■みだらぶ (大塚麗夏)
★まんがデーター [19.0/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●◎
・漫画 :●●●●◎
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] ラブコメ、コメディー、年下
・構成 : 短編×10話(うち「アリサびっちぷろじぇくと」×2)
・おまけ: あとがき、作品解説。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「大塚麗夏(おおつか・れいか)」センセの「みだらぶ」です。
※左:瑠璃華ちゃん、右:アリサちゃん
【 構成・絵柄 】
収録は1話続きモノがあった他は短編での構成。
連続話は前後編というか、”本編の補完でもう1話”という感じですね。
単行本の紹介帯には、
”はじめてのエロ漫画にオススメ!”
という文言がありました。
なるほど、確かにそんな感じ。
ジャンルはコメディー色の強めなラブコメ。
コメディーは派手でなく、そう狙い過ぎでもなく、丁度良いくらい。
また、実はラブもたっぷりあるんですが。
描き方がお上手で、その甘さもしつこくなく。
どちらも非常に良いスパイスとなっていました。
お話も単純過ぎず、複雑でなくという、とにかく面白く・読み易い仕上がりでした。
特殊な描写とか、妙なブラック展開もないので、安心してオススメできるものです。
確かに初心者向きかもしれませんが、無論ベテランも問題なし。
高い完成度の1冊でした。
さらりと柔らかな濃い線での作画。
黒は強く、描き込みはシッカリ。
コマ割りは非常に細かく、小さいコマもよく見られました。
ただ、そちらを含めて実に丁寧に描かれており、バランス感覚も優れたもの。
枠間も確保されており、はっちゃけた漫画運びでないだけ安定していました。
リアルさある人物画。
特に男性はそうした系統なので、ちょっとした言動とのギャップが前述したコメディー感に繋がっております。
ヒロインらも”見た目からして漫画っぽい可愛いらしさでない”のが最大のポイント。
ちゃんと話が進むにつれて、可愛らしく映るようになるのは、お話・作画が優れている証拠でしょう。
多少癖は強い方ですが、非常にお上手なので。
ともかく、一度読んでみるのをオススメします。
あとがきに書かれていた掲載雑誌の関係もあってか、前巻より間口は広がっていると思います。
逆に、LOくくりで期待された方は違和感を持つかもしれません。
詳しくは↓下記の各話部分にて。
【 収録話 】 10話収録
003:「のどかなおつきあい」
独特なテンションでマイペースな「和(のどか)」ちゃん。
幼馴染み「司」くんとはごく親しく、
「私だけ取り残されてた!!」
と、いきなり切り出してきた彼女の相談を受け、その練習に付き合うこととなったのでした。
天然な「和ちゃん」が可愛い。
冒頭からの「司くん」とのやり取りは非常に良く、それぞれの個性と関係巧く描かれております。
ラブホに入った際の「さっきから単語叫んでるだけなんだけど」という突っ込みが好き。
まぁ、あんな感じの「和ちゃん」は彼に絶大な信頼を持っていて。
そんな彼女を許容できる「司くん」との相性はバッチリ。
ひとタイミング待ち、という感じだったのでしょう。
(※たぶん、周囲はじれったく見ていたと思う)
適度にむちっとした「和ちゃん」のスタイルがいい感じでした。
今回収録でのお気に入りです。
2人の続きが見たいですよ。
※左:和ちゃん、右:清水さん
029:「隣のさせ子さん」
”超”がつく美人で、なんでも器用にこなす才色兼備な「清水」さん。
あまり人付き合いは良くなく、果敢にアタックする男子を振りまくっているようでした。
そんな彼女と席が隣同士な主人公「奥山」くん。
高嶺の花だと見ていたところ…実は”させ子”であるという噂話を耳にしたのです。
簡単にはそんなオープニング。
「清水さん」は”超”がつく美人という設定がため。
収録ヒロインのうち、段違いな美形で大人っぽく描かれていました。
「和ちゃん」とのギャップが凄い(笑)
そんな彼女に真相を確かめるべく呼び出した彼の一言がため、えっちに発展するのでした。
まぁ、あんなしれっとした顔でああした言動されれば、誤解するのが普通。
階段下でのえっちが好き。
オチはたぶん想像通りだと思いますが、「清水さん」は雰囲気そのままただ者ではなく。
意外なところを見せてくれました。
055:「ここねごころ」
8ページと若干短めなお話。
(※単行本の空いた枠を埋める為、だそうです)
「村瀬心音」・「野宮」くんの同級生カップル。
将来の夢は特になく、口煩い親に疲れていた「心音ちゃん」
近所に住む優秀な「野宮くん」をからかうべく、童貞だろうと確認するのでした。
こういう娘いそうだなぁ。
ただ、それを受けた「野宮くん」は流石と言うべき返しをしていました。
実際に賢いんだねぇ。
そうした2人のえっち発展。
やや性急な展開から漫画要素みたいになってます。
こちらのオチが、個人的には物凄い納得感。
そんなもんだよ。
2人はこれからイイ感じになってくのでは。
065:「ふたりかけごはん」
複雑な家庭環境であった「瑠璃華」
”生活全てが面倒”という、怠惰な毎日を送っていたんですが。
そんな彼女に、同じマンションに住む男性「堤」はちらほら声を掛けてくるようになったのです。
第一印象は不審者であったものの、ちょっと天然入った真面目な彼を知るうち次第に打ち解け。
ついには2人でご飯を食べるようになっていたのでした。
だいたいそんなん。
今回収録でお気に入りの2つ目。
若干目つきが悪く、独特な顔立ちの「瑠璃華ちゃん」
漫画内では子猫に例えられていましたが、なるほどそんな感じ。
先の「のどかなおつきあい」はヒロインが特殊でしたが、こちらは男性「堤くん」の言動が可笑しく・楽しい。
意識するようになった「瑠璃華ちゃん」の申し出を即答で拒否したりしていましたけど…そんな彼だから好きになったんでしょうね。
頑張って食い下がった結果、巧い事いってました。
”独特な顔立ち”と書きましたが、進行と共に可愛さの増す「瑠璃華ちゃん」が見どころ。
非常に良い雰囲気だったので…変な話、この2人はえっちして正解だったのではないかなぁ。
現実の倫理的なものは置いといて。
作品解説によると、まだネタがあるとのことなのでぜひ続編を希望します。
2人あのまま巧く行けばいいですね。
093:「アリサびっちぷろじぇくと」
113:「アリサびっちぷろじぇくと2」
「コーイチ」が足繁く通う町の小さな書店。
そちらには、彼が”金髪碧眼の天使”と好意を寄せる「本条アリサ」がおりました。
たまに店の手伝いをしている彼女が店番をするのは土日の夕方1時間。
特に何か期待する訳でないものの、それを狙って店に訪れていたところ。
「アリサ」から、特別なクジを引くよう言われたのでした。
だいたいそんなん。
裏表紙を飾る、金髪碧眼な「アリサちゃん」
ツインテールな髪型で、幼い雰囲気ありつつも…成長期という感じ。
もう少しすれば美人になりそうね。
そんな彼女から、予想外な特別サービスをされるという流れ。
背景は書店のようでしたが、店内でヤってたんかな。
大胆ねぇ。
さすがに直接行為は部屋まで招かれておりました。
ネタバレするのはオチにて。
若干の不安(笑)を残した感じであったので、続く2話目はそんなエピソード。
なかなかエロい「アリサちゃん」が素敵。
あのくらいの年齢ならば、行きたい所とか色々ありそうなんだけど…。
ちょっと将来が心配。
ただ、オチではそんなん帳消しにできそうな(たぷん)、可愛らしい面を見せています。
123:「どきどき★溺愛レッスン」
今回収録では、唯一のWヒロインもの。
近所に住んでるちょい老け顔のお兄さん「みっきー」こと「幹俊彦」
プールへ行くため、「柚子」と「すみれ」は彼に車で連れてってもらうよう頼んだのでした。
しかし、実は泳げなかった「俊彦くん」
水が苦手だと告白した彼に、2人は泳ぎのレッスンをすることとしたのです。
年相応という感じの「柚子ちゃん」に対し、「すみれちゃん」はマセた娘さんで。
彼の水嫌いをあっさり克服しておりました。
バストも大きかったですね。
実にいい娘だ(笑)
それに対し、同じ事をやっているのにコメディーになってしまう「柚子ちゃん」
本編でも描かれてましたが、コレはこれで可愛いわね。
そんな訳で、レッスンしつつのえっち展開。
積極的で知識もしっかりあるらしい「すみれちゃん」がエロい。
ちゃっかり自分も参加しつつ、「柚子ちゃん」のサポートをしてくれました。
147:「はぐはぐっ」
寝付きが悪く仕事にも影響が出ていた吉村一」
どうにかしようと色々模索した結果、妹「初美」が抱き枕として最適であったことを発見したのでした。
そんな感じの兄妹近親モノ。
おデコの広い「初美ちゃん」
収録ではダントツなロリ少女でした。
えっちは流れでしちゃうタイプで、
「初美は最高の抱き枕だな!!」
なんて言われてます。
バカ兄とかなんとか言いつつも、好意はもっており。
後々まで気にしているところが可愛い。
事に至るまでの言動がまたキュートでしたよ。
どーでもいいですが…「初美ちゃん」寝相悪いね。
159:「きみの住む街」
見知らぬ土地での新生活に馴染めず、ややホームシックになっていた「飯塚ひろし」
公園でぼーっとしていた彼に、三ヶ月前に引っ越してきたばかりという「夢野友恵」が声を掛けてきたのでした。
「友恵ちゃん」は年齢の割に大人っぽい娘ですね。
彼女からの申し出で友達となった2人は、ちょくちょく会っては街のあちこちを散策するようになったのです。
部屋に招いた際の友恵ちゃん」に注目。
入った1コマ目から、明らかな戦闘態勢になっていました。
あの絵はいいなぁ。
ショートパンツがお好きなようで、えっち時もいい感じになってましたよ。
個人的にはどんな下着なのか、じっくり見たかったですが。
お話は温かさのあるイイものでした。
※夢野友恵
185:「DOUBLE PEACE MAKER」
荒野の広がるウエストタウンでは、”女性の全身に体液が付着する”という事件が頻発しておりました。
その犯人”早撃ちジャック”こと「ジャック」に挑んだ流れ者「マイク」はあっさり倒され。
ついに保安官の娘「マリア」が立ち向かうこととなったのでした。
大雑把にはそんな感じ。
今回収録でひときわ異彩を放つ、西部劇漫画。
えー、早撃ちと言っても拳銃のソレでなく、体液の方です。
1ページ目のダブルピースからコメディーっぷり全開。
また、それも他エピソードとは違い、はっちゃけ感満載で。
ジャンルという意味での”くだらない漫画”な仕上がりです。
かなり人を選びそう。
「マリアちゃん」が可愛くて良いんですけどねー。
女の子の早撃ちはどうするんだろう、って思いましたが…ああして、自らスカートを捲り上げて準備する様が実に可愛い。
(※しかも、結構なロングスカートでした)
個人的には思わず覗きこむ大人らのコマが好き。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「大塚麗夏」センセでした。
単行本は「どろりっチュ」に続く2冊目。
そちらと比べて、ロリ色は薄まってしまいましたが。
収録の「清水さん」とか、その枠にとどめておくのは勿体ないと感じました。
今回は冒頭「和ちゃん」の1ページ目から、強く漫画世界に引っ張り込まれましたよ。
ほとんどの話が続きを見たい印象。
どちらのエピソードも外れなく…あ。
「DOUBLE PEACE MAKER」くらいですかね。
あれは…世間の評価(アンケートもイマイチだったようです)そのまま、違うのではないかなぁ。
個人的には、シリアス展開で良かったように思います。
※↓表紙画像なかったので。
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・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●◎
・漫画 :●●●●◎
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] ラブコメ、コメディー、年下
・構成 : 短編×10話(うち「アリサびっちぷろじぇくと」×2)
・おまけ: あとがき、作品解説。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「大塚麗夏(おおつか・れいか)」センセの「みだらぶ」です。
※左:瑠璃華ちゃん、右:アリサちゃん
【 構成・絵柄 】
収録は1話続きモノがあった他は短編での構成。
連続話は前後編というか、”本編の補完でもう1話”という感じですね。
単行本の紹介帯には、
”はじめてのエロ漫画にオススメ!”
という文言がありました。
なるほど、確かにそんな感じ。
ジャンルはコメディー色の強めなラブコメ。
コメディーは派手でなく、そう狙い過ぎでもなく、丁度良いくらい。
また、実はラブもたっぷりあるんですが。
描き方がお上手で、その甘さもしつこくなく。
どちらも非常に良いスパイスとなっていました。
お話も単純過ぎず、複雑でなくという、とにかく面白く・読み易い仕上がりでした。
特殊な描写とか、妙なブラック展開もないので、安心してオススメできるものです。
確かに初心者向きかもしれませんが、無論ベテランも問題なし。
高い完成度の1冊でした。
さらりと柔らかな濃い線での作画。
黒は強く、描き込みはシッカリ。
コマ割りは非常に細かく、小さいコマもよく見られました。
ただ、そちらを含めて実に丁寧に描かれており、バランス感覚も優れたもの。
枠間も確保されており、はっちゃけた漫画運びでないだけ安定していました。
リアルさある人物画。
特に男性はそうした系統なので、ちょっとした言動とのギャップが前述したコメディー感に繋がっております。
ヒロインらも”見た目からして漫画っぽい可愛いらしさでない”のが最大のポイント。
ちゃんと話が進むにつれて、可愛らしく映るようになるのは、お話・作画が優れている証拠でしょう。
多少癖は強い方ですが、非常にお上手なので。
ともかく、一度読んでみるのをオススメします。
あとがきに書かれていた掲載雑誌の関係もあってか、前巻より間口は広がっていると思います。
逆に、LOくくりで期待された方は違和感を持つかもしれません。
詳しくは↓下記の各話部分にて。
【 収録話 】 10話収録
003:「のどかなおつきあい」
独特なテンションでマイペースな「和(のどか)」ちゃん。
幼馴染み「司」くんとはごく親しく、
「私だけ取り残されてた!!」
と、いきなり切り出してきた彼女の相談を受け、その練習に付き合うこととなったのでした。
天然な「和ちゃん」が可愛い。
冒頭からの「司くん」とのやり取りは非常に良く、それぞれの個性と関係巧く描かれております。
ラブホに入った際の「さっきから単語叫んでるだけなんだけど」という突っ込みが好き。
まぁ、あんな感じの「和ちゃん」は彼に絶大な信頼を持っていて。
そんな彼女を許容できる「司くん」との相性はバッチリ。
ひとタイミング待ち、という感じだったのでしょう。
(※たぶん、周囲はじれったく見ていたと思う)
適度にむちっとした「和ちゃん」のスタイルがいい感じでした。
今回収録でのお気に入りです。
2人の続きが見たいですよ。
※左:和ちゃん、右:清水さん
029:「隣のさせ子さん」
”超”がつく美人で、なんでも器用にこなす才色兼備な「清水」さん。
あまり人付き合いは良くなく、果敢にアタックする男子を振りまくっているようでした。
そんな彼女と席が隣同士な主人公「奥山」くん。
高嶺の花だと見ていたところ…実は”させ子”であるという噂話を耳にしたのです。
簡単にはそんなオープニング。
「清水さん」は”超”がつく美人という設定がため。
収録ヒロインのうち、段違いな美形で大人っぽく描かれていました。
「和ちゃん」とのギャップが凄い(笑)
そんな彼女に真相を確かめるべく呼び出した彼の一言がため、えっちに発展するのでした。
まぁ、あんなしれっとした顔でああした言動されれば、誤解するのが普通。
階段下でのえっちが好き。
オチはたぶん想像通りだと思いますが、「清水さん」は雰囲気そのままただ者ではなく。
意外なところを見せてくれました。
055:「ここねごころ」
8ページと若干短めなお話。
(※単行本の空いた枠を埋める為、だそうです)
「村瀬心音」・「野宮」くんの同級生カップル。
将来の夢は特になく、口煩い親に疲れていた「心音ちゃん」
近所に住む優秀な「野宮くん」をからかうべく、童貞だろうと確認するのでした。
こういう娘いそうだなぁ。
ただ、それを受けた「野宮くん」は流石と言うべき返しをしていました。
実際に賢いんだねぇ。
そうした2人のえっち発展。
やや性急な展開から漫画要素みたいになってます。
こちらのオチが、個人的には物凄い納得感。
そんなもんだよ。
2人はこれからイイ感じになってくのでは。
065:「ふたりかけごはん」
複雑な家庭環境であった「瑠璃華」
”生活全てが面倒”という、怠惰な毎日を送っていたんですが。
そんな彼女に、同じマンションに住む男性「堤」はちらほら声を掛けてくるようになったのです。
第一印象は不審者であったものの、ちょっと天然入った真面目な彼を知るうち次第に打ち解け。
ついには2人でご飯を食べるようになっていたのでした。
だいたいそんなん。
今回収録でお気に入りの2つ目。
若干目つきが悪く、独特な顔立ちの「瑠璃華ちゃん」
漫画内では子猫に例えられていましたが、なるほどそんな感じ。
先の「のどかなおつきあい」はヒロインが特殊でしたが、こちらは男性「堤くん」の言動が可笑しく・楽しい。
意識するようになった「瑠璃華ちゃん」の申し出を即答で拒否したりしていましたけど…そんな彼だから好きになったんでしょうね。
頑張って食い下がった結果、巧い事いってました。
”独特な顔立ち”と書きましたが、進行と共に可愛さの増す「瑠璃華ちゃん」が見どころ。
非常に良い雰囲気だったので…変な話、この2人はえっちして正解だったのではないかなぁ。
現実の倫理的なものは置いといて。
作品解説によると、まだネタがあるとのことなのでぜひ続編を希望します。
2人あのまま巧く行けばいいですね。
093:「アリサびっちぷろじぇくと」
113:「アリサびっちぷろじぇくと2」
「コーイチ」が足繁く通う町の小さな書店。
そちらには、彼が”金髪碧眼の天使”と好意を寄せる「本条アリサ」がおりました。
たまに店の手伝いをしている彼女が店番をするのは土日の夕方1時間。
特に何か期待する訳でないものの、それを狙って店に訪れていたところ。
「アリサ」から、特別なクジを引くよう言われたのでした。
だいたいそんなん。
裏表紙を飾る、金髪碧眼な「アリサちゃん」
ツインテールな髪型で、幼い雰囲気ありつつも…成長期という感じ。
もう少しすれば美人になりそうね。
そんな彼女から、予想外な特別サービスをされるという流れ。
背景は書店のようでしたが、店内でヤってたんかな。
大胆ねぇ。
さすがに直接行為は部屋まで招かれておりました。
ネタバレするのはオチにて。
若干の不安(笑)を残した感じであったので、続く2話目はそんなエピソード。
なかなかエロい「アリサちゃん」が素敵。
あのくらいの年齢ならば、行きたい所とか色々ありそうなんだけど…。
ちょっと将来が心配。
ただ、オチではそんなん帳消しにできそうな(たぷん)、可愛らしい面を見せています。
123:「どきどき★溺愛レッスン」
今回収録では、唯一のWヒロインもの。
近所に住んでるちょい老け顔のお兄さん「みっきー」こと「幹俊彦」
プールへ行くため、「柚子」と「すみれ」は彼に車で連れてってもらうよう頼んだのでした。
しかし、実は泳げなかった「俊彦くん」
水が苦手だと告白した彼に、2人は泳ぎのレッスンをすることとしたのです。
年相応という感じの「柚子ちゃん」に対し、「すみれちゃん」はマセた娘さんで。
彼の水嫌いをあっさり克服しておりました。
バストも大きかったですね。
実にいい娘だ(笑)
それに対し、同じ事をやっているのにコメディーになってしまう「柚子ちゃん」
本編でも描かれてましたが、コレはこれで可愛いわね。
そんな訳で、レッスンしつつのえっち展開。
積極的で知識もしっかりあるらしい「すみれちゃん」がエロい。
ちゃっかり自分も参加しつつ、「柚子ちゃん」のサポートをしてくれました。
147:「はぐはぐっ」
寝付きが悪く仕事にも影響が出ていた吉村一」
どうにかしようと色々模索した結果、妹「初美」が抱き枕として最適であったことを発見したのでした。
そんな感じの兄妹近親モノ。
おデコの広い「初美ちゃん」
収録ではダントツなロリ少女でした。
えっちは流れでしちゃうタイプで、
「初美は最高の抱き枕だな!!」
なんて言われてます。
バカ兄とかなんとか言いつつも、好意はもっており。
後々まで気にしているところが可愛い。
事に至るまでの言動がまたキュートでしたよ。
どーでもいいですが…「初美ちゃん」寝相悪いね。
159:「きみの住む街」
見知らぬ土地での新生活に馴染めず、ややホームシックになっていた「飯塚ひろし」
公園でぼーっとしていた彼に、三ヶ月前に引っ越してきたばかりという「夢野友恵」が声を掛けてきたのでした。
「友恵ちゃん」は年齢の割に大人っぽい娘ですね。
彼女からの申し出で友達となった2人は、ちょくちょく会っては街のあちこちを散策するようになったのです。
部屋に招いた際の友恵ちゃん」に注目。
入った1コマ目から、明らかな戦闘態勢になっていました。
あの絵はいいなぁ。
ショートパンツがお好きなようで、えっち時もいい感じになってましたよ。
個人的にはどんな下着なのか、じっくり見たかったですが。
お話は温かさのあるイイものでした。
※夢野友恵
185:「DOUBLE PEACE MAKER」
荒野の広がるウエストタウンでは、”女性の全身に体液が付着する”という事件が頻発しておりました。
その犯人”早撃ちジャック”こと「ジャック」に挑んだ流れ者「マイク」はあっさり倒され。
ついに保安官の娘「マリア」が立ち向かうこととなったのでした。
大雑把にはそんな感じ。
今回収録でひときわ異彩を放つ、西部劇漫画。
えー、早撃ちと言っても拳銃のソレでなく、体液の方です。
1ページ目のダブルピースからコメディーっぷり全開。
また、それも他エピソードとは違い、はっちゃけ感満載で。
ジャンルという意味での”くだらない漫画”な仕上がりです。
かなり人を選びそう。
「マリアちゃん」が可愛くて良いんですけどねー。
女の子の早撃ちはどうするんだろう、って思いましたが…ああして、自らスカートを捲り上げて準備する様が実に可愛い。
(※しかも、結構なロングスカートでした)
個人的には思わず覗きこむ大人らのコマが好き。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「大塚麗夏」センセでした。
単行本は「どろりっチュ」に続く2冊目。
そちらと比べて、ロリ色は薄まってしまいましたが。
収録の「清水さん」とか、その枠にとどめておくのは勿体ないと感じました。
今回は冒頭「和ちゃん」の1ページ目から、強く漫画世界に引っ張り込まれましたよ。
ほとんどの話が続きを見たい印象。
どちらのエピソードも外れなく…あ。
「DOUBLE PEACE MAKER」くらいですかね。
あれは…世間の評価(アンケートもイマイチだったようです)そのまま、違うのではないかなぁ。
個人的には、シリアス展開で良かったように思います。
※↓表紙画像なかったので。
みだらぶ (TENMAコミックス LO) (2015/01/27) 大塚 麗夏 商品詳細を見る |
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