■魔法少女の親友 (シズ)
★まんがデーター [14.0/20.0]
・絵柄 :●●●○○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●◎○
・独創性:●●●◎○
・属性 : [一般] 4コマ、コメディー、魔法少女、学園
・構成 : 16話+α収録、現在1巻まで発売中。
・おまけ: 折り返しにコメント、合間にネタ絵、設定資料集、
カバー裏に4コマ「もしもナミちゃんが魔法少女になったら ~もしナミ~」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「シズ」センセの「魔法少女の親友 1巻」です。
※平野ナミ
【 構成・絵柄 】
収録は2巻以降へと続く長編。
4コマ漫画の形式ですが、お話は繋がっていて。
ひとジャンルとなったストーリー調な4コマです。
基本的には、1ページに1つ4コマがあるもの。
幅広で横長なコマとなっています。
最近よく見ますわね。
1話あたり10ページ。
うち、1ページは扉絵で、もう1ページはネタ絵。
メイン部分は8ページなので、単純に1話あたり8本の4コマ漫画があり、数としてはざっと32コマくらいでした。
ジャンルはコメディー。
魔法少女モノのセオリーを崩した可笑しさです。
詳細は後述しますね。
漫画は4コマ形式なのですが。
描き方は普通っぽく、はみ出しほか、よくキャラがコマをぶち抜いていました。
そうキッチリ枠内に収まってないのです。
また、たまに3コマ形式になったり、お話の主要部分では普通のストーリー漫画調にて描かれたりもしていました。
やや太さのある線で、濃淡はそこそこ。
漫画形式もあって白比率は高く、描き込みも軽いので見易く仕上がってます。
枠の広さがためか、人物ほかコマ内も4コマっぽいデフォルメではありません。
(※コメディー崩しの時はそれっぽいです)
↓表紙などは枠無関係で彩色イラストなため、判断にはやや適していません。
紹介帯の抜き出し4コマが良いでしょう。
【 収録話 】 16話+α収録
主人公「平野ナミ」がふとTVで見た銀行立てこもり事件。
それを解決した魔法少女「フレーズ・プランタン」の顔は…お隣に住む親友「春崎イチゴ」だったのです。
母親ほか友人らはそれに気付かなかったものの、その後の「イチゴ」の言動はバレバレで。
皆のために頑張る彼女のため、「ナミ」は「イチゴ」の保護者として頑張ることとしたのでした。
だいたいそんな感じ。
魔法少女のいる世界でのコメディー4コマ。
主役は当然ながら、その魔法少女…ではなく。
タイトルそのまま、その友人であるのが最大のポイント。
なんというか。
通常、”そのお話世界はそうしたもの”、というお約束をもとに進み、細かい事柄についてはほったらかされるのですが。
こちらの場合、ふと読者が感じるだろう違和感について、キッチリツッコミを入れてくれます。
そうした系のお話に詳しい方は無論のこと、あまり知識ない方でもふふふと楽しめると思います。
セオリーを外した漫画ですね。
※左:魔法少女「フレーズ・プランタン」、右:「冬海チヨコ(ショコラ・イベール)」
そうしたネタ部分と共に、強い個性をもったキャラたちが最大の特徴。
詳しくは後述しますね。
通っているのが女子学校なのか、男性の姿はあまり見られず。
主要キャラも大半は女性ばかりとなってます。
さほど甘い色はないのですが、派手できゃらきゃらと楽しげな雰囲気でした。
そうした中、突っ込み役はほぼ「ナミちゃん」だけ。
ほかキャラは基本的に小ボケ・大ボケを真面目に繰り返しており、おもしろ珍道中みたいな状態。
読者目線で「ナミちゃん」が頑張って訂正してくれます。
常識人な主人公「ナミちゃん」
世話好きで、ボケ倒す周囲に振り回されて苦労していました。
父親があーしたはっちゃけキャラなためかな。
(※16話にて登場しています)
「イチゴ」ほかライバルキャラの「冬海チヨコ」まで、なぜか彼女には正体がバレバレで。
マスコットキャラ(妖精)との会話シーンにも鉢合わせたりしています。
そうした才能があるのかな。
魔法少女「ショコラ・イベール」のマスコットである黒猫は迷子であったところを保護したりしてました。
後半では先輩魔法少女2人の正体もあっさり見破っていて。
(※まぁ、バレバレなのですが)
「イチゴ」・「チヨコ」の2人とは違って、より気を配りつ立ち回る姿が楽しいです。
魔法少女「フレーズ・プランタン」こと親友「イチゴちゃん」
ふりふり衣装好きの可愛らしい娘で、「ナミちゃん」はそれにつられたのでは、と分析していました。
裏表紙の4コマ「もしもナミちゃんが魔法少女になったら ~もしナミ~」はそんな彼女とは真逆なやり取りで、よく性格が出ていたと思います。
ちょっとおバカっぽいですが、優しく頑張る正統派。
ただし、ライバルな魔法少女「ショコラ」との直接対決ではそうした性格がためか、圧倒されていました。
こうした点も定番ですね。
彼女のマスコットであるウサギも、そんな「イチゴちゃん」の性格に付け入る1人。
コメディー漫画なためかセオリーと違い、腹黒いキャラとなってます。
この世界では魔法少女らの活躍がTV中継されているんですが、それすらも計算のうちだった様子。
「ナミちゃん」に保護されてた猫と違って1巻ではやり取り少ないのですが、良いキャラですね。
※「クルミ」・「レモン(シトロン・エテ)」
だいたい学園が舞台となっていて。
魔法少女らの描写は少なめ。
「チヨコさん」ほか「クルミ」・「レモン」の2人もたいてい学園姿でした。
マスコットの「パンダ」と「犬」もどんな性格か気になりますね。
あの2人がまた非常に個性的だったので。
現在、「イチゴちゃん」の陣営が魔法少女3名と多数で優勢なようですが、「チヨコさん」のほうも何らか計画あるようで。
今後どうなっていくのか、ストーリー的にも楽しみです。
これでラストがドシリアスだったりしたら、また見応えあるかも。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「シズ」センセでした。
別名義「高橋シズカ」というのもありますね。
4コマ漫画はどうにも得意でないひでるさん。
じっくり見れば気付いたかもしれませんが…。
すみません、それと気付かずゲットしてしまいました。
それでも楽しく見れましたよー。
先輩らが良かったので、次もゲットしてこようと思います。
ただ…普通のストーリー漫画のが良かったなぁ。
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・絵柄 :●●●○○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●◎○
・独創性:●●●◎○
・属性 : [一般] 4コマ、コメディー、魔法少女、学園
・構成 : 16話+α収録、現在1巻まで発売中。
・おまけ: 折り返しにコメント、合間にネタ絵、設定資料集、
カバー裏に4コマ「もしもナミちゃんが魔法少女になったら ~もしナミ~」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「シズ」センセの「魔法少女の親友 1巻」です。
※平野ナミ
【 構成・絵柄 】
収録は2巻以降へと続く長編。
4コマ漫画の形式ですが、お話は繋がっていて。
ひとジャンルとなったストーリー調な4コマです。
基本的には、1ページに1つ4コマがあるもの。
幅広で横長なコマとなっています。
最近よく見ますわね。
1話あたり10ページ。
うち、1ページは扉絵で、もう1ページはネタ絵。
メイン部分は8ページなので、単純に1話あたり8本の4コマ漫画があり、数としてはざっと32コマくらいでした。
ジャンルはコメディー。
魔法少女モノのセオリーを崩した可笑しさです。
詳細は後述しますね。
漫画は4コマ形式なのですが。
描き方は普通っぽく、はみ出しほか、よくキャラがコマをぶち抜いていました。
そうキッチリ枠内に収まってないのです。
また、たまに3コマ形式になったり、お話の主要部分では普通のストーリー漫画調にて描かれたりもしていました。
やや太さのある線で、濃淡はそこそこ。
漫画形式もあって白比率は高く、描き込みも軽いので見易く仕上がってます。
枠の広さがためか、人物ほかコマ内も4コマっぽいデフォルメではありません。
(※コメディー崩しの時はそれっぽいです)
↓表紙などは枠無関係で彩色イラストなため、判断にはやや適していません。
紹介帯の抜き出し4コマが良いでしょう。
【 収録話 】 16話+α収録
主人公「平野ナミ」がふとTVで見た銀行立てこもり事件。
それを解決した魔法少女「フレーズ・プランタン」の顔は…お隣に住む親友「春崎イチゴ」だったのです。
母親ほか友人らはそれに気付かなかったものの、その後の「イチゴ」の言動はバレバレで。
皆のために頑張る彼女のため、「ナミ」は「イチゴ」の保護者として頑張ることとしたのでした。
だいたいそんな感じ。
魔法少女のいる世界でのコメディー4コマ。
主役は当然ながら、その魔法少女…ではなく。
タイトルそのまま、その友人であるのが最大のポイント。
なんというか。
通常、”そのお話世界はそうしたもの”、というお約束をもとに進み、細かい事柄についてはほったらかされるのですが。
こちらの場合、ふと読者が感じるだろう違和感について、キッチリツッコミを入れてくれます。
そうした系のお話に詳しい方は無論のこと、あまり知識ない方でもふふふと楽しめると思います。
セオリーを外した漫画ですね。
※左:魔法少女「フレーズ・プランタン」、右:「冬海チヨコ(ショコラ・イベール)」
そうしたネタ部分と共に、強い個性をもったキャラたちが最大の特徴。
詳しくは後述しますね。
通っているのが女子学校なのか、男性の姿はあまり見られず。
主要キャラも大半は女性ばかりとなってます。
さほど甘い色はないのですが、派手できゃらきゃらと楽しげな雰囲気でした。
そうした中、突っ込み役はほぼ「ナミちゃん」だけ。
ほかキャラは基本的に小ボケ・大ボケを真面目に繰り返しており、おもしろ珍道中みたいな状態。
読者目線で「ナミちゃん」が頑張って訂正してくれます。
常識人な主人公「ナミちゃん」
世話好きで、ボケ倒す周囲に振り回されて苦労していました。
父親があーしたはっちゃけキャラなためかな。
(※16話にて登場しています)
「イチゴ」ほかライバルキャラの「冬海チヨコ」まで、なぜか彼女には正体がバレバレで。
マスコットキャラ(妖精)との会話シーンにも鉢合わせたりしています。
そうした才能があるのかな。
魔法少女「ショコラ・イベール」のマスコットである黒猫は迷子であったところを保護したりしてました。
後半では先輩魔法少女2人の正体もあっさり見破っていて。
(※まぁ、バレバレなのですが)
「イチゴ」・「チヨコ」の2人とは違って、より気を配りつ立ち回る姿が楽しいです。
魔法少女「フレーズ・プランタン」こと親友「イチゴちゃん」
ふりふり衣装好きの可愛らしい娘で、「ナミちゃん」はそれにつられたのでは、と分析していました。
裏表紙の4コマ「もしもナミちゃんが魔法少女になったら ~もしナミ~」はそんな彼女とは真逆なやり取りで、よく性格が出ていたと思います。
ちょっとおバカっぽいですが、優しく頑張る正統派。
ただし、ライバルな魔法少女「ショコラ」との直接対決ではそうした性格がためか、圧倒されていました。
こうした点も定番ですね。
彼女のマスコットであるウサギも、そんな「イチゴちゃん」の性格に付け入る1人。
コメディー漫画なためかセオリーと違い、腹黒いキャラとなってます。
この世界では魔法少女らの活躍がTV中継されているんですが、それすらも計算のうちだった様子。
「ナミちゃん」に保護されてた猫と違って1巻ではやり取り少ないのですが、良いキャラですね。
※「クルミ」・「レモン(シトロン・エテ)」
だいたい学園が舞台となっていて。
魔法少女らの描写は少なめ。
「チヨコさん」ほか「クルミ」・「レモン」の2人もたいてい学園姿でした。
マスコットの「パンダ」と「犬」もどんな性格か気になりますね。
あの2人がまた非常に個性的だったので。
現在、「イチゴちゃん」の陣営が魔法少女3名と多数で優勢なようですが、「チヨコさん」のほうも何らか計画あるようで。
今後どうなっていくのか、ストーリー的にも楽しみです。
これでラストがドシリアスだったりしたら、また見応えあるかも。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「シズ」センセでした。
別名義「高橋シズカ」というのもありますね。
4コマ漫画はどうにも得意でないひでるさん。
じっくり見れば気付いたかもしれませんが…。
すみません、それと気付かずゲットしてしまいました。
それでも楽しく見れましたよー。
先輩らが良かったので、次もゲットしてこようと思います。
ただ…普通のストーリー漫画のが良かったなぁ。
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