■愛を伝える方法論 (大波耀子)
★まんがデーター [19.0/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●◎
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●◎
・属性 : [成年] ラブコメ、ファンタジー、巨乳
・構成 : 12話収録(うち「一度きりでいいんだけどな シリーズ」×2、
「新しい恋をはじめよう」×2、「奥様のお気に召すまま」×7)
・おまけ: あとがき。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「大波耀子(おおなみ・ようこ)」センセの「愛を伝える方法論」です。
★★単行本構成、ほか ★★★
収録12話というのは、最近の感覚では多め。
ショートものなく、だいたい各話16ページほどあったので…。
ボリュームは十分でした。
(※逆に、負担かかるほど分厚くもないです)
構成は、中編1つ、2話ほどの連続モノ2つ、そして短編となってます。
エピソードとしては4本ですね。
詳しくは後述しますが、短編は前巻の続き漫画でした。
おまけはあとがきのみ。
なお、裏表紙にはあらすじが書かれていて。
そちらは冒頭話(2話の連続モノ)のものだったのですが…。
続いて書かれていたタイトルの雰囲気から、てっきり同一シリーズが続いていくタイプの長編と勘違いしてました。
※左:「都古」、右:「緋扇千紗」
★★絵柄について ★★★
変幻自在で非常に漫画の上手な方。
ぶっちゃけ、エロス部分より…日常やり取りのが面白かったりもしました。
あちこち勢いあり、優れたパンチ力ある漫画。
各キャラとも表情・反応良く、コメディー描写が多め。
それでいて読むに自然な仕上がりです。
擬音などイイ感じで、吹き出し外のテキストが楽しい。
背景・小物なども実にお上手。
また、それも適度にメリハリもあって、しつこくなく画面は見易くまとまってます。
人物画は、伏せがちな目、正面・横顔での鼻、広い口…など、センセ独特で特徴的。
広い楕円な輪郭に、独特な白さある横長目。
カラーの雰囲気、特にカバー絵は、白黒とはやや雰囲気異なるので。
脳内で線画に変換するのがいいでしょう。
★★収録話について ★★★ 12話収録
005:「一度きりでいいんだけどな」
021:「これが最後でいいんだけどな」
父親「鷹司(ようじ)」は友人「鴨川」と夜通しのゲーム大会で寝てしまったため。
その娘「都古」は昔からの想いを口にしたのでした。
ざっくりではそんな感じ。
生まれた頃から知っている、友人娘とのえっち。
なかなか盛り上がるシチュエーション。
またね、「都古ちゃん」がいいおっぱいに育ってるんですわ。
わはー。
寝落ちした父親と同年代の「鴨川くん」が元気MAXな訳もなく。
えっち時もそんなんだったのですが…。
続編まで引っぱれるテクニックは羨ましい(笑)
そんなこんなで、「これが最後でいいんだけどな」はその続き。
前回名前だけだった、母「円」さんが登場。
なるほど、「都古ちゃん」は母親似なんですね。
冒頭のご馳走は、「鴨川くん」のフランス行き・栄転を祝ったもの。
仲良しで何よりなのですが…1回とはいえ、その娘にお手付きしちゃってるのは、ちょっとどうかと思いました。
まぁ、こちらエピソードで2回目になるんですけどね。
会話で判明する、「都古ちゃん」のエロスっぷりが実に素敵。
また、「鴨川くん」はこちらでもねちこいテクニックを披露していて。
なんというか、凄かった。
どちらかタイミングで再会したら、タイトルとは裏腹に3回目になっちゃいそう。
037:「新しい恋をはじめよう」 2話
付き合い始めて、すぐに記憶を失って3カ月。
ここ1年分がすっかり抜け落ちてしまったため…。
彼女だという「緋扇千紗(ひおうぎ・ちさ)」は「銀次」を連れ、あちこち出掛けていたのでした。
自ら陰キャというパティシエ志望の「銀次」と、陽キャの権化のような「緋扇さん」というカップル。
ただし、
「記憶が戻った時忘れちゃったら、かわいそうでしょ」
そうした意味深なことも彼女言っていたのですが…。
後半のカラオケ店えっちで判明。
ホテル代わりにしないように(笑)
ただ、この際の「緋扇さん」が実にキュートでしたよー。
怒涛のようなオチから続く2話目。
なるほど、改めて前話を見てみると…
彼、確かに目線逸らしてました…。
芸が細かい。
こちらは2人の決着話ですね。
またまたカラオケ店えっちなのですが。
この際の「緋扇さん」の話が楽しい。
「銀次くん」の行動にはちょっと驚きましたが…ああしたオチで一安心。
067:「奥様のお気に召すまま」 6話
169:「奥様のお気に召すまま 後日談」
見た感じ、収録で半分以上を占めるメイン中編。
ファンタジー要素があり、ちょっとややこしい部分もあったので…。
じっくり読むのがいいと思います。
今は亡き夫「ルガン」に代わって、領地「オリーヴァ」を守る「フィオレ=ティーノ」
領内への侵入者を発見した従者「黒陽(こくよう)」は…。
暇を持て余す彼女のため、その彼「ロロン=グランデ」を召喚したのでした。
1話目のあらすじは、だいたいそんなん。
この時点では、領主「フィオレさん」に振り回される従者「黒陽」、そして招かれた「ロロンくん」といった感じなのですが。
改めて見てみると、この時点である程度の前振りがありますね。
その彼「ロロンくん」も従者になった後が2話目。
絵から登場したり、魔力で賊を倒したり、ファンタジー要素がしっかり見え始めてました。
…で、魔力を使ったため、えっち展開に。
オチがポイントでしょう。
「ロロンくん」がだいぶ屋敷に慣れた頃、という3話目。
冒頭のやり取りにて、なるほど通常の人ではないんだな、という事が分かるかと思います。
こちらの「フィオレさん」は、髪アップにしたままでのえっち展開です。
個人的にはこっちのが好き。
1コマ差し込まれていた、過去風景…結婚時ですかね。
そちらの彼女がまたキュートでしたよー。
出会い描かれる4話目。
ちらほら示されていた正体が判明するので…詳細は伏せますね。
お話も大きく動いていて。
前話に続いて、「フィオレさん」が可愛いです。
最終エピソードとなるのは5話から。
このお話がどう決着するのか、お楽しみに。
最終話のオチは…収録イチでびっくりしました。
※オリーヴァ領主「フィオレ=ティーノ」
続く「奥様のお気に召すまま 後日談」ですが。
数ページでさらっと示したようなものでなく、ガッチリ12ページある短編です。
ちゃんとえっちシーンもありましたよー。
181:「お昼休みにシちゃおうか」
収録では唯一の短編話、なのですが。
これ、前巻「ドリームマッサージ~愛のセックスセラピーへようこそ~」からのキャラクター。
そちらお話の続きというか、2人の後日談になってました。
そのため…初見の方は、「呼びましたね、繭さん!?」からのくだりが、いまいち分かり辛いと思います。
前巻に収録したかったですねー。
別途整体店をオープンさせた元店長「繭」、その相手「神田将慈」の後日談。
作中でも触れられていた、ガーターベルトが実にイイ感じ。
甘いえっちが心地良いです。
★★リンクほか ★★★
愛を伝える方法論 (GENESYS COMICS) コミック, 2024/5/7 [アダルト] 大波耀子 (著)
★「大波耀子」センセの漫画紹介記事
「ヨメビッチ」
「おねえさまの愛と我儘と欲情と」
「女王様に恋してる」
「餌付けハニー ~啜って齧って舐めたくて~」
「ドリームマッサージ~愛のセックスセラピーへようこそ~」
※「美波リン」名義(※「すずきみら」センセ・「大波耀子」センセの合同名義)
「夜から朝まで ~From Dusk Till Dawn~」
「年上の肌 [カノジョノハダ]」
「ボクのキレイな人だから」
「ヨメビッチ Yome Bitch」
「お嬢様とボクのかわいいお姫様」
「グリーングリーン」
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●◎
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●◎
・属性 : [成年] ラブコメ、ファンタジー、巨乳
・構成 : 12話収録(うち「一度きりでいいんだけどな シリーズ」×2、
「新しい恋をはじめよう」×2、「奥様のお気に召すまま」×7)
・おまけ: あとがき。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「大波耀子(おおなみ・ようこ)」センセの「愛を伝える方法論」です。
★★単行本構成、ほか ★★★
収録12話というのは、最近の感覚では多め。
ショートものなく、だいたい各話16ページほどあったので…。
ボリュームは十分でした。
(※逆に、負担かかるほど分厚くもないです)
構成は、中編1つ、2話ほどの連続モノ2つ、そして短編となってます。
エピソードとしては4本ですね。
詳しくは後述しますが、短編は前巻の続き漫画でした。
おまけはあとがきのみ。
なお、裏表紙にはあらすじが書かれていて。
そちらは冒頭話(2話の連続モノ)のものだったのですが…。
続いて書かれていたタイトルの雰囲気から、てっきり同一シリーズが続いていくタイプの長編と勘違いしてました。
※左:「都古」、右:「緋扇千紗」
★★絵柄について ★★★
変幻自在で非常に漫画の上手な方。
ぶっちゃけ、エロス部分より…日常やり取りのが面白かったりもしました。
あちこち勢いあり、優れたパンチ力ある漫画。
各キャラとも表情・反応良く、コメディー描写が多め。
それでいて読むに自然な仕上がりです。
擬音などイイ感じで、吹き出し外のテキストが楽しい。
背景・小物なども実にお上手。
また、それも適度にメリハリもあって、しつこくなく画面は見易くまとまってます。
人物画は、伏せがちな目、正面・横顔での鼻、広い口…など、センセ独特で特徴的。
広い楕円な輪郭に、独特な白さある横長目。
カラーの雰囲気、特にカバー絵は、白黒とはやや雰囲気異なるので。
脳内で線画に変換するのがいいでしょう。
★★収録話について ★★★ 12話収録
005:「一度きりでいいんだけどな」
021:「これが最後でいいんだけどな」
父親「鷹司(ようじ)」は友人「鴨川」と夜通しのゲーム大会で寝てしまったため。
その娘「都古」は昔からの想いを口にしたのでした。
ざっくりではそんな感じ。
生まれた頃から知っている、友人娘とのえっち。
なかなか盛り上がるシチュエーション。
またね、「都古ちゃん」がいいおっぱいに育ってるんですわ。
わはー。
寝落ちした父親と同年代の「鴨川くん」が元気MAXな訳もなく。
えっち時もそんなんだったのですが…。
続編まで引っぱれるテクニックは羨ましい(笑)
そんなこんなで、「これが最後でいいんだけどな」はその続き。
前回名前だけだった、母「円」さんが登場。
なるほど、「都古ちゃん」は母親似なんですね。
冒頭のご馳走は、「鴨川くん」のフランス行き・栄転を祝ったもの。
仲良しで何よりなのですが…1回とはいえ、その娘にお手付きしちゃってるのは、ちょっとどうかと思いました。
まぁ、こちらエピソードで2回目になるんですけどね。
会話で判明する、「都古ちゃん」のエロスっぷりが実に素敵。
また、「鴨川くん」はこちらでもねちこいテクニックを披露していて。
なんというか、凄かった。
どちらかタイミングで再会したら、タイトルとは裏腹に3回目になっちゃいそう。
037:「新しい恋をはじめよう」 2話
付き合い始めて、すぐに記憶を失って3カ月。
ここ1年分がすっかり抜け落ちてしまったため…。
彼女だという「緋扇千紗(ひおうぎ・ちさ)」は「銀次」を連れ、あちこち出掛けていたのでした。
自ら陰キャというパティシエ志望の「銀次」と、陽キャの権化のような「緋扇さん」というカップル。
ただし、
「記憶が戻った時忘れちゃったら、かわいそうでしょ」
そうした意味深なことも彼女言っていたのですが…。
後半のカラオケ店えっちで判明。
ホテル代わりにしないように(笑)
ただ、この際の「緋扇さん」が実にキュートでしたよー。
怒涛のようなオチから続く2話目。
なるほど、改めて前話を見てみると…
彼、確かに目線逸らしてました…。
芸が細かい。
こちらは2人の決着話ですね。
またまたカラオケ店えっちなのですが。
この際の「緋扇さん」の話が楽しい。
「銀次くん」の行動にはちょっと驚きましたが…ああしたオチで一安心。
067:「奥様のお気に召すまま」 6話
169:「奥様のお気に召すまま 後日談」
見た感じ、収録で半分以上を占めるメイン中編。
ファンタジー要素があり、ちょっとややこしい部分もあったので…。
じっくり読むのがいいと思います。
今は亡き夫「ルガン」に代わって、領地「オリーヴァ」を守る「フィオレ=ティーノ」
領内への侵入者を発見した従者「黒陽(こくよう)」は…。
暇を持て余す彼女のため、その彼「ロロン=グランデ」を召喚したのでした。
1話目のあらすじは、だいたいそんなん。
この時点では、領主「フィオレさん」に振り回される従者「黒陽」、そして招かれた「ロロンくん」といった感じなのですが。
改めて見てみると、この時点である程度の前振りがありますね。
その彼「ロロンくん」も従者になった後が2話目。
絵から登場したり、魔力で賊を倒したり、ファンタジー要素がしっかり見え始めてました。
…で、魔力を使ったため、えっち展開に。
オチがポイントでしょう。
「ロロンくん」がだいぶ屋敷に慣れた頃、という3話目。
冒頭のやり取りにて、なるほど通常の人ではないんだな、という事が分かるかと思います。
こちらの「フィオレさん」は、髪アップにしたままでのえっち展開です。
個人的にはこっちのが好き。
1コマ差し込まれていた、過去風景…結婚時ですかね。
そちらの彼女がまたキュートでしたよー。
出会い描かれる4話目。
ちらほら示されていた正体が判明するので…詳細は伏せますね。
お話も大きく動いていて。
前話に続いて、「フィオレさん」が可愛いです。
最終エピソードとなるのは5話から。
このお話がどう決着するのか、お楽しみに。
最終話のオチは…収録イチでびっくりしました。
※オリーヴァ領主「フィオレ=ティーノ」
続く「奥様のお気に召すまま 後日談」ですが。
数ページでさらっと示したようなものでなく、ガッチリ12ページある短編です。
ちゃんとえっちシーンもありましたよー。
181:「お昼休みにシちゃおうか」
収録では唯一の短編話、なのですが。
これ、前巻「ドリームマッサージ~愛のセックスセラピーへようこそ~」からのキャラクター。
そちらお話の続きというか、2人の後日談になってました。
そのため…初見の方は、「呼びましたね、繭さん!?」からのくだりが、いまいち分かり辛いと思います。
前巻に収録したかったですねー。
別途整体店をオープンさせた元店長「繭」、その相手「神田将慈」の後日談。
作中でも触れられていた、ガーターベルトが実にイイ感じ。
甘いえっちが心地良いです。
★★リンクほか ★★★
愛を伝える方法論 (GENESYS COMICS) コミック, 2024/5/7 [アダルト] 大波耀子 (著)
★「大波耀子」センセの漫画紹介記事
「ヨメビッチ」
「おねえさまの愛と我儘と欲情と」
「女王様に恋してる」
「餌付けハニー ~啜って齧って舐めたくて~」
「ドリームマッサージ~愛のセックスセラピーへようこそ~」
※「美波リン」名義(※「すずきみら」センセ・「大波耀子」センセの合同名義)
「夜から朝まで ~From Dusk Till Dawn~」
「年上の肌 [カノジョノハダ]」
「ボクのキレイな人だから」
「ヨメビッチ Yome Bitch」
「お嬢様とボクのかわいいお姫様」
「グリーングリーン」