■アクトレスアクト (椋蔵)
★まんがデーター [16.0/20.0]
・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●●○
・属性 : [一般] コメディー、ラブコメ、女装、集団
・構成 : 9話収録、現在1巻まで発売中。
・おまけ: カバー裏に4コマ。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「椋蔵(りょうぞう)」センセの「アクトレスアクト 1巻」です。
※成沢和奈
【 構成・絵柄 】
2巻以降まで続く長編ストーリー。
寮を舞台にした集団漫画で、主人公以外は皆女性なので。
ハーレムっぽい色もありました。
まぁ、そう良い目ばかりではないんですけどね。
ジャンルとしてはラブコメ。
女の子は複数登場してましたが、他に惑わされることはなく。
メインヒロインとの距離を縮めております。
そう障害はないものの、独特な設定がため、その歩みはゆったり。
派手に展開していきそうなのは、2巻以降のようでした。
成年漫画も描かれる「椋蔵」センセなんですが。
意外にもサービス描写は少なめ。
谷間のアップは多いんですけどねー。
このあたりの詳細はまた後述しますけど、いちおうバストトップまでしっかり描かれてます。
描かれない系統だと思ったので、個人的には驚きでした。
サービスは薄くとも、登場する女性陣は魅力的。
すらりとした身長で、漫画らしい可愛さあるもののデフォルメは強くなく。
透明感ある、爽やかなお姉さん絵になってます。
そのタッチもサラリとしていてシャープさあるもの。
そこそこ色づきありますが、黒は強くなく。
描き込みもコテコテしない程度でまとまっていました。
ただ、そうしたカチッとまとまった画風がためか、なんとなくカタさみたいなものを感じることがあり。
ちょっとした力の入れ具合の変化とか、細かいところが目立ちやすいと思います。
些細な程度なので、普通に読むには問題ありません。
カラーでも変化は少ないので、判断は↓表紙・裏表紙で良いでしょう
【 収録話 】 9話収録
003:第1幕「オンナのようなオトコをつれて」
女性と見間違うほど綺麗な顔を持つ「国井貢」
その容姿がため、学生時代には彼女に振られ、社会人となった今は上司に迫られてしまい。
激しく拒否をした結果、なんと解雇されてしまったのでした。
その帰りの電車にて。
友人らと飲んでいた「貢」は、夢にうなされて隣に座っていた「成沢和奈」に裏拳を直撃させてしまいました。
鼻血をたらしつつも謝罪を受け入れた彼女。
交換条件として、所属する劇団”ネコマネキ遊劇団”の芝居を見に来てくれるようお願いされたんですが…それが突然の中止に。
責任を感じた「貢」が、リーダー「新堂麗羅」にお詫びをしたところ、劇団の雑用係として働くこととなったのです。
しかも、皆が住む女性寮に女装して入れられたのでした。
ちょっと長くなりましたが、だいたいそんなん。
女性だけの寮に住み込む、ハーレム系なラブコメ漫画。
男子であることを隠し、そちらに女装で乗り込んでいるというのがコメディーになってます。
ハーレムと言っても、住む女性が揃って個性的なため、その対象には微妙であり。
また、”バレるとどうなるか分からない”、というドキドキもあって、ラブは控えめ。
本編でも「貢くん」が言ってましたが、イマイチ色っぽい展開になりません。
(※当然ながら、ない訳ではない)
逆に、正ヒロインとの距離は確実に縮まりつつありました。
特殊な環境下でのラブコメという感じかな。
また、皆さん劇団員ではありましたが、演劇要素はかなり低め。
たいてい寮内が場面となっていて、そんなんは設定の1つという程度でした。
2巻以降はまた変化あるかもしれませんが。
ただ、そう長々と続くようには見えませんでした。
※ネコマネキ遊劇団
導入の1話目は、女装して寮に乗り込むところまで。
じっくりページを割いて経緯が描かれております。
リーダー「麗羅さん」はこうした漫画のお約束というべき、強く強引なキャラクター。
まんまと、この滅茶苦茶な条件をのませておりました。
一方、メインヒロインの「和奈さん」は個性的な面々に負けない、可愛らしい方。
そんな彼女の初見が、いきなり鼻血たらしてるというのがコメディーでした。
031:第2幕「女子寮で眠るための方法について」
女子寮に入った夜の風景を描いたこちら。
あっさり「和奈さん」に見破られたのは意外。
もっと引っぱるかと思ったんですが…その後の色々を見る限り、なるほど早い所味方がいないと、トンデモない場面で露見してしまいそう。
(※現実には、その他要素で騙し続けるものではないのでしょうけど)
彼のカツラをかぶって喋る「和奈さん」がキュート。
2週目で気付きましたが、この際の彼女の言動は納得感あるものでした。
後半に登場するのが、劇団員の1人「浅尾志乃」
既に声優として成功しており、確かに客寄せの要因になっていそう。
彼女は「和奈さん」にラブラブで、2人のいちゃつくシーンは見どころになっています。
ほぼ眼中にない、「貢くん」への対応が可笑しい。
051:第3幕「ポリエステルの白夜に踊れば」
冒頭から喋り続ける姿が独特な「有栖川璃々」さんの登場回。
1人でボケ倒しており、最も際立つ個性の持ち主でした。
相手するの疲れそう。
(そのくせ鋭さもありそうだし)
その後に登場するのが、劇団員の5人目「赤杉千夜」
こちらはサバサバとしたボーイッシュなタイプで、ここ数話のポイントになる”「和奈さん」の彼氏について”を語っていました。
そんな彼女は変わらず協力的で、言動も楽しく。
あのやり取りはヤバいですねー。
071:第4幕「遊劇団はカーニバルの口笛を吹く」
後半の”大巨乳中継”が可笑しいこちら。
寮に劇団員5名が集合し、改めての顔見せとなってます。
そうした中、ちらほらギリギリの話題を振ってくる「麗羅さん」
良いキャラですね。
バレるってば。
アルコールも入り、場が荒れてくるんですが…ここでは「貢くん」にいきなりの危機と最大のチャンスが。
あれは…気付かないものかなぁ。
ジャッジが「璃々さん」だったので、あるいは気付いていながら~という展開もありそう。
チャンスについては、ぜひ単行本でどうぞ。
091:第5幕「ガールズレイヤー・1」
タイトル扉では皆でチアガールに扮しているんですが。
どっかの一般えっち漫画みたいでしたよ(笑)
そんな訳で、だいぶ寮に馴染んできているこちら。
後半のバイトする「和奈さん」がメインでした。
ファミレスの服装はもっと可愛いのでも良かったのでは。
1話に顔を見せていた友人らがまた登場してます。
「姫子」さんはもっとガッチリ言わないと彼はずっと気付かないままだと思いますよー。
その点、「貢くん」は頑張ってました。
111:第6幕「ハッピーソングが聴こえる場所」
「そもそもハーレム状態のはずなのにラッキースケベイベントが少なくねぇか?」
とは「貢くん」の台詞でしたが、その通り。
何しろ、パンチラ程度でもちょっとだけでしたからねー。
(※その原因がまた可笑しいので、ご期待下さい。なるほど)
そうした前フリあってか、収録でも屈指のサービス回。
なんと、紆余曲折あって「和奈さん」と一緒にお風呂という展開になります。
ここでも「璃々さん」がまた実に良い動きを見せていましたよー。
131:第7幕「初夏にして君とわかれ」
「志乃さん」の台詞、
「オトコの気配がする」
…を切っ掛けとしたこちら。
こうした危機的場面で、「麗羅さん」は助けるどころか、またギリギリを示しますわね。
後半では、さすがリーダーというところを見せていましたが。
前話の続きで、「和奈さん」の反応が可愛い。
なんのかんの言いつつ、だいぶ仲良いです。
※左:浅尾志乃、右:有栖川璃々
151:第8幕「ガールズレイヤー・2」
171:第9幕「ガールズレイヤー・3」
こちらは第5幕の続き、「和奈さん」の秘密について描かれております。
それがどんなんかは伏せておきますね。
5幕などもそうでしたが、「貢くん」の頑張りが少しづつ効いてきたかな。
ああしてちらほら言われてれば、そりゃー彼女も悪い気はしない筈。
また収録のラスト9幕では、見事な策を披露しています。
これは…惚れるだろー。
次巻ではデレる「和奈さん」が見られるかな。
その彼女ですが。
腕組まれた時の「貢くん」が実に可笑しい。
まぁ、男性はドキっとしますよね、ああしたタイミングでは。
彼女はかなりのサイズなんでねぇ。
【 その他 】
そんなこんなで、「椋蔵」センセでした。
こちらでは「イロドリ COLORFUL DREAMS」、「レイズデイズ」、「ユーフォリアジュース」、「ラブトライク」、「グケグテ GKGT」…と、紹介しています。
たぶん他にないっぽいので、こちらで6冊目。
初の連続モノですね。
ちらほら書いてきたそのまま、えっち描写は少なくて残念でしたが。
漫画としては非常に良かったです。
いままでの単行本で最高の出来栄えだと思います。
サービスシーンは控えめで正解だったのかも。
あとは2巻以降がどうなっていくか、ですね。
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●●○
・属性 : [一般] コメディー、ラブコメ、女装、集団
・構成 : 9話収録、現在1巻まで発売中。
・おまけ: カバー裏に4コマ。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「椋蔵(りょうぞう)」センセの「アクトレスアクト 1巻」です。
※成沢和奈
【 構成・絵柄 】
2巻以降まで続く長編ストーリー。
寮を舞台にした集団漫画で、主人公以外は皆女性なので。
ハーレムっぽい色もありました。
まぁ、そう良い目ばかりではないんですけどね。
ジャンルとしてはラブコメ。
女の子は複数登場してましたが、他に惑わされることはなく。
メインヒロインとの距離を縮めております。
そう障害はないものの、独特な設定がため、その歩みはゆったり。
派手に展開していきそうなのは、2巻以降のようでした。
成年漫画も描かれる「椋蔵」センセなんですが。
意外にもサービス描写は少なめ。
谷間のアップは多いんですけどねー。
このあたりの詳細はまた後述しますけど、いちおうバストトップまでしっかり描かれてます。
描かれない系統だと思ったので、個人的には驚きでした。
サービスは薄くとも、登場する女性陣は魅力的。
すらりとした身長で、漫画らしい可愛さあるもののデフォルメは強くなく。
透明感ある、爽やかなお姉さん絵になってます。
そのタッチもサラリとしていてシャープさあるもの。
そこそこ色づきありますが、黒は強くなく。
描き込みもコテコテしない程度でまとまっていました。
ただ、そうしたカチッとまとまった画風がためか、なんとなくカタさみたいなものを感じることがあり。
ちょっとした力の入れ具合の変化とか、細かいところが目立ちやすいと思います。
些細な程度なので、普通に読むには問題ありません。
カラーでも変化は少ないので、判断は↓表紙・裏表紙で良いでしょう
【 収録話 】 9話収録
003:第1幕「オンナのようなオトコをつれて」
女性と見間違うほど綺麗な顔を持つ「国井貢」
その容姿がため、学生時代には彼女に振られ、社会人となった今は上司に迫られてしまい。
激しく拒否をした結果、なんと解雇されてしまったのでした。
その帰りの電車にて。
友人らと飲んでいた「貢」は、夢にうなされて隣に座っていた「成沢和奈」に裏拳を直撃させてしまいました。
鼻血をたらしつつも謝罪を受け入れた彼女。
交換条件として、所属する劇団”ネコマネキ遊劇団”の芝居を見に来てくれるようお願いされたんですが…それが突然の中止に。
責任を感じた「貢」が、リーダー「新堂麗羅」にお詫びをしたところ、劇団の雑用係として働くこととなったのです。
しかも、皆が住む女性寮に女装して入れられたのでした。
ちょっと長くなりましたが、だいたいそんなん。
女性だけの寮に住み込む、ハーレム系なラブコメ漫画。
男子であることを隠し、そちらに女装で乗り込んでいるというのがコメディーになってます。
ハーレムと言っても、住む女性が揃って個性的なため、その対象には微妙であり。
また、”バレるとどうなるか分からない”、というドキドキもあって、ラブは控えめ。
本編でも「貢くん」が言ってましたが、イマイチ色っぽい展開になりません。
(※当然ながら、ない訳ではない)
逆に、正ヒロインとの距離は確実に縮まりつつありました。
特殊な環境下でのラブコメという感じかな。
また、皆さん劇団員ではありましたが、演劇要素はかなり低め。
たいてい寮内が場面となっていて、そんなんは設定の1つという程度でした。
2巻以降はまた変化あるかもしれませんが。
ただ、そう長々と続くようには見えませんでした。
※ネコマネキ遊劇団
導入の1話目は、女装して寮に乗り込むところまで。
じっくりページを割いて経緯が描かれております。
リーダー「麗羅さん」はこうした漫画のお約束というべき、強く強引なキャラクター。
まんまと、この滅茶苦茶な条件をのませておりました。
一方、メインヒロインの「和奈さん」は個性的な面々に負けない、可愛らしい方。
そんな彼女の初見が、いきなり鼻血たらしてるというのがコメディーでした。
031:第2幕「女子寮で眠るための方法について」
女子寮に入った夜の風景を描いたこちら。
あっさり「和奈さん」に見破られたのは意外。
もっと引っぱるかと思ったんですが…その後の色々を見る限り、なるほど早い所味方がいないと、トンデモない場面で露見してしまいそう。
(※現実には、その他要素で騙し続けるものではないのでしょうけど)
彼のカツラをかぶって喋る「和奈さん」がキュート。
2週目で気付きましたが、この際の彼女の言動は納得感あるものでした。
後半に登場するのが、劇団員の1人「浅尾志乃」
既に声優として成功しており、確かに客寄せの要因になっていそう。
彼女は「和奈さん」にラブラブで、2人のいちゃつくシーンは見どころになっています。
ほぼ眼中にない、「貢くん」への対応が可笑しい。
051:第3幕「ポリエステルの白夜に踊れば」
冒頭から喋り続ける姿が独特な「有栖川璃々」さんの登場回。
1人でボケ倒しており、最も際立つ個性の持ち主でした。
相手するの疲れそう。
(そのくせ鋭さもありそうだし)
その後に登場するのが、劇団員の5人目「赤杉千夜」
こちらはサバサバとしたボーイッシュなタイプで、ここ数話のポイントになる”「和奈さん」の彼氏について”を語っていました。
そんな彼女は変わらず協力的で、言動も楽しく。
あのやり取りはヤバいですねー。
071:第4幕「遊劇団はカーニバルの口笛を吹く」
後半の”大巨乳中継”が可笑しいこちら。
寮に劇団員5名が集合し、改めての顔見せとなってます。
そうした中、ちらほらギリギリの話題を振ってくる「麗羅さん」
良いキャラですね。
バレるってば。
アルコールも入り、場が荒れてくるんですが…ここでは「貢くん」にいきなりの危機と最大のチャンスが。
あれは…気付かないものかなぁ。
ジャッジが「璃々さん」だったので、あるいは気付いていながら~という展開もありそう。
チャンスについては、ぜひ単行本でどうぞ。
091:第5幕「ガールズレイヤー・1」
タイトル扉では皆でチアガールに扮しているんですが。
どっかの一般えっち漫画みたいでしたよ(笑)
そんな訳で、だいぶ寮に馴染んできているこちら。
後半のバイトする「和奈さん」がメインでした。
ファミレスの服装はもっと可愛いのでも良かったのでは。
1話に顔を見せていた友人らがまた登場してます。
「姫子」さんはもっとガッチリ言わないと彼はずっと気付かないままだと思いますよー。
その点、「貢くん」は頑張ってました。
111:第6幕「ハッピーソングが聴こえる場所」
「そもそもハーレム状態のはずなのにラッキースケベイベントが少なくねぇか?」
とは「貢くん」の台詞でしたが、その通り。
何しろ、パンチラ程度でもちょっとだけでしたからねー。
(※その原因がまた可笑しいので、ご期待下さい。なるほど)
そうした前フリあってか、収録でも屈指のサービス回。
なんと、紆余曲折あって「和奈さん」と一緒にお風呂という展開になります。
ここでも「璃々さん」がまた実に良い動きを見せていましたよー。
131:第7幕「初夏にして君とわかれ」
「志乃さん」の台詞、
「オトコの気配がする」
…を切っ掛けとしたこちら。
こうした危機的場面で、「麗羅さん」は助けるどころか、またギリギリを示しますわね。
後半では、さすがリーダーというところを見せていましたが。
前話の続きで、「和奈さん」の反応が可愛い。
なんのかんの言いつつ、だいぶ仲良いです。
※左:浅尾志乃、右:有栖川璃々
151:第8幕「ガールズレイヤー・2」
171:第9幕「ガールズレイヤー・3」
こちらは第5幕の続き、「和奈さん」の秘密について描かれております。
それがどんなんかは伏せておきますね。
5幕などもそうでしたが、「貢くん」の頑張りが少しづつ効いてきたかな。
ああしてちらほら言われてれば、そりゃー彼女も悪い気はしない筈。
また収録のラスト9幕では、見事な策を披露しています。
これは…惚れるだろー。
次巻ではデレる「和奈さん」が見られるかな。
その彼女ですが。
腕組まれた時の「貢くん」が実に可笑しい。
まぁ、男性はドキっとしますよね、ああしたタイミングでは。
彼女はかなりのサイズなんでねぇ。
【 その他 】
そんなこんなで、「椋蔵」センセでした。
こちらでは「イロドリ COLORFUL DREAMS」、「レイズデイズ」、「ユーフォリアジュース」、「ラブトライク」、「グケグテ GKGT」…と、紹介しています。
たぶん他にないっぽいので、こちらで6冊目。
初の連続モノですね。
ちらほら書いてきたそのまま、えっち描写は少なくて残念でしたが。
漫画としては非常に良かったです。
いままでの単行本で最高の出来栄えだと思います。
サービスシーンは控えめで正解だったのかも。
あとは2巻以降がどうなっていくか、ですね。
アクトレスアクト 1 (芳文社コミックス) (2013/09/17) 椋蔵 商品詳細を見る |
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】