■恋色めまい (長頼)
★まんがデーター [11.0/20.0]
・絵柄 :●●◎○○
・お話 :●●●○○
・漫画 :●●◎○○
・独創性:●●●○○
・属性 : [成年] ラブコメ、水着、ノスタルジー、眼鏡
・構成 : カラー(8P)、短編×12話収録
(うち「Summerりみっと」」×2)
・おまけ: あとがき、描き下ろし「Summerぶれいく」、
カラー描き下ろし「籠女」、カバー裏に別絵、加筆修正あり。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「長頼(ながより)」センセの「恋色めまい」です。
※ウエイトレス「沙百合」
【 構成・絵柄 】
収録はほぼ短編での構成。
描き下ろしで収録話と同世界の漫画があり、話としては繋がりほぼなかったものの、同キャラの顔見せがありました。
ごく簡単にはラブコメジャンルなんですが、全体的にコメディー要素は薄く。
お話にもシリアスなものがちらほら見られました。
明るいだけではなく、ストーリーにも力が入っています。
ただ、ややページ不足な印象。
個人的には、もうひと押し欲しい気がしました。
ノスタルジーな風景が目立っていたほか、水着・眼鏡などアイテムに対するこだわりも感じられ。
どちらかカチッと合えば、楽しめるでしょう。
しっかりとした強めな線での作画。
全体の色づきは適度なくらいですが、黒が目立ち。
濃淡は濃いめな仕上がり。
描き込みはやや細かめという印象でした。
中・小でのコマ割りは比較的変形少なめ。
枠間もだいたい確保されていました。
背景や小物はガンバリが伺えるものの、もうひと踏ん張りという感覚。
また、引き絵もバランス感覚が微妙です。
収録は2016年から、もっとも古い原稿で2011年8月と幅があり。
ありがちな成年漫画の初単行本でした。
作画の差は小さくなく、あるいは今回見送るのもありかと思いますが…あくまでも”この単行本内での話”で。
ほかの単行本らと比較すると、昔からお上手だったと思います。
人物絵にリアルさもあるため、些細な点が気になり易いというのもあるでしょう。
判断については…カバー、及び紹介帯は最近のものです。
単行本のうち7割以上は2015年より前なので、これを踏まえた方が良いかと。
【 収録話 】 12話収録
003:「籠女」 カラー原稿あり、一部描き下ろし
上司と揉め会社を辞めたことで彼女にもフラれてしまい、あてもなく旅に出ていた主人公。
ふと立ち寄った田舎の神社で巫女さんと知り合ったのですが。
まだであったばかりの彼女から、意外なお願いをされたのでした。
まぁ、タイトル通りですね。
途中で彼女の事情についても描かれていて。
何故そんな事を言い出したのか、分かるようになってます。
ただ、オチは唐突感とやや都合良さがあり過ぎかなー。
カラー原稿部分はえっちシーン抜出し。
まだ赤い袴を着けたままで、いい感じでした。
※左:巫女さん、右:牧野ヨーコ
025:「Summerりみっと」
209:「Summerぶれいく」 描き下ろし
付き合う「浜崎コータ」・「牧野ヨーコ」のカップル。
いつもアレのことばかりだった上、肝心な所で失敗しており。
2人の仲は微妙なものになっていたのでした。
漫画ではポニーテールにしてますが、↓表紙はこちらの「ヨーコさん」
競泳水着がいいですね。
彼女の気持ちも分かりますが。
まぁ、慣れるまでは勘弁してあげてください。
あんまりそっち方面で追い詰めると、役立たなくなっちゃうぞ(笑)
メインはシャワー室でのえっち。
巧くいったようで、何よりでした。
描き下ろし「Summerぶれいく」はそちらと世界観を同じにした、別エピソード。
2コマでしたが「ヨーコさん」が登場していて。
「浜崎くん」とのことが語られていました。
あるいは、どっかのコマに顔見せてるかなー、って探しましたが特に見当たりませんね。
こちらのメインは、眼鏡がキュートな美術部員「遠山」さんに想いを寄せる「ケンジ」くんです。
彼女に目をつけたのはさすがでしたが…実に残念な結果が待っていたのでした。
まぁ、頑張れ。
043:「僕と先生」
美人でスタイル良く、生徒らにも人気な担任「新井由香」
いつも1人でいた生徒「木村」は、彼女に心配されて指導室へと呼び出されたんですが。
そこで意外な事実を知ることとなるのでした。
後ろ折り返しが「由香先生」です。
てっきり、キレた生徒にえっちされちゃうのかと思いましたが。
いや、あの「由香先生」のキレっぷりが見事。
1ページ目はそらちへの布石でしたかね。
年上女性があーなってしまうと、ヒネた男子では到底太刀打ちなどできる訳もなく。
楽しい仕上がりとなっていました。
彼女にしてみれば、いいストレス発散先を手に入れたかな。
061:「Bitter&Sweet」
喫茶「路傍」の雇われマスターとウエイトレス「沙百合」ちゃんのえっち話。
前折り返しが「沙百合ちゃん」です。
四角眼鏡とおデコ、生真面目な態度が、ひでるさん好みで好き。
(よく引き合いに出しますが、「殻の中の小鳥」の「ミュハさん」みたい)
屈むだけでパンチラしてそうなスカート丈も良いですね。
実際、頻繁にパンチラしてましたが。
酔った彼女をホテルへ連れ込んでおり、2人はすでに1回戦済み。
しかし、全然盛り上がらなかったこともあり、営業中に色々とちょっかいかけるのでした。
…そうしたシチュエーションと、期待通りな「沙百合ちゃん」が可愛く。
収録でもダントツにお気に入りです。
客がいる中での店内えっちとなってました。
079:「ふたりの二律背反」
貧血で倒れた優等生「桐村」
保健室でサボっていた「笠間」は、そこで彼女の独りプレイを目撃し。
その弱みを握ったのでした。
教室でロータープレイをしていたらしく、冒頭は彼に抗議へ向かうところから。
準備OKなため、そのままえっち発展。
階段踊り場でのプレイで、実際には声・音がだだ漏れするだろうなぁ。
実際にちょっとバレかかってたりもしてました。
「桐村さん」にも当然ながら事情があり。
なんのかんのオチでは良い雰囲気もありました。
099:「Sisterぱにっく」
再婚した親がため、義妹「マユ」ができた「リョータ」
期待とはやや違い、事あるごとに彼女から誘惑されていたんですが。
親が旅行に出掛けたため、家で2人きりとなってしまったのでした。
「マユちゃん」が彼の部屋で独りプレイをしていたのが切っ掛け。
恥ずかしげもなく丸出しにしていて…やたら積極的ですね。
可愛らしい妹を想像していた「リョータくん」は気の毒。
このシチュエーションで拒否し続けることもできず、えっち発展していました。
まぁ、仲良くていいじゃない。
軽いリアクションでしたが、オチ後はどうなるのかな。
115:「dis-communication」
東京から転校してきた「里仲小雪」
つまらない奴、と判断された彼女は数日でクラス内で1人になっており。
同様に孤立気味であった「佐村」は同類だと見ていたんですが。
夏頃になると、彼女に話しかける男子をよく見かけるようになり。
どうにも気になった彼がその後をつけたところ…という流れ。
丸眼鏡で確かに地味目ではありますが、美人な彼女。
街の外れにある廃屋で次々えっちしまくっており、勝手な親近感を崩された彼。
「里仲さん」に覗いていたことを看破され、えっち展開となってます。
あんな事をほしていた彼女の事情もなかなか重たく、結局はイイ雰囲気となっていましたが…。
今までの行動がため、この後は「里仲さん」大変そう。
135:「ワガママtutor」
落第一歩前となってしまった「マサキ」
彼の親に頼まれた「沙夜子」は、勉強を見ることとなったのでした。
ルックスと頭の良さで周囲から信頼を得ている彼女。
しかし、その実態は言葉遣い悪くだらけていたのです。
外面良い彼女ですが、馴染みの「マサキくん」には素を見せており。
良い関係だと言えるでしょう。
彼は振り回されて大変でしょうけどね。
そんな2人がえっち発展していくのは、日常的なじゃれ合いから。
彼のモノが素晴らしかったので、試してみようみたいな感じ。
なお、「沙夜子さん」は、
「最近ご無沙汰だったし…」
とかなんとか、これが初めてではなかった様子。
まぁ、モテるだろうしなぁ。
オチはあんな感じでしたけど、あー振る舞える彼の存在は他にないだろうと思われ。
そのうちカップルになってくかな。
※左:里仲小雪、右:仲里智香
151:「不機嫌な彼女」
色々と不満がたまっていたため、付き合ってはいないもののえっち関係にあった彼の部屋を訪ねたのでした。
先の「沙夜子さん」はキチンとした発散先がありましたが。
こちらの彼女の場合、この彼とは関係あるものの、それだけのことであり。
精神的にかなり不安定で描かれていました。
依存してるなぁ。
前半のやり取りで気付いたことあったと思われるので、もう少し素直にならないと終わっちゃうぞ。
169:「Portrait」
4年前、いじめられていた女の子をなんとなく助けた美術講師「佐山」
手当された彼女は、自らを描いてほしいと頼んだのでした。
途中の会話にもあったそのまま、傷のなめ合いみたいな感じ。
じんわり染みるような、しっとり話です。
オチがああなるのは、こうした漫画のお約束でしょう。
189:「残夏」
父親が仕事に失敗し、「和也」は遠くの親戚の家に預けられることとなったんですが。
最後に、想いを寄せていた「仲里智香」を連れ出したのでした。
ほか友人らを含めて川遊び中に彼女を連れ出す流れ。
スクール水着姿が眩しい。
どうやら彼女も彼に惹かれていたらしく、その事情を知ってのえっち展開でした。
冒頭では、いちおう大人になった「和也くん」が登場していて。
まぁ、分からんでもないですが…ちょっと流れには強引さを感じました。
【 その他 】
そんなこんなで、「長頼」センセでした。
こちらが初単行本です。
おめでとうございます!
前述したように、単行本はまさに初という完成度だったと思います。
もう少し全体の安定感が欲しいところですね。
ただ、最近の原稿は目に見えて良くなっていていて。
個人的には、↑上でも書いたそのまま、ウエイトレス「沙百合ちゃん」に撃沈されており。
彼女の存在がため、買って良かったと思いました。
また登場してほしいですが…まぁ、確率は低いだろうなぁ。
恋色めまい (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL) コミックス – アダルト, 2016/3/31 長頼 (著)
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・絵柄 :●●◎○○
・お話 :●●●○○
・漫画 :●●◎○○
・独創性:●●●○○
・属性 : [成年] ラブコメ、水着、ノスタルジー、眼鏡
・構成 : カラー(8P)、短編×12話収録
(うち「Summerりみっと」」×2)
・おまけ: あとがき、描き下ろし「Summerぶれいく」、
カラー描き下ろし「籠女」、カバー裏に別絵、加筆修正あり。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「長頼(ながより)」センセの「恋色めまい」です。
※ウエイトレス「沙百合」
【 構成・絵柄 】
収録はほぼ短編での構成。
描き下ろしで収録話と同世界の漫画があり、話としては繋がりほぼなかったものの、同キャラの顔見せがありました。
ごく簡単にはラブコメジャンルなんですが、全体的にコメディー要素は薄く。
お話にもシリアスなものがちらほら見られました。
明るいだけではなく、ストーリーにも力が入っています。
ただ、ややページ不足な印象。
個人的には、もうひと押し欲しい気がしました。
ノスタルジーな風景が目立っていたほか、水着・眼鏡などアイテムに対するこだわりも感じられ。
どちらかカチッと合えば、楽しめるでしょう。
しっかりとした強めな線での作画。
全体の色づきは適度なくらいですが、黒が目立ち。
濃淡は濃いめな仕上がり。
描き込みはやや細かめという印象でした。
中・小でのコマ割りは比較的変形少なめ。
枠間もだいたい確保されていました。
背景や小物はガンバリが伺えるものの、もうひと踏ん張りという感覚。
また、引き絵もバランス感覚が微妙です。
収録は2016年から、もっとも古い原稿で2011年8月と幅があり。
ありがちな成年漫画の初単行本でした。
作画の差は小さくなく、あるいは今回見送るのもありかと思いますが…あくまでも”この単行本内での話”で。
ほかの単行本らと比較すると、昔からお上手だったと思います。
人物絵にリアルさもあるため、些細な点が気になり易いというのもあるでしょう。
判断については…カバー、及び紹介帯は最近のものです。
単行本のうち7割以上は2015年より前なので、これを踏まえた方が良いかと。
【 収録話 】 12話収録
003:「籠女」 カラー原稿あり、一部描き下ろし
上司と揉め会社を辞めたことで彼女にもフラれてしまい、あてもなく旅に出ていた主人公。
ふと立ち寄った田舎の神社で巫女さんと知り合ったのですが。
まだであったばかりの彼女から、意外なお願いをされたのでした。
まぁ、タイトル通りですね。
途中で彼女の事情についても描かれていて。
何故そんな事を言い出したのか、分かるようになってます。
ただ、オチは唐突感とやや都合良さがあり過ぎかなー。
カラー原稿部分はえっちシーン抜出し。
まだ赤い袴を着けたままで、いい感じでした。
※左:巫女さん、右:牧野ヨーコ
025:「Summerりみっと」
209:「Summerぶれいく」 描き下ろし
付き合う「浜崎コータ」・「牧野ヨーコ」のカップル。
いつもアレのことばかりだった上、肝心な所で失敗しており。
2人の仲は微妙なものになっていたのでした。
漫画ではポニーテールにしてますが、↓表紙はこちらの「ヨーコさん」
競泳水着がいいですね。
彼女の気持ちも分かりますが。
まぁ、慣れるまでは勘弁してあげてください。
あんまりそっち方面で追い詰めると、役立たなくなっちゃうぞ(笑)
メインはシャワー室でのえっち。
巧くいったようで、何よりでした。
描き下ろし「Summerぶれいく」はそちらと世界観を同じにした、別エピソード。
2コマでしたが「ヨーコさん」が登場していて。
「浜崎くん」とのことが語られていました。
あるいは、どっかのコマに顔見せてるかなー、って探しましたが特に見当たりませんね。
こちらのメインは、眼鏡がキュートな美術部員「遠山」さんに想いを寄せる「ケンジ」くんです。
彼女に目をつけたのはさすがでしたが…実に残念な結果が待っていたのでした。
まぁ、頑張れ。
043:「僕と先生」
美人でスタイル良く、生徒らにも人気な担任「新井由香」
いつも1人でいた生徒「木村」は、彼女に心配されて指導室へと呼び出されたんですが。
そこで意外な事実を知ることとなるのでした。
後ろ折り返しが「由香先生」です。
てっきり、キレた生徒にえっちされちゃうのかと思いましたが。
いや、あの「由香先生」のキレっぷりが見事。
1ページ目はそらちへの布石でしたかね。
年上女性があーなってしまうと、ヒネた男子では到底太刀打ちなどできる訳もなく。
楽しい仕上がりとなっていました。
彼女にしてみれば、いいストレス発散先を手に入れたかな。
061:「Bitter&Sweet」
喫茶「路傍」の雇われマスターとウエイトレス「沙百合」ちゃんのえっち話。
前折り返しが「沙百合ちゃん」です。
四角眼鏡とおデコ、生真面目な態度が、ひでるさん好みで好き。
(よく引き合いに出しますが、「殻の中の小鳥」の「ミュハさん」みたい)
屈むだけでパンチラしてそうなスカート丈も良いですね。
実際、頻繁にパンチラしてましたが。
酔った彼女をホテルへ連れ込んでおり、2人はすでに1回戦済み。
しかし、全然盛り上がらなかったこともあり、営業中に色々とちょっかいかけるのでした。
…そうしたシチュエーションと、期待通りな「沙百合ちゃん」が可愛く。
収録でもダントツにお気に入りです。
客がいる中での店内えっちとなってました。
079:「ふたりの二律背反」
貧血で倒れた優等生「桐村」
保健室でサボっていた「笠間」は、そこで彼女の独りプレイを目撃し。
その弱みを握ったのでした。
教室でロータープレイをしていたらしく、冒頭は彼に抗議へ向かうところから。
準備OKなため、そのままえっち発展。
階段踊り場でのプレイで、実際には声・音がだだ漏れするだろうなぁ。
実際にちょっとバレかかってたりもしてました。
「桐村さん」にも当然ながら事情があり。
なんのかんのオチでは良い雰囲気もありました。
099:「Sisterぱにっく」
再婚した親がため、義妹「マユ」ができた「リョータ」
期待とはやや違い、事あるごとに彼女から誘惑されていたんですが。
親が旅行に出掛けたため、家で2人きりとなってしまったのでした。
「マユちゃん」が彼の部屋で独りプレイをしていたのが切っ掛け。
恥ずかしげもなく丸出しにしていて…やたら積極的ですね。
可愛らしい妹を想像していた「リョータくん」は気の毒。
このシチュエーションで拒否し続けることもできず、えっち発展していました。
まぁ、仲良くていいじゃない。
軽いリアクションでしたが、オチ後はどうなるのかな。
115:「dis-communication」
東京から転校してきた「里仲小雪」
つまらない奴、と判断された彼女は数日でクラス内で1人になっており。
同様に孤立気味であった「佐村」は同類だと見ていたんですが。
夏頃になると、彼女に話しかける男子をよく見かけるようになり。
どうにも気になった彼がその後をつけたところ…という流れ。
丸眼鏡で確かに地味目ではありますが、美人な彼女。
街の外れにある廃屋で次々えっちしまくっており、勝手な親近感を崩された彼。
「里仲さん」に覗いていたことを看破され、えっち展開となってます。
あんな事をほしていた彼女の事情もなかなか重たく、結局はイイ雰囲気となっていましたが…。
今までの行動がため、この後は「里仲さん」大変そう。
135:「ワガママtutor」
落第一歩前となってしまった「マサキ」
彼の親に頼まれた「沙夜子」は、勉強を見ることとなったのでした。
ルックスと頭の良さで周囲から信頼を得ている彼女。
しかし、その実態は言葉遣い悪くだらけていたのです。
外面良い彼女ですが、馴染みの「マサキくん」には素を見せており。
良い関係だと言えるでしょう。
彼は振り回されて大変でしょうけどね。
そんな2人がえっち発展していくのは、日常的なじゃれ合いから。
彼のモノが素晴らしかったので、試してみようみたいな感じ。
なお、「沙夜子さん」は、
「最近ご無沙汰だったし…」
とかなんとか、これが初めてではなかった様子。
まぁ、モテるだろうしなぁ。
オチはあんな感じでしたけど、あー振る舞える彼の存在は他にないだろうと思われ。
そのうちカップルになってくかな。
※左:里仲小雪、右:仲里智香
151:「不機嫌な彼女」
色々と不満がたまっていたため、付き合ってはいないもののえっち関係にあった彼の部屋を訪ねたのでした。
先の「沙夜子さん」はキチンとした発散先がありましたが。
こちらの彼女の場合、この彼とは関係あるものの、それだけのことであり。
精神的にかなり不安定で描かれていました。
依存してるなぁ。
前半のやり取りで気付いたことあったと思われるので、もう少し素直にならないと終わっちゃうぞ。
169:「Portrait」
4年前、いじめられていた女の子をなんとなく助けた美術講師「佐山」
手当された彼女は、自らを描いてほしいと頼んだのでした。
途中の会話にもあったそのまま、傷のなめ合いみたいな感じ。
じんわり染みるような、しっとり話です。
オチがああなるのは、こうした漫画のお約束でしょう。
189:「残夏」
父親が仕事に失敗し、「和也」は遠くの親戚の家に預けられることとなったんですが。
最後に、想いを寄せていた「仲里智香」を連れ出したのでした。
ほか友人らを含めて川遊び中に彼女を連れ出す流れ。
スクール水着姿が眩しい。
どうやら彼女も彼に惹かれていたらしく、その事情を知ってのえっち展開でした。
冒頭では、いちおう大人になった「和也くん」が登場していて。
まぁ、分からんでもないですが…ちょっと流れには強引さを感じました。
【 その他 】
そんなこんなで、「長頼」センセでした。
こちらが初単行本です。
おめでとうございます!
前述したように、単行本はまさに初という完成度だったと思います。
もう少し全体の安定感が欲しいところですね。
ただ、最近の原稿は目に見えて良くなっていていて。
個人的には、↑上でも書いたそのまま、ウエイトレス「沙百合ちゃん」に撃沈されており。
彼女の存在がため、買って良かったと思いました。
また登場してほしいですが…まぁ、確率は低いだろうなぁ。
恋色めまい (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL) コミックス – アダルト, 2016/3/31 長頼 (著)
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