 原作「アリスソフト」、8話収録(全て表題作・1巻完結)
・おまけ: あとがき漫画、「カルナ」イラスト。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「時丸佳久(ときまる・よしひさ)」センセの「超昂天使エスカレイヤー THE COMIC」です。
※超昂天使エスカレイヤー
【 構成・絵柄 】
なにゆえ今ごろ?
…って、感じもありましたが。
そうか、リメイク版発売されたため、かな。
(※見てみたら、14年7月発売でした。もともとは02年の発売)
ブログでもちらほら話題にすることある、原作ゲームの漫画版です。
1冊まるまるの連続ストーリーで、いちおう1巻で完結。
詳しい部分は後述しますが、原作ストーリーの一部分をより抜いたような構成になっていました。
そのため、しっかり説明ないまま進んでいくので…設定ややこしくないものの、見知った人向けになってるかも。
ジャンルは変身ヒロインもの。
ただ、えっちへの流れもあって、ほぼ戦闘には勝利せず。
アクション描写あまりなく、たいていは即えっちに流れておりました。
そうした設定もあって、基本的にプレイはハード寄り。
個人的な印象ですが、あまり極端なものなかったので、ある程度の耐性あれば大丈夫でしょう。
かなり良い仕上がりだったので、ファンならば全然問題ないと思います。
やや太さあるしっかりとした線での作画。
全体の色づきはそこそこで、濃淡はやや淡い印象です。
描き込みも過不足ないくらい。
枠間はほぼなく、ジャンルもあってか原稿は賑やか。
画面半分ほどのコマも多く、派手な仕上がりでした。
コマ割り、コマ内の配置にて、ちらほら気になるところあったものの…違和感というほどでなく。
そう気にするほどでないと思います。
あまりガンガン戦闘する漫画ではないものの、アクション描写は比較的よく描かれていて。
表現や漫符も良く、流れにテンポもありました。
人物絵はふっくらとした可愛らしいもの。
原作絵のが気持ち細めですらっとしてるかなー、という印象。
ただ、十分雰囲気は出ていて、ここは問題ありません。
敵怪人も同様でした。
判断については、だいたい変化ないので↓表紙・裏表紙。
あるいは紹介帯のカット絵が参考になると思います。
【 収録話 】 8話収録
街に襲来した悪の侵略軍団「ダイラスト」
怪人に立ち向かったのは、正義のヒロイン「エスカレイヤー」でした。
「柳瀬恭平」のクラスに編入してきた幼馴染「高円寺沙由香」がその正体。
彼女はエネルギーは生成装置「ドキドキダイナモ(DDD)」によってエスカレイヤーに変身するんですが、その蓄積には”性的興奮”が必要だったのです。
かくして、「沙由香」は地球を守るため、「恭平」のサポートを受けつつエッチな特訓の日々が始まるのでした。
だいたいそんな感じ。
原作ゲームの漫画です。
前述しましたが、リニュアル版が発売されたりしてるので、ご存知な方多いんでしょうか。
OVAもありましたね。
そちらも出来良かったので、未見の方はどうぞ。
さて、そんなこんなでの漫画版。
まず、重要なポイントとして、お話は同性能(だいたいね)のライバル「FM77(エフエムツーセブン)」との対決を中心としております。
それがため、ストーリーとしては未完。
いわゆる、某有名週刊少年漫画雑誌の打ち切りみたいな終わり方となっています。
転校シーンなどプロローグ部分もばっさり切り捨てられていました。
(※後述しますが、これは逆に正解かも)
キャラもある程度で絞られており、目立つところでは敵の女性幹部「ミストレーヌ」は顔出し程度。
エピソード自体もありません。
変に盛り込み過ぎて内容薄くなるよりは賢明な判断だと思います。
あとは読み手側の好みな部分と合致しているかどうか、でしょう。
※左:「マドカ」、右:「FM77」
前述したそのまま、1話はいきなり対決シーン。
たぶん、怪人の中でも知名度が最も高いだろう、「レールフラスト」です。
しかも、3コマ目で”イデアの壁”に捕らわれるという、えっち展開(笑)となっていました。
(※イデアの壁:宇宙刑事シリーズでお馴染み、なんちゃら空間みたいなもの)
プロローグないのは、初見の方には多少不親切かもしれません。
ただ、そうややこしいものではなく、勢いつける意味でもアリだと思いました。
ページ(話数)も限られてますからね。
えー、初めてな方は、裏表紙のあらすじを読んでおいてください。
あ、でも、
「青い地球を守るため、胸の鼓動が天を衝く!エスカレイヤー、悪の現場にただ今参上!」
…の名乗りがないのは、ちょっぴり残念。
単行本中にも1回だけでした。
(※あれは…盛り上げるため、わざとでしょうかね)
さて、「レールフラスト」にあっさり敗北した「エスカレイヤー」は電車内での集団プレイの餌食となってしまうのでした。
プレイがため、「エスカレイヤー」のコスチュームを堪能できる絵になっていて、冒頭話としては最適だと思います。
サポートロボ「マドカ」に救出されるのは2話目。
ここで、いちおう「高円寺沙由香」さんが初顔見せ。
変身前ですね。
しかし、バスローブ来た姿はAV女優の休憩中みたいでした。
こちらは即売会での特訓話で、魔女コスプレをさせられる「沙由香さん」です。
魔女と言ってもトンガリ帽子だけで、ほぼ面積極小な水着。
あー、制服姿みたかったなぁ。
撮影かたがた複数プレイに発展しておりました。
オチ部分で怪人「ウェーブフラスト」が登場し、3話目はその対決シーン。
洗脳電波がため、せっかくの名乗りシーンにもノイズが…。
その後、ほぼ1コマで敗北(笑)し、お約束で”イデアの壁”に。
うう、弱いなぁ。
そちらでも電波によって、珍しくSとなった「エスカレイヤー」が見れます。
終始こうしたヒロインというのも、あるいは面白いかも。
お祭りの4話目。
浴衣な「沙由香さん」とそれを満喫していたところ、怪人「ジシャフラスト」が登場。
「恭平くん」が捕えられていたため、逆らうことも出来ぬまま”イデアの壁”に。
緊縛プレイとなります。
こちらのポイントは「ヤマトイモ」を使用している点。
そう、かゆくなっちゃうんですね。
あれは収録中で最も厳しい場面かもしれません。
侵略軍団「ダイラスト」側の描写がある5話。
「ミストレーヌ」、「Dr.アルク」が登場。
続いて顔を見せた「イガロ」が出撃し、対決となっております。
敵がマジメ(?)なタイプであるためか、初めてちゃんとした戦闘シーンが。
しかし、そのパワーに圧倒され、敗北した「エスカレイヤー」はえっちされてしまうのでした。
狼のようなデザインがため、プレイはそんな雰囲気、
ちょっとハード目になっています。
6話目はその直後。
クローン体「FM77」が襲いかかってくるというもの。
小さいコマですが、バスト部分を直す「エスカレイヤー」がなんだか可愛い。
危機的状況に、ゴテゴテ装備の”ファランクスモード”な「マドカさん」も登場。
しかし、「エスカレイヤー」ともども圧倒的な戦闘力で倒され、やっぱり”イデアの壁”に…。
ふたなりな「FM77」によって、2人してえっちされてしまうのでした。
ここは貧乳な「マドカさん」がメインになってます。
※弱いぞ「エスカレイヤー」
敵基地に捕えられてしまう7話目からが最終エピソード。
おしおき、として先の「FM77」、当然ながら「エスカレイヤー」も、「Dr.アルク」に色々されてしまう流れでした。
なお、「マドカさん」は当初敵にコントロールされていましたが、途中から参加。
それがため、大ピンチから逆転することとなるんですが…。
ぶっちゃけ、彼女戦った方がてっとり早そうね(笑)
クライマックスは再度出撃した「FM77」との対決となっていました。
いちおう単行本はこれで終わりでしたが、余韻も残していて。
続編あっても不思議でない感じでした。
…どうかなぁ。
【 その他 】
そんなこんなで「時丸佳久」センセの単行本でした。
こちらが5冊目くらいな筈。
ひと区切りですね。
当ブログでは、同じく原作のある長編「ハーレムキャッスル The Beautiful Days」を紹介していました。
ああ、お上手だったから、その実績を買われたのかな。
ヒロイン多かったそちらとはまったく逆な今回。
多少の不安さありつつ購入しましたが…良かったです。
題材も漫画向き、ってのもあるかもしれませんが、お話・作画とも違和感ない仕上がりでした。
さすが!
無論、「ミストレーヌ」の出番少ないとか、まだお話的に完結してない、などの物足りなさはありましたけれど。
単行本セールス良ければ、続編ってのも…あるかな?
どうでしょう、「キルタイムコミュニケーション」さん??
…あ、ごめんなさい、もう1つ。
カバー裏、中扉、もくじ背景…など、イラストの使い回し多かったのは、ちと残念でした。
↓表紙が良かったので、余計に。
※こちらがゲーム版
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] 原作ゲーム、変身ヒロイン、巨乳、複数
・構成 : 原作「アリスソフト」、8話収録(全て表題作・1巻完結)
・おまけ: あとがき漫画、「カルナ」イラスト。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「時丸佳久(ときまる・よしひさ)」センセの「超昂天使エスカレイヤー THE COMIC」です。
※超昂天使エスカレイヤー
【 構成・絵柄 】
なにゆえ今ごろ?
…って、感じもありましたが。
そうか、リメイク版発売されたため、かな。
(※見てみたら、14年7月発売でした。もともとは02年の発売)
ブログでもちらほら話題にすることある、原作ゲームの漫画版です。
1冊まるまるの連続ストーリーで、いちおう1巻で完結。
詳しい部分は後述しますが、原作ストーリーの一部分をより抜いたような構成になっていました。
そのため、しっかり説明ないまま進んでいくので…設定ややこしくないものの、見知った人向けになってるかも。
ジャンルは変身ヒロインもの。
ただ、えっちへの流れもあって、ほぼ戦闘には勝利せず。
アクション描写あまりなく、たいていは即えっちに流れておりました。
そうした設定もあって、基本的にプレイはハード寄り。
個人的な印象ですが、あまり極端なものなかったので、ある程度の耐性あれば大丈夫でしょう。
かなり良い仕上がりだったので、ファンならば全然問題ないと思います。
やや太さあるしっかりとした線での作画。
全体の色づきはそこそこで、濃淡はやや淡い印象です。
描き込みも過不足ないくらい。
枠間はほぼなく、ジャンルもあってか原稿は賑やか。
画面半分ほどのコマも多く、派手な仕上がりでした。
コマ割り、コマ内の配置にて、ちらほら気になるところあったものの…違和感というほどでなく。
そう気にするほどでないと思います。
あまりガンガン戦闘する漫画ではないものの、アクション描写は比較的よく描かれていて。
表現や漫符も良く、流れにテンポもありました。
人物絵はふっくらとした可愛らしいもの。
原作絵のが気持ち細めですらっとしてるかなー、という印象。
ただ、十分雰囲気は出ていて、ここは問題ありません。
敵怪人も同様でした。
判断については、だいたい変化ないので↓表紙・裏表紙。
あるいは紹介帯のカット絵が参考になると思います。
【 収録話 】 8話収録
街に襲来した悪の侵略軍団「ダイラスト」
怪人に立ち向かったのは、正義のヒロイン「エスカレイヤー」でした。
「柳瀬恭平」のクラスに編入してきた幼馴染「高円寺沙由香」がその正体。
彼女はエネルギーは生成装置「ドキドキダイナモ(DDD)」によってエスカレイヤーに変身するんですが、その蓄積には”性的興奮”が必要だったのです。
かくして、「沙由香」は地球を守るため、「恭平」のサポートを受けつつエッチな特訓の日々が始まるのでした。
だいたいそんな感じ。
原作ゲームの漫画です。
前述しましたが、リニュアル版が発売されたりしてるので、ご存知な方多いんでしょうか。
OVAもありましたね。
そちらも出来良かったので、未見の方はどうぞ。
さて、そんなこんなでの漫画版。
まず、重要なポイントとして、お話は同性能(だいたいね)のライバル「FM77(エフエムツーセブン)」との対決を中心としております。
それがため、ストーリーとしては未完。
いわゆる、某有名週刊少年漫画雑誌の打ち切りみたいな終わり方となっています。
転校シーンなどプロローグ部分もばっさり切り捨てられていました。
(※後述しますが、これは逆に正解かも)
キャラもある程度で絞られており、目立つところでは敵の女性幹部「ミストレーヌ」は顔出し程度。
エピソード自体もありません。
変に盛り込み過ぎて内容薄くなるよりは賢明な判断だと思います。
あとは読み手側の好みな部分と合致しているかどうか、でしょう。
※左:「マドカ」、右:「FM77」
前述したそのまま、1話はいきなり対決シーン。
たぶん、怪人の中でも知名度が最も高いだろう、「レールフラスト」です。
しかも、3コマ目で”イデアの壁”に捕らわれるという、えっち展開(笑)となっていました。
(※イデアの壁:宇宙刑事シリーズでお馴染み、なんちゃら空間みたいなもの)
プロローグないのは、初見の方には多少不親切かもしれません。
ただ、そうややこしいものではなく、勢いつける意味でもアリだと思いました。
ページ(話数)も限られてますからね。
えー、初めてな方は、裏表紙のあらすじを読んでおいてください。
あ、でも、
「青い地球を守るため、胸の鼓動が天を衝く!エスカレイヤー、悪の現場にただ今参上!」
…の名乗りがないのは、ちょっぴり残念。
単行本中にも1回だけでした。
(※あれは…盛り上げるため、わざとでしょうかね)
さて、「レールフラスト」にあっさり敗北した「エスカレイヤー」は電車内での集団プレイの餌食となってしまうのでした。
プレイがため、「エスカレイヤー」のコスチュームを堪能できる絵になっていて、冒頭話としては最適だと思います。
サポートロボ「マドカ」に救出されるのは2話目。
ここで、いちおう「高円寺沙由香」さんが初顔見せ。
変身前ですね。
しかし、バスローブ来た姿はAV女優の休憩中みたいでした。
こちらは即売会での特訓話で、魔女コスプレをさせられる「沙由香さん」です。
魔女と言ってもトンガリ帽子だけで、ほぼ面積極小な水着。
あー、制服姿みたかったなぁ。
撮影かたがた複数プレイに発展しておりました。
オチ部分で怪人「ウェーブフラスト」が登場し、3話目はその対決シーン。
洗脳電波がため、せっかくの名乗りシーンにもノイズが…。
その後、ほぼ1コマで敗北(笑)し、お約束で”イデアの壁”に。
うう、弱いなぁ。
そちらでも電波によって、珍しくSとなった「エスカレイヤー」が見れます。
終始こうしたヒロインというのも、あるいは面白いかも。
お祭りの4話目。
浴衣な「沙由香さん」とそれを満喫していたところ、怪人「ジシャフラスト」が登場。
「恭平くん」が捕えられていたため、逆らうことも出来ぬまま”イデアの壁”に。
緊縛プレイとなります。
こちらのポイントは「ヤマトイモ」を使用している点。
そう、かゆくなっちゃうんですね。
あれは収録中で最も厳しい場面かもしれません。
侵略軍団「ダイラスト」側の描写がある5話。
「ミストレーヌ」、「Dr.アルク」が登場。
続いて顔を見せた「イガロ」が出撃し、対決となっております。
敵がマジメ(?)なタイプであるためか、初めてちゃんとした戦闘シーンが。
しかし、そのパワーに圧倒され、敗北した「エスカレイヤー」はえっちされてしまうのでした。
狼のようなデザインがため、プレイはそんな雰囲気、
ちょっとハード目になっています。
6話目はその直後。
クローン体「FM77」が襲いかかってくるというもの。
小さいコマですが、バスト部分を直す「エスカレイヤー」がなんだか可愛い。
危機的状況に、ゴテゴテ装備の”ファランクスモード”な「マドカさん」も登場。
しかし、「エスカレイヤー」ともども圧倒的な戦闘力で倒され、やっぱり”イデアの壁”に…。
ふたなりな「FM77」によって、2人してえっちされてしまうのでした。
ここは貧乳な「マドカさん」がメインになってます。
※弱いぞ「エスカレイヤー」
敵基地に捕えられてしまう7話目からが最終エピソード。
おしおき、として先の「FM77」、当然ながら「エスカレイヤー」も、「Dr.アルク」に色々されてしまう流れでした。
なお、「マドカさん」は当初敵にコントロールされていましたが、途中から参加。
それがため、大ピンチから逆転することとなるんですが…。
ぶっちゃけ、彼女戦った方がてっとり早そうね(笑)
クライマックスは再度出撃した「FM77」との対決となっていました。
いちおう単行本はこれで終わりでしたが、余韻も残していて。
続編あっても不思議でない感じでした。
…どうかなぁ。
【 その他 】
そんなこんなで「時丸佳久」センセの単行本でした。
こちらが5冊目くらいな筈。
ひと区切りですね。
当ブログでは、同じく原作のある長編「ハーレムキャッスル The Beautiful Days」を紹介していました。
ああ、お上手だったから、その実績を買われたのかな。
ヒロイン多かったそちらとはまったく逆な今回。
多少の不安さありつつ購入しましたが…良かったです。
題材も漫画向き、ってのもあるかもしれませんが、お話・作画とも違和感ない仕上がりでした。
さすが!
無論、「ミストレーヌ」の出番少ないとか、まだお話的に完結してない、などの物足りなさはありましたけれど。
単行本セールス良ければ、続編ってのも…あるかな?
どうでしょう、「キルタイムコミュニケーション」さん??
…あ、ごめんなさい、もう1つ。
カバー裏、中扉、もくじ背景…など、イラストの使い回し多かったのは、ちと残念でした。
↓表紙が良かったので、余計に。
※こちらがゲーム版
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】