■瀛州迷花録 (腐蝕)
★まんがデーター [20.0/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●●
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] ラブコメ、オフィス
・構成 : 初単行本、9話+α収録
・おまけ: あとがき、描き下ろしおまけ漫画(知己抱憂・後日談)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「腐蝕(ふしょく)」センセの「瀛州迷花録(えいしゅうめいかろく)」です。
※左:青沼、右:「酒従関係」の隣の女性
【 構成・絵柄 】
収録は全て短編での構成。
なお、描き下ろし漫画もあり、そちらは収録短編の後日談となっていました。
ラブいカップルを楽しめますよ。
ジャンルとしては、まぁ、だいたい…ラブコメ、でいいと思います。
どう表現するのがいいかなぁ、って考えていましたが。
”大人になれない、欲望に素直で不器用な日本の女の子”
そうした出版社さんの紹介文が、もっとも合ってると思います。
不器用、うん、それですね。
後述する独特なヒロイン画と設定・お話がガッチリ合っていて。
さきほど、ざっくりラブコメと表現はしていましたが、そうしたくくりに収まりきらない、魅力溢れる仕上がりでした。
オフィス話が2エピソードあったりしていて、比較的年齢の高い男女が多かったのも、個人的には良かったです。
流れるような細線での作画。
しっかりとした黒色で、濃淡・描き込みは過不足ない感じ。
コマ割りは細かくそれなりに変化があり。
はみ出し・ぶち抜きはちらほら。
それなりに白比率があるため、画面はスッキリしていました。
背景や小物はおおむね人物画と似て、収まり良く。
正直なところ、若干気になるところありましたが、バランスなどほぼ問題ありません。
この漫画で特に目だって特徴的なのは人物絵ですね。
横長目としっかり描かれた鼻筋。
輪郭ほか全体的は縦長で、あちこち鋭角的でした。
細身なスタイルは、いかにもというパンチ力はないものの。
どこかリアルっぽく、妙なエロス感がありました。
結構癖は強い作画なんですけれど、苦手な方も読んでいくうち…そう気にならなくなると思います。たぶん。
判断は↓表紙・裏表紙、また紹介帯のカット絵などでどうぞ。
【 収録話 】 9話収録
005:「知己抱憂」 ※追加で描き下ろしエピソードあり。
先輩にフラれてしまった「青沼」
それを知った昔馴染み「綾瀬」は気になって彼女を追いかけていたのですが。
売り言葉に買い言葉、みたいな感じで、気付いたら2人してホテル内だったのでした。
こちらの「青沼さん」が↓表紙の娘さん。
陸上部かな。
この場面、「綾瀬くん」は押しまくるしかないわね。
初々しい2人のやり取りが楽しいです。
「出したばっかなのに何でまた~」
…のくだりが好きです。
こちらには10ページの描き下ろし漫画があり。
付き合うこととなった後、2人して勉強する風景です。
まぁ、ああした部屋着な彼女はまた新鮮で、ドキドキするでしょうからね。
前話とは違い、付き合う彼からたびたび女性を指摘されていて。
怒っていつつも、満更でもないのではないかなぁ。
恥ずかしいだろうけどね…。
ラブラブで何より。
※「情意答合」の教師
045:「情意答合」
補習を受けていた「灰島」
担当する教師は兄の同級生で、ごく親しい相手でした。
ちょうど2人きりな空間であったため、ちょっと探りをいれてみたところ…というお話。
誘ったのは完全に教師から。
「あたしブスだし体もヒンソーだし~」
とのことで、自己評価低い彼女があーしたのは。
やっぱり過去の何らかと、目前の彼に応えたいってことでしょうか。
誤魔化されてはいましたが、色々あったんだろうなぁ。
065:「通心規約」
サーバー室に取り付けた監視カメラの動作確認をしていた「前田」
すると、作業のためそちらに言っていた同僚「霧島」の意外な姿を見てしまったのでした。
たとえ会社内でも、1人の空間にいたならば。
多かれ少なかれ、皆なんかやるよね、ね??
漫画みたいなんではないですが、ひでるさんも経験あります。
特にサーバー室で記録に残ってしまうこともあり、設置の事実を告げにいったことが切っ掛け。
”優秀なんだけど何か声掛けづらい”というクールな「霧島さん」
スーツの似合う、目にクマをつくってる女性です。
喋り口調も独特で、うん…確かに仕事できそうな感じ(笑)
記録映像消すだのなんだのいう流れからのえっち展開。
まぁ、勝手に消したりは…できないわね。
サーバ室で作業をしているような2人で、冒頭のカットなどを見る限り深夜帯かな。
「普段は一回すれば十分なのに、今回は何か変になって…」
当人も気付いてなかったようでしたが、そんな発言が全てではないかなぁ。
オチにて実に良い表情してましたよ。
085:「合煙奇煙」
一服するため、サークルの飲み会を抜けて外に出た「新島」
ライターを店に忘れてきたことに気付いたところ、ぱっと見掛けぬ女子が持ってきてくれたのでした。
そんな訳で、2人して一服したことが切っ掛けとなるお話。
前半にて、彼がモテないエピソードを話しており。
ある意味流れは分かり易い…のかな。
(本編でもそんなん描かれてた)
ひでるさんは、まるで気付かなかったので、「新島くん」とリンクして驚きました。
まぁ、良かったわね。
107:「饅頭真味」
オカルト研究会に所属しながら、怖がりな「白石」
先輩にはよく怖がらせられていたので、逆におどかす機会を伺っていたところ。
彼女の苦手なものを聞き、それを試したみたのですが~という導入部。
「まんじゅう……が怖い」
タイトルもそんなんですが、そうした冒頭の冗談がポイントです。
うん、ああした関係の2人が、もう一歩進むに巧いアプローチかもしれませんね。
いざ、そうした感じになったところ、「白石くん」のが慌てていました。
131:「酒従関係」
仕事が終わり、マンションに帰った主人公。
玄関前には酔っ払って座っていた、隣の女性がいたのでした。
もし寝てたりしたら、ほっとくという選択肢もあったかと思いますが…。
微妙に起きていて、また声を掛けられてしまい。
まぁ、いったん部屋に入れるのは、あり得そうな流れですね。
野郎でないし(笑)
えっち展開は、悪ふざけとハプニングがため。
酒屋の息子なのに…。
オチのやり取りが楽しいです。
まぁ、なににせよ近いうちにまた彼女やって来るだろうなぁ。
153:「白天結拝」
友人に呼び出されて、その自宅までやってきた「鏡子」
部屋に入ると、女装させられていた彼女の弟「ジュン」がいたのでした。
「小さい頃よく遊んでた仲~」ということで、そこそこ顔見知りな2人です。
彼が女装(※お姉ちゃんのお古で制服姿。下着も完備)しており。
一方の「鏡子さん」はベリーショートな髪型で、ボーイッシュな女性のため。
男女逆転したような、ややこしいカップルでした。
冒頭部分は、どっちがどっちか、ちょっと混乱しました(笑)
「鏡子さん」としては、あくまでも弟としての好意だったようですが。
えっち時では、年上らしく彼を優しく受け入れてくれてましたよ。
179:「心海戯劇」
同じ講義を受ける「八木原」がずっと睨んでいる。
そう友人から教えられた「小此木」
さしたる関りがなかったので、その後に直接話し掛けてみたところ。
彼女の部屋に連れていかれ、その理由を知ることとなったのでした。
これはさすがに…ちょっと漫画っぽいエピソードかな。
切っ掛けそんなんで、ある程度会話する間柄になった後に~くらいのがリアルだと思います。
ページ量がためかな。
冒頭の睨みほか、ちょっと怖めな雰囲気な彼女でしたが。
さて、何がため「小此木くん」に目を付けていたのかは、いちおう伏せておきますね。
※左:同僚「霧島」、右:担当者「神宮」
199:「孤影同歩」
「幸田」は派遣先の社員で担当者の「神宮」と、軽い会話をする間柄。
ある日、トラブルに巻き込まれていた彼女を助けたことから、2人して飲みに行くこととなったのでした。
色素薄めで、収録ヒロイン中で最もおしゃれっぽい髪型の「神宮さん」
「縁故採用ばっかりで、他の社員が尻拭いしてる状態~」
…などと発言していました。
冒頭でのトラブルなども見る限り、ロクな会社じゃーなさそう…。
親族会社は、そんなん多いですわね。
会社内でああして会話する相手というのは、基本的に肌感覚が合うタイプだと思われます。
この2人の場合、会社違うことも良く作用(※愚痴言える理由でもありますね)していたんでしょうけれど、通常ならば2人して飲みに行く確率は高くなく。
(※性格がため)
飲みでのやり取りは、いかにも社会人の恋愛していて、ちょっとテンション上がりました。
いいわね、あんなん。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「腐蝕」センセでした。
こちらが初単行本とのこと。
おめでとうございます!
こちらは…あの↓表紙をHPでちらと見掛け…。
どうにも妙に気になっていて、狙い買いしてきました。
良かったです。
前述もしましたが、ちょっと・だいぶ癖は強いので、万人受けは微妙だと思いますが。
あまり見られない作画・お話だったので、次の単行本も楽しみです。
瀛州迷花録 (GOTコミックス) コミック, 2021/1/29 [アダルト] 腐蝕 (著)
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・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●●
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] ラブコメ、オフィス
・構成 : 初単行本、9話+α収録
・おまけ: あとがき、描き下ろしおまけ漫画(知己抱憂・後日談)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「腐蝕(ふしょく)」センセの「瀛州迷花録(えいしゅうめいかろく)」です。
※左:青沼、右:「酒従関係」の隣の女性
【 構成・絵柄 】
収録は全て短編での構成。
なお、描き下ろし漫画もあり、そちらは収録短編の後日談となっていました。
ラブいカップルを楽しめますよ。
ジャンルとしては、まぁ、だいたい…ラブコメ、でいいと思います。
どう表現するのがいいかなぁ、って考えていましたが。
”大人になれない、欲望に素直で不器用な日本の女の子”
そうした出版社さんの紹介文が、もっとも合ってると思います。
不器用、うん、それですね。
後述する独特なヒロイン画と設定・お話がガッチリ合っていて。
さきほど、ざっくりラブコメと表現はしていましたが、そうしたくくりに収まりきらない、魅力溢れる仕上がりでした。
オフィス話が2エピソードあったりしていて、比較的年齢の高い男女が多かったのも、個人的には良かったです。
流れるような細線での作画。
しっかりとした黒色で、濃淡・描き込みは過不足ない感じ。
コマ割りは細かくそれなりに変化があり。
はみ出し・ぶち抜きはちらほら。
それなりに白比率があるため、画面はスッキリしていました。
背景や小物はおおむね人物画と似て、収まり良く。
正直なところ、若干気になるところありましたが、バランスなどほぼ問題ありません。
この漫画で特に目だって特徴的なのは人物絵ですね。
横長目としっかり描かれた鼻筋。
輪郭ほか全体的は縦長で、あちこち鋭角的でした。
細身なスタイルは、いかにもというパンチ力はないものの。
どこかリアルっぽく、妙なエロス感がありました。
結構癖は強い作画なんですけれど、苦手な方も読んでいくうち…そう気にならなくなると思います。たぶん。
判断は↓表紙・裏表紙、また紹介帯のカット絵などでどうぞ。
【 収録話 】 9話収録
005:「知己抱憂」 ※追加で描き下ろしエピソードあり。
先輩にフラれてしまった「青沼」
それを知った昔馴染み「綾瀬」は気になって彼女を追いかけていたのですが。
売り言葉に買い言葉、みたいな感じで、気付いたら2人してホテル内だったのでした。
こちらの「青沼さん」が↓表紙の娘さん。
陸上部かな。
この場面、「綾瀬くん」は押しまくるしかないわね。
初々しい2人のやり取りが楽しいです。
「出したばっかなのに何でまた~」
…のくだりが好きです。
こちらには10ページの描き下ろし漫画があり。
付き合うこととなった後、2人して勉強する風景です。
まぁ、ああした部屋着な彼女はまた新鮮で、ドキドキするでしょうからね。
前話とは違い、付き合う彼からたびたび女性を指摘されていて。
怒っていつつも、満更でもないのではないかなぁ。
恥ずかしいだろうけどね…。
ラブラブで何より。
※「情意答合」の教師
045:「情意答合」
補習を受けていた「灰島」
担当する教師は兄の同級生で、ごく親しい相手でした。
ちょうど2人きりな空間であったため、ちょっと探りをいれてみたところ…というお話。
誘ったのは完全に教師から。
「あたしブスだし体もヒンソーだし~」
とのことで、自己評価低い彼女があーしたのは。
やっぱり過去の何らかと、目前の彼に応えたいってことでしょうか。
誤魔化されてはいましたが、色々あったんだろうなぁ。
065:「通心規約」
サーバー室に取り付けた監視カメラの動作確認をしていた「前田」
すると、作業のためそちらに言っていた同僚「霧島」の意外な姿を見てしまったのでした。
たとえ会社内でも、1人の空間にいたならば。
多かれ少なかれ、皆なんかやるよね、ね??
漫画みたいなんではないですが、ひでるさんも経験あります。
特にサーバー室で記録に残ってしまうこともあり、設置の事実を告げにいったことが切っ掛け。
”優秀なんだけど何か声掛けづらい”というクールな「霧島さん」
スーツの似合う、目にクマをつくってる女性です。
喋り口調も独特で、うん…確かに仕事できそうな感じ(笑)
記録映像消すだのなんだのいう流れからのえっち展開。
まぁ、勝手に消したりは…できないわね。
サーバ室で作業をしているような2人で、冒頭のカットなどを見る限り深夜帯かな。
「普段は一回すれば十分なのに、今回は何か変になって…」
当人も気付いてなかったようでしたが、そんな発言が全てではないかなぁ。
オチにて実に良い表情してましたよ。
085:「合煙奇煙」
一服するため、サークルの飲み会を抜けて外に出た「新島」
ライターを店に忘れてきたことに気付いたところ、ぱっと見掛けぬ女子が持ってきてくれたのでした。
そんな訳で、2人して一服したことが切っ掛けとなるお話。
前半にて、彼がモテないエピソードを話しており。
ある意味流れは分かり易い…のかな。
(本編でもそんなん描かれてた)
ひでるさんは、まるで気付かなかったので、「新島くん」とリンクして驚きました。
まぁ、良かったわね。
107:「饅頭真味」
オカルト研究会に所属しながら、怖がりな「白石」
先輩にはよく怖がらせられていたので、逆におどかす機会を伺っていたところ。
彼女の苦手なものを聞き、それを試したみたのですが~という導入部。
「まんじゅう……が怖い」
タイトルもそんなんですが、そうした冒頭の冗談がポイントです。
うん、ああした関係の2人が、もう一歩進むに巧いアプローチかもしれませんね。
いざ、そうした感じになったところ、「白石くん」のが慌てていました。
131:「酒従関係」
仕事が終わり、マンションに帰った主人公。
玄関前には酔っ払って座っていた、隣の女性がいたのでした。
もし寝てたりしたら、ほっとくという選択肢もあったかと思いますが…。
微妙に起きていて、また声を掛けられてしまい。
まぁ、いったん部屋に入れるのは、あり得そうな流れですね。
野郎でないし(笑)
えっち展開は、悪ふざけとハプニングがため。
酒屋の息子なのに…。
オチのやり取りが楽しいです。
まぁ、なににせよ近いうちにまた彼女やって来るだろうなぁ。
153:「白天結拝」
友人に呼び出されて、その自宅までやってきた「鏡子」
部屋に入ると、女装させられていた彼女の弟「ジュン」がいたのでした。
「小さい頃よく遊んでた仲~」ということで、そこそこ顔見知りな2人です。
彼が女装(※お姉ちゃんのお古で制服姿。下着も完備)しており。
一方の「鏡子さん」はベリーショートな髪型で、ボーイッシュな女性のため。
男女逆転したような、ややこしいカップルでした。
冒頭部分は、どっちがどっちか、ちょっと混乱しました(笑)
「鏡子さん」としては、あくまでも弟としての好意だったようですが。
えっち時では、年上らしく彼を優しく受け入れてくれてましたよ。
179:「心海戯劇」
同じ講義を受ける「八木原」がずっと睨んでいる。
そう友人から教えられた「小此木」
さしたる関りがなかったので、その後に直接話し掛けてみたところ。
彼女の部屋に連れていかれ、その理由を知ることとなったのでした。
これはさすがに…ちょっと漫画っぽいエピソードかな。
切っ掛けそんなんで、ある程度会話する間柄になった後に~くらいのがリアルだと思います。
ページ量がためかな。
冒頭の睨みほか、ちょっと怖めな雰囲気な彼女でしたが。
さて、何がため「小此木くん」に目を付けていたのかは、いちおう伏せておきますね。
※左:同僚「霧島」、右:担当者「神宮」
199:「孤影同歩」
「幸田」は派遣先の社員で担当者の「神宮」と、軽い会話をする間柄。
ある日、トラブルに巻き込まれていた彼女を助けたことから、2人して飲みに行くこととなったのでした。
色素薄めで、収録ヒロイン中で最もおしゃれっぽい髪型の「神宮さん」
「縁故採用ばっかりで、他の社員が尻拭いしてる状態~」
…などと発言していました。
冒頭でのトラブルなども見る限り、ロクな会社じゃーなさそう…。
親族会社は、そんなん多いですわね。
会社内でああして会話する相手というのは、基本的に肌感覚が合うタイプだと思われます。
この2人の場合、会社違うことも良く作用(※愚痴言える理由でもありますね)していたんでしょうけれど、通常ならば2人して飲みに行く確率は高くなく。
(※性格がため)
飲みでのやり取りは、いかにも社会人の恋愛していて、ちょっとテンション上がりました。
いいわね、あんなん。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「腐蝕」センセでした。
こちらが初単行本とのこと。
おめでとうございます!
こちらは…あの↓表紙をHPでちらと見掛け…。
どうにも妙に気になっていて、狙い買いしてきました。
良かったです。
前述もしましたが、ちょっと・だいぶ癖は強いので、万人受けは微妙だと思いますが。
あまり見られない作画・お話だったので、次の単行本も楽しみです。
瀛州迷花録 (GOTコミックス) コミック, 2021/1/29 [アダルト] 腐蝕 (著)
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■頬、濡らすように恋をして (ひなづか凉)
★まんがデーター [15.0/20.0]
・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●◎○
・漫画 :●●●◎○
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] 恋愛話、ラブコメ、むちむち
・構成 : カラー(8P)、7話収録。
・おまけ: カバー裏にあとがき・ヒロイン解説、
追加1コマ「その後の二人」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ひなづか凉(ひなづか・りょう)」センセの「頬、濡らすように恋をして」です。
※たつきちゃん
【 構成・絵柄 】
収録は全て短編での構成。
話数7 は、ちょっと少ない印象でした。
ただし、カラー原稿の冒頭話以外はのきなみ40ページ以上といった短編。
通常では…2、3話くらいでしょうか。
それが6本。
さらに、「その後の二人」という後日談が描かれた追加ページも加えられていて…。
結果、単行本はボリュームのある、結構な重量感という仕上がりでした。
えっちシーンもたっぷり。
お話は…ラブコメ、といったものもありましたが。
ハッキリ言って、えっちはシテも成就しない事多く。
どうにも、ままならない、男女関係が描かれていました。
綺麗なお姉さんらとイチャイチャ…はあるものの、切なくモヤっとしたものが残る読後感です。
ブラックとまではいかないものの、ちょっと注意。
いかにもデジタル感ある濃い目な作画。
全体の色付きはそこそこ、黒色がやや強め。
どちらかと言うと、デジタルちっくな濃い灰色~という印象です。
コマ割りは変化大きく、はみ出し・ぶち抜き・重なりなど頻繁。
枠間なくなることも多く、ごっちゃりとした原稿具合でした。
漫画はヒロイン作画に力が入っていて、なんだか恋愛ゲームのような雰囲気。
特にメインでの表現(えっ知部分とか)には迫力ありました。
内臓表現多めなのは好き嫌いありそう。
ちょっとしたコメディー崩しはたまにあり、はっちゃけ感は控えめ。
大半は男性でしたかね。
背景・小物はぎりぎり、かな。
引き絵は他の作画が良い反面、やや弱く感じました。
人物画は全体縦長で横長目、鼻のくるんとした表現が特徴的。
リアル路線で、綺麗なお姉さんしていました。
髪の毛が凄いです。
↓表紙などカラーイラストは見事な出来栄え。
白黒絵は路線そのままですが、動きがあるだけまた雰囲気が異なるもの。
紹介帯のカット絵が見易いので、参考に良いでしょう。
【 収録話 】 7話収録
003:「寮母さんは君の彼女」 カラー原稿
カラー原稿8ページのショート短編。
皆から慕われる寮母「早苗」でしたが、「真司」とは秘密に付き合っていたのです。
ちゃんと後片付けを手伝ってましたね。
偉い。
「早苗さん」はピッタリなタイトスカート、黒ストッキングがえっちでした。
ちょっと切れた電球の交換を頼みたいなぁ。
危ないから脚立は押さえておきます。
013:「トモダチの終わりに」
終電亡くなった、と泊まりにやって来る、サークルの後輩「坂木真由子」
趣味と波長の合う彼女との空間は心地良いものでしたが…。
彼女には既に付き合う相手がいたのでした。
えーとね、結構酷いな、この娘。
そもそも、付き合う相手がいるならば、部屋に来るの反則。
あの決して綺麗ではない、野郎の部屋にのこのこ入り浸っていて…、彼の好意を利用して好き勝手にしていただけ、と感じました。
えっちは清算みたいな感覚なのかしら。
タイトルあーなので、勘違いする人も多そう。
終始都合の良い存在、だったわね。
センセ書かれているとおり、2周目が必要か…。
※左:後輩「坂木真由子」、右:元カノ「木下百合」
055:「無自覚少女は確かめたい」
幼馴染み「たつき」はすっかり成長した今でも性格はあまり変わらず。
「ジロー」の部屋に勝手に入ってきてはえっちな本をあさり、距離間もごく近い~など、その奔放さに色々と困っていたのでした。
ヒロイン「たつきちゃん」は褐色肌とアホ毛が特徴。
解説によると、アンケート良かったようですが、それも納得。
ひでるさんもこの娘がお気に入り。
そもそもね、あのスタイルで抱きついてきたりするのを…よく我慢できてたなぁ、彼。
えっちに至る流れがまた、いかにも「たつきちゃん」という感じ。
興味あって、知識がない訳ではないので…いずれはあーなるか。
「もっと、ちゃんと触ってみて!」
~とかなんとか、言われてましたよ…いいなぁ。
またね、えっち最中の「たつきちゃん」が普段とは違って、やたらめったらに可愛いので困る(笑)
オチもそんな感じ。
収録では最もラブコメしている1話でした。
089:「今更な2人」
元カノ「木下百合」の結婚報告会にやってきた「遥馬」
しかし、他のメンバーは来る気配なく。
結局2人きりでの飲み会になっていたのでした。
タイトル通りで、状況からすると浮気えっちですね。
「百合さん」のああした言動は男性にはヤバい。
特にオチのあれは、わざとやっていると思われ…。
確かに荷が勝ちすぎる。
命中させないように気を付けて。
…もしかして…そもそも呼んでたの「遥馬くん」だけなのでは。
127:「How to get in a good mood」
母子家庭の「颯」
母親が不在の時には、保護者代わりに叔母「葉月」を呼んでいたのですが。
もういい年齢になっていて、また彼女は何かと引っ掛かるような物言いがため。
実に邪魔な存在となっていたのです。
まぁ、その後の色々を含めて、「颯くん」はお子様だわね。
素直に甘えられればいいのだろうけど…無理だろうな。
漫画のメイン展開でも、完全に「葉月さん」のターン。
ああした流れで、結局は受け入れてもらえたことで、だいぶ救われたのではないだろうか。
これ以降はちゃんと接してくださいね。
163:「色は思案の外」
独りプレイ中の「晶」と鉢合わせしてしまった、妹「夕里」
血縁なものの、好意をもっていたこともあり、その手伝いをすることでより深い関係になっていたのですが。
いくら待っても、それ以上の事はシテこなかったのでした。
まぁ、兄妹だからなぁ。
両親が不在になるチャンスに、兄「晶」は外泊する、と予定を話したのがお話のメイン。
また、男友達であるとの発言と裏腹に、スマホに表示されたのが女性だったことが切っ掛けとなってます。
まぁ、仕掛けるなら…今か。
「夕里ちゃん」としては、あんな事させといて、他の女にすり寄るのはどうか、ってところかな。
たぶん、言い出したのは彼女なようでしたけどね。
オチはあーでしたが…関係の深さなら負けてないので、諦めずに続けてれば勝てるかもしれないよ。
それが良いかどうかは別に。
※左:妹「夕里」、右:「桃城史夏」
197:「still think about」
「奥田祐司」の幼馴染み「桃城史夏(ももしろ・ふみか)」
成長につれて疎遠になり。
社交性ある彼女に比べて、自分はいわゆる陰キャなため…。
絡むどころか、会話すらほぼなくなっていたのです。
昼食時、席が占領されていたため、物置となっていた廊下隅で食べていたところ。
外階段から、妙な声が聞こえてきたのでした。
廊下の先は外階段に繋がっていて、扉の上、格子部分はガラス窓になっていて。
そこから覗いたところ「史夏さん」の痴態が見えた、と。
うーん…やや都合よく感じたのだけれど、まぁ無くはないか。
巧いこと展開するのは漫画ジャンルがためかと思っていましたが…。
その後の、疎遠になってしまう経緯、を見たところ。
うん、「祐司くん」が陰キャ属性をこじらせて、独りでひねくれてただけ、かなー。
妙な第三者が介入する前に、巧くいって何より。
【 その他 】
以上、本日は「ひなづか凉」センセでした。
こちらが2冊目になる様子。
ざっと見たところ、「桜路ひよこ」という別名があり…。
ゲーム原画で主に活躍されていたみたいです。
ひでるさんは今回が初見。
↓表紙、あのおっぱいに釣られました。
裏表紙も後ろ姿でなく、正面絵のが良かったんではないかなぁ。
頬、濡らすように恋をして (GOT COMICS) コミック, 2022/11/30 [アダルト] ひなづか凉 (著)
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・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●◎○
・漫画 :●●●◎○
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] 恋愛話、ラブコメ、むちむち
・構成 : カラー(8P)、7話収録。
・おまけ: カバー裏にあとがき・ヒロイン解説、
追加1コマ「その後の二人」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ひなづか凉(ひなづか・りょう)」センセの「頬、濡らすように恋をして」です。
※たつきちゃん
【 構成・絵柄 】
収録は全て短編での構成。
話数7 は、ちょっと少ない印象でした。
ただし、カラー原稿の冒頭話以外はのきなみ40ページ以上といった短編。
通常では…2、3話くらいでしょうか。
それが6本。
さらに、「その後の二人」という後日談が描かれた追加ページも加えられていて…。
結果、単行本はボリュームのある、結構な重量感という仕上がりでした。
えっちシーンもたっぷり。
お話は…ラブコメ、といったものもありましたが。
ハッキリ言って、えっちはシテも成就しない事多く。
どうにも、ままならない、男女関係が描かれていました。
綺麗なお姉さんらとイチャイチャ…はあるものの、切なくモヤっとしたものが残る読後感です。
ブラックとまではいかないものの、ちょっと注意。
いかにもデジタル感ある濃い目な作画。
全体の色付きはそこそこ、黒色がやや強め。
どちらかと言うと、デジタルちっくな濃い灰色~という印象です。
コマ割りは変化大きく、はみ出し・ぶち抜き・重なりなど頻繁。
枠間なくなることも多く、ごっちゃりとした原稿具合でした。
漫画はヒロイン作画に力が入っていて、なんだか恋愛ゲームのような雰囲気。
特にメインでの表現(えっ知部分とか)には迫力ありました。
内臓表現多めなのは好き嫌いありそう。
ちょっとしたコメディー崩しはたまにあり、はっちゃけ感は控えめ。
大半は男性でしたかね。
背景・小物はぎりぎり、かな。
引き絵は他の作画が良い反面、やや弱く感じました。
人物画は全体縦長で横長目、鼻のくるんとした表現が特徴的。
リアル路線で、綺麗なお姉さんしていました。
髪の毛が凄いです。
↓表紙などカラーイラストは見事な出来栄え。
白黒絵は路線そのままですが、動きがあるだけまた雰囲気が異なるもの。
紹介帯のカット絵が見易いので、参考に良いでしょう。
【 収録話 】 7話収録
003:「寮母さんは君の彼女」 カラー原稿
カラー原稿8ページのショート短編。
皆から慕われる寮母「早苗」でしたが、「真司」とは秘密に付き合っていたのです。
ちゃんと後片付けを手伝ってましたね。
偉い。
「早苗さん」はピッタリなタイトスカート、黒ストッキングがえっちでした。
ちょっと切れた電球の交換を頼みたいなぁ。
危ないから脚立は押さえておきます。
013:「トモダチの終わりに」
終電亡くなった、と泊まりにやって来る、サークルの後輩「坂木真由子」
趣味と波長の合う彼女との空間は心地良いものでしたが…。
彼女には既に付き合う相手がいたのでした。
えーとね、結構酷いな、この娘。
そもそも、付き合う相手がいるならば、部屋に来るの反則。
あの決して綺麗ではない、野郎の部屋にのこのこ入り浸っていて…、彼の好意を利用して好き勝手にしていただけ、と感じました。
えっちは清算みたいな感覚なのかしら。
タイトルあーなので、勘違いする人も多そう。
終始都合の良い存在、だったわね。
センセ書かれているとおり、2周目が必要か…。
※左:後輩「坂木真由子」、右:元カノ「木下百合」
055:「無自覚少女は確かめたい」
幼馴染み「たつき」はすっかり成長した今でも性格はあまり変わらず。
「ジロー」の部屋に勝手に入ってきてはえっちな本をあさり、距離間もごく近い~など、その奔放さに色々と困っていたのでした。
ヒロイン「たつきちゃん」は褐色肌とアホ毛が特徴。
解説によると、アンケート良かったようですが、それも納得。
ひでるさんもこの娘がお気に入り。
そもそもね、あのスタイルで抱きついてきたりするのを…よく我慢できてたなぁ、彼。
えっちに至る流れがまた、いかにも「たつきちゃん」という感じ。
興味あって、知識がない訳ではないので…いずれはあーなるか。
「もっと、ちゃんと触ってみて!」
~とかなんとか、言われてましたよ…いいなぁ。
またね、えっち最中の「たつきちゃん」が普段とは違って、やたらめったらに可愛いので困る(笑)
オチもそんな感じ。
収録では最もラブコメしている1話でした。
089:「今更な2人」
元カノ「木下百合」の結婚報告会にやってきた「遥馬」
しかし、他のメンバーは来る気配なく。
結局2人きりでの飲み会になっていたのでした。
タイトル通りで、状況からすると浮気えっちですね。
「百合さん」のああした言動は男性にはヤバい。
特にオチのあれは、わざとやっていると思われ…。
確かに荷が勝ちすぎる。
命中させないように気を付けて。
…もしかして…そもそも呼んでたの「遥馬くん」だけなのでは。
127:「How to get in a good mood」
母子家庭の「颯」
母親が不在の時には、保護者代わりに叔母「葉月」を呼んでいたのですが。
もういい年齢になっていて、また彼女は何かと引っ掛かるような物言いがため。
実に邪魔な存在となっていたのです。
まぁ、その後の色々を含めて、「颯くん」はお子様だわね。
素直に甘えられればいいのだろうけど…無理だろうな。
漫画のメイン展開でも、完全に「葉月さん」のターン。
ああした流れで、結局は受け入れてもらえたことで、だいぶ救われたのではないだろうか。
これ以降はちゃんと接してくださいね。
163:「色は思案の外」
独りプレイ中の「晶」と鉢合わせしてしまった、妹「夕里」
血縁なものの、好意をもっていたこともあり、その手伝いをすることでより深い関係になっていたのですが。
いくら待っても、それ以上の事はシテこなかったのでした。
まぁ、兄妹だからなぁ。
両親が不在になるチャンスに、兄「晶」は外泊する、と予定を話したのがお話のメイン。
また、男友達であるとの発言と裏腹に、スマホに表示されたのが女性だったことが切っ掛けとなってます。
まぁ、仕掛けるなら…今か。
「夕里ちゃん」としては、あんな事させといて、他の女にすり寄るのはどうか、ってところかな。
たぶん、言い出したのは彼女なようでしたけどね。
オチはあーでしたが…関係の深さなら負けてないので、諦めずに続けてれば勝てるかもしれないよ。
それが良いかどうかは別に。
※左:妹「夕里」、右:「桃城史夏」
197:「still think about」
「奥田祐司」の幼馴染み「桃城史夏(ももしろ・ふみか)」
成長につれて疎遠になり。
社交性ある彼女に比べて、自分はいわゆる陰キャなため…。
絡むどころか、会話すらほぼなくなっていたのです。
昼食時、席が占領されていたため、物置となっていた廊下隅で食べていたところ。
外階段から、妙な声が聞こえてきたのでした。
廊下の先は外階段に繋がっていて、扉の上、格子部分はガラス窓になっていて。
そこから覗いたところ「史夏さん」の痴態が見えた、と。
うーん…やや都合よく感じたのだけれど、まぁ無くはないか。
巧いこと展開するのは漫画ジャンルがためかと思っていましたが…。
その後の、疎遠になってしまう経緯、を見たところ。
うん、「祐司くん」が陰キャ属性をこじらせて、独りでひねくれてただけ、かなー。
妙な第三者が介入する前に、巧くいって何より。
【 その他 】
以上、本日は「ひなづか凉」センセでした。
こちらが2冊目になる様子。
ざっと見たところ、「桜路ひよこ」という別名があり…。
ゲーム原画で主に活躍されていたみたいです。
ひでるさんは今回が初見。
↓表紙、あのおっぱいに釣られました。
裏表紙も後ろ姿でなく、正面絵のが良かったんではないかなぁ。
頬、濡らすように恋をして (GOT COMICS) コミック, 2022/11/30 [アダルト] ひなづか凉 (著)
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■ストレス昇天機構 甘えんじぇる (ほんだありま)
★まんがデーター [15.0/20.0]
・絵柄 :●●●●〇
・お話 :●●●◎〇
・漫画 :●●●●〇
・独創性:●●●◎〇
・属性 : [成年] コメディー、ファンタジー、巨乳
・構成 : カラー(4P)、9話収録(全て表題作・1巻完結)
・おまけ: あとがき、合間にSD絵。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ほんだありま」センセの「ストレス昇天機構 甘えんじぇる」です。
※甘えんじぇるポリス
【 構成・絵柄 】
収録は1冊まるまるの長編。
成年漫画でよく見られる、問題解決ものでした。
基本的に、各話は単独エピソードとなっており。
各話ごとに、ヒロインほか登場人物が入れ替わっていきます。
いちおう、一部にて同キャラがゲスト的に顔見せる~などあったものの、だいたいメインのお話には絡みません。
詳しくは後述しますね。
ファンタジー要素のある現代劇。
えっち展開は早く、あちこちはっちゃけ要素が高く、コメディー的な仕上がり。
前述した設定がため非常に多くのヒロインが登場していました。
ワイワイ楽しげなのが好みなの方には良いと思います。
しっかりとした線での作画。
描き込み・濃淡はおおむね丁度良いくらい。
コマ割りは中小ではみ出し・ぶち抜き、そして重なりなど多く。
原稿はかなり賑やか。
線の強さもあって、こってり風味になっています。
漫画はぱっとした明るさがあり、派手でコメディーちっく。
はっちゃけ感が強く、やや人を選ぶかもしれません。
人物絵はやや鋭角的で縦長、ガラスのような透き通る目、しっかりまつ毛が特徴。
スタイル良く、スリムながら胸はたっぷりと大きいものです。
カラーでもそう変化はないので、判断は↓表紙・裏表紙で問題ありません。
ヒロイン画のある紹介帯も参考に良いでしょう。
【 収録話 】 9話収録
パワハラ、セクハラ、孤独問題に過労…。
まさに、”大ストレス地獄”というべき現代。
限界に達していた人々を救うべく、神はストレス昇天機構「甘えんじぇる」を誕生させたのでした。
ごく簡単にはそんなお話。
※左:新婚さん、右:アイドルさん
ファンタジー要素のある、ハイテンションなコメディーもの。
前述したように、成年漫画でお馴染みの問題解決な漫画。
基本的に毎回別の天使が登場し、人間の諸問題をえっちにて決着させています。
主な目線は人間側。
前述したように、ストレス社会で追い込まれていく様が描かれており…。
前半のドヨ~んとした空気を、派遣された天使によって一転させるというのが定番なパターン。
後半にはちょっと変化球なお話も差し込まれたりもしてました。
そうした、刹那的なストーリーなため。
おそらく、雑誌や携帯などで、1話ずつ読むには適した感じだと思われますが。
こうして、1冊まとまって読む場合、決してつまらなくはないものの。
なんというか、長編ならではのプラス感が薄い。
オペレーターさんが選ばれる5話とか、ちょっとした仕掛けが楽しい8話、登場キャラが総登場する最終話~みたいなんが、もう少し欲しかったです。
そもそもの目的がため、タイプ的に都合の良い即えっちな展開。
そのため、登場する天使・甘えんじぇるらは、↓表紙のように全裸なのですが。
…うーん、やっぱり、なんらか服着ててもらった方が良かったかなぁ。
後半のポリスとかセイントのような…。
ちょっと直接的すぎて、エロいというより可笑しさのが強いのです。
なんというか、洋アダルトみたいな、スポーツちっくな印象なの。
1から3話までは、基本的なお話群。
仕事に追われるサラリーマンを救う1話目。
なお、甘えんじぇるを降臨させているのは、司令部リーダーさんなのですが。
この後もちらほら登場するので、顔は簡単に覚えておきましょう。
派遣されたのは、彼の好みストライクだという甘えんじぇる、↓表紙の中央な娘です。
まぁ、確かにあのくらいな年齢の男性ならば…好みな女性とえっちするだけで、精神的にスッキリするとは思いました。
なお、カラーページは本編えっちの抜き出しみたいなんです。
2話目は先日フラれたばかりの男性。
なお、こちらからオペレーターさん、クリーナー部隊(※浄化後に記憶とか消すのです)らが正式に登場しています。
甘えんじぇるは、↓表紙左側の髪を束ねた娘。
新婚プレイということで、彼女はエプロンを装着しているのですが…布範囲は腰部分のみ。
普通の肩掛けエプロンのがエロちっくだと思う。
3話目はキャンパスライフを夢見る浪人生です。
甘えんじぇるは、↓表紙右側の眼鏡な娘。
知的な雰囲気は、主人公の憧れな人が家庭教師のお姉さんだったため。
そうか。
さきほど甘えんじぇるらは全裸であると書きましたが。
こちらの彼女も黒ストッキング着用してますわね…必ずしもマッパではないか。
ごめんなさい。
4話目は好きなアイドルのスキャンダルを知った男性。
職場でのやり取りが楽しい。
漫画では色々問題たっぷりではあったのですが、吹っ切るべく働こうという考えはいいと思いました。
そんな彼のため、甘えんじぇるもアイドルちっくな服装で登場しています。
(ただし、胸もアソコも丸出しでしたが)
裏表紙の中央上な娘です。
「恐れ多すぎて…、現実感なくて」
そんな感じで、”なかなかアガらない”というのは、なんだかリアルに感じました。
前4話までを振り返るようなオープニングで始まる5話目。
(※おそらく、もともとはカラー原稿だったと思います)
クリーナー部隊や司令部がしっかり描かれる変則なエピソードとなっていて。
これまで謎が多かった、甘えんじぇるサイドのあれこれが描かれます。
また、主人公視点も甘えんじぇる司令部のオペレーターさんでした。
裏表紙の中央下、後ろ折り返しの娘です。
ひでるさんは、こちらの娘とこの回が最もお気に入り。
彼女のポイントは、これまでの甘えんじぇるらと違い、自信がなくてモジモジしている点。
初々しくて良いですね。
※左:オペレーターさん、右:保育士さん
新人保育士な男性の6話目。
ちょっとした社会問題も絡むエピソートで、あれは…しんどいわね。
こちらの甘えんじぇるは、珍しくしっかり着衣な娘です。
(裏表紙の左)
あれ、管理人さんでなく、保育士さんイメージなんですね。
かなり変化球なエピソードである7話目。
いきなり甘えんじぇる登場しているかと思ったら…というもの。
まぁ、この1話の間に多くの女性を登場させてましたねー。
あるいは、こうした対立軸をメインにしても良かったかもしれません。
悩みを抱えるのが大学講師の女性「加納愛美」という8話目。
そのため、派遣される甘えんじぇるは男性です。
(※天使なんて両性具有なんて話もあるので、別に女性体でもいいかなーって思いましたが…相手の好みに合ったタイプを派遣するシステムだから、やっぱりそーなるか)
なお、詳細は伏せますが…こちらの回は、ちょっとした仕掛けがあります。
単行本でまとまってるので、おそらく皆さんも気付くと思います。
これは良かった。
なお、ひでるさんは彼女と共に飲んでいたお友達が好き。
そんなこんなで、最終話。
これまでの登場キャラがちらほら顔を見せてくれてます。
最終回に相応しい、派手なえっち展開をお楽しみください。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「ほんだありま」センセでした。
毎度お馴染み。
前述したように、いくつか好きなエピソードもあったんですが。
うーん。
いまいち、ガチっとは刺さりませんでした。
いかにもセンセらしい、楽しい仕上がりではあったんですけどね…。
ブログのため、あらためて見返してきましたが。
やっぱりオペレーターさんが可愛くて好き。
折り返しの水着絵もイイですね。
ストレス昇天機構 甘えんじぇる (エンジェルコミックス) (日本語) コミック, 2021/1/16 [アダルト] ほんだ ありま (著)
★ほんだありま センセの漫画紹介記事
[オトメ御開帳] 成年
センセの初単行本。触手甲子園が収録されているのはこちら。
[運んでニャンコ!] 一般
メイド風コスプレが売りの引っ越し屋「ネコネコ引っ越しセンター」の長編。
[ハミ+コン!] 一般
ハミコン神「ハミ」が出現する、ゲームパロディー漫画。
[侵スベカラズ!!純血特区!] 一般
なんちゃら耳なヒロインがわんさか登場する長編。 全5巻。
[もりあげ7(全2巻)] 一般
町おこしなハーレム漫画。タイトル通り7名のヒロインが登場します。
[人妻結び Hitodumamusubi] 成年
人妻らとのラブコメです。同じ世界観のオムニバス形式でした。
[3姉妹のオモチャ] 成年
芸能界に身を置く3姉妹らとのハーレムラブコメ。
[僕が芸能3姉妹の性奴隷になった結果] 成年
芸能3姉妹の続編です。皆さん自由に振る舞っていました。
[ふしだらシェアハウス] 成年
シェアハウスに住む9名女性らとの集団生活えっち長編。
[ちんがみさま] 成年
女ばかりが住む村の巫女から、”ちんがみさま”と崇められた主人公は~という長編。
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・絵柄 :●●●●〇
・お話 :●●●◎〇
・漫画 :●●●●〇
・独創性:●●●◎〇
・属性 : [成年] コメディー、ファンタジー、巨乳
・構成 : カラー(4P)、9話収録(全て表題作・1巻完結)
・おまけ: あとがき、合間にSD絵。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ほんだありま」センセの「ストレス昇天機構 甘えんじぇる」です。
※甘えんじぇるポリス
【 構成・絵柄 】
収録は1冊まるまるの長編。
成年漫画でよく見られる、問題解決ものでした。
基本的に、各話は単独エピソードとなっており。
各話ごとに、ヒロインほか登場人物が入れ替わっていきます。
いちおう、一部にて同キャラがゲスト的に顔見せる~などあったものの、だいたいメインのお話には絡みません。
詳しくは後述しますね。
ファンタジー要素のある現代劇。
えっち展開は早く、あちこちはっちゃけ要素が高く、コメディー的な仕上がり。
前述した設定がため非常に多くのヒロインが登場していました。
ワイワイ楽しげなのが好みなの方には良いと思います。
しっかりとした線での作画。
描き込み・濃淡はおおむね丁度良いくらい。
コマ割りは中小ではみ出し・ぶち抜き、そして重なりなど多く。
原稿はかなり賑やか。
線の強さもあって、こってり風味になっています。
漫画はぱっとした明るさがあり、派手でコメディーちっく。
はっちゃけ感が強く、やや人を選ぶかもしれません。
人物絵はやや鋭角的で縦長、ガラスのような透き通る目、しっかりまつ毛が特徴。
スタイル良く、スリムながら胸はたっぷりと大きいものです。
カラーでもそう変化はないので、判断は↓表紙・裏表紙で問題ありません。
ヒロイン画のある紹介帯も参考に良いでしょう。
【 収録話 】 9話収録
パワハラ、セクハラ、孤独問題に過労…。
まさに、”大ストレス地獄”というべき現代。
限界に達していた人々を救うべく、神はストレス昇天機構「甘えんじぇる」を誕生させたのでした。
ごく簡単にはそんなお話。
※左:新婚さん、右:アイドルさん
ファンタジー要素のある、ハイテンションなコメディーもの。
前述したように、成年漫画でお馴染みの問題解決な漫画。
基本的に毎回別の天使が登場し、人間の諸問題をえっちにて決着させています。
主な目線は人間側。
前述したように、ストレス社会で追い込まれていく様が描かれており…。
前半のドヨ~んとした空気を、派遣された天使によって一転させるというのが定番なパターン。
後半にはちょっと変化球なお話も差し込まれたりもしてました。
そうした、刹那的なストーリーなため。
おそらく、雑誌や携帯などで、1話ずつ読むには適した感じだと思われますが。
こうして、1冊まとまって読む場合、決してつまらなくはないものの。
なんというか、長編ならではのプラス感が薄い。
オペレーターさんが選ばれる5話とか、ちょっとした仕掛けが楽しい8話、登場キャラが総登場する最終話~みたいなんが、もう少し欲しかったです。
そもそもの目的がため、タイプ的に都合の良い即えっちな展開。
そのため、登場する天使・甘えんじぇるらは、↓表紙のように全裸なのですが。
…うーん、やっぱり、なんらか服着ててもらった方が良かったかなぁ。
後半のポリスとかセイントのような…。
ちょっと直接的すぎて、エロいというより可笑しさのが強いのです。
なんというか、洋アダルトみたいな、スポーツちっくな印象なの。
1から3話までは、基本的なお話群。
仕事に追われるサラリーマンを救う1話目。
なお、甘えんじぇるを降臨させているのは、司令部リーダーさんなのですが。
この後もちらほら登場するので、顔は簡単に覚えておきましょう。
派遣されたのは、彼の好みストライクだという甘えんじぇる、↓表紙の中央な娘です。
まぁ、確かにあのくらいな年齢の男性ならば…好みな女性とえっちするだけで、精神的にスッキリするとは思いました。
なお、カラーページは本編えっちの抜き出しみたいなんです。
2話目は先日フラれたばかりの男性。
なお、こちらからオペレーターさん、クリーナー部隊(※浄化後に記憶とか消すのです)らが正式に登場しています。
甘えんじぇるは、↓表紙左側の髪を束ねた娘。
新婚プレイということで、彼女はエプロンを装着しているのですが…布範囲は腰部分のみ。
普通の肩掛けエプロンのがエロちっくだと思う。
3話目はキャンパスライフを夢見る浪人生です。
甘えんじぇるは、↓表紙右側の眼鏡な娘。
知的な雰囲気は、主人公の憧れな人が家庭教師のお姉さんだったため。
そうか。
さきほど甘えんじぇるらは全裸であると書きましたが。
こちらの彼女も黒ストッキング着用してますわね…必ずしもマッパではないか。
ごめんなさい。
4話目は好きなアイドルのスキャンダルを知った男性。
職場でのやり取りが楽しい。
漫画では色々問題たっぷりではあったのですが、吹っ切るべく働こうという考えはいいと思いました。
そんな彼のため、甘えんじぇるもアイドルちっくな服装で登場しています。
(ただし、胸もアソコも丸出しでしたが)
裏表紙の中央上な娘です。
「恐れ多すぎて…、現実感なくて」
そんな感じで、”なかなかアガらない”というのは、なんだかリアルに感じました。
前4話までを振り返るようなオープニングで始まる5話目。
(※おそらく、もともとはカラー原稿だったと思います)
クリーナー部隊や司令部がしっかり描かれる変則なエピソードとなっていて。
これまで謎が多かった、甘えんじぇるサイドのあれこれが描かれます。
また、主人公視点も甘えんじぇる司令部のオペレーターさんでした。
裏表紙の中央下、後ろ折り返しの娘です。
ひでるさんは、こちらの娘とこの回が最もお気に入り。
彼女のポイントは、これまでの甘えんじぇるらと違い、自信がなくてモジモジしている点。
初々しくて良いですね。
※左:オペレーターさん、右:保育士さん
新人保育士な男性の6話目。
ちょっとした社会問題も絡むエピソートで、あれは…しんどいわね。
こちらの甘えんじぇるは、珍しくしっかり着衣な娘です。
(裏表紙の左)
あれ、管理人さんでなく、保育士さんイメージなんですね。
かなり変化球なエピソードである7話目。
いきなり甘えんじぇる登場しているかと思ったら…というもの。
まぁ、この1話の間に多くの女性を登場させてましたねー。
あるいは、こうした対立軸をメインにしても良かったかもしれません。
悩みを抱えるのが大学講師の女性「加納愛美」という8話目。
そのため、派遣される甘えんじぇるは男性です。
(※天使なんて両性具有なんて話もあるので、別に女性体でもいいかなーって思いましたが…相手の好みに合ったタイプを派遣するシステムだから、やっぱりそーなるか)
なお、詳細は伏せますが…こちらの回は、ちょっとした仕掛けがあります。
単行本でまとまってるので、おそらく皆さんも気付くと思います。
これは良かった。
なお、ひでるさんは彼女と共に飲んでいたお友達が好き。
そんなこんなで、最終話。
これまでの登場キャラがちらほら顔を見せてくれてます。
最終回に相応しい、派手なえっち展開をお楽しみください。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「ほんだありま」センセでした。
毎度お馴染み。
前述したように、いくつか好きなエピソードもあったんですが。
うーん。
いまいち、ガチっとは刺さりませんでした。
いかにもセンセらしい、楽しい仕上がりではあったんですけどね…。
ブログのため、あらためて見返してきましたが。
やっぱりオペレーターさんが可愛くて好き。
折り返しの水着絵もイイですね。
ストレス昇天機構 甘えんじぇる (エンジェルコミックス) (日本語) コミック, 2021/1/16 [アダルト] ほんだ ありま (著)
★ほんだありま センセの漫画紹介記事
[オトメ御開帳] 成年
センセの初単行本。触手甲子園が収録されているのはこちら。
[運んでニャンコ!] 一般
メイド風コスプレが売りの引っ越し屋「ネコネコ引っ越しセンター」の長編。
[ハミ+コン!] 一般
ハミコン神「ハミ」が出現する、ゲームパロディー漫画。
[侵スベカラズ!!純血特区!] 一般
なんちゃら耳なヒロインがわんさか登場する長編。 全5巻。
[もりあげ7(全2巻)] 一般
町おこしなハーレム漫画。タイトル通り7名のヒロインが登場します。
[人妻結び Hitodumamusubi] 成年
人妻らとのラブコメです。同じ世界観のオムニバス形式でした。
[3姉妹のオモチャ] 成年
芸能界に身を置く3姉妹らとのハーレムラブコメ。
[僕が芸能3姉妹の性奴隷になった結果] 成年
芸能3姉妹の続編です。皆さん自由に振る舞っていました。
[ふしだらシェアハウス] 成年
シェアハウスに住む9名女性らとの集団生活えっち長編。
[ちんがみさま] 成年
女ばかりが住む村の巫女から、”ちんがみさま”と崇められた主人公は~という長編。
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■アオハルコンプレックス (東出イロドリ)
★まんがデーター [17.0/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] 学園、ラブコメ、青春。
・構成 : 7話収録(うち「みがわりのお勉強」×2 ※世界観は全て共通です)
・おまけ: あとがき、ゲストページ、カバー裏に別絵
加筆修正あり。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「東出イロドリ(ひがしで・いろどり)」センセの「アオハルコンプレックス」です。
※家庭教師「本沢夏菜」
【 構成・絵柄 】
収録は7話ほどで、うち前後編が1つ。
タイトルは全て~のお勉強、で統一されており、実は漫画内世界も全て同じ。
それぞれ登場人物らも本編に絡むほか、モブでも顔を見せています。
舞台となる学校も全て共通ですね。
タイトルに「アオハル」とありますが、皆学生という訳ではなく。
登場ヒロインのうち、何名かはすっかり大人になった姿で登場していました。
男性側が学生か、はたまた過去に何らかあったか~といった形。
ネタとしてブレてなく、逆に各話のバリエーションを豊かなものにしてます。
ジャンルはだいたいラブコメなのですが、収録で唯一の連続話はブラック系。
爽やか青春話~を想像していると、結構なギャップに苦しめられるかもしれません。
耐性ない方は要注意。
さらりとした柔らかな細線での作画。
黒色は強めで、白比率はそこそこありました。
コマ割りは変化あって、広めな枠間と太い枠線が特徴的。
たまーにはみ出し、重なりがあるかな、くらい。
収まり良いです。
いろいろと線は賑やかでしたが、色彩は濃すぎることなく、見易くまとまっていました。
漫画はラブコメ調で、変な大崩れはありません。
比較的テンション抑えめ、擬音サイズも控えめ。
ややテキストは多めに感じます。
ぱっと見でも分かる、リアルな人物画が最大の特徴。
ただし、それなりにデフォルメもされていて、偏り過ぎることなく。
ヒロインらは魅力的に描かれてました。
タイトルあんなんですが、どちらかというと年上な方のが合ってるかな…。
おっぱいの描写がまたイイ感じです。
背景や小物らは人物絵とそれほどの差なく、引っ掛かるところはありません。
こうした絵柄はちょっとしたものが目立つのですが、全体非常に良い仕上がりでした。
カバーなど彩色絵と白黒絵にそう変化はないので、カット絵もある裏表紙が判断にオススメです。
【 収録話 】 7話収録
003:「みすずさんのお勉強」
学校からの帰り道をわざわざ遠回りしていた「勝吾」
その目的は…猫を飼う「篠山美涼」に会うためでした。
この単行本、もくじ部分に登場ヒロインらの紹介がされていて。
タイトルに合わせたのか、卒業アルバムの顔写真みたいに並んでいるのね。
(※皆制服姿なのです)
…で、その隣に位置した冒頭話のヒロイン「美涼さん」なのですが…。
髪を後ろに束ねた大人な女性だったので、
…誰?、ドレ??
なーんて感じでした。
本気でもくじ部分の絵は学生時代のスナップらしく、彼女も若い頃の姿でちゃんといました。
なるほど、凝ってますね。
雰囲気大人っぽい「美涼さん」ですが、やり取りは若く、エロく。
猫に会うとかバレバレな建前で足しげくやって来る彼を素敵にリードしてくれていました。
いいなぁ。
いちおう人があまり来ない、とのことでしたが、野外プレイでしたよ。
※左:篠山美涼、右:渡紗綾香
021:「ラブホのお勉強」
昔馴染みの「武光」と興味本位でラブホに入ってみた「渡紗綾香」
当初ははしゃいでいた2人でしたが…というもの。
まあ、そもそも嫌な相手であれば、2人して帰宅することはなく。
冗談でもラブホに入ったりもしないでしょう。
切っ掛けづくりかな。
「胸のサイズも変わらねーし」
…の台詞に腹を立て、制服めくるシーンが好き。
彼女の性格をうまいこと利用した、良い手段でした。
バレバレなオチはお約束で楽しい。
なお、声を掛けたのは冒頭話の「勝吾くん」です。
045:「カテキョのお勉強」
パパ活相手の息子「涼真(りょうま)」の家庭教師をしていた「本沢夏菜」
彼は物静かで落ち着いた、クールな子であり。
そのポーカーフェイスをどうにか崩したくなってきた「夏菜」は、色々仕掛けていたのです。
冒頭話に続き、もくじ部分の紹介絵から成長したヒロインです。
「夏菜さん」は髪伸ばしたんですね。
漫画前半では、先の「美涼さん」も登場していました。
「涼真くん」の姉だそうですよ。
美形な姉弟ですわね。
(※なお、会話から彼女は普段この家にはいないらしい)
さすがにえっち時には年相応になるかなー、と見ていたのですが…冷静さは変わらず。
年下な彼に終始ヤラれっぱなしでした。
なにゆえ彼がそんなんなのか、オチで判明。
もしかして、先の「美涼さん」があーんな感じだったのも、同じ理由かしら。
065:「ダイエットのお勉強」
ちょっと太めな「古北やな」
友人らの提案であるえっちでのダイエットを、「作斗(さくと)」と試すこととなったのでした。
成年漫画ではお馴染み、えっちで痩せようという企画。
なお、ちょっと検索してみたところ、ヒットは 約 14,800,000 件(※google 22/11/26検索)
まぁ、動きあることなので、食っちゃ寝してるよりは痩せるだろうけど…。
興味ある方は検索して体位とかなんとか研究してみると良いかも。
こちらのヒロイン「やなちゃん」の彼氏「作斗くん」とつるんでいたのは、既に登場している「勝吾」・「武光」の2人。
彼女の友人は「紗綾香」、次のエピソードに登場する「前園雛羽」の2人でした。
美人揃いの学校で羨ましい。
「やなちゃん」はぽっちゃりとした可愛らしい娘。
まあね、あの年齢の男子は…ダイエットとかなんとか、建前なんてどーでも良いですわね。
ただ、いかに親しい間柄とはいえ、オチのあれは酷い。
後でちゃんと謝罪するように。
085:「みがわりのお勉強」 前後篇
「前園ことり」の娘「前園雛羽」は母と同じ学校に進学。
その入学式、「ことり」は20年前にひと関りがあった「佐根川」と再会しました。
彼は同学校にて教師となっており。
それなりの地位も築いていた彼は、過去の復讐で”とある取り引き”を持ち掛けてきたのでした。
もくじでは、よくー似た感じで2人して親子並んでいました。
現在の「ことりさん」はすっかり成長して母親に。
娘「雛羽さん」は当然ですがそのまま。
(※さらにカバー裏などでは成長記録が見れます)
それまでのエピソード群では、まぁ…ラブコメの範囲内といったお話でしたが。
冒頭からして、こちらはかなりブラック。
現在は落ち着いたとはいえ、「ことりさん」の学生時代は酷いもの。
またね、再会した彼女がぱっと思い出せなかったところが、またリアルだと感じました。
どれだけ酷いことしていても、加害者はまったく覚えてないもんですよね。
そのため…「佐根川くん」の行動は決して褒められたものではないのですが、彼女の自業自得という印象です。
これ成年漫画なため、当然のようにえろい事がエスカレートしていくのでした。
ああしたのが嫌ならば、キッチリ罪を認めて、洗いざらいぶちまけるしかないでしょう。
全て自分の不始末なのだから。
収録では唯一の2話もの。
後編では衝撃の展開が待っています、が。
成年漫画のこうしたネタではお約束かな…。
※※左:前園雛羽・ことり親子、右:芸能人「鮎川花凛」
139:「アオハルのお勉強」
部員1人で、廃部が決まってた文芸研究部の部長「折本恵介」
そんなところ、”プライベートな空間が欲しい”という理由で、芸能人であった「鮎川花凛」が入部してきたのでした。
↓表紙が「花凛さん」です。
さすが現役芸能人。(※カバー裏は水着グラビアです)
グラビアでも活躍していましたが、メインはドラマみたい。
そりゃー、そんなんが間近だったら、たまらんでしょう。
ドキドキはしていたようですが、こちらの「折本くん」は、落ち着いた物腰で、彼女を特別扱いしない、貴重な男子。
入部した経緯も教師が斡旋したようだったので、そうした彼の気質を踏まえてのことかな。
かなりベタな展開ではありましたが、それ故に読んでいて心地良く。
あるいは、収録では最も読者らが期待していただろうエピソードかもしれません。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「東出イロドリ」センセでした。
当ブログでは初単行本「いろとりどり」も紹介していて、今回は2冊目。
ぱっと目を奪われる↓表紙なのですが。
個人的には裏表紙のが好き。
右上のバーコードが邪魔で悔しい。
あれは…おそらく、本編での仲良し3人組ですよね。
「やなちゃん」のお尻から太ももにかけて、がヤバい。
実は、ひでるさんが今回単行本で最も刺さった点だったりします(笑)
アオハルコンプレックス (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL) コミック, 2022/10/15 [アダルト] 東出イロドリ (著)
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] 学園、ラブコメ、青春。
・構成 : 7話収録(うち「みがわりのお勉強」×2 ※世界観は全て共通です)
・おまけ: あとがき、ゲストページ、カバー裏に別絵
加筆修正あり。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「東出イロドリ(ひがしで・いろどり)」センセの「アオハルコンプレックス」です。
※家庭教師「本沢夏菜」
【 構成・絵柄 】
収録は7話ほどで、うち前後編が1つ。
タイトルは全て~のお勉強、で統一されており、実は漫画内世界も全て同じ。
それぞれ登場人物らも本編に絡むほか、モブでも顔を見せています。
舞台となる学校も全て共通ですね。
タイトルに「アオハル」とありますが、皆学生という訳ではなく。
登場ヒロインのうち、何名かはすっかり大人になった姿で登場していました。
男性側が学生か、はたまた過去に何らかあったか~といった形。
ネタとしてブレてなく、逆に各話のバリエーションを豊かなものにしてます。
ジャンルはだいたいラブコメなのですが、収録で唯一の連続話はブラック系。
爽やか青春話~を想像していると、結構なギャップに苦しめられるかもしれません。
耐性ない方は要注意。
さらりとした柔らかな細線での作画。
黒色は強めで、白比率はそこそこありました。
コマ割りは変化あって、広めな枠間と太い枠線が特徴的。
たまーにはみ出し、重なりがあるかな、くらい。
収まり良いです。
いろいろと線は賑やかでしたが、色彩は濃すぎることなく、見易くまとまっていました。
漫画はラブコメ調で、変な大崩れはありません。
比較的テンション抑えめ、擬音サイズも控えめ。
ややテキストは多めに感じます。
ぱっと見でも分かる、リアルな人物画が最大の特徴。
ただし、それなりにデフォルメもされていて、偏り過ぎることなく。
ヒロインらは魅力的に描かれてました。
タイトルあんなんですが、どちらかというと年上な方のが合ってるかな…。
おっぱいの描写がまたイイ感じです。
背景や小物らは人物絵とそれほどの差なく、引っ掛かるところはありません。
こうした絵柄はちょっとしたものが目立つのですが、全体非常に良い仕上がりでした。
カバーなど彩色絵と白黒絵にそう変化はないので、カット絵もある裏表紙が判断にオススメです。
【 収録話 】 7話収録
003:「みすずさんのお勉強」
学校からの帰り道をわざわざ遠回りしていた「勝吾」
その目的は…猫を飼う「篠山美涼」に会うためでした。
この単行本、もくじ部分に登場ヒロインらの紹介がされていて。
タイトルに合わせたのか、卒業アルバムの顔写真みたいに並んでいるのね。
(※皆制服姿なのです)
…で、その隣に位置した冒頭話のヒロイン「美涼さん」なのですが…。
髪を後ろに束ねた大人な女性だったので、
…誰?、ドレ??
なーんて感じでした。
本気でもくじ部分の絵は学生時代のスナップらしく、彼女も若い頃の姿でちゃんといました。
なるほど、凝ってますね。
雰囲気大人っぽい「美涼さん」ですが、やり取りは若く、エロく。
猫に会うとかバレバレな建前で足しげくやって来る彼を素敵にリードしてくれていました。
いいなぁ。
いちおう人があまり来ない、とのことでしたが、野外プレイでしたよ。
※左:篠山美涼、右:渡紗綾香
021:「ラブホのお勉強」
昔馴染みの「武光」と興味本位でラブホに入ってみた「渡紗綾香」
当初ははしゃいでいた2人でしたが…というもの。
まあ、そもそも嫌な相手であれば、2人して帰宅することはなく。
冗談でもラブホに入ったりもしないでしょう。
切っ掛けづくりかな。
「胸のサイズも変わらねーし」
…の台詞に腹を立て、制服めくるシーンが好き。
彼女の性格をうまいこと利用した、良い手段でした。
バレバレなオチはお約束で楽しい。
なお、声を掛けたのは冒頭話の「勝吾くん」です。
045:「カテキョのお勉強」
パパ活相手の息子「涼真(りょうま)」の家庭教師をしていた「本沢夏菜」
彼は物静かで落ち着いた、クールな子であり。
そのポーカーフェイスをどうにか崩したくなってきた「夏菜」は、色々仕掛けていたのです。
冒頭話に続き、もくじ部分の紹介絵から成長したヒロインです。
「夏菜さん」は髪伸ばしたんですね。
漫画前半では、先の「美涼さん」も登場していました。
「涼真くん」の姉だそうですよ。
美形な姉弟ですわね。
(※なお、会話から彼女は普段この家にはいないらしい)
さすがにえっち時には年相応になるかなー、と見ていたのですが…冷静さは変わらず。
年下な彼に終始ヤラれっぱなしでした。
なにゆえ彼がそんなんなのか、オチで判明。
もしかして、先の「美涼さん」があーんな感じだったのも、同じ理由かしら。
065:「ダイエットのお勉強」
ちょっと太めな「古北やな」
友人らの提案であるえっちでのダイエットを、「作斗(さくと)」と試すこととなったのでした。
成年漫画ではお馴染み、えっちで痩せようという企画。
なお、ちょっと検索してみたところ、ヒットは 約 14,800,000 件(※google 22/11/26検索)
まぁ、動きあることなので、食っちゃ寝してるよりは痩せるだろうけど…。
興味ある方は検索して体位とかなんとか研究してみると良いかも。
こちらのヒロイン「やなちゃん」の彼氏「作斗くん」とつるんでいたのは、既に登場している「勝吾」・「武光」の2人。
彼女の友人は「紗綾香」、次のエピソードに登場する「前園雛羽」の2人でした。
美人揃いの学校で羨ましい。
「やなちゃん」はぽっちゃりとした可愛らしい娘。
まあね、あの年齢の男子は…ダイエットとかなんとか、建前なんてどーでも良いですわね。
ただ、いかに親しい間柄とはいえ、オチのあれは酷い。
後でちゃんと謝罪するように。
085:「みがわりのお勉強」 前後篇
「前園ことり」の娘「前園雛羽」は母と同じ学校に進学。
その入学式、「ことり」は20年前にひと関りがあった「佐根川」と再会しました。
彼は同学校にて教師となっており。
それなりの地位も築いていた彼は、過去の復讐で”とある取り引き”を持ち掛けてきたのでした。
もくじでは、よくー似た感じで2人して親子並んでいました。
現在の「ことりさん」はすっかり成長して母親に。
娘「雛羽さん」は当然ですがそのまま。
(※さらにカバー裏などでは成長記録が見れます)
それまでのエピソード群では、まぁ…ラブコメの範囲内といったお話でしたが。
冒頭からして、こちらはかなりブラック。
現在は落ち着いたとはいえ、「ことりさん」の学生時代は酷いもの。
またね、再会した彼女がぱっと思い出せなかったところが、またリアルだと感じました。
どれだけ酷いことしていても、加害者はまったく覚えてないもんですよね。
そのため…「佐根川くん」の行動は決して褒められたものではないのですが、彼女の自業自得という印象です。
これ成年漫画なため、当然のようにえろい事がエスカレートしていくのでした。
ああしたのが嫌ならば、キッチリ罪を認めて、洗いざらいぶちまけるしかないでしょう。
全て自分の不始末なのだから。
収録では唯一の2話もの。
後編では衝撃の展開が待っています、が。
成年漫画のこうしたネタではお約束かな…。
※※左:前園雛羽・ことり親子、右:芸能人「鮎川花凛」
139:「アオハルのお勉強」
部員1人で、廃部が決まってた文芸研究部の部長「折本恵介」
そんなところ、”プライベートな空間が欲しい”という理由で、芸能人であった「鮎川花凛」が入部してきたのでした。
↓表紙が「花凛さん」です。
さすが現役芸能人。(※カバー裏は水着グラビアです)
グラビアでも活躍していましたが、メインはドラマみたい。
そりゃー、そんなんが間近だったら、たまらんでしょう。
ドキドキはしていたようですが、こちらの「折本くん」は、落ち着いた物腰で、彼女を特別扱いしない、貴重な男子。
入部した経緯も教師が斡旋したようだったので、そうした彼の気質を踏まえてのことかな。
かなりベタな展開ではありましたが、それ故に読んでいて心地良く。
あるいは、収録では最も読者らが期待していただろうエピソードかもしれません。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「東出イロドリ」センセでした。
当ブログでは初単行本「いろとりどり」も紹介していて、今回は2冊目。
ぱっと目を奪われる↓表紙なのですが。
個人的には裏表紙のが好き。
右上のバーコードが邪魔で悔しい。
あれは…おそらく、本編での仲良し3人組ですよね。
「やなちゃん」のお尻から太ももにかけて、がヤバい。
実は、ひでるさんが今回単行本で最も刺さった点だったりします(笑)
アオハルコンプレックス (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL) コミック, 2022/10/15 [アダルト] 東出イロドリ (著)
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■肉巫女の宴 夢 (ひぐちいさみ)
★まんがデーター [13.5/20.0]
・絵柄 :●●●○○
・お話 :●●●○○
・漫画 :●●●◎○
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] ファンタジー、人外、複数
・構成 : 16話収録(うち「肉巫女の宴」×7、
「魔法少女巴」×3、「魔法少女静流」×2)
・おまけ: あとがき、合間にキャラデザイン。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ひぐちいさみ」センセの「肉巫女の宴 夢」です。
※左:オカルト研究会「萌岐芳美」、右:「苦ヶ宮ウメ」
【 構成・絵柄 】
著者の集大成となる超豪華単行本!!
…といった紹介文は伊達ではなく。
ショートはなく、収録は16話で、282ページくらいという大ボリューム単行本。
昔の「信長の野望武将FILE」を彷彿とさせるくらいの厚さ、重さがありました。
これで定価1,650円。
…どうでしょう?
おおむね2冊分と考えれば、ややお得でしょうか。
収録は表題作シリーズ、ほかシリーズに短編といった構成。
裏表紙には紹介文があり…。
ちゃんとそちらまで読めば分かるのですが、これ表題シリーズだけではないのです。
また、それぞれ完結でもありません。
(※まだ続いていくみたい)
読者的には、そっちのが問題。
収録の連続モノは4本あるのですが、全て未完。
中には前後編漫画の前編だけが収録されていて、ちょっと乱暴な印象です。
よく言えば、これまでの漫画が一気に読める、お手頃な単行本。
悪く言えば、ちょっと中途半端…になっちゃうかなー。
ジャンルもあってか、複数えっちが多く。
プレイとしては、なかなかのハード展開。
触手とか怪物、人ではなさそうなモノなど…相手も人外が多めです。
また、収録ラストあたりの短編群になると、逆に甘さあるラブコメ的漫画となっていて。
お話としては、なかなかの落差がありました。
しっかりとした線での作画。
描き込みは細かめで黒色強く。
ジャンルもあって、コッテリとした印象です。
枠線も太く・濃く、ちらほらはみ出し。
ざっとめくっていくと、某少年漫画雑誌のような濃いい色彩でした。
コマは比較的大きいものの、擬音・漫符が入り乱れていて賑やか。
(※えらく細かいコマ割りのページもありました)
派手でパンチ力があります。
収録各話は原稿時期に開きがあるようで、各話で差を感じます。
けっこうハッキリ違っていたので、気になる人は不安定に思うでしょう。
人物は丸い黒目の可愛らしい漫画らしい絵。
むちむちっとしたスタイルがまたイイ感じ。
また、いわゆる怪物、触手みたいなんが出て来るのですが…。
この人物のクオリティであれば、もう…プラス質感があれば良かったかもしれません。
前述したように収録話で差はあるものの、表題のメインシリーズは良く。
判断はだいたい↓表紙で問題ないでしょう。
【 収録話 】 16話収録
006:「肉巫女の宴 壱」
024:「肉巫女の宴 弐 ~濡れ堕ちの贄~」
046:「肉巫女の宴 参 ~妖幻の淫囚~」
072:「肉巫女の宴 肆 ~彷徨の縛卯~」
090:「肉巫女の宴 伍 ~禍堕ちの邪贄~」
108:「肉巫女の宴 陸 ~幽愁の弧羊~」
130:「肉巫女の宴 漆 ~肉巫女達の休日~」
単行本では約半分を占める、表題シリーズ。
奇妙な話、都市伝説みたいな、和風・えっちストーリー。
メインヒロイン「榊露乃」が性癖を切っ掛けとして肉巫女となり…。
その友人、オカルト研究会の「萌岐芳美」が彼女を探しつつ、オカルト趣味を発揮していくことで、その世界に片足を突っ込んでいく~みたいなお話群でした。
※亥の眷属「榊露乃」
基本的に3話までは「露乃さん」を中心としたお話。
それ以降は話数が進むごとに新キャラ、色々な事情を持つ肉巫女らが登場していき…。
その周囲の設定が明らかになり、また広がっておりました。
まぁ、たいがいはエロい事ばっかりなんですけどね(笑)
「露乃さん」は、儀式でなんというか…超常な存在になってしまうので…。
それ以降は最も読者目線に近いだろう、普通の人間である「芳美ちゃん」がお話を牽引するような役割となってます。
友人とはいえ、「露乃さん」を探すために露出プレイをしていたほか、肉巫女らと関わることで、頻繁にエロい事をされてしまうのでした。
それでも皆と接する態度・言動などは変わることなく、なかなかの器量。
イイ娘さん。
機転を利かせて、皆のピンチを救ったりもしていました。
面白い娘でしたね。
…と、褒めておいてなんなんですが……。
読んでいて特に気になったのは、各キャラのビジュアル。
巫女設定がためか、映えるロングヘアな娘が多く、またその髪型もほぼ変わらず。
ざっくり読むと、誰が誰やら分からなくなります。
唯一のショートカットである「瑠香ちゃん」あたりは見分け付きやすいですね。
登場は遅いのですが、性格が極端な「ウメさん」は主人公格「露乃さん」とのセットで収まり良いらしく、6、7話ではパートナーみたいに描かれていました。
以下に人物総覧を残します。
ちょっとネタバレも含むので、見たくない人はここで回避お願いします。
【 肉巫女の宴 人物総覧 】 ※名前の右はえっちに関わる話数。
「榊露乃」 さかき・つゆの 壱、弐、参、伍、漆
黒髪ロングの美少女。頭の左に花飾り。
雨の降る深夜に全裸で街中走るのが好き、という変態。
廃神社で見つけた張形を切っ掛けに肉巫女(亥の眷属)となる。
「萌岐芳美」 もえぎ・よしみ 参、肆、伍、漆
薄い色の髪でロング。
オカルト研究会という同好会をやっている。
失踪した友人「露乃」を探してからそちらの世界に関わる。
「李兎」 りと 肆、伍
黒髪ロングの美少女。ちょっとタレ目気味。頭の右に花飾り。
登場は肆から。
山崩れがため力が弱まっていたところを襲われていた。
「露乃」の助けを借り、肉巫女(卯の眷属)として復活する。
「苦ヶ宮ウメ」 にがみや・うめ 伍、陸、漆
薄い色の髪でロング。目が細め。頭の左に花飾り。
登場は伍から。
「芳美」のクラスに転校してくる。なぜか失踪した「露乃」の存在を知っていた。
後に肉巫女(巳の眷属)となる。
「志喜屋瑠香」 しきや・るか 陸
普段は眼鏡でショートカット。頭の左右に花飾り。
登場は陸から。
クオーター。廃墟のようなアパートで中年と暮らしている。裏本に出演していた。
後に肉巫女(未の眷属)となる。
「遊馬凜」 あすま・りん
ツインテールでツリ目。
隣県のK女学院生徒らしい。
弓を使い、付喪神を浄化することができる。
肉巫女の存在を知っている。
「宇迦野」 うかの
薄い色の髪でロング・眼鏡あり。すこぶる巨乳。
新任教師で臨海学校に同行する。
何やら秘密がある様子(苗字でちょっとネタバレ感ありますが)
「納戸一郎」 のと・いちろう
眼鏡の小太り。
納戸兄妹(双子)の兄。「芳美」のオカルト研究会に入会。
「納戸ニ郎」 のと・じろう
眼鏡の小太り。
納戸兄妹(双子)の弟。「芳美」のオカルト研究会に入会。
151:「淫塊の贋身 前編」
考古学研究部に所属する「関谷乃愛」
同じく考古学研究部で、数日の間行方不明だった「川瀬和奏(かわせ・わかな)」が戻ってきてから様子がおかしい事に気付いたのでした。
「乃愛」には思い当たる事があったのです。
タイトル異なりますが、祠に張形…と、先の「肉巫女の宴」と同シリーズだと思うのですが…。
何しろこれから、って時に終わってしまうので、よく分かりませんでした。
165:「魔法少女巴」 3話
203:「魔法少女静流」 前後編
魔法を使う住人が住む都市エーテルランド。
そちらから遥か東方にある「イズモ」も同様でした。
3年前、一部の上級魔法使いらが人の思念を求めて人間界に入るようになり…。
イズモ女帝は討伐隊を組織したのです。
友人「知子」と共に襲われていた「設楽巴」は、彼らを追う「甘露」と鉢合わせ。
資質のあった彼女は契約し、魔法少女となったのでした。
ざっくりではそんな感じ。
魔法少女シリーズは全5話で2シリーズ。
こちらの「魔法少女巴」は「巴ちゃん」を主人公としたエピソード。
祖母が巫女の血筋~ということで、変身後も巫女っぽいデザインです。
(※サポートする「甘露」もそんなん)
1、2話は直接繋がる長いお話で、ピンチになりつつも撃退していたのですが。
3話目では友人「知子」を盾にされ、2人揃って触手えっち展開に。
…で、どうなる、どうする!?
とハラハラしたそのまま…終わり。
えー、うそーん。
まだ続きを描かれるのかな…。
前後編「魔法少女静流」は…設定は繋がってるようですが、また完全に別のエピソード。エーテルランド女王の命で、魔法少女の候補者を探す「エミット」
色々あって、現在は「村上静流」の家にお世話になっており。
候補者の要素がある彼女を説得している状況で開始します。
「私のメリットは何かしら?」
そう聞き返していた「静流さん」
まぁ、当然ですわね…。
(※前話では魔法使いらに賞金がありましたが、こちらには賞金設定ないみたい)
襲われていた娘を助けるべく、契約して魔法少女になるという王道展開。
変身後の姿は先のシリーズと違い、ちょっと洋風でした。
ちなみに前編は変身したところで終了。
その後を描く後編では…みなさん待望だろう展開に(笑)
続きが気になる、単純でないオチは良かったんですが…収録はこれまで。
先の「巴ちゃん」はこの後での連載で、続きは描かれるのかな?
※左:魔法少女巴、右:魔法少女静流
233:「小悪魔☆シスターズ」
249:「アネ、癖ニナル?」
265:「ムキダシカノジョ」
その他短編の3話は「キルタイム社」以外で発表されたものです。
全て2011年と、かなり前になります。
「小悪魔☆シスターズ」は1つ屋根の下で暮らす「ヒデユキ」と姉妹「佳代」・「千代」のお話。
海外出張した親に預けられたそうです。
ロリロリっとしていながら、積極的にえっち仕掛けてくる2人とのラブコメ話。
宴シリーズとの落差が大きい(笑)
「アネ、癖ニナル?」は1つ年上の「ユキ姉」とのえっち話。
どうやら実姉のようですが、彼の行為を受け入れてくれており。
良い・悪いは置いといて、優しいお姉さん。
そんな彼女に…弟「ヒデ」はだんだん行為をエスカレートしていくのでした。
オチが凄い。
「ムキダシカノジョ」は野外えっちから始まる露出プレイ漫画。
初キスをした屋上でスルのが好きだった「美宇」
そんな彼女に「ユウキ」は夜の公園でのプレイを提案するというもの。
驚いていたものの、次のページでは全裸でぱっくりしていて…。
もうちょっと焦らして欲しかったなぁ。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「ひぐちいさみ」センセでした。
なんかお名前に覚えがあったような気もするんですが。
こちらが初見かもしれません。
今回は話数も多く、肉巫女シリーズでかなーり時間を要してしまい…。
各話紹介については、あっさりになってしまいました。
すみません。
また、収録がためデータでの点数は厳しめになってしまいましたが、肉巫女シリーズは好みな系統。
そもそも、この単行本を手にとったのも、エロ巫女云々の紹介帯に釣りあげられたためでした(笑)
あ、お話がバッサリ切られてしまうのは…ひでるさん不確かな事がモヤモヤ頭に残り易いタイブなんで、ちょっと残念な点でした。
肉巫女の宴 夢 (二次元ドリームコミックス) 単行本 , 2022/2/17 [アダルト] ひぐちいさみ (著)
※現在アマゾン登録なし(22/3/6、22/12/16)
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・絵柄 :●●●○○
・お話 :●●●○○
・漫画 :●●●◎○
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] ファンタジー、人外、複数
・構成 : 16話収録(うち「肉巫女の宴」×7、
「魔法少女巴」×3、「魔法少女静流」×2)
・おまけ: あとがき、合間にキャラデザイン。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ひぐちいさみ」センセの「肉巫女の宴 夢」です。
※左:オカルト研究会「萌岐芳美」、右:「苦ヶ宮ウメ」
【 構成・絵柄 】
著者の集大成となる超豪華単行本!!
…といった紹介文は伊達ではなく。
ショートはなく、収録は16話で、282ページくらいという大ボリューム単行本。
昔の「信長の野望武将FILE」を彷彿とさせるくらいの厚さ、重さがありました。
これで定価1,650円。
…どうでしょう?
おおむね2冊分と考えれば、ややお得でしょうか。
収録は表題作シリーズ、ほかシリーズに短編といった構成。
裏表紙には紹介文があり…。
ちゃんとそちらまで読めば分かるのですが、これ表題シリーズだけではないのです。
また、それぞれ完結でもありません。
(※まだ続いていくみたい)
読者的には、そっちのが問題。
収録の連続モノは4本あるのですが、全て未完。
中には前後編漫画の前編だけが収録されていて、ちょっと乱暴な印象です。
よく言えば、これまでの漫画が一気に読める、お手頃な単行本。
悪く言えば、ちょっと中途半端…になっちゃうかなー。
ジャンルもあってか、複数えっちが多く。
プレイとしては、なかなかのハード展開。
触手とか怪物、人ではなさそうなモノなど…相手も人外が多めです。
また、収録ラストあたりの短編群になると、逆に甘さあるラブコメ的漫画となっていて。
お話としては、なかなかの落差がありました。
しっかりとした線での作画。
描き込みは細かめで黒色強く。
ジャンルもあって、コッテリとした印象です。
枠線も太く・濃く、ちらほらはみ出し。
ざっとめくっていくと、某少年漫画雑誌のような濃いい色彩でした。
コマは比較的大きいものの、擬音・漫符が入り乱れていて賑やか。
(※えらく細かいコマ割りのページもありました)
派手でパンチ力があります。
収録各話は原稿時期に開きがあるようで、各話で差を感じます。
けっこうハッキリ違っていたので、気になる人は不安定に思うでしょう。
人物は丸い黒目の可愛らしい漫画らしい絵。
むちむちっとしたスタイルがまたイイ感じ。
また、いわゆる怪物、触手みたいなんが出て来るのですが…。
この人物のクオリティであれば、もう…プラス質感があれば良かったかもしれません。
前述したように収録話で差はあるものの、表題のメインシリーズは良く。
判断はだいたい↓表紙で問題ないでしょう。
【 収録話 】 16話収録
006:「肉巫女の宴 壱」
024:「肉巫女の宴 弐 ~濡れ堕ちの贄~」
046:「肉巫女の宴 参 ~妖幻の淫囚~」
072:「肉巫女の宴 肆 ~彷徨の縛卯~」
090:「肉巫女の宴 伍 ~禍堕ちの邪贄~」
108:「肉巫女の宴 陸 ~幽愁の弧羊~」
130:「肉巫女の宴 漆 ~肉巫女達の休日~」
単行本では約半分を占める、表題シリーズ。
奇妙な話、都市伝説みたいな、和風・えっちストーリー。
メインヒロイン「榊露乃」が性癖を切っ掛けとして肉巫女となり…。
その友人、オカルト研究会の「萌岐芳美」が彼女を探しつつ、オカルト趣味を発揮していくことで、その世界に片足を突っ込んでいく~みたいなお話群でした。
※亥の眷属「榊露乃」
基本的に3話までは「露乃さん」を中心としたお話。
それ以降は話数が進むごとに新キャラ、色々な事情を持つ肉巫女らが登場していき…。
その周囲の設定が明らかになり、また広がっておりました。
まぁ、たいがいはエロい事ばっかりなんですけどね(笑)
「露乃さん」は、儀式でなんというか…超常な存在になってしまうので…。
それ以降は最も読者目線に近いだろう、普通の人間である「芳美ちゃん」がお話を牽引するような役割となってます。
友人とはいえ、「露乃さん」を探すために露出プレイをしていたほか、肉巫女らと関わることで、頻繁にエロい事をされてしまうのでした。
それでも皆と接する態度・言動などは変わることなく、なかなかの器量。
イイ娘さん。
機転を利かせて、皆のピンチを救ったりもしていました。
面白い娘でしたね。
…と、褒めておいてなんなんですが……。
読んでいて特に気になったのは、各キャラのビジュアル。
巫女設定がためか、映えるロングヘアな娘が多く、またその髪型もほぼ変わらず。
ざっくり読むと、誰が誰やら分からなくなります。
唯一のショートカットである「瑠香ちゃん」あたりは見分け付きやすいですね。
登場は遅いのですが、性格が極端な「ウメさん」は主人公格「露乃さん」とのセットで収まり良いらしく、6、7話ではパートナーみたいに描かれていました。
以下に人物総覧を残します。
ちょっとネタバレも含むので、見たくない人はここで回避お願いします。
【 肉巫女の宴 人物総覧 】 ※名前の右はえっちに関わる話数。
「榊露乃」 さかき・つゆの 壱、弐、参、伍、漆
黒髪ロングの美少女。頭の左に花飾り。
雨の降る深夜に全裸で街中走るのが好き、という変態。
廃神社で見つけた張形を切っ掛けに肉巫女(亥の眷属)となる。
「萌岐芳美」 もえぎ・よしみ 参、肆、伍、漆
薄い色の髪でロング。
オカルト研究会という同好会をやっている。
失踪した友人「露乃」を探してからそちらの世界に関わる。
「李兎」 りと 肆、伍
黒髪ロングの美少女。ちょっとタレ目気味。頭の右に花飾り。
登場は肆から。
山崩れがため力が弱まっていたところを襲われていた。
「露乃」の助けを借り、肉巫女(卯の眷属)として復活する。
「苦ヶ宮ウメ」 にがみや・うめ 伍、陸、漆
薄い色の髪でロング。目が細め。頭の左に花飾り。
登場は伍から。
「芳美」のクラスに転校してくる。なぜか失踪した「露乃」の存在を知っていた。
後に肉巫女(巳の眷属)となる。
「志喜屋瑠香」 しきや・るか 陸
普段は眼鏡でショートカット。頭の左右に花飾り。
登場は陸から。
クオーター。廃墟のようなアパートで中年と暮らしている。裏本に出演していた。
後に肉巫女(未の眷属)となる。
「遊馬凜」 あすま・りん
ツインテールでツリ目。
隣県のK女学院生徒らしい。
弓を使い、付喪神を浄化することができる。
肉巫女の存在を知っている。
「宇迦野」 うかの
薄い色の髪でロング・眼鏡あり。すこぶる巨乳。
新任教師で臨海学校に同行する。
何やら秘密がある様子(苗字でちょっとネタバレ感ありますが)
「納戸一郎」 のと・いちろう
眼鏡の小太り。
納戸兄妹(双子)の兄。「芳美」のオカルト研究会に入会。
「納戸ニ郎」 のと・じろう
眼鏡の小太り。
納戸兄妹(双子)の弟。「芳美」のオカルト研究会に入会。
151:「淫塊の贋身 前編」
考古学研究部に所属する「関谷乃愛」
同じく考古学研究部で、数日の間行方不明だった「川瀬和奏(かわせ・わかな)」が戻ってきてから様子がおかしい事に気付いたのでした。
「乃愛」には思い当たる事があったのです。
タイトル異なりますが、祠に張形…と、先の「肉巫女の宴」と同シリーズだと思うのですが…。
何しろこれから、って時に終わってしまうので、よく分かりませんでした。
165:「魔法少女巴」 3話
203:「魔法少女静流」 前後編
魔法を使う住人が住む都市エーテルランド。
そちらから遥か東方にある「イズモ」も同様でした。
3年前、一部の上級魔法使いらが人の思念を求めて人間界に入るようになり…。
イズモ女帝は討伐隊を組織したのです。
友人「知子」と共に襲われていた「設楽巴」は、彼らを追う「甘露」と鉢合わせ。
資質のあった彼女は契約し、魔法少女となったのでした。
ざっくりではそんな感じ。
魔法少女シリーズは全5話で2シリーズ。
こちらの「魔法少女巴」は「巴ちゃん」を主人公としたエピソード。
祖母が巫女の血筋~ということで、変身後も巫女っぽいデザインです。
(※サポートする「甘露」もそんなん)
1、2話は直接繋がる長いお話で、ピンチになりつつも撃退していたのですが。
3話目では友人「知子」を盾にされ、2人揃って触手えっち展開に。
…で、どうなる、どうする!?
とハラハラしたそのまま…終わり。
えー、うそーん。
まだ続きを描かれるのかな…。
前後編「魔法少女静流」は…設定は繋がってるようですが、また完全に別のエピソード。エーテルランド女王の命で、魔法少女の候補者を探す「エミット」
色々あって、現在は「村上静流」の家にお世話になっており。
候補者の要素がある彼女を説得している状況で開始します。
「私のメリットは何かしら?」
そう聞き返していた「静流さん」
まぁ、当然ですわね…。
(※前話では魔法使いらに賞金がありましたが、こちらには賞金設定ないみたい)
襲われていた娘を助けるべく、契約して魔法少女になるという王道展開。
変身後の姿は先のシリーズと違い、ちょっと洋風でした。
ちなみに前編は変身したところで終了。
その後を描く後編では…みなさん待望だろう展開に(笑)
続きが気になる、単純でないオチは良かったんですが…収録はこれまで。
先の「巴ちゃん」はこの後での連載で、続きは描かれるのかな?
※左:魔法少女巴、右:魔法少女静流
233:「小悪魔☆シスターズ」
249:「アネ、癖ニナル?」
265:「ムキダシカノジョ」
その他短編の3話は「キルタイム社」以外で発表されたものです。
全て2011年と、かなり前になります。
「小悪魔☆シスターズ」は1つ屋根の下で暮らす「ヒデユキ」と姉妹「佳代」・「千代」のお話。
海外出張した親に預けられたそうです。
ロリロリっとしていながら、積極的にえっち仕掛けてくる2人とのラブコメ話。
宴シリーズとの落差が大きい(笑)
「アネ、癖ニナル?」は1つ年上の「ユキ姉」とのえっち話。
どうやら実姉のようですが、彼の行為を受け入れてくれており。
良い・悪いは置いといて、優しいお姉さん。
そんな彼女に…弟「ヒデ」はだんだん行為をエスカレートしていくのでした。
オチが凄い。
「ムキダシカノジョ」は野外えっちから始まる露出プレイ漫画。
初キスをした屋上でスルのが好きだった「美宇」
そんな彼女に「ユウキ」は夜の公園でのプレイを提案するというもの。
驚いていたものの、次のページでは全裸でぱっくりしていて…。
もうちょっと焦らして欲しかったなぁ。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「ひぐちいさみ」センセでした。
なんかお名前に覚えがあったような気もするんですが。
こちらが初見かもしれません。
今回は話数も多く、肉巫女シリーズでかなーり時間を要してしまい…。
各話紹介については、あっさりになってしまいました。
すみません。
また、収録がためデータでの点数は厳しめになってしまいましたが、肉巫女シリーズは好みな系統。
そもそも、この単行本を手にとったのも、エロ巫女云々の紹介帯に釣りあげられたためでした(笑)
あ、お話がバッサリ切られてしまうのは…ひでるさん不確かな事がモヤモヤ頭に残り易いタイブなんで、ちょっと残念な点でした。
肉巫女の宴 夢 (二次元ドリームコミックス) 単行本 , 2022/2/17 [アダルト] ひぐちいさみ (著)
※現在アマゾン登録なし(22/3/6、22/12/16)
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