■トラワレBOX (よしろん)
★まんがデーター [20.0/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●●
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] ラブコメ、フェチ、巨乳
・構成 : カラー(16P)、短編×12話。
・おまけ: あとがき、カバー裏にイラスト。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「よしろん」センセの「トラワレBOX」です。
※若女将「景山陽彩子」
【 構成・絵柄 】
収録は全て短編。
描き下ろしで後日談ということもなく、ちょっと残念。
お話はお上手で、1話で終わるには惜しい感じのものばかり。
キャラも強く、中編とかシリーズものも良さそう。
可愛らしい作画ながら、意外にラブコメっぽいスタンダードな話は少なく。
”望まぬ相手とのえっちに溺れていく”
~というヒロインらが描かれておりました。
だいたいタイトル通りですね。
フェチっぽい要素もちらほら。
そのあたりの配合具合が個人的にはガッチリ合ったのか、当初の予想以上に刺さりました。
良かったです!
後述しますが、カラーも↓表紙のようにお上手なんですが。
よくありがちな、
”絵が巧いけど漫画はショートばかりで、いかにも力入っていない感じ”
ということもありません。
(※カラー原稿の漫画も収録されてますが、2話それぞれ8ページほどあります)
ジャンルが肌に合いそうならば、楽しめると思います。
柔らかな曲線のしっかりとした作画。
描き込みは細かく、濃淡具合は丁度良いくらい。
何よりも優れていたのが、そのバランス感覚。
キャラとか背景とか小物とか、さらに漫画具合まで…色々な面がそんな感じでしたよ。
けっこう中小が複雑なコマ割りだったりするんですが、読むに引っ掛かるところはありません。
目立つ乱れ・崩れもなく、安定傾向。
初出によると、2010年5月から2013年7月までを収録。
開きとしてはそこそこ。
ですが、もともとお上手で、また画風も固定されているためか、差は感じません。
この点では問題ないでしょう。
漫画っぽい可愛らしさのある人物絵。
アダルト女性も巧く、幅広さがありました。
服の具合、特に下着はそれぞれ凝ってますね。
また、センセはアンダーヘアをしっかり描かれる方。
さらさらっとしていて、コレまた素敵。
ヒロインによっては濃いめな方もいたりしましたよー。
カラー原稿のみの話も2話収録されていましたが、なるほど彩色原稿もお上手。
白黒原稿と遜色はなく、またカラーの良さも乗っかったものが楽しめます。
個人的にはやっぱり白黒のが好みなんですけどね。
判断については↓表紙とかで問題ありません。
センセのHP(※鎖キャタピラ:2013/9/7更新)に収録作品のタイトルとカット絵、各店舗での特典がまとめられていました。
これから購入の方は参考に良いでしょう。
某書店は4ページほどの小冊子で、1話分がお得です。
【 収録話 】 12話収録
001:「嫁汁しぼり」 カラー原稿
009:「温球ラバーズ」 カラー原稿
冒頭のこれらが、前述しましたカラー原稿8ページという短編です。
ぶっちゃけ短めで駆け足なところも若干ありますが、お話はしっかりとしたものに仕上がっています。
どちらのヒロインも服におさまりずらそうな、たっぷり巨乳がポイントですよ。
前者「嫁汁しぼり」は義父と息子の嫁「響子」さん。
既に関係しており、いきなり裸エプロン状態でした。
(※いちおう下着はつけてる)
旦那に謝罪しつつも、あっさりえっち展開です。
最初の頃は結構嫌がっていたとのことなので、切っ掛け話もみたいですね。
後半ではオリーブオイルなんて使っていましたよー。
後者「温球ラバーズ」は、ヒロイン「葵」ちゃんに卓球勝負を挑む「悠太」くんのエピソード。
どうやら友人らと温泉旅行というシチュエーションで、友人カップルは仲良く混浴へ。
「葵」・「悠太」らは、まだ完全に付き合うまでには至っていないようでしたが。
会話からして友人という枠を超えた親しさがあり、卓球勝負からえっち発展しておりました。
冒頭から勝負白熱していたのか、「葵ちゃん」のはだけかかった浴衣姿がえっちです。
※左:森里愛莉、右:テニス部部長「月沢純」
017:「花に棘あり」
旅館「白揖楼」はその料理・温泉もさることながら、清楚でかつ色っぽい若女将「景山陽彩子」で有名でした。
普段は完璧という彼女でしたが、裏では元ヤンな素が出ており。
旦那「惣一郎」はそれを注意すべく、彼女を呼び出したのです。
ついさっきの短編も温泉宿でしたが、同じかどうか分からず。
…あ、こっちは混浴ではなさそうか。
どうやら2人は昔馴染みの関係らしく。
「陽彩子さん」の強い言葉にも「惣一郎くん」はまったく動じることなく、仕掛けてました。
和服えっちが良いですね。
2人の昔の姿では、「陽彩子さん」はサラシを巻いて(←これは現在もそう)、特攻服を着ていて。
初えっちとか、いかにして2人がカップルとなってったか、知りたいですねー。
シリーズで描いてくれないかなぁ。
オチも良かったです。
037:「穢れた水着」
グラビアアイドルである「森里愛莉」ちゃんと、その叔父のえっち話。
童顔ながらスタイルはむちむちとしていて。
そのDVDを見る限り、パンチラからそれっぽい撮り方をするもののようで。
叔父さんの言う、”そのうち着るかもしれない”という水着は当たってるのかも。
まぁ、あそこまでいったらほぼAVでしょうけどね。
こうしたシチュエーションではお約束の、映像とリンクしたえっち展開です。
なかなかブラックなオチがまた好き。
どうなっちゃうんだろう。
なお、前述した小冊子はこちらのエピソードで。
「なんなら今度おじさんが剃ってあげよう」
という台詞からのネタになってます。
そんなんお好きな方は、早めに書店までどうぞ。
単行本↓表紙も表題作ヒロインを押しのけて「愛莉ちゃん」(だと思う)が飾っておりました。
センセのお気に入りなのかな。
057:「慕乳白書」
シングルマザー「香南子」さんとは働く中華店での知り合い。
ここのところ店に出ずっぱりだった彼女が休んでおり、心配した「大樹」は家を訪ねることとしたのでした。
玄関に出て来た「香南子さん」は授乳中。
そう、誰にも経験あると思いますが…この頃の女性は”赤ん坊に母乳を与える”という大義名分があるためか、あっさり胸露出させますよね。
普段、平時では覆い隠しているものをごく簡単に見せるので、なんだか周囲にいる方が気を使います。
じっと見てるのはさすがに変だし、露骨に顔そらすのも勿体ないし(笑)
…話を漫画に戻します。
こちらの「大樹くん」は特に抵抗されることもなく家に上がったりしていて。
「下(下着)は着けてないんですね」
とか言っても普通に返答されているなど、「香南子さん」の言動から察するに、もうだいぶ距離は詰まっていたみたい。
まぁ、わざわざ家まで訪ねた努力賞というべきでしょう。
緊張している彼を察して、リードしてくれている「香南子さん」が素敵でした。
いいなぁ。
073:「コーチング」
テニス部の3年生「月沢純」
ショートカットの美人で、後輩から慕われる部長という彼女は。
強くない精神面を鍛えるというコーチから、えっちなことをされ続けていたのでした。
そんな訳で、憧れる先輩の裏の顔というお話。
こちらのポイントは、「純さん」のアンダースコートに尽きるでしょう。
4段ものフリルがついた、作画にも手間がかかりそうなソレを6ページほどしっかり描かれており、最終的にも脱がさぬままシテおりました。
コレはいいですねー。
好き嫌いはあると思いますが、成年漫画でテニス部とくれば、必需品だと思います。
ちなみに、「純さん」は多少日焼けしていたので。
もっと日焼け跡が露骨でも良かったかも(←これは単にひでるさんの好みですけどね)
制服姿も可愛らしかったですよ。
089:「義理の妹」
奥様の妹、「明菜」さんにお手付きをするエピソード。
子供が出来、夜の生活が希薄になっていた「晃一」
訪ねて来た義妹「明菜」を脅迫しつつえっち仕掛けるのでした。
切っ掛けはAV観賞を見られたこと。
まぁ、彼真っ最中だったので、実にタイミングが悪かった。
あんな状態(笑)の男と一緒にいるのは恐ろしいですねー。
結婚生活を盾に脅迫をしており「最低」言われてましたが、「明菜さん」はイイ娘なので、それに従うこととなるのでした。
その途中でお姉ちゃんが帰宅し、えっちはトイレ内。
裏表紙のイメージですね。
頑張る様が可愛らしいです。
105:「囚われBOX」
なにげに表題作なこちら。
カラオケボックスで彼氏とバイトをする「早川ちづる」さん。
勤務態度は最悪で、本社から視察が来るという当日も遅刻してきており。
その社員に指導と称するえっちをされてしまうのでした。
ううむ、これは自業自得かな。
特にバイトでなくても、こういう意識ひくーい娘いますよね。
(女子に限りませんが)
ただし。
今の世の中、社員側のリスクのが明らかに大きく。
そうした意味で違和感があります。
店は営業中で、万が一事がバレたら、彼はタダでは済まないですよ。
そんなこんなで、ひでるさんは社員の振りをした一般客かと思ったんですが…そうではないらしく。
なんだかこっちがドキドキ。
125:「罪と蜜」
バイトを始めた「四宮夏美」さん。
友人らはその仕事をする姿に違和感があったんですが、実は店長に脅されてのアルバイトだったのでした。
万引きで捕まってしまった「夏美」は、被害届を出されないかわりに店で働くこととなったのですが。
店では店長のセクハラがあったのです。
こちらの「夏美さん」はツインテールの可愛らしい娘さん。
弱味あるとはいえ、よく我慢してますねー。
AVみたいなことされてましたよ。
辞める際には直接えっちをされておりましたが、ブラック気味な終わり方でした。
この後日談でまたもう1話作れそう。
141:「秘書濡れ」
優秀な社長秘書「浅木」さん。
こっそりライバル企業に情報を漏らしていたことが、発覚してしまったのでした。
そんな流れで、スーツの凛々しい彼女がえっちされる流れ。
キャリアとかなんとかはあるのだろうけど。
既に裏切っているのだし、社長は無能そうでセクハラばっかりのようだし、色々とぶちまけてしまえばいいのに。
カラーの「響子さん」に続く、黒下着がセクシー。
せっかくストッキングも穿いてるのに、あっさり破っちゃうのよ。
ううむ、ことごとく無能な男だ(笑)
拘束えっちです。
途中でアップにしていた髪が解け、また雰囲気が変わるのでご期待ください。
※左:四宮夏美、右:教師「相沢」
157:「あねモミ」
引きこもりの義弟「裕紀」の部屋に入った「沙織」
そこで彼が聞いていたのは、盗聴・盗撮されていた夜の生活だったのです。
彼の言うことに従い、スクール水着に着替えさせられていました。
髪形も変えているんですが、それも彼の指示かな。
ちょっと似合わないところが可愛いです。
前半では弱味のある「沙織さん」が主導権を握られていましたが。
さすがに直接行為では、彼女のが一枚上手。
”焦れったいのよ、童貞…!”
のコマが好き。
オチではほぼ立場逆転してたかなー。
この後の2人のが面白そうです。
173:「恋どれ」
彼氏と別れて酔いどれる教師「相沢」
生徒「三木原」の店で、もう閉店という時刻までくだを巻いていたんですが。
父親に言われた「康太」は、家まで送ることとなったのでした。
そんなこんなでの教師モノ。
「相沢さん」は普段は眼鏡で厳しい鬼教師とのことで。
あのギャップがたまんないですねー。
アルコールもあって、かなりくだけておりました。
途中でエロい下着に着替えるくだりがあるんですけど、1コマで処理されていたのが実に残念。
あれは目前で担任教師が着替える様を、じっくり詳細に「康太くん」が見守るというシチュエーションでは!?
自ら色々しているにもかかわらず、
「…エロガキ…」
とか言ってる「相沢さん」が素敵。
オチも可愛かったですよー。
こちらはぜひその後の学校風景が見たいです。
【 その他 】
そんなこんなで「よしろん」センセでした。
こちらが初単行本なのだとか。
へあー。
毎回感じますが、世の中には巧い人がいるものですねぇ。
紹介帯には、
”快楽天新人賞 お姫様賞受賞作家”
なーんて書かれておりました。
うん、成年漫画の賞はやっぱり精度が高い。
多少好みの違いはあるかもしれませんけど、信じてOK。
次巻も期待しています。
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・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●●
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] ラブコメ、フェチ、巨乳
・構成 : カラー(16P)、短編×12話。
・おまけ: あとがき、カバー裏にイラスト。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「よしろん」センセの「トラワレBOX」です。
※若女将「景山陽彩子」
【 構成・絵柄 】
収録は全て短編。
描き下ろしで後日談ということもなく、ちょっと残念。
お話はお上手で、1話で終わるには惜しい感じのものばかり。
キャラも強く、中編とかシリーズものも良さそう。
可愛らしい作画ながら、意外にラブコメっぽいスタンダードな話は少なく。
”望まぬ相手とのえっちに溺れていく”
~というヒロインらが描かれておりました。
だいたいタイトル通りですね。
フェチっぽい要素もちらほら。
そのあたりの配合具合が個人的にはガッチリ合ったのか、当初の予想以上に刺さりました。
良かったです!
後述しますが、カラーも↓表紙のようにお上手なんですが。
よくありがちな、
”絵が巧いけど漫画はショートばかりで、いかにも力入っていない感じ”
ということもありません。
(※カラー原稿の漫画も収録されてますが、2話それぞれ8ページほどあります)
ジャンルが肌に合いそうならば、楽しめると思います。
柔らかな曲線のしっかりとした作画。
描き込みは細かく、濃淡具合は丁度良いくらい。
何よりも優れていたのが、そのバランス感覚。
キャラとか背景とか小物とか、さらに漫画具合まで…色々な面がそんな感じでしたよ。
けっこう中小が複雑なコマ割りだったりするんですが、読むに引っ掛かるところはありません。
目立つ乱れ・崩れもなく、安定傾向。
初出によると、2010年5月から2013年7月までを収録。
開きとしてはそこそこ。
ですが、もともとお上手で、また画風も固定されているためか、差は感じません。
この点では問題ないでしょう。
漫画っぽい可愛らしさのある人物絵。
アダルト女性も巧く、幅広さがありました。
服の具合、特に下着はそれぞれ凝ってますね。
また、センセはアンダーヘアをしっかり描かれる方。
さらさらっとしていて、コレまた素敵。
ヒロインによっては濃いめな方もいたりしましたよー。
カラー原稿のみの話も2話収録されていましたが、なるほど彩色原稿もお上手。
白黒原稿と遜色はなく、またカラーの良さも乗っかったものが楽しめます。
個人的にはやっぱり白黒のが好みなんですけどね。
判断については↓表紙とかで問題ありません。
センセのHP(※鎖キャタピラ:2013/9/7更新)に収録作品のタイトルとカット絵、各店舗での特典がまとめられていました。
これから購入の方は参考に良いでしょう。
某書店は4ページほどの小冊子で、1話分がお得です。
【 収録話 】 12話収録
001:「嫁汁しぼり」 カラー原稿
009:「温球ラバーズ」 カラー原稿
冒頭のこれらが、前述しましたカラー原稿8ページという短編です。
ぶっちゃけ短めで駆け足なところも若干ありますが、お話はしっかりとしたものに仕上がっています。
どちらのヒロインも服におさまりずらそうな、たっぷり巨乳がポイントですよ。
前者「嫁汁しぼり」は義父と息子の嫁「響子」さん。
既に関係しており、いきなり裸エプロン状態でした。
(※いちおう下着はつけてる)
旦那に謝罪しつつも、あっさりえっち展開です。
最初の頃は結構嫌がっていたとのことなので、切っ掛け話もみたいですね。
後半ではオリーブオイルなんて使っていましたよー。
後者「温球ラバーズ」は、ヒロイン「葵」ちゃんに卓球勝負を挑む「悠太」くんのエピソード。
どうやら友人らと温泉旅行というシチュエーションで、友人カップルは仲良く混浴へ。
「葵」・「悠太」らは、まだ完全に付き合うまでには至っていないようでしたが。
会話からして友人という枠を超えた親しさがあり、卓球勝負からえっち発展しておりました。
冒頭から勝負白熱していたのか、「葵ちゃん」のはだけかかった浴衣姿がえっちです。
※左:森里愛莉、右:テニス部部長「月沢純」
017:「花に棘あり」
旅館「白揖楼」はその料理・温泉もさることながら、清楚でかつ色っぽい若女将「景山陽彩子」で有名でした。
普段は完璧という彼女でしたが、裏では元ヤンな素が出ており。
旦那「惣一郎」はそれを注意すべく、彼女を呼び出したのです。
ついさっきの短編も温泉宿でしたが、同じかどうか分からず。
…あ、こっちは混浴ではなさそうか。
どうやら2人は昔馴染みの関係らしく。
「陽彩子さん」の強い言葉にも「惣一郎くん」はまったく動じることなく、仕掛けてました。
和服えっちが良いですね。
2人の昔の姿では、「陽彩子さん」はサラシを巻いて(←これは現在もそう)、特攻服を着ていて。
初えっちとか、いかにして2人がカップルとなってったか、知りたいですねー。
シリーズで描いてくれないかなぁ。
オチも良かったです。
037:「穢れた水着」
グラビアアイドルである「森里愛莉」ちゃんと、その叔父のえっち話。
童顔ながらスタイルはむちむちとしていて。
そのDVDを見る限り、パンチラからそれっぽい撮り方をするもののようで。
叔父さんの言う、”そのうち着るかもしれない”という水着は当たってるのかも。
まぁ、あそこまでいったらほぼAVでしょうけどね。
こうしたシチュエーションではお約束の、映像とリンクしたえっち展開です。
なかなかブラックなオチがまた好き。
どうなっちゃうんだろう。
なお、前述した小冊子はこちらのエピソードで。
「なんなら今度おじさんが剃ってあげよう」
という台詞からのネタになってます。
そんなんお好きな方は、早めに書店までどうぞ。
単行本↓表紙も表題作ヒロインを押しのけて「愛莉ちゃん」(だと思う)が飾っておりました。
センセのお気に入りなのかな。
057:「慕乳白書」
シングルマザー「香南子」さんとは働く中華店での知り合い。
ここのところ店に出ずっぱりだった彼女が休んでおり、心配した「大樹」は家を訪ねることとしたのでした。
玄関に出て来た「香南子さん」は授乳中。
そう、誰にも経験あると思いますが…この頃の女性は”赤ん坊に母乳を与える”という大義名分があるためか、あっさり胸露出させますよね。
普段、平時では覆い隠しているものをごく簡単に見せるので、なんだか周囲にいる方が気を使います。
じっと見てるのはさすがに変だし、露骨に顔そらすのも勿体ないし(笑)
…話を漫画に戻します。
こちらの「大樹くん」は特に抵抗されることもなく家に上がったりしていて。
「下(下着)は着けてないんですね」
とか言っても普通に返答されているなど、「香南子さん」の言動から察するに、もうだいぶ距離は詰まっていたみたい。
まぁ、わざわざ家まで訪ねた努力賞というべきでしょう。
緊張している彼を察して、リードしてくれている「香南子さん」が素敵でした。
いいなぁ。
073:「コーチング」
テニス部の3年生「月沢純」
ショートカットの美人で、後輩から慕われる部長という彼女は。
強くない精神面を鍛えるというコーチから、えっちなことをされ続けていたのでした。
そんな訳で、憧れる先輩の裏の顔というお話。
こちらのポイントは、「純さん」のアンダースコートに尽きるでしょう。
4段ものフリルがついた、作画にも手間がかかりそうなソレを6ページほどしっかり描かれており、最終的にも脱がさぬままシテおりました。
コレはいいですねー。
好き嫌いはあると思いますが、成年漫画でテニス部とくれば、必需品だと思います。
ちなみに、「純さん」は多少日焼けしていたので。
もっと日焼け跡が露骨でも良かったかも(←これは単にひでるさんの好みですけどね)
制服姿も可愛らしかったですよ。
089:「義理の妹」
奥様の妹、「明菜」さんにお手付きをするエピソード。
子供が出来、夜の生活が希薄になっていた「晃一」
訪ねて来た義妹「明菜」を脅迫しつつえっち仕掛けるのでした。
切っ掛けはAV観賞を見られたこと。
まぁ、彼真っ最中だったので、実にタイミングが悪かった。
あんな状態(笑)の男と一緒にいるのは恐ろしいですねー。
結婚生活を盾に脅迫をしており「最低」言われてましたが、「明菜さん」はイイ娘なので、それに従うこととなるのでした。
その途中でお姉ちゃんが帰宅し、えっちはトイレ内。
裏表紙のイメージですね。
頑張る様が可愛らしいです。
105:「囚われBOX」
なにげに表題作なこちら。
カラオケボックスで彼氏とバイトをする「早川ちづる」さん。
勤務態度は最悪で、本社から視察が来るという当日も遅刻してきており。
その社員に指導と称するえっちをされてしまうのでした。
ううむ、これは自業自得かな。
特にバイトでなくても、こういう意識ひくーい娘いますよね。
(女子に限りませんが)
ただし。
今の世の中、社員側のリスクのが明らかに大きく。
そうした意味で違和感があります。
店は営業中で、万が一事がバレたら、彼はタダでは済まないですよ。
そんなこんなで、ひでるさんは社員の振りをした一般客かと思ったんですが…そうではないらしく。
なんだかこっちがドキドキ。
125:「罪と蜜」
バイトを始めた「四宮夏美」さん。
友人らはその仕事をする姿に違和感があったんですが、実は店長に脅されてのアルバイトだったのでした。
万引きで捕まってしまった「夏美」は、被害届を出されないかわりに店で働くこととなったのですが。
店では店長のセクハラがあったのです。
こちらの「夏美さん」はツインテールの可愛らしい娘さん。
弱味あるとはいえ、よく我慢してますねー。
AVみたいなことされてましたよ。
辞める際には直接えっちをされておりましたが、ブラック気味な終わり方でした。
この後日談でまたもう1話作れそう。
141:「秘書濡れ」
優秀な社長秘書「浅木」さん。
こっそりライバル企業に情報を漏らしていたことが、発覚してしまったのでした。
そんな流れで、スーツの凛々しい彼女がえっちされる流れ。
キャリアとかなんとかはあるのだろうけど。
既に裏切っているのだし、社長は無能そうでセクハラばっかりのようだし、色々とぶちまけてしまえばいいのに。
カラーの「響子さん」に続く、黒下着がセクシー。
せっかくストッキングも穿いてるのに、あっさり破っちゃうのよ。
ううむ、ことごとく無能な男だ(笑)
拘束えっちです。
途中でアップにしていた髪が解け、また雰囲気が変わるのでご期待ください。
※左:四宮夏美、右:教師「相沢」
157:「あねモミ」
引きこもりの義弟「裕紀」の部屋に入った「沙織」
そこで彼が聞いていたのは、盗聴・盗撮されていた夜の生活だったのです。
彼の言うことに従い、スクール水着に着替えさせられていました。
髪形も変えているんですが、それも彼の指示かな。
ちょっと似合わないところが可愛いです。
前半では弱味のある「沙織さん」が主導権を握られていましたが。
さすがに直接行為では、彼女のが一枚上手。
”焦れったいのよ、童貞…!”
のコマが好き。
オチではほぼ立場逆転してたかなー。
この後の2人のが面白そうです。
173:「恋どれ」
彼氏と別れて酔いどれる教師「相沢」
生徒「三木原」の店で、もう閉店という時刻までくだを巻いていたんですが。
父親に言われた「康太」は、家まで送ることとなったのでした。
そんなこんなでの教師モノ。
「相沢さん」は普段は眼鏡で厳しい鬼教師とのことで。
あのギャップがたまんないですねー。
アルコールもあって、かなりくだけておりました。
途中でエロい下着に着替えるくだりがあるんですけど、1コマで処理されていたのが実に残念。
あれは目前で担任教師が着替える様を、じっくり詳細に「康太くん」が見守るというシチュエーションでは!?
自ら色々しているにもかかわらず、
「…エロガキ…」
とか言ってる「相沢さん」が素敵。
オチも可愛かったですよー。
こちらはぜひその後の学校風景が見たいです。
【 その他 】
そんなこんなで「よしろん」センセでした。
こちらが初単行本なのだとか。
へあー。
毎回感じますが、世の中には巧い人がいるものですねぇ。
紹介帯には、
”快楽天新人賞 お姫様賞受賞作家”
なーんて書かれておりました。
うん、成年漫画の賞はやっぱり精度が高い。
多少好みの違いはあるかもしれませんけど、信じてOK。
次巻も期待しています。
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