■アシアナアソビ (萌尽)
★まんがデーター [12.5/20.0]
・絵柄 :●●◎○○
・お話 :●●●○○
・漫画 :●●●○○
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] フェチ、足、唇、尻、ラブコメ
・構成 : 初単行本、7話収録。
・おまけ: あとがき。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「萌尽(もえじん)」センセの「アシアナアソビ」です。
★★単行本構成、ほか ★★★
収録は7話で、全て短編での構成。
それぞれページ量があり、ボリューム感は問題ありません。
各話に繋がりなどはなかったものの…。
どちらにも強いフェチ要素がありました。
それがため、人によって合う・合わない、はありそうです。
ただし、描かれ方はコメディー的だったので、敷居はそう高くないと思います。たぶん。
おまけはあとがきのみ。
それなりに文字量あったのですが…個人的には、各話コメントとか欲しかったです。
※左:禁欲互助会・会長「テツオちゃん」、右:「秋葉凛」
★★絵柄について ★★★
原稿の白さが最大の特徴。
それなりに色はあるものの、あちこち非常に薄いもので…。
ちょっと、疲れそうなくらいでした。
そうした具合なので、粗は目立ち易く。
ちらほらとした乱れ・崩れが気になります。
良いコマも当然あるものの、そうでない方が目立っていた感じ。
収録の各話ほか、バランス的なものは不安定。
擬音も同様で、あまりパンチ力のない漫画なのですが。
そのあたり…これはコレで、独特な味がある、とも言えるかもしれません。
ポイントであるフェチ描写とか、センスを感じます。
そのため…もうひと、ふた安定してくれば、また全然違って見えてきそうに思いました。
人物絵は身長高く、切れ長目の美人系。
綺麗なお姉さんといった感じです。
それがため、頭身変わるコメディー崩しは悪目立ちしてました。
お好きなだけあって、足・唇などのパーツはお上手。
↓表紙とか、イイ感じにまとまってますよね。
★★収録話について ★★★ 7話収録
003:「悪女上司」
上司「栗宮」から頻繁に叱られていた「島田」
しかし、その最中の彼は…彼女の可愛さに見とれていて。
終業後に告白。
それは「無理」と断られてしまったものの、以降は親分・子分のような関係になっていたのです。
えー、冒頭の台詞はこの現代でNG。
そもそも、人事権持ってるのかな?
呼び出された際も、喧嘩とかなんとか言ってました。
そうした生き方していたのか、はたまた精神的に成長してないのか…。
まぁ、少なくとも「島田くん」はそうしたのも刺さっていたのだと思われました。
お似合いなカップルですわね。
なお、えっちでは前後どっちも描かれてましたよー。
039:「禁欲互助会」
彼女を作るため、オナ禁3カ月にまでなっていた主人公。
そろそろ限界になってきたため、禁欲互助会のオフ会に参加してみたのですが…。
その会長「テツオちゃん」は、バスト大きい美人さんだったのです。
なんというか…妙ちくりんな、オモシロ話。
その大半は、主人公視点の彼ではなく。
落ち着いた物腰の美人会長さんです。
禁欲会なんてやってるのに、いちいちエロくて素敵。
えっちよねー。
個人的には前半のテーブル下から見上げる様が好きです。
なお、通常プレイも描かれているのですが、こちらもメインは後ろの穴でした。
067:「ガラス越し」
ひどい女性恐怖症にに病んでした「真悟」
そんな彼でしたが、踊っていた彼女「浅野りえ」に一目惚れし。
半年のうちに彼女と仲を深め、付き合うようになったのでした。
1つ年上だという「りえさん」
懐広く、なるほど「真悟くん」にはピッタリそうな女性。
えっちでも優しくリードしてくれてました。
前半の出会うくだりは、なんだ映画みたいで素敵。
それだけに…意外にコメディーなオチには、ちょっと驚きました。
まぁ、面白かったですけれども。
なお、「りえさん」は2ページのみ眼鏡です。
お好きな方は残念。
095:「秘密のお手伝い」
夏休み中、隣に住むお姉さん「しずか」の部屋の掃除の手伝いをすることとなっていた「眞也」
鍵は開いており、その中では彼女が寝ていたのですが…。
色々、トンデモないこととなっていたのです。
「眞也くん」にとっては、憧れのお姉さんであった「しずかさん」
しかし、この娘は…後々何もしなくなりそうですね。
言動・感情などもわちゃわちゃしていて。
うーん、深入りしない方が無難ではないかしら。
とはいえ、文句も言わずに頑張って掃除していた「眞也くん」との相性は良さそう。
えっちでもメロメロだったからなぁ。
121:「いじめっ子いじり」
目前で終電を逃したらしい「紅葉」を目撃した「佐山」
彼女は年上の幼馴染みでしたが、彼にとっては天敵というべき存在であり…。
しれっとスルーしようとしたものの、運悪く見つかってしまい。
彼女を泊めることとなったのでした。
外は土砂降りで、「紅葉さん」はズブ濡れ。
あれ、シャワーとか風呂貸す、ではないのね…。
部屋についてなかったりするのかな。
そのため、借りた寝袋の彼女はほぼ全裸状態でした。
ソコ、寝袋のチャックずらすと、白い肌が見える~ってーのがポイントではあるものの。
そこに至るまでのアレコレが、やや不足していた感じ。
とはいえ、バストの大きさもあって、寝袋インした「紅葉さん」はエロエロしく。
そっち面では実にイイ感じ(笑)
喋ってる内容もエロいです。
また、こちらも後ろの穴でしたよー。
※紅葉さん
151:「ユメものがたり」
もと家庭教師の「ユメ」と付き合って1年。
彼女は寝るのが好きで、なかなか起きないので。
このチャンスに色々仕掛けるのでした。
AB型はよく寝ますよね。(※ひでるさん実体験)
あるいは、「ユメちゃん」もそうじゃないかなぁ。
漫画は寝込みを襲う流れ。
かなりムチムチしたスタイルでしたよー。
なかなか起きない、とは言っても…と見てましたが、結局最後まで起きてないですね、この娘。
あとで怒られなければいいのですが。
167:「つないだ手」
修学旅行の際に告白し、付き合ってい半年という「秋葉凛」・「麻呂」の2人。
しかし、今のところあまり進展はなく。
どうにかしたい、と考えていたところ…急にホテルへと導かれたのでした。
こちらの「麻呂くん」は足フェチ設定。
まさに漫画はそうした感じで、ホテルインして足ばっか触ってるとか…、まさにそんなん。
そうした面白い彼に対し、自ら「不感症」と言う「凛さん」は徹底して表情に変化はなく。
よくある、漫画後半では~みたいなんでもありませんでした。
「麻呂くん」は大変だ。
ただ…ああして表情豊かな様を、彼女は気に入ってくれているのではないかなぁ。
もうちょっと付き合えっていくうち、その微かな変化が分かってくるかも。
★★リンクほか ★★★
テーマ : 成年コミック・マンガ
ジャンル : アダルト