■修学旅行99日目 (F4U)
★まんがデーター [18.5/20.0]
・絵柄 :●●●●◎
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] コメディー、ラブコメ、漂流
・構成 : 9話収録(うち「修学旅行99日目」×4)
・おまけ: あとがき、カバー裏に別絵、合間にイラスト、
描き下ろし「修学旅行99日目」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「F4U(えふよんゆー)」センセの「修学旅行99日目」です。
※岡崎さん
【 構成・絵柄 】
収録はメインシリーズと短編群。
メインは同設定のオムニバス漫画です。
共通した事項から始まる、それぞれの男女らのストーリー。
描き下ろしもこちらの漫画で、ほか短編の登場キャラがその設定に当てはめられていました。
特殊な状況下にあるためえっち展開になんとない説得力があり、適度なコメディー具合で読み易い仕上がりとなっていました。
面白いです。
これ、シリーズずっと続けられますわね。
短編はだいたいラブコメ。
詳しくは後述しますが、ネトラレものっぽい漫画もあったので、得意でない方は気を付けて。
いちおう、そう真っ暗な描かれ方ではなかったですが。
基本的にはコメディー調な漫画なので、楽しく読み進められると思います。
すっきりとした線の作画。
白比率がそこそこあり、濃淡・描き込み具合はちょうど良いもの。
極端でないものの変化あるコマ割りで、はみ出し・ぶち抜きは多め。
だいたい丁寧でサッパリと仕上がっており、綺麗で見易い原稿となっています。
表現などは派手目で、コメディーちっく。
崩し絵もありましたが、全体の雰囲気と合っていい感じ。
センセ独特なバランス感覚などあるものの、引っ掛かることはなく。
なんというか、得するタイプの作画だと思います。
また、楽しい感じが前面であったものの、静かな表現、緊張感あるシーンなど幅は広く。
漫画のお上手な方です。
判断については、基本的には↓表紙・裏表紙で問題ありません。
個人的には白黒絵のが味あって良いと思います。
【 収録話 】 9話収録
003:「修学旅行99日目」
033:「修学旅行99日目~童貞漂流姫~」
061:「修学旅行99日目~ふたりの島~」
197:「修学旅行99日目」 描き下ろし
修学旅行だった百余名を乗せていた貨客船ありげ~た号が沈没。
各救命ボートに乗り合わせた男女らは、どうにか生き延び。
たどり着いた無人島で生活を始めていたのでした。
ごく簡単にはそんな導入部。
思春期な男女の無人島生活話。
全て同キャラではなく、各話はそれぞれ別の島にたどり着いた男女の様子が描かれています。
結構過酷な状況設定でしたが、サバイバル感は薄く。
明るく楽しいえっちストーリーとなっています。
違う島、なんて発言もあったので、どちらか島にてキャラが合流したらまた面白いかも、って思いました。
1話目「修学旅行99日目」は不良娘「狂犬谷ミカ」さんのメイン話。
4名のうち唯一の男性であった「ゆうた」くんは”島唯一の男性機能”として、女性らの性欲解消をしておりました。
ハーレム要素もあるんですが、ほぼ道具扱い。
女性らから性奴隷だと言われ、また当人もそれを自覚していました。
もともとの性格もあって、受け入れてるのが凄い。
ただ変な話そうした性格だったから、女性の中で1名男子という過酷な状況で生き抜けたのでしょう。
ヒロイン「ミカさん」はツリ目でツインテールな女の子。
朝の会に参加せず、彼女だけ別にえっちをしているんですが。
実は島の中で最も女の子しており、可愛らしいです。
オチは納得。
女性同士はそんなもんですわね。
※左:狂犬谷ミカ、右:クラス委員さん
2話目「修学旅行99日目~童貞漂流姫~」はタイトルそのまま童貞男子3名と、唯一の女性という風景。
こちらのヒロインは元クラス委員という四角眼鏡な娘さん。
彼女に頼み込んで、えっちさせてもらう流れ。
うん、これはある意味サバイバルって感じですかね。
(※男子だけでなく、委員長さんも経験してみたい気持ちあったので)
当初はジャージ姿でしたが、ツインテールで可愛らしい服装にイメチェンします。
いちおう漫画では公平に接していましたが。
無人島生活が続くうち、男子ら揉めそうに思います。
「修学旅行99日目~ふたりの島~」は男女2名の風景。
もともと友人の彼氏であった男性「西尾」と過ごすうちにえっち関係に発展していくもの。
”友人の彼氏、彼女の友人”
2人ともそんな意識が強く、漫画冒頭ではお互いの単独プレイを見せ合うだけでした。
彼女が生きてるかどうかも分からん中(たぶん)、心理的には前回のがリアルに思いましたが。
お互い若いってこともあるのかな。
ポニーテールで日焼け跡な「岡崎」さんは非常に魅力的。
キス程度すらまだしていないようでしたが、「西尾くん」のブレーキ凄いな。
ただ、そんなんだったがため、えっちに至る経緯は納得感あるもの。
そんなもんですよね。
余計な人おらず、ある意味この島が最も幸せかも。
描き下ろし「修学旅行99日目」は5ページのショート漫画。
ここは男子2名と女子1名が流れ着いているんですが。
短編「じつわカップルズ」のキャラクターでした。
遭難したのは彼らの学校だったんですね。
いちおう短編の後日談的。
最も独特な島形状で、コメディーなお話となってます。
「彩」ちゃんがまた面白いなぁ。
089:「カップル誕生5秒後物語」
カラオケ店に入った男女カップルのお話。
入って早々告白され、つき合うこととなった2人。
付き合いは長いものの、閉鎖された空間でどことなく気まずさもある中~という流れ。
お互い男女の付き合いはこれが初ではないものの。
緊張感と初々しさ溢れる、良質なラブコメえっちとなっています。
(※どちらもえっちは経験済みで慣れもあるため、よりエロスな感じよ)
どーでもいいですが、カラオケ店はカメラあるのでは。
117:「嘘から出たまこと」
旦那が単身赴任している、隣の人妻「ゆかり」さん。
明るく気さくな人柄で、主人公「まこと」とのやり取りも多く親しい間柄でした。
ある日、そんな彼女が珍しく泣いて駆け込んで来て”浮気された”と風俗店の名刺を見せたのでした。
突撃となりのツマミグイ、が楽しい。
実際に店あるのね。
あんな感じで回覧板もってこられるアパートはいいなぁ。
えっちへの流れは偶然。
(あの時彼が単独プレイ中でなければ、あるいはえっち展開にならなかったと思います)
オチはなんだか温かでした。
139:「じつわカップルズ」
漫画はごくコメディー調になっていましたが。
結構オソロシイお話です。
ネトラレ要素もあるので、苦手な人は気を付けて。
幼馴染み「彩」・「浩太郎」は付き合っていないものの、えっちはしている関係。
お互い素直でなく、自らの気持ちには気付いてなく。
些細なすれ違いから、「彩」を気に入っていた彼の友人”ピアスくん”と目前でえっちすることとなってしまうのでした。
まぁ、他人の物になった際にはくまた良く映るものですよ。
またここで始めて自らの気持ちを認識する「彩ちゃん」が可愛い。
”思っていたより最悪の光景だった”
あたりが重いです。
ラストがあーなので、だいぶ中和されましたが。
※左:隣の人妻「ゆかりさん」、右:委員長さん
169:「短い夢でもみる責任」
委員長とチャラ男くんのカップル。
クラス全員と関係した、と認識していた彼でしたが、実は委員長とはコトがなく。
目前の彼女をネタに単独プレイを始めた彼に、”妄想そのまま全部して”と告げるのでした。
ごく簡単にはそんな導入部。
舞台は修学旅行とかかな?(しかし、いったいどんな学校なんだ)
チャラ男くんはヤッただのいう言動とは別に、人間としてはサッパリとしたなかなかいい男。
「後悔するなよ」という台詞も、別の意味だったのかも。
また、地味子とか言っていたものの、委員長さんも丸メガネの可愛らしい娘さんでした。
オチがあーだとは意外でしたが、生活力ありそうなので良かった良かった。
179:「セックスおじさん」
コメディー的な他エピソードとやや雰囲気の異なるお話。
職を失った中年男性が主人公なのですが。
次々に女性らに誘われておりました。
そうした世界なのかな。
退廃的で合わず、正直なところよくわかりません。
【 その他 】
そんなこんなで「F4U」センセでした。
こちらが6冊目くらい?
一般でも活躍されてるようでした。
ひでるさんはこれが初見。
「ワニマガジン社」さんのHPにあったサンプルが決め手でした。
↓表紙とかだけでは、おそらく刺さらなかったと思います。
面白い1冊でした。
非常に良かったので、他の本も探そうと思います。
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
・絵柄 :●●●●◎
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] コメディー、ラブコメ、漂流
・構成 : 9話収録(うち「修学旅行99日目」×4)
・おまけ: あとがき、カバー裏に別絵、合間にイラスト、
描き下ろし「修学旅行99日目」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「F4U(えふよんゆー)」センセの「修学旅行99日目」です。
※岡崎さん
【 構成・絵柄 】
収録はメインシリーズと短編群。
メインは同設定のオムニバス漫画です。
共通した事項から始まる、それぞれの男女らのストーリー。
描き下ろしもこちらの漫画で、ほか短編の登場キャラがその設定に当てはめられていました。
特殊な状況下にあるためえっち展開になんとない説得力があり、適度なコメディー具合で読み易い仕上がりとなっていました。
面白いです。
これ、シリーズずっと続けられますわね。
短編はだいたいラブコメ。
詳しくは後述しますが、ネトラレものっぽい漫画もあったので、得意でない方は気を付けて。
いちおう、そう真っ暗な描かれ方ではなかったですが。
基本的にはコメディー調な漫画なので、楽しく読み進められると思います。
すっきりとした線の作画。
白比率がそこそこあり、濃淡・描き込み具合はちょうど良いもの。
極端でないものの変化あるコマ割りで、はみ出し・ぶち抜きは多め。
だいたい丁寧でサッパリと仕上がっており、綺麗で見易い原稿となっています。
表現などは派手目で、コメディーちっく。
崩し絵もありましたが、全体の雰囲気と合っていい感じ。
センセ独特なバランス感覚などあるものの、引っ掛かることはなく。
なんというか、得するタイプの作画だと思います。
また、楽しい感じが前面であったものの、静かな表現、緊張感あるシーンなど幅は広く。
漫画のお上手な方です。
判断については、基本的には↓表紙・裏表紙で問題ありません。
個人的には白黒絵のが味あって良いと思います。
【 収録話 】 9話収録
003:「修学旅行99日目」
033:「修学旅行99日目~童貞漂流姫~」
061:「修学旅行99日目~ふたりの島~」
197:「修学旅行99日目」 描き下ろし
修学旅行だった百余名を乗せていた貨客船ありげ~た号が沈没。
各救命ボートに乗り合わせた男女らは、どうにか生き延び。
たどり着いた無人島で生活を始めていたのでした。
ごく簡単にはそんな導入部。
思春期な男女の無人島生活話。
全て同キャラではなく、各話はそれぞれ別の島にたどり着いた男女の様子が描かれています。
結構過酷な状況設定でしたが、サバイバル感は薄く。
明るく楽しいえっちストーリーとなっています。
違う島、なんて発言もあったので、どちらか島にてキャラが合流したらまた面白いかも、って思いました。
1話目「修学旅行99日目」は不良娘「狂犬谷ミカ」さんのメイン話。
4名のうち唯一の男性であった「ゆうた」くんは”島唯一の男性機能”として、女性らの性欲解消をしておりました。
ハーレム要素もあるんですが、ほぼ道具扱い。
女性らから性奴隷だと言われ、また当人もそれを自覚していました。
もともとの性格もあって、受け入れてるのが凄い。
ただ変な話そうした性格だったから、女性の中で1名男子という過酷な状況で生き抜けたのでしょう。
ヒロイン「ミカさん」はツリ目でツインテールな女の子。
朝の会に参加せず、彼女だけ別にえっちをしているんですが。
実は島の中で最も女の子しており、可愛らしいです。
オチは納得。
女性同士はそんなもんですわね。
※左:狂犬谷ミカ、右:クラス委員さん
2話目「修学旅行99日目~童貞漂流姫~」はタイトルそのまま童貞男子3名と、唯一の女性という風景。
こちらのヒロインは元クラス委員という四角眼鏡な娘さん。
彼女に頼み込んで、えっちさせてもらう流れ。
うん、これはある意味サバイバルって感じですかね。
(※男子だけでなく、委員長さんも経験してみたい気持ちあったので)
当初はジャージ姿でしたが、ツインテールで可愛らしい服装にイメチェンします。
いちおう漫画では公平に接していましたが。
無人島生活が続くうち、男子ら揉めそうに思います。
「修学旅行99日目~ふたりの島~」は男女2名の風景。
もともと友人の彼氏であった男性「西尾」と過ごすうちにえっち関係に発展していくもの。
”友人の彼氏、彼女の友人”
2人ともそんな意識が強く、漫画冒頭ではお互いの単独プレイを見せ合うだけでした。
彼女が生きてるかどうかも分からん中(たぶん)、心理的には前回のがリアルに思いましたが。
お互い若いってこともあるのかな。
ポニーテールで日焼け跡な「岡崎」さんは非常に魅力的。
キス程度すらまだしていないようでしたが、「西尾くん」のブレーキ凄いな。
ただ、そんなんだったがため、えっちに至る経緯は納得感あるもの。
そんなもんですよね。
余計な人おらず、ある意味この島が最も幸せかも。
描き下ろし「修学旅行99日目」は5ページのショート漫画。
ここは男子2名と女子1名が流れ着いているんですが。
短編「じつわカップルズ」のキャラクターでした。
遭難したのは彼らの学校だったんですね。
いちおう短編の後日談的。
最も独特な島形状で、コメディーなお話となってます。
「彩」ちゃんがまた面白いなぁ。
089:「カップル誕生5秒後物語」
カラオケ店に入った男女カップルのお話。
入って早々告白され、つき合うこととなった2人。
付き合いは長いものの、閉鎖された空間でどことなく気まずさもある中~という流れ。
お互い男女の付き合いはこれが初ではないものの。
緊張感と初々しさ溢れる、良質なラブコメえっちとなっています。
(※どちらもえっちは経験済みで慣れもあるため、よりエロスな感じよ)
どーでもいいですが、カラオケ店はカメラあるのでは。
117:「嘘から出たまこと」
旦那が単身赴任している、隣の人妻「ゆかり」さん。
明るく気さくな人柄で、主人公「まこと」とのやり取りも多く親しい間柄でした。
ある日、そんな彼女が珍しく泣いて駆け込んで来て”浮気された”と風俗店の名刺を見せたのでした。
突撃となりのツマミグイ、が楽しい。
実際に店あるのね。
あんな感じで回覧板もってこられるアパートはいいなぁ。
えっちへの流れは偶然。
(あの時彼が単独プレイ中でなければ、あるいはえっち展開にならなかったと思います)
オチはなんだか温かでした。
139:「じつわカップルズ」
漫画はごくコメディー調になっていましたが。
結構オソロシイお話です。
ネトラレ要素もあるので、苦手な人は気を付けて。
幼馴染み「彩」・「浩太郎」は付き合っていないものの、えっちはしている関係。
お互い素直でなく、自らの気持ちには気付いてなく。
些細なすれ違いから、「彩」を気に入っていた彼の友人”ピアスくん”と目前でえっちすることとなってしまうのでした。
まぁ、他人の物になった際にはくまた良く映るものですよ。
またここで始めて自らの気持ちを認識する「彩ちゃん」が可愛い。
”思っていたより最悪の光景だった”
あたりが重いです。
ラストがあーなので、だいぶ中和されましたが。
※左:隣の人妻「ゆかりさん」、右:委員長さん
169:「短い夢でもみる責任」
委員長とチャラ男くんのカップル。
クラス全員と関係した、と認識していた彼でしたが、実は委員長とはコトがなく。
目前の彼女をネタに単独プレイを始めた彼に、”妄想そのまま全部して”と告げるのでした。
ごく簡単にはそんな導入部。
舞台は修学旅行とかかな?(しかし、いったいどんな学校なんだ)
チャラ男くんはヤッただのいう言動とは別に、人間としてはサッパリとしたなかなかいい男。
「後悔するなよ」という台詞も、別の意味だったのかも。
また、地味子とか言っていたものの、委員長さんも丸メガネの可愛らしい娘さんでした。
オチがあーだとは意外でしたが、生活力ありそうなので良かった良かった。
179:「セックスおじさん」
コメディー的な他エピソードとやや雰囲気の異なるお話。
職を失った中年男性が主人公なのですが。
次々に女性らに誘われておりました。
そうした世界なのかな。
退廃的で合わず、正直なところよくわかりません。
【 その他 】
そんなこんなで「F4U」センセでした。
こちらが6冊目くらい?
一般でも活躍されてるようでした。
ひでるさんはこれが初見。
「ワニマガジン社」さんのHPにあったサンプルが決め手でした。
↓表紙とかだけでは、おそらく刺さらなかったと思います。
面白い1冊でした。
非常に良かったので、他の本も探そうと思います。
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】