■楽園の果実 (山崎かずま)
★まんがデーター [14.5/20.0]
・絵柄 :●●●◎○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●○○
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] ラブコメ、ロリ、眼鏡
・構成 : カラー(4P)、短編×11話。
・おまけ: あとがき、描き下ろし「つぼみ~秘すれば華なり~」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「山崎かずま(やまざき・かずま)」センセの「楽園の果実」です。
![幼馴染み「ユキちゃん」](https://blog-imgs-69.fc2.com/h/i/d/hideruaobu2/201405241736537eb.jpg)
※幼馴染み「ユキちゃん」
【 構成・絵柄 】
収録は全て短編。
描き下ろしが冒頭に位置しており、発売される雑誌に掲載されるお話と連動しておりました。
詳しくは後述しますが、そちらと雰囲気の似たヒロインの話もあり、なんだか別シチュエーション見てる感覚あります。
ジャンルとしてはラブコメ。
ただし、そうコメディーは強くはありません。
ヒロインは基本的に年下か同級生。
ラブラブではあるんですけど、皆さん色々と考えもあり。
なんというか、ちゃんと血の通ったキャラになってます。
そのあたりが、お話をしっかりしたモノにしているのでしょう。
原稿時期は書かれていませんでしたが、開きがあるようで。
各話は差を感じました。
そう極端ではないんですけど、なんというか洗練具合とか、ちょっとしたコマがそんな印象です。
強めな線で濃淡は適度なくらい。
やや描き込みは軽め。
小さめなコマがナナメで重なったりするのが特徴ですね。
少しごっちゃりしてました。
丸めな輪郭のヒロインは目が横に大きく。
収録ジャンルもあってか、ロリ寄りの可愛らしいもの。
たまにバランス気になるところもありました。
また、個人的には…漫画の繋がり・流れの弱さを感じます。
判断には、紹介帯のカット絵がベストなんですが…ちょっとだけなんですよね。
【 収録話 】 11話収録
:「つぼみ~秘すれば華なり~」 描き下ろし・カラー原稿あり
成績優秀で大人の言うことをよく聞く”良い子”、「桜庭つぼみ」
しかし、義母の知らぬ裏では家庭教師と関係をしていたのでした。
だいたいそんな感じ。
こちらは5月末日頃に発売の「Juicy NO.6」に掲載される、「つぼみ~秘せずば華なるべからず~」と対になる作品とのこと。
宣伝兼ねた描き下ろし短編ですわね。
どうせなら…どっちも収録されてた方が読み手としてはありがたいんですが。
眼鏡でちょっとツリ目気味なところが可愛い「つぼみちゃん」
詳しく描写はされていませんでしたが、なんらか事情もあるらしく。
モノローグで書かれる彼女の心情は、なかなか複雑でした。
まぁ、最近の娘は皆さん早いと聞くので、それもいいんじゃない?
先生も若い身体を堪能しているというより背徳感が強いようで、緊張した雰囲気。
特にカラー原稿部分はそんなイメージでした。
カラーでの「つぼみちゃん」は夕陽がためか目が赤く塗られていて、妖しい色気がありましたよ。
![桜庭つぼみ、仲本つぼみ](https://blog-imgs-69.fc2.com/h/i/d/hideruaobu2/201405241736543c4.jpg)
※左:桜庭つぼみ、右:仲本つぼみ
:「Secret in closed world」
幼馴染み「ユキ」と「ヒロ」
昔はよく遊んでいたものの、成長するに従って距離ができていたのでした。
そんな2人の恋愛発展エピソード。
窓から部屋に行き来できる、ラブコメ距離でした。
「ヒロくん」の発言から、距離感あっても交流は続いていた様子。
そう考えると、お互い切っ掛け待ちだったのかな。
”秘密基地”をキーワードにしたえっち発展です。
なるほど。
「ユキちゃん」のとった行動は一歩踏み出すに正解。
センセの絵がロリ寄りであるためか、成長差がほしいコマにいまいち変化少ないのが残念でした。
まぁ、今も可愛らしいということで。
バストは実に良いふくらみ具合でしたが(笑)
:「恋愛方程式」
教師「雄一」と付き合う優等生「仲本つぼみ」さんのお話。
…あれ。
よくよく見たら、「つぼみ~秘すれば華なり~」の「桜庭つぼみちゃん」と同じ名前なんですね。
眼鏡の優等生で、ややこしさある口調もそのまんま。
相手の教師「雄一」もそんな印象。
もしかしたら、家庭教師ではないのかも。
元キャラか、はたまた同一人物か…まぁ、いいか。
ちなみに、先の「つぼみちゃん」はロングでしたが、こちらはショート。
片目隠れそうな髪型がキュートで、ひでるさんは断然コッチのが好き。
また、学校で黒タイツの制服パンチラと私服デートが描かれていて、そういう流れでも良い感じ。
次は制服~とか言ってましたが、ぜひお願いしたいですね。
:「ハングリースパイダー」
仕事帰りにゲームセンターへ立ち寄るのを日課としていた主人公。
ある日、1人の女の子に声を掛けられ、いつしか馴染みになっていったのでした。
男性憧れなシチュエーションですね。
実際にこんなんあったら…まずは周囲に恐いお兄さんらがいないか疑うところでしょうけど。
幸いなことに漫画なのでそうした裏もなく、ショートカットの可愛らしい娘さんと親しくなっております。
「じゃあ明日また待ってるから」
彼女からのそうした言葉で、冴えない容姿のおっちゃんとのえっち発展です。
そこに至るまでのやり取り2ページがドキドキします。
:「はれ、時々成長ちゅう」
近所に住む兄的存在「徹」と「咲」のお話。
この部屋に遊びに来てから3年。
春から中学生という「咲ちゃん」がシテしまうのは”ものの1年足らず”ということで。
ややお手付きが早いのでは、「徹くん」
見せに来てくれた制服姿でのえっち。
若いなりに色々考えていましたが、「つぼみちゃん」と違って年相応という感じでした。
ラストページがいいですね。
またこれから頑張れ。
:「Curiosity」
「ヒロ」・「トモ」という幼馴染みな2人。
「トモちゃん」は毎朝起こしに来てくれる、可愛らしい娘。
しかし、本日は振り替え休日であり、「ヒロくん」の生理現象もあって、見せるとかなんとかに流れるのでした。
まぁ、こうした展開ならばそっちも見せてというのはセオリー。
律儀に全裸になってくれていましたが…間近で制服脱ぐところはじっくり見たかった。
当然ながら、えっちに発展していきます。
ちなみに、もくじ部分は「Curiocity」で誤植でしたよー。
それもあって単語調べてきたので、↓下に残しておきます。
【 curiosity 】
1)好奇心。物好き。また、珍しいもの。「~ショップ」
2)(Curiosity)2011年に打ち上げられた米国の火星探査機マーズサイエンスラボラトリーの無人探査車(ローバー)。
※「goo辞書より」
:「いなたま!」
田舎に住む姪「たま」ちゃんとのお話。
仕事で帰省できなかった主人公の元に、「たま」は1人新幹線で上京したのでした。
ベタベタの方言な「たまちゃん」が可愛い。
リアクションもいいですね。
彼女と2人きりの一週間を”浮世の天国”と称した主人公。
お風呂から布団まで「たまちゃん」とエロエロ三昧だった結果が、オチにてひと波乱。
確かに前半で「大人の女」とか言ってましたが。
:「姫様の憂鬱」
姫「ロート」とそのお付き「グラウ」という、収録では異質なファンタジーちっくエピソード。
メイドのえっちを目撃した「ロート」は、試してみることとししたのでした。
平和な世界で、王宮は暇そうでのんきな風情。
…とはいえ、「グラウくん」はもっと抵抗するべきでは。
ちゃんと男の子でしたが、容姿的には姫様よりもイイ感じでして。
女の子だったらより良かったなぁ。
:「すきなんだけど」
眼鏡でショートカットの「千恵」ちゃんとのえっち短編。
主人公が寝ていた横でゲームをしている「千恵」
目覚めた彼は会話そこそこにえっち仕掛けるのでした。
ちなみに、ベトベトになったため、途中から眼鏡オフです。
なにゆえそうなったのかは伏せますが(笑)
やや「千恵ちゃん」に幼さも感じますが、お互い好き合っており。
特に問題ないと思われた2人の関係がオチにて。
![幼馴染み「トモちゃん」、千恵ちゃん](https://blog-imgs-69.fc2.com/h/i/d/hideruaobu2/201405241736531ae.jpg)
※左:幼馴染み「トモちゃん」、右:千恵ちゃん
:「千夜一夜」
帰省した「明彦」と妹「千夏」のお祭り近親話。
制服姿で迎え、お祭りには浴衣に着替えてる「千夏ちゃん」
こりゃー目に毒ですわねー。
当エピソードのポイントは、「明彦」の帰省が1年ぶりであること。
彼女との関係にも動きがあったようで、それを経ての今年なのでした。
神社でのえっち展開。
お祭りなので、野外えっちがセオリー。
オチでの「千夏ちゃん」の台詞が素敵でした。
ああした事言えるのは、大人になった証拠みたいなものですね。
:「水槽」
世界が水没してしまい、付近で生き残ったのは13歳の男女2人だけだったのでした。
先の「姫様の憂鬱」とはまた違う、独特なエピソード。
世界がこうなってしまう前からお互いは知り合いである様子でした。
場面は学校屋上。
そこにいたから助かったのかな。
水面はすぐ下まで達しており、周囲は海ばかりで何も見えず。
なかなか悲劇的な状況なんですが…2人ともまったく取り乱しておらず。
前向きにえっちに励むのです。
「精一杯足掻いてみたい」
とか言っていた女の子。
そうした2人のやり取りが良く、読んでいて非常に心地よい作品。
巻末に相応しいエピソードだと思いました。
【 その他 】
以上、本日は「山崎かずま」センセでした。
あとがきによると、これで4冊目。
ブログでは「プチチチズム」、「美少女謝肉祭」、「H.O.M.E」という3冊を紹介しています。
こちらは新レーベル”TENMA COMICS JC”の第1弾に選ばれたそうで、おめでとうございます。
日本青年会議所…じゃなくて女子中学をメインとしたシリーズになのかな。
いいんじゃないでしょうか。
(※雑誌JuicyはJC中心のラブラブ誌なようです)
今回はまた黄色な↓表紙が店頭で目立っていました。
新レーベルの立ち上げにもばっちり貢献できたのでは。
あれは「ユキちゃん」ですよね。
背景はタイトルの楽園からだと思いますが、コントローラー片手なのがなんだか楽しい。
現代の楽園ですか。
非常に雰囲気良いだけに、髪と背景が似た色あいで不確かだったのはちと残念。
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・絵柄 :●●●◎○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●○○
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] ラブコメ、ロリ、眼鏡
・構成 : カラー(4P)、短編×11話。
・おまけ: あとがき、描き下ろし「つぼみ~秘すれば華なり~」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「山崎かずま(やまざき・かずま)」センセの「楽園の果実」です。
![幼馴染み「ユキちゃん」](https://blog-imgs-69.fc2.com/h/i/d/hideruaobu2/201405241736537eb.jpg)
※幼馴染み「ユキちゃん」
【 構成・絵柄 】
収録は全て短編。
描き下ろしが冒頭に位置しており、発売される雑誌に掲載されるお話と連動しておりました。
詳しくは後述しますが、そちらと雰囲気の似たヒロインの話もあり、なんだか別シチュエーション見てる感覚あります。
ジャンルとしてはラブコメ。
ただし、そうコメディーは強くはありません。
ヒロインは基本的に年下か同級生。
ラブラブではあるんですけど、皆さん色々と考えもあり。
なんというか、ちゃんと血の通ったキャラになってます。
そのあたりが、お話をしっかりしたモノにしているのでしょう。
原稿時期は書かれていませんでしたが、開きがあるようで。
各話は差を感じました。
そう極端ではないんですけど、なんというか洗練具合とか、ちょっとしたコマがそんな印象です。
強めな線で濃淡は適度なくらい。
やや描き込みは軽め。
小さめなコマがナナメで重なったりするのが特徴ですね。
少しごっちゃりしてました。
丸めな輪郭のヒロインは目が横に大きく。
収録ジャンルもあってか、ロリ寄りの可愛らしいもの。
たまにバランス気になるところもありました。
また、個人的には…漫画の繋がり・流れの弱さを感じます。
判断には、紹介帯のカット絵がベストなんですが…ちょっとだけなんですよね。
【 収録話 】 11話収録
:「つぼみ~秘すれば華なり~」 描き下ろし・カラー原稿あり
成績優秀で大人の言うことをよく聞く”良い子”、「桜庭つぼみ」
しかし、義母の知らぬ裏では家庭教師と関係をしていたのでした。
だいたいそんな感じ。
こちらは5月末日頃に発売の「Juicy NO.6」に掲載される、「つぼみ~秘せずば華なるべからず~」と対になる作品とのこと。
宣伝兼ねた描き下ろし短編ですわね。
どうせなら…どっちも収録されてた方が読み手としてはありがたいんですが。
眼鏡でちょっとツリ目気味なところが可愛い「つぼみちゃん」
詳しく描写はされていませんでしたが、なんらか事情もあるらしく。
モノローグで書かれる彼女の心情は、なかなか複雑でした。
まぁ、最近の娘は皆さん早いと聞くので、それもいいんじゃない?
先生も若い身体を堪能しているというより背徳感が強いようで、緊張した雰囲気。
特にカラー原稿部分はそんなイメージでした。
カラーでの「つぼみちゃん」は夕陽がためか目が赤く塗られていて、妖しい色気がありましたよ。
![桜庭つぼみ、仲本つぼみ](https://blog-imgs-69.fc2.com/h/i/d/hideruaobu2/201405241736543c4.jpg)
※左:桜庭つぼみ、右:仲本つぼみ
:「Secret in closed world」
幼馴染み「ユキ」と「ヒロ」
昔はよく遊んでいたものの、成長するに従って距離ができていたのでした。
そんな2人の恋愛発展エピソード。
窓から部屋に行き来できる、ラブコメ距離でした。
「ヒロくん」の発言から、距離感あっても交流は続いていた様子。
そう考えると、お互い切っ掛け待ちだったのかな。
”秘密基地”をキーワードにしたえっち発展です。
なるほど。
「ユキちゃん」のとった行動は一歩踏み出すに正解。
センセの絵がロリ寄りであるためか、成長差がほしいコマにいまいち変化少ないのが残念でした。
まぁ、今も可愛らしいということで。
バストは実に良いふくらみ具合でしたが(笑)
:「恋愛方程式」
教師「雄一」と付き合う優等生「仲本つぼみ」さんのお話。
…あれ。
よくよく見たら、「つぼみ~秘すれば華なり~」の「桜庭つぼみちゃん」と同じ名前なんですね。
眼鏡の優等生で、ややこしさある口調もそのまんま。
相手の教師「雄一」もそんな印象。
もしかしたら、家庭教師ではないのかも。
元キャラか、はたまた同一人物か…まぁ、いいか。
ちなみに、先の「つぼみちゃん」はロングでしたが、こちらはショート。
片目隠れそうな髪型がキュートで、ひでるさんは断然コッチのが好き。
また、学校で黒タイツの制服パンチラと私服デートが描かれていて、そういう流れでも良い感じ。
次は制服~とか言ってましたが、ぜひお願いしたいですね。
:「ハングリースパイダー」
仕事帰りにゲームセンターへ立ち寄るのを日課としていた主人公。
ある日、1人の女の子に声を掛けられ、いつしか馴染みになっていったのでした。
男性憧れなシチュエーションですね。
実際にこんなんあったら…まずは周囲に恐いお兄さんらがいないか疑うところでしょうけど。
幸いなことに漫画なのでそうした裏もなく、ショートカットの可愛らしい娘さんと親しくなっております。
「じゃあ明日また待ってるから」
彼女からのそうした言葉で、冴えない容姿のおっちゃんとのえっち発展です。
そこに至るまでのやり取り2ページがドキドキします。
:「はれ、時々成長ちゅう」
近所に住む兄的存在「徹」と「咲」のお話。
この部屋に遊びに来てから3年。
春から中学生という「咲ちゃん」がシテしまうのは”ものの1年足らず”ということで。
ややお手付きが早いのでは、「徹くん」
見せに来てくれた制服姿でのえっち。
若いなりに色々考えていましたが、「つぼみちゃん」と違って年相応という感じでした。
ラストページがいいですね。
またこれから頑張れ。
:「Curiosity」
「ヒロ」・「トモ」という幼馴染みな2人。
「トモちゃん」は毎朝起こしに来てくれる、可愛らしい娘。
しかし、本日は振り替え休日であり、「ヒロくん」の生理現象もあって、見せるとかなんとかに流れるのでした。
まぁ、こうした展開ならばそっちも見せてというのはセオリー。
律儀に全裸になってくれていましたが…間近で制服脱ぐところはじっくり見たかった。
当然ながら、えっちに発展していきます。
ちなみに、もくじ部分は「Curiocity」で誤植でしたよー。
それもあって単語調べてきたので、↓下に残しておきます。
【 curiosity 】
1)好奇心。物好き。また、珍しいもの。「~ショップ」
2)(Curiosity)2011年に打ち上げられた米国の火星探査機マーズサイエンスラボラトリーの無人探査車(ローバー)。
※「goo辞書より」
:「いなたま!」
田舎に住む姪「たま」ちゃんとのお話。
仕事で帰省できなかった主人公の元に、「たま」は1人新幹線で上京したのでした。
ベタベタの方言な「たまちゃん」が可愛い。
リアクションもいいですね。
彼女と2人きりの一週間を”浮世の天国”と称した主人公。
お風呂から布団まで「たまちゃん」とエロエロ三昧だった結果が、オチにてひと波乱。
確かに前半で「大人の女」とか言ってましたが。
:「姫様の憂鬱」
姫「ロート」とそのお付き「グラウ」という、収録では異質なファンタジーちっくエピソード。
メイドのえっちを目撃した「ロート」は、試してみることとししたのでした。
平和な世界で、王宮は暇そうでのんきな風情。
…とはいえ、「グラウくん」はもっと抵抗するべきでは。
ちゃんと男の子でしたが、容姿的には姫様よりもイイ感じでして。
女の子だったらより良かったなぁ。
:「すきなんだけど」
眼鏡でショートカットの「千恵」ちゃんとのえっち短編。
主人公が寝ていた横でゲームをしている「千恵」
目覚めた彼は会話そこそこにえっち仕掛けるのでした。
ちなみに、ベトベトになったため、途中から眼鏡オフです。
なにゆえそうなったのかは伏せますが(笑)
やや「千恵ちゃん」に幼さも感じますが、お互い好き合っており。
特に問題ないと思われた2人の関係がオチにて。
![幼馴染み「トモちゃん」、千恵ちゃん](https://blog-imgs-69.fc2.com/h/i/d/hideruaobu2/201405241736531ae.jpg)
※左:幼馴染み「トモちゃん」、右:千恵ちゃん
:「千夜一夜」
帰省した「明彦」と妹「千夏」のお祭り近親話。
制服姿で迎え、お祭りには浴衣に着替えてる「千夏ちゃん」
こりゃー目に毒ですわねー。
当エピソードのポイントは、「明彦」の帰省が1年ぶりであること。
彼女との関係にも動きがあったようで、それを経ての今年なのでした。
神社でのえっち展開。
お祭りなので、野外えっちがセオリー。
オチでの「千夏ちゃん」の台詞が素敵でした。
ああした事言えるのは、大人になった証拠みたいなものですね。
:「水槽」
世界が水没してしまい、付近で生き残ったのは13歳の男女2人だけだったのでした。
先の「姫様の憂鬱」とはまた違う、独特なエピソード。
世界がこうなってしまう前からお互いは知り合いである様子でした。
場面は学校屋上。
そこにいたから助かったのかな。
水面はすぐ下まで達しており、周囲は海ばかりで何も見えず。
なかなか悲劇的な状況なんですが…2人ともまったく取り乱しておらず。
前向きにえっちに励むのです。
「精一杯足掻いてみたい」
とか言っていた女の子。
そうした2人のやり取りが良く、読んでいて非常に心地よい作品。
巻末に相応しいエピソードだと思いました。
【 その他 】
以上、本日は「山崎かずま」センセでした。
あとがきによると、これで4冊目。
ブログでは「プチチチズム」、「美少女謝肉祭」、「H.O.M.E」という3冊を紹介しています。
こちらは新レーベル”TENMA COMICS JC”の第1弾に選ばれたそうで、おめでとうございます。
日本青年会議所…じゃなくて女子中学をメインとしたシリーズになのかな。
いいんじゃないでしょうか。
(※雑誌JuicyはJC中心のラブラブ誌なようです)
今回はまた黄色な↓表紙が店頭で目立っていました。
新レーベルの立ち上げにもばっちり貢献できたのでは。
あれは「ユキちゃん」ですよね。
背景はタイトルの楽園からだと思いますが、コントローラー片手なのがなんだか楽しい。
現代の楽園ですか。
非常に雰囲気良いだけに、髪と背景が似た色あいで不確かだったのはちと残念。
![]() | 楽園の果実 (TENMAコミックス JC) (2014/05/23) 山崎 かずま 商品詳細を見る |
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