■紳士付きメイドのソフィーさん 新装版 (つめとろ)
★まんがデーター [16.0/20.0]
・絵柄 :●●●◎○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●●◎
・属性 : [成年] ラブコメ、メイド、巨乳、
・構成 : 5話収録、現在1巻まで発売中。
・おまけ: あとがき、作品の裏話、登場人物プロフィール、イラスト。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「つめとろ」センセの「紳士付きメイドのソフィーさん 新装版」です。
★★単行本構成、ほか ★★★
収録は描き下ろしを含めて5話。
話数は少ないものの、ページ量はかなりあって。
ざっくり250ページほどのボリュームになってました。
お話はストーリーもの。
まだ続きます。
現在のところ、8話まで続いているようなので…また発売はあると思われます。
その続いているエピソードも含め、すべて同人誌発表作品。
そちらからの単行本化ですね。
センセ曰く、「描き下ろし以外は変わりがない」、とのことでしたが。
各作品の裏話が書かれたページも、
「ページが余ったので急遽」
~との書き出しから察するに、単行本だけのものだと思われます。たぶん。
描き下ろし漫画も結構なボリュームがあり、やはり単行本1冊にまとまってるのはいいものなので…。
既に同人誌で所持している方も、検討に値する仕上がりです。
※メイド「ソフィー・ライト」(2話)
★★絵柄について ★★★
細身ながら出るべきところはしっかり出ている、漫画らしいスタイル。
あちこち鋭角的。
顔からすると目は大きめ、目立つまつ毛。
また、蛾系統の触角のような眉毛が独特でした。
(※あまり綺麗でない表現ですみません…)
顔は小さく、全身も細いのですが。
バストと腰回りはどーんと大きく、全身に強いデフォルメ感あるもの。
癖はかなり強めだったので、好き嫌いハッキリ分かれると思います。
コマ割りは比較的細かく、賑やかな仕上がり。
ごっちゃりしてました。
ただ、色彩はそう濃くなく、白比率もあってコテコテとはしていません。
人物画と同様、表現などにも独特さがあって。
ラブコメ調な箇所もあるんですが、なんというか…怖い漫画ちっくなんもちらほら見られます。
そうした様々な要素が集まって、独特な雰囲気と勢いがありました。
ちなみに。
単行本を横から見ると、前半は黒く後半は白く…と両極端だったのですが。
コレ、3話以降はページ端に枠間空けるようになったため、ですね。
なんらか描き方変えたのかな。
(※解説にも色々あったことが書かれていました)
★★収録話について ★★★ 7話収録
003:「紳士付きメイドのソフィーさん」 4話
233:「ティータイムのお供は」 描き下ろし
19世紀末。
産業革命・金融発展で繁栄を極める国の首都。
その近郊には貴族ハリス家の屋敷がありました。
そちらの当主「エドワード・ハリス」はちょっとした変人で、一切の使用人を雇っていなかったのですが。
幼少期からよく面倒を見てくれていた叔父「ハーヴェイ・ハリス」の紹介だという「ソフィー・ライト」がメイドとして雇って欲しいとやってきたのでした。
大まかにはそんな導入部。
いわゆるメイドもののうち。
有能な美人メイドと、翻弄される冴えないご主人という、その系統でよくある組み合わせの1つ。
ちょっと頼りなさげな主人「エドワードくん」は小さい眼鏡の優男。
収録話での舞台は”引き籠り”という言葉そのまま、ほぼ屋敷内のみ。
また、作中でも言われていたそのまま、かなり広そうな屋敷で1人暮らし。
この漫画4話(+描き下ろし)まで、登場人物は名前の出ていた3名のみ。
お話の流れもあって、モブ程度でも人の影はありません。
「これでも僕にだって立場があるし…」
そうした台詞(3話)から察するに、まさか自炊、買い出しに行く、~などはないと考えられ。
下手すると、彼は使用人らを遠ざけて以降、マトモに食事してなかったと思われます。
父親はまだ健在で、本邸もあるようなので…。
そっちのメイドとかが、たまにやって来てた…とかでしょうか。
2話に描かれていた過去のトラウマは大きく、彼が現在このような状態である理由の1つかもしれません。
優秀なメイド「ソフィーさん」
髪は後ろで束ねていて、こちらも眼鏡。
↓表紙は…おそらく行為前風景のようで、どーんとおっぱい露出していましたが。
本編で着用するメイド服はクラシカルでほぼ露出ないもの。
まぁ、彼女のバストは規格外サイズなので、服着てても十分にエロエロしいのですけどね。
当人もそうした容姿について自信を持っていて。
まさに、ご主人を手玉にとってました。
ちゃんと弁えてもいるんですけどねー。
この単行本内にて、単に彼女がエロエロしい訳ではないと判明していて。
また、なんらかの秘密も抱えている様子。
4話・後半部分でのアレコレにぞくぞくさせられました。
さて、1話は「ソフィーさん」が訪ねて来るところから。
これ以降はほぼメイド服なので、貴重な私服姿です。
雇う・雇わないのやり取り中、彼が空腹だと知った際のくだりが必見です。
もう半から1ページ増やして、じっくり描かれても良かったんでは、という印象。
彼女がどういうヒロインか、はっきり示されたと思います。
…で。
成年系なので、普通のメイド仕事だけで終わらず。
しっかり彼の寝所にまでやって来ていました。
ここは彼女の独断ですわね。
ここで「エドワードくん」が使用人らを避けた理由の1つが分かるのですが…。
「まぁ、それはそれとして」とか、フツーに続ける「ソフィーさん」が楽しい。
口では敵わないなぁ。
なお、彼女の下着を見た際の、彼のリアクション。
印象的な台詞なので、自然と頭に残るとは思いますが…後にちゃんと回収されるのでお楽しみに。
不穏な過去描写から始まる2話目。
このお話、”主人とメイドの甘い生活”、みたいなエロエロしいだけでないのがポイント。
前話オチもそうですね。
お互いに、なんとなく心許すパートナーみたいになってはいくものの。
どこか不安定さというか、緊張感が続いていく~というような…イメージです。
「それで、今夜は致しますか?」
そうスカートをまくって見せていた「ソフィーさん」
まぁ、彼女にとってやるべき事の1つではあるのでしょうけれど。
じんわりとした緊張感と共に描かれる、彼女のこうした小悪魔っぷりが実にキュートです。
※メイド「ソフィー・ライト」(1話・描き下ろし)
単行本でのボイン、でなくてポイントになる3話目。(←実際に書き間違えてた)
そのため、ちょっと内容書きづらいですね。
とある事情で「ソフィーさん」の恰好がいつもとは違っていて。
えっちのくだりも、珍しく「エドワードくん」から。
それでも、やっぱり彼女が主導権を取ってしまう様が面白いです。
翻弄されてるなぁ。
4話目は珍しく2人きりでなく。
彼女をこちらに寄越した、叔父「ハーヴェイ」がやって来るというもの。
破天荒な面白い男性で、「ソフィーさん」の元主人。
まぁ、ああした言動の意味について、たぶん察せられると思います。
3話目とはまた異なる赴きのえっちシーンを堪能ください。
また、いつも妖しく、余裕のある「ソフィーさん」ですが。
こちらの中盤にて、珍しく素が見えるくだりもありました。
さて、単行本でのオリジナル部分、描き下ろし漫画「ティータイムのお供は」
長さ10ページほどで、おまけとしてかなりボリュームがあります。
また、なんもない日常とか、コメディー的なものでもなく。
しっかりえっちです。
人妻は調理中。
メイドは給仕中(あるいは掃除中かしら)に背中から~、ですよねー。
いつも余裕のある「ソフィーさん」もさすがに不意だったのか、ちょっと困惑しているような様が非常に良い、嬉しい描き下ろしとなっています。
(※なお、最後にはちゃんと調子を取り戻していましたが)
★★リンクほか ★★★
紳士付きメイドのソフィーさん 新装版 (メガストアコミックス) コミック, 2023/6/23 [アダルト] つめとろ (著)
・絵柄 :●●●◎○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●●◎
・属性 : [成年] ラブコメ、メイド、巨乳、
・構成 : 5話収録、現在1巻まで発売中。
・おまけ: あとがき、作品の裏話、登場人物プロフィール、イラスト。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「つめとろ」センセの「紳士付きメイドのソフィーさん 新装版」です。
★★単行本構成、ほか ★★★
収録は描き下ろしを含めて5話。
話数は少ないものの、ページ量はかなりあって。
ざっくり250ページほどのボリュームになってました。
お話はストーリーもの。
まだ続きます。
現在のところ、8話まで続いているようなので…また発売はあると思われます。
その続いているエピソードも含め、すべて同人誌発表作品。
そちらからの単行本化ですね。
センセ曰く、「描き下ろし以外は変わりがない」、とのことでしたが。
各作品の裏話が書かれたページも、
「ページが余ったので急遽」
~との書き出しから察するに、単行本だけのものだと思われます。たぶん。
描き下ろし漫画も結構なボリュームがあり、やはり単行本1冊にまとまってるのはいいものなので…。
既に同人誌で所持している方も、検討に値する仕上がりです。
※メイド「ソフィー・ライト」(2話)
★★絵柄について ★★★
細身ながら出るべきところはしっかり出ている、漫画らしいスタイル。
あちこち鋭角的。
顔からすると目は大きめ、目立つまつ毛。
また、蛾系統の触角のような眉毛が独特でした。
(※あまり綺麗でない表現ですみません…)
顔は小さく、全身も細いのですが。
バストと腰回りはどーんと大きく、全身に強いデフォルメ感あるもの。
癖はかなり強めだったので、好き嫌いハッキリ分かれると思います。
コマ割りは比較的細かく、賑やかな仕上がり。
ごっちゃりしてました。
ただ、色彩はそう濃くなく、白比率もあってコテコテとはしていません。
人物画と同様、表現などにも独特さがあって。
ラブコメ調な箇所もあるんですが、なんというか…怖い漫画ちっくなんもちらほら見られます。
そうした様々な要素が集まって、独特な雰囲気と勢いがありました。
ちなみに。
単行本を横から見ると、前半は黒く後半は白く…と両極端だったのですが。
コレ、3話以降はページ端に枠間空けるようになったため、ですね。
なんらか描き方変えたのかな。
(※解説にも色々あったことが書かれていました)
★★収録話について ★★★ 7話収録
003:「紳士付きメイドのソフィーさん」 4話
233:「ティータイムのお供は」 描き下ろし
19世紀末。
産業革命・金融発展で繁栄を極める国の首都。
その近郊には貴族ハリス家の屋敷がありました。
そちらの当主「エドワード・ハリス」はちょっとした変人で、一切の使用人を雇っていなかったのですが。
幼少期からよく面倒を見てくれていた叔父「ハーヴェイ・ハリス」の紹介だという「ソフィー・ライト」がメイドとして雇って欲しいとやってきたのでした。
大まかにはそんな導入部。
いわゆるメイドもののうち。
有能な美人メイドと、翻弄される冴えないご主人という、その系統でよくある組み合わせの1つ。
ちょっと頼りなさげな主人「エドワードくん」は小さい眼鏡の優男。
収録話での舞台は”引き籠り”という言葉そのまま、ほぼ屋敷内のみ。
また、作中でも言われていたそのまま、かなり広そうな屋敷で1人暮らし。
この漫画4話(+描き下ろし)まで、登場人物は名前の出ていた3名のみ。
お話の流れもあって、モブ程度でも人の影はありません。
「これでも僕にだって立場があるし…」
そうした台詞(3話)から察するに、まさか自炊、買い出しに行く、~などはないと考えられ。
下手すると、彼は使用人らを遠ざけて以降、マトモに食事してなかったと思われます。
父親はまだ健在で、本邸もあるようなので…。
そっちのメイドとかが、たまにやって来てた…とかでしょうか。
2話に描かれていた過去のトラウマは大きく、彼が現在このような状態である理由の1つかもしれません。
優秀なメイド「ソフィーさん」
髪は後ろで束ねていて、こちらも眼鏡。
↓表紙は…おそらく行為前風景のようで、どーんとおっぱい露出していましたが。
本編で着用するメイド服はクラシカルでほぼ露出ないもの。
まぁ、彼女のバストは規格外サイズなので、服着てても十分にエロエロしいのですけどね。
当人もそうした容姿について自信を持っていて。
まさに、ご主人を手玉にとってました。
ちゃんと弁えてもいるんですけどねー。
この単行本内にて、単に彼女がエロエロしい訳ではないと判明していて。
また、なんらかの秘密も抱えている様子。
4話・後半部分でのアレコレにぞくぞくさせられました。
さて、1話は「ソフィーさん」が訪ねて来るところから。
これ以降はほぼメイド服なので、貴重な私服姿です。
雇う・雇わないのやり取り中、彼が空腹だと知った際のくだりが必見です。
もう半から1ページ増やして、じっくり描かれても良かったんでは、という印象。
彼女がどういうヒロインか、はっきり示されたと思います。
…で。
成年系なので、普通のメイド仕事だけで終わらず。
しっかり彼の寝所にまでやって来ていました。
ここは彼女の独断ですわね。
ここで「エドワードくん」が使用人らを避けた理由の1つが分かるのですが…。
「まぁ、それはそれとして」とか、フツーに続ける「ソフィーさん」が楽しい。
口では敵わないなぁ。
なお、彼女の下着を見た際の、彼のリアクション。
印象的な台詞なので、自然と頭に残るとは思いますが…後にちゃんと回収されるのでお楽しみに。
不穏な過去描写から始まる2話目。
このお話、”主人とメイドの甘い生活”、みたいなエロエロしいだけでないのがポイント。
前話オチもそうですね。
お互いに、なんとなく心許すパートナーみたいになってはいくものの。
どこか不安定さというか、緊張感が続いていく~というような…イメージです。
「それで、今夜は致しますか?」
そうスカートをまくって見せていた「ソフィーさん」
まぁ、彼女にとってやるべき事の1つではあるのでしょうけれど。
じんわりとした緊張感と共に描かれる、彼女のこうした小悪魔っぷりが実にキュートです。
※メイド「ソフィー・ライト」(1話・描き下ろし)
単行本でのボイン、でなくてポイントになる3話目。(←実際に書き間違えてた)
そのため、ちょっと内容書きづらいですね。
とある事情で「ソフィーさん」の恰好がいつもとは違っていて。
えっちのくだりも、珍しく「エドワードくん」から。
それでも、やっぱり彼女が主導権を取ってしまう様が面白いです。
翻弄されてるなぁ。
4話目は珍しく2人きりでなく。
彼女をこちらに寄越した、叔父「ハーヴェイ」がやって来るというもの。
破天荒な面白い男性で、「ソフィーさん」の元主人。
まぁ、ああした言動の意味について、たぶん察せられると思います。
3話目とはまた異なる赴きのえっちシーンを堪能ください。
また、いつも妖しく、余裕のある「ソフィーさん」ですが。
こちらの中盤にて、珍しく素が見えるくだりもありました。
さて、単行本でのオリジナル部分、描き下ろし漫画「ティータイムのお供は」
長さ10ページほどで、おまけとしてかなりボリュームがあります。
また、なんもない日常とか、コメディー的なものでもなく。
しっかりえっちです。
人妻は調理中。
メイドは給仕中(あるいは掃除中かしら)に背中から~、ですよねー。
いつも余裕のある「ソフィーさん」もさすがに不意だったのか、ちょっと困惑しているような様が非常に良い、嬉しい描き下ろしとなっています。
(※なお、最後にはちゃんと調子を取り戻していましたが)
★★リンクほか ★★★
紳士付きメイドのソフィーさん 新装版 (メガストアコミックス) コミック, 2023/6/23 [アダルト] つめとろ (著)