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■腐界に眠る王女のアバドーン~Angelization~ (さいだ一明)

★まんがデーター [14.5/20.0]
・絵柄 :●●●◎○
・お話 :●●●◎○
・漫画 :●●●◎○
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] ホラー、ファンタジー、原作ゲーム
・構成 : 原作「さくらぷりん」、シナリオ「毛利のら」
      カラー(4P)、9話収録(全て表題作・1巻完結)
・おまけ: あとがき×3、前書き、
     補足漫画①②、楽屋裏①②、座談会漫画

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「さいだ一明(さいだ・かずあき)」センセの「腐界に眠る王女のアバドーン~Angelization~」です。

 ★★単行本構成、ほか ★★★

収録は1冊まるまるの長編ストーリー。
1冊で完結するのでお得です

原作は同人作品のPCゲームで、ホラーエロRPGとのこと。
なるほど、だからバトルシーンとかも差し込まれてるんですね。
(女の子見ていて気付きませんでしたが、↓表紙でも剣を装備してました)
ひでるさんはそちらの事前・予備知識などまったくなく。
いきなり漫画から読みました。
詳細は後述しますが、たぶん知識あった方が楽しめそうです。
ただし、こちらの単行本には補足ページも多く差し込まれていたため、一定程度の理解はできました。
投げっぱなしの漫画も多い中、かなり親切な構成だったと思います。
その点は非常に良かったです。

なお、このブログ書く際に検索してゲーム画面とか見てきましたが…。
古き良き~な雰囲気あって、すごく面白そうでした。
※ホラー苦手なのでやんないですが。

「日野八千花」
※日野八千花

 ★★絵柄について ★★★

横に広めで丸くてむっちり。
バストも大きいのは無論のこと、全体的に肉付き良い傾向
むちむち可愛らしく描かれていました。
ここはカラーとそう変化はないため、↓表紙・裏表紙そのままの判断で大丈夫。
服装…というか下着の作画は白黒でも高いクオリティ。
ここは逆に白黒のが優れていると思います。
こちら漫画には、触手のほか、怪物とか残虐な描写…切断とか血しぶきなどはあったものの、見るにしんどいほどではありません
(※ホラー苦手なひでるさん基準)
色彩はそう暗くはなくデジタルの綺麗なもので、だいぶ中和されていた感じ。
さらに、えっちシーンにシッカリとページを割かれていることもあってか、場面自体もそう多くなかったです。
…とはいえ。
ラブコメ漫画ではないため、耐性微妙な方にはあまりオススメはできません。
また、ああしたカバー絵がため、触手に過度な期待を持ってしまうかもしれませんが…。
そう頻繁ではなかったので、こちらも注意が必要です。
(概ねそんなんは16ページ。カラーもあります)

 ★★収録話について ★★★ 7話収録

木々の奥にひっそりたたずむ洋館「綾小路邸」
家主の友人で大学教授「山之辺」は、助手らを連れてそちらの探索に出掛けました。
その息子「山之辺焔(やまのべ・ほむら)」は父の忘れ物を届けるため、友人「風間桔平」、「日野八千花(ひの・やちか)」、「鈴森未亜」らとその後を追っていました。
途中、遅れてやって来ていた助手「土門聖二郎」、「水石里奏(みずいし・りかな)」らと合流。
皆で館に足を踏み入れたのですが…。
アクシデントがため、2人づつ3組に分断されてしまったのでした。
おおむねそんな感じの導入部。

基本的には3組カップルが、館でそれぞれ奇妙な体験する、というもの。
メインカップル「焔くん」・「未亜ちゃん」は5話から登場。
それ以降、ラストまで2人が牽引していました。
2、3話は「聖二郎」・「里奏」の助手ペア。
4話は「桔平」・「八千花」の友人ペアの状況が描かれています。
1話目はプロローグみたいな感じですね。

もともとのゲームは、かなりのボリュームがありそうで。
ほんの一部」と、原作者「さくらぷりん」センセが合間に書かれていました。
ただ、それでもだいぶ駆け足な印象
途中に補足漫画もあったりしたんですが…。
なんも知識もない身としては…上澄みをすくった~くらい。
ある程度分かったような、そうでないような…むむむ。
題材は面白そうなので、もう1冊くらいのページ量が欲しかったですね。
成年系につきえっちシーンも必要なので、仕方ないかしら。

プロローグ的な1話目。
えっち担当は…いきなり内緒ですかね…。
全然甘いモノではなかったので、先制パンチという感じ。
なお、カラー原稿部分はメインヒロイン「未亜ちゃん」の触手シーンでした。
ここは…もう倍のページ数欲しいですね(笑)

さて、補足ページを挟み、2、3話。
えっち担当は助手「里奏さん」です。
こちらもまた怒涛の展開。
大変です。
あーんな目に遭っていながら、えっちに流れるのは…なかなかに異常な精神ですね。
成年漫画だから仕方ない。
そうしたなか、「…エチケットだろ」そう、ちゃんとしていた「聖二郎くん」が素敵。
チャラい男子かと思っていましたが。
ただ、まぁ…こんな館で単独行動はすべきではないですね。
これもお約束か。

4話目は「桔平」・「八千花」の2人。
えっち担当はツーサイドアップで口の悪い「八千花ちゃん」
裏表紙でもパンチラ、というかモロになっていましたが。
(※まぁ、全員そうなのだけど)
彼女が作中で着ているワンピース服はやたらに丈が短くて。
えっちの切っ掛けもパンチラとなってます。
ちなみに縞模様のニーソックスも着用していて、見るにイイ感じ。
こちらの2人も…場所はともかくえっちに突入。
性癖がため、そう簡単に許さなそうな気もしたんですが。
これは極限状態ってこともあるかな。

「鈴森未亜」、「水石里奏」
※左:「鈴森未亜」、右:「水石里奏」

5話にて、ようやくメインの2人「焔」・「未亜」の状況が描かれます。
回想、学校シーンなのですが。
そうか、男子もセーラー服なんですね…。
一瞬、「焔くん」がカッコいい系な女子(新キャラ)かと思って混乱してました。
ここのえっち担当は…ごにょごにょ。
物語の核心っぽい描写と、映像を通して「桔平くん」のその後が見れます。

さて6話ですが…えっち担当は助手「里奏さん」です。
「焔」・「未亜」らが彼女と無事合流して以降の風景です。
ここは3話後の彼女ですね。
すっかり別人のようになってましたが、仕方ないか。
さて、これ以降の7~9話が最終章。
皆がまだ見てない(カラー部分は置いといて)、「未亜ちゃん」のえっちシーンも当然あります。
…で。
合間の補足とか座談会にてフォローがあり、なるほど。と理解は出来たのですけれど。
単に漫画だけ見た場合、場面も飛び飛びで分かり辛い
初見では…だいぶ厳しいですね。
ゲームやってる人は、「ああ、このシーンか」ってなるんでしょうか。
前述したように面白そうな要素はあったので、ゲームやるのが最適解かもしれません。

 ★★リンクほか ★★★

あばどーん

腐界に眠る王女のアバドーン~Angelization~ (エンジェルコミックス) コミック, 2023/7/14 [アダルト] さいだ一明 (著)


★「さいだ一明」センセの漫画紹介記事

ぱっつん×2
 ニーソリストの冠をもつ、センセのフェチ色たっぷりな初単行本。
くいこみゅニケーション
 全ヒロインがニーソ着用。お嬢さまっぽい「古賀あゆみ」さんが登場。
ぱいぱいん」 【オススメ】
 シマシマ日焼け跡な「麻衣奈ちゃん」のカラーページが必見!!
Virgin Hunt ばーじんはんと」 【オススメ】
 センセの最高傑作というべき、1冊まるまるの長編漫画。
にくよくかのじょ
 初・コアマガジンのバラエティ豊かな作品集。
好女凌辱あはン
 そこそこハードな短編集。”アダルティなエロ話”となってます。
乙女・濡れのち恋
 「朧夏」以外はすべて短編。チア部の貧乳な「森沢部長」が楽しい。
みりっ! ミチミチィ
 お祭り話「ふんどしの里」ほかフェチ色たっぷりな短編集。
ぴちぱつ
 初の一般系単行本。幼馴染みと後輩に振り回される、三角関係ラブコメでした。
乱交ダンスナイト
 前後編「ホームスタディ」ほか複数プレイの多い作品集。
まんぐり・ごしごし
 9話収録の短編集。陸上部コスと日焼け跡の組み合わせが見れます。

■フラストレーションガールズ (さんじゅうろう)

★まんがデーター [18.0/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●◎
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●●◎
・属性 : [成年] お姉さん、お尻、ラブコメ
・構成 : 7話収録。
・おまけ: あとがき、カバー裏にラフ絵、加筆修正あり、
      おまけ漫画(4P)、メンバーグッズ「逢坂ななか」、ボツラフたち。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「さんじゅうろう」センセの「フラストレーションガールズ」です。

 ★★単行本構成、ほか ★★★

収録は7話で単行本のボリュームは普通くらい。
連続はなく、全て短編でした。
描き下ろしかな…。
合間には、ネタイラストみたいなのだけでなく、おまけ、という合計4ページほどの漫画があって。
(※短編3話分、1、2、1ページという配分です)
それぞれキャラクターのまた別の一面が見れます。
紹介帯には、欲求不満、ムラムラ…など、表題通りの文言があって。
実際もそんなんです。
ラブコメちっくなのもあったんですが、相手人妻どーすんの!?、といった類のドキドキ話もありました。
ブラックに描かれてはないものの、得意でない方は気を付けて。

インプレッション中妻京子
※中妻京子

 ★★絵柄について ★★★

リアルっぽさと、漫画な可愛らしさの共存した人物画。
ちょっとツリ目気味で、ふっくらスタイル。
特に腰回りからお尻までが魅力的です
男性陣もヒロインと並んで違和感はなく、適度な格好良さでした。
深く柔らかな線の雰囲気ある作画。
全体も人物と合っていて、まとまってリアルさのある描写
そこそこに白比率もあり。
なんというか…各コマはキッチリと描かれてはいないのですが、見ていて違和感は少しもなく。
コテコテせず、巧いこと綺麗な具合に仕上がっています
また、ちょっとしたコメディー部分も流れと合っていました。
重箱の隅程度ですは、コマの流れ・配置でやや分かり辛い箇所があったくらい。
だいたいはカバーそのままの判断で問題ありません。
紹介帯のカット絵と共に確認するのが良いでしょう。

 ★★収録話について ★★★ 7話収録

003:「フラストレーション」
単行本に登場しているヒロインらは、概ね皆さん表題通りという感じなのですが。
タイトル的にも合致した、単行本を代表する(?)お話です。

CMにモデル、新曲など多方面で活躍する「逢坂ななか」
そこに朝イチのロケが加わり、ストレスMAXといったところ…。
AD「岩田」の頑張る様に、ふと心動かされたのでした。
中扉が「ななかさん」ですかね。
いかにも大きそう、なブラのデザインが魅力的です。
本編えっちシーンはプライベート時間だったためか、ノーブラです。
漫画にそうした描写はなかったのですが、あるいは白シャツにて分かったかもしれませんね。
こちらには1ページのおまけ漫画があり。
本編オチから続く流れで楽しいです。
がんばれ。

029:「インプレッション」
軽いノリで調子の良い後輩「加勢」
現在相手なく、どこかモヤモヤとしていた「中妻京子」は、ふと彼の誘いに乗ってみることとしたのでした。
あるいは現実にありそうなオフィスもの
美人の先輩、というたかーいハードルはあるのですが(笑)
「加勢くん」がなぜあんなんなのか、の真意が描かれるオチ部分が楽しい。
なるほど、確かにそうだ。
巧い事「京子さん」のタイミングと合ったという感じなのですが、それというのも普段から声掛けてきた成果だと言えるかもしれません。
中盤、彼女の部屋シーン。
着替え場面のコマが…なんだか妙に生々しさあって好き。

ちなみに、ブログ書く際に気付いたのですが。
こちらのヒロイン「京子さん」は前話に出ていた彼女と同一人物、でいいのかな。
服装もそのままっぽいし。
…あ、アイドルとマネージャーというWヒロインは、PCソフト「デリンジャー」を思い出しますね。
「中藤美希」知ってます?
個人的には「知世」さんのが好みでした。

053:「ストライクゾーン」
年上好きな「美和子」には現在相手なく。
友人らに彼氏が出来たこともあって、アプリを切っ掛けに男性と会うことなったものの。
やってきた「悠人」は、間違いなく年下の雰囲気だったのです。
そう、どうやらひと段間違えてタップしたようなのでした。
今回↓表紙はたぶん「美和子さん」だと思います。
やってきた彼はだいぶ当たりだとは思うんですが…。
期待と大きく外れてたら、そりゃー微妙な心持ちになるだろうなぁ。
ただ、「悠人くん」も頑張ってましたよー。
これは経験値が役立った、ということですわね。
OLのお姉さんに感謝
こちらにはおまけ漫画が2ページ、2エピソードがあったのですが。
前半の友人の反応が楽しい。

085:「はじめてのデート」
ドラックストアの店員「琴浦」に恋する「倉吉」
彼女の薬指には指輪があり、かもしれない、ということはあったのですが…。
必ずしもそうと決まった訳ではなかったので、思い切ってアプローチしたところ。
なんと、彼女から連絡があったのでした。
ちらほらそれっぽい言動ありつつも、結局最後まで不確か
ただ、まぁ…結婚はしてそうだなぁ。
昨今の時代を反映して、途中まではマスク姿。
あれ、取ったらさらに美人というのは、テンション上がりますわね。
…今日、そのつもりで来たので……」
~という感じで「琴浦さん」からお誘いが。
いいなぁ。
個人的には髪束ねた前半の姿も良かったんで、そちらでも見たいですね。

105:「プライベートバニー」
バニーガールのいるガールズバーが気になって、ふと眺めていたところ。
奥からやってきた店の女性「莉子」に声を掛けられ、そのまま案内されたのでした。
そんな訳で、見ていて嬉し楽しいバニーガールな1話。
実は裏表紙はこちらのヒロイン「莉子さん」なのですが。
網タイツは脱がされた(脱いだ?)あとらしく…無念
るるる…。
おっぱいなんて見えてなくてもぜんぜんいいのになぁ。
極端な話、後ろ向きでもいい(笑)
…あ。
本編ではそんなんありましたよー。(しかもアップで)
漫画は、”こうした店にいって、こうなったらいいなぁ”という男性陣の妄想を具現化したようなもの。
えっちは彼女の自宅なのですが、わざわざそちらでもバニーコスプレしてくれてましたから。
なお、こちらの漫画はおまけ漫画とボツラフがあります。
付き合い続いているようで、なんとも羨ましい限り。

ドラックストア店員「琴浦」、バニーガール「莉子」
※左:店員「琴浦」、右:バニーガール「莉子」

141:「IN FACT」
バイト先の先輩「三谷麻央」に恋した「高尾慧」
告白して晴れて付き合っていたのですが…彼女が人妻であると知ってしまったのでした。
そのつもりで口説かれたのかと思ってた
漫画では”カワイイお姉さん”的な描かれ方をしていた「麻央さん」でしたが。
その言動を見る限り、深入りしない方が良さそうです。
発言でも分かるとおり、変に隠そうとはしてなく。
そのうち、どっかから旦那に露見して、トンデモない事になりそう。
(※漫画内でもちょっと危ない場面があります)
そう簡単にリリースするのは惜しい、というのも分かりますけどね。
これから大変だ。

167:「ゼラニウム」
”早川チャレンジ”と称され、告白が常習化していた目立つ美人「早川」
彼女が次々と男子らを振っていたのは、陰キャで「佐藤」と付き合っていたためなのでした。
「ゼラニウム」がだということは「めぞん一刻」知識(笑)で分かるんですが…。
なんなんだろう、と調べてみたところ。
そちら漫画で書かれていた花言葉「なんて器用なの」は…引っ掛からないですね。
赤いゼラニウムの花言葉が「あなたがいて幸せ」だったので、漫画の意味はそっちかな。
(※あるいは白色の花言葉「私はあなたの愛を信じない」と双方かな?)
「佐藤くん」の気持ちはよく分かります。
…が。
変に1人でうじうじひねくっていると、さすがに愛想つかされるぞ。
おっぱいが顔に当たる、もにゅのコマがなんだか妙に好き。

 ★★リンクほか ★★★

フラストレーションガールズ(さんじゅうろう)

フラストレーションガールズ (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL) コミック, 2023/6/30 [アダルト] さんじゅうろう (著)
(※現在アマゾン登録なし23/07/07)


★「さんじゅうろう」センセの漫画紹介記事  

おやつの時間
シークレット×シークレット

■オシバナ! (志摩時緒)

★まんがデーター [19.0/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●●
・属性 : [一般] 推し、ラブコメ、学園
・構成 : 10話収録、現在1巻まで発売中。
・おまけ: あとがき漫画、合間にイラスト、
      カバー裏に漫画「推し活の話をしよう」

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「志摩時緒(しま・ときお)」センセの「オシバナ! 1巻」です。

王子様「押田紗和」
※王子様「押田紗和」

 ★★単行本構成、ほか ★★★

2巻以降へと続く長編ストーリー。
そう長々と続いていく印象はなかったのですが、どうでしょう。
(※感覚として2巻もまるまる埋まるかなー、と)
収録は10話で、1話あたり16ページ。
カバー裏には漫画「推し活の話をしよう」があり。
ファンの活動を知ることができます。
また、あとがきは漫画形式になっていて。
なにゆえこうした漫画をセンセが描くに至ったか、を知ることができました。

ちなみに、単行本は光文社さんの熱帯コミックス
webマンガサイトで、まだできたてみたい。
現在では17話までありましたよ。(23/05/07現在)
後に単行本買うつもりなので、詳しく見ませんでしたが…。
先のひでるさん予想は全然ハズレでしたよ。

 ★★絵柄について ★★★

サッパリと綺麗で抜群の安定感。
いつも安心の「志摩時緒」センセなクオリティ。
色味は濃くなく、白比率は高く。
見易い、スッキリとした仕上がりです
独特なテンションとラブコメちっくな表現で漫画はお上手。
引っ掛かる箇所なくテンポに優れていて。
派手さ・勢いはないものの、センセならでは、の魅力あるものです。
カラーでもほぼ変化ないので、判断は↓表紙・裏表紙でどうぞ。

 ★★収録話について ★★★ 10話収録

王子様がいる学園。
王子、といってもその「押田紗和」は女子生徒。
見た目だけでなく、運動神経・成績の良さ。
さらに、放送委員の彼女は声まで良く、学園の女子から圧倒的な支持を集めていました。
女生徒らの憧れであるため、男子からの評判はあまり良くなかったものの。
ファンの女子らの中には、1人男子「大田」が混ざっていて。
彼の徹底した推しの姿勢は、ファンの皆に受け入れられておりました。
「紗和」の幼馴染みで彼女をプロデュースする「保住茉莉花」は彼を警戒していたのですが…。
2人して彼の話をしていたところ、「紗和」は自らの想いに気付いてしまったのでした。
ざっくりでは、そんな感じ。

押し花でなくて、推しですね。
ラブコメ話であるものの、女子の王子様「紗和さん」は恋愛レベル低く。
一方の男子「大田くん」は推し姿勢にこだわりのあるファンでした。
そのため、お互い両想いではあるものの。
微妙に平行線なまま、なかなか交じらないという、面白さがありました。
恋愛への道のりは遠く。
ぶっちゃけ、1巻ではそこまで至ってない…、くらい。
センセが得意とするラブコメ感とは結構違っていたので、そのあたりは要注意

プロローグ編という感じの1から3話。
花を背負ってたりする「紗和さん」は、なるほど王子様といった感じ。
やっかみで男子らには目ざわりだと思われていたようでしたが…。
ボーイッシュながら普通に美人なので、なんのかんの言ってても彼女から告白されればイチコロでしょうねー。
(※そんなんなため、後の「大田くん」の反応が面白いのですが)
ファンの女子らの中に、違和感なく混ざっている彼。
まぁ、普通には「茉莉花さん」が警戒したそのまま、ワンチャンあるかと思われるの当然でしょうけれど…。
もし、少しでもそうした雰囲気があったなら。
たぶん、ファンらに排除されていたでしょう。
しかし…「紗和さん」は「大田くん」のドコがそんなに気に入ったんだろうか。
まぁ、異性からああした想いを受けること少なかったので、彼の姿勢とは裏腹に目だってはいたのかもしれませんが。
いつも隣にいる「茉莉花さん」の姿勢、2話でのやり取りなどもまた面白いですね。
彼女のファンもなにげにいるのではなかろうか。
3話での、”遠くから見守りたいタイプのオタク達”、はひでるさんもそっち系なので、よーく理解できます。
そうだよねー。

4から7話は生徒会編。
前話オチから登場していた、生徒会・副会長「八王子」くんの関わるエピソードです。
曰く、「アイツが入学してくるまでは、そこは俺のポジションだったのに」とのこと。
表裏あり、4話ではだーいぶ感じの悪いキャラだった彼。
しかし、強いブラック色ないのがセンセの持ち味。
お話が進むにつれて、だいぶ丸くなっていった印象です。
…で、その切っ掛けとなっているのが、「大田くん」
彼の徹底した推し姿勢が発揮されています。
そういう点での行動力は素直に凄いですね。
なお、生徒会ほかメンバーの発言にて、彼の有能さが垣間見えました。
「八王子くん」に対しても、まったく物怖じしない様は凄いですね。
この男子2人のやり取りはなかなか面白いものとなってました。
なお、6話での「大田くん」の発言が、次に繋がっていったと思われます。
ちなみに、生徒会・ヘアバンドの娘が可愛いです。

プロデュース「保住茉莉花」
※保住茉莉花

さて、1巻のクライマックスというべき8から10話は告白編。
えー、非常に面白い部分なので、詳細は伏せますが。
ここでの「大田くん」はイイですね。
これまで徹底した推しっぷりを見せてきた彼が、あーなってしまうとは。
無責任で一方的な感情”といったんは、その通りだと思います。
10話ではなかなか恰好良かったですよ。
また、ここで「茉莉花さん」の取った行動、9話が凄い。
彼女もまた推しのために全力なのでしょう。
ただ、おそらく…幻滅でなくて、より好きになると思う

はたして2巻はどんな感じになるんでしょうか。
いまから楽しみです。

 ★★リンクほか ★★★

みやしたさん

オシバナ!(1)(熱帯COMICS) コミック 2023/3/15 志摩時緒 (著)


★「志摩時緒」センセの漫画紹介記事 

夜にとろける
君にしか教えない
友人の妹

■君の眼鏡に星は輝き (皐月みかず)

★まんがデーター [19.5/20.0]
・絵柄 :●●●●◎
・お話 :●●●●●
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] 眼鏡、コメディー、ラブコメ、フェチ
・構成 : 10話収録(うち「天才博士 葉富莉夢の異常な愛情」×2)
・おまけ: あとがき・4コマ、カバー裏に作品解説・別絵(裏表紙の続き)

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「皐月みかず(さつき・みかず)」センセの「君の眼鏡に星は輝き」です。

 ★★単行本構成、ほか ★★★

収録は10話。
うち、2話は連続モノで、その他は短編です。
ここ最近では多めですね。
単行本はだいたい全228ページという大ボリューム
それがためか、価格はちょっとお高め、税別1300円となってました。
(※ただし、値段以上の価値があります)
カバー裏には各話の細かな解説があり。
収録話のうち、5つは巻末に4コマにもなっていました。
また、これはわざわざ書くほどでもないでしょうけれど~。
タイトル等で察せられるそのまま、オール眼鏡、というこだわり強い単行本
紹介帯の文言”極限のこだわり”は伊達ではありません。
それぞれ細かくデザインを変えられていて、また漫画でのポイントにもなっており。
お話によっては、話中に掛けかえたりもしていました。

また、折り返し部分などには、眼鏡のみ描かれていて。
どれが誰の眼鏡か、当てて楽しむこともできます(笑)

元軽音部「春風夢花」
※春風夢花

 ★★絵柄について ★★★

すらりとした縦長での迫力あるスタイル。
魅力的なお姉さん、といったヒロイン群です。
基本は綺麗系なのですが、コメディー崩しにもよく対応。
男女とも、皆さん非常に良い表情をしていました。
乱れない丁寧な線に安定した作画。
濃淡具合も適度なくらいの塩梅です。
さらに表現・演出もお上手で、勢い、パンチ力がありました。
また、眼鏡は無論のこと、背景・小物もクオリティ高く。
そうした点でも漫画を支えています
判断はだいたいカラーでいいと思いますが、紹介帯と共に見るのが良いでしょう。

 ★★収録話について ★★★ 10話収録

005:「伊達さんは伊達じゃない」
容姿端麗、文武両道、品行方正で家柄も良いという完璧人間「伊達」
そんな彼女から、妙な単語を交えた告白をされ…。
「勝山」は良いも悪いもなく、彼女と付き合うこととなったのでした。
こちらのヒロイン「伊達さん」が↓表紙の娘。
なにゆえ「勝山くん」を選んだのか、のくだりが良い。
あー、こういう人って無駄(?)なところに能力使いますよねー。
エロい方で、次々の仕掛けと、その際の言動が楽しい。
朝の一番搾り~」が好き。
…しかし、「勝山くん」の突っ込みも見事
さすが、「伊達さん」が選んだ相手。

029:「放課後眼鏡倶楽部」
とある理由から、軽音部を追い出されていた「春風夢花」
そんな彼女に声をかけた「相山正雪」は、自らの部「動益研」で歌うことを提案したのでした。
なお、「夢花ちゃん」は通常は目つき悪く。
眼鏡かけると、ダサい、陰キャくさい、という理由で追われたそうです。
あー、うん…まぁ確かになぁ。
ただし、「正雪くん」は確かなプロデュース力があり。
見事そうした点を強味にしていましたよ。
あのサムネは、ちょっとクリックしてみたくなりますよね、ね?
「夢花ちゃん」のバストは控えめなこともあり、横からチラ見えするシーンが好き。
AVとかでも定番ですが、こうしたのはいいですねー。
現実に経験した方も多いでしょう。…たぶん。
なお、「動益研」とは…動画投稿で収益化を狙う研究会、の略でした。

053:「ハイブリッドG×G」
仕事帰りのコンビニで、泊まるとこない~とギャルに絡まれた「常山昇」
なんのかんの、結局彼女「大葉留美」を一晩泊めることとなってしまったのでした。
冒頭で、あれ、彼女は眼鏡ではないのね~とか思いましたが。
ご安心ください、5ページ目から眼鏡になります。
(※なお、あとがきによると…こうした思考はセンセの思惑通りでした)
ギャルと眼鏡、一見ミスマッチのようで、マッチしてる
そうした発言が可笑しい。
冒頭では「おっぱい~」とか言ってた彼女でしたが、コトはなかったようで。
後半の展開が良い盛り上がりになっています。
眼鏡効果か、後半の「留美ちゃん」はギャルっぽさが薄まってました。

079:「眼鏡が来りて尺八を吹く」
やってきたサキュバスですが、男性「鏡山栄介」は眼鏡属性なため魅了は効果なく。
腹を立てた彼女は、魔眼を持つ妹「リリム」を召喚したのでした。
ファンタジーもの。
妹「リリムさん」は眼鏡っ娘で、それによって魔眼を封じていたのです。
極端な眼鏡フェチの「栄介くん」、そして望まぬ魔眼によって苦労していた「リリムさん」がジェットコースター的に両想いになっていくのですが。
そんなんがテンポ良く、しっかり8ページでまとめられていました
これは凄かった
さすがに泣きはしないものの、ちょっと感動的でかつ派手なコメディーなのよ。
またね、えっちでは「リリムさん」の能力が発揮されるんですが…。
それに対する「栄介くん」は格好良かったです。(※後半は泣くかも)
映画にできそうですね、これ。

101:「待てば眼鏡の狐あり」
成年…に限らず、漫画・映画での定番、お狐さまネタ。
前話と同じファンタジーですが、こっちもまたイイ話。
センセが描かれてるので、稲荷なヒロイン「テンコ」さんは当然ながら眼鏡っ娘。
また、単に眼鏡着用してるんでなく。
そうなるに至るエピソードが、男性「寿造」くんを交えてのものでした。
そのくだりはお上手
ただ…すみません、1つだけ。
お話、漫画内の時間がため…もう少し画面が暗めだったら、より雰囲気出たのになー、って思って読んでました。
オチもそうですね。
…あ、定番ですが4コマの彼女も好き。

125:「君の眼鏡に乾杯!」
眼鏡でなくコンタクトにしろ、と上司から言われていた「上矢亜依」
眼鏡・眼鏡ウザい、と振られてしまった「原田誠人」
ヤケ酒…という2人はちょうど隣に座っており。
同じ眼鏡ネタということで、意気投合したのでした。
電車での向かい席みたいな、「上矢さん」の冒頭パンチラが好き。
あとは…やっぱり眼鏡酒ですね。
こーれーは面白い。
なんか間違って流行ったりしないかな、眼鏡酒
お話は普通に良いものでした。
なお、「誠人くん」の秘密(?)が判明する4コマにも注目。
それ見てから再度読み返すと、ちょっと感覚変わるかも。

149:「メガネビッチの穴」
合コンに参加した「斑尾(まだらお)」
ほぼソッチ系の人という超怖い顔をしており…。
振り返った「蔓橋智(かずらばし・とも)」は、その迫力で思わず漏らしてしまったのです。
慌てる周囲とは裏腹に、
私の…、運命の人…!
そう言い出した彼女は、彼と共にホテルインするのでした。
黒髪のいかにも大人しそうな「智ちゃん」がエロ暴走するお話。
彼女の言動がとにかく面白い。
先っちょ!先っちょだけでもいいんです!
とか、男性のような台詞を言ってました。
ただ、まぁ…運命まで感じた相手は逃したくないし…。
あーなることもありか。(ない)
容姿とは裏腹に「斑尾くん」はいいひとそうなので、これから大変だ

サキュバス妹「リリム」、蔓橋智
※左:サキュバス妹「リリム」、右:蔓橋智

175:「天才博士 葉富莉夢の異常な愛情 case.E」
195:「天才博士 葉富莉夢の異常な愛情 case.G」
天才発明家「葉富莉夢(はとり・りむ)」は今日も発明品を開発。
さっそく、「ジョッシュくん」こと助手「郷宝翔太郎」を呼び出し、試してみることとしたのでした。
成年漫画ではもうひとジャンルっぽい、発明・実験ネタ。
こちらの場合、発明家が女性で、実験台が男性。
なお、彼は開始時点から実験の影響で小さい姿でした。
検索で発見できなかったんですが、その時のお話もあるのかな?

ケースEでの発明品は「感覚相互共有遠隔ホール」
ターゲットの女性(眼鏡)にアクセスし、リモートえっちができる、とのこと。
すげえ。
モノを使うのは「翔太郎くん」
実験ターゲットとしたのは「莉夢さん」自身なのですが…。
ここで、ちょっとした手違いが(笑)
わはは。
エロ面白いです。
ケースGでの発明品は「平行宇宙投影眼鏡」
平行宇宙に存在する理想の自分を検索し、その姿になれる、というもの。
今回の試してみるのは「莉夢さん」で、見事立派なバストを手に入れていました。
(※本来の彼女のおっぱいは控えめ)
これはまたイイですねー。
しかし、これまた予想外の事態に。
彼女は…凄いんだけど、どこかへっぽこで面白いですね。
やっぱり、ああした欲望がためか。
なお、漫画はエピソードE・Gでぐるぐる回るように作られてます。

215:「君の眼鏡に恋してる 眼鏡×めがね×メガネ」
漫画家「公乃(きみの)」の仕事部屋にやってきた「ひとみ」
単行本発売のお祝いのため、さっそく行動したのでした。
解説によると、前単行本の宣伝漫画のようです。
後日談とのことで、持ってる方には嬉しい1話。
なお、宣伝ではあるものの10ページほどあり。
しっかりとした短編となっていました。
なえ、タイトル通り3パターンの眼鏡「ひとみさん」を堪能できます。

 ★★リンクほか ★★★

眼鏡に☆

君の眼鏡に星は輝き (GOT COMICS) コミック, 2023/4/13 [アダルト] 皐月みかず (著)

■Sweet and Hot (紙魚丸)

★まんがデーター [17.0/20.0]
・絵柄 :●●●●◎
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●◎〇
・属性 : [成年] フェチ、コメディー、眼鏡
・構成 : 9話収録(うち「しかし君は甘い体臭の虜」×2)
・おまけ: あとがき、合間に作品コメント・初期キャラ設定、
      合間に「その後の~」×4。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「紙魚丸(しみまる)」センセの「Sweet and Hot」です。

 ★★単行本構成、ほか ★★★

収録は1つ前後編モノがあり、他は短編でした。
前後編エピソードは続きものでなく、まったく別なシチュエーションという風情。
後編には3名ものヒロインが次々に顔を見せていて…アイデアと話数が合わなかったかな。
おまけは、あとがき、各話の合間にあった作品コメント・初期キャラ設定のページ。
ほか、「その後の~短編タイトル~」という書き出しにて、各エピソードの続き風景。
あるいは、4コマ漫画が合計4つほど収録されていました。
完成未満なラフ絵柄であったものの、どんなんか分かるため、十分楽しめます。

どちらのお話にも感じられるのは、コメディーとフェチ色
普通のラブコメ話はなく。
なんだろ、アウトコースから変化球でストライクゾーンに入って来る~、みたいな感覚でした。

理科教師「西園寺睦美」、「片倉楓」
※左:理科教師「西園寺睦美」、右:「片倉楓」

 ★★絵柄について ★★★

なんというか…。
あまり"媚び"が感じられない雰囲気。
男女とも派手さのない容姿なキャラクター。
(※個性は強く、また可愛くない~でもないです)
漫画とは無関係に、どこか自然かつ自分勝手に振る舞っているようでした。
さっぱりとしていて落ち着いた空気。
突飛な物事への描写も優れていて。
皆さん、実に良い表情で、グリグリと動いています。
あちこちのバランスも違和感なく、高い完成度
↓表紙・裏表紙から伝わるアーティストっぽさは、そのまま信じて大丈夫でしょう。
ただし、いかにも成年漫画~、というセオリーなんが好みの方はやや物足りないかもしれません。

 ★★収録話について ★★★ 9話収録

:「しかし君は甘い体臭の虜」 前後編
太めで汗っかきな主人公。
しかし、その日は汗拭きペーバーを切らせていました。
臭いに耐えかねた女子「橘川」は、どうにかするよう迫ったものの。
どうにも下半身がおぼつかなくなってしまうのでした。
成年漫画で稀に見かける、体臭が女性に刺さるというネタ。
冒頭の描写も…実はまったく逆なんでしょうね。
こちらでのヒロイン「橘川さん」は↓表紙の娘。
鈍感なのか、耐性あったのか、狭い部屋に2人きり(トイレに連れ出したのです)になるまで、そんなんには気付いてなかったみたい。
相当に強い効果あるんだろうなぁ。
これ切っ掛けで「橘川さん」と付き合うのか~と思いましたが、さにあらず。
後編では電車に居合わせた日焼け女性「夏川京子」、コンビニ店員「坂東来夢」と次々にえっち。(※裏表紙の2人)
さらに続いて理科教師「西園寺睦美」と続いておりました。
「睦美さん」はさすがに大人、なのか刺激は受けつつも淡々とした振る舞いが新鮮
また、そんな彼女がえろーい下着つけてるんだわ。
うっかり、だそうですよ。

:「ローターを落としただけなのに」
自転車でふらついていた「片倉楓」
ちょうど歩いていた同じ学校の男子に激突してしまったところ、仕込んでいたモノを見られてしまい。
慌てたことで、それを落としたまま逃げるように立ち去ったのでした。
電子工学に強い彼は、次の日修理・返却してきたため…。
そのスキルを見込んで、「楓」は別の依頼をしたのです。
あらすじでは伏せましたが、まぁタイトルそのままですわね。
別方面でのマニア2人の利害が見事に合致するという、オモシロ恋愛話
収録では最も安定したカップルではなかろうか。
「楓ちゃん」が持つ。、ドえらい量のおもちゃが凄い。
(※また、そのことごとくを破壊しているという)
まあ、そりゃー現物も試してみたくなるだろうなぁ。
オチも楽しい。
男性のAVと同様に、ソレはそれ、これはコレなのでしょう。
間違いなく、今後も彼は必要だ。

:「踊り場の姫」
いつも階段踊り場で1人読書していた「高崎」
そこにやってきた同クラスの男子に、いきなり告白されたのですが~。
誤解がありそうだから
そう言った彼女は、読んでいた本の内容を告げたのです。
付き合うんではないものの、興味そのままエロい事を探求していく2人。
これはコレで願ったり叶ったり、、、って思う一方で。
やっぱり、あの年齢の男子は普通にデートとかなんとかもしたいのではないかなー。
まぁ、バッサリ振られるよりはいいか。
そんなんなため、無茶な要求に応じてボロリと出すのは当然かも。
じわじわ発展していく様がいいですね。
案外、2人結構相性良いのではないかなぁ。

:「楽しい性教育」
深刻な少子高齢化打破のため、昨今ではオープンな性教育をすることとなったのです。
…そんな、成年漫画でよくある設定。
クラスでペアを作って実習、となった際。
ヒロイン「高峰」は予想と違ってあぶれてしまい…。
好みではない「牟田原」と組むこととなったのです。
当人はその気ないので、フリだけして授業を誤魔化そうとしたものの、教師に露見してしまったのでした~といった展開。
基本設定がため、しっかり実習させられていました。
たとえそうした世界だとしても、現実にやったら大問題になるだろうなぁ。
ちゃっかり教師も混ざってるのが楽しい。
言ってる事は素晴らしいんですけどね。

:「魔法は用法用量を守って正しくお使い下さい」
オカルト研究部の部長「岡崎麗子」
どうやら、惚れ薬を作ったらしい彼女は部員にそれを飲ませたのですが…。
効果が完全に効いたかどうか、しっかり確認しないまま暴走してしまうのでした。
これは…恥ずかしい
部長「麗子さん」は名前の雰囲気とは違う、丸眼鏡のいぢり甲斐ありそうな娘さん
彼も…あーグイグイ始まっちゃうと、なかなか言い出せないかもしれませんね。
色々と大変だ。
ただ、そんなん用いなくても、彼はそれなりに好意もってたと思うよ。
後半の彼女とか、漫画後の4コマも面白いです。

:「筋トレすると性欲が増すって本当ですか?」
健康診断に引っ掛かり、スポーツジムに通う男性。
ダイエット目的なため、まったく食べていなかったのですが…。
その様子を見ていた同ジムに通う女性「金城舞」は、彼にアドバイスをするのでした。
そうした切っ掛けからのエピソード。
ヒロイン「舞ちゃん」は「~っす」口調の後輩系キャラ。
実はメインエピソード「しかし君は甘い体臭の虜」とやや似ている、匂いフェチなネタ。
「舞ちゃん」のそうした性癖がため、一気にえろい展開に発展しています。
匂い嗅いだ際の、透しおっぱい描写が好き。
こんなんあったら…いいなぁ。
ジム通うよ。

:「ファインダーを覗く者は」
勝手に報道部を名乗り、学園の闇を暴いていた「笠原ちお」
しかし、その被害者が増えていったため…結託した彼らのにかかってしまったのでした。
某雑誌社みたいな組織であればいいのでしょうけど。
個人的にやってる場合、こうしたリスクあるでしょうね。
複数えっちです。
漫画描写としては、そうハードではない…と思います。
(※ひでるさんの感覚は麻痺してるかもしれませんが)
しかし、「ちおさん」はいかにして彼らのスキャンダルを突き止めてったのかな。
ああした変な正義感は、なんらか妙な過去とかありそう。

自称・報道部「笠原ちお」
※自称・報道部「笠原ちお」

:「Sex change」
ある日、不穏な夢から目覚めた「武田アキラ」は…。
自らの体が女の子になっていることに気付いたのでした。
そうしたオープニングの、いわゆるTS(性転換、性別反転)モノ。
この漫画の特異なところは、「アキラくん」の男性自身がポロリと布団の中に落ちて(?)いること。
……取れたのかー。
漫画では「後天性女性化症」という結論でした。
(※ここまで極端ではないものの、実際に近い事はあるみたい)
けっこう肝が据わっている「アキラくん」はそう慌てることもなく。
そのまま学校にも通っていて、それがためにエロい展開になっていくのでした。
もともと親分肌な子なのかな。
えっち時のリアクションが楽しいです。

 ★★リンクほか ★★★

 ☆「紙魚丸」センセの漫画紹介記事 ☆

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Sweet_and_Hot

Sweet and Hot (メガストアコミックス) コミック, 2023/3/31 [アダルト] 紙魚丸 (著)
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