■わたしとお父さんたち (みなすきぽぷり)
★まんがデーター [20.0/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●●
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] ロリ、凌辱、制服
・構成 : 8話収録(うち「深雪ちゃんシリーズ」×5)
・おまけ: あとがき、合間に「ひとやすみ」・「ふたやすみ」、
カバー裏に別絵。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「みなすきぽぷり」センセの「わたしとお父さんたち」です。
★★単行本構成、ほか ★★★
収録はメインシリーズと、3話の短編。
1話以外は、全て同人作品からの収録となっていたため…特にファンの方は気を付けて。
おまけ含めて、全240ページと大変読み応えのある仕上がりです。
その長い単行本で~。
描かれてる内容は、超ブラックな凌辱モノ。
最近では珍しい、古きロリ系での王道といった漫画群となっていました。
ゆえに、キッチリ人を選びます。
こっちでも注意。
おまけは、コメント・作品解説が書かれるあとがき。
合にあった、間「ひとやすみ」・「ふたやすみ」も同様です。
また、カバー裏は両面使っての1枚絵となっていました。
※「更紗」・「深雪」
★★絵柄について ★★★
丁寧で迫力ある作画・漫画。
黒色は強めで綺麗にまとまっていて。
なんというか、生きてる黒髪、って感じ。
コマ割り大きく・細かく、テキストはやや多め。
乱れ・崩れはなく、安定感があり。
かなり賑やかな仕上がり。
漫画お上手でよく動き、多くないもののコメディーちっくな表現もいい感じ。
特にえっち描写のパンチ力はかなりのものでした。
多少の癖はあるものの、そう引っかかるほどではありません。
(どっちかというとジャンルのが読み手選ぶでしょう)
人物は適度なデフォルメ感。
くくりとは違い、そうロリロリしていないと思います。
背景・小物なども高い完成度で、作品に大きくプラスとなっていました。
リアルさあって、作品のブラックさが直接伝わって来るようで…。
結構読み手の精神を浸食されますので、気を付けて。
★★収録話について ★★★ 8話収録
003:「友だちと」
027:「深雪の義父」
052:「たしざん」
060:「実父と遭う」
089:「友だちのパパと」
友人「更紗」の誘いで、シュークリーム店を訪れた「深雪」
彼女言うように、ふわふわ・とろとろで実においしかったのですが…。
次に気付いた時には意識朦朧として、身動きがとれなかったのです。
そんなんが、冒頭話「友だちと」
タイトル異なりますが、眼鏡のヒロイン「深雪ちゃん」を中心としたシリーズもの。
当初はWヒロインの予定だったようですが、明るい「更紗ちゃんん」はこれ以降ちょい役に。
まぁ…「深雪ちゃん」のが見ていて面白い(※直接的な意味でなく)ですもんね。
さて、このシリーズなのですが。
登場する男性陣が、揃ってゲスい。
まったく救いがない、見えないという問題作品群でした。
見ていて、本当につらい。
ぜひ、「深雪ちゃん」には将来幸せになって欲しいのですが…。
あの環境から抜け出せる要素がまるでないっぽいのがしんどいです。
「深雪」・「更紗」のWヒロイン漫画「友だちと」
盛られた薬はまたトンデもなものだろうなぁ…。
あの場面、いちおう「深雪ちゃん」の意識戻ったのは、量を調整されていたためか、彼女が百戦錬磨(いいこっちゃーないけど)だったからか…。
あれならば、「更紗ちゃん」みたいに分かってない方が幸せでしょうね。
ここでは巻き込まれ損だった彼女。
ただ、その背景はもっと酷かったのです。
…という訳で、2話目「深雪の義父」
前話でちらと台詞もありましたが。
ここでは家での風景が描かれます。
回想シーンから、親の再婚は最近ではなく、数年前のこと。
当初は関係も良かったようなのですが…取り巻く状況がためか、もともとそうした性癖あったのか。
途中、学校での回想が重苦しいです。
そちらのオチで、また驚いたと思いますが。
その後の風景が描かれる「たしざん」
7ページのショート。
これは…また酷い。
色々悪いことも重なっていたのだと思いますが、だからと言って…ねぇ。
勝手にふるまわれるのも腹立ちますが、あーして頭下げられるのもまた胸糞悪いですよ。
そんなこんなで、4話目は「実父と遭う」
少なくとも前半はいい流れ。
あるいは、とか、ちょっと思ったりもしたのですが、やっぱりコレは成年漫画。
お前もかー。
「深雪ちゃん」にとって、ココが最も精神的ダメージ大きかったのでは、と思います。
特にラスト付近のプレイは…。
読んでるこっちの絶望感も半端ないですよ。
そして5話目は「友だちのパパと」、ということで。
察し良い人でなくても、冒頭の流れでどーなるか、想像できると思います。
本当に周囲の男性ゲスい奴ばっかりだ。
「深雪ちゃん」の目つきが悪い(それが可愛いのですが)のも仕方ないことと思います。
103:「じぇーしー・りふれっくす」
健全な店(?)で出会った「すみれ」
トンデもなエピソードを語るギャルっぽい彼女でしたが、主人公のストライクゾーンであり。
次々にオプション追加していくのでした。
前シリーズが、かなりの重量感だったので…。
こちらは適度な軽さがあり、楽しく見れました。
続くエピソードもまた酷いもの(笑)なので、箸休めみたいな作品ですね。
裏表紙が「すみれちゃん」です。
何のかんの言いつつも、軽く応じてくれている様が可愛い。
オチもそうした感じですね。
この娘、ほっとくと大変なことになってしまいそうだったので…。
しっかり手綱握ってあげないと。
ちょっと彼不安ではありましたが。
※左:「すみれ」、右:「園川唯愛」
127:「痴漢は許さない!!」
毅然とした対応で、痴漢を撃退していた「千景」
しかし、幼馴染み「蓮斗(れんと)」の何気ない一言がため…。
次のタイミングでは、どうにも言い出しにくくなってしまったのでした。
まぁ、誰しもがツッコミたくなる点だと思いますが。
あれで気付いていない、「蓮斗くん」は鈍感とかのレベルで片付けられない程に酷い。
また、あれで何もできなくなってしまう「千景ちゃん」もちょっと変。
いちおう、気持ち分からんでもないですが…。
ちょっと極端過ぎますわね。
まぁ、これが漫画か。
彼がスーパー鈍感で何もしないため、周囲もまるで止めようともしない、そっち系AVのような感覚。
後半ではドえろい、でなくてドエライこととなってました。
カバー裏がその後の風景だそうですよ。
本編、いちおう隣で気付いていた女の子が実にキュートでした。
この子のその後を見たいです。
171:「唯愛ちゃん夢アプリ睡姦」
夢占いの店で、”思い通りの夢を見られる”というアプリなどをサービスされた「園川唯愛(そのかわ・ゆめ)」
早速試してみたところ、片思いの先輩とデートする夢を見れたのですが…。
現実では、叔父に好き勝手されていたのです。
叔父は小太りで髪薄い、こうした漫画での典型的な中年。
父親と双子という設定でしたが…お父さんはちゃんとしてるのかな。
着替え中など、絶妙な時にやってくる彼を当然警戒していたのですが…。
こちらの流れを見る限り、実にタイミング悪かった。
また、寝ぼけての発言などが、特に後半ではより悪い展開へと繋がっていました。
夢の中では青春してるんだけどなぁ…。
詳細など描かれてなかったですけれど。
あの占い師は…なんらかあるのかな。
★★リンクほか ★★★
わたしとお父さんたち (TENMA COMICS LO) コミック 2024/6/28 [アダルト] みなすきぽぷり (著)
(※現在アマゾン登録なし24/07/05)
★「みなすきぽぷり」センセの漫画紹介記事
「スカートのままで」
「ろりぐるい」
テーマ : 成年コミック・マンガ
ジャンル : アダルト
■淫モラル・ゲームマスター (一宮夕羽)
★まんがデーター [14.5/20.0]
・絵柄 :●●●◎○
・お話 :●●●◎○
・漫画 :●●●◎○
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] ハーレム、ファンタジー、VRゲーム、TS
・構成 : 10話収録(うち「淫モラル・ゲームマスター」×7)
・おまけ: あとがき、WORKSofOUJINSHI、両面ポスター、
ヒロインその後(5P)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「一宮夕羽(いちのみや・ゆう)」センセの「淫モラル・ゲームマスター」です。
★★単行本構成、ほか ★★★
収録10話と最近では多め。
うち、7話は表題作、連続したシリーズ漫画です。
タイトルにあるように、メインはゲーム内のお話。
カバー絵のように、ファンタジー世界ではあるものの、現実とは異なるので…。
(まぁ、どっちにしろ漫画ではあるのですけれど)
そのあたりで、人によって好み分かれるかもしれません。
ほか短編ですが、いわゆる性別反転な、TS(性転換 TransSexual)漫画が2話ほどあり。
こっちもまた、より人を選ぶだろう漫画でした。
そう突飛な展開・プレイなどはなかったですが。
許容できるかどうか、事前に確認するのをオススメします。
おまけはあとがき、同人誌収録漫画の解説。
メインストーリーのヒロイン後日談に、両面カラーの小ポスターと盛りだくさんでした。
※左:勇者「夏梅さや」、右:修道女「桜屋敷沙和子」
★★絵柄について ★★★
明るくつるっとしたデジタル調。
淡い灰色な色彩で、軽めな空気感。
コマ割り細かく、はみ出し・ぶち抜き・重なり…など変化多く。
原稿はごっちゃりとしていました。
小コマ、背景などよく描かれていて、漫画も悪くありません。
ただ、勢いに欠けていて、パンチ力は強くなく。
前述した軽めな空気感もあってか、そう悪くないもののあまり良く見えない~といった印象です。
プラスもうなんらか、欲しい感じ。
人物画は幅広輪郭、横長目に小さい鼻。
背丈はやや低く、ばるんと大きいバストでむちむちっとしたまとまり。
デフォルメされた、独特なバランス感でした。
↓表紙などカバー絵は彩色の良さあるものの、おおむねその判断で大丈夫。
紹介帯のカット絵も参考になると思います。
★★収録話について ★★★ 10話収録
009:「淫モラル・ゲームマスター」 7話(※3話目は前後編)
リアルなVR体験、と一世を風靡したオンラインRPG「ファンタスティックキングダムVR(FKVR)」
しかし、他社の追撃でユーザー数は急激に減少、絶望的な状況になっていました。
「久我真理央」はゲーム会社に務める父親から、
ゲーム内ならばなんでもできる、”ゲームマスター”の権限を与えられ…。
その再建を託されたのでした。
だいたいそんな感じ。
リアル女子をゲーム内で好き勝手する、といったお話。
周囲を巻き込みエロいことばっかりしていましたが…。
描かれている事は全てVR内でのこと。
リアルでは「三次元の女には興味ねえって」と言っており。
実際に言い寄ってきた女子をしっかり拒否するなど、相手にもしていなく。
法に反するようなことはしてない…ですかね(たぶん)
たとえ神になったとしても、ゲーム内というあくまでも限られたスペース程度なもので。
通常なら、次第に虚しさを感じるかなー、と思うんですが。
こちらの場合、良いか悪いか、現実のヒロインらにも大きな影響力を見せており。
まさに神のように、「真理央くん」はゲーム内で好き勝手にしていました。
心底ゲームマスターを楽しんでましたね。
校内に配布した程度では、ユーザー数なんてそう増えないと思います。
ただし、ヒロインを餌に釣る方法で、一カ月でそれなりの成果を出していて。
5話では目の付け所良く、みごとにV字回復を達成していました。
お父さん、社内で出世するのでは。
まぁ、父親でなく、彼の手腕なのですが。
1話目、最初のターゲットは図書委員「高科こはる」
物静かで大人しく友達も少ない、とのことでしたが…あの容姿なら、たぶん彼氏はすぐにできると思いますよ。
同じ委員の「真理央くん」とはそれなりに親しい様子で。
なんの疑いもなくゲーム始めてました。(←まぁ、ゲーム程度なら疑ったりはしないか)
ゲーム内での彼女は…踊り子(?)
だいぶ楽しんだようでしたよー。
2話目は「こはるさん」と真逆で、明るく活発ななタイプの「夏梅さや」
「真理央くん」とは幼馴染み。
彼の部屋にも普通に入ってきてましたね。
(※前述したとおり、彼はなんとも思ってないみたいでした)
ゲーム内での彼女は…勇者。
しっかり、露出過多なビキニアーマーで、怪物マンイーターとの対決といった展開。
期待通りの触手プレイでしたよー。
3話目は前後編となっていて長めのエピソード。
常に男子らに囲まれている「鴻池あきら」がターゲット。
仕掛ける「真理央くん」は、ヒロインとのえっち自体が目的ではないため…。
取り巻きの男子1人を買収する見事な手腕で、彼女らをゲーム世界に引き込んでいました。
ゲーム内での彼女は…エルフ族の姫。
前編では奉仕プレイ。
後編では、オークになっていた取り巻き男子らとの複数展開でした。
全然正しくないでしょうけれど。
たぶん…恩恵を受けること、彼らはないと思われたので…。
まぁ、良かったんでは。
4話目は男嫌いな不良「冬馬楓」
連絡が取れなくなっていた友人「桃井雪子」を連れ戻すため、ゲーム内に入っていくという流れ。
ゲーム内での彼女は…淫魔。
「雪子」の情報を得るためのクエスト~ということで、えっち展開に持ち込まれていました。
相手は「真理央くん」でなく、リアルでは彼女のパシリにされている「田川」
前話もそうでしたが、えっち自体が目的でない、というのは強いですね。
先にゲームを始めていた「雪子ちゃん」がどーなってるか、ラストで判明します。
5話目は大物。
世界的な影響力を持つ、桜屋敷グループの社長令嬢・生徒会長「桜屋敷沙和子」です。
ちら、と「さやさん」が再登場してました。
最終話でも顔を見せていて…正ヒロインっぽい扱い。
詳細は伏せますが、なんらかあるかなー、って思いますよね??
さて、ゲーム内での彼女は…修道女。
先の「楓さん」と共に裏表紙を飾ってたのは、こちらの「沙和子さん」でした。
そうです。
ひでるさん引っ掛けられた原因です(笑)
シスター服がエロ過ぎたのが、ちょっとだけ難点。
まぁ、あんな恰好してれば、こーなるのも当然か。
なお、ここでも「真理央くん」は傍観者で、えっちには参加してなかったです。
そんなこんなで最終話。
前述したように、オープニングから「さやさん」が顔を見せていました。
相変わらず、いいおっぱいですね。
こうした漫画のラストらしく、各ヒロインが顔を見せる複数えっち展開。
当然、ゲーム内なのですけれども。
…そうか、無理に介入しなくても、こーして適当なタイミングでデキる、ってのもあるのかな。
漫画後の、その後風景は…描き下ろしでしょうか。
登場ヒロイン5名がこののちどーなったか、1枚絵と文面にて示されています。
161:「発情スイッチ~梅野しおりの場合~」
独自の指圧法でツボを刺激すると、たちまち発情させることができる。
そんな”発情スイッチ”を知る天才指圧師のお話。
前単行本シリーズの1話で、8ページとやや短め。
冒頭で占い師に扮していた主人公が、易々とヒロイン「梅野しおり」のツボを押すというもの。
すげえ能力。
彼は非合法なこと(…当人拒否してないので実際そのあたり微妙ではあるか)やっちゃってましたが、あれくらいのスキルなら、セックスカウンセリング的な商売にできそうですね。
まぁ、相手選べなくなっちゃうけど…。
※志筑依里奈(琢朗)
169:「俺♀とらんす」
バイトの後輩「康彦」からもらった入浴剤。
その風呂に入ったところ、なぜか女性の身体に変化していたのでした。
いわゆるTSモノ。
原因を探るため、その後輩「康彦くん」を呼び出していたんですが…。
彼が持ってきた制服にしっかり着替えてるところが楽しい。
普通なら、断る場面だと思いますけれど…まぁ、漫画ですからね。
彼の提案はまた、成年系の王道。
途中、「男同士で~」とか考えるのは、リアルだったと思います。
主人公の彼は女性になってる感覚ないでしょうからねー。
事前準備(笑)をしていたためか、直接行為への発展はスムーズでした。
お互い楽しめたようなんで良かったかしら。
189:「少女憑依」
こちらのみ同人誌からの収録。
24ページ。
ベランダ柵が折れたため、3階から転落した「越智琢朗」
全身を強打し、意識朦朧とする中…隣に越してきた少女「志筑依里奈(しづき・えりな)」のことを考えていたためか。
次に気付いた時には、彼女「依里奈」の体に乗り移っていたのでした。
こちらもTSモノで、さらに変化球なパターン。
意識そのままで、あんな可愛く巨乳な娘になれるなら…これは本望かもしれませんね。
「琢朗くん」はとある理由(完全な逆恨み)から、彼女に裏切られた、とか考えており。
彼女の体を使って、あーしたことをしていくのですけれども。
うーん…。
男性意識のまま、野郎とうんぬん~は結構な覚悟あってもハードル高く。
どうせなら、女の子引っ掛けた方が楽しいと思うのですけどね。
(恨みに傾倒しちゃうような考えだから、彼あーなのかもしれませんが)
ぞくぞくっとさせられるオチは秀逸でした。
★★リンクほか ★★★
淫モラル・ゲームマスター (アンリアルコミックス) コミック, 2024/06/25 [アダルト] 一宮夕羽 (著)
(※現在アマゾン登録なし24/07/04)
テーマ : 成年コミック・マンガ
ジャンル : アダルト