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■処女恋しましょ (叶竜児)

★まんがデーター [18.5/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●◎
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] ラブコメ、コメディー、初体験
・構成 : カラー(8P)、短編×11話収録(うち「ツン×テン」×3)
・おまけ: あとがき、4コマ、カラー描き下ろし「妄想喫茶」、
      カバー裏にネタ絵・4コマ、合間にネタ絵。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「叶竜児(かのう・りゅうじ)」センセの「処女恋しましょ」です。

姉「怜香さん」
※姉「怜香さん」

 【 構成・絵柄 】

収録は3話の連続モノがある以外は全て短編。
ただ、短編で同一世界のエピソードもありました。
他作品キャラがちらと関わる感じね。
雰囲気的に、そうしたネタもっとあっても良さそうな気もしましたが、収録ではそれだけ。
連続モノは3部構成の長編みたいな雰囲気。
Wヒロインとなっており、3話の割り振りは成年漫画のお約束パターンです。
ジャンルはどちらも強いラブコメ漫画
それぞれキャラ同士のやり取りが楽しく、4コマでもそんなんが発揮されてます。
ラブ要素も甘さのあるもので。
皆さん初体験であるのがひと要素となっていました。
ちなみにタイトル”処女恋”と描いて、「はつこい」と読ませるんですねー。

強く太さもある線での作画。
描き込みは丁度良いくらい。
全体の色づき、濃淡も同様で、何かと過不足はありません。
枠間は極細で、ないことも多く。
コマ割りはだいたい中くらいで、変化は大きめでした。
目立つ乱れや崩れはなく、安定してます。
お上手ですね。
漫画が実に巧く、特にコメディーはいい感じ。
ジャンルと合っていますが、デフォルメは強く好き嫌いあるかも。
広い輪郭で小さい鼻、くりっとした丸い目の可愛らしい人物絵。、
表情やアクション的な作画も違和感なく、よいまとまり。
背景や小物にも問題は見られず、特に作画面でのマイナス点はありません
カラーでも雰囲気そのままなので、判断は↓表紙・裏表紙でどうぞ。

 【 収録話 】 11話収録

003:「妄想喫茶」 カラー描き下ろし
冒頭話はカラーの描き下ろし8ページのショート。
おおむねタイトル通りなお話で、喫茶店でウェイトレス「いちごみるく」さんとのプレイ。
フリフリっとした可愛らしい服装なんですが。
ページもあってか、いきなり脱いでしまうのはやや残念。
軽い女体盛りみたいなことしていました。

011:「みまみま」
告白しようとしていた相手「里美」は風邪で休みでした。
拍子抜けした「忠士」が家に帰ると、その本人がフラフラな状態なまま訪ねてきたのです。
だいたいそんなオープニング。
実際に体調不良ではあるものの、看病プレイですね。
身体拭くというのはこうした流れでのお約束。
結局相手と両想いで、えっちもスムーズでした。
体調悪いのだから、無理すんなー。
これで、「里美さん」視点でのエピソードがあればいいなぁ、と思いました。
いちおう巻末4コマでその事前風景(?)が描かれてはいましたが。

幼馴染み「由衣ちゃん」、先輩「愛澤教子」
※左:幼馴染み「由衣ちゃん」、右:先輩「愛澤教子」

031:「ボーダーブレイク!」
今どきながら、ラブレターを貰った「志信(しのぶ)」くん。
こっそり、その返事を書こうと部屋に入ったところ…。
隣人で幼馴染みの「由衣」ちゃんが自分のベッドで居眠りをしていたのです。
実は、彼がラブレターを受け取るところを目撃していて。
その邪魔をするべく、乗り込んでいたのでした。
さて、どうなる?
窓から行き来できる、いわゆるラブコメ距離な2人。
巻末4コマではそんな所がネタになってます。
おもろい娘さんですね
多くのヒロインから↓表紙をゲットしたのがこちらの「由衣ちゃん」
左右を髪留めした、可愛らしい娘さんですね。
勉強できる彼に対して、はっちゃけてる彼女。
彼の匂い残るベッドにいるうち、スイッチ入っちゃうのが切っ掛け。
まぁ、あのラブレターはいい切っ掛けだったのでしょう。
ちょろっとのコマですが、帰り際のパンチラが好き。
見るからに「由衣ちゃん」無防備っぽく、これまでにも色々目の保養にはなっていたと想像され。
「志信くん」が羨ましいですよ。

049:「はじめてのお勉強」
067:「ば~じん☆のん☆ば~じん」
まずは前者「はじめてのお勉強」
先輩「愛澤教子(あいざわ・けいこ)」と付き合い始めて3ヶ月。
勉強会という名目で、彼女の部屋に上がれることとなったのです。
女の子の部屋にドキドキ入った「陸道学」は、驚きの光景を目にするのでした。
…まぁ、そんな大袈裟なものでないですが。
「教子さん」は年上の割に、はっちゃけた娘さんですね。
家の中の彼女は、またスケスケのネグリジェ姿なのでした。
枕は2つとも「Yes」だったし(笑)、こりゃお手付きしない方が怒られますわ。
途中で「鈍感男」と言われてましたが、その通り。
えっち最中の「教子さん」の言動が非常に楽しいので、お楽しみに。
なお、彼女前半では髪をお団子状、後半は解いており、2パターンが楽しめます。

…で、続き「ば~じん☆のん☆ば~じん」なんですが。
先のエピソードにて、
あかりちゃんが参考に貸してくれた本には~
という台詞があるんですが。
その「あかり」ちゃんが登場するのがこちら。
同一世界のエピソードなんですね。
(※オチ、その後の光景にて「教子さん」も顔を見せます)
付き合いが長続きせず、4日前に告白された「前園拓巳」は9番目になる彼氏。
デートに出掛けた「あかり」はえっちに誘うのでした。
”100本菊のあかり”
お尻フェチな彼女には、そんな通り名がついていました。
わはは。
まぁ、あの年齢くらいの男子(年齢だけではないか)は…普通にえっちしたいわね。
彼はなかなか熱い男性で、その理由などやり取りの末、見事「あかりちゃん」の了解を得ておりました。
「教子さん」も登場するオチが楽しいです。

089:「ついんかむ」
念願だった彼氏「海」くんの家にお邪魔することとなった「逢坂美登里」さん。
部屋に入ったところ、普段は大人しい彼が積極的に。
まるで別人のようだと感じていたところ、ドレッサーから拘束された同じ顔をした男子が登場。
そう、彼こそが付き合う「海」で、今抱き合っていたのは兄弟のもう1人「陸」だったのです。
2人から想いを寄せられる、モテモテな「美登里さん」
まぁ、好みは似ると言うからなぁ。
性格は対称的なんですが。
どうしようかと迷っていたところ、「陸くん」の提案”本能で決めよう”とえっち発展しています。
複数プレイですね。
ただ、こちらの可笑しいのは、主導権を握るのが「美登里さん」であるところ
成年漫画なオチが楽しいです。

113:「ウラナ・マジナ」
神社のおみくじで、大吉を引き当てた主人公。
恋愛運も良好で、思い切って告白しようかと考えていたところ。
帰り道にて、妙な占い師に声を掛けられたのでした。
強引に恋愛運に持ち込む様が可笑しい。
”彼女とうまくいくよう、おまじない”
そんな名目で彼を拘束し、えっちに持ち込んでおりました。
まぁ、流れでだいたいオチは分かると思います。
ヒロインの占い師姿がいい感じ。
ショーツもそんな感じのデザインなんですね(笑)
なお、オチで明かされる拘束の理由が好き。

131:「ツン×テン」 前中後編
「中条篤史」が目覚めると、そこはラブホのベッド上で。
隣には見知らぬ女性が寝ていたのでした。
一目散に逃げ出したものの付き合う彼女「涼香」にはどうにも気まずく、距離を置いていたんですが…。
それを勘違いした彼女から、家に誘われたのでした。
大雑把にはそんなオープニング。

前編の冒頭はホテルシーン。
ただし、行為の場面なく、単に全裸の女性が寝ていると分かるくらいです。
「涼香さん」から、半ば強引に家へ招かれた「篤史くん」
付き合って1ヶ月になるものの、彼女の意思がためえっちなことはしておらず。
嫌われたのでは、って思ったんですね。
「涼香さん」はロングな黒髪の清楚な雰囲気の女性。
結構立派なおっぱいしてました。
…で、会話の端に出ていた”お姉ちゃん”という存在。
冒頭のホテルにて顔を見せていたその人こそ、姉「怜香」だったのでした。
ここで会ったが百年目キーック!!!
そんな感じで、見事な蹴りを入れられた場面で中編に。

なにゆえホテルにいたのか、記憶が無かったのか。
こちらの冒頭で明かされています。
相手をけっ飛ばしておいて、泣いちゃう「怜香さん」がキュート。
えっちしちゃうのは、アルコールがためかなー。
おっぱいでキレる様が楽しいです。
お姉ちゃんは控えめサイズなんですね(貧乳ってほどでない)
しかし、「篤史くん」はなにかとボコボコになる日ですね。
事情が明らかとなって、後編。
実姉とえっちしていたことが判明し、さては修羅場になるかという場面なんですが…そこはラブコメな成年漫画。
詳細は伏せますが、めでたく複数えっちに発展しておりました
漫画としては、いちおうこれで終わりなんですが。
オチにはもうひとネタあり、驚かされることと思います。
(※4コマに後日談っぽいのがあります)
「涼香さん」は母親似なのかな。

占い師さん、「涼香さん」
※左:占い師さん、右:「涼香さん」

195:「仰げば尊し」
ついに明日で卒業という頃。
寝ていた「往人(ゆきと)」はふわふわ風に飛ばされてきたショーツをゲット。
どうしようか、扱いに困った彼は、こっそり学校内の落し物箱に入れようとしたところ。
美術部の後輩「紫乃」に声を掛けられてしまったのでした。
どうやら、部では積極的に話しかけるなど、アプローチし続けていたらしい彼女。
あまりに反応ないため、強引な手段に出たのでした。
そう、下着は彼女のもので、現在はノーパン。
大胆なことしますね
スカート丈も膝上(くらい)だと言うのに。
想いがためか、後輩であるのにやたら積極的で。
なんとなく、暴走している感さえありました。
あれでいいのかなぁ。

 【 その他 】

そんなこんなで、「叶竜児」センセでした。
こちらが2冊目の様子。
ひでるさんは今回が初見でした。
なんとなくですが。
前回より↓表紙とかポップなだけ、間口が広がった感じ。
実際、ここに1冊ありますからねー。
コメディー具合がお上手で、絵柄も良く。
あるいは、別の名前があったりするのかな。
爽やかさもあり、この1冊を見る限り一般のえっち系で活躍できそうでした。




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■おっぱいメイド (桂24號)

★まんがデーター [12.5/20.0]
・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●◎○○
・漫画 :●●○○○
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] ラブコメ、黒パンスト、メイド
・構成 : 初単行本、カラー(4P)、短編×13話
      (うち「ちゃんとできるよっ!」×2)
・おまけ: あとがき、描き下ろし「ちゃんとできたよっ!」、
      紹介帯で表紙絵変化。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「桂24號(かつら24ごう)」センセの「おっぱいメイド」です。

妹「希」
※妹「希」

 【 構成・絵柄 】

収録は全て短編。
描き下ろし漫画が後日談であり、連続っぽいものが1話ありました。
どちらもだいたいラブコメ。
コメよりラブのが強く、えっち展開が早めです。
展開素早いだけお話はそう凝っておらず、ごく軽めなもの。
これは後述する漫画部分の影響も強いかもしれません。
黒パンストな娘が目立ち、メイド服そのものから、それ系統という可愛らしい服装が多く。
ストーリーはやや度外視に、ビジュアル面を堪能する単行本だと思います。

単純に絵はお上手。
前述したコスチュームの影響もあってか、濃い雰囲気でそのあたりは良いんですが。
漫画については、気になるところが多いです。
最も引っ掛かったのが、コマ間の繋がり
分からないほどではないものの…読んでいて、ぷつぷつ飛ぶような印象
流れが悪く、たまにページ戻ったりすることもあり。
個人的には、かなりテンポに影響していました
コマ枠内などのバランスでも気になるところが目立ち、完成度を下げてます。
表現にもカタさあり、なんだか色々と勿体ないように思いました。
とりあえず、あの↓表紙にぱっと目を奪われるような方ならば大丈夫そう。
癖があるので、多少人を選ぶかもしれませんが。
漫画として読みたい方には、刺さらないかも。
S2COMIX」のサイトで立ち読むのがオススメ。

 【 収録話 】 13話収録

001:「メイドさんご奉仕中」 カラー原稿
カラー4ページのショート。
属性で書いたように、単行本には多くのメイドさんが登場するんですけれど…。
最も純粋(?)なメイドさんが登場するのはこちらだけ
そうした意味で貴重な短編なんですが、ショートものだけあってひたすらえっちしておりました。
まぁ、成年漫画ですからね。

005:「ちゃんとできるよっ!」
025:「ちゃんとできたよっ!」 描き下ろし
隣に住む幼馴染み「高橋由美」はよく転ぶドジっ娘。
「直人」への好意を前面にしていた彼女は特にそれを気にしてはおらず。
心配した彼は、ショック療法とばかりに厳しい事を言ったのでした。

よく転ぶのは、身体のバランス悪いのかな。
傍目からすれば、転んでパンチラがお約束のようで、見ていて楽しい娘さん。
当事者とすれば気が気でないかもしれませんが。
体育の際にわざわざ声掛ける様が実にキュートでした
これならしっかりとできるよ!
そんな台詞からのえっち発展。
まぁ、成年漫画のヒロインですからねー。
本編では黒パンスト・白下着でしたが、描き下ろしでは黒パンストの直穿き。
マニアックです
そんな訳で、即えっちとなっていました。
メイド衣装がオチとなっているのが、なんとも残念。

高橋由美、新聞勧誘員
※左:高橋由美、右:新聞勧誘員

029:「メイドの新聞屋さん」
タイトルそのまま、新聞の勧誘員がメイド服の女の子だった、というエピソード。
もしかしたら、男子には効果的かもしれませんね。
ただ、「まぁ入れよ」という台詞にあっさり従って部屋に上がるのはどうかと思いますが。
3部契約するから、おっぱい触らせてという交渉が切っ掛け。
また、それで済む訳はないですよねー。
なんのかんの言いつつも、あっさり応じており。
もしかしたら、実はああしてしたたかに契約増やしているのでは、とか思いました。
ちなみに。
何らかプレイのたびに契約部数を増やしているんですが。
お話中では11部ほどになってました。

047:「メイドの秘密」
雰囲気的にはメイド喫茶なのかな。
お客様の前で粗相をしたメイド「美優」を店長がおしおき、というもの。
いきなりあんな極太を落としたら、驚くだろうなぁ。
即座にトイレでお仕置きとなっていました。
プレイ的にも確かにメイド漫画かな。
オチではあんなことを言ってましたが、ここは風俗?

065:「メイド服なんてっ!」
文化祭でメイド服という、漫画などではお馴染みな設定。
恥ずかしいから着れない、と言っていた「佐竹皐月」
しかし、1人でこっそり試着していたところを、幼馴染み「蒼汰」に目撃されてしまったのでした。
「皐月さん」は剣道部の部長で、凛々しいところがポイント。
スタイル良く、メイド服お似合いでしたけどね。
他もメイド服・黒パンストなんですが、こちらのエピソードが最もその組み合わせを堪能できます。
意外(失礼)に男前な対応の「蒼汰くん」
それがためか、あっさりとえっち発展していましたよ。

083:「お兄ちゃんと小悪魔な妹」
兄「誠人」がクラスの女子と付き合うことを知った妹「希(のぞみ)」
その場では祝福したものの、家に戻ると~というオープニング。
希はお兄ちゃんのモノだから
…とは言っていたものの、基本的に支配関係は逆みたい。
なにゆえあーなってしまったんだろう。
ストレート黒髪の可愛らしい娘さんなんですけどね。
妹であるという考えがヘタにある(真っ当な考えではあるものの)ようなので、こんなんずっと続いてしまいそう。

099:「美術室の女神さまっ」
”美術室の女神”
そう呼ばれる美術部の先輩「江田さくら」
は彼女と美術室で2人きりとなった「平本」
彼女への想いをキャンバスにぶつけていたところ…そちらを「さくら」に見られてしまったのでした。
彼が描いていたのは、「さくらさん」のヌード画。
本人目前に全裸を想像して描くというのは、何らかのプレイみたい。
しかも無断ですからね。
普通ならば、二度と口きいてくれなそうですが、そこは成年漫画。
ホンモノの私をしっかり見て描きなさい
とかなんとか、モデルになってくれるのでした。
こうしたお話だと、描き手が形状を知るためとかなんとかでお手付きするのがセオリー。
しかし、こちらの場合は立場「さくらさん」のが上ということもあるのか、彼女から。
”太ペン”とかなんとか言いつつ、握られておりました。
いやぁ、エロい先輩ですね。
目隠しされてのえっちです。

115:「Pretty Jealous-お兄ちゃんのいじわる!-」
女生徒から人気で、お昼にも彼女らに囲まれていた教師「大野健治」
一緒に弁当を食べると約束していた妹「萌」は、無理矢理に彼を引っ張っていったのでした。
描写ちょろっとだけなのでハッキリとは分かりませんが。
ざっくばらんで親しみ易いタイプなのかな。
女性の扱いにも長けているようでした。
それがためか、本編でも常に女生徒らよりアピールをされており。
「萌ちゃん」としては落ち着かないだろうなぁ。
ああした力任せな行動になるのは仕方ないのかも。。
こちらのえっちは、食欲も半ば入ったものでした。
いいのか、それで。

131:「友達のお母さん」
収録ヒロインは皆さん若めでしたが、こちらは人妻でそこそこ年齢な子供もおり。
単純に社会人の方よりも上だと想像されます。
友人「修一」の家へ遊びに行った際、母親「藍子」の独りえっちを目撃した「和也」
遊びに行くたびそれを覗いていたんですが…それは「藍子」に気付かれていたのでした。
まー、あの年齢の子がいる母親には見えませんねー。
彼へのサービスがためか、服もきっちり着飾っております。
女教師っぽい雰囲気よ。
(※登場シーンではエプロン着用)
告白にあっさり応じていましたけど、旦那はどうなったのか。
また「和也くん」も他人宅の廊下で独りえっちするのはどうかと思う。

149:「悩める姉はエロ漫画家」
成人向け漫画家「野原あおい」は甥である双子の男の子を預かることとなったのでした。
切っ掛けは男性器。
うーん、漫画家設定ならばトコトン追及する方がしっくりくるなぁ。
いちおう仮にも雑誌社と原稿のやり取りをしている漫画家が、あのレベルというのは…。
まぁ、いいか。
雰囲気の割に相当立派なモノをお持ちでしたが、小さい男の子らとのえっち展開。
ショタっぽい色もあります。

165:「風紀委員も大変だ!?」
軟派で風紀を乱す問題児な男子「中野浩平」
風紀委員「井上あずみ」は、彼をターゲットにして追い回していたのです。
そこで、どうにも邪魔な存在だった彼女を、ちょっとからかってみたところ…。
意外な反応をされてしまったのでした。
キスされた後の反応など、可愛らしい娘ですね。
なかなかの急展開でしたが、お話的にはある意味王道っぽく。
オチではデレデレでした。
ただ、先の教師「健治くん」と同じで、拘束しようとすればどうにか逃げてくようになると思います。

友人の母親「藍子」、エレベーターガール「岩佐友美」
※左:友人の母親「藍子」、右:エレベーターガール「岩佐友美」

187:「密室エレベーターの誘惑」
エレベーターガール「岩佐友美」とのお話。
最近はほとんど見なくなりましたね。
毎日通った、という「明石」くん。
名前まで覚えられていましたが、ずっとエレベーターで上下していたのかな。
デパート的には意味無い客ですわね。
職業がため、場所はエレベーターでなければいけないとは理解できるものの、展開は強引
どうせならば、故障とかなんとかで2人きりの空間になって~という方が納得感はあったかも。

 【 その他 】

そんなこんなで「桂24號」センセでした。
こちらが初単行本とのこと。
いや、ドエロい↓表紙ですねー。
ネットで見た際に、思わずマウスの動きを止めるほどのパンチ力がありました。
コマの構図は気になりましたが、ここはバランスも色彩もいい感じ。
ほかが寒色系だったので、ピンクの髪は正解だったと思います。
ちょうどその明るい色と文字で引きつけられた視線が、上から下に流れるんですよねー。

なんとなくぼかしてるっぽいとはいえ、アソコはアレでいいのかな。
紹介帯で変化するギミックも期待通りでした

おっぱいメイド (富士美コミックス)おっぱいメイド (富士美コミックス)
(2014/07/26)
桂24號

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■クリスタル・デイズ (小林拓己)

★まんがデーター [12.5/20.0]
・絵柄 :●●●◎○
・お話 :●●●○○
・漫画 :●●●○○
・独創性:●●●○○
・属性 : [一般] 恋愛、ラブコメ、サークル
・構成 : 7話収録、現在1巻まで発売中。
・おまけ: あとがき4コマ。
      
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「小林拓己(こばやし・たくみ)」センセの「クリスタル・デイズ 1巻」です。

楡崎ルリカ
※楡崎ルリカ

 【 構成・絵柄 】

2巻以降に続く長編ストーリー。
Wヒロインな作品となっています。
一般系ですが、ほぼ毎回直接シーンのあるタイプ。
ジャンルとしてはラブコメ…いや、いちおう恋愛モノという感じでしょうか。
そうコメディーちっくではなく、ラブラブもしていません。
かと言って、恋愛の微妙な心の動きまで描かれてはおらず。
やや、どっちつかずですかね。
恋愛モノなんですが、1巻時点ではまだどうにもなってません。
(※中途半端だと感じたのは、まだ話が序盤であるためかもしれません)
冒頭はどちらかのヒロインが昔を回想するような雰囲気になっており。
その発言からして、あるいは今後に結構重たい描写なども出てきそう。
面白くはあるんですが、コレという特徴は特に感じられず。
パンチもなく、2巻以降が気になるようなグイグイと引っ張る要素も弱め
綺麗な絵でヒロインらは可愛く描かれているので、そこが気に入るかどうか、でしょうか。

さらりと柔らかな線での作画。
全体の色づきはそこそこ、濃淡も概ね適度なくらい。
描き込みはやや細かめでした。
コマ割りは中小でこちらも細かめですが、枠間があり。
目立つ崩れ・乱れはなく丁寧で、全体はスッキリしています。
背景は良く描かれていましたが、服装や小物は弱め。
引き絵も若干気になる印象です。
人物絵はデフォルメ強くない、お姉さん系なもの。
一般漫画らしく、良くも悪くもクドさありません。
極端な癖はなく、そう人は選ばないものだと思います
だいたいカラーの雰囲気そのままなので、判断は↓表紙・裏表紙で良いでしょう。

 【 収録話 】 7話収録

この春から大学生となり、上京していた「杉作裕太」
その初日、サークルの勧誘で会った先輩「楡崎ルリカ」に一目惚れ。
同じ”マスコミ研究会”に所属することとしたのです。
TVにも出演している彼女は、なにかと都会的で洗練された女性。
多くのライバルがいる中、連れ出されるなどややリードという感じであるものの、まだ遠い存在なのでした。
その一方、オリエンテーションでは物静かな「小松乃梨子」と知り合い。
漫画家志望という秘密を知ったことを切っ掛けに、悩みの1つであった恋愛の手助けをする名目で深い関係となったのでした。
ごく簡単にはだいたいそんな感じ。

↓表紙も2人並んでいるし、いちおうWヒロインな漫画。
前述したように、恋愛モノとラブコメの中間みたいな雰囲気でした。
2人はタイプのまったく異なるヒロイン。
いちおう、主人公「裕太くん」が本命としている「ルリカさん」とは、まだ妄想程度なんですが。
一方の「乃梨子さん」とはごく深い関係に。
そのほか、巻末エピソードではまた別の女性と交渉したりしていました。
いいねぇ。

小松乃梨子
※小松乃梨子

出会いの第1章は「乃梨子さん」と。
曲がり角で衝突するという、実にベタベタな出会いをしていました。
遅刻しており、巧い事彼女と隣の席になったこともあってか。
どちらかというと人付き合いが得意でなさそうな彼女との接点となってます。
…と、学校でのアレコレはいいんですが。
引っ越しの手伝いをするということで、彼女の部屋に上がるくだりはやや違和感が
彼だいぶ積極的なんですね。
いちおう女子の部屋に半ば強引に上がろうとしているのだから。
”とっつきヅラい人”
彼女にはそんな評価なんですが。
そんな2人がえっちにまで発展するのは、「乃梨子さん」が頑なに秘密にしていた漫画原稿を発見したため。
恋愛経験がないため、漫画も上達しないと考えていた彼女からえっち仕掛けられるという流れ。
「乃梨子さん」のえっちは第2章まで続きます。
そちらのメインは、初参加のマスコミ研究会。
さすがに「ルリカさん」は競争率が高そう。
ただ、何が良かったのか「裕太くん」は一歩リードしている感じ。
その付き合いで、一緒に衣装を取りに行くこととなるのでした。
最中に「乃梨子さん」に目撃されてるので注目。

第3章は「ルリカさん」とお使いの続き。
TV局でも顔が利くところに注目。
流石ですね。
衣装探しでチャイナ服着たりするサービスがありました。
ああしたはしゃいだ姿を見ると、なるほど勘違いしてしまいそう。
その後に彼、「乃梨子さん」のアパートに向かっているんですが。
あれはその興奮を得た上で発散したいだけですねー。
キスだけという彼女とえっちに発展していました。
気持ちはよく分かりますが。
そのまま宿泊となり、漫画を描いてる「乃梨子さん」が見れる第4章。
眼鏡姿がキュート。
あれでまたえっちしたくなりますね。
自分のコンプレックスについて語る彼女に対して、まぁ…男性はああした台詞をかけるものでしょうけど…。
別に本命がいる彼が言うのもなんだかヤラしいなぁ。
そのままえっちに発展していました。
机に寝てる絵が好き。
あのジーパンの隙間に可愛らしい下着見えるトコとか。

暴走・乃梨子さん
※暴走・乃梨子さん

第5章、第6章は「ルリカさん」のターン。
前のお使いで衣装を1人で持って帰ったおわびとして、デートに誘われる流れ。
台詞そのままだと、”お詫びでゴハンでも”でしたが。
そのコースとか何とか、とかく洗練されているのに注目。
雰囲気そのままですわね。
その一方で、昨日を思い出して独りプレイな「乃梨子さん」がキュート。
こうした面でもひでるさんは彼女押し。
「ルリカさん」とは単なるデートでサービスカットがないため、「乃梨子さん」が頑張ってます。
第6章の冒頭まで続くんですが、おそらく掲載時はカラーだった様子。
白黒なのが実に残念。
まぁ、漫画もそのうち良いもの描けるのでは。
収録の最終第7章は「ルリカさん」とのデート、その後。
偶然に知り合った「椿」さんとえっちに発展しています。
やりちんですね、「裕太くん」
どちらのタイプでもない、大人な女性。
黒下着とガーターベルトがセクシーでした。
翌日、部室でのトラブルがあって1巻は終了。
「ルリカさん」はまだ何らか色々ありそうですね。

 【 その他 】

そんなこんなで「小林拓己」センセでした。
だーいぶ前にフルカラーコミックス「微熱天使」を取り上げていました。
そう、確かにこれが初見ではない、と思いつつでしたが。
なんとなーく…あまり合わないようなオーラがあるんですね。
いままで、なかなか手を伸ばさぬままだったのはそれがため。
なんだろ。
カバーがすっきりしてるというか。
今回はWヒロインが並んでいて、引っ張られたんですね。
個人的には裏表紙のが好みです。




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■好きになったら一直線! (如月群真)

★まんがデーター [20.0/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●●
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] ラブコメ、部活動、露出、複数、学園
・構成 : カラー(6P)、7話+おまけ収録(全て表題作・1巻完結)
・おまけ: 描き下ろし「おまけ漫画」×4.。
      
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「如月群真(きさらぎ・ぐんま)」センセの「好きになったら一直線!」です。

穂高奏
※穂高奏

 【 構成・絵柄 】

コレは凄い。

いきなりすみません。
今回はセンセの漫画で生涯の代表作になり得そうな、素晴らしく良いものでした。
いままでの単行本も良いですが、これは大プッシュでオススメです。

1巻まるまるの長編漫画。
メインは6話ほどのストーリー。
後日談っぽい番外編が1話あり、合計7話のお話です。
そのほか、描き下ろしのおまけ漫画が4話ほどあり、たっぷりその世界を楽しめるようになっていました。
ジャンルはラブコメ要素の青春・熱血な部活動漫画ですね。
舞台は学園でしたが、授業風景はほぼなく。
風景は部活動ばかりです。
詳しくは後述しますが、基本的にえっちがスポーツ的な認識。
頻繁に行為は描かれるものの、往来での行為が普通、というかそもそも見られるのが当然となっていました
そんなんを真面目に描いているのがコメディーですわね。
暗い要素は一切なく。
楽しくも真剣にえっちに取り組む皆の姿を堪能ください。

すらりと安定した線での作画。
全体の色づき、濃淡は丁度良いくらいか、やや淡い印象。
描き込みに過不足はなく、メリハリあるもの。
雰囲気としては、普通の青年漫画のようですねー。
コマ割りは中小でそう変化はなく。
比較的枠間は確保されていて、見易い原稿でした。
人物絵は縦長で身長のある、お姉さん的なもの。
鼻は小さめですが、ほか顔パーツはそうデフォルメ強くなく。
漫画・リアルの中間みたいな感じで、癖も少なく万人に好まれそう
皆さん非常にスタイル良いですよ。
目立つ乱れや崩れなく、漫画もお上手でテンポに優れていて。
若干カタさを感じる部分もありますが、高い完成度でした。
個人的に↓表紙などカラー原稿より圧倒的に白黒絵のが魅力ある方なので、判断はプラス評価で良いでしょう。
紹介帯のカット絵もあまり良くなく、参考にはなりません。
事前確認したい方は、「ワニマガジン社」さんのHPがオススメ。

 【 収録話 】 7話+おまけ収録

セックスの技術・芸術を競い合うスポーツ“性交道”
主人公「清里朝陽(きよさと・あさひ)」は一目惚れした「穂高奏(ほだか・かなで)」が性交道部へ入部すると聞き、友人「佐久間」と共に仮入部。
入部試験にて”文句なしの合格”を勝ち取った彼は、晴れて「奏」のパートナーとなったのです。
しかし、その「奏」を相手にすると早く達してしまうことが発覚。
また、ひょんな偶然から全日本大会優勝・現役JKプロの「榛名可憐(はるな・かれん)」と関わり。
新人戦にてパートナーの座をかけての勝負をすることとなってしまったのです。
大雑把ですが、だいたいそんなん。

えっちを“性交道”というスポーツとした漫画。
これが色々な面で凄い、素晴らしい。
センセの漫画には、

①主人公がモテモテで、最終的にはハーレム状態となる。

②場所・人数を選ばず、公の場にて複数行為が頻繁に発生する。

③メインヒロインは主人公にラブラブで、彼以外とはえっちしない。

…と、だいたいそんな3点が特徴としてあるんですね。
いままでは、”そういうモノ”みたいに、説明そこそこでなんとなくコメディーちっくに流されていましたが…。
それら要素を、設定で見事に当然のものとしたのが、今回のお話なのです。

①モテモテ「朝陽くん」について
主人公「朝陽くん」は冒頭では童貞でしたが、えっちでは予想外に恵まれた才能を持っていたらしく。
プロの「可憐さん」をメロメロにしたほか、2年生の先輩「浅間紗知」は挿入段階で陥落。
部長の「中之条静」も、
最後は意識を保つのが精一杯
と言っておりました。
性交道は男性のリードで演技進行し、双方の素質が要求されるため…素質ある「朝陽くん」がモテるのは当然なのです。
また、自らの技術を高めるべく”練習”でのパートナーとして彼が選ばれるのも自然な流れとなっていました。

②公の場にてのえっち
そもそも競技として描かれているため、衆人環視でのえっちは当たり前。
漫画では、大会を想定して逆にそれに慣れるべく、校舎内でのプレイが描かれておりました。
また、文化祭を描いた番外編では、体験会として複数プレイも普通にしています。

③メインヒロイン「奏ちゃん」は「朝陽くん」とだけえっち
実はこの漫画、ここが最大のポイントになっています。
詳細は内緒ね。
入部で指名されたこともあって、彼とパートナーになり。
姉の存在もあってか将来のエース候補と目されているため、才能を見せた「朝陽くん」とのペアも周囲が期待している感じでした。
あえて他の男子とスル必要がなく描かれているんですね。
ちなみに、生徒会長で副部長の「広瀬純」から誘われた時にはバッサリ断わっていました。

2年生「浅間紗知」、現役JKプロ「榛名可憐」
※左:2年生「浅間紗知」、右:現役JKプロ「榛名可憐」

…以上ですね。
誰が考えたのか、とにかく凄い漫画でした(笑)
そんな”性交道”ですが。
漫画中にちらほら描かれていたルール・その他について、ブログ用にをまとめたのを掲載しますね。
ざっと読んで基礎知識あるだけで、また深く楽しむことができると思います。



 【 性交道について 】

●基本
・男女ペアの2名選手がフロアマット上で性行為を行い、得点を競う。
・時間内に射精しなくてはいけない。
 基本的に射精したらそこで演技終了。
 ただし、回数は規定されておらず、さらに続けるのは問題ない。
・男性のリードで演技進行するのが基本。
 (そのため、男性に技術・経験があった方が望ましい)

●プログラム
・ショートプログラムは規定要素(体位)の演技を行う。
 主に団体戦。団体ショートは1分間フェラチオが必須。
 5分から10分間が制限時間。
・フリープログラムは任意要素で演技を行う。
 自由度の高さがため、ショートより難易度は高い。
 主に個人戦。
 時間は20分間。
・エキシビションでは3P以上の複数プレイ部門がある。

●得点
・得点は技術点と芸術点のそれぞれ完成度。
・審査基準には表情、喘ぎ方、その声量もある。
・演技中に勃起させると加点。
・射精で終了するのが最大加点。(そのため、射精で演技終了というのが慣例なのです)

●その他
・当然ながら男女ペア双方の素質が必要。
・パートナーと恋人同士になるのが上達のコツ。
・パートナーは同学年でなくてもOK。
・精光学園の性交道部は校舎内での行為が許されている。
・プロ界は難易度高い体位などを見せるなど、ショー的な色合いが強い。
 落ち目な芸能人が話題作りで参加することも増えている。



ぱっと想像し易いのは、フィギュアスケートですかね。
なお、”道”の漢字がついてるそのまま、日本ちっくな要素があります。
(※茶道と共に発展し、武家では教養・嗜みであったとの事)
「奏ちゃん」の実家はその道場で、性交道で全国三連覇を達成した姉「穂高葵(ほだか・あおい)」さんの初登場は道着姿でした。
袴は普通に足首まである長いものなんですが、お尻あたりがパッカリ開くのがエロい
2人のお母さまは厳しい雰囲気で登場し、えっちシーンはなかったんですが…ぜひ道着姿でお手合わせしてほしかったなぁ…。

だいぶ長くなってしまいました。
次から各話について簡単に書きます。

入部を描いた1話目。
ヒロイン「奏ちゃん」との出会いは最悪と言うべきもので、前述したそのまま今回漫画のポイントとなっています。
入部試験は先輩らのお口でされるというもの。
横にずらりと並んだ光景は素晴らしい(笑)
「朝陽くん」の相手は部長「中之条さん」でした。
彼女はちらほら良い表情・コメントをしていて、漫画で目立つ存在です。
後半は「奏ちゃん」との初体験。
変形体操服みたいなブルマなコスチュームがまた非常に良いですね。
なお、「奏ちゃん」は巨乳設定です。
描き下ろしの「おまけ1」は「奏ちゃん」が担当。
センセお得意の複数プレイでした。

「朝陽くん」の早漏が発覚するカラー原稿ある2話目。
ただし、部長「中之条さん」とは20分持つということで、自然と「奏ちゃん」が凄いとなってました。
回数重ねるものの変化なく、2年生「浅間紗知さん」が試してみるという流れ。
ポニーテールのちょっと強気なタイプですね。
こうした漫画・展開にはうってつけなキャラでした
なんとなく描かれていた「朝陽くん」の凄さがハッキリする、重要な回です。

「奏ちゃん」の実家である道場を訪れる3話目。
先にちらと書きましたが、彼女の母、そして姉「葵さん」の登場回です。
道着姿がまた良いですねー。
できれば「奏ちゃん」にも着てほしかった。
メインは「葵さん」かと思いきや…百合野台学院の「可憐さん」も登場。
「奏ちゃん」らとは逆にスレンダーなスタイルで、いかにもライバル然とした面白いキャラです。
もうちょっと出番あっても良かったなぁ。
なお、急遽のえっちなため、制服姿です。
「朝陽くん」の凄さもそうですが、さすがプロというべき彼女の実力も垣間見えます

その「可憐さん」がため、大変なこととなっている4話目。
姉「葵さん」が特別コーチとして部に正式参加しています。
その発案で特訓をするのがメイン。
校舎内での競技(笑)ですね。
部長「中之条さん」も参加し、「奏ちゃん」を含めて複数プレイみたいな感じ。
ガンガン写真撮られたりしていて、楽しい。
無論、ここも制服姿です。
ちゃっかり「朝陽くん」を味わう「中之条さん」が可愛いです。
描き下ろしの「おまけ2」は「葵さん」が担当。
顔見せつつも、ちょっと出番少なかったですからねー。
ビシバシ指導していましたよ。

部長「中之条静」、姉「穂高葵」
※左:部長「中之条静」、右:姉「穂高葵」

5話目はこうした部活動漫画のセオリー、海へ合宿に行くエピソード。
エロい事ばかりで羨ましい限りなんですが。
”男子はひたすら体力作り”ということで、地道なトレーニングも描かれておりました。
生半可な気持ちだと脱落する、というのはこのあたりが為ですかね。
合宿先が同じだったということで、「可憐さん」が再び登場。
3年のエースという男子を相手にしているんですが…なにげにここでも「朝陽くん」の凄さが垣間見えるようになってます。
凄いなぁ。
ロビーにて彼とのプレイになるんですが、途中から「奏ちゃん」も参加して複数に。
直接対決…というか、ほぼプライベートえっちみたいになっていました。
オチ前の「やっぱり最後にセックスした」が好き。

描き下ろしの「おまけ3」は友人「佐久間」とそのペア「雪菜ちゃん」の番外編。
あまり出番多くないですが、ベリーショートで巨乳のまた魅力的な娘さんです。
この2人もなんのかんの巧くいってるようで、良いですね。

そんなこんなで、関東地区新人戦の6話目。
いちおう本編としての最終話です。
順調に技術を磨いていた2人でしたが、ここでまたとある問題が発生。
お話のラストを飾るに相応しい、ドキドキ展開となっていました。
ちらとはコマに描かれていましたが、顧問「桐生亜澄」先生の直接行為も描かれてます。
なにゆえ先生が参加してるのかは内緒。
さて、ピンチを迎えた2人は、大会でもダントツというべき「可憐さん」に勝てるんでしょうか。

巻末の番外編は…文化祭「精光祭」エピソード。
ここのメインヒロインは、顧問「桐生先生」でした。
やったー。
前回可愛かったですからね。
ちなみに、そちらから続くお話となっています。
今回はまたさらなる魅力が発揮されていましたよ。
スルーされた、とか言ってましたけど、選ばない方がどーかしてますわね。

最後の描き下ろし「おまけ4」は「奏ちゃん」
メインヒロインたる貫録を見せる、可愛らしい彼女が見れました。

 【 その他 】

そんなこんなで、毎度お馴染み「如月群真」センセでした。
ようやく発売されましたねー。
こちらのブログでは「Love Selection」、「ギリギリ・Sisters」、「舞FAVORITE」、「Sweethearts」、「常春荘へようこそ」などを紹介しております。

何度も書きますが、今回はすこぶる良かった
センセの良い部分が発揮され、またそれらが(無理矢理でも)自然にまとまっています。
この設定を1巻だけで終わらせるのは、実に勿体ないので。
できたらシリーズで見たいです。
あるいは、別のキャラで描いてもいいのではないでしょうか。
ちらと会話に出ていた武家時代とか。
ただ、1つ重箱の隅をつつくならば。
タイトルは…そーじゃない気がしました。




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■女尻ズム (木谷さい)

★まんがデーター [14.0/20.0]
・絵柄 :●●●◎○
・お話 :●●●◎○
・漫画 :●●●○○
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] ラブコメ、お尻、コメディー
・構成 : カラー(4P)、短編×9話
      (うち「あな×シス」×2、「イタズラな姉」×2)
・おまけ: あとがき、カバー裏におまけ漫画、
      描き下ろし「おまけ」

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「木谷さい(きたに・さい)」センセの「女尻ズム」です。

表紙のヒロイン
※表紙のヒロイン

 【 構成・絵柄 】

収録は2話ほどの連続話と短編。
連続話は繋がりそこそこある、別シチュエーション話という印象です。
その後どうなったのかなー、って好奇心を満たしてくれます。
ポイントになりそうなのは描き下ろし。
↓表紙の女の子のエピソードでした。
容姿・色彩・構図ともに優秀で目立っていて、非常に良い感じ。
彼女は収録の短編には登場しておらず、漫画は描き下ろしなのでした。
連続・短編どちらも目立っていたのはお尻
えっちもソッチ系が多く、趣味が合うならばまったく問題なし。
どちらも明るいラブコメ話なので、普通に読んでも楽しめるでしょう。

しっかりとした線の作画。
濃淡・描き込みはだいたい適度なくらい。
全体の色づきもいい感じで、見易い原稿です。
ちょっと気になったのが、コマの繋がり。
たまに飛ぶような印象を受けました。
また、乱れないものの、バランスには気になるところがちらほら。
そのあたりは、あえてデフォルメしている感じもあるので、好みの問題かも。
表現はやや大袈裟ではっちゃけており。
えっちジャンルを含めて、そうした部分が肌感覚と合うかどうか確認するのが良さそう。
過去単行本も含めて豊富にサンプルのある「コアマガジン」さんのHPが良いでしょう。

 【 収録話 】 9話収録

005:「あーんバランス」
お隣の人妻「琴乃」さんとのお話。
そっち趣味な「涼」くんは思わず”ご褒美”とか言ってましたが。
そう、ご本人が思う以上にデカ尻好きな男性はいるもんですよ。
あのピチピチなズボンの感じが素敵。
冗談みたいなじゃれあいから、ふとえっちに発展していく流れずが良かったです。
ラストページの「いいや、このまましちゃおう…」が好き。

人妻「琴乃」、妹「いおり」
※左:人妻「琴乃」、右:妹「いおり」

029:「フィールドオブドリームセックス」
先の体育風景をネタに体育用具室で独りえっちしていた「北見」
しかし、その模様は「京川」に目撃されていたただけでなく、動画撮影されていたのでした。
そっち方面に興味津々な彼女は、消去かする代わりにとあるお願いをしたのです。
容姿はいいんだけど色気がねーよな
そんな評価をされていた「京川さん」
ショートカットの活発な娘で、どちらかというと同性にモテそうな雰囲気。
一人称も「ボク」でしたよ。
ただ、そのイメージない彼女だからこそ、ああした行為がえっちですわね。
後半のゾクッ、ゾクッとなっている際の耐える「京川さん」がキュート。
なお、こちらは普通(?)にえっちです。

053:「あな×シス」 2話
辞書を借りるべく妹「いおり」の部屋に入った「健」
そこで見たのは、お尻えっちな雑誌の数々。
戻った彼女から叩きだされたものの、趣味を知ったためか執拗に監視されることとなってしまうのでした。
トイレとかお風呂の隙間から覗くコマがちょっとホラーちっく。
最終的には寝込みを襲われていました。
暴走気味でこれまた怖いですね。
ツインテールの可愛らしい娘さんなのに…。
途中から攻守逆転し、「健くん」のペースになってました。

そうした感じで関係した後の2話目。
いままで犬猿の仲であった「いおりちゃん」が微妙に親切になってたりして。
まだツンデレちっくですけどね。
こちらでは「健くん」が彼女の反応を確かめたことで、ツインテール解いてストレートになってます。
髪型はこの方が似合うかなぁ
えっちはお風呂に彼女が乱入するという切っ掛け。
ガッチリとしたロリ体型でヤバめ。
まぁ、何を訴えているのかバレバレなので、応えてあげてください。
両親酔いつぶして安心感あるためか、絶叫してましたよ。

101:「電車デケデケ」
田舎のローカル線でのえっち展開。
学校帰りで、乗客は「菜子」・「マヤ」・「色葉(いろは)」という昔馴染み3名のみ。
暑さでだらける「マヤ」が下着丸出しにしていたところ…目のやり場に困った「色葉」は石になっていたのでした。
そんな感じでコメディーちっくに発展していくお話。
乗客は3名だけかもしれないですが…いちおう運転手もいるんだよ。
止め役だった「菜子さん」が参加したため、3名での複数展開になっていました。
念のため、こちらもお尻ではなく普通にえっちです。

123:「Ride on You」
保健室で寝ていた「川原」くん。
彼を格好良いと感じていた「夕凪」さんは、その顔面で独りえっちをしたところ相性良く。
何度か借りているうち、ついにバレてしまったのでした。
だいたいそんな流れ。
…そりゃ、バレるわ
しかもココはいちおう学校なんですが。
既に何度かシテいたらしく、秘密裏に何回できたのか聞きたいでいすね。
言ってるコトはドえろいものの、半ば告白している(されている)ようなもので。
「川原くん」の許可も得たため、「夕凪さん」は思う存分してみるのでした。
ひとの顔をなんだと思ってるんでしょう(笑)
普通に可愛いんだけどなぁ。
あーまでしていて、緊張感あるオチがなんだか初々しくて楽しい。

149:「イタズラな姉」 2話
反応が面白い、ということで、義姉「塔子」からよく悪戯をされていた「淳」
兄(旦那)の「哲也」は頻繁に仕事で遅く、2人きりというのを利用し…。
寝ている彼女に、こっそり悪戯をしていたのです。
だいたいそんな感じ。
寝込み襲うパターンですね。
メインは結婚記念日で2人きりというシチュエーション。
旦那はいつものように仕事で、アルコールで寝てしまうという切っ掛け。
まぁ、実は気付いていたんですけどね。
「塔子さん」からのあの台詞は救いでした。
なお、こちらの「淳くん」はお尻好きです。
常習化するか、どうかという2話目は、「哲也」が珍しく帰ってくるという展開。
少なくとも「淳くん」はもう歯止めきかない感じ。
旦那を目前にしつつ、台所でこっそりえっちです。
あれでバレないのは…漫画ですね。
実は気付いていながら、あえてほったらかしていたのかと思いましたが。

夕凪さん、義姉「塔子」
※左:夕凪さん、右:義姉「塔子」

191:「おまけ」 描き下ろし
こちらが前述しました、↓表紙の女性。
多くのヒロインを押しのけて表紙をゲットしていました。
ビジュアル的に最も良く(…と思う)、漫画が描き下ろされていたのは嬉しいこと。
やっぱりカバーの方はどちからに登場してほしいですよね

漫画はカバー裏から続くもの。
そのため、実質7ページほどのショートです。
落し物のサイフを届けてくれた後輩に、お礼として下着を脱いで見せたところ…というお話。
想定外に彼がそっち(お尻)趣味だった、というもの。
確かに、普通はそーなると思いませんわね(笑)
そのまま直接行為へと突入してしまうのでした。
反応がまた可愛らしいので、お楽しみに。
なお、カラーの中扉両面もこちらのヒロインで、かなりの優遇具合でした。

 【 その他 】

そんなこんなで「木谷さい」センセでした。
こちらで4冊目とのこと。
ブログでは「ジョシアナ」を紹介してます。
ネタは好き嫌いあるものですが、漫画は楽しくえっちでした。
良かったです。
ひでるさんはそっち趣味ないですが。
なお、某書店で購入したところ、「あな×シスafter」という後日談冊子がついてました。
黒ストッキングでしたよー。

女尻ズム (メガストアコミックス)女尻ズム (メガストアコミックス)
(2014/04/19)
木谷 さい

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