■ふわとろカノジョ (滝智次朗)
★まんがデーター [12.5/20.0]
・絵柄 :●●●◎○
・お話 :●●●○○
・漫画 :●●●○○
・独創性:●●●○○
・属性 : [一般] ラブコメ、巨乳、大学生、眼鏡
・構成 : 短編×10話(うち「お持ち帰りッ!?」×2)
・おまけ:
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「滝智次朗(たきとも・つぐお)」センセの「ふわとろカノジョ」です。
※左:直江裕美、右:小宮さん
【 構成・絵柄 】
基本的には短編集です。
メインの1エピソードのみ後日談と2話の連続がありました。
それ以外はラブコメ。
一般のえっち系で、必ず直接シーンがあるタイプです。
購読者層に合わせてか、大学生が多く。
ヒロインとしては巨乳・眼鏡という感じでした。
特に変な色のついてない漫画なので、普通に楽しめるでしょう。
最大の特徴はリアル調ながら、漫画らしい魅力もあるキャラ絵。
縦長で爽やかさがありました。
コレがいかにも一般えっち系という感じ。
顔パーツのバランスはデフォルメ少なく、お姉さん系統な絵となってます。
嫌味ないもので、間口は広いものでしょう。
しかし、やはり気になるのは、各話の作画の差。
もともとお上手な方ではあるんですが、前述したようにキャラ絵のリアルっぽい色がため。
ちょっとした点が、どうしても目立ってしまうのです。
特にメイン話は作画が非常に優れていたので。
ちょっとしたバランスと線の色…という所でしょうか、違いを感じると思います。
その他は濃淡・描き込み適度で、メリハリもあり。
すっきり見易い仕上がりです。
ジャンルなどもあってか、漫画表現的にはやや大人しく。
動きの弱い絵で、そのあたりで好みが分かれるかもしれません。
【 収録話 】 10話収録
005:「お持ち帰りッ!?」
187:「ろーしょん?」
タイトルは異なりますが、実はこの2話は同一キャラなお話です。
↓表紙を飾っているのは、当然こちらのヒロイン「直江裕美」さん。
眼鏡の可愛い巨乳さんです。
いい娘ですね。
また、控えめな娘が精一杯に頑張る(この場合は服装)というのは、見ていて気持ちの良いもの。
本編「お持ち帰りッ!?」は初合コンなお話。
お互い似たところもあった「沢田悠一郎」と意気投合。
最終的には「裕美さん」からのお誘いになっていました。
ああ、あの抜け方は巧い。
まさか、あーまでなるとは思わなかったですけどね。
(こうした漫画なので当然ではありますが)
巻末に収録の「ろーしょん?」は2人の後日談。
6ページのショートで、描き下ろしかと思いましたが、雑誌の次月に掲載されたものの様子。
人気だったのか、はたまた担当ページ量から前回キャラを再登板させたのか。
タイトルそのまま、ローション・マットプレイなネタ。
雰囲気そのまま勉強熱心ですね、彼女。
付き合ってまだ3ヶ月程度だというのに。
025:「ボンバー!」
もともと4ページはカラー原稿ですね。
高校時代の卒業式に告白した先輩「陽菜」からOKをもらっていたんですが。
受験に失敗した「悠斗」は一浪してしまい、2年ぶりだったのでした。
漫画前半は彼女の所属するレスラーサークルでの試合エピソード。
そこそこページ割かれていましたけど、まぁ、あんまり関係ないですわね。
交際OKされたのに、2年間はまったくコンタクト取らなかったのかな。
そりゃ、受験とかあるんだろうけど…実はちょくちょく会っていて、それがために受験失敗する方が適当な気がします。
本編は私服姿でのえっちでしたが、カラー原稿は試合服の「陽菜さん」
そうでしょうねー。
カラー原稿の白黒化は単行本でやや暗くて見辛いのが残念無念。
047:「ひっこしえれじぃ」
隣に引っ越してきたのは、昔馴染みの「アキ」だったのでした。
会うのは何年振り、という2人ですが、部屋に上がって親しく話もしており。
また、彼女的には”偶然隣になった”という手助けもあったのでしょう。
あっさりえっち展開となっていました。
「アキさん」は片づけ出来ない人で、
「そこ!いきなり本を読まない!」
というコマが好き。
067:「カップルで!?」
映画好きな「内藤」くんと、映画館スタッフ「小宮」さんのカップル。
気になる「小宮さん」がいるため、映画館の常連となっていた「内藤くん」
その甲斐あって、そこそこ親しく会話するようになっていたんですが。
ちょっとした切っ掛けもあって、思い切って誘ってみたのでした。
普通は「小宮さん」にもう彼氏いるよねー。
お互い趣味が合うこともあって、その後はスムーズでした。
まぁ、頑張った結果でしょう。
※左:藤田さん、右:麻衣さん
087:「柔肌すけっち」
109:「恋の本棚」
この2話ヒロインは「裕美さん」に続く眼鏡っ娘です。
「柔肌すけっち」は喫茶店のバイト先輩「藤田」さん。
やや地味目ながら、仕事のできる穏やかな方。
いろいろ面倒をみてもらっていたんですが。
課題の提出がギリギリという美大生な「鈴木」を手伝うべく、モデルになってくれたのでした。
モデルと言えば…当然ヌードだ!(※桃色サバス)
…とか考えちゃいますが、当然着衣のままでした。
そりゃそうか。
しかし、「藤田さん」自ら脱いでくれたのです。
まぁ、確かにピンとは来ないですからね。
思い切ってくれたようで、色々と巧い事進んでおりました。
08年の原稿である「恋の本棚」
同じ作家が好きという切っ掛けから、古本屋で売り手「大沢亜矢」と買い手「村上孝之」が出会うというお話。
ううむ、いかにも漫画ちっくな出会いですわね。
あの場面で声掛ける社交性が必要か。
ちなみに、「亜矢さん」からでしたが。
ショートカットの美人さんでした。
谷間の見える服を着てたりして、収録の眼鏡ヒロインでは最も派手で目立つ感じ。
129:「君とこの街で」
147:「ランニング・ハイ!」
この2話が06年の原稿です。
ややもっさりとしていて、若干繊細さに欠けてる感じでしたけど、そんな引っ掛かるほどではないと思います。
前者は7年間付き合っていた2人が、本日を最後に別れるというカップルのお話。
彼が500キロ離れたところに就職するというのがその切っ掛け。
喧嘩もしたようですが、もともと絶縁という訳でなく。
まぁ、最後に素直になって良かったのでは。
「麻衣」さんの言葉は漫画・映画のようでしたよ。
(漫画ですけどね)
後者はオフィスでの同僚という2人。
もともと陸上部という「芹沢」さんと一緒に運動することとなった「牧村」くん。
2人きりでいい感じだと思っていたんですが…話を聞いた別の同僚もそれに参加することとなってしまったのでした。
色々あるとは思いますが。
これは…2人とも言葉足らずですかね。
やっぱり「芹沢さん」は無神経ではないかなぁ。
特に付き合ってる訳でなく、もともと得意でない「牧村くん」がしれーっと避けるようになるのは当然のこと。
また彼も積極的ではないですから。
なんのかんの、ここが巧く運ぶのは漫画でしょう。
※美樹さん
167:「嘘から出たカノジョ」
仲間内で見栄を張っていたため、ナンパを実践して見せることとなった「」
テンパっていたこともあり、どうにか声を掛けれたくらいだったんですが。
そんな様が逆にウケ、「美樹」とのデートになったのでした。
まぁ、気持ち分からんでもないものの、彼女にまで嘘つくのはやめた方が。
思いのほか「美樹さん」がいい娘でよかったねぇ。
ちょうど彼女もイロイロと行き詰っていたというのもあるのでしょう。
スイッチが入った「美樹さん」がえっちでした。
【 その他 】
そんな訳で滝智次朗」センセでした。
センセのHPにお邪魔してきましたが、こちらが2冊目で良いみたい。
初単行本「いつでも本番!」はこちらでも紹介しておりました。
「裸月」という名義ではゲーム原画などをやっているみたい。
ああ、実に絵がお上手ですもんね。
今回のカバー絵もいい感じでした。
あの↓表紙はやっぱり目を奪われますよ。
今回は合間ページとかありつつも、おまけページはなく残念。
あとがきくらいは欲しかったです。
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・絵柄 :●●●◎○
・お話 :●●●○○
・漫画 :●●●○○
・独創性:●●●○○
・属性 : [一般] ラブコメ、巨乳、大学生、眼鏡
・構成 : 短編×10話(うち「お持ち帰りッ!?」×2)
・おまけ:
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「滝智次朗(たきとも・つぐお)」センセの「ふわとろカノジョ」です。
※左:直江裕美、右:小宮さん
【 構成・絵柄 】
基本的には短編集です。
メインの1エピソードのみ後日談と2話の連続がありました。
それ以外はラブコメ。
一般のえっち系で、必ず直接シーンがあるタイプです。
購読者層に合わせてか、大学生が多く。
ヒロインとしては巨乳・眼鏡という感じでした。
特に変な色のついてない漫画なので、普通に楽しめるでしょう。
最大の特徴はリアル調ながら、漫画らしい魅力もあるキャラ絵。
縦長で爽やかさがありました。
コレがいかにも一般えっち系という感じ。
顔パーツのバランスはデフォルメ少なく、お姉さん系統な絵となってます。
嫌味ないもので、間口は広いものでしょう。
しかし、やはり気になるのは、各話の作画の差。
もともとお上手な方ではあるんですが、前述したようにキャラ絵のリアルっぽい色がため。
ちょっとした点が、どうしても目立ってしまうのです。
特にメイン話は作画が非常に優れていたので。
ちょっとしたバランスと線の色…という所でしょうか、違いを感じると思います。
その他は濃淡・描き込み適度で、メリハリもあり。
すっきり見易い仕上がりです。
ジャンルなどもあってか、漫画表現的にはやや大人しく。
動きの弱い絵で、そのあたりで好みが分かれるかもしれません。
【 収録話 】 10話収録
005:「お持ち帰りッ!?」
187:「ろーしょん?」
タイトルは異なりますが、実はこの2話は同一キャラなお話です。
↓表紙を飾っているのは、当然こちらのヒロイン「直江裕美」さん。
眼鏡の可愛い巨乳さんです。
いい娘ですね。
また、控えめな娘が精一杯に頑張る(この場合は服装)というのは、見ていて気持ちの良いもの。
本編「お持ち帰りッ!?」は初合コンなお話。
お互い似たところもあった「沢田悠一郎」と意気投合。
最終的には「裕美さん」からのお誘いになっていました。
ああ、あの抜け方は巧い。
まさか、あーまでなるとは思わなかったですけどね。
(こうした漫画なので当然ではありますが)
巻末に収録の「ろーしょん?」は2人の後日談。
6ページのショートで、描き下ろしかと思いましたが、雑誌の次月に掲載されたものの様子。
人気だったのか、はたまた担当ページ量から前回キャラを再登板させたのか。
タイトルそのまま、ローション・マットプレイなネタ。
雰囲気そのまま勉強熱心ですね、彼女。
付き合ってまだ3ヶ月程度だというのに。
025:「ボンバー!」
もともと4ページはカラー原稿ですね。
高校時代の卒業式に告白した先輩「陽菜」からOKをもらっていたんですが。
受験に失敗した「悠斗」は一浪してしまい、2年ぶりだったのでした。
漫画前半は彼女の所属するレスラーサークルでの試合エピソード。
そこそこページ割かれていましたけど、まぁ、あんまり関係ないですわね。
交際OKされたのに、2年間はまったくコンタクト取らなかったのかな。
そりゃ、受験とかあるんだろうけど…実はちょくちょく会っていて、それがために受験失敗する方が適当な気がします。
本編は私服姿でのえっちでしたが、カラー原稿は試合服の「陽菜さん」
そうでしょうねー。
カラー原稿の白黒化は単行本でやや暗くて見辛いのが残念無念。
047:「ひっこしえれじぃ」
隣に引っ越してきたのは、昔馴染みの「アキ」だったのでした。
会うのは何年振り、という2人ですが、部屋に上がって親しく話もしており。
また、彼女的には”偶然隣になった”という手助けもあったのでしょう。
あっさりえっち展開となっていました。
「アキさん」は片づけ出来ない人で、
「そこ!いきなり本を読まない!」
というコマが好き。
067:「カップルで!?」
映画好きな「内藤」くんと、映画館スタッフ「小宮」さんのカップル。
気になる「小宮さん」がいるため、映画館の常連となっていた「内藤くん」
その甲斐あって、そこそこ親しく会話するようになっていたんですが。
ちょっとした切っ掛けもあって、思い切って誘ってみたのでした。
普通は「小宮さん」にもう彼氏いるよねー。
お互い趣味が合うこともあって、その後はスムーズでした。
まぁ、頑張った結果でしょう。
※左:藤田さん、右:麻衣さん
087:「柔肌すけっち」
109:「恋の本棚」
この2話ヒロインは「裕美さん」に続く眼鏡っ娘です。
「柔肌すけっち」は喫茶店のバイト先輩「藤田」さん。
やや地味目ながら、仕事のできる穏やかな方。
いろいろ面倒をみてもらっていたんですが。
課題の提出がギリギリという美大生な「鈴木」を手伝うべく、モデルになってくれたのでした。
モデルと言えば…当然ヌードだ!(※桃色サバス)
…とか考えちゃいますが、当然着衣のままでした。
そりゃそうか。
しかし、「藤田さん」自ら脱いでくれたのです。
まぁ、確かにピンとは来ないですからね。
思い切ってくれたようで、色々と巧い事進んでおりました。
08年の原稿である「恋の本棚」
同じ作家が好きという切っ掛けから、古本屋で売り手「大沢亜矢」と買い手「村上孝之」が出会うというお話。
ううむ、いかにも漫画ちっくな出会いですわね。
あの場面で声掛ける社交性が必要か。
ちなみに、「亜矢さん」からでしたが。
ショートカットの美人さんでした。
谷間の見える服を着てたりして、収録の眼鏡ヒロインでは最も派手で目立つ感じ。
129:「君とこの街で」
147:「ランニング・ハイ!」
この2話が06年の原稿です。
ややもっさりとしていて、若干繊細さに欠けてる感じでしたけど、そんな引っ掛かるほどではないと思います。
前者は7年間付き合っていた2人が、本日を最後に別れるというカップルのお話。
彼が500キロ離れたところに就職するというのがその切っ掛け。
喧嘩もしたようですが、もともと絶縁という訳でなく。
まぁ、最後に素直になって良かったのでは。
「麻衣」さんの言葉は漫画・映画のようでしたよ。
(漫画ですけどね)
後者はオフィスでの同僚という2人。
もともと陸上部という「芹沢」さんと一緒に運動することとなった「牧村」くん。
2人きりでいい感じだと思っていたんですが…話を聞いた別の同僚もそれに参加することとなってしまったのでした。
色々あるとは思いますが。
これは…2人とも言葉足らずですかね。
やっぱり「芹沢さん」は無神経ではないかなぁ。
特に付き合ってる訳でなく、もともと得意でない「牧村くん」がしれーっと避けるようになるのは当然のこと。
また彼も積極的ではないですから。
なんのかんの、ここが巧く運ぶのは漫画でしょう。
※美樹さん
167:「嘘から出たカノジョ」
仲間内で見栄を張っていたため、ナンパを実践して見せることとなった「」
テンパっていたこともあり、どうにか声を掛けれたくらいだったんですが。
そんな様が逆にウケ、「美樹」とのデートになったのでした。
まぁ、気持ち分からんでもないものの、彼女にまで嘘つくのはやめた方が。
思いのほか「美樹さん」がいい娘でよかったねぇ。
ちょうど彼女もイロイロと行き詰っていたというのもあるのでしょう。
スイッチが入った「美樹さん」がえっちでした。
【 その他 】
そんな訳で滝智次朗」センセでした。
センセのHPにお邪魔してきましたが、こちらが2冊目で良いみたい。
初単行本「いつでも本番!」はこちらでも紹介しておりました。
「裸月」という名義ではゲーム原画などをやっているみたい。
ああ、実に絵がお上手ですもんね。
今回のカバー絵もいい感じでした。
あの↓表紙はやっぱり目を奪われますよ。
今回は合間ページとかありつつも、おまけページはなく残念。
あとがきくらいは欲しかったです。
ふわとろカノジョ (バンブーコミックス COLORFUL SELECT) (2013/07/05) 滝智次朗 商品詳細を見る |
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