■少女たちの痕にくちづけを (春花あや)
★まんがデーター [17.0/20.0]
・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●●●
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●●○
・属性 : [一般] 百合、ヴァンパイア、学園
・構成 : カラー(4P)、5話+α収録、現在1巻まで発売中。
・おまけ: あとがき・イラスト、描き下ろし「リベンジ」、加筆修正あり。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「春花あや(はるはな・あや)」センセの「少女たちの痕にくちづけを 1巻」です。
※「イブ・ウィンター」
【 構成・絵柄 】
収録は2巻以降に続いていく長編ストーリー。
読んだ印象としては、そう長くは続かないかな、という感じ。
↓表紙の雰囲気から察せられる通り、基本的には百合漫画がベース。
その土台に、吸血鬼というファンタジー設定が乗っかっているのですが。
これがまた、実に見事な融合となってました。
だいたいは、そっち系の百合百合とした甘酸っぱいやり取り。
ただ、たまーに吸血鬼という厳しい現実も見え隠れしていて。
なるほど。
学園生活でカップル成立すればOK、ってーのではないんですかね。
長く続かない、と感じたのも、そのあたりから。
この後、どうにも不幸な展開ばかり想像してしまう、ネガティブ思考なひでるさんです。
実際は、全然幸せに流れていくかもしれませんが。
すっきりとした線での作画。
全体の色付き・濃淡、描き込み具合などは過不足なく。
コマ割りに変化少なく、収まりも良好。
白比率はそれなりにあり、サッパリと見易い仕上がりです。
漫画はラブコメちっく。
SDっぽく崩されることもあり、楽しい雰囲気。
ただ、今後はまた残酷な描写も増えると思わるため、これがどうなるか…。
(※現在はやや明るめな印象なのです)
背景や小物はメリハリもあって、それなり。
少なくとも足を引っ張ってなく、問題ありません。
人物画は長いまつ毛と大きいキラキラ目の可愛らしいもの。
するりとした横顔も特徴的。
これが↓表紙とほぼ変わらない(無論、白黒画は漫画で動かしやすい書き方ですが)ので、判断はそちらで大丈夫。
紹介帯のカット絵も参考になると思います。
【 収録話 】 5話+α収録
深い深い森の中に建つ、吸血鬼らが集う学園。
そちららは、14歳となった者には”姉”ができ、生活の色々なことをサポートしてくれる~といった姉妹制度があり。
誕生日を迎えた「エミル・フローレンス」は問題児として有名な「イブ・ウィンター」と姉妹になってしまったのです。
早速拒否されつつもしつこく追いまわし。
どうにか彼女に同行を許されたのですが…。
そこで「エミル」は、姉妹制度の真実を知ることとなったのでした。
ザックリですが、だいたいそんなお話。
吸血鬼少女たちの物語。
基本的に男子の姿は無く(今のところ)、学園設定とかなんとかほぼ女性だけの世界観。
期待通り(?)に百合百合としていました。
頑張り屋な主人公、クールなお姉さまというのは、百合漫画での王道設定。
姉妹制度、というのも同様ですよね。
そんなんは、有名漫画などによってだいぶスタンダードになっている(←たぶん)ものの、普通の感覚ではやはり突飛なものだと思われます。
そこで吸血鬼。
姉妹制度のある学園には吸血鬼少女らが通っていて。
その特殊さを埋めるキーワードとして、通常では突飛な設定に見える”姉妹制度”というものが実に巧い事ハマっており。
百合漫画として絶妙なスパイスになっています。
また、吸血鬼イコール人類の敵はこちらも同様。
本来は圧倒できる相手なのですが、不覚を取ることもあって。
死の空気をも漂わせてることが最大の特徴でしょう。
こんなん、通常の学園百合漫画では絶対に見られません。
今後どうなっていくんでしょうか。
※「エミル・フローレンス」
そうした、人外が主人公となるファンタジーな世界観であるため、
どこまでどんなんか、基本知識はその通りなのか、といったこの漫画での設定がどうなのか、というのはポイント。
ブログを書く際、1巻で知り得た事柄、登場人物などまとめました。
せっかくなので、こちらにも残します。
多少でもネタバレが嫌な方はこの先に進まぬよう、お願いします。
【 少女たちの痕にくちづけを 各種設定・登場人物まとめ 】
※姉妹制度
14歳となったものには姉がつく。
生活の色々なことをサポートする、といった制度。
同じ部屋で生活することとなる。
血の契り(お互いの血を飲む儀式)、を交わして姉妹となる。
実は吸血行為など変化についてのフォローが主目的。
※吸血鬼について
バラの香りが好き。
不死という存在ではない。
吸血時には催眠術のようなもの(※魅了、との表現)をかけている。
「人間は私たちの敵じゃない~」、「下等動物」などの発言あり。
基本スペックでは人間に勝っている様子。
(ただし、人口では人間のが圧倒的に多い)
※吸血欲
14歳を過ぎると吸血欲が生まれる。
こうなると、普通の食事だけでは満足できなくなり、定期的に吸血行為が必要になる。
殺さない程度に吸う必要がある。
吸血鬼同士でも可能だが、栄養にはならないらしい。
※ヴァンパイア・ハンター
吸血鬼を狩る人間たち。
銃で遠方から仕掛けて来るほか、罠を張って剣で直接戦闘するものもいる。。
弾には銀が混じっており、吸血鬼には大ダメージとなる。
※登場人物まとめ
「エミル・フローレンス」 主人公。頑張り屋で誰からも好かれる。
「イブ・ウィンター」 クールな問題児。エミルの姉。
「ユッカ・ロータス」 エミルと元同室。エミルが好き。
「ヴィオレッタ・エメ」 エミルが好き。辛辣な口調。
「ルーチェ・ルス」 褐色肌。物静か。
「メリー・フィグ」 ヴィオレッタの姉。ドジっ娘。
「シキ・アマクニ」 ユッカの姉。お喋り。
1話目。
前半のスタンダード百合漫画な空気が、ガラリと変化する夜半のお散歩シーンが秀逸。
そうだ、吸血鬼なんだ。
能力的なこととか、まだ不透明な部分多く。
吸血の際、「魅了」という術を使っているものの、漫画描写中ではヴァンパイア・ハンターに圧倒されることがほとんど。
こちらでも、初吸血だった「エミルちゃん」の存在がため、危機となってました。
なるほど、こうした流れでクライマックスの絵になるんだ、なるほどなー。
お姉さま「イブさん」はなんらかトラウマを抱えてるのも基本的、王道だと思います。
…あ。
人当たり良く、皆から好かれる人望熱い「エミルちゃん」
頑張るだけのドジっ娘とかでなく、いぢめられたりもしていなく。
彼女を狙う者とかも多かったですね…。
こんなんは意外。
また、「イブさん」は美人であるようですが、教師からは完全に問題児扱い。
優秀さ・カリスマ性であるとか、委員長などの役職・肩書も特に見られず。
お茶会描写のある3話でもあーした言動なので、ぼっちだと思われます。
こうした極端なんも、なかなかないですよね。
「エミルちゃん」の周囲について描かれる2話目。
彼女の努力によって、「イブさん」にもある程度の変化が。
まぁ、基本的に彼女もお人好しっぽいですからね。
あーしてまとわりつく娘を邪険にし続けることは、得意でないと見えます。
3話目はお茶会シーンがメイン。
他の姉妹として、「ヴィオレッタ」・「メリー」が登場しているのですが…こっちはまた違う極端さ。
面白い。
「イブさん」の過去シーンもあったりしていて。
昔の髪短い頃がロリっとしていて実にキュートでした。
こっちヒロインのがいいのでは(笑)
なお、オチではちょっぴり不穏な空気があったんですが…。
すぐ出て来るので、軽く頭の隅に残しておくように。
※「ヴィオレッタ・エメ」
1巻でのクライマックスとなる4話目。
えー、ここで書くと勿体ないので、伏せます。
そう、吸血鬼なんですよね…。
このエピソードを1巻に間に合わせたのは正解だと思います。
ぜひ押さえておきたい点ですよね。
5話はその続き。
先の1件によって、良い流れになりそうだったのが、ガタガタと崩れていきます。
オチも見事でした。
【 その他 】
そんなこんなで、「春花あや」センセでした。
ざーっと検索したのですが。
こちら初単行本っぽく見えましたが、どうでしょう。
↓表紙と吸血鬼、という文言に釣り上げられましたが。
なるほど、良い設定。
作画・お話共に高い完成度でした。
ちなみに、カバーを外すと、どっかの文学小説みたいな雰囲気になるので。
外で読む際には、カバー置いてきた方がイイ感じかも。
少女たちの痕にくちづけを (1) (角川コミックス・エース) コミック 2022/6/10 春花あや (著)
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・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●●●
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●●○
・属性 : [一般] 百合、ヴァンパイア、学園
・構成 : カラー(4P)、5話+α収録、現在1巻まで発売中。
・おまけ: あとがき・イラスト、描き下ろし「リベンジ」、加筆修正あり。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「春花あや(はるはな・あや)」センセの「少女たちの痕にくちづけを 1巻」です。
※「イブ・ウィンター」
【 構成・絵柄 】
収録は2巻以降に続いていく長編ストーリー。
読んだ印象としては、そう長くは続かないかな、という感じ。
↓表紙の雰囲気から察せられる通り、基本的には百合漫画がベース。
その土台に、吸血鬼というファンタジー設定が乗っかっているのですが。
これがまた、実に見事な融合となってました。
だいたいは、そっち系の百合百合とした甘酸っぱいやり取り。
ただ、たまーに吸血鬼という厳しい現実も見え隠れしていて。
なるほど。
学園生活でカップル成立すればOK、ってーのではないんですかね。
長く続かない、と感じたのも、そのあたりから。
この後、どうにも不幸な展開ばかり想像してしまう、ネガティブ思考なひでるさんです。
実際は、全然幸せに流れていくかもしれませんが。
すっきりとした線での作画。
全体の色付き・濃淡、描き込み具合などは過不足なく。
コマ割りに変化少なく、収まりも良好。
白比率はそれなりにあり、サッパリと見易い仕上がりです。
漫画はラブコメちっく。
SDっぽく崩されることもあり、楽しい雰囲気。
ただ、今後はまた残酷な描写も増えると思わるため、これがどうなるか…。
(※現在はやや明るめな印象なのです)
背景や小物はメリハリもあって、それなり。
少なくとも足を引っ張ってなく、問題ありません。
人物画は長いまつ毛と大きいキラキラ目の可愛らしいもの。
するりとした横顔も特徴的。
これが↓表紙とほぼ変わらない(無論、白黒画は漫画で動かしやすい書き方ですが)ので、判断はそちらで大丈夫。
紹介帯のカット絵も参考になると思います。
【 収録話 】 5話+α収録
深い深い森の中に建つ、吸血鬼らが集う学園。
そちららは、14歳となった者には”姉”ができ、生活の色々なことをサポートしてくれる~といった姉妹制度があり。
誕生日を迎えた「エミル・フローレンス」は問題児として有名な「イブ・ウィンター」と姉妹になってしまったのです。
早速拒否されつつもしつこく追いまわし。
どうにか彼女に同行を許されたのですが…。
そこで「エミル」は、姉妹制度の真実を知ることとなったのでした。
ザックリですが、だいたいそんなお話。
吸血鬼少女たちの物語。
基本的に男子の姿は無く(今のところ)、学園設定とかなんとかほぼ女性だけの世界観。
期待通り(?)に百合百合としていました。
頑張り屋な主人公、クールなお姉さまというのは、百合漫画での王道設定。
姉妹制度、というのも同様ですよね。
そんなんは、有名漫画などによってだいぶスタンダードになっている(←たぶん)ものの、普通の感覚ではやはり突飛なものだと思われます。
そこで吸血鬼。
姉妹制度のある学園には吸血鬼少女らが通っていて。
その特殊さを埋めるキーワードとして、通常では突飛な設定に見える”姉妹制度”というものが実に巧い事ハマっており。
百合漫画として絶妙なスパイスになっています。
また、吸血鬼イコール人類の敵はこちらも同様。
本来は圧倒できる相手なのですが、不覚を取ることもあって。
死の空気をも漂わせてることが最大の特徴でしょう。
こんなん、通常の学園百合漫画では絶対に見られません。
今後どうなっていくんでしょうか。
※「エミル・フローレンス」
そうした、人外が主人公となるファンタジーな世界観であるため、
どこまでどんなんか、基本知識はその通りなのか、といったこの漫画での設定がどうなのか、というのはポイント。
ブログを書く際、1巻で知り得た事柄、登場人物などまとめました。
せっかくなので、こちらにも残します。
多少でもネタバレが嫌な方はこの先に進まぬよう、お願いします。
【 少女たちの痕にくちづけを 各種設定・登場人物まとめ 】
※姉妹制度
14歳となったものには姉がつく。
生活の色々なことをサポートする、といった制度。
同じ部屋で生活することとなる。
血の契り(お互いの血を飲む儀式)、を交わして姉妹となる。
実は吸血行為など変化についてのフォローが主目的。
※吸血鬼について
バラの香りが好き。
不死という存在ではない。
吸血時には催眠術のようなもの(※魅了、との表現)をかけている。
「人間は私たちの敵じゃない~」、「下等動物」などの発言あり。
基本スペックでは人間に勝っている様子。
(ただし、人口では人間のが圧倒的に多い)
※吸血欲
14歳を過ぎると吸血欲が生まれる。
こうなると、普通の食事だけでは満足できなくなり、定期的に吸血行為が必要になる。
殺さない程度に吸う必要がある。
吸血鬼同士でも可能だが、栄養にはならないらしい。
※ヴァンパイア・ハンター
吸血鬼を狩る人間たち。
銃で遠方から仕掛けて来るほか、罠を張って剣で直接戦闘するものもいる。。
弾には銀が混じっており、吸血鬼には大ダメージとなる。
※登場人物まとめ
「エミル・フローレンス」 主人公。頑張り屋で誰からも好かれる。
「イブ・ウィンター」 クールな問題児。エミルの姉。
「ユッカ・ロータス」 エミルと元同室。エミルが好き。
「ヴィオレッタ・エメ」 エミルが好き。辛辣な口調。
「ルーチェ・ルス」 褐色肌。物静か。
「メリー・フィグ」 ヴィオレッタの姉。ドジっ娘。
「シキ・アマクニ」 ユッカの姉。お喋り。
1話目。
前半のスタンダード百合漫画な空気が、ガラリと変化する夜半のお散歩シーンが秀逸。
そうだ、吸血鬼なんだ。
能力的なこととか、まだ不透明な部分多く。
吸血の際、「魅了」という術を使っているものの、漫画描写中ではヴァンパイア・ハンターに圧倒されることがほとんど。
こちらでも、初吸血だった「エミルちゃん」の存在がため、危機となってました。
なるほど、こうした流れでクライマックスの絵になるんだ、なるほどなー。
お姉さま「イブさん」はなんらかトラウマを抱えてるのも基本的、王道だと思います。
…あ。
人当たり良く、皆から好かれる人望熱い「エミルちゃん」
頑張るだけのドジっ娘とかでなく、いぢめられたりもしていなく。
彼女を狙う者とかも多かったですね…。
こんなんは意外。
また、「イブさん」は美人であるようですが、教師からは完全に問題児扱い。
優秀さ・カリスマ性であるとか、委員長などの役職・肩書も特に見られず。
お茶会描写のある3話でもあーした言動なので、ぼっちだと思われます。
こうした極端なんも、なかなかないですよね。
「エミルちゃん」の周囲について描かれる2話目。
彼女の努力によって、「イブさん」にもある程度の変化が。
まぁ、基本的に彼女もお人好しっぽいですからね。
あーしてまとわりつく娘を邪険にし続けることは、得意でないと見えます。
3話目はお茶会シーンがメイン。
他の姉妹として、「ヴィオレッタ」・「メリー」が登場しているのですが…こっちはまた違う極端さ。
面白い。
「イブさん」の過去シーンもあったりしていて。
昔の髪短い頃がロリっとしていて実にキュートでした。
こっちヒロインのがいいのでは(笑)
なお、オチではちょっぴり不穏な空気があったんですが…。
すぐ出て来るので、軽く頭の隅に残しておくように。
※「ヴィオレッタ・エメ」
1巻でのクライマックスとなる4話目。
えー、ここで書くと勿体ないので、伏せます。
そう、吸血鬼なんですよね…。
このエピソードを1巻に間に合わせたのは正解だと思います。
ぜひ押さえておきたい点ですよね。
5話はその続き。
先の1件によって、良い流れになりそうだったのが、ガタガタと崩れていきます。
オチも見事でした。
【 その他 】
そんなこんなで、「春花あや」センセでした。
ざーっと検索したのですが。
こちら初単行本っぽく見えましたが、どうでしょう。
↓表紙と吸血鬼、という文言に釣り上げられましたが。
なるほど、良い設定。
作画・お話共に高い完成度でした。
ちなみに、カバーを外すと、どっかの文学小説みたいな雰囲気になるので。
外で読む際には、カバー置いてきた方がイイ感じかも。
少女たちの痕にくちづけを (1) (角川コミックス・エース) コミック 2022/6/10 春花あや (著)
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■仲介人~バージンコーディネーター~ (橋浦健太)
★まんがデーター [14.5/20.0]
・絵柄 :●●●◎○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●○○
・独創性:●●●●○
・属性 : [一般] サスペンス、学生
・構成 : 6話+α収録、現在1巻(たぶん)まで発売中。
・おまけ: あとがき・描き下ろし漫画、加筆・修正あり、
折り返しにコメント、合間にイラスト。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「橋浦健太(はしうら・けんた)」センセの「仲介人~バージンコーディネーター~(たぶん1巻)」です。
※最初の依頼者「小野結衣」
【 構成・絵柄 】
最近は珍しくなくなった、WEB配信漫画の単行本化です。
収録は1冊まるまるの連続ストーリー。
単行本には巻数表記がないのですが、WEBはまだ配信中らしく。
おそらく、続きも発売されていくと思われます。
ジャンルは…なんでしょうかね。
収録帯に官能サスペンス、とあったので、その文言頂きました。
本は一般系なのですが、直接行為の描写があるもの。
ただ、成年系と違って、だいぶソフトかつ綺麗な描写になってます。
そうしたシーン以外にも、バストトップとか下着などサービスカットは多く。
タイトルに釣り上げられた方も、十分満足だろう仕上がりでした。
また、謎は多いものの、お話面も完成度が高く。
リアルな部分ありつつも、甘く・楽しい~といった漫画らしい面も描かれています。
続きが気になる1冊でした。
極細線での作画。
淡い色彩で細かい描き込み。
だいたい枠間は確保されていて、変化がそこそこあり。
ちらほらとぶち抜きが見られました。
柔らい鉛筆画のようなタッチが特徴。
よく言えば繊細、悪く言えばやや頼りない~といった印象。
人物らに比べて、背景や小物はあっさり目。
コマによってメリハリは大きく、気になる所もありました。
表情・動きはややぎこちなく。
また普段の雰囲気がため、たまのコメディー崩しは正直なところ微妙。
ちょっとした粗が目立ちやすい、損する画風であると思います。
人物画は基本としてリアル調。
鼻付近が特徴的ですね。
多少のデフォルメも入っており、漫画っぽい可愛らしさは魅力的でした。
ただし、それなりに癖が感じられ。
なんというか…アニメ調に仕上がっていた↓表紙・裏表紙とは、イコールではありません。
紹介帯のカット絵と共に判断するのが良いでしょう。
【 収録話 】 6話+α収録
メガバンクの融資課長「壱村大和」
若いながらも優秀で社内での人望も厚く、完璧と評される彼でしたが…。
その裏の顔は、電車内でのプレイを楽しむ、伝説と噂された存在でもありました。
ある日、電車内で会った「黒木蛍」
行為は撮影されており、またこちらの名前までピタリと言い当てられ…。
これで終わり、と観念していたところ。
「貴方に私が紹介する女性の処女を奪って欲しいの」
そうした話を持ち掛けてきたのでした。
ザックリではそうしたお話。
※部長「梅沢貴子」
謎の多い少女「蛍さん」からの依頼を受け、女性の初めてを相手する。
”バージンコーディネーター”となった「大和くん」の連続ストーリー。
いわゆる、えっちで事件解決という、一般えっち系の王道であります。
もともとは電車内で活躍していた彼。
テクニックの巧みさがため、捕まったことがない~とのこと。
なるほど。
よっぽど巧いんだなぁ。
容姿に優れ(※描き下ろし漫画にてJKに「イケメン」と評されている)、仕事も順調・冷静沈着。
おそらくは、金銭にもまるで困っていないだろうと思われます。
そんな彼がえっちテクニックも巧みであるということで、コレという欠点はないのですが。
(※ついでに料理もできる)
普段の鬱憤とかストレスを、電車内で晴らしちゃってたんですね。
幼少期、あるいは思春期に、なんらか性癖を決定づける事件があったのかな。
ただし、そうした彼であるため。
漫画内でのえっちシーンにて、それに近いプレイみたいなのがあっても良かったかなー、と思いました。
(※電車でなくても、露出とかそんなん)
おそらく、彼は普通のえっちでは解消できないモノがあると思うのですよ。
コーディネーターとして活動する際は仕方ないのでしょうけれど。
(それでも、ベッド外・着衣状態からじわじわ始めたいと考えるのでは…、と)
収録でのヒロインは4名。
仕事を斡旋する、正体不明な「蛍さん」
描き下ろしにて、どうやら巫女らしいことまで判明していました。
おっぱいとか触ったりはしてましたが、今のところえっちなし。
おそらくは。
最終的には、彼女の闇をえっちでずっぽり解決する、ってーパターンでしょうかね。
登場する、目立つ依頼者は3名。
うち、1人目の「小野結衣」はお互いの住み家を知る仲。
彼女自身の事情もあり、体験後も何度も登場しています。
この漫画、依頼解決後になっても、各ヒロインらが普通にお話に絡んでくるのが特徴ですね。
彼の役割(あるいは社会的な立場とか)からして、複数の女性がちらほら見え隠れするのは、好ましい事でなく。
正直なところ、そのあたりはリアルでないかなぁ。
もともと女遊びが目立つようなタイプでもなかった(※1話目で「何が楽しいのか」という発言あり)ようですからね。
ただし、いわゆるクロスオーバー作品みたいな空気感もあり、漫画的にはこれで正解だと思います。
登場人物らが漫画世界で生きてる、って感じますよね。
彼女らのその後~というか、依頼後も付き合いが続いてモテモテになっていく主人公を眺めるのも心地良いです。
これで妙な性癖も治まればいいのですが。
2人目の依頼者、自社の部長・上司である「梅沢貴子」がまた実に良いキャラクター。
そもそも、その日常を知る相手ですからね。
相対した2人がすんなりえっちに流れないところも見事でした。
うん、まーそりゃー、彼女からして素直にハイハイってはならんわよね。
正確に年齢わからんのですが、キッチリ初めてということで…。
彼女もまた、後に彼に執着するようになるのも、納得感がありました。
もう1人は…単行本のポイントにもなるので、伏せておきます。
切っ掛けの1話目。
↓表紙にもなっている「蛍さん」なのですが、最も目立っているのがこの1話。
設定からすると、彼のテクニックに流されることなく耐えたのは凄い。
(※まぁ、逆に狙っていた、ということがあったとしても)
妖しげな美少女ってーのは、いいもんですね。
そのうち巫女服でも登場するのかな。
2話目は「結衣ちゃん」のメイン回。
なにゆえ彼女がこんな依頼をしてきたのか~、が判明します。
だからと言って、これ正解かどうか分からんですけどね。
漫画内で突っ込まれてましたが、いちおう助けようとしていた「大和くん」に注目。
描き下ろしでの行動もそうですが、基本的にはごく真っ当な人物なんですね、彼。
3話目はお局部長「梅沢貴子さん」のメイン回。
…と思わせておいて、彼女のメインは次まで持ち越し。
こちらでは「結衣ちゃん」が再登場し、依頼とは無関係なエピソードとなってます。
プライベートえっちですわね。
制服姿・着衣で始まっていて、前述しました”それに近いプレイ”にギリギリ入るかもしれません。
ここは1巻のクライマックスに向けての前フリとなってます。
お待たせしました、4話ではついに「貴子さん」
眼鏡美人ですね。
彼女の場合、ちょっと言動を変えるだけでまた全然違ってくると思う。
特に、人前でこれ見よがしに説教くれるというのは…人間心理まるで分かってないですわね。
現在ではパワハラになっちゃうかも。
さて、3人目の依頼者が登場する、5、6話はこの巻のクライマックス。
「結衣ちゃん」、「貴子さん」らも、当然顔を見せてくれます。
2人のやり取りに注目。
ううむ、「大和くん」が羨ましい。
…とか思っていたら。
こちらのオチではより華やかに。
※「黒木蛍」
多少無茶でもいいので、次々に依頼者が集まってハーレムちっくになれば、それはソレで面白いかもしれませんね。
(…で、最終的に「蛍さん」が最もオイシイ所をかっさらうのよ)
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「橋浦健太」センセでした。
こちらが初単行本のようです。
おめでとうございます!
センセのHPを見に行ったところ、肩書はイラストレーターとなっていました。
なんだか納得。
でも、こちらで良かったのはストーリー面。
当初は、正直なところ…なんじゃらほいって感じでしたが。
読んでいくうちに引き込まれました。
「大和くん」、かっちょえーなー。
適度にエロスあってお話も良く、電子コミックで話題というのも納得。
こうして単行本になって、次の展開に発展していくのかしら。
アニメ化…できる?コレ??
仲介人~バージンコーディネーター~ (ナイトマ) コミック 2022/6/17 橋浦健太 (著)
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・絵柄 :●●●◎○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●○○
・独創性:●●●●○
・属性 : [一般] サスペンス、学生
・構成 : 6話+α収録、現在1巻(たぶん)まで発売中。
・おまけ: あとがき・描き下ろし漫画、加筆・修正あり、
折り返しにコメント、合間にイラスト。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「橋浦健太(はしうら・けんた)」センセの「仲介人~バージンコーディネーター~(たぶん1巻)」です。
※最初の依頼者「小野結衣」
【 構成・絵柄 】
最近は珍しくなくなった、WEB配信漫画の単行本化です。
収録は1冊まるまるの連続ストーリー。
単行本には巻数表記がないのですが、WEBはまだ配信中らしく。
おそらく、続きも発売されていくと思われます。
ジャンルは…なんでしょうかね。
収録帯に官能サスペンス、とあったので、その文言頂きました。
本は一般系なのですが、直接行為の描写があるもの。
ただ、成年系と違って、だいぶソフトかつ綺麗な描写になってます。
そうしたシーン以外にも、バストトップとか下着などサービスカットは多く。
タイトルに釣り上げられた方も、十分満足だろう仕上がりでした。
また、謎は多いものの、お話面も完成度が高く。
リアルな部分ありつつも、甘く・楽しい~といった漫画らしい面も描かれています。
続きが気になる1冊でした。
極細線での作画。
淡い色彩で細かい描き込み。
だいたい枠間は確保されていて、変化がそこそこあり。
ちらほらとぶち抜きが見られました。
柔らい鉛筆画のようなタッチが特徴。
よく言えば繊細、悪く言えばやや頼りない~といった印象。
人物らに比べて、背景や小物はあっさり目。
コマによってメリハリは大きく、気になる所もありました。
表情・動きはややぎこちなく。
また普段の雰囲気がため、たまのコメディー崩しは正直なところ微妙。
ちょっとした粗が目立ちやすい、損する画風であると思います。
人物画は基本としてリアル調。
鼻付近が特徴的ですね。
多少のデフォルメも入っており、漫画っぽい可愛らしさは魅力的でした。
ただし、それなりに癖が感じられ。
なんというか…アニメ調に仕上がっていた↓表紙・裏表紙とは、イコールではありません。
紹介帯のカット絵と共に判断するのが良いでしょう。
【 収録話 】 6話+α収録
メガバンクの融資課長「壱村大和」
若いながらも優秀で社内での人望も厚く、完璧と評される彼でしたが…。
その裏の顔は、電車内でのプレイを楽しむ、伝説と噂された存在でもありました。
ある日、電車内で会った「黒木蛍」
行為は撮影されており、またこちらの名前までピタリと言い当てられ…。
これで終わり、と観念していたところ。
「貴方に私が紹介する女性の処女を奪って欲しいの」
そうした話を持ち掛けてきたのでした。
ザックリではそうしたお話。
※部長「梅沢貴子」
謎の多い少女「蛍さん」からの依頼を受け、女性の初めてを相手する。
”バージンコーディネーター”となった「大和くん」の連続ストーリー。
いわゆる、えっちで事件解決という、一般えっち系の王道であります。
もともとは電車内で活躍していた彼。
テクニックの巧みさがため、捕まったことがない~とのこと。
なるほど。
よっぽど巧いんだなぁ。
容姿に優れ(※描き下ろし漫画にてJKに「イケメン」と評されている)、仕事も順調・冷静沈着。
おそらくは、金銭にもまるで困っていないだろうと思われます。
そんな彼がえっちテクニックも巧みであるということで、コレという欠点はないのですが。
(※ついでに料理もできる)
普段の鬱憤とかストレスを、電車内で晴らしちゃってたんですね。
幼少期、あるいは思春期に、なんらか性癖を決定づける事件があったのかな。
ただし、そうした彼であるため。
漫画内でのえっちシーンにて、それに近いプレイみたいなのがあっても良かったかなー、と思いました。
(※電車でなくても、露出とかそんなん)
おそらく、彼は普通のえっちでは解消できないモノがあると思うのですよ。
コーディネーターとして活動する際は仕方ないのでしょうけれど。
(それでも、ベッド外・着衣状態からじわじわ始めたいと考えるのでは…、と)
収録でのヒロインは4名。
仕事を斡旋する、正体不明な「蛍さん」
描き下ろしにて、どうやら巫女らしいことまで判明していました。
おっぱいとか触ったりはしてましたが、今のところえっちなし。
おそらくは。
最終的には、彼女の闇をえっちでずっぽり解決する、ってーパターンでしょうかね。
登場する、目立つ依頼者は3名。
うち、1人目の「小野結衣」はお互いの住み家を知る仲。
彼女自身の事情もあり、体験後も何度も登場しています。
この漫画、依頼解決後になっても、各ヒロインらが普通にお話に絡んでくるのが特徴ですね。
彼の役割(あるいは社会的な立場とか)からして、複数の女性がちらほら見え隠れするのは、好ましい事でなく。
正直なところ、そのあたりはリアルでないかなぁ。
もともと女遊びが目立つようなタイプでもなかった(※1話目で「何が楽しいのか」という発言あり)ようですからね。
ただし、いわゆるクロスオーバー作品みたいな空気感もあり、漫画的にはこれで正解だと思います。
登場人物らが漫画世界で生きてる、って感じますよね。
彼女らのその後~というか、依頼後も付き合いが続いてモテモテになっていく主人公を眺めるのも心地良いです。
これで妙な性癖も治まればいいのですが。
2人目の依頼者、自社の部長・上司である「梅沢貴子」がまた実に良いキャラクター。
そもそも、その日常を知る相手ですからね。
相対した2人がすんなりえっちに流れないところも見事でした。
うん、まーそりゃー、彼女からして素直にハイハイってはならんわよね。
正確に年齢わからんのですが、キッチリ初めてということで…。
彼女もまた、後に彼に執着するようになるのも、納得感がありました。
もう1人は…単行本のポイントにもなるので、伏せておきます。
切っ掛けの1話目。
↓表紙にもなっている「蛍さん」なのですが、最も目立っているのがこの1話。
設定からすると、彼のテクニックに流されることなく耐えたのは凄い。
(※まぁ、逆に狙っていた、ということがあったとしても)
妖しげな美少女ってーのは、いいもんですね。
そのうち巫女服でも登場するのかな。
2話目は「結衣ちゃん」のメイン回。
なにゆえ彼女がこんな依頼をしてきたのか~、が判明します。
だからと言って、これ正解かどうか分からんですけどね。
漫画内で突っ込まれてましたが、いちおう助けようとしていた「大和くん」に注目。
描き下ろしでの行動もそうですが、基本的にはごく真っ当な人物なんですね、彼。
3話目はお局部長「梅沢貴子さん」のメイン回。
…と思わせておいて、彼女のメインは次まで持ち越し。
こちらでは「結衣ちゃん」が再登場し、依頼とは無関係なエピソードとなってます。
プライベートえっちですわね。
制服姿・着衣で始まっていて、前述しました”それに近いプレイ”にギリギリ入るかもしれません。
ここは1巻のクライマックスに向けての前フリとなってます。
お待たせしました、4話ではついに「貴子さん」
眼鏡美人ですね。
彼女の場合、ちょっと言動を変えるだけでまた全然違ってくると思う。
特に、人前でこれ見よがしに説教くれるというのは…人間心理まるで分かってないですわね。
現在ではパワハラになっちゃうかも。
さて、3人目の依頼者が登場する、5、6話はこの巻のクライマックス。
「結衣ちゃん」、「貴子さん」らも、当然顔を見せてくれます。
2人のやり取りに注目。
ううむ、「大和くん」が羨ましい。
…とか思っていたら。
こちらのオチではより華やかに。
※「黒木蛍」
多少無茶でもいいので、次々に依頼者が集まってハーレムちっくになれば、それはソレで面白いかもしれませんね。
(…で、最終的に「蛍さん」が最もオイシイ所をかっさらうのよ)
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「橋浦健太」センセでした。
こちらが初単行本のようです。
おめでとうございます!
センセのHPを見に行ったところ、肩書はイラストレーターとなっていました。
なんだか納得。
でも、こちらで良かったのはストーリー面。
当初は、正直なところ…なんじゃらほいって感じでしたが。
読んでいくうちに引き込まれました。
「大和くん」、かっちょえーなー。
適度にエロスあってお話も良く、電子コミックで話題というのも納得。
こうして単行本になって、次の展開に発展していくのかしら。
アニメ化…できる?コレ??
仲介人~バージンコーディネーター~ (ナイトマ) コミック 2022/6/17 橋浦健太 (著)
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■いちゃらぶ肉食ガール (雛原えみ)
★まんがデーター [17.0/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] ラブコメ、学園、ギャル。
・構成 : 8話収録(うち「メイドお届けします」×2)
・おまけ: あとがき、合間にヒロイン紹介・設定画、
カバー裏に「るねタンと足でえっち」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「雛原えみ(ひなはら・えみ)」センセの「いちゃらぶ肉食ガール」です。
※黒ギャル仕様「野本優真」
【 構成・絵柄 】
収録は1つの前後編と、その他は短編という構成。
そのほとんどにはヒロイン解説・設定画が差し込まれており。
読んだ後に、お話の補完、センセがどうした思惑であったか、などを知ることができました。
また、短編のうち1つは前単行本からの続きモノ。
詳しくは後述しますが、知らなくても楽しめると思います。
ジャンルはラブコメ。
カップルの甘くえっちなエピソードが面白可笑しく描かれていました。
ブラックな要素なく、ややこしい事もなく、読み易い仕上がり。
それでいてお話も薄い訳でなく、しっかりとした設定が感じられます。
オススメです。
ちょっと太めな線での作画。
全体の色づきはしっかりしていて、濃淡はやや濃い目。
描き込みは過ぎないくらいに細かくてイイ感じ。
コマ割りは変化があり、はみ出し・ぶち抜きなど頻繁。
枠間はないことのが多いですね。
線と色彩がため、ややコッテリ気味でした。
表現は漫符などラブコメ調で、崩しもちらほら。
表情など自然で台詞とも合っていて、違和感ありません。
小さいコマ、動きのある絵ほか、背景や小物なども同様ですね。
人物絵はうるうるとした黒目の美少女然としたもの。
スタイルも含めて適度なくらいのデフォルメ感。
とにかく非常に可愛らしく仕上がっていました。
男性陣もこうした系統の漫画では…なんと言うかラブコメ系としてバランス良く。
そうしたキャラの魅力が最大の売りだと思います。
カラーでもそう変化はないのですが、判断はカット絵もある裏表紙のがオススメです。
【 収録話 】 8話収録
003:「オタクの前にカノジョです!」
カースト上位そうなギャル「旭名莉心(あさひな・りこ)」
ふと読んでいた漫画を切っ掛けに、「貝塚奈生」は彼女と親しくなり。
いつしか付き合うこととなったのですが。
男性向けセクシーものに寛容な彼女も、えろ同人誌には引っ掛かってしまったのでした。
うわ、それダメかー。
…駄目!?
ただし、救いであったのは、
「自分もなに言ってんだとはおもう…」
そう「莉心ちゃん」自身も訳分かんなさには自覚があり、また自らが単に妬いているだけだったとも気付いており。
同じプレイで対抗~、みたいな展開です。
まぁ、えっちできて良かったねー、ではあるのですが。
「莉心ちゃん」、それとコレとは別なんですが…どうにか分かってくれないかなぁ。
なお、彼が持っていた同人誌はカバー裏に。
027:「アミちゃんのひみつ」
コロコロ外観が変わる「野本優真」の幼馴染み「アミちゃん」こと「園生愛美」
やって来た彼女は、日サロで焼いたということで。
まるで雰囲気異なる黒ギャルとなっていたのでした。
カースト高そうだなぁ。
ファッション感覚でくるくる容姿の変わる彼女というのは…彼氏大変そう。
その点、「優真くん」は巧いことやっていたと思います。
…あー、彼の懐のが凄いのか。
どっちらもラブラブで羨ましいですね、
↓表紙は…こちらの「アミちゃん」だと思いましたが、どうでしょう。
ちなみに、解説ページで彼の名前が「雄真」となってましたよ。
※左:旭名莉心、右:沢口愛衣加
053:「ピザを待ちながら」
注文したピザが届くのが50分後ということで。
「沢口愛衣加」は「猪上壱人(いのうえ・かずひと)」にエロいことを仕掛けたのでした。
コロナな日常を描いた作品。
ずるずるエロいことになだれ込んでいく様がリアルっぽくていいですね。
その気になるのがゆっくりだったか、行為がじっくりであったためか。
ちょうど真っ最中に宅配が届いてしまうんですが。
その際の「愛衣加ちゃん」が素敵でした。
完全に気付かれてましたわね。
どーでもいいですが、センセのピザ絵がお上手で。
ちと食べたくなります。
073:「メイドお届けします」 前後編
突然、「菅山健人」の部屋にやって来たメイド「紗優実(さゆみ)」
彼女はメイド派遣組織の研修生で、卒業試験のご奉仕実習のため、やって来たと説明し。
次々にエロい課題をしていくのでした。
なお、メイド派遣組織の創設者が彼の祖父という関係。
ちょっとお馬鹿でえろいメイドさんとのいちゃいちゃ漫画です。
一見すると、物腰穏やかで優しく、清楚な女性っぽい「紗優実さん」なのですが。
実際は天然ドジっ娘のえろい女性。
課題でもあるため、エロいアピールはあまりに露骨で可笑しく。
また、受けたアドバイスからのツンデレなキャラ設定は雑で妙ちくりん。
これが可愛い。
ひでるさんは収録で最も彼女が好き。
なんで折り返しなんだー。(※あとがき絵にも登場)
前お風呂場に乗り込んだのが前編での切っ掛け。
髪アップにしてもあれだけ可愛いのは凄い。
個人的にメイド服は普通のデザインのがいいんですけどね…。
後編は最終実技課題を狙ってくる、というもの。
前話では、寸前だった(それも課題)ので…。
はい、えっちです、直接行為ですわね。
あの据え膳に対して、頑なな「健人くん」は凄い。
…さすがにあからさま過ぎるか。
こちらの中盤の流れがたまらなく好きです。
さすがは天然ドジっ娘のえろメイド。
オチがまた楽しいです。
これで、最終的にうまくいくのかな…。
123:「肉食ガールと子犬ボーイ」
金持ちの男子をゲットして贅沢に暮らす。
小さい頃からそうした夢を語っていた「邑野侑里(むらの・ゆうり)」
色々と男を物色していたものの、コレという相手はまだ見つからず…。
そうしているうち、幼馴染み「綾木比呂哉(あやき・ひろや)」が訪ねてきたのでした。
タイトル通りな2人。
成年漫画に慣れた人であれば、そうした設定の次にどうした展開になるか予想できると思いますが。
……はい、その通り。
彼自身のサイズが凄かった(笑)という。
読者の予想・期待をあっさり裏切る、
「こんなエロい空気にしておいてヤんないんかい……」
のコマが最高でした。
裏表紙はこちらの「侑里さん」ですかね。
147:「冬見さんと飯島くん」
色々な噂をたてられている一匹狼のヤンキー「飯島」
体育倉庫裏でサボっていると、中から声が。
出てきた女子は、”誰でもヤラせる”という噂のあるクラスメイト「冬見知由(ふゆみ・ちゆ)」でした。
妙に落ち着いた物腰で、自らの意思が見えない彼女がどうにも違和感あり。
気付くと、その手を取って走り出していたのでした。
ざっくりではそんな感じの導入部。
ヒロイン「冬見ちゃん」は独特なテンションの不思議系。
冒頭でもえっちしていて、次に声をかけてきた野郎も受け入れようとしていたので。
あの噂は本当。
ちなみに、「飯島くん」の伝説も7割りくらいが真実のようです。
まんまな2人ですね。
そうした彼でしたが、女性に対してはちゃんとしていて。
えっち誘ってくる「冬見ちゃん」に対しても、真面目に対応していました。
結構お似合いなカップルかもしれませんね。
多少荒れてはいるものの、マトモな家庭ある彼に対し、彼女のが断然闇深そうなのですが。
あの感じで巧くいくのでは。
「…飯島くんて変わってるね」のコマが好き。
いや、オメーだよ。
※左:天然ドジっ娘メイド「紗優実」、右:「冬見知由」
147:「夢現センチメンタル」
席替えで真面目な男子「佐藤芳樹」の前になった「黒須史乃」
夢か現か、いわゆるカースト上位の妖しい彼女に悩まされていたのでした。
そんなこんなで寝不足から発熱し、休んでいたところ…。
なんと、自宅に「黒須さん」が見舞いにやって来たのです。
前単行本の表題作「夢現ロマンティック」の続編。
直接続いているエピソードです。
冒頭にモノローグで説明があり、いちおう読んでなくても大丈夫。
…まぁ、前話ストーリーはそうややこしいものでもないですからね。
相変わらずエロい「黒須さん」が素敵。
ちょうど親も不在でしたからねー。
ただ、いちおう彼は病人なので、あまり無理させないように。
オチはやっぱり前話読んでいた方が、うふふってなると思います。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「雛原えみ」センセでした。
作家デビュー10周年、おめでとうございます!
当ブログでは、「女えんぼ」、「夢現ロマンティック」を紹介しています。
こちらが4冊目の単行本なので、次で区切りの5冊目ですね。
早く出るといいなぁ。
今回はメイド「紗優実さん」ですねー。
あれ、いいなぁ。
前後編共にずっと部屋だったので。
次はぜひ2人して外に飛び出して欲しいです。
あ、「冬見ちゃん」のその後も気になるなぁ。
いちゃらぶ肉食ガール (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL) コミック , 2022/6/1 [アダルト] 雛原えみ (著)
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・属性 : [成年] ラブコメ、学園、ギャル。
・構成 : 8話収録(うち「メイドお届けします」×2)
・おまけ: あとがき、合間にヒロイン紹介・設定画、
カバー裏に「るねタンと足でえっち」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「雛原えみ(ひなはら・えみ)」センセの「いちゃらぶ肉食ガール」です。
※黒ギャル仕様「野本優真」
【 構成・絵柄 】
収録は1つの前後編と、その他は短編という構成。
そのほとんどにはヒロイン解説・設定画が差し込まれており。
読んだ後に、お話の補完、センセがどうした思惑であったか、などを知ることができました。
また、短編のうち1つは前単行本からの続きモノ。
詳しくは後述しますが、知らなくても楽しめると思います。
ジャンルはラブコメ。
カップルの甘くえっちなエピソードが面白可笑しく描かれていました。
ブラックな要素なく、ややこしい事もなく、読み易い仕上がり。
それでいてお話も薄い訳でなく、しっかりとした設定が感じられます。
オススメです。
ちょっと太めな線での作画。
全体の色づきはしっかりしていて、濃淡はやや濃い目。
描き込みは過ぎないくらいに細かくてイイ感じ。
コマ割りは変化があり、はみ出し・ぶち抜きなど頻繁。
枠間はないことのが多いですね。
線と色彩がため、ややコッテリ気味でした。
表現は漫符などラブコメ調で、崩しもちらほら。
表情など自然で台詞とも合っていて、違和感ありません。
小さいコマ、動きのある絵ほか、背景や小物なども同様ですね。
人物絵はうるうるとした黒目の美少女然としたもの。
スタイルも含めて適度なくらいのデフォルメ感。
とにかく非常に可愛らしく仕上がっていました。
男性陣もこうした系統の漫画では…なんと言うかラブコメ系としてバランス良く。
そうしたキャラの魅力が最大の売りだと思います。
カラーでもそう変化はないのですが、判断はカット絵もある裏表紙のがオススメです。
【 収録話 】 8話収録
003:「オタクの前にカノジョです!」
カースト上位そうなギャル「旭名莉心(あさひな・りこ)」
ふと読んでいた漫画を切っ掛けに、「貝塚奈生」は彼女と親しくなり。
いつしか付き合うこととなったのですが。
男性向けセクシーものに寛容な彼女も、えろ同人誌には引っ掛かってしまったのでした。
うわ、それダメかー。
…駄目!?
ただし、救いであったのは、
「自分もなに言ってんだとはおもう…」
そう「莉心ちゃん」自身も訳分かんなさには自覚があり、また自らが単に妬いているだけだったとも気付いており。
同じプレイで対抗~、みたいな展開です。
まぁ、えっちできて良かったねー、ではあるのですが。
「莉心ちゃん」、それとコレとは別なんですが…どうにか分かってくれないかなぁ。
なお、彼が持っていた同人誌はカバー裏に。
027:「アミちゃんのひみつ」
コロコロ外観が変わる「野本優真」の幼馴染み「アミちゃん」こと「園生愛美」
やって来た彼女は、日サロで焼いたということで。
まるで雰囲気異なる黒ギャルとなっていたのでした。
カースト高そうだなぁ。
ファッション感覚でくるくる容姿の変わる彼女というのは…彼氏大変そう。
その点、「優真くん」は巧いことやっていたと思います。
…あー、彼の懐のが凄いのか。
どっちらもラブラブで羨ましいですね、
↓表紙は…こちらの「アミちゃん」だと思いましたが、どうでしょう。
ちなみに、解説ページで彼の名前が「雄真」となってましたよ。
※左:旭名莉心、右:沢口愛衣加
053:「ピザを待ちながら」
注文したピザが届くのが50分後ということで。
「沢口愛衣加」は「猪上壱人(いのうえ・かずひと)」にエロいことを仕掛けたのでした。
コロナな日常を描いた作品。
ずるずるエロいことになだれ込んでいく様がリアルっぽくていいですね。
その気になるのがゆっくりだったか、行為がじっくりであったためか。
ちょうど真っ最中に宅配が届いてしまうんですが。
その際の「愛衣加ちゃん」が素敵でした。
完全に気付かれてましたわね。
どーでもいいですが、センセのピザ絵がお上手で。
ちと食べたくなります。
073:「メイドお届けします」 前後編
突然、「菅山健人」の部屋にやって来たメイド「紗優実(さゆみ)」
彼女はメイド派遣組織の研修生で、卒業試験のご奉仕実習のため、やって来たと説明し。
次々にエロい課題をしていくのでした。
なお、メイド派遣組織の創設者が彼の祖父という関係。
ちょっとお馬鹿でえろいメイドさんとのいちゃいちゃ漫画です。
一見すると、物腰穏やかで優しく、清楚な女性っぽい「紗優実さん」なのですが。
実際は天然ドジっ娘のえろい女性。
課題でもあるため、エロいアピールはあまりに露骨で可笑しく。
また、受けたアドバイスからのツンデレなキャラ設定は雑で妙ちくりん。
これが可愛い。
ひでるさんは収録で最も彼女が好き。
なんで折り返しなんだー。(※あとがき絵にも登場)
前お風呂場に乗り込んだのが前編での切っ掛け。
髪アップにしてもあれだけ可愛いのは凄い。
個人的にメイド服は普通のデザインのがいいんですけどね…。
後編は最終実技課題を狙ってくる、というもの。
前話では、寸前だった(それも課題)ので…。
はい、えっちです、直接行為ですわね。
あの据え膳に対して、頑なな「健人くん」は凄い。
…さすがにあからさま過ぎるか。
こちらの中盤の流れがたまらなく好きです。
さすがは天然ドジっ娘のえろメイド。
オチがまた楽しいです。
これで、最終的にうまくいくのかな…。
123:「肉食ガールと子犬ボーイ」
金持ちの男子をゲットして贅沢に暮らす。
小さい頃からそうした夢を語っていた「邑野侑里(むらの・ゆうり)」
色々と男を物色していたものの、コレという相手はまだ見つからず…。
そうしているうち、幼馴染み「綾木比呂哉(あやき・ひろや)」が訪ねてきたのでした。
タイトル通りな2人。
成年漫画に慣れた人であれば、そうした設定の次にどうした展開になるか予想できると思いますが。
……はい、その通り。
彼自身のサイズが凄かった(笑)という。
読者の予想・期待をあっさり裏切る、
「こんなエロい空気にしておいてヤんないんかい……」
のコマが最高でした。
裏表紙はこちらの「侑里さん」ですかね。
147:「冬見さんと飯島くん」
色々な噂をたてられている一匹狼のヤンキー「飯島」
体育倉庫裏でサボっていると、中から声が。
出てきた女子は、”誰でもヤラせる”という噂のあるクラスメイト「冬見知由(ふゆみ・ちゆ)」でした。
妙に落ち着いた物腰で、自らの意思が見えない彼女がどうにも違和感あり。
気付くと、その手を取って走り出していたのでした。
ざっくりではそんな感じの導入部。
ヒロイン「冬見ちゃん」は独特なテンションの不思議系。
冒頭でもえっちしていて、次に声をかけてきた野郎も受け入れようとしていたので。
あの噂は本当。
ちなみに、「飯島くん」の伝説も7割りくらいが真実のようです。
まんまな2人ですね。
そうした彼でしたが、女性に対してはちゃんとしていて。
えっち誘ってくる「冬見ちゃん」に対しても、真面目に対応していました。
結構お似合いなカップルかもしれませんね。
多少荒れてはいるものの、マトモな家庭ある彼に対し、彼女のが断然闇深そうなのですが。
あの感じで巧くいくのでは。
「…飯島くんて変わってるね」のコマが好き。
いや、オメーだよ。
※左:天然ドジっ娘メイド「紗優実」、右:「冬見知由」
147:「夢現センチメンタル」
席替えで真面目な男子「佐藤芳樹」の前になった「黒須史乃」
夢か現か、いわゆるカースト上位の妖しい彼女に悩まされていたのでした。
そんなこんなで寝不足から発熱し、休んでいたところ…。
なんと、自宅に「黒須さん」が見舞いにやって来たのです。
前単行本の表題作「夢現ロマンティック」の続編。
直接続いているエピソードです。
冒頭にモノローグで説明があり、いちおう読んでなくても大丈夫。
…まぁ、前話ストーリーはそうややこしいものでもないですからね。
相変わらずエロい「黒須さん」が素敵。
ちょうど親も不在でしたからねー。
ただ、いちおう彼は病人なので、あまり無理させないように。
オチはやっぱり前話読んでいた方が、うふふってなると思います。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「雛原えみ」センセでした。
作家デビュー10周年、おめでとうございます!
当ブログでは、「女えんぼ」、「夢現ロマンティック」を紹介しています。
こちらが4冊目の単行本なので、次で区切りの5冊目ですね。
早く出るといいなぁ。
今回はメイド「紗優実さん」ですねー。
あれ、いいなぁ。
前後編共にずっと部屋だったので。
次はぜひ2人して外に飛び出して欲しいです。
あ、「冬見ちゃん」のその後も気になるなぁ。
いちゃらぶ肉食ガール (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL) コミック , 2022/6/1 [アダルト] 雛原えみ (著)
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■性のマモノ (flanvia)
★まんがデーター [15.5/20.0]
・絵柄 :●●●◎○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●○○
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] コメディー、人外、積極的
・構成 : 初単行本、8話収録
(うち「マモノシリーズ」×2、「おいなりさん」×2)
・おまけ: あとがき、カバー裏に別絵、描き下ろし「かみさまだったら」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「flanvia(ふらんびあ)」センセの「性のマモノ」です。
※マモノさん
【 構成・絵柄 】
収録は表題にかかるシリーズものが1つと短編群。
描き下ろし漫画が1つあり、そちらは収録話の後日談でした。
結果として、連続モノが2エピソードあります。
マモノ、のタイトルそのまま、登場ヒロインは全て人外。
ただし、いわゆるモンスター娘っぽくないのが特徴。
お稲荷さんみたいな、よくあるのもあるんですが。
特に目立つ表題シリーズのキャラは、他では見られないものです。
なるほど、って感じでしたが~コレがネタとして非常に強く。
強烈なインパクトがあるだけ、やや他エピソードらと差があったかなー、って印象。
とはいえ、どちらも面白いんですけどね。
そうした人外らとの話は、はっちゃけコメディー話です。
バトルなんてありません。
各ヒロインは、たいていえっちに積極的であり。
ガツガツくるだけ、どちらも面白く仕上がっていました。
それでいて、巻末の描き下ろしは…驚かされると思います。
しっかり目の強い線での作画。
色彩は濃い目で全体の色づきもしっかり。
描き込みは概ね丁度良いくらいだと思いました。
コマ割りは比較的大きく、変化・はみ出しは多め。
擬音が目立っていて、画面は賑やか。
色彩もあり、コッテリとした仕上がりです。
もう少し丁寧さが欲しく感じました。
↓表紙のああした表情から察せられるでしょうけれど…。
漫画はコメディー調で、はっちゃけ表現。
崩しも頻繁。
個人的には、コマ間の繋がりで引っ掛かるところがありました。
背景や小物は良く、こうした特殊ジャンルの手助けになってます。
人物画は横長・半開きみたいな睨み目と、緩い口元が特徴。
決して可愛い・美人というくくりでなく、こうした成年漫画では非常に珍しいタイプ。
人は選ぶでしょうけどね。
判断については、カット絵もある裏表紙がオススメです。
【 収録話 】 8話収録
003:「夏のマモノ」
061:「春のマモノ」
野球の試合で稀に起こる、驚くような試合展開。
選手、観客らはいつからかそれを「マモノ」と呼んでおりました。
夏の全国大会。
3回で大量の得点差がついていたものの、キャプテンから代打を任命された「外山」
アップのため下がったところ…そこには、
「ウチ、夏のマモノやねん」
そんな事を口にする、妙な酔っ払いのお姉さんがいたのでした。
大雑把にはそんな感じ。
ヒロイン「マモノ」さんはサイドテールな髪型で、ピコピコ動くアホ毛のあるお姉さん。
初登場時がビール片手に大股開き。
「一回絶頂くと奇跡が起こるんや」
…とか言ってましたが、まぁ、普通の男子(※しかも試合の真っ最中だ)がそれを信じる訳ないですわね。
彼女がこの大差で負けているチーム側に居た理由もちゃんと描かれていましたが。
まぁ、そんなんもあって、成年漫画ながら男性側がもの凄く引いている様が楽しい。
これで、ああしたオチがまた良いですね。
※付喪神・つくも
続く「春のマモノ」は…前話から10年後で、季節は春。
それもあってか、「マモノさん」はジャージ姿です。
(※下はスカートでした。ちなみに前話はユニフォームの前を止めず、下の部分を縛っている)
こっちの姿のがいいですねー。
10年振りに全国大会に来たものの、大差で負けており。
過去の謝罪も含めて、再び「マモノさん」が姿を見せたのでした。
こちらの彼はなかなか面白く。
前話の彼は流されっぱなしでしたが、こちらでは男子側がコントロールしており。
また、全然異なる面白さがありました。
翻弄される「マモノさん」がオモシロ可愛いです。
そんなこんなでの、後半の展開が見事。
ううむ、惜しかったねぇ…。
どちらも学生野球の大会なんですが、「マモノさん」にはぜひプロ試合とかにも顔を出してほしいです。
063:「おいなりさん」
173:「かみさまだったら」 描き下ろし
祖父が亡くなり、社の掃除を引き継いだ主人公。
すると、そこに自らを「稲荷伸」だと言う女性が居たのでした。
お稲荷さんがヒロインという漫画はちらほら見掛けるのですが。
そうした中で、最もはっちゃけてるタイプではないかなぁ。
えろいのは先の「マモノさん」と同様。
こちらもなんのかんので、彼女からの積極的なお誘いでのえっち展開です。
「稲荷伸さん」は狐耳・尻尾と、狐お面にDOAの「かすみ」みたいな服装。
オチもこうした設定で意外なものでした。
これが描き下ろしに繋がっていきます。
描き下ろし「かみさまだったら」は本編の後日談。
いや、まさかこの単行本で、こうした展開は予想外でした。
驚きました。
いや、ページめくって、思わず泣きそうになりましたよ。
最後に良かったです。
087:「つくもがみ」
会社で仕事をしていたところ、突然PCが落ち。
データ保存してない、っとパニクっていたところ。
モニタから、「このPCから生まれた」という「付喪神・つくも」が出現したのでした。
なんだっけ、付喪神になるって30年くらいでしたっけ?
…あ、台詞で百年って突っ込んでますわね。
愛の力とかなんとかテキトーな事言ってました。
ちなみに、百年だとすると、1921年(大正10年)ですか。
その頃にPCなんてあったのか、調べたところ…最初に言葉が使われたのは1962年だって。
がんばってPC使い続けましょう。
「つくもさん」はメイド服、いやウェイトレス風なのかな。
全然PCと関係なさそうですが、これはコレでいいか。
入力デバイスと連動しているらしく、キーボード叩くとうるさいのが楽しい(笑)
出現したものの、邪魔にしかなってなかったです。
結局のところ、最後まで迷惑かけまくっていた結果、ああしたオチが楽しい。
彼クビにならなければいいけど。
111:「オナホのおひめさま」
悪い魔女に呪いをかけられた、お姫様「ルーホナ」、執事「フェラリー」の2人。
購入したオナホを試そうとしたところ。
キスで呪いが解け、2人は元の姿に戻ったのでした。
いちおうWヒロインっぽいエピソード。
ほか漫画と違って、「ルーホナ様」はお姫様然とした女性でエロエロしくはなく。
元に戻ったこの世界で生きていくため、仕方なく~という展開です。
個人的には眼鏡の執事「フェラリーさん」のが好きなんですが…。
お口だけだったのが、ちと残念。
133:「自縛霊」
1人暮らしを始めたのですが、家賃はやたらに安く。
嫌な予感がしていたところ…妙な音が聞こえてきたのでした。
出オチですわね。
えー、タイトルあんなんですし。
これ、成年漫画なので、おおむね想像は出来ると思いますが。
詳しくは伏せさせていただきます。
お話は眼鏡・ポニーテールなヒロインとのえっち展開。
センセの漫画ヒロインなので、やっぱりエロエロしく。
積極的に仕掛けて、えっち展開となっていました。
後半、オチでの2ページが楽しい。
あれでいい感じっぼく終わらせても良かったのに。
※左:稲荷伸さん、右:うさぎ
153:「おつきみ」
会社から自宅アパートに戻ったところ。
月からやってきた、”お月見文化保存委員会”の「うさぎ」と名乗る女性がいたのでした。
こうした際、彼の取った行動はリアルで楽しい。
女の子とはいえね。
「ぺったん音が鳴り響けば…」
そう、お月見文化を復活させようとする彼女なのですが。
やっぱり成年漫画な展開に。
おおい、そっちかい。
登場ヒロイン中では、スタンダードっぽい可愛らしさですかね。
えろいけど。
なお、服装はいわゆるバニーとかでなく、学生・制服みたいなんでした。
【 その他 】
以上、本日は「flanvia」センセでした。
こちらが初単行本とのこと。
おめでとうございます!
今回は…やっぱりマモノシリーズですね。
ネット上で見た、あの↓表紙のパンチ力が非常に強かった。
正直なところ美人でなく、そう可愛らしく描かれてはいない(一般的にはね)のですが。
あの目、あの口、あの表情がバッチリ決まっていて、実に魅力的に仕上がっていました。
タイトルは色彩とか、個人的にはやや違うかなーって感じでしたけれど。
絵柄のインパクトが全てを帳消しにした印象。
描き下ろしが彼女でなかったのはちと残念でしたが、中扉・もくじのカラー絵はまた良かったです。
黒もよくお似合いでした。
性のマモノ (ワニマガジンコミックススペシャル) 2021/3/15 flanvia (著)
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
・絵柄 :●●●◎○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●○○
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] コメディー、人外、積極的
・構成 : 初単行本、8話収録
(うち「マモノシリーズ」×2、「おいなりさん」×2)
・おまけ: あとがき、カバー裏に別絵、描き下ろし「かみさまだったら」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「flanvia(ふらんびあ)」センセの「性のマモノ」です。
※マモノさん
【 構成・絵柄 】
収録は表題にかかるシリーズものが1つと短編群。
描き下ろし漫画が1つあり、そちらは収録話の後日談でした。
結果として、連続モノが2エピソードあります。
マモノ、のタイトルそのまま、登場ヒロインは全て人外。
ただし、いわゆるモンスター娘っぽくないのが特徴。
お稲荷さんみたいな、よくあるのもあるんですが。
特に目立つ表題シリーズのキャラは、他では見られないものです。
なるほど、って感じでしたが~コレがネタとして非常に強く。
強烈なインパクトがあるだけ、やや他エピソードらと差があったかなー、って印象。
とはいえ、どちらも面白いんですけどね。
そうした人外らとの話は、はっちゃけコメディー話です。
バトルなんてありません。
各ヒロインは、たいていえっちに積極的であり。
ガツガツくるだけ、どちらも面白く仕上がっていました。
それでいて、巻末の描き下ろしは…驚かされると思います。
しっかり目の強い線での作画。
色彩は濃い目で全体の色づきもしっかり。
描き込みは概ね丁度良いくらいだと思いました。
コマ割りは比較的大きく、変化・はみ出しは多め。
擬音が目立っていて、画面は賑やか。
色彩もあり、コッテリとした仕上がりです。
もう少し丁寧さが欲しく感じました。
↓表紙のああした表情から察せられるでしょうけれど…。
漫画はコメディー調で、はっちゃけ表現。
崩しも頻繁。
個人的には、コマ間の繋がりで引っ掛かるところがありました。
背景や小物は良く、こうした特殊ジャンルの手助けになってます。
人物画は横長・半開きみたいな睨み目と、緩い口元が特徴。
決して可愛い・美人というくくりでなく、こうした成年漫画では非常に珍しいタイプ。
人は選ぶでしょうけどね。
判断については、カット絵もある裏表紙がオススメです。
【 収録話 】 8話収録
003:「夏のマモノ」
061:「春のマモノ」
野球の試合で稀に起こる、驚くような試合展開。
選手、観客らはいつからかそれを「マモノ」と呼んでおりました。
夏の全国大会。
3回で大量の得点差がついていたものの、キャプテンから代打を任命された「外山」
アップのため下がったところ…そこには、
「ウチ、夏のマモノやねん」
そんな事を口にする、妙な酔っ払いのお姉さんがいたのでした。
大雑把にはそんな感じ。
ヒロイン「マモノ」さんはサイドテールな髪型で、ピコピコ動くアホ毛のあるお姉さん。
初登場時がビール片手に大股開き。
「一回絶頂くと奇跡が起こるんや」
…とか言ってましたが、まぁ、普通の男子(※しかも試合の真っ最中だ)がそれを信じる訳ないですわね。
彼女がこの大差で負けているチーム側に居た理由もちゃんと描かれていましたが。
まぁ、そんなんもあって、成年漫画ながら男性側がもの凄く引いている様が楽しい。
これで、ああしたオチがまた良いですね。
※付喪神・つくも
続く「春のマモノ」は…前話から10年後で、季節は春。
それもあってか、「マモノさん」はジャージ姿です。
(※下はスカートでした。ちなみに前話はユニフォームの前を止めず、下の部分を縛っている)
こっちの姿のがいいですねー。
10年振りに全国大会に来たものの、大差で負けており。
過去の謝罪も含めて、再び「マモノさん」が姿を見せたのでした。
こちらの彼はなかなか面白く。
前話の彼は流されっぱなしでしたが、こちらでは男子側がコントロールしており。
また、全然異なる面白さがありました。
翻弄される「マモノさん」がオモシロ可愛いです。
そんなこんなでの、後半の展開が見事。
ううむ、惜しかったねぇ…。
どちらも学生野球の大会なんですが、「マモノさん」にはぜひプロ試合とかにも顔を出してほしいです。
063:「おいなりさん」
173:「かみさまだったら」 描き下ろし
祖父が亡くなり、社の掃除を引き継いだ主人公。
すると、そこに自らを「稲荷伸」だと言う女性が居たのでした。
お稲荷さんがヒロインという漫画はちらほら見掛けるのですが。
そうした中で、最もはっちゃけてるタイプではないかなぁ。
えろいのは先の「マモノさん」と同様。
こちらもなんのかんので、彼女からの積極的なお誘いでのえっち展開です。
「稲荷伸さん」は狐耳・尻尾と、狐お面にDOAの「かすみ」みたいな服装。
オチもこうした設定で意外なものでした。
これが描き下ろしに繋がっていきます。
描き下ろし「かみさまだったら」は本編の後日談。
いや、まさかこの単行本で、こうした展開は予想外でした。
驚きました。
いや、ページめくって、思わず泣きそうになりましたよ。
最後に良かったです。
087:「つくもがみ」
会社で仕事をしていたところ、突然PCが落ち。
データ保存してない、っとパニクっていたところ。
モニタから、「このPCから生まれた」という「付喪神・つくも」が出現したのでした。
なんだっけ、付喪神になるって30年くらいでしたっけ?
…あ、台詞で百年って突っ込んでますわね。
愛の力とかなんとかテキトーな事言ってました。
ちなみに、百年だとすると、1921年(大正10年)ですか。
その頃にPCなんてあったのか、調べたところ…最初に言葉が使われたのは1962年だって。
がんばってPC使い続けましょう。
「つくもさん」はメイド服、いやウェイトレス風なのかな。
全然PCと関係なさそうですが、これはコレでいいか。
入力デバイスと連動しているらしく、キーボード叩くとうるさいのが楽しい(笑)
出現したものの、邪魔にしかなってなかったです。
結局のところ、最後まで迷惑かけまくっていた結果、ああしたオチが楽しい。
彼クビにならなければいいけど。
111:「オナホのおひめさま」
悪い魔女に呪いをかけられた、お姫様「ルーホナ」、執事「フェラリー」の2人。
購入したオナホを試そうとしたところ。
キスで呪いが解け、2人は元の姿に戻ったのでした。
いちおうWヒロインっぽいエピソード。
ほか漫画と違って、「ルーホナ様」はお姫様然とした女性でエロエロしくはなく。
元に戻ったこの世界で生きていくため、仕方なく~という展開です。
個人的には眼鏡の執事「フェラリーさん」のが好きなんですが…。
お口だけだったのが、ちと残念。
133:「自縛霊」
1人暮らしを始めたのですが、家賃はやたらに安く。
嫌な予感がしていたところ…妙な音が聞こえてきたのでした。
出オチですわね。
えー、タイトルあんなんですし。
これ、成年漫画なので、おおむね想像は出来ると思いますが。
詳しくは伏せさせていただきます。
お話は眼鏡・ポニーテールなヒロインとのえっち展開。
センセの漫画ヒロインなので、やっぱりエロエロしく。
積極的に仕掛けて、えっち展開となっていました。
後半、オチでの2ページが楽しい。
あれでいい感じっぼく終わらせても良かったのに。
※左:稲荷伸さん、右:うさぎ
153:「おつきみ」
会社から自宅アパートに戻ったところ。
月からやってきた、”お月見文化保存委員会”の「うさぎ」と名乗る女性がいたのでした。
こうした際、彼の取った行動はリアルで楽しい。
女の子とはいえね。
「ぺったん音が鳴り響けば…」
そう、お月見文化を復活させようとする彼女なのですが。
やっぱり成年漫画な展開に。
おおい、そっちかい。
登場ヒロイン中では、スタンダードっぽい可愛らしさですかね。
えろいけど。
なお、服装はいわゆるバニーとかでなく、学生・制服みたいなんでした。
【 その他 】
以上、本日は「flanvia」センセでした。
こちらが初単行本とのこと。
おめでとうございます!
今回は…やっぱりマモノシリーズですね。
ネット上で見た、あの↓表紙のパンチ力が非常に強かった。
正直なところ美人でなく、そう可愛らしく描かれてはいない(一般的にはね)のですが。
あの目、あの口、あの表情がバッチリ決まっていて、実に魅力的に仕上がっていました。
タイトルは色彩とか、個人的にはやや違うかなーって感じでしたけれど。
絵柄のインパクトが全てを帳消しにした印象。
描き下ろしが彼女でなかったのはちと残念でしたが、中扉・もくじのカラー絵はまた良かったです。
黒もよくお似合いでした。
性のマモノ (ワニマガジンコミックススペシャル) 2021/3/15 flanvia (著)
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テーマ : 成年コミック・マンガ
ジャンル : アダルト
■OVER!! (Hamao)
★まんがデーター [17.0/20.0]
・絵柄 :●●●●◎
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●◎
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] ラブコメ、ショートカット
・構成 : カラー(4P)、12話収録(うち「アヴェンジャー」×2話)
・おまけ: カバー裏にあとがき漫画「あとがきにかえて。」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「Hamao(はまお)」センセの「OVER!!」です。
※クラス委員「山田さん」
【 構成・絵柄 】
収録は12話と最近では多め。
なお、1話はカラー原稿のショートなため、実質では11話ですかね。
ちなみに、そのカラー漫画は前回単行本収録話の続きもの。
ほか、前後編の連続、同キャラ出演エピソードなどもありました。
基本的には甘いラブコメ話。
ほとんどはそんなんなのですが、数で言えば3話ほどは毛色の異なるもの。
まぁ、だいぶ口の中は甘々としてる筈なので、お口直し的に考えていただければ…。
即えっちな短編でも読み応えのある仕上がりです。
皆さん可愛らしいですよ。
柔らかな曲線での作画。
細かい描き込みで、全体の色付きはそこそこ。
濃淡は濃い目だと感じます。
ある程度変化のあるコマ割りで、はみ出し・ぶち抜きがちらほら。
そこそこに白比率が高く、見易い仕上がり。
各話の色がためかそれぞれ多少タッチが異なっていて、ぱっと見の雰囲気が変化してます。
大きい擬音が特徴的で、漫符など漫画は概ねラブコメ調。
背景や小物、また服装なども質感あって優れていて。
全体的にバランス良いため、絵の座り良く安定していました。
人物絵は広めな輪郭と、きゅっとした大きい黒目の可愛らしいもの。
顔パーツは極端なデフォルメでなく、鼻もしっかり描かれていて。
可愛く、むちっとした肉感で健康的な魅力があります。
特におっぱい描写はぽーんと張りのある綺麗な形の素晴らしいものですよ。
判断については、カラーと極端には変化ないので、↓表紙かカット絵も見れる裏表紙が良いでしょう。
【 収録話 】 12話収録
001:「chocolat de doux」 カラー原稿
カラー原稿で3ページのショート。
別れた2人がよりを戻し、仲直りえっちです。
えー。
タイトルから察した方、そのとおり。
こちら、前単行本「ショコラ」の後日談なのです。
できればそっちに収録してほしかったなぁ。
005:「Over」
飲み会の際に声を掛けてきた会社の新人「彼方乙女(かなた・おとめ)」
積極的で、慣れた感じの彼女に誘われるまま付き合っていたのですが…。
色々してくれるため、逆にちょっとした不安感もあったのです。
こちらがほぼ表題作。
色々と考えてしまっている彼は、仕方ないことと思います。
ただね、たぶん…「乙女ちゃん」はかなり頑張っているんではないかなぁ…。
ちょっと彼女視点でのお話が見たいですね。
まだ完全に素を晒していないのでは、と感じました。
後半の「…え?」の時くらいかしら。
※左:新人「彼方乙女」、右:幼馴染み「舞衣子ちゃん」
025:「かわいいひと」
いつものように、幼馴染み「ヤス」に勉強を教わりに来ていた「舞衣子」
彼と揉めている真っ最中で、そうした話題になり…。
ふと、彼がちょうど良い相手であると気付いたのでした。
「いっそ、ホントに浮気しちゃう?」
とりあえず、お話は置いといて。
こちらのポイントは、「舞衣子ちゃん」の濃いいアンダーヘアだと思います。
たぶん。
「普通こんなもんだからな!」
とは当人の発言なのですが。
この単行本、ひととおりを見るかぎり…。
残念、「舞衣子ちゃん」のソレは、明らかに濃い目に描かれてましたよ。
わははー。
お好きな人はあれでぐさー、と刺さること請け合い。
ちょっと遠回りしてましたが、これで相手がキチンと認識できたかな。
045:「look like」
「口木天満(くちき・てんま)」と付き合うクラスメイト「能見慶子(のうみ・けいこ)」
緊張しいで表情は硬く、”何か怖い”、”ロボットのよう”などと評されるほど。
当人は彼と付き合ってから、だいぶ柔らかくなってきた自覚があったのですが。
同時に、自らがクールに見える部分を好いてくれているかも、といった考えもあり~。
えっちの際にどうなってしまうのか、悩んでいたのでした。
極端キャラで面白い。
また、細身なイメージでしたが、バストは非常に大きくて。
彼が思わず喉鳴らすのも当然(笑)
あまり変化ない表情と、リアクションたっぷりの心の声をお楽しみください。
まぁ、えっちで表情崩れるなんて、嫌な男性なんていないですよ。
…たぶん。
065:「Wellcome!」
友人「翔」の姉「美羽」と付き合う「虎太郎」
関係は彼には秘密にしており。
彼の家に遊びに来ていた「虎太郎」は、トイレに立った際に「美羽」と鉢合わせ。
その部屋に誘われたのでした。
ショートカット、黒セーラー服姿の「美羽さん」がキュート。
彼女から告白したようです。
このくらいの年齢な男子が、年上の女子から告られるというのは…もう、そりゃーたまんないだろうなあ。
しかも友人の姉で美人ですから。
2人はもうだいぶえっちも慣れた感じでしたけど、どっちがドー誘ったのかしら。
やっぱり「美羽さん」かな。
彼からすれば年上であるものの、まだまだ成長中。
スタイルは可愛らしいものでしたよ。
えっち直後の展開がイイですね。
そりゃ、いかに鈍い男子でも気付くだろうなぁ。
085:「Prepayment」
土砂降りの中、傘も差さずにいたクラスメイト「三輪優華」
思わず声を掛けた「今田」は、
「家の鍵を川に落とした」
そう言う彼女を雨宿りさせることとなったのでした。
収録で特に異質な、妖しい・怪しい空気漂う1話。
まぁ、学生なのに…しれっとした表情で、全裸で迫って来る~というのは、闇が深い。
「今田くん」はまた、トンデモないもの拾っちゃったなぁ。
プレイもぶっ飛んでますね…。
紹介帯には、”とことこんイチャイチャ”とか書いてるのに。
103:「大上さんちの日未子さん」
一泊二日の旅行から帰宅したカップルの風景。
旅行先のアレコレでなく、帰宅後を描くのは珍しいですね。
「日未子」さんの提案で、お風呂えっち。
もう勝手にして、というラブラブなプレイでした。
彼女はまたむちむちとしたスタイルでして。
いかにも抱き心地良さそうですね。
いいなあ。
119:「Allegro moderato」
同じクラス委員の「山田」から告白され、付き合うこととなった「大清水」
昨日は彼女と初えっちを済ませたのですが…。
翌朝以降はその光景がちらつき、どうにも落ち着かないのでした。
そりゃー、そうでしょう(笑)
こうした際、普段と(表面上は)同じように接することができる女性は凄い。
男なんて単純な生き物なのですよ、ええ。
あまり性的な雰囲気のない「山田さん」ですが。
画面での状況などから察するに、えっち仕掛けたのは彼女から。
控えめなバストと初々しい反応が可愛らしい。
オチでの一言が秀逸。
今週末は…玄関入って即えっちになるのでは。
135:「Take care of myself」
双子の兄妹「夏樹」と「冬華(とうか)」
母親と三人暮らしでしたが、親は夜勤続き。
いつしか、2人で慰め合うようになっていたのですが、最近はマンネリ気味。
それを打破するべく、「夏樹」はとあるモノを通販したのでした。
いわゆる電マプレイな作品。
「冬華ちゃん」は思いっきり引いていましたが…。
いや、こうした刺激は必要よ。
…近親とかの倫理的なことはこの際抜きにしてね。
先の「山田さん」に続き、ロリっとしたスタイル・下着の「冬華ちゃん」が実にキュートでした。
※左:「能見慶子」、右:妹「冬華ちゃん」
151:「straying」
クラスの皆で旅行中。
「葦田翔(あしだ・かける)」は「下野綾乃」から告白されたのでした。
ざっくり書きましたが、2人の間には色々とあって。
特に返事も聞かぬまま、えっち突入してます。
うん、どっちの気持ちも分かる・分かる。
特に男子側。
熱い真面目なイイ男子じゃない。
良かったねぇ。
ちなみに、2周目で気付きましたが。
こちらの「翔くん」と「木根」さん、「Wellcome!」にてゲスト出演してましたね。
17:「アヴェンジャー」 前後編
”他種族の生命エネルギーを糧としており、粘膜接触で吸収する”
~という「サキュバ星人」
あちこちで女性を襲っていた彼らを追う地球所属の惑星間保安官「漂木早紀(ひるぎ・さき)」でしたが…。
逆に捕縛されてしまったのでした。
現代とは若干異なる世界でのエピソード。
惑星間保安官がどんなんか知りませんが…まぁ、単独行動は問題だわね。
ちらと顔を見せていた同僚の娘がちょっと可愛かったのですが、出番少しだったのが残念。
(※褐色肌・トンガリ耳で、彼女もまた別種族っぽいね)
捕らえようとした「サキュバ星人」が逆に罠を仕掛けていて。
それに落ちてしまうのが切っ掛け。
2周目にて改めて確認していくと、あちこちに前フリがありました。
全然気付かなかったです(笑)
捕まってしまった「早紀さん」の見事な逆転劇は後半でお楽しみください。
なるほど、と納得感ある展開でしたよー。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「Hamao」センセでした。
当ブログでは「スイーツスウェット」、「きらきら」、「キャンディドロップ」、「温かくて柔らかくて」、「ショコラ」…などを紹介しています。
今回のあとがき漫画に、色々と描かれていました。
このお上手な方が、と驚き。
まぁ、漫画業界も色々と大変なんだろうなぁ…。
「雑な~」とか謙遜されてましたが、それでこのクオリティなのだから凄い。
次回作ぜひ頑張ってください。
OVER!! (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL) コミック, 2022/4/29 [アダルト] Hamao (著)
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・絵柄 :●●●●◎
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●◎
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] ラブコメ、ショートカット
・構成 : カラー(4P)、12話収録(うち「アヴェンジャー」×2話)
・おまけ: カバー裏にあとがき漫画「あとがきにかえて。」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「Hamao(はまお)」センセの「OVER!!」です。
※クラス委員「山田さん」
【 構成・絵柄 】
収録は12話と最近では多め。
なお、1話はカラー原稿のショートなため、実質では11話ですかね。
ちなみに、そのカラー漫画は前回単行本収録話の続きもの。
ほか、前後編の連続、同キャラ出演エピソードなどもありました。
基本的には甘いラブコメ話。
ほとんどはそんなんなのですが、数で言えば3話ほどは毛色の異なるもの。
まぁ、だいぶ口の中は甘々としてる筈なので、お口直し的に考えていただければ…。
即えっちな短編でも読み応えのある仕上がりです。
皆さん可愛らしいですよ。
柔らかな曲線での作画。
細かい描き込みで、全体の色付きはそこそこ。
濃淡は濃い目だと感じます。
ある程度変化のあるコマ割りで、はみ出し・ぶち抜きがちらほら。
そこそこに白比率が高く、見易い仕上がり。
各話の色がためかそれぞれ多少タッチが異なっていて、ぱっと見の雰囲気が変化してます。
大きい擬音が特徴的で、漫符など漫画は概ねラブコメ調。
背景や小物、また服装なども質感あって優れていて。
全体的にバランス良いため、絵の座り良く安定していました。
人物絵は広めな輪郭と、きゅっとした大きい黒目の可愛らしいもの。
顔パーツは極端なデフォルメでなく、鼻もしっかり描かれていて。
可愛く、むちっとした肉感で健康的な魅力があります。
特におっぱい描写はぽーんと張りのある綺麗な形の素晴らしいものですよ。
判断については、カラーと極端には変化ないので、↓表紙かカット絵も見れる裏表紙が良いでしょう。
【 収録話 】 12話収録
001:「chocolat de doux」 カラー原稿
カラー原稿で3ページのショート。
別れた2人がよりを戻し、仲直りえっちです。
えー。
タイトルから察した方、そのとおり。
こちら、前単行本「ショコラ」の後日談なのです。
できればそっちに収録してほしかったなぁ。
005:「Over」
飲み会の際に声を掛けてきた会社の新人「彼方乙女(かなた・おとめ)」
積極的で、慣れた感じの彼女に誘われるまま付き合っていたのですが…。
色々してくれるため、逆にちょっとした不安感もあったのです。
こちらがほぼ表題作。
色々と考えてしまっている彼は、仕方ないことと思います。
ただね、たぶん…「乙女ちゃん」はかなり頑張っているんではないかなぁ…。
ちょっと彼女視点でのお話が見たいですね。
まだ完全に素を晒していないのでは、と感じました。
後半の「…え?」の時くらいかしら。
※左:新人「彼方乙女」、右:幼馴染み「舞衣子ちゃん」
025:「かわいいひと」
いつものように、幼馴染み「ヤス」に勉強を教わりに来ていた「舞衣子」
彼と揉めている真っ最中で、そうした話題になり…。
ふと、彼がちょうど良い相手であると気付いたのでした。
「いっそ、ホントに浮気しちゃう?」
とりあえず、お話は置いといて。
こちらのポイントは、「舞衣子ちゃん」の濃いいアンダーヘアだと思います。
たぶん。
「普通こんなもんだからな!」
とは当人の発言なのですが。
この単行本、ひととおりを見るかぎり…。
残念、「舞衣子ちゃん」のソレは、明らかに濃い目に描かれてましたよ。
わははー。
お好きな人はあれでぐさー、と刺さること請け合い。
ちょっと遠回りしてましたが、これで相手がキチンと認識できたかな。
045:「look like」
「口木天満(くちき・てんま)」と付き合うクラスメイト「能見慶子(のうみ・けいこ)」
緊張しいで表情は硬く、”何か怖い”、”ロボットのよう”などと評されるほど。
当人は彼と付き合ってから、だいぶ柔らかくなってきた自覚があったのですが。
同時に、自らがクールに見える部分を好いてくれているかも、といった考えもあり~。
えっちの際にどうなってしまうのか、悩んでいたのでした。
極端キャラで面白い。
また、細身なイメージでしたが、バストは非常に大きくて。
彼が思わず喉鳴らすのも当然(笑)
あまり変化ない表情と、リアクションたっぷりの心の声をお楽しみください。
まぁ、えっちで表情崩れるなんて、嫌な男性なんていないですよ。
…たぶん。
065:「Wellcome!」
友人「翔」の姉「美羽」と付き合う「虎太郎」
関係は彼には秘密にしており。
彼の家に遊びに来ていた「虎太郎」は、トイレに立った際に「美羽」と鉢合わせ。
その部屋に誘われたのでした。
ショートカット、黒セーラー服姿の「美羽さん」がキュート。
彼女から告白したようです。
このくらいの年齢な男子が、年上の女子から告られるというのは…もう、そりゃーたまんないだろうなあ。
しかも友人の姉で美人ですから。
2人はもうだいぶえっちも慣れた感じでしたけど、どっちがドー誘ったのかしら。
やっぱり「美羽さん」かな。
彼からすれば年上であるものの、まだまだ成長中。
スタイルは可愛らしいものでしたよ。
えっち直後の展開がイイですね。
そりゃ、いかに鈍い男子でも気付くだろうなぁ。
085:「Prepayment」
土砂降りの中、傘も差さずにいたクラスメイト「三輪優華」
思わず声を掛けた「今田」は、
「家の鍵を川に落とした」
そう言う彼女を雨宿りさせることとなったのでした。
収録で特に異質な、妖しい・怪しい空気漂う1話。
まぁ、学生なのに…しれっとした表情で、全裸で迫って来る~というのは、闇が深い。
「今田くん」はまた、トンデモないもの拾っちゃったなぁ。
プレイもぶっ飛んでますね…。
紹介帯には、”とことこんイチャイチャ”とか書いてるのに。
103:「大上さんちの日未子さん」
一泊二日の旅行から帰宅したカップルの風景。
旅行先のアレコレでなく、帰宅後を描くのは珍しいですね。
「日未子」さんの提案で、お風呂えっち。
もう勝手にして、というラブラブなプレイでした。
彼女はまたむちむちとしたスタイルでして。
いかにも抱き心地良さそうですね。
いいなあ。
119:「Allegro moderato」
同じクラス委員の「山田」から告白され、付き合うこととなった「大清水」
昨日は彼女と初えっちを済ませたのですが…。
翌朝以降はその光景がちらつき、どうにも落ち着かないのでした。
そりゃー、そうでしょう(笑)
こうした際、普段と(表面上は)同じように接することができる女性は凄い。
男なんて単純な生き物なのですよ、ええ。
あまり性的な雰囲気のない「山田さん」ですが。
画面での状況などから察するに、えっち仕掛けたのは彼女から。
控えめなバストと初々しい反応が可愛らしい。
オチでの一言が秀逸。
今週末は…玄関入って即えっちになるのでは。
135:「Take care of myself」
双子の兄妹「夏樹」と「冬華(とうか)」
母親と三人暮らしでしたが、親は夜勤続き。
いつしか、2人で慰め合うようになっていたのですが、最近はマンネリ気味。
それを打破するべく、「夏樹」はとあるモノを通販したのでした。
いわゆる電マプレイな作品。
「冬華ちゃん」は思いっきり引いていましたが…。
いや、こうした刺激は必要よ。
…近親とかの倫理的なことはこの際抜きにしてね。
先の「山田さん」に続き、ロリっとしたスタイル・下着の「冬華ちゃん」が実にキュートでした。
※左:「能見慶子」、右:妹「冬華ちゃん」
151:「straying」
クラスの皆で旅行中。
「葦田翔(あしだ・かける)」は「下野綾乃」から告白されたのでした。
ざっくり書きましたが、2人の間には色々とあって。
特に返事も聞かぬまま、えっち突入してます。
うん、どっちの気持ちも分かる・分かる。
特に男子側。
熱い真面目なイイ男子じゃない。
良かったねぇ。
ちなみに、2周目で気付きましたが。
こちらの「翔くん」と「木根」さん、「Wellcome!」にてゲスト出演してましたね。
17:「アヴェンジャー」 前後編
”他種族の生命エネルギーを糧としており、粘膜接触で吸収する”
~という「サキュバ星人」
あちこちで女性を襲っていた彼らを追う地球所属の惑星間保安官「漂木早紀(ひるぎ・さき)」でしたが…。
逆に捕縛されてしまったのでした。
現代とは若干異なる世界でのエピソード。
惑星間保安官がどんなんか知りませんが…まぁ、単独行動は問題だわね。
ちらと顔を見せていた同僚の娘がちょっと可愛かったのですが、出番少しだったのが残念。
(※褐色肌・トンガリ耳で、彼女もまた別種族っぽいね)
捕らえようとした「サキュバ星人」が逆に罠を仕掛けていて。
それに落ちてしまうのが切っ掛け。
2周目にて改めて確認していくと、あちこちに前フリがありました。
全然気付かなかったです(笑)
捕まってしまった「早紀さん」の見事な逆転劇は後半でお楽しみください。
なるほど、と納得感ある展開でしたよー。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「Hamao」センセでした。
当ブログでは「スイーツスウェット」、「きらきら」、「キャンディドロップ」、「温かくて柔らかくて」、「ショコラ」…などを紹介しています。
今回のあとがき漫画に、色々と描かれていました。
このお上手な方が、と驚き。
まぁ、漫画業界も色々と大変なんだろうなぁ…。
「雑な~」とか謙遜されてましたが、それでこのクオリティなのだから凄い。
次回作ぜひ頑張ってください。
OVER!! (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL) コミック, 2022/4/29 [アダルト] Hamao (著)
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