■即堕ちロリババア (すみやお)
★まんがデーター [17.0/20.0]
・絵柄 :●●●●〇
・お話 :●●●●◎
・漫画 :●●●●〇
・独創性:●●●●◎
・属性 : [成年] ロリババア、ラブコメ、ファンタジー
・構成 : 初単行本、6話収録
・おまけ: あとがき、ゲストページ、合間に作品コメント、
描き下ろし(たぶん)漫画あり。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「すみやお」センセの「即堕ちロリババア」です。
★★単行本構成、ほか ★★★
やや特殊なアプローチでの1冊。
まぁ、タイトルそのままなので、間違えたりすることはないと思います。
…で。
単行本のくくりは「永遠草紙」
その元であろうレーベル「永遠娘(とわこ)」は、ロリババア専門誌とのこと。
うわ、そんなんあったんですか。
凄い…。
いままで、なんとなーく「茜新社」さんのHPにて、そうした文言を見かけたような、そうでないような、くらいの認識。
単行本も、これまでの購入にはなく、ひでるさんは今回が初。
これは、そっち系ジャンル生き残りのための、苦肉の策か?などと考えましたけれど。
(※アマゾン掲載もあったし)
実際に読んでみて~。
いや、もう、こうしたひとジャンルが成立してるんですね。
なんだか、すげーなぁ。
収録は6話。
アプローチは違うものの、当然ながら全てそんなん。
巻末にあとがき、合間にはセンセの解説があり、漫画に描かれなかった事柄や裏話を見ることができます。
また、描き下ろし(たぶん)漫画は収録話の別シチュエーション。
8ページと結構長く、読者に優しいタイプのサービス漫画でした。
初単行本とのことでしたが、完成度の高い1冊です。
ああした独特なジャンルが問題なければ、間違いなくオススメ。
※キョンシー・師匠「メイフェイ」
★★絵柄について ★★★
ぱっと見では、ザックリとした雰囲気なのですが。
かなり細かく、しっかりとした描き込みがあります。
背景・小物など要所は雰囲気たっぷり。
説得力あるものです。
ジャンルがためヒロインらはそんなんで、ロリロリと可愛らしいもの。
その逆でガッチリとした体格な男性陣との差も非常に良く。
相応しい、実にイイ感じの仕上がり。
あちこち漫画もお上手なため、サクサク読み進められると思います。
カラーは…大体そんなんですけれど、個人的には白黒絵のが深くて良いですね。
★★収録話について ★★★ 6話収録
001:「キョンシーメイフェイ」
道士として名高い「リー・チェイン」
彼はキョンシー「メイフェイ」を相棒とし、常に連れ歩いていたのです。
仙人になるためには、長寿になる必要があり…。
長寿をキョンシーとなることで解決した「メイフェイ」は、実は「リー」の師匠だったのでした。
額にお札ある以外は、普通に可愛い中華風ヒロイン。
前半にて、「リーくん」が欲望を募らせる部分があるのですけれど。
そちら回想のチャイナ服姿が身体ピッタリでエロエロしく、いいなぁって見ていましたが。
後半のえっちはその服装で小躍りしました。
さすがはセンセ、やっぱそうですよねー。
(※前半のアレもひらひらがミニスカートみたいでキュート。先のチャイナ服はその下に着ていて、下着みたいな扱い?)
こうした、1度目のOKから、どんどん見境なくえっちしまくっていく展開は心地良いです。
たぶん描き下ろしの漫画は、こちらのお話。
猫耳コスプレでした。
個人的にはオチのあれが…。
033:「教授と化け猫」
洞穴内の奥底に封じられていた化け猫。
散々悪さをし、手に負えないということで、封じられていたのです。
民俗学者「長谷内正一」はそちらを発見して封を破り。
化け猫「タマ」を助けたのでした。
収録では珍しい、現代な舞台設定。
「タマちゃん」も若い服装で、ギャルちっく。
普通に可愛いですね。
あの猫耳も刺さる人には直撃でしょう。
また、彼女の言動が面白い。
良いカップルでした。
オチまで楽しい。
061:「厄介ファンエルフ」
様々な功績のある、冒険者「ライル=エイカー」
老衰で息を引き取った…と思われましたが。
何故か若い姿で目を覚ました彼の目前には、エルフの女性「ミミア」がいたのです。
収録のお話としてはこれが好き。
「ミミアさん」は彼が80年前に助けた、顔見知り。
とある理由から、「ライルくん」は彼女の黒魔術によって蘇ったのでした。
その影響によって、えっちしなければならない、という設定。
わはは。
ちなみに、「ミミアさん」は初体験でした。
…250歳なんですけどね。
容姿は無論のこと、彼を呼び戻すに至る経緯までキュート。
うん、その気持ちは分かるなぁ。
前話と共に、収録でのラブコメ枠でした。
093:「あなたのせいですよ」
突如、傭兵崩れの集団に襲われた村。
「ケヴィン」は、そうした中での唯一の生存者でした。
彼は、「名乗る名前は忘れちゃってね…」という、不死の魔法使いに助けられ。
その弟子になったのでした。
これまでの短編3話は、ラブコメちっくで楽しいものでしたが。
以降の漫画群は、深さのあるイイお話です。
エロくなければ、もう世界名作劇場みたいな雰囲気なのですよ。
……たぶん。
名無しの魔法使いさんは、収録ヒロイン中でも特に不思議なキャラクター。
ほぼ常に全裸であるのも独特。(DCコミックの彼みたいですね)
漫画のポイントは、彼女が不死の存在であること。
オチちょっと前の展開には驚きました。
頑張った、良かった。
123:「おやすみグレナデン」
領主ローズ家「ジャック」と、その家に住む長命種の少女「グレナデン」のお話。
彼女は昔に比べて、だいぶお転婆な雰囲気になっていたのですが…というもの。
後半にて語られる事柄は、伏せておきます。
(※2周目で気付きましたが、前フリ台詞がありますね)
元気に甘えてくる「グレナデンさん」がキュート。
メインでは一緒にお風呂(※湯浴み)入ってたりしましたよー。
個人的にはオチ付近での彼女が好き。
髪長い頃も…しっかり見たかったなぁ。
※左:エルフ「ミミア」、右:鬼姫「カズラ」
149:「即堕ちロリババア」
人食い、という噂のある鬼姫「カズラ」
それを聞き、腕試しにやってきた「太郎丸」は見事撃退。
褒美としてその体を手に入れたのです。
初めてのソレで彼女を気に入った「太郎丸」は、「カズラ」を嫁としたのでした。
こちらが表題作。
無論、↓表紙を飾っているのが「カズラさん」です。
後々分かりますが、コレ漫画内の時間はかなーり長いもので。
オチ付近のページにて、不意に泣きそうになると思います。
詳細は秘密。
定番なんでしょうけど、やはりそんなんはジーンときます。
非常に面白く、また良いお話でした。
個人的には冒頭1、2ページが好き。
ここまできて、和装な娘が彼女だけ、というのも凄い。
(※いちおう、「タマちゃん」がちょろっと和装でしたが)
★★リンクほか ★★★
即堕ちロリババア (TENMAコミックス) コミック, 2023/3/28 [アダルト] すみやお (著)
・絵柄 :●●●●〇
・お話 :●●●●◎
・漫画 :●●●●〇
・独創性:●●●●◎
・属性 : [成年] ロリババア、ラブコメ、ファンタジー
・構成 : 初単行本、6話収録
・おまけ: あとがき、ゲストページ、合間に作品コメント、
描き下ろし(たぶん)漫画あり。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「すみやお」センセの「即堕ちロリババア」です。
★★単行本構成、ほか ★★★
やや特殊なアプローチでの1冊。
まぁ、タイトルそのままなので、間違えたりすることはないと思います。
…で。
単行本のくくりは「永遠草紙」
その元であろうレーベル「永遠娘(とわこ)」は、ロリババア専門誌とのこと。
うわ、そんなんあったんですか。
凄い…。
いままで、なんとなーく「茜新社」さんのHPにて、そうした文言を見かけたような、そうでないような、くらいの認識。
単行本も、これまでの購入にはなく、ひでるさんは今回が初。
これは、そっち系ジャンル生き残りのための、苦肉の策か?などと考えましたけれど。
(※アマゾン掲載もあったし)
実際に読んでみて~。
いや、もう、こうしたひとジャンルが成立してるんですね。
なんだか、すげーなぁ。
収録は6話。
アプローチは違うものの、当然ながら全てそんなん。
巻末にあとがき、合間にはセンセの解説があり、漫画に描かれなかった事柄や裏話を見ることができます。
また、描き下ろし(たぶん)漫画は収録話の別シチュエーション。
8ページと結構長く、読者に優しいタイプのサービス漫画でした。
初単行本とのことでしたが、完成度の高い1冊です。
ああした独特なジャンルが問題なければ、間違いなくオススメ。
※キョンシー・師匠「メイフェイ」
★★絵柄について ★★★
ぱっと見では、ザックリとした雰囲気なのですが。
かなり細かく、しっかりとした描き込みがあります。
背景・小物など要所は雰囲気たっぷり。
説得力あるものです。
ジャンルがためヒロインらはそんなんで、ロリロリと可愛らしいもの。
その逆でガッチリとした体格な男性陣との差も非常に良く。
相応しい、実にイイ感じの仕上がり。
あちこち漫画もお上手なため、サクサク読み進められると思います。
カラーは…大体そんなんですけれど、個人的には白黒絵のが深くて良いですね。
★★収録話について ★★★ 6話収録
001:「キョンシーメイフェイ」
道士として名高い「リー・チェイン」
彼はキョンシー「メイフェイ」を相棒とし、常に連れ歩いていたのです。
仙人になるためには、長寿になる必要があり…。
長寿をキョンシーとなることで解決した「メイフェイ」は、実は「リー」の師匠だったのでした。
額にお札ある以外は、普通に可愛い中華風ヒロイン。
前半にて、「リーくん」が欲望を募らせる部分があるのですけれど。
そちら回想のチャイナ服姿が身体ピッタリでエロエロしく、いいなぁって見ていましたが。
後半のえっちはその服装で小躍りしました。
さすがはセンセ、やっぱそうですよねー。
(※前半のアレもひらひらがミニスカートみたいでキュート。先のチャイナ服はその下に着ていて、下着みたいな扱い?)
こうした、1度目のOKから、どんどん見境なくえっちしまくっていく展開は心地良いです。
たぶん描き下ろしの漫画は、こちらのお話。
猫耳コスプレでした。
個人的にはオチのあれが…。
033:「教授と化け猫」
洞穴内の奥底に封じられていた化け猫。
散々悪さをし、手に負えないということで、封じられていたのです。
民俗学者「長谷内正一」はそちらを発見して封を破り。
化け猫「タマ」を助けたのでした。
収録では珍しい、現代な舞台設定。
「タマちゃん」も若い服装で、ギャルちっく。
普通に可愛いですね。
あの猫耳も刺さる人には直撃でしょう。
また、彼女の言動が面白い。
良いカップルでした。
オチまで楽しい。
061:「厄介ファンエルフ」
様々な功績のある、冒険者「ライル=エイカー」
老衰で息を引き取った…と思われましたが。
何故か若い姿で目を覚ました彼の目前には、エルフの女性「ミミア」がいたのです。
収録のお話としてはこれが好き。
「ミミアさん」は彼が80年前に助けた、顔見知り。
とある理由から、「ライルくん」は彼女の黒魔術によって蘇ったのでした。
その影響によって、えっちしなければならない、という設定。
わはは。
ちなみに、「ミミアさん」は初体験でした。
…250歳なんですけどね。
容姿は無論のこと、彼を呼び戻すに至る経緯までキュート。
うん、その気持ちは分かるなぁ。
前話と共に、収録でのラブコメ枠でした。
093:「あなたのせいですよ」
突如、傭兵崩れの集団に襲われた村。
「ケヴィン」は、そうした中での唯一の生存者でした。
彼は、「名乗る名前は忘れちゃってね…」という、不死の魔法使いに助けられ。
その弟子になったのでした。
これまでの短編3話は、ラブコメちっくで楽しいものでしたが。
以降の漫画群は、深さのあるイイお話です。
エロくなければ、もう世界名作劇場みたいな雰囲気なのですよ。
……たぶん。
名無しの魔法使いさんは、収録ヒロイン中でも特に不思議なキャラクター。
ほぼ常に全裸であるのも独特。(DCコミックの彼みたいですね)
漫画のポイントは、彼女が不死の存在であること。
オチちょっと前の展開には驚きました。
頑張った、良かった。
123:「おやすみグレナデン」
領主ローズ家「ジャック」と、その家に住む長命種の少女「グレナデン」のお話。
彼女は昔に比べて、だいぶお転婆な雰囲気になっていたのですが…というもの。
後半にて語られる事柄は、伏せておきます。
(※2周目で気付きましたが、前フリ台詞がありますね)
元気に甘えてくる「グレナデンさん」がキュート。
メインでは一緒にお風呂(※湯浴み)入ってたりしましたよー。
個人的にはオチ付近での彼女が好き。
髪長い頃も…しっかり見たかったなぁ。
※左:エルフ「ミミア」、右:鬼姫「カズラ」
149:「即堕ちロリババア」
人食い、という噂のある鬼姫「カズラ」
それを聞き、腕試しにやってきた「太郎丸」は見事撃退。
褒美としてその体を手に入れたのです。
初めてのソレで彼女を気に入った「太郎丸」は、「カズラ」を嫁としたのでした。
こちらが表題作。
無論、↓表紙を飾っているのが「カズラさん」です。
後々分かりますが、コレ漫画内の時間はかなーり長いもので。
オチ付近のページにて、不意に泣きそうになると思います。
詳細は秘密。
定番なんでしょうけど、やはりそんなんはジーンときます。
非常に面白く、また良いお話でした。
個人的には冒頭1、2ページが好き。
ここまできて、和装な娘が彼女だけ、というのも凄い。
(※いちおう、「タマちゃん」がちょろっと和装でしたが)
★★リンクほか ★★★
即堕ちロリババア (TENMAコミックス) コミック, 2023/3/28 [アダルト] すみやお (著)